JPH06217887A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH06217887A
JPH06217887A JP1161293A JP1161293A JPH06217887A JP H06217887 A JPH06217887 A JP H06217887A JP 1161293 A JP1161293 A JP 1161293A JP 1161293 A JP1161293 A JP 1161293A JP H06217887 A JPH06217887 A JP H06217887A
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JP
Japan
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cooking
spatula
holding
guard
plate
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Application number
JP1161293A
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English (en)
Inventor
Toshio Ogasawara
敏雄 小笠原
Naoyuki Suwa
尚之 諏訪
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理時に使用するヘラ等を保持することので
きる保持部を備えた加熱調理器を提供する。 【構成】 調理器本体1の外郭を形成するガード6と、
調理器本体1に着脱可能に収容される調理プレート2
と、調理プレート2を加熱する加熱手段3と、加熱手段
3の熱を反射してガード6を断熱する反射板4とを備え
てなり、ガード6に調理用のヘラ等を保持する凹部9を
設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加熱調理器に係り、
さらに詳しくは、ヘラ等を用いて調理物の調理を行う場
合に特に有効な加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図21は従来の加熱調理器を分解して示
した斜視図である。図において、1は本体、2は例えば
アルミニウムなどの熱伝導のよい材料で構成された調理
プレート、3は本体1内に配設された調理プレート2を
加熱するヒータ、4はヒータ3の熱を反射する反射板
で、この反射板4にはヒータ3を固定する複数の固定具
5が取り付けられている。6は本体1の外郭を形成する
ガード、7は調理プレート2の加熱温度や調理メニュー
等を設定する操作部で、この操作部7の操作に基づいて
ヒータ3の通電等が制御されている。8は調理時に使用
されるヘラで、細長い板状の把持部8aと、例えば調理
材料を返したり、混ぜたりする場合に使用する長方形の
扁平部8bと、把持部8aと扁平部8bを接続するほぼ
台形状の頸部8cとから構成されており、加熱調理器を
購入した際に付属品として付いてくるもの、あるいは、
市販のものが使用される。
【0003】このように構成した従来の加熱調理器は、
調理プレート2をヒータ3の上に載せてヒータ3に通電
する。これにより、ヒータ3が発熱し、その熱伝導およ
び輻射熱によって調理プレート2を底部から加熱し、調
理プレート2内の調理材料を加熱調理する。調理中、調
理プレート2内の調理材料を混ぜたり、返したりする場
合は、ヘラ8の把持部8aを手で持ち、ヘラ8の扁平部
8bを使って行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の加
熱調理器は、調理中に使用したヘラ8を調理プレート2
上に置いたままにしておくと例えば金属材料で構成され
たヘラ8が熱くなって次に使用するときに火傷をする恐
れがあるので、本体1のガード6に立て掛けたり、ある
いは、皿やテーブルの上に置いたりしていた。しかしな
がら、ヘラ8をガード6に立て掛けていると、本体1を
動かした拍子にヘラ8がテーブルや床に落下し、扁平部
8bに付着している油や調理物等がテーブル等に触れて
テーブル等を汚したり、扁平部8bにゴミや埃等が付着
して不衛生になるなど、使い勝手が悪く不便であった。
また、ヘラ8を加熱調理器の近くの別の場所に載置する
と使用する時にヘラ8が何処にあるのかがわかりにくく
なり、例えば皿等に置くとヘラ8用の皿が別に必要にな
ってしまうなどの問題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、調理時に使用するヘラ等を保持
することのできる保持部を備えた加熱調理器を提供する
ことを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加熱調理
器は、調理器本体の外郭を形成するガードと、調理器本
体に着脱可能に収容される調理プレートと、調理プレー
トを加熱する加熱手段と、加熱手段の熱を反射してガー
ドを断熱する反射板とを備えてなり、ガードに調理用の
ヘラ等を保持する凹部または突起部からなる保持部を設
けたものである。
【0007】また、ガードに調理器本体を移動する取手
を兼ねた調理用のヘラ等を保持する保持部を設けたもの
である。
【0008】さらに、調理器本体の外郭を形成するガー
ドと、調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
と、調理プレートを加熱する加熱手段と、加熱手段の熱
を反射してガードを断熱する反射板と、調理時に使用す
るヘラなどの付属品とを備えてなり、ガードにL字状の
保持部を突設するとともに、付属品に保持部に嵌合する
スリットを設けたものである。
【0009】また、付属品の把持部の端部に断面ほぼ凸
字状に形成しその段部が先端に向って漸縮状に傾斜した
嵌合部を設けるとともに、ガードに付属品の嵌合部が嵌
合する嵌合片を設けたものである。
【0010】さらに、ガードに開口部を設けるととも
に、開口部を開閉する保持板を設け、保持板を開放した
時にこの保持板に調理用のヘラ等を載置するようにした
ものである。
【0011】また、ガードの底部に引出しおよび押込み
可能かつ着脱可能な保持部を設け、保持部を引き出した
時にこの保持部に調理用のヘラ等を載置するようにした
ものである。
【0012】
【作用】調理器本体内に調理プレートを収容して加熱手
段への通電を開始する。この時、調理用のヘラ等は調理
中直ぐに使用できるように凹部または突起部からなる保
持部に保持させておく。そして、加熱手段の熱伝導およ
ぶ輻射熱によって調理プレートを底部から加熱し、調理
プレートが適正温度になったら調理材料等を入れて、保
持部に保持された調理用のヘラ等を用いて調理材料を混
ぜ合わせる。ついで、調理用のヘラ等を一旦保持部に保
持させて調味料等を加え、再び凹部の調理用のヘラ等を
使って調理材料を混ぜ合わせ、調理を終了させる。そし
て、使った調理用のヘラ等は再度使いやすいように保持
部に保持させる。
【0013】また、ガードに調理器本体を移動する取手
を兼ねた調理用のヘラ等を保持する保持部を設けること
により、調理器本体の移動時に用いながら調理用のヘラ
等を衛生的に保持することができる。
【0014】さらに、調理器本体の外郭を形成するガー
ドと、調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
と、調理プレートを加熱する加熱手段と、加熱手段の熱
を反射してガードを断熱する反射板と、調理時に使用す
るヘラなどの付属品とを備えてなり、ガードにL字状の
保持部を突設するとともに、付属品に保持部に嵌合する
スリットを設けることにより、付属品を衛生的かつ確実
に保持することができる。
【0015】また、付属品の把持部の端部に断面ほぼ凸
字状に形成しその段部が先端に向って漸縮状に傾斜した
嵌合部を設けるとともに、ガードに付属品の嵌合部が嵌
合する嵌合片を設けることにより、付属品を簡単かつ確
実に保持することができる。
【0016】また、ガードに開口部を設けるとともに、
開口部を開閉する保持板を設け、保持板を開放した時に
この保持板に調理用のヘラ等を載置するようにすること
により、調理用のヘラ等を衛生的かつ確実に保持するこ
とができるとともに、保持板の不使用時および調理器の
収納時には保持板が邪魔にならず取り扱いが容易であ
る。
【0017】さらに、ガードの底部に引出しおよび押込
み可能かつ着脱可能な保持部を設け、保持部を引き出し
た時にこの保持部に調理用のヘラ等を載置するようにす
ることにより、調理用のヘラ等を衛生的かつ確実に保持
するとともに、保持部も衛生的に保つことができる。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の第1の実施例の斜視図、図
2はその要部の斜視図、図3は図2の縦断面図である。
なお、図21で説明した従来例と同一または相当部分に
は同じ符号を付し、説明を省略する。
【0019】図において、9はガード6の上部に設けら
れた凹部で、その凹部9にヘラ8の扁平部8bを上、ヘ
ラ8の把持部8aを下にして立て掛けることによりヘラ
8がその位置に保持される。また、凹部9の底面9aの
長手方向の幅はヘラ8の把持部8aの幅より若干広く形
成され、側面9bはヘラ8の横ぶれを防止するために底
面9aに直交して設けられており、ヘラ8を立て掛けた
時にテーブル面10に当接した把持部8aの先端部が図
3に示した矢印Xの方向に滑った場合は、ヘラ8の頸部
8cが凹部9の側面9bに当たって止まり、凹部9から
ヘラ8が落下しないように構成されている。さらに、本
体1にぶつかって本体1を動かした場合も同様に、凹部
9によってヘラ8の動きが規制される。なお、1aは本
体1を支持する脚部である。
【0020】次に、この実施例の作用を説明する。調理
プレート2をヒータ3の上に載せてヒータ3に通電す
る。この時、ヘラ8は調理中直ぐに使用できるように凹
部9に立て掛けておく。そして、ヒータ3の熱伝導およ
び輻射熱によって調理プレート2を底部から加熱し、調
理プレート2が適正温度になったら調理材料等を入れ、
凹部9のヘラ8で調理材料を混ぜながら例えば炒め調理
を開始する。ついで、ヘラ8を一旦凹部9に立て掛けて
他の調理材料や調味料等を加え、再び凹部9のヘラ8を
使って調理材料を混ぜ合わせ、調理材料を炒め上げる。
調理が終了すると、ヘラ8や箸(図示せず)などを用い
て調理物を皿に盛り、使ったヘラ8は再度使いやすいよ
うに凹部9へ立て掛ける。
【0021】立て掛け中、本体1が左右、前後あるいは
上下に動いた場合は、ヘラ8は凹部9によってその位置
に保持されるので、ヘラ8はテーブル面10に落下する
ようなことがなく、衛生的にヘラ8を使用することがで
きる。
【0022】実施例2.図4はこの発明の第2の実施例
の要部の斜視図、図5はその縦断面図である。図におい
て、11はガード6の上部に設けられた複数個の突起1
1aからなる保持部で、この保持部11の突起11a間
の溝11bにヘラ8を立て掛けることによりヘラ8の動
きを規制しながら保持する構成となっている。なお、溝
11bの幅はヘラ8の把持部8aの幅より広く形成され
ている。
【0023】上記のように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に調理に使用するヘ
ラ8を保持部11に立て掛けて調理を開始する。そし
て、調理プレート2内の調理材料を混ぜる場合は保持部
11に保持されたヘラ8を使い、不要になった時は保持
部11に戻して次に使いやすい状態にする。また、ヘラ
8を保持部11に立て掛けている時に本体1が動いた場
合も、ヘラ8は保持部11によってその位置に保持され
る。
【0024】なお、上述の実施例1および実施例2では
ガード6の上部に複数個の凹部9または突起11aを設
けた場合を示したが、これに限定するものではなく、ガ
ード6の上部であれば設置個数および設置位置を適宜変
更することができる。
【0025】実施例3.図6はこの発明の第3の実施例
の要部の斜視図、図7はその平面図である。図におい
て、12はガード6の下部に設けられたヘラ8を保持す
る軸部12aと、この軸部12aの先端部に取り付けら
れヘラ8の動きを規制する規制部12bとからなる保持
部で、規制部12bの直径Bは軸部12aの先端部の直
径Aより大きく形成され、規制部12bはその中心より
下方に偏位した位置に軸部12aが取り付けられてお
り、ヘラ8を横向きにして把持部8aと頸部8cの境目
8dを軸部12aに載せて立て掛けた場合、規制部12
bおよびガード6によりヘラ8が前後に倒れて保持部1
2から落下するのを防ぐ構成となっている。
【0026】上記のように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に調理に使用するヘ
ラ8を保持部12の軸部12aに立て掛けて調理を開始
する。そして、調理プレート2内の調理材料を混ぜる場
合は保持部12に保持されたヘラ8を使い、不要になっ
た時は保持部12に戻して次に使いやすい状態とし、本
体1が動いた場合も、ヘラ8は保持部12によってその
位置に保持されているので衛生的にヘラ8を使用するこ
とができる。
【0027】実施例4.図8はこの発明の第4の実施例
の要部の斜視図、図9はその平面図である。図におい
て、13はガード6に設けられた本体1を移動する場合
に用いる取手部で、その底面13aは例えばプレスの加
圧加工により山型に形成されており、その傾斜はヘラ8
の把持部8aと頸部8cの境目8dあたりの側面形状と
合うように形成されていて、ヘラ8の保持部と本体1の
取手部とを兼ねた構成となっている。また、上部が山型
に形成された取手部13の側面13bの高さDは底面1
3aの高さCより高く形成されており、ヘラ8を横向き
にして取手部13の底面13aに立て掛けた場合、側面
13bとガード6によりヘラ8が前後に倒れて取手部1
3から落下するのを防ぐように構成されている。
【0028】上記のように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に調理に使用するヘ
ラ8を取手部13の底面13aに立て掛け、調理を開始
する。そして、調理プレート2内の調理材料を混ぜる場
合は取手部13のヘラ8を使い、不要になった時は取手
部13に戻して次に使いやすい状態とする。
【0029】実施例5.図10はこの発明の第5の実施
例の要部の斜視図、図11はその縦断面図である。図に
おいて、14は第1の実施例のヘラ8と同様に把持部1
4a、扁平部14bおよび頸部14cから構成されたヘ
ラで、その把持部14aの長手方向にはスリット穴14
dが形成されており、加熱調理器の購入時に付属品とし
て付いてくるものである。15は長片15aおよび短片
15bからなるほぼL字状の本体により構成されたヘラ
14の保持部で、その長片15aがガード6と一体に設
けられており、ヘラ14のスリット穴14dを保持部1
5に嵌入することによりヘラ14を保持部15に保持
し、短片15bによって保持部15からヘラ14が抜け
落ちないように構成されている。なお、ヘラ14のスリ
ット穴14dの長手方向の長さは保持部15の長手方向
の長さより若干長く形成され、スリット穴14dの幅は
保持部15の厚さより若干大きく形成されており、ヘラ
14の着脱が容易な構成となっている。
【0030】上記のように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に調理に使用するヘ
ラ14を保持部15に挿着して調理を開始する。そし
て、調理プレート2内の調理材料を混ぜる場合は保持部
15からヘラ14を取って使用し、不要になった時は保
持部15に戻して次に使いやすい状態とする。また、本
体1が動いた場合は、ヘラ14は保持部15から落下す
ることなくその位置に確実に保持される。
【0031】実施例6.図12はこの発明の第6の実施
例の要部を分解して示した斜視図、図13はその平面図
である。図において、16は第1の実施例のヘラ8と同
様に把持部16a、扁平部16bおよび頸部16cから
構成されたヘラで、その把持部16aの端部は断面ほぼ
凸字状に形成され、その段部16dが先端に向かって漸
縮状に傾斜した嵌合部16eが設けられている。17
a,17bは対向してガード6と一体に設けられた嵌合
片で、ヘラ16の嵌合部16eが嵌合するように構成さ
れており、嵌入したヘラ16がその重さによって嵌合片
17a,17bから落下しないように、また、嵌合片1
7a,17bからヘラ16を抜き取りやすいように、ガ
ード6に傾斜して設けられている。なお、ヘラ16は加
熱調理器の購入時に付属品として付いてくるものであ
る。
【0032】上記のように構成したこの実施例において
も、実施例1で説明した場合と同様に、嵌合片17a,
17bに、図13の矢印Yの方向に調理に使用するヘラ
16の嵌合部16eを嵌入してヘラ16を保持させ、調
理を開始する。そして、調理プレート2内の調理材料を
混ぜる場合は嵌合片17a,17bからヘラ16を抜い
て使い、不要になった時は嵌合片17a,17bに戻し
て次に使いやすい状態にする。また、本体1が動いて
も、ヘラ16は嵌合片17a,17bによってその位置
に確実に保持される。
【0033】実施例7.図14はこの発明の第7の実施
例の要部を分解して示した斜視図、図15はその縦断面
図である。図において、18はガード6に設けられたヘ
ラ8を保持する保持板で、図14に示すように、ほぼL
字状の本体を有し、本体の長片18aの自由端には内側
に傾斜したストッパー19が突設され、自由端側の両側
壁にはヒンジ軸20が設けられている。また、短片18
bの基部の外側にはつまみ21が設けられており、自由
端の内側には係止部22が設けられている。
【0034】23はガード6に設けた開口部で、その形
状および大きさは保持板18に対応しており、その両側
壁には側壁に連続して当接部24が設けられ、その下部
には切除部25が形成されている。26は保持板18の
係止部22が係止する係止片で、その先端にはツメ27
を備えている。
【0035】上記のように構成したこの実施例において
は、開口部23の両側壁に設けたヒンジ穴23aに保持
板18のヒンジ軸20を嵌合し、図16に示すように、
保持板18を開口部23に結合する。この時、保持板1
8のストッパー19は当接部24の切除部25内に位置
している。そして、不使用時は、保持板18をヒンジを
軸に図15の矢印Eの方向に回転し、係止部22を係止
片26のツメ27に係止させて開口部23を閉止する。
また、使用時は、つまみ21を持って保持板18を図1
5の矢印Fの方向に引くと、保持板18はヒンジを軸に
回転して開放する。この時、ストッパー19は図15の
矢印Gの方向に動いて当接部24に設けた切除部25の
縁部25aに当たり、保持板18はほぼ水平状態で停止
する。そして、図15の破線に示すように、保持板18
の長片18a上にヘラ8を載せ、調理プレート2内の調
理材料を混ぜる場合は保持板18からヘラ8を取って使
い、使い終わったら長片18a上に戻して再び使用でき
るようにする。
【0036】なお、上述の実施例では係止部22を保持
板18の短片18bの自由端の内側の一部に設けた場合
を示したが、自由端の内側全体に設けてもよい。この場
合、係止片26も係止部22の大きさに対応した大きさ
に形成する。また、保持板18を開口部23に結合した
場合を示したが、保持板18を着脱可能に構成してもよ
い。
【0037】実施例8.図17はこの発明の第8の実施
例の正面図、図18はその要部の縦断面図、図19は図
18の下面図である。図において、28はガード6の底
部に引出しおよび押込み可能かつ着脱可能に配設された
ヘラ8を保持する保持台で、その一端には保持台28を
動かす場合に用いる把手28aが設けられており、他端
には下方に突設したストッパー28bが設けられてい
る。また、保持台28の底部の前方には保持台28を支
持する脚部28cが形成されており、底部の後方にはス
トッパー28bに近接して切欠部28dが形成されてい
る。29a,29bは保持台28およびガード6にそれ
ぞれ対向して設けられた凹部および凸部で、保持台28
を押込んだ時に凹部29aと凸部29bが係合して保持
台28をその位置に保持している。
【0038】30a,30bはガード6の底部に設けら
れ保持台28を支持するガイドで、保持台28を引き出
した時にストッパー28bがガイド30a,30bに当
たって保持台28が停止する構成となっている。また、
ガイド30aとガイド30bとの間の距離に対して保持
台28の幅を若干狭く形成しており、図19に示すよう
に、保持台28をいっぱいに引き出してガイド30a側
に寄せ(矢印Hの方向)、一方の切欠部28dをガイド
30aに対応させて他方の切欠部28dをガイド30b
から外し、保持台28をガイド30b側に寄せて一方の
切欠部28dをガイド30aから外せるように構成され
ている。
【0039】上記のように構成したこの実施例において
は、調理前に、図20に示すように、保持台28を把手
28aを持って矢印Jの方向に引き出し、ヘラ8を保持
台28上に載せて調理を開始する。この時、保持台28
は保持台28に設けたストッパー28bがガイド30
a,30bに当たって停止する。ついで、調理プレート
2内の調理材料を混ぜる場合は保持台28からヘラ8を
取って使い、使い終わったら保持台28に戻す。そし
て、調理終了後、保持台28がヘラ8の扁平部8b等に
付着した調理物や油等によって汚れた場合は、保持台2
8を本体1のガード6から取り外して清掃し、綺麗にな
った保持台28を再びガード6に取り付けて矢印Kの方
向に押込み、元の位置に保持する。
【0040】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、調理器本体の
外郭を形成するガードと、調理器本体に着脱可能に収容
される調理プレートと、調理プレートを加熱する加熱手
段と、加熱手段の熱を反射してガードを断熱する反射板
とを備えてなり、ガードに調理用のヘラ等を保持する凹
部または突起部からなる保持部を設けたので、調理用の
ヘラ等の専用の器などを別に用意することなく調理時に
一時的に不要になった調理用のヘラ等を衛生的に保持す
ることができるとともに、調理を円滑に行うことのでき
る便利な加熱調理器を得ることができる。また、簡単な
構造で調理用のヘラ等の保持部を構成することができ、
コストも安価である。
【0041】また、ガードに調理器本体を移動する取手
を兼ねた調理用のヘラ等を保持する保持部を設けたの
で、調理器本体の移動時に用いながら調理用のヘラ等を
衛生的に保持することができる。
【0042】さらに、調理器本体の外郭を形成するガー
ドと、調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
と、調理プレートを加熱する加熱手段と、加熱手段の熱
を反射してガードを断熱する反射板と、調理時に使用す
るヘラなどの付属品とを備えてなり、ガードにL字状の
保持部を突設するとともに、付属品に保持部に嵌合する
スリットを設けた、あるいは、付属品の把持部の端部に
断面ほぼ凸字状に形成しその段部が先端に向って漸縮状
に傾斜した嵌合部を設けるとともに、ガードに付属品の
嵌合部が嵌合する嵌合片を設けたので、付属品を衛生的
かつ確実に保持することができる。
【0043】また、ガードに開口部を設けるとともに、
開口部を開閉する保持板を設け、保持板を開放した時に
この保持板に調理用のヘラ等を載置するようにしたの
で、調理用のヘラ等を衛生的かつ確実に保持することが
できるとともに、保持板の不使用時および調理器の収納
時等においては保持板が邪魔にならず取り扱いが容易で
ある。
【0044】さらに、ガードの底部に引出しおよび押込
み可能かつ着脱可能な保持部を設け、保持部を引き出し
た時にこの保持部に調理用のヘラ等を載置するようにし
たので、調理用のヘラ等を衛生的かつ確実に保持すると
ともに、保持部も衛生的に保つことができ、清掃性に優
れた使い勝手のよい加熱調理器を得ることができる。ま
た、保持部の不使用時および調理器の収納時等には保持
部が邪魔にならないので、取り扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】図1の要部の斜視図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【図4】この発明の第2の実施例の要部の斜視図であ
る。
【図5】図4の縦断面図である。
【図6】この発明の第3の実施例の要部の斜視図であ
る。
【図7】図6の平面図である。
【図8】この発明の第4の実施例の要部の斜視図であ
る。
【図9】図8の平面図である。
【図10】この発明の第5の実施例の要部の斜視図であ
る。
【図11】図10の縦断面図である。
【図12】この発明の第6の実施例の要部を分解して示
した斜視図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】この発明の第7の実施例の要部を分解して示
した斜視図である。
【図15】図14のの縦断面図である。
【図16】この発明の第7の実施例の要部の斜視図であ
る。
【図17】この発明の第8の実施例の正面図である。
【図18】図17の要部の縦断面図である。
【図19】図18の下面図である。
【図20】この発明の第8の実施例の作用説明図であ
る。
【図21】従来の加熱調理器を分解して示した斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 2 調理プレート 3 ヒータ 4 反射板 6 ガード 8,14,16 ヘラ 8a,14a,16a 把持部 8b,14b,16b 扁平部 8c,14c,16c 頸部 9 凹部 11,12,15 保持部 11a 突起 13 取手部 14d スリット穴 16d 段部 16e 嵌合部 17a,17b 嵌合片 18 保持板 19 ストッパー 23 開口部 25 切除部 28 保持台 28b ストッパー 28d 切欠部 30a,30b ガイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理器本体の外郭を形成するガードと、
    前記調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
    と、該調理プレートを加熱する加熱手段と、該加熱手段
    の熱を反射して前記ガードを断熱する反射板とを備えて
    なり、 前記ガードに調理用のヘラ等を保持する凹部または突起
    部からなる保持部を設けたことを特徴とする加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 調理器本体の外郭を形成するガードと、
    前記調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
    と、該調理プレートを加熱する加熱手段と、該加熱手段
    の熱を反射して前記ガードを断熱する反射板とを備えて
    なり、 前記ガードに前記調理器本体を移動する取手を兼ねた調
    理用のヘラ等を保持する保持部を設けたことを特徴とす
    る加熱調理器。
  3. 【請求項3】 調理器本体の外郭を形成するガードと、
    前記調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
    と、該調理プレートを加熱する加熱手段と、該加熱手段
    の熱を反射して前記ガードを断熱する反射板と、調理時
    に使用するヘラなどの付属品とを備えてなり、 前記ガードにL字状の保持部を突設するとともに、前記
    付属品に前記保持部に嵌合するスリットを設けたことを
    特徴とする加熱調理器。
  4. 【請求項4】 調理器本体の外郭を形成するガードと、
    前記調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
    と、該調理プレートを加熱する加熱手段と、該加熱手段
    の熱を反射して前記ガードを断熱する反射板と、調理時
    に使用するヘラなどの付属品とを備えてなり、 該付属品の把持部の端部に断面ほぼ凸字状に形成しその
    段部が先端に向って漸縮状に傾斜した嵌合部を設けると
    ともに、前記ガードに前記付属品の嵌合部が嵌合する嵌
    合片を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  5. 【請求項5】 調理器本体の外郭を形成するガードと、
    前記調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
    と、該調理プレートを加熱する加熱手段と、該加熱手段
    の熱を反射して前記ガードを断熱する反射板とを備えて
    なり、 前記ガードに開口部を設けるとともに、該開口部を開閉
    する保持板を設け、該保持板を開放した時に該保持板に
    調理用のヘラ等を載置するようにしたことを特徴とする
    加熱調理器。
  6. 【請求項6】 調理器本体の外郭を形成するガードと、
    前記調理器本体に着脱可能に収容される調理プレート
    と、該調理プレートを加熱する加熱手段と、該加熱手段
    の熱を反射して前記ガードを断熱する反射板とを備えて
    なり、 前記ガードの底部に引出しおよび押込み可能かつ着脱可
    能な保持部を設け、該保持部を引き出した時に該保持部
    に調理用のヘラ等を載置するようにしたことを特徴とす
    る加熱調理器。
JP1161293A 1993-01-27 1993-01-27 加熱調理器 Pending JPH06217887A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1607030A1 (fr) * 2004-06-14 2005-12-21 Seb Sa Appareil électroménager avec au moins un accessoire amovible
JP3162971U (ja) * 2010-07-12 2010-09-24 株式会社曙産業 ポップコーンメーカー

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1607030A1 (fr) * 2004-06-14 2005-12-21 Seb Sa Appareil électroménager avec au moins un accessoire amovible
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