JPH0621634Y2 - 挾持装置 - Google Patents

挾持装置

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JPH0621634Y2
JPH0621634Y2 JP1986046753U JP4675386U JPH0621634Y2 JP H0621634 Y2 JPH0621634 Y2 JP H0621634Y2 JP 1986046753 U JP1986046753 U JP 1986046753U JP 4675386 U JP4675386 U JP 4675386U JP H0621634 Y2 JPH0621634 Y2 JP H0621634Y2
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pressure
holding
piston
valve
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史郎 高橋
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Nitto Kohki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、対設された一対の挾持板によって対象物を挾
圧保持する挾持装置に係り、特に流体圧力の利用によ
り、挾持板の増し締めが簡単な操作によって可能な挾持
装置に関するものである。
〔従来技術〕
一対の挾持板によって対象物を挾圧保持する従来の挾持
装置は、ベースフレーム上に一対の挾持板を接離移動自
在に対設すると共に、左右相互に逆ねじが形成されたリ
ードスクリュー軸を上記夫々の挾持板にねじ嵌合し、そ
のリードスクリュー軸の回転によって挾持板の距離を変
更するように構成されている。斯る挾持装置を切削加工
や穿孔加工に利用するとき、リードスクリュー軸を回し
て被加工物を挾持板に挾圧固定する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら従来の挾持装置による被加工物の挾圧固定
は、リードスクリュー軸の回転締め付け力だけで達成さ
れるから、その締め付け力が充分でないと、加工の際の
振動などによってリードスクリュー軸が緩んで被加工物
の固定状態が不完全になり、それによって加工精度が低
下したり、刃物との切削抵抗によって被加工物が飛散し
て人身事故を引き起こすおそれがあった。そこで本考案
者はリードスクリュー軸をシリンダチューブに内蔵さ
せ、該シリンダチューブに供給すべき流体圧力の調整装
置をシリンダチューブに設け、その流体圧力を利用して
リードスクリュー軸に進出方向の押圧力を作用させて挾
持力を増す構造を検討した。このとき、シリンダチュー
ブを回転操作してリードスクリュー軸を進退動させよう
とすると、流体圧力調整装置もシリンダチューブと一緒
に回ってしまうので、この流体圧力調整装置に対して
は、その円周方向のどの位置からでも圧力調整ができな
ければ、良好な操作性を得られないことが明らかにされ
た。
本考案の目的は、良好な操作性を以って対象物の完全固
定状態を得ることができる挾持装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ベッド上に対設された一対の挾持板を相対的
に接離移動することによって対象物を挾圧保持可能なも
のであって、一方の挾持板にリードスクリュー軸を固定
すると共に、同軸と同心状態で回転可能なシリンダチュ
ーブを上記ベッドの定位置に配置し、更にこのシリンダ
チューブの筒内には、同チューブと一体回転可能であっ
てその軸方向に若干の移動が許容され且つ上記リードス
クリュー軸にねじ嵌合されるねじ筒体を設けると共に、
その奥部において流体圧力を受けて軸方向に摺動するこ
とにより上記ねじ筒体に当接して同筒体と一緒にリード
スクリュー軸に突出方向の押圧力を作用するピストンを
気密封止して構成した挾持部と、 上記ピストンに供給する流体圧力を調整するものであっ
て、シリンダチューブに同心状態で結合されてその筒内
に至る流路を軸方向に沿って持つジョイントに、外筒体
を回動可能に被嵌して備え、当該ジョイントの流路に
は、外筒体の回動位置に応じて該流路を選択的に大気圧
又は外筒体の筒内に連通させるバルブが設けられ、更に
前記外筒体の筒内には、有底筒状の弁座から接離移動し
て流路の開閉を行う弁体を設けて弁室を形成し、その弁
室の圧力に応じ付勢部材の弾発力に抗して外筒体の軸方
向に変することによって弁体の開閉制御可能なアクチェ
ータを設けると共に、上記付勢部材のばね座に係合して
同座を外筒体の軸方向に移動させる調整リングを、外筒
体の外周部に被嵌して構成した圧力調整部と、 を備えて成るものである。
〔作用〕
上記した手段によれば、シリンダチユーブを回してリー
ドスクリュー軸を進出移動させることにより両挾持板を
対象物に当て付け、更にピストンを介してリードスクリ
ュー軸に進出方向の押圧力を作用することによって対象
物を両挾持板で挾圧保持する。リードスクリュー軸に進
出力を作用する流体圧力は、圧力調整部における調整リ
ングを外筒体に対して相対回転させて設定された所定圧
力に維持される。前記シリンダチューブに同心状態で結
合された圧力調整部において、外筒体それ自体はその回
動位置によって前記シリンダチューブの筒内を選択的に
大気圧に連通させるようになっており、また、圧力調整
用の調整リングは外筒体に回転可能に嵌合されているか
ら、シリンダチューブを回転操作してリードスクリュー
軸を進出移動させたときの当該シリンダチューブの回動
位置に関係なく外筒体それ自体並びに調整リングを個別
に操作でき、また、調整リングは外筒体の遠心方向に著
しく突出しないから、狭い場所でもシリンダチューブの
回転操作の邪魔にならない。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る挾持装置の1実施例であるエアー
バイスの概略斜視図である。
同図に示すエアーバイスは、ベースフレーム1を介して
図示しないボール盤など工作機械のベッドに固定して利
用されるもので、先ずその概略構成を第1図に基づいて
説明すると、ベースフレーム1のベッド2上に固定され
た第1挾持板3に対向して第2挾持板4を摺動移動可能
に同ベッド2上に対設し、そのベッド2上で回転可能な
回転操作部としてのシリンダチューブ5の回転操作によ
って進出移動されるリードスクリュー軸6の先端に上記
第2挾持板4を固定し、そのシリンダチユーブ5を回転
して両挾持板3及び4の距離を変更することによって被
加工物を挾持すると共に、シリンダチューブ5に供給さ
れる圧縮空気によってリードスクリュー軸6を更に進出
付勢して被加工物を増し締めするように構成した挾持部
7をベースフレーム1上に設ける。この挾持部7には、
上記シリンダチューブ5に供給する圧縮空気を所定圧力
に制御すると共に、同シリンダチューブ5と同心で設け
た調整リング8の回動操作によってその圧力を任意設定
可能に構成した流体圧力調整装置9を結合する。
第2図は上記挾持部7の詳細を示す断面図である。同図
に示すシリンダチューブ5の筒内の断面構造は、その上
半分が圧縮空気によるピストンの進出付勢前の状態を示
し、下半分はピストンが最大限に進出付勢された状態を
示す。
この挾持部7は、ベッド2上に対設された一対の第1及
び第2挾持板3,4を相対的に接離移動することによっ
て対象物を挾圧保持可能なものであって、一方の第2挾
持板4にリードスクリュー軸6を固定すると共に、同軸
6と同心状態で回転可能なシリンダチューブ5を上記ベ
ッド2の定位置に配置し、更にこのシリンダチューブ5
の筒内には、同チューブ5と一体回転可能であってその
軸方向に若干の移動が許容され且つ上記リードスクリュ
ー軸6にねじ嵌合されるねじ筒体18を設けると共に、
その奥部において流体圧力を受けて軸方向に摺動するこ
とにより上記ねじ筒体18に当接して同筒体18と一緒
にリードスクリュー軸6に突出方向の押圧力を作用する
ピストン25、26を気密封止して構成される。以下こ
の挾持装置7を更に詳述する。
同図において4はベッド2上で摺動移動可能な上記第2
挾持板で、その挾持板4はリードスクリュー軸6の左端
にねじ止めされている。
5は段付き筒状ハウジングブロック15のフランジ部に
ねじ嵌合で固定した上記シリンダチューブであり、上記
ベッド2に固定したホルダ16にそのハウジングブロッ
ク15のボス部を枢支することにより、同シリンダチュ
ーブ5を上記リードスクリュー軸6と同心で回転可能に
支持する。なお、上記ホルダ16から突出したハウジン
グブロック15のボス部外周には、同ホルダ16の端面
に当接するストップリング17を嵌着し、ハウジングブ
ロック15がホルダ16から脱落することを阻止する。
18は上記シリンダチューブ5の筒内においてリードス
クリュー軸6にねじ嵌合するねじ筒体で、同ねじ筒体1
8の外周には、上記ハウジングブロック15の内周に軸
方向に沿って形成したキー溝19に遊嵌可能なキー20
を固定する。斯るねじ筒体18は、キー20を介してシ
リンダチューブ5と一体回転されることで、これにねじ
嵌合するリードスクリュー軸6をねじ筒体18に対して
進退移動可能とし、更に、ねじ筒体18と共にそのキー
20がキー溝19内を摺動することによってリードスク
リュー軸6をねじ筒体18と共に進退移動可能とする。
リードスクリュー軸6をねじ筒体18と共に進退移動さ
せるため、シリンダチューブ5の筒内は多段のシリンダ
構造を採る。
そこで先ず、シリンダチューブ5の筒内において、25
はほぼ外径寸法の等しい薄肉内径部25Aと厚肉内径部
25Bとを同心で形成したシリンダで、また、26はボ
ス部26A、フランジ部26B、及び貫通孔26Cを夫
々同心状態で有するピストンである。斯るシリンダ25
及びピストン26は、相互にシリンダ25の厚肉内径部
25Bにピストン26のボス部26Aが摺動自在に嵌入
され、且つシリンダ25の薄肉内径部25Aにピストン
26のフランジ部26Bが摺動自在に嵌入されるように
して夫々構成の等しい4段が直列に上記シリンダチユー
ブ5の筒内に挿着される。27は上記ピストン26の貫
通孔26Cに嵌入するボス部27A及びシリンダ25の
薄肉内径部25Aに摺動自在に嵌入するフランジ部27
Bを備えて成るディスク状エンドピストンで、初段ピス
トンとして機能する。なお、ピストン26の貫通孔26
Cはリードスクリュー軸6の通孔として機能し、同軸6
に遊嵌可能である。
28は上記シリンダチューブ5の右側開口端の内周に挿
着したヘッドカバーで、上記シリンダチューブ5の筒内
に挿着した4段のシリンダ25を上記ハウジングブロッ
ク15の右側端面との間で左右方向に相互に当接固定す
るように、シリンダチューブ5に嵌着固定したストップ
リング30によって同ヘッドカバー28の右側端面を位
置決め固定する。
31は上記ハウジングブロック15とねじ筒体18との
間に設けた圧縮コイルスプリングで、同スプリング31
はねじ筒体18をハウジングブロック15に対して右方
向へ弾発付勢し、それによって4段のピストン26及び
1段のエンドピストン27を一体的に右方向へ押圧付勢
する。押圧付勢されているピストン26及びエンドピス
トン27に、その押圧力に抗する流体圧力を作用するた
め、上記ヘッドカバー28の中央に流体圧力調整装置9
を結合してシリンダチューブ5の筒内に圧縮空気を供給
可能とする。
ここで、シリンダチューブ5の筒内に供給される圧縮空
気をピストン26及びエンドピストン27に導く回路
は、シリンダチューブ5の内周面とシリンダ25の外周
面との間に構成する。
そこで先ず、上記ヘッドカバー28には第3図にも示さ
れるように、その左側端面部に最大外径寸法よりも小さ
な2段の段付き部28A及び28Bを形成する共に、上
記流体圧力調整装置9から供給される圧縮空気を外周方
向へ導くためにその段付き部を横切る直径方向に溝28
Cを設ける。また、各シリンダ25の左側端面部にも上
記同様2段の段付き部25C及び25Dを形成する共
に、最大外径部の周側に軸方向に沿った面取り部25E
を設け、その面取り部25E及び段付き部25Cによっ
てシリンダチューブ5の内周面との間に圧縮空気の流路
を形成する。流体圧力調整装置9からヘッドカバー28
の段付き部28Aを介してこの流路に供給される圧縮空
気は、夫々のシリンダ25における2段の段付き部を連
通するような半月状通穴25Fを介してシリンダ25の
左側端面とピストン26のフランジ部右側端面との対向
空間内に導かれ、それがピストン26を上記圧縮コイル
スプリング31の付勢力に抗する進出方向の押圧力とし
て作用する。このような押圧力は、ねじ筒体18を介し
てリードスクリュー軸6に伝達され、同軸6を進出方向
に押圧する力となる。
圧縮空気をピストン26及びエンドピストン27に導く
回路においてその圧縮空気の漏れ防止及び流路規制のた
め、シリンダチューブ5とハウジングブロック15及び
ヘッドカバー28との間に夫々Oリング32及び33を
嵌着し、また、シリンダ25と各ピストン26及びエン
ドピストン27との間にOリングなどのピストンパッキ
ン34を設け、それによって、シリンダ25の左側端面
とピストン26のフランジ部右側端面との対向空間内、
及びヘッドカバー28の左側端面とエンドピストン27
の右側端面との対向空間内の気密を保つ。なお、エンド
ピストン27及びピストン26の夫々の左側端面には軸
方向に排気穴27C及び26Dを形成し、それによって
エンドピストン27の左側端面とシリンダ25との対向
空間、及びピストン26の左側端面とシリンダ25との
対向空間をピストン26の貫通孔26Cに連通させ、ピ
ストン26及びエンドピストン27がシリンダ25に対
して摺動移動するとき、当該対向空間内に負圧を生じな
いような吸排気を行うようになっている。
以上のように構成した挾持部7は、圧縮空気が供給され
ていない状態において、圧縮コイルスプリング31に弾
発付勢されたエンドピストン27がヘッドカバー28に
当接され、第2図におけるシリンダチューブ5筒内の上
部断面構造に示される状態を採る。ベッド2に載置した
被加工物を挾持するには、その状態でシリンダチューブ
5を所定方向に回して両挾持板3及び4の対向面が被加
工物に当接するまでリードスクリュー軸6を進出移動さ
せる。このとき、シリンダチューブ5を更に回して締め
上げる必要はない。
次いで、流体圧力調整装置9を介してシリンダチューブ
5の筒内に圧縮空気を供給すると、その圧縮空気は、ヘ
ッドカバー28の内面から、シリンダチューブ5内周面
とシリンダ25外周面との間に形成されている通路を経
て、ヘッドカバー28の左側端面とエンドピストン27
の右側端面との対向空間内、及びシリンダ25の左側端
面とピストン26のフランジ部右側端面との対向空間内
に導かれる。気密が保たれているそれら対向空間に圧縮
空気が導かれると、その圧縮空気は、上記圧縮コイルス
プリング31の付勢力に抗する進出方向の押圧力をピス
トン26及びエンドピストン27に夫々作用し、その押
圧力は、キー20によって軸方向への摺動が許容されて
いるねじ筒体18を介してリードスクリュー軸6に伝達
され、同軸6を進出方向に押圧する力となる。その結
果、第2挾持板4は、その押圧力を受けて被加工物を第
1挾持板3との間で挾圧固定する。被加工物の挾持固定
状態を解除するには、詳細を後述する流体圧力調整装置
9の操作により、シリンダチューブ5への圧縮空気の供
給を断つと共に同チューブ5の筒内を大気圧に戻して、
第2挾持板4による被加工物の押圧状態を解除すればよ
く、それによって、被加工物をベッド2上からそのまま
取り去ることができ、また、必要ならば、リードスクリ
ュー軸6を後退させる方向にシリンダチューブ5を回し
て第2挾持板4を被加工物から離脱させればよい。
上記挾持部7は、シリンダチューブ5の回転締め付け力
に関係なくピストン26及びエンドピストン27の押圧
力によって所定の挾持固定力を得ることができ、しかも
その固定力は5段のピストン26及びエンドピストン2
7の受圧面に比例した極めて強大なものとなるから、シ
リンダチューブ5の回転締め付け力に関係なく安定且つ
充分な固定状態を達成することができるが、ピストン2
6及びエンドピストン27は、第2図におけるシリンダ
チューブ5筒内の上下断面構造に示されるように、エン
ドピストン27がヘッドカバー28に当接する位置から
ピストン26がハウジングブロック15に当接する位置
までの最大ストロークSの範囲で一体的に摺動移動可能
であるから、上記した圧縮空気による被加工物の押圧固
定力を得るには、先ず、シリンダチューブ5を回すこと
により、少なくとも被加工物に対して第2挾持板4を当
該最大ストロークSの範囲内まで近ずけておくことが必
要になる。
上記流体圧力調整装置9は、斯るシリンダチューブ5の
ように回転操作を必要とするような回転操作部に装着し
て特に有効なもので、以下その詳細を説明する。
第4図は上記流体圧力調整装置9の詳細を示す断面図で
ある。
この流体圧力調整装置9は、上記ピストン25、26に
供給する流体圧力を調整するものであって、シリンダチ
ューブ5に同心状態で結合されてその筒内に至る流路を
軸方向に沿って持つジョイント40に、フロントケース
41及びリアケース42から成る外筒体を回動可能に被
嵌して備え、当該ジョイント40の流路には、上記外筒
体の回動位置に応じて該流路を選択的に大気圧又は前記
外筒体の筒内に連通させるバルブ44が設けられ、更に
上記外筒体の筒内には、有底筒状の弁座64から接離移
動して流路の開閉を行う弁体62を設けて弁室75を形
成し、その弁室75の圧力に応じ付勢部材74の弾発力
に抗して上記外筒体の軸方向に変位することによって弁
体62の開閉制御可能なアクチェータ70を設けると共
に、上記付勢部材74のばね座80に係合して同座80
を上記外筒体の軸方向に移動させる調整リング8を、該
外筒体の外周部に被嵌して構成される。以下圧力調整部
としての圧力調整装置9を更に詳述する。
同図において40は前記シリンダチューブ5のヘッドカ
バー28中央にねじ結合したジョイントで、そのジョイ
ント40の段付き外周部に段付き筒状フロントケース4
1を枢支し、更にそのフロントケース41内周面に段付
き筒状リアケース42をねじ嵌合固定することによって
流体圧力調整装置9の外筒体を構成する。
上記ジョイント40にリアケース42の筒内とシリンダ
チューブ5の筒内とを相互に連通させる流路通路43を
穿設し、そのコーナ部端縁をバルブボール44で閉塞可
能な円錐面45とする。第4図における円錐面45直上
に、摺動子46を上下方向に摺動自在に遊嵌したブッシ
ュ47を嵌着し、その摺動子46中間の鍔48と上記バ
ルブボール44との間に圧縮コイルスプリング49を介
装すると共に、同鍔48上部にOリング50を嵌着し、
更にその摺動子46下端にゴムなど弾性体から成るクッ
ション51を固定する。
上記摺動子46の上端はジョイント40の外周部から突
出され、斯る摺動子46上端に当接して同子46を摺動
変位させる溝カム52を上記フロントケース41の内周
面に設ける。この溝カム52は、第5図に示されるよう
に、フロントケース41の内周面に対して偏心状態を採
り、且つその一部にはフロントケース41の外周面に連
通する排気孔53を有する。第4図に示す摺動子46の
状態は、その上端が溝カム52の最も深い位置にある状
態で、そのとき、上記クッション51はバルブボール4
4から離脱し、また、流体通路43から排気孔53に至
る経路は上記Oリング50によって閉塞される。このと
き、リアケース42側から圧縮空気が流体通路43に供
給されている状態において、当該バルブボール44はそ
の圧力によって第4図の上方に浮上し、それによって圧
縮空気は排気孔53から洩れることなく挾持部7に供給
可能となる。一方、フロントケース41をジョイント4
0に対して相対的に回動移動して摺動子46の上端を溝
カム52の最も浅い位置にすると、上記クッション51
がバルブボール44を円錐面45に押し付け固定して流
体通路43を閉塞すると共に、流体通路43から排気孔
53に至る経路のOリング50による閉塞状態が解放さ
れ、それによって、シリンダチューブ5に対する圧縮空
気の送気が断たれ、且つ、シリンダチューブ5内が排気
孔53を介して大気圧に戻される。
55は上記ジョイント40のフランジ部左側端面から出
没自在に弾発付勢されたロックボールで、同ロックボー
ル55を嵌入可能な一対の円錐状ロック穴56及び57
を、第5図のようにフロントケース41の内端面に形成
した円弧溝58の両端部に穿設する。同円弧溝58はそ
の両端縁にロックボール55が当接することでジョイン
ト40に対するフロントケース41の回動可能な範囲を
規制するもので、ロックボール55が第5図における円
弧溝58の上端縁に当接すると、同ボール55はロック
穴56に嵌入し、そのとき上記摺動子52の上端が溝カ
ム52の最も深い位置を採り、それによって上記したシ
リンダチューブ5に対する圧縮空気の送気状態を維持さ
せる。また、ロックボール55が第5図における円弧溝
58の下端縁に当接すると、同ボール55はロック穴5
7に嵌入し、そのとき上記摺動子52の上端が溝カム5
2の最も浅い位置を採ることによって上記したシリンダ
チューブ5内の排気状態を維持させる。
60は上記リアケース42の右側開口部にねじ嵌合によ
って気密封止したニップルで、図示しない外部エアー源
からの圧縮空気を受ける。リアケース42の筒内におい
て、上記ニップル60に、先端にパッキン61を有する
弁体62を、圧縮コイルスプリング63の進出力を受け
て軸方向へ出没可能に収容すると共に、その弁体62の
パッキン61に当接し一端に開口を有する有底筒状の弁
座64を、ニップル60の先端部を被嵌する如く同ニッ
プル60にねじ嵌合で気密封着する。ここで、ニップル
60に弁体62を収容する収容部は、摺動自在に弁体6
2を嵌入する嵌入孔66、及び同嵌入孔66の内周面に
軸方向に沿って複数設けた直線溝67から成り、ニップ
ル60を介して供給される圧縮空気は斯る直線溝67を
介して、パッキン61と弁座64との当接部外方に導か
れる。パッキン61と弁座64との当接部内方に位置す
る弁座64の底部に、圧縮空気の通路を成す比較的内径
の小さな貫通孔68を環状に複数穿設すると共に、その
中央部に、弁体62の中央に当接し同弁体62を圧縮コ
イルスプリング63の付勢力に抗して軸方向に押圧可能
なピン69を摺動自在に嵌着する。
70は上記ピン69を押圧しながら軸方向に変位するこ
とによって弁体62の開閉制御を行うアクチェータで、
一端に開口を有する有底筒状を成し、その開口を介して
筒部が上記弁座64の外周部に摺動自在に遊嵌されると
共に、その底部から外方に突出したボス部が上記ジョイ
ント40に摺動自在に遊嵌され、夫々の摺動面はOリン
グ71及び72を介して気密が保たれている。このアク
チェータ70のボス部に、上記ピン69との当接部外方
に複数の貫通孔73を環状に穿設し、同孔73によって
圧縮空気をジョイント40の流体通路43に導く。斯る
アクチェータ70は、圧縮コイルスプリング74によっ
て右方向の弾発付勢力を受け、アクチェータ70の筒部
に取り囲まれて成る弁室75の圧力が上記圧縮コイルス
プリング74の弾発力によって決る臨界値以下のとき、
ピン69を介して弁体62を右方向に押圧してパッキン
61と弁座64とを離間させ、それによって圧縮空気の
弁座75への流入を許容する。弁室75の圧力が増す
と、アクチェータ70はその圧力によって圧縮コイルス
プリング74の弾発力に抗して移動し、その圧力が臨界
値を越えた時点で当該アクチェータ70はパッキン61
が弁座64に当接可能な位置まで後退し、それによって
圧縮空気の流入を阻止して弁室75の圧力上昇を抑止す
る。また、この状態から弁室75の圧力が臨界値以下に
なると、アクチェータ70は上記同様ピン69を介して
弁体62を右方向へ移動してパッキン61と弁座64と
を離間させ、弁室75の圧力が臨界値になるまで圧縮空
気を弁室75へ流入させる。アクチェータ70によるこ
のような弁体62の開閉制御により、挾持部7に供給さ
れる圧縮空気は所定圧力に維持される。
80は上記圧縮コイルスプリング74の一端を段付き内
径部で係止するばね座リングで、第6図のように、リア
ケース42の内径部に遊嵌可能なリング81の外周に、
リアケース42の内周面から外周面に亘って軸方向に形
成した所定幅の切り欠き42A及び42Bと遊嵌可能な
一対の突起82及び83を設け、斯る両突起82及び8
3を上記切り欠き42A及び42Bに遊嵌すると共に、
リング81をリアケース42の内径部に遊嵌すること
で、当該ばね座リング80は、リアケース42の筒内に
おいて回転規制されつつ摺動移動が許容される。このと
き、上記突起82及び83はリアケース42の中央部環
状溝42Cの外周面から突出可能な高さを有し、その突
起82及び83の外周に、リアケース42をフロントケ
ース41にねじ嵌合する雄ねじ条42Dに等しい雄ねじ
条84を形成する。
8はその内周面が上記ばね座リング80の雄ねじ条84
にねじ嵌合し、相互にねじ嵌合固定されたリアケース4
2とフロントケース41との対向端面に当接することに
よって軸方向の移動が規制されて成る回転可能な上記調
整リングで、その回転方向及び回転量に応じ、それにね
じ嵌合するばね座リング80を軸方向に変位させ、上記
圧縮コイルスプリング74を介してその変位量に応じた
弾発力をアクチェータ70に作用させる。したがって、
上記した弁体62の開閉制御の基準となる弁室75の臨
界圧力は調整リング8の回転操作で任意設定可能とな
る。
85は上記ばね座リング80の端面から軸方向に突出固
定した指示針で、リアケース42の外周に穿設した窓8
6と連通する軸方向の通穴87に摺動自在に嵌入可能で
あり、ばね座リング80の変位量に応じた長さが上記窓
86から露出する。窓86に露出する指示針85の長さ
は上記調整リング8の回転数や回転角度に比例すること
になり、当該窓86にはばね座リング80の基準位置に
対する調整リング8の回転数又は調整リング8の回転操
作で設定可能な弁室75の臨界圧力に応じた数値など適
宜の目盛88が付されている。
以上のように構成した流体圧力調整装置9は、ニップル
60を介して図示しないエアー源から圧縮空気が供給さ
れていないとき、圧縮コイルスプリング74の弾発付勢
力を受けるアクチェータ70がピン69を介して弁体6
2を弁座64から離間させる状態を採る。この状態にお
いて、ニップル60から圧縮空気が供給されると、直線
溝67及び貫通孔68が当該圧縮空気を弁室75に導
く。弁室75の圧力上昇に伴つて上記アクチェータ70
は、その圧力を受け圧縮コイルスプリング74の弾発力
に抗して左方向へ後退し、その圧力が臨界圧力に達した
時点で第4図の状態のようにアクチェータ70はパッキ
ン61が弁座64に当接する位置まで弁体62を左方向
へ後退させ、それによって圧縮空気の流入を阻止して弁
室75の圧力上昇を抑制する。また、この状態から弁室
75の圧力が臨界圧力以下になると、アクチェータ70
は、弾発力によって右方向へ進出移動してパッキン61
と弁座64とを離間させ、弁室75の圧力が臨界値にな
るまで圧縮空気を弁室75に流入させる。このようなア
クチェータ70による弁体62の開閉制御動作が繰り返
されることにより、挾持部7に供給される圧縮空気は所
定圧力に維持可能となる。
上記挾持部7における挾持操作との関連において、シリ
ンダチューブ5を回してリードスクリュー軸6を進出移
動させることで両挾持板3及び4を被加工物に当て付け
るとき、ジョイント40に対してフロントケース41を
相対的に回動させてロックボール55をロック穴57に
嵌入固定しておく。それによって、摺動子46の上端が
溝カム52の最も浅い位置を採り、バルブボール44が
クッション51を介して円錐面45に押し付け固定され
ることによって流体通路43が閉塞されると共に、流体
通路43から排気孔53に至る経路のOリング50によ
る閉塞状態が解放され、その結果、シリンダチューブ5
に対する圧縮空気の送気が断たれてシリンダチューブ5
内が大気圧にされる。このときのシリンダチューブ5の
筒内の状態は第2図のシリンダチューブ筒内の上部断面
構造に示す通りである。被加工物に両挾持板3及び4を
当て付ける操作を終了した後は、フロントケース41を
上記とは逆方向に相対的に回動させてロックボール55
をロック穴56に嵌入固定する。それによって、摺動子
46の上端が溝カム52の最も深い位置を採ることで、
クッション51がバルブボール44から離間し且つ流体
通路43から排気孔53に至る経路がOリング50によ
って閉塞され、その結果、弁室75を介して流体通路4
3に導かれている圧縮空気が、その圧力でバルブボール
44を浮上させてシリンダチューブ5の筒内に流入す
る。シリンダチューブ5に圧縮空気が流入すると、上記
した通りその圧力がピストン26及びエンドピストン2
7に作用してリードスクリュー軸6を進出方向に押圧
し、その押圧力を受ける第2挾持板4が、被加工物を第
1挾持板3との間で挾圧固定する状態を達成する。被加
工物の挾着固定状態を解除するときは、フロントケース
41を上記とは逆方向に回して、シリンダチューブ5に
対する圧縮空気の供給を断つと共に、同チューブ5内を
大気圧に戻せばよい。
挾持装置7における被加工物の固定力は流体圧力調整装
置9から供給する圧縮空気の圧力に比例するもので、そ
の圧力は、被加工物の材質や加工の度合などに応じて調
整リング8の回動操作で設定する。先ず、その固定力を
増す場合には、バネ座リング80を右方向へ移動して圧
縮コイルスプリング74の弾発付勢力を増大させる方向
に調整リング8を回動移動する。そうすると、弁体62
と弁座64との開閉制御の圧力基準になる、即ちアクチ
ェータ70による圧力制御の基準になる、弁室75の臨
界圧力が高くなるから、シリンダチューブ5に供給され
る圧縮空気の定常圧力が高くなって固定力が増す。固定
力を減じるときは上記とは逆の操作を行えばよい。斯る
調整リング8の回転操作において、シリンダチューブ5
が如何なる回動位置にあろうともそのままの状態で調整
リング8の回転操作が可能であるから、その操作性は極
めて良好である。また、圧縮空気の流路が外筒体の軸方
向に沿うと共に、弁体62を開閉して圧力制御を行うア
クチェータ70もその軸方向に沿って変位し、且つ、同
圧力制御の基準となる弁室75の臨界圧力調整を行う調
整リング8を回転可能に外筒体に遊嵌した構造をとるか
ら、外筒体自体を小型化することができると共に、調整
リング8が外筒体の外方に著しく突出することはなく、
挾持操作で回転されるシリンダチューブ5に流体圧力調
整装置9が結合されていても、流体圧力調整装置9自体
が工作機械のベッドやその他の物にぶつかってシリンダ
チューブ5の回転操作の邪魔になることはない。
なお、本考案は、上記実施例に限定されず、その要旨を
逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、
調整リングは、ばね座リング80にねじ嵌合して外筒体
に回転可能に被嵌した構造に限定されず、ばね座リング
のようなばね座に係合する調整リングを、段階的にスト
ッパを介して外筒体の軸方向に摺動可能に同外筒体に被
嵌する構造を採ることもできるし、更にその形状は割り
リング状であってもよい。
また、本願考案で利用可能な流体は空気に限らず圧油な
どその他の流体であってもよい。
〔考案の効果〕
本考案の挾持装置は、シリンダチューブを回してリード
スクリュー軸を進出移動させて一対の挾持板を対象物に
当て付け、さらに、圧縮流体で押圧されるピストンを介
してリードスクリュー軸に進出方向の押圧力を作用する
ことによって、対象物を両挾持板で挾圧保持するから、
シリンダチューブの回転締め付け力に関係なくピストン
の押圧力によって所定の挾持固定力を確実に得ることが
でき、加工途中で対象物の固定状態が緩んで加工精度を
低下させたり、対象物が飛散して人身事故を引き起こす
おそれはなく、対象物の安定且つ充分な固定状態を達成
することができる。
更に、圧力調整部は、流体の流路が外筒体の軸方向に沿
い、弁体を開閉させて圧力制御を行うアクチェータもそ
の軸方向に沿って変位し、さらに、その圧力制御の基準
となる臨界圧力の調整リングも外筒体に被嵌された構造
を採るから、外筒体自体を小型化することができる。し
かも、調整リングが外筒体の外方に著しく突出しないの
で、ダイアフラムを介した圧力とばねの弾発力との釣り
合いの不均衡に基づいて圧力制御弁を開閉制御するよう
な構造に比べて突出物の少ない構造にすることができ
る。その結果、挾持するときに回転操作されるシリンダ
チューブに圧力調整部が一体的に結合されていても、そ
の圧力調整部自体が工作機械のベッドやその他の物に当
接してシリンダチューブの回転操作の邪魔になるような
ことはない。
その上、外筒体はシリンダチューブと同心状態であり、
圧力調整用の調整リングは外筒体に回転可能に嵌合され
ているから、シリンダチューブを回転操作してリードス
クリュー軸を進出移動させたとき、当該シリンダチュー
ブの回動位置に関係なく外筒体それ自体並びに調整リン
グを個別に操作でき、その操作性を著しく向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1実施例を示すもので、第1図はエアー
バイスの全体を示す概略斜視図、第2図は挾持部の詳細
を示すものでシリンダチューブ筒内の上半分が圧縮空気
によるピストンの進出付勢前の状態を示し下半分はピス
トンが最大限に進出付勢された状態を示す断面図、第3
図はシリンダチューブ筒内の詳細なシリンダ構造を示す
分解斜視図、第4図は流体圧力調整装置の詳細を示す断
面図、第5図は流体圧力調整装置に含まれるジョイント
の斜視図、第6図は調整リングの取付け構造を示すため
の分解斜視図である。 1…ベースフレーム、2…ベッド、3…第1挾持板、4
…第2挾持板、5…シリンダチューブ、6…リードスク
リュー軸、7…挾持部、8…調整リング、9…流体圧力
調整装置、18…ねじ筒体、25…シリンダ、26…ピ
ストン、27…エンドピストン、28…ヘッドカバー、
40…ジョイント、41…フロントケース、42…リア
ケース、60…ニップル、61…パッキン、62…弁
体、64…弁座、70…アクチェータ、74…圧縮コイ
ルスプリング、80…ばね座リング、84…雄ねじ条、
85…指示針、86…窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上に対設された一対の挾持板を相対
    的に接離移動することによって対象物を挾圧保持可能な
    挾持部であって、一方の挾持板にリードスクリュー軸を
    固定すると共に、同軸と同心状態で回転可能なシリンダ
    チューブを上記ベッドの定位置に配置し、更にこのシリ
    ンダチューブの筒内には、同チューブと一体回転可能で
    あってその軸方向に若干の移動が許容され且つ上記リー
    ドスクリュー軸にねじ嵌合されるねじ筒体を設けると共
    に、その奥部において流体圧力を受けて軸方向に摺動す
    ることにより上記ねじ筒体に当接して同筒体と一緒にリ
    ードスクリュー軸に突出方向の押圧力を作用するピスト
    ンを気密封止して構成した挾持部と、 上記ピストンに供給する流体圧力を調整する圧力調整部
    であって、シリンダチューブに同心状態で結合されてそ
    の筒内に至る流路を軸方向に沿って持つジョイントに、
    外筒体を回動可能に被嵌して備え、当該ジョイントの流
    路には、外筒体の回動位置に応じて該流路を選択的に大
    気圧又は外筒体の筒内に連通させるバルブが設けられ、
    更に前記外筒体の筒内には、有底筒状の弁座から接離移
    動して流路の開閉を行う弁体を設けて弁室を形成し、そ
    の弁室の圧力に応じ付勢部材の弾発力に抗して外筒体の
    軸方向に変位することによって弁体の開閉制御可能なア
    クチェータを設けると共に、上記付勢部材のばね座に係
    合して同座を外筒体の軸方向に移動させる調整リング
    を、外筒体の外周部に被嵌して構成した圧力調整部と、 を備えて成るものであることを特徴とする挾持装置。
JP1986046753U 1986-03-29 1986-03-29 挾持装置 Expired - Lifetime JPH0621634Y2 (ja)

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JP1986046753U JPH0621634Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29 挾持装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158269U JPS62158269U (ja) 1987-10-07
JPH0621634Y2 true JPH0621634Y2 (ja) 1994-06-08

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ID=30866707

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49143026U (ja) * 1973-04-06 1974-12-10
JPS5630897Y2 (ja) * 1974-08-03 1981-07-23
JPS6327205Y2 (ja) * 1980-12-23 1988-07-22

Also Published As

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JPS62158269U (ja) 1987-10-07

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