JPH0621942U - トラクタユニット - Google Patents
トラクタユニットInfo
- Publication number
- JPH0621942U JPH0621942U JP5887992U JP5887992U JPH0621942U JP H0621942 U JPH0621942 U JP H0621942U JP 5887992 U JP5887992 U JP 5887992U JP 5887992 U JP5887992 U JP 5887992U JP H0621942 U JPH0621942 U JP H0621942U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tractor
- printing paper
- belt
- paper
- tractor belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字用紙セット時の用紙のずれをなくし、以
て印字ずれや用紙ジャムの発生しない優れた装置を提供
する。 【構成】 トラクタベルト6のピン12の近傍に、左右
で対応する位置に同じ記号を付す。ピン12に印字用紙
14をセットする際は、各トラクタベルト6上で対応す
る同じ記号を目標としてセットする。
て印字ずれや用紙ジャムの発生しない優れた装置を提供
する。 【構成】 トラクタベルト6のピン12の近傍に、左右
で対応する位置に同じ記号を付す。ピン12に印字用紙
14をセットする際は、各トラクタベルト6上で対応す
る同じ記号を目標としてセットする。
Description
【0001】
本考案は、プリンタに取付けられ印字用紙をセットして給送するトラクタユニ ットに関する。
【0002】
従来より、プリンタにおいて、印字用紙の走行路にトラクタユニットを取付け 、このトラクタユニットに印字用紙をセットして給送することは広く行われてお り、こうしたトラクタユニットを開示するものとしてたとえば実開昭63−25 553号公報、実開昭63−41056号公報等があげられる。こうしたトラク タユニットは、外周面上に複数のピンを等間隔に形成したトラクタベルトを備え ており、印字用紙の両側に並設される。そして印字用紙の両側に形成したスプロ ケット孔とトラクタベルト上のピンとを係合することにより印字用紙がセットさ れ、トラクタベルトを回転駆動することにより印字用紙が給送される。
【0003】
しかしながら従来のトラクタユニットにおいては、印字用紙をトラクタユニッ トにセットする際、トラクタベルトのピンと印字用紙のスプロケット孔との係合 は目視により行われている。とくに印字用紙の幅が広い場合、印字用紙の両側に おいて対応した位置に正しくセットされたかどうか確認しずらく、図4にBで示 すように印字用紙を傾いた状態でセットしてしまうおそれがあるという問題があ った。図4は従来のピントラクタを示す正面図である。
【0004】 同図において、実線で示す用紙Aはトラクタベルト1a,1bのピン2a,2 bに正しくセットされているが、二点鎖線で示す用紙Bは左右のピン2a,2b において用紙の給送方向にずれている。なお、トラクタベルト1a,1bはトラ クタユニット3に設けられている。 印字用紙の両側においてセットずれが発生すると印字用紙がまっすぐに給送さ れず、印字ずれが発生したりジャムが発生したりするおそれがあった。
【0005】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、トラクタベルト外 周面上でかつそれぞれ対応する位置に用紙セット位置を示す記号を設けることに よりセット時の印字用紙のずれをなくし、以て印字ずれや用紙ジャムの発生しな い優れた装置を提供することである。
【0006】
上記課題を解決するために本考案は、ピンを有するトラクタベルトを回転する ことにより印字用紙を給送するトラクタユニットにおいて、各トラクタベルト外 周面上でかつそれぞれ対応する位置に同じ記号を付したものである。
【0007】
次に上記構成に基く本考案の作用を説明する。 印字用紙をセットする際、印字用紙に形成してあるスプロケット孔にトラクタ ベルト上のピンを嵌入させるのであるが、各トラクタベルトにおいて対応するピ ンは同じ記号が付されているので、印字用紙の両側において明確に目標とするピ ンが定められる。それ故、スプロケット孔に容易にかつ正確に目標のピンを嵌入 することができる。したがって印字用紙の両側において位置ずれが発生すること はない。
【0008】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各 図面において同一の構成要素については同一の符号を付すものとする。 図1は本考案に係る一実施例のトラクタユニットを示す正面図、図2は一実施 例のトラクタユニットを示す斜視図である。 図1,図2において、本実施例に係るトラクタユニット3は、主に第1トラク タフレーム4、第2トラクタフレーム5およびトラクタベルト6から構成される 。第1トラクタフレーム4にはトラクタカバー7が回動自在に取付けられ、トラ クタカバー7には開口部8が形成されている。また、第1フレーム4には、丸シ ャフト9の貫通孔を形成したガイド部10が一体に形成されており、ガイド部1 0には丸シャフト9が貫通している。また第1トラクタフレーム4には角シャフ ト11が遊嵌するようになっている。
【0009】 トラクタベルト6は無端状に形成され、外周面上に複数のピン12が等間隔に 形成されており、図1に示すように、左右のトラクタベルト6において、ピン1 2の近傍にはそれぞれ対応する位置に同じ数字が付されている。また、図2に示 すようにトラクタベルト6の内周面は歯状に形成されており、角シャフト11に 嵌合した歯付ホイール13がトラクタベルト6の内側に嵌入することにより、歯 付ホイール13とトラクタベルト6の内側が噛合し、これによりトラクタベルト 6の回転駆動が可能になる。
【0010】 次に、上記構成による印字用紙をピントラクタにセットする場合の動作を説明 する。 図1において、丸シャフト9および角シャフト11には一対のトラクタユニッ ト3がトラクタカバー7を開けた状態で取付けられている。両トラクタユニット 3の間隔は印字用紙14の幅に合わせてあり、印字用紙14の両側にはトラクタ ベルト6のピン12間と同じピッチのスプロケット孔15が形成されている。
【0011】 各トラクタベルト6の外周面上には、それぞれ対応する位置に同じ数字が付さ れているので、印字用紙14をセットする際には先頭のスプロケット孔15aを この例ではトラクタベルト6に「3」の数字が付してあるピン12aと係合させ る。このように先頭のスプロケット孔15aと係合させるピンが印字用紙14の 両側において容易に見定められるので、印字用紙14はずれることなく正確にセ ットされる。用紙セットが終わるとトラクタカバー7を閉じ用紙給送準備は完了 する。
【0012】 図3は他の実施例のトラクタベルトを示す斜視図であり、同図に示すように、 数字の代わりにアルファベットをトラクタベルト外周面上に付してもよい。
【0013】
以上詳細に説明したように、本考案は、各トラクタベルト外周面上でかつそれ ぞれ対応する位置に同じ記号を付したので、ピンに印字用紙をセットする時、各 トラクタベルト上で対応する同じ記号を目標としてセットすれば、用紙セットが 容易かつ正確に行われるようになる。したがって印字用紙がずれてセットするこ とがなくなり、印字ずれおよび用紙ジャムが起こらなくなる。
【図1】本考案に係る一実施例のトラクタユニットを示
す正面図である。
す正面図である。
【図2】一実施例のトラクタユニットを示す斜視図であ
る。
る。
【図3】他の実施例のトラクタベルトを示す斜視図であ
る。
る。
【図4】従来のピントラクタを示す正面図である。
3 トラクタユニット 6 トラクタベルト 12 ピン 14 印字用紙 15 スプロケット孔
フロントページの続き (72)考案者 板谷 隆 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 印字用紙の走行路に複数並設され、それ
ぞれ外周面上に複数のピンを等間隔に形成した無端状の
トラクタベルトを有し、印字用紙のスプロケット孔にピ
ンを嵌入しトラクタベルトを回転することにより印字用
紙を給送するトラクタユニットにおいて、 各トラクタベルト外周面上でかつそれぞれ対応する位置
に同じ記号を付したことを特徴とするトラクタユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5887992U JPH0621942U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | トラクタユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5887992U JPH0621942U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | トラクタユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621942U true JPH0621942U (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=13097050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5887992U Pending JPH0621942U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | トラクタユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621942U (ja) |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP5887992U patent/JPH0621942U/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0073578B1 (en) | Paper feeding device for use with a printer | |
JPS6128531U (ja) | プリンタの用紙送り機構 | |
JPS5818282A (ja) | 送りカタピラで移動される記録担体の引張り装置 | |
JPH0621942U (ja) | トラクタユニット | |
EP0197340A2 (en) | Paper feed for a printer | |
DE2113171B2 (de) | Typenträger für eine Bandschreibmaschine | |
GB2113150A (en) | Document feed mechanism | |
DE3334981C2 (ja) | ||
US4836431A (en) | Semi-automatic loading paper feed tractor | |
JPH065896Y2 (ja) | 媒体搬送装置 | |
JP2520535Y2 (ja) | ピンベルトトラクタ | |
US4964556A (en) | Forms feed tractor with lid which facilitates forms alignment | |
JP2769016B2 (ja) | プリンタの用紙送り量補正方法 | |
JPH028779Y2 (ja) | ||
JPS6222374Y2 (ja) | ||
US5181641A (en) | Tractor feed for perforated webs | |
JPH0335562Y2 (ja) | ||
JPS6021273A (ja) | 印字装置 | |
JP2575812Y2 (ja) | 印字ヘッドのリボンマスク | |
EP0475613A1 (en) | Drive tractor mechanism | |
JPH07178980A (ja) | 印字用紙セット機構 | |
JPS627577A (ja) | 印字装置の紙送り機構 | |
JPS6027004Y2 (ja) | 印字装置 | |
JPH0730376Y2 (ja) | プリンタのインクリボンガイド | |
JPS6211663A (ja) | プリンタの用紙セツト機構 |