JPH0621938U - インク吸引機構 - Google Patents

インク吸引機構

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JPH0621938U
JPH0621938U JP5855992U JP5855992U JPH0621938U JP H0621938 U JPH0621938 U JP H0621938U JP 5855992 U JP5855992 U JP 5855992U JP 5855992 U JP5855992 U JP 5855992U JP H0621938 U JPH0621938 U JP H0621938U
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JP
Japan
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ink
valve
head
print head
backflow prevention
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Pending
Application number
JP5855992U
Other languages
English (en)
Inventor
輝男 難波
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイコー電子工業株式会社 filed Critical セイコー電子工業株式会社
Priority to JP5855992U priority Critical patent/JPH0621938U/ja
Publication of JPH0621938U publication Critical patent/JPH0621938U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラーインクジェット印刷装置のインク吸引
機構において、バルブヘッドの個々の入力ポートと印字
ヘッドに対応する個々のキャップとを結ぶインク回収経
路に逆流防止機構を設け、印字ヘッドへのインクの逆流
を防止する。 【構成】 印字ヘッド1に対応するキャップ21とバル
ブヘッド10の入力ポート4を連通するインク排出経路
5aの間にインクの逆流防止機構3を設け、バルブヘッ
ド10内の中継ポート6、バルブラバー9及びソレノイ
ド8からなるバルブが閉じた時、排出インクの逆流を逆
流防止機構3で防止し、印字ヘッド1のインク吐出部2
が排出インクで汚れたり、目詰まりするのを防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカラーインクジェット記録装置に装着されるインク吸引機構に関する 。
【0002】
【従来の技術】
以下に本考案の従来例を図面に基いて説明する。図5は従来のインク回収系の 経路を示している。図2は従来のバルブ上断面図でありバルブはバルブヘッド1 0の内部にソレノイド8a、8b、8c、8d、中継ポート6a、6b、6c、 6dおよびバルブラバー9a、9b、9c、9dから成り、前記バルブヘッド1 0は前記バルブを構成する部品を保持している。また、前記バルブヘッド10に は使用する色の数に合わせて入力ポート4a、4b、4c及び4dがあり、図5 の印字ヘッド1のインク吐出部2a、2b、2c及び2dから各キャップ21a 、21b、21c及び21dと経路5aを介してインクを前記バルブ内に流し込 める構造になっている。
【0003】 図2中の前記入力ポート4a、4b、4c及び4dは前記バルブヘッド10内 で中継ポート6a、6b、6c及び6dと各々絡がりインクを前記中継ポート6 a、6b、6c及び6dに流せるようになっている。また前記中継ポート6a、 6b、6c及び6dは、前記バルブヘッド10の前記入力ポート4a、4b、4 c及び4dと前記中継ポート6a、6b、6c及び6dを結ぶ経路と交差しない 位置において合流する経路が構成され出力ポート5に絡がっている。前記出力ポ ート5は図5中の経路5bを介してインク吸引ポンプ7と絡がって、前記バルブ 内にあるインクを前記インク吸引ポンプ7を介してインク回収箱25に流し出せ るようになっている。
【0004】 また図2に示す通り、前記中継ポート6a、6b、6c及び6dは、外気と遮 断するためのシール効果を持ち伸縮可能なベローズ状にできている前記バルブラ バー9a、9b、9c、及び9dで覆われており、前記入力ポート4a、4b、 4c、4dから中継ポート6a、6b、6c、6dに至る経路または中継ポート から前記出力ポート5に至る経路の中継ポート6a、6b、6c、6d側の端点 が凸状になり、前記各バルブラバー9a、9b、9c、9dの端面と接合したと きには前記入力ポートから前記出力ポートに至る経路を遮断できるようになって いる。
【0005】 前記バルブラバー9a、9b、9c及び9dは、ソレノイド8a、8b、8c 及び8dの磁気効果により可動するプランジャー12と接着またはインサート成 形により接合していて、図6、図7の従来例の非通電時及び通電時のプランジャ ー部の部分断面図に示すように前記ソレノイド8を通電し図7の如く前記プラン ジャー12が引かれたときには中継ポート6とバルブラバー9の端面が離れ、前 記入力ポート4から前記図示しない出力ポート5に至る経路を導通させ、通電を 断ち切ったときには図6の如く前記プランジャー12を押し戻す方向に装着され たばね11により中継ポート6の端点の凸部とバルブラバー9の端面が接合し前 記入力ポート4から前記出力ポート5に至る経路を遮断するのである。
【0006】 図8は従来例の駆動回路ブロック図で、図示しない装置内に装着され、各ソレ ノイド8a、8b、8c、8dは各々独立の駆動回路22a、22b、22c、 22dを介して制御回路23に絡がっていて、信号系回路24の情報を基にして 制御回路23は導通すべきソレノイドを選択してそれぞれの駆動回路22a、2 2b、22c、22dに働き掛け独立駆動を実現している。
【0007】 印字ヘッド1の初期化及びメンテナンス時には、必要量のインクをインク吐出 部2a、2b、2c及び2dに対応するキャップ部21が吸引するわけだが、特 定のインクがインク切れを起こしたときあるいは特定の色が印字不良を起こした 場合にはその色のインクを吐出するインク吐出部2と連通するソレノイド8のみ を通電し中継ポート6を開放しインク吸引ポンプ7を駆動させれば必要なインク 吐出部2のみを初期化あるいはメンテナンスすることができる。
【0008】
【本考案が解決しようとする課題】
従来のインク吸引機構においては吸引するインクの切り替え時、又は吸引終了 時に今まで吸引していた色に対応するバルブラバー9が閉じる時に、バルブラバ ー9の体積変化が起こり中継ポート6a、6b、6c、6dから対応する入力ポ ート4の方向に圧力がかかる。このためにインク吐出部2にインクが逆流し紙粉 などのゴミが入って目詰まりしたり、圧力によるメニスカス破壊現象が起こり印 字ヘッド1の故障や画質の劣化などがあった。従って本考案は上記の問題を解決 するためキャップ21と入力ポート4の連結する経路に逆流防止機構3を設けた インク吸引機構を提供する事を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、印字ヘッド1のインク吐出部2a、2b、2c 、2dに対応する名色のキャツプ21a〜21dとバルブヘッド10の入力ポー ト4a、4b、4c、4dの間に、名色単独にインクの逆流を防止する逆流防止 機構3を設け、非導通時にインクの逆流を防止できるようにした。
【0010】
【作用】
上記のように構成されたインク吸引機構においては、非通電時のインクの逆流 を逆流防止機構の逆止弁の作用により防止する事ができる。
【0011】
【実施例】
以下に本考案の実施を図面に基づいて説明する。図1は本考案によるインク流 通経路を示している。印字ヘッド1のインク吐出部2a、2b、2c、2dに対 応するキャツプ21a、21b、21c、21dとバルブヘッド10のインク入 力ポート4a、4b、4c、4dの中間にはインク逆流防止機構3a、3b、3 c、3dがある。
【0012】 本考案のインク吸引機構は印字ヘッド1とバルブヘッド10を結ぶ経路5aの 途中に逆流防止機構3を設けた以外は従来例と同じであり、バルブも中継ポート 6、バルブラバー9及びプランジャー8で構成され、従来例の説明と図面で詳述 されたとおりである。導通時に印字ヘッド1のインク吐出部2a、2b、2c、 2dからキャップ21a、21b、21c、21dに流入したインクは経路5a を通ってインク逆流防止機構3を通過してバルブヘッド10の入力ポート4に入 りバルブヘッド10内の中継ポート6とバルブラバー9が開になっている時は、 出力ポート5を通って経路5bから吸引ポンプ7により吸引され、インク回収箱 25に流入する。吸引するインクの切り替えや吸引終了時には中継ポート6とバ ルブラバー9が閉ざされてインクがインク吐出部2の方向に押し戻されるが、中 間に逆流防止機構3を設けたのでインクはそこで遮断する事ができる。
【0013】 図3は本考案のインクの逆流防止機構3の実施例の断面図である、17はキャ ツプ21より通づるインク流入口であり、13はインクの逆流を防止する逆止弁 である。逆止弁13は弾性体であるゴム材でできていて、バルブヘッド10の入 力ポート4からインクが経路5aを逆流してインク流出口18に充満すると、図 3の矢印の方向に対してはインクの圧力により、先端のインク吐き出し口14の 部分が図3の矢印方向に押しつぶされ収縮する構造になっているので、インクが 18のインク流出口からインク流入口17に逆流しようとするとインクが流れな いようにできる。
【0014】 図4は逆流防止機構3の逆止弁13のインク吐き出し口14の下部からの見取 図でインク吐き出し口14の形状は横長になっていて、インクの圧力により弁1 9が圧縮される方向に押された場合ゴム体同士が縮み易く、インクが流れないよ うにインク吐き出し口14が閉じて隙間ができない構造になっている。また逆流 防止機構3はジョイント部15と一体になっていて図示しないが、前記入力ポー ト4a〜4dをシールするように覆い、他端はキャツプ21と絡がるチューブ2 0にシールするように絡がっており外気と遮断されている。インク吐出部2a、 2b、2c、2dにはそれぞれのインクが充填され、名色単独に取り付けられた バルブヘッド10の入力ポート4a、4b、4c、4dによりインクが吸引され るようになっているが、インク逆流防止機構3も名色に設けられているのでバル ブ動作に連動して名色のインクの逆流を防止できる。
【0015】
【考案の効果】
以上のようなインク吸引機構を設ければ、インク吐出部より流出されたインク が非導通時の逆流によって発生する紙粉や、ゴミ、空気混入などが印字ヘッドの インク吐出部から入ることを防ぐ事ができるうえ、管路の目詰まりやメニスカス の破壊もなくなるので、印字ヘッドの寿命を向上させ高い印字品質を維持させる 事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例とインク流通経路である。
【図2】従来例のバルブ上断面図である。
【図3】本考案実施例の横方向断面図である。
【図4】本考案実施例のインク流入口の下部見取図であ
る。
【図5】従来例のインク回収経路である。
【図6】従来例の非通電時のプランジャー部の部分断面
図である。
【図7】従来例の通電時のプランジャー部の部分断面図
である。
【図8】従来例による駆動回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2a〜2d インク吐出部 3a〜3d 逆流防止機構 4a〜4d 入力ポート 5 出力ポート 5a 経路 5b 経路 6a〜6d 中継ポート 7 吸引ポンプ 8a〜8d ソレノイド 9a〜9d バルブラバー 10 バルブヘッド 11 ばね 12 プランジャー 13 逆止弁 14 インク吐き出し口 15 ジョイント部 16 ノズル 17 インク流入口 18 インク流出口 19 弁 20 チューブ 21a〜21d キャツプ 22a〜22d 駆動回路 23 制御回路 24 信号系回路 25 インク回収箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16K 31/06 385 Z 7214−3H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドの各インク吐出部どバルブヘ
    ッドの入力ポートを連通し、前記バルブヘッド内に中継
    ポート、バルブラバー及びソレノイドからなるバルブを
    有し、 前記バルブを制御する回路で開閉し、前記印字ヘッドの
    各インク吐出部からのインクの吸引と停止を選択的にカ
    ラーインクジェット印刷装置のインク吸引機構におい
    て、前記印字ヘッドの各インク吐出部と対応するキャッ
    プとバルブヘッドの入力ポートを連通するインク排出経
    路の途中に逆止弁を有する逆流防止機構を設けたことを
    特徴とするインク吸引機構。
JP5855992U 1992-08-20 1992-08-20 インク吸引機構 Pending JPH0621938U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5855992U JPH0621938U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 インク吸引機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP5855992U JPH0621938U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 インク吸引機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0621938U true JPH0621938U (ja) 1994-03-22

Family

ID=13087818

Family Applications (1)

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JP5855992U Pending JPH0621938U (ja) 1992-08-20 1992-08-20 インク吸引機構

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JP (1) JPH0621938U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0952375A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Mita Ind Co Ltd 印字ヘッドへのインク充填方法及びその装置
WO2017101753A1 (zh) * 2015-12-15 2017-06-22 李星 喷头清洗保湿装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0952375A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Mita Ind Co Ltd 印字ヘッドへのインク充填方法及びその装置
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