JPH062158B2 - 血液との接触に適切な物品、及びその製造方法 - Google Patents

血液との接触に適切な物品、及びその製造方法

Info

Publication number
JPH062158B2
JPH062158B2 JP62503600A JP50360087A JPH062158B2 JP H062158 B2 JPH062158 B2 JP H062158B2 JP 62503600 A JP62503600 A JP 62503600A JP 50360087 A JP50360087 A JP 50360087A JP H062158 B2 JPH062158 B2 JP H062158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heparin
support
lysozyme
solution
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62503600A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01502801A (ja
Inventor
ラツスソン,コレ・ビクトル
ベルゲンツ,スベン・エリク
リンドブラド,ベングト・レンナルト・トレソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAAMURUSU AB
Original Assignee
KAAMURUSU AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAAMURUSU AB filed Critical KAAMURUSU AB
Publication of JPH01502801A publication Critical patent/JPH01502801A/ja
Publication of JPH062158B2 publication Critical patent/JPH062158B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L33/00Antithrombogenic treatment of surgical articles, e.g. sutures, catheters, prostheses, or of articles for the manipulation or conditioning of blood; Materials for such treatment
    • A61L33/0005Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L33/0011Anticoagulant, e.g. heparin, platelet aggregation inhibitor, fibrinolytic agent, other than enzymes, attached to the substrate

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、血液と接触して血小板の粘着及び血液タンパ
クの吸着を抑制するヘパリン層を与える目的で材料をヘ
パリン化する分野に係る。従つて、本発明の物品は血液
との接触が行わえる用途、例えば医療用に特に好適であ
る。確かに、上記目的で材料をヘパリン化する方法はそ
れ自体既知であるが、本発明は、特殊な新規型の予備吸
着層を介してヘパリンを支持体に接着する別の新規方法
に係る。上記物品に加えて、本発明は該物品の製造方法
及びその医療用の使用にも係る。
発明の背景 血液と接触している種々の材料との間に血液適合性を得
るために、最も主要な方法のひとつは、材料の表面をヘ
パリン化することであつた。即ち、表面上のヘパリン層
は上記のように血小板の粘着及び血液タンパクの吸着を
抑制する。更に、ヘパリンは血液凝固過程で酵素に活性
でなければならず、分子配座及び表面に対する移動度に
関して特別な要件が必要である。
従来、ヘパリン化には主に2つの原理が使用されてい
る。第1の原理は、例えば両親媒性アミンとヘパリンと
の間の錯体形成によるコロイド沈降に基づいている。第
2の方法はヘパリンが表面に共有結合し得ることを利用
するものである。しかしながら、これらの既知の原理に
は制約があり、これに代わる改良されたヘパリン代方法
が求められている。
発明の要約 本発明は表面のヘパリン化のための新規又は改良された
方法を提供するものであり、該方法は従来技術の制約を
なくすか少なくとも減らすと同時に、少なくとも特定の
用途で従来使用されている方法では得らなかつたような
新たな有利な特性を特性を与えることが可能である。よ
り特定的には、発明者らは特定のタンパク質、即ちリゾ
チームがヘパリンに対して予期しなかつた親和性を有し
ており、各種の支持体表面に顕著に接着することを発見
した。本発明のタンパク質により得られらた予期されな
い良好な結果については追って詳細に説明するが、何よ
りもまず従来既知の方法では不利であった材料である金
属表面に非常に良好な接着が得られたことを特筆とする
ことができる。
リゾチームは血液中に低濃度で存在するタンパクであ
る。既述したように、本発明はこのようにヒトの生体に
対して非外来性の物質を利用するので、興味深い利点が
得られる。更に、リゾチームの別の興味深い特性は抗菌
特性であり、即ち新規ヘパリン化表面に抗菌活性を与
え、これは保存及び取り扱い中の安全要因となる。
より特定的には、本発明の物品は、ヘパリン又はヘパリ
ンをベースとする材料が、支持体に予備吸着されたリゾ
チーム又はその誘導体の層を介して該支持体に接着され
ていることを特徴とする。
上記に述べたように、本発明の新規方法は従来既知のヘ
パリン化方法では制約されていた金属表面に特に良好に
作用することが判明した。もっとも、本発明は従来既知
の方法に従ってそれ自体選択される他の支持体、即ち主
に血液との接触が行われる用途で改良された特性を与え
る目的でヘパリン化することが従来望まれているような
支持体にも適用可能である。このような材料の例として
はポリマー材料及びガラスが挙げらる。ポリマー材料に
関しては、本発明は所謂低エネルギー型のポリマー材
料、即ち水により湿潤されないが有機溶媒により湿潤さ
れるポリマー材料の場合に特に有利であることが判明し
た。
「リゾチーム又はその誘導体」なる用語は、本発明が当
然リゾチームそのものの使用に限定されず、対応するか
又は類似の特性を与えるあらゆる誘導体を選択すること
も可能であることを意味するものと理解すべきである。
このような選択は例えばリゾチームそのものよりも誘導
体のほうが所望の溶媒中における溶解度がすぐれている
ということに依存し得る。利用可能た誘導体の例として
は、塩化物塩のような塩を挙げることができる。更に、
本発明は当然のことながらリゾチームが本発明の効果に
直接関係のない位置又は部位を分子内で修飾されている
ような場合も包含するものであり、即ち本発明の所望の
特性を変えないような修飾にも及ぶ。
ヘパリンについても同様に、所望の効果を得るためにヘ
パリンそのものを使用する必要はない。即ち、「ヘパリ
ンをベースとする材料」なる用語は、対応するか又は類
似の効果を与えるヘパリン化合物を意味するものであ
り、この点では上記目的のためにヘパリン化合物の多数
の例を開示している従来技術を参考されたい。従って、
この点では本発明は従来技術と相異しない。
本発明の物品が特に好適な用途も従来技術に従つて選択
され、従つて、ここで言及するには及ばない。しかしな
がら、本発明により所定の特性の改良又は新たな有利な
特性が得らるという事実を考慮すると、本発明は医療用
とし従来技術よりも特に有利である。
本発明の方法は、まずリゾチーム又はその誘導体の溶液
に支持体を接触させてリゾチーム層を形成し、次にチゾ
チーム層を有する支持体をヘパリン又はヘパリンをベー
スとする溶液に接触させてヘパリン又はヘパリンをベー
スとする材料を該リゾチーム層に接着させることを特徴
とする。
被覆すべき表面は多くの場合、所望の結果を得るために
比較的清浄であるべきである。これは本発明についても
同様であり、特に支持体が金属である場合は殊更であ
る。このような場合、表面は非常に清浄すべきであり、
即ち金属又は金属酸化物から構成さなければならない。
理想的な例では、表面を所謂プラズマクリーナーで洗浄
又は浄化し、その直後に蒸留水に移すべきである。ある
いは、アルカリ(lye)、酸及び蒸留水で連続的に洗浄し
てもよい。プラスチック表面の場合、特に低エネルギー
性プラスチツクの場合、清浄は好ましくは材料をまず洗
浄剤と水、次いで有機溶媒で洗浄する。その他の物質に
ついては、原則としてこの分野で従来使用されている洗
浄方法を適用できる。
支持体表面を洗浄後、必要に応じて支持体をリゾチーム
溶液に接触させる。溶液は通常水溶液又は水性溶液であ
るが、多くの場合は蒸留水のほうが緩衝溶液より好適で
ある。リゾチーム層を得るためには、溶液は少なくとも
0.1重量%の濃度を有するべきである。所望の効果に関
して上限は特に設けないが、一般に濃度は10重量%を越
えるべきでなく、10重量%を越えると粘性効果によりプ
ロセスに支障を生じる。リゾチーム又はその誘導体の濃
度の特に好適な範囲は0.1〜2重量%である。
処理の該段階の滞留時間は少なくとも15分間、例えば約
20分間とすべきであり、このような時間はリゾチームの
吸着のためのプラトー値に達するに一般に必要とされる
時間である。一旦プラトー又は最大値に達したら、滞留
時間をそれ以上延ばす理由はなく、即ち該滞留又は処理
時間は15〜30分間の範囲である。
リゾチーム溶液による該処理後、支持体を水で迅速に濯
ぎ、その後、ヘパリン溶液又はヘパリンをベースとする
溶液に直接接触させるべきである。即ち、特に金属の場
合、最適な効果を得るためには2つの被覆段階の間に乾
燥を実施すべきでなく、あるいは実施してならないこと
が判明した。
更に、ヘパリン又はヘパリンをベースとする化合物の溶
液は好ましくは水溶液である。吸着の理由で、溶液の濃
度は0.05重量%より大、特に0.1重量%より大とすべき
である。この場合も上限は特に設けないが、濃度値が約
5重量%を越えるとそれ以上の効果はほとんど得られな
い。従って、一般的な範囲は0.05〜5重量%、特に0.1
〜5重量%である。しかしながら、多くの場合、該濃度
は2重量%を越えるべきでなく、2重量%を越えると粘
性により支障に生じる。従って、特に好適な範囲は0.1
〜2重量%である。一方、ヘパリン処理については、原
則として従来技術の全経験を利用するこくとができ、即
ち該段階はそれ自体原則として当該技術分野の従来技術
の指標に従つて実施される。
ヘパリン溶液又はヘパリンをベースとする溶液の接触時
間は一般に少なくとも20分間、即ち約30分間、例えば20
〜45である。
ヘパリン溶液は露呈後、支持体を蒸留水で適当に濯ぎ、
乾燥させるか又は過剰の溶液の排出後に乾燥する。該乾
燥以前に蒸留水ですすぐことにより、ヘパリンの量を単
分子層に減少させることができる。もっとも、ほとんど
の用途では溶解吸着したヘパリンがある程度過剰な表面
にすることが好ましい。
上記2つの表面処理の両方とも、好ましくは室温で実施
することに留意すべきである。必要に応じてやや高い温
度を使用してもよい、一般に温度は約50℃を越えるべき
でなく、それ以上ではリゾチーム中に構造変化が生じる
可能性がある。
最後に本発明は、上記物品又は上記方法により製造され
る物品の、血液との接触が行われる医療用途での使用に
係る。この点では、当然のことながら「医療用途」なる
用語は広い意味で解釈されるべきであり、即ち使用は治
療上の処置のみに特に限定されないことに留意すべきで
ある。
実施例 以下、非限定的な実施例により本発明を更に説明する。
なお、実施例中で使用している百分率は特に明記した以
外は重量%である。
実施例1 市販の鶏卵卵白リゾチームをゲル電気泳動により他の卵
白タンパクを含んでいないかどうか検査した。次にリゾ
チームを透析により脱塩した。次に蒸留水中に0.5重量
%のリゾチームを含む溶液を調整した。金属カニューレ
を該溶液の浴に20分間浸漬させた。該金属カニューレは
所謂プラズマクリーナー中で5torrの空気圧で5分間予
備洗浄しておいた。カニューレを浴から取り出し、蒸留
水のシャワーを浴びせ、すぐに蒸留水中の0.1%ヘパリン
溶液から成る浴に移した。30分後、カニューレを取り
出し、蒸留水のシャワーを迅速に浴びせ、無菌チャンバ
内で30℃で乾燥させた。こうしてリゾチームの予備吸着
層を介して吸着されたヘパリンコーティングを有する金
属カニューレを得た。
実施例2 ポリエチレンカテーテルを1%Triton X100溶液で洗つ
た後、エタノール(96%)で洗つた。該カテーテルを蒸留
水中の0.1%リゾチーム溶液に浸漬させた。約20分後、カ
テーテルを蒸留水の浴に通した後、蒸留水中の0.1%ヘ
パリン溶液に移した。30分後、カテーテルを洗い、次い
で乾燥して本発明の物品を形成した。
本発明のヘパリン化鋼管の臨床試験 数種類の方法を使用して人造材料の凝塊形成を測定し
た。従来使用されていた方法は、鋼管を血管中に挿入
し、該鋼管を血管中でインキュベートするものである。
該インキュベーションの間、凝固系がインキュベートさ
れ、生体外表面へのタンパク質の吸着及び血小板の粘着
及び場合によって挿入した管の血栓化が得られる。動物
実験によると、該方法は特に動脈及び静脈中の血栓の形
成を調査するために良好な方法であることが判明した。
最近では主に標識した放射性同位体を利用する方法が凝
塊形成の調査に使用されている。しかしながら、鋼管の
凝塊形成を判断するためには、鋼管を血管内に挿入した
インキュベーション前後の重量の差を測定することから
成る従来使用されている方法が、材料の凝塊形成の最適
決定に最良の方法である。上記実施例1に従い、直径4m
m、長さ25mm及び圧さ0.1mmを有する鋼管をヘパリン化し
た。
材料及び方法 動物は体重約40gのヤギ3匹、麻酔法はペンタバルビタ
ールを最初に30mg/kg注入後、7.5mg/minで連続注入し
た。ヤギに挿管し、呼吸数は20/min、容量10/minで人
工呼吸機により40%のO2を供給した。両方の頸動脈に小
さい長手方向の切開を形成し、長さ25mmのテーパ状の研
磨した鋼管を挿入した。頸動脈の片側にヘパリン化管を
挿入し、他方の側には非ヘパリン化管を挿入した。各イ
ンキュベーションの間、両側を交換した。パイロットテ
スト後、インキュベーション時間を15分間に選択した。
結果 25回インキュベーション段階を実施した。これらの全段
会で血栓重量は非ヘパリン化管よりもヘパリン化管のほ
うが著しく少なかつた(210+10mgに対して32+4mg)。更
に、鋼管を除去すると7例の血管ではさらに血栓塊が存
在し、これらは全て非ヘパリン化管の場合におけるもの
であった(重量96、201、143、369、374、216及び199m
g)。
スチューデントの対合t試験を使用して統計的に計算し
た処、t値はt=9.20、df25であり、即ち凝塊形成は著し
く減少していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンドブラド,ベングト・レンナルト・ト レソン スウエーデン国、エス‐214 65・マルメ ー、トルエツツガータン・2・エー (56)参考文献 特公 昭49−48336(JP,B1) 米国特許第3639141(US,A) 米国特許第3617344(US,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘパリン又はヘパリンをベースとする材料
    で被覆された支持体を含む、血液との接触が行われる用
    途、特に医療用に適切な物品であつて、ヘパリン又はヘ
    パリンをベースとする材料が、前記支持体に予備吸着さ
    れたリゾチームの層又はその誘導体例えば塩の層を介し
    て前記支持体に接着されていることを特徴とする物品。
  2. 【請求項2】支持体が金属であることを特徴とする請求
    項1に記載の物品。
  3. 【請求項3】支持体がポリマー材料であり、特に所謂低
    エネルギー型、即ち水により湿潤されず且つ有機溶媒に
    より湿潤されるポリマー材料であることを特徴とする請
    求項1に記載の物品。
  4. 【請求項4】ヘパリン又はヘパリンをベースとする材料
    で被覆された支持体を含む、血液との接触が行われる用
    途、特に医療用に適切な物品であつて、ヘパリン又はヘ
    パリンをベースとする材料が、前記支持体に予備吸着さ
    れたリゾチームの層又はその誘導体例えば塩の層を介し
    て前記支持体に接着されている物品の製造方法におい
    て、 まず支持体をリゾチーム又はその誘導体の溶液、好まし
    くは水性溶液と接触させてリゾチーム層を形成した後、
    好ましくは水で濯した後に、リゾチーム層を有する支持
    体のヘパリン又はヘパリンをベースとする溶液、好まし
    くは水性溶液に接触させてヘパリン又はヘパリンをベー
    スとする材料をリゾチーム層に接触させることを特徴と
    する方法。
  5. 【請求項5】リゾチーム溶液の濃度が0.1〜10重量
    %、好ましくは0.1〜2重量%であることを特徴とす
    る請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】ヘパリン溶液又はヘパリンをベースとする
    溶液が0.05〜5重量%、好ましくは0.1〜2重量
    %の濃度を有することを特徴とする請求項4又は5に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】支持体とリゾチーム又はその誘導体の溶液
    との間の接触のための滞留時間が少なくとも15分間、
    特に15〜30分間であることを特徴とする請求項4か
    ら6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】ヘパリン又はヘパリンをベースとする溶液
    との接触のための滞留時間が少なくとも20分間、特に
    20〜45分間であることを特徴とする請求項4から7
    のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】リゾチーム又はその誘導体を吸着させる段
    階とヘパリン又はヘパリンをベースとする材料を接触さ
    せる段階との間に乾燥工程を実施しないことを特徴とす
    る請求項4から8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】前記支持体として、金属の支持体を使用
    する請求項4に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記支持体としてポリマー材料、特に所
    謂低エネルギー型、即ち水により湿潤されず且つ有機溶
    媒により湿潤されるポリマー材料を使用する請求項4に
    記載の方法。
JP62503600A 1986-05-27 1987-05-22 血液との接触に適切な物品、及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH062158B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8602414-8 1986-05-27
SE8602414A SE452551B (sv) 1986-05-27 1986-05-27 Artikel belagd med heparinbaserat material samt forfarande for dess framstellning

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01502801A JPH01502801A (ja) 1989-09-28
JPH062158B2 true JPH062158B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=20364662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62503600A Expired - Lifetime JPH062158B2 (ja) 1986-05-27 1987-05-22 血液との接触に適切な物品、及びその製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5001062A (ja)
EP (1) EP0309473B1 (ja)
JP (1) JPH062158B2 (ja)
CA (1) CA1301067C (ja)
DK (1) DK36288A (ja)
FI (1) FI885496A0 (ja)
SE (1) SE452551B (ja)
WO (1) WO1987007156A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5112328A (en) * 1988-01-25 1992-05-12 Refractive Laser Research & Development Program, Ltd. Method and apparatus for laser surgery
US5135516A (en) * 1989-12-15 1992-08-04 Boston Scientific Corporation Lubricious antithrombogenic catheters, guidewires and coatings
US5505713A (en) * 1994-04-01 1996-04-09 Minimed Inc. Indwelling catheter with stable enzyme coating
GB9516658D0 (en) * 1995-08-15 1995-10-18 Smiths Industries Plc Medico-surgical devices
TW442286B (en) * 1996-02-28 2001-06-23 Pfizer New therapeutic uses of estrogen agonists
IL120266A (en) 1996-02-28 2005-05-17 Pfizer Use of estrogen antagonists and estrogen agonists in the preparation of medicaments for inhibiting pathological conditions
US6638621B2 (en) * 2000-08-16 2003-10-28 Lyotropic Therapeutics, Inc. Coated particles, methods of making and using
WO1999012640A1 (en) 1997-09-09 1999-03-18 Select Release, L.C. Coated particles, methods of making and using
US5945457A (en) * 1997-10-01 1999-08-31 A.V. Topchiev Institute Of Petrochemical Synthesis, Russian Academy Of Science Process for preparing biologically compatible polymers and their use in medical devices
FI19991852A (fi) 1999-09-01 2001-03-01 Yli Urpo Antti Uusi monikerroksinen materiaali, joka käsittää vaikuttavan ainesosan, ja sen valmistus
US20020153508A1 (en) * 2000-06-29 2002-10-24 Lynch Matthew Lawrence Cubic liquid crystalline compositions and methods for their preparation
US7125954B2 (en) * 2005-01-27 2006-10-24 General Electric Company Method for producing polyether polymers
US8986713B2 (en) 2006-05-12 2015-03-24 W. L. Gore & Associates, Inc. Medical device capable of being compacted and expanded having anti-thrombin III binding activity
US9114194B2 (en) 2006-05-12 2015-08-25 W. L. Gore & Associates, Inc. Immobilized biologically active entities having high biological activity following mechanical manipulation
US8021677B2 (en) 2006-05-12 2011-09-20 Gore Enterprise Holdings, Inc. Immobilized biologically active entities having a high degree of biological activity
US8496953B2 (en) 2006-05-12 2013-07-30 W. L. Gore & Associates, Inc. Immobilized biologically active entities having a high degree of biological activity following sterilization
US8591932B2 (en) 2009-09-17 2013-11-26 W. L. Gore & Associates, Inc. Heparin entities and methods of use
CN105664252B (zh) 2011-03-11 2019-11-19 W.L.戈尔及同仁股份有限公司 固定的生物实体的改进

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3617344A (en) * 1966-08-05 1971-11-02 Us Health Education & Welfare Nonthrombogenic plastic surfaces and preparation thereof
US3639141A (en) * 1968-09-16 1972-02-01 Cordis Corp Heparinization of plastic
JPS4948336A (ja) * 1972-04-26 1974-05-10

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE365710B (ja) * 1970-10-05 1974-04-01 Aminkemi Ab
DE2148011C3 (de) * 1970-10-05 1978-11-09 Aminkemi Ab Verfahren zum Herstellen nichtthrombogener Kunststoffoberflächen
SE377277B (ja) * 1971-04-07 1975-06-30 Aminkemi Ab
US4326532A (en) * 1980-10-06 1982-04-27 Minnesota Mining And Manufacturing Company Antithrombogenic articles
SE8200751L (sv) * 1982-02-09 1983-08-10 Olle Larm Forfarande for kovalent koppling for framstellning av konjugat och hervid erhallna produkter
US4416992A (en) * 1982-03-26 1983-11-22 Uop Inc. Support matrices and immobilized enzyme systems
US4642242A (en) * 1985-04-01 1987-02-10 Becton, Dickinson And Company Permanently bonded antithrombogenic polyurethane surface
US4600652A (en) * 1985-04-01 1986-07-15 Warner-Lambert Company Permanently bonded antithrombogenic polyurethane surface

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3617344A (en) * 1966-08-05 1971-11-02 Us Health Education & Welfare Nonthrombogenic plastic surfaces and preparation thereof
US3639141A (en) * 1968-09-16 1972-02-01 Cordis Corp Heparinization of plastic
JPS4948336A (ja) * 1972-04-26 1974-05-10

Also Published As

Publication number Publication date
EP0309473A1 (en) 1989-04-05
DK36288D0 (da) 1988-01-26
FI885496A (fi) 1988-11-25
SE452551B (sv) 1987-12-07
US5001062A (en) 1991-03-19
JPH01502801A (ja) 1989-09-28
FI885496A0 (fi) 1988-11-25
EP0309473B1 (en) 1991-05-22
WO1987007156A1 (en) 1987-12-03
SE8602414D0 (sv) 1986-05-27
CA1301067C (en) 1992-05-19
DK36288A (da) 1988-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH062158B2 (ja) 血液との接触に適切な物品、及びその製造方法
Larm et al. A new non-thrombogenic surface prepared by selective covalent binding of heparin via a modified reducing terminal residue
JP4489297B2 (ja) ヘパリンを含む組成物の使用方法
US4871357A (en) Ionic heparin coating
US5047020A (en) Ionic heparin coating
CA1148468A (en) Antithrombogenic articles
US4613665A (en) Process for covalent coupling for the production of conjugates, and polysaccharide containing products thereby obtained
JP4152075B2 (ja) 表面改質物質を調整する新方法
US5496581A (en) Polymeric coating
Larsson et al. Inhibition of thrombin on surfaces coated with immobilized heparin and heparin-like polysaccharides: A crucial non-thrombogenic principle
CN114984332A (zh) 一种多巴胺-肝素复合抗凝涂层及其制备方法
US6521283B1 (en) Non-thrombogenic surfaces
EP0231573B1 (en) Improved ionic heparin coating
JP4626005B2 (ja) 血液適合性組成物およびそれを被覆した医療用具
JPH0523391A (ja) 抗トロンボゲン性表面、その製法及びその材料
CA1340800C (en) Articles exhibiting a blood-compatible surface layer and process for providing articles with such a surface layer
Stenach et al. The effects of heparin bound surface modification (Carmeda® Bioactive Surface) on human platelet alterations during simulated extracorporeal circulation
JP3043096B2 (ja) 抗血栓性医用材料、医用器具および抗血栓性医用材料の製造方法
NO880189L (no) En artikkel for bruk ved kontakt med blod, en fremgangsmaate for fremstilling og bruk derav.
JPH10168231A (ja) 抗菌性付与抗血栓性材料
JP2002360686A (ja) 抗菌性を有する抗血栓性組成物およびそれをコートした医療用具
JP2002102340A (ja) 過酸化脂質吸着材
NO321372B1 (no) Anvendelse av en sammensetning som omfatter heparin for fremstilling av en ikke-trombogen overflate.