JPH06215177A - 高速文書確認システム及び確認用文書並びに文書確認方法 - Google Patents
高速文書確認システム及び確認用文書並びに文書確認方法Info
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- JPH06215177A JPH06215177A JP3325160A JP32516091A JPH06215177A JP H06215177 A JPH06215177 A JP H06215177A JP 3325160 A JP3325160 A JP 3325160A JP 32516091 A JP32516091 A JP 32516091A JP H06215177 A JPH06215177 A JP H06215177A
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D7/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency
- G07D7/06—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of valuable papers or for segregating those which are unacceptable, e.g. banknotes that are alien to a currency using wave or particle radiation
- G07D7/12—Visible light, infrared or ultraviolet radiation
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- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
- B07C—POSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
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- B07C5/34—Sorting according to other particular properties
- B07C5/342—Sorting according to other particular properties according to optical properties, e.g. colour
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 パターンが印刷された部分を有する紙１０か
らなり、その一部には、人間の目によっては容易に検出
されないが光学スキャナにより容易に検出される差異を
持つ領域の所定パターン１２の印刷があり、かつ、前記
差異が文書に関する情報を表す文書を使用するためのも
のであるとともに、走査された文書のグラフィックイメ
ージを作る高速文書スキャナと前記グラフィックイメー
ジ上に所定の配列があるかどうかを検出する比較ユニッ
トとを備えている。 【効果】 パターンの反射力における微妙な変化に対す
る光学スキャナの異なった反応を利用して自動的かつ高
速で文書の正当性をチェックすることができ、これによ
って、文書を渡す前に、その文書の有効性あるいは無効
かを確認することが可能になる。
らなり、その一部には、人間の目によっては容易に検出
されないが光学スキャナにより容易に検出される差異を
持つ領域の所定パターン１２の印刷があり、かつ、前記
差異が文書に関する情報を表す文書を使用するためのも
のであるとともに、走査された文書のグラフィックイメ
ージを作る高速文書スキャナと前記グラフィックイメー
ジ上に所定の配列があるかどうかを検出する比較ユニッ
トとを備えている。 【効果】 パターンの反射力における微妙な変化に対す
る光学スキャナの異なった反応を利用して自動的かつ高
速で文書の正当性をチェックすることができ、これによ
って、文書を渡す前に、その文書の有効性あるいは無効
かを確認することが可能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動高速文書確認シス
テム及び確認用文書並びに文書確認方法、さらに詳しく
は、文書に印刷されたパターンの微妙な変化を検出する
ために光学式走査技術を利用する文書確認システム及び
確認用文書並びに文書確認方法に関する。
テム及び確認用文書並びに文書確認方法、さらに詳しく
は、文書に印刷されたパターンの微妙な変化を検出する
ために光学式走査技術を利用する文書確認システム及び
確認用文書並びに文書確認方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】小切手や株や債券、そしてそれらと同様
のものは、それが有効な文書であって偽造品や写真複写
物でないことを保証するためにしばしば暗号化される。
先行技術としての確認システムには、紫外線の光の下で
だけ目に見えるインクで書かれた文書上に、例えば、
「無効」というメッセージを印刷することも含まれてい
る。他の確認システムは、文書上にパターンを印刷する
ことを含む。このパターンには、幅の異なるラインが含
まれる。
のものは、それが有効な文書であって偽造品や写真複写
物でないことを保証するためにしばしば暗号化される。
先行技術としての確認システムには、紫外線の光の下で
だけ目に見えるインクで書かれた文書上に、例えば、
「無効」というメッセージを印刷することも含まれてい
る。他の確認システムは、文書上にパターンを印刷する
ことを含む。このパターンには、幅の異なるラインが含
まれる。
【０００３】パターンは人間の目には連続しているよう
に見えるが、写真複写機 は、パターンのより細いライ
ンを検出することができない。もしラインが正しく配列
されているならば、無効な文書の写真複写物は、例えば
「無効」という言葉あるいはそのアイコン（類似記号）
の形になるであろう白紙の部分を持つことになるだろ
う。現在、これらの先行技術システムは、いずれも モ
アー・ビジネス・フォーム社 によって生産されてい
る。
に見えるが、写真複写機 は、パターンのより細いライ
ンを検出することができない。もしラインが正しく配列
されているならば、無効な文書の写真複写物は、例えば
「無効」という言葉あるいはそのアイコン（類似記号）
の形になるであろう白紙の部分を持つことになるだろ
う。現在、これらの先行技術システムは、いずれも モ
アー・ビジネス・フォーム社 によって生産されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】これらのシステムは手
動であり、このため多量の文書を確認するには非常に多
くの時間を必要とする。たとえば、写真複写システム
は、それぞれの文書がコピーされそしてそのコピーが視
覚で検査できることを必要とする。この時間的制約のた
めに、文書、たとえば小切手などは、それがすでに支払
われてしまった後でなければ確認できなかった。なぜな
らば、それぞれの文書を、支払よりも先に確認するには
あまりにも長い時間を必要とするからである。しかる
に、従来の確認システムは、文書が既に受け取られた
後、文書の有効性を保証するための内部管理としてしか
使用することができなかった。
動であり、このため多量の文書を確認するには非常に多
くの時間を必要とする。たとえば、写真複写システム
は、それぞれの文書がコピーされそしてそのコピーが視
覚で検査できることを必要とする。この時間的制約のた
めに、文書、たとえば小切手などは、それがすでに支払
われてしまった後でなければ確認できなかった。なぜな
らば、それぞれの文書を、支払よりも先に確認するには
あまりにも長い時間を必要とするからである。しかる
に、従来の確認システムは、文書が既に受け取られた
後、文書の有効性を保証するための内部管理としてしか
使用することができなかった。
【０００５】高速小切手処理設備は、例えば米国特許N
o.４,５２３,３３０の「ケイン とユニシス・リーダソ
ータ DT 」における技術の中で知られている。これらの
装置は、それぞれの小切手を処理するためのビデオの映
像を創る。そしてその小切手の映像上のデータは、支払
を確認するためにオペレーターへ転送されることにな
る。
o.４,５２３,３３０の「ケイン とユニシス・リーダソ
ータ DT 」における技術の中で知られている。これらの
装置は、それぞれの小切手を処理するためのビデオの映
像を創る。そしてその小切手の映像上のデータは、支払
を確認するためにオペレーターへ転送されることにな
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明では、少なくとも
パターンが印刷された部分を有する紙からなり、前記パ
ターンが、人間の目によっては容易に検出されないが光
学スキャナにより容易に検出される差異を持つ領域の所
定配置を有し、かつ、前記差異が文書に関する情報を表
す文書確認システム用文書が用いられる。
パターンが印刷された部分を有する紙からなり、前記パ
ターンが、人間の目によっては容易に検出されないが光
学スキャナにより容易に検出される差異を持つ領域の所
定配置を有し、かつ、前記差異が文書に関する情報を表
す文書確認システム用文書が用いられる。
【０００７】また、本発明に係る高速文書確認システム
では、少なくともパターンが印刷された部分を有する紙
からなり、少なくともその一部には、人間の目によって
は容易に検出されないが光学スキャナにより容易に検出
される差異を持つ領域の所定パターンの印刷があり、か
つ、前記差異が文書に関する情報を表す文書を使用する
ためのものであるとともに、走査された文書のグラフィ
ックイメージを作る高速文書スキャナと前記グラフィッ
クイメージ上に所定の配列があるかどうかを検出するた
めのプログラムされた比較ユニットとからなる構成を採
用している。
では、少なくともパターンが印刷された部分を有する紙
からなり、少なくともその一部には、人間の目によって
は容易に検出されないが光学スキャナにより容易に検出
される差異を持つ領域の所定パターンの印刷があり、か
つ、前記差異が文書に関する情報を表す文書を使用する
ためのものであるとともに、走査された文書のグラフィ
ックイメージを作る高速文書スキャナと前記グラフィッ
クイメージ上に所定の配列があるかどうかを検出するた
めのプログラムされた比較ユニットとからなる構成を採
用している。
【０００８】また、本発明に係る文書確認方法は、人間
の目によっては容易に検出されないが光学スキャナによ
り容易に検出される差異を持つ領域の所定配列を有し、
かつ、前記差異が文書に関する情報を表すパターンを少
なくとも一部に有する少なくとも一つの有効な文書を印
刷する工程と、確認されていない文書を高速文書スキャ
ナで走査し、そのグラフィックイメージを形成する工程
と、前記グラフィックイメージと前記差異の所定配列と
を比較する工程とを備えている。
の目によっては容易に検出されないが光学スキャナによ
り容易に検出される差異を持つ領域の所定配列を有し、
かつ、前記差異が文書に関する情報を表すパターンを少
なくとも一部に有する少なくとも一つの有効な文書を印
刷する工程と、確認されていない文書を高速文書スキャ
ナで走査し、そのグラフィックイメージを形成する工程
と、前記グラフィックイメージと前記差異の所定配列と
を比較する工程とを備えている。
【０００９】さらに、本発明に係る文書確認方法は、人
間の目によっては容易に検出されないが光学スキャナに
より容易に検出される差異を持つ所定配列の領域を有
し、かつ、前記差異が文書に関する情報を表すパターン
を有する文書の確認方法であり、確認されていない文書
を高速文書スキャナで走査する工程と、前記確認されて
いない文書の印刷密度のグラフィックイメージを形成す
る工程と、前記グラフィックイメージを印刷密度の所定
の配列と比較する工程とを有している。
間の目によっては容易に検出されないが光学スキャナに
より容易に検出される差異を持つ所定配列の領域を有
し、かつ、前記差異が文書に関する情報を表すパターン
を有する文書の確認方法であり、確認されていない文書
を高速文書スキャナで走査する工程と、前記確認されて
いない文書の印刷密度のグラフィックイメージを形成す
る工程と、前記グラフィックイメージを印刷密度の所定
の配列と比較する工程とを有している。
【００１０】本発明は、小切手の上に印刷されたパター
ンの反射力における微妙な変化に対する光学スキャナの
異なった反応によって文書の正当性がチエックされるよ
うな、自動高速文書確認システムとして好適なものであ
る。これらの変化は、例えばパターン（解像度）におけ
るラインの広さの中にあるかも知れないし、文書の異な
った部分でパターンを形成しているインクの密度や蛍光
性の中にあるかも知れない。
ンの反射力における微妙な変化に対する光学スキャナの
異なった反応によって文書の正当性がチエックされるよ
うな、自動高速文書確認システムとして好適なものであ
る。これらの変化は、例えばパターン（解像度）におけ
るラインの広さの中にあるかも知れないし、文書の異な
った部分でパターンを形成しているインクの密度や蛍光
性の中にあるかも知れない。
【００１１】発明の具体的実施例では、解像度や密度や
蛍光性における差異に起因して反射力が変化するような
インクで文書が印刷される。このシステムは、文書を確
認するために、文書のグラフィックイメージを創る高速
文書スキャニング装置を有している。インクの反射力に
おける差異は人間の目には見えないが、ビデオの映像は
明暗度において大きな差異があるように、スキャナは反
射力の差異を識別することができる。グラフィックイメ
ージは、既知の有効な文書のイメージと比較するように
プログラムされた比較ユニットに送られる。そこでは例
えば、文書の二つの特定の部分についてインクの密度を
比較したり、あるいはパターンの中の隠れたアイコンが
ビデオイメージの中に現われているかどうかを検出する
ことになる。
蛍光性における差異に起因して反射力が変化するような
インクで文書が印刷される。このシステムは、文書を確
認するために、文書のグラフィックイメージを創る高速
文書スキャニング装置を有している。インクの反射力に
おける差異は人間の目には見えないが、ビデオの映像は
明暗度において大きな差異があるように、スキャナは反
射力の差異を識別することができる。グラフィックイメ
ージは、既知の有効な文書のイメージと比較するように
プログラムされた比較ユニットに送られる。そこでは例
えば、文書の二つの特定の部分についてインクの密度を
比較したり、あるいはパターンの中の隠れたアイコンが
ビデオイメージの中に現われているかどうかを検出する
ことになる。
【００１２】オペレータは、比較ユニット（即ち、オペ
レータが画像を観察することによって文書の有効性を確
認する）の選択肢である（１）というグラフィックイメ
ージか、あるいは比較ユニットによって無効（即ち偽造
品と思われる）であると検出された文書を調べるための
（２）というグラフィックイメージのどちらかを受け取
ることになる。
レータが画像を観察することによって文書の有効性を確
認する）の選択肢である（１）というグラフィックイメ
ージか、あるいは比較ユニットによって無効（即ち偽造
品と思われる）であると検出された文書を調べるための
（２）というグラフィックイメージのどちらかを受け取
ることになる。
【００１３】本発明における文書確認プロセスでは、す
ぐに実行することが可能であり、文書が渡される前に行
なうことができる。しかるに、従来技術としての確認シ
ステムに関連する問題は避けられる。本発明はまた、偽
造された通貨を検出するためにも利用されるであろう。
ぐに実行することが可能であり、文書が渡される前に行
なうことができる。しかるに、従来技術としての確認シ
ステムに関連する問題は避けられる。本発明はまた、偽
造された通貨を検出するためにも利用されるであろう。
【００１４】本発明の実施にあたっては、本物であるこ
とが確認されることを後ほど必要とするような小切手や
他の文書は、種々の方法により、密度に変化のあるイン
クで印刷されることになる。例えば、密度の低い領域は
一つのインクの使用しか受け入れないのに対して、密度
の高い領域は二つかそれ以上のインクの使用を受け入れ
ることができる。他の方法は、単位面積あたりのドット
数に変化をつけたドットパターン中にインクを適用する
ことである。
とが確認されることを後ほど必要とするような小切手や
他の文書は、種々の方法により、密度に変化のあるイン
クで印刷されることになる。例えば、密度の低い領域は
一つのインクの使用しか受け入れないのに対して、密度
の高い領域は二つかそれ以上のインクの使用を受け入れ
ることができる。他の方法は、単位面積あたりのドット
数に変化をつけたドットパターン中にインクを適用する
ことである。
【００１５】第３の方法は、より高密度の領域をつくる
ために、光学上不活性のフィラーを含むインクを適用す
ることである。密度の高低の領域でのパターンは、スキ
ャナーで発見できて比較ユニットで認められ得るように
整えられるが、しかし、これは本質的に人間の目には見
えないものである。代わりとしては、蛍光物質を含むイ
ンクで一部分をコーティングすることによって、文書の
部分ごとの間の反射力を変化させることができる。その
ようなケースにおいて、文書はスキャニングのプロセス
の間、紫外線かあるいは「ブラックライト」で照らされ
る。これは部分ごとの反射力における差異を非常に大き
くする。文書は、ユニシス・リーダソータ DT のような
高速小切手処理装置の中に送り込まれるが、そこには文
書のビデオイメージが用意されている。
ために、光学上不活性のフィラーを含むインクを適用す
ることである。密度の高低の領域でのパターンは、スキ
ャナーで発見できて比較ユニットで認められ得るように
整えられるが、しかし、これは本質的に人間の目には見
えないものである。代わりとしては、蛍光物質を含むイ
ンクで一部分をコーティングすることによって、文書の
部分ごとの間の反射力を変化させることができる。その
ようなケースにおいて、文書はスキャニングのプロセス
の間、紫外線かあるいは「ブラックライト」で照らされ
る。これは部分ごとの反射力における差異を非常に大き
くする。文書は、ユニシス・リーダソータ DT のような
高速小切手処理装置の中に送り込まれるが、そこには文
書のビデオイメージが用意されている。
【００１６】このイメージは、インク密度をあらわした
り、あるいは低い密度のインクに起因する空白の領域の
ようなアイコン、あるいは文書についての情報に関して
他の認識可能なパターンのようなアイコンを表示したり
することになる。このイメージを受けとったオペレータ
ーか比較ユニットは、それが支払われる前の無効な文書
をその場で見つけだすことができるであろう。本発明の
前述又はその他の特徴は、以下の詳細な説明と発明の具
体的実施例である図面によりさらに明白になるであろ
う。
り、あるいは低い密度のインクに起因する空白の領域の
ようなアイコン、あるいは文書についての情報に関して
他の認識可能なパターンのようなアイコンを表示したり
することになる。このイメージを受けとったオペレータ
ーか比較ユニットは、それが支払われる前の無効な文書
をその場で見つけだすことができるであろう。本発明の
前述又はその他の特徴は、以下の詳細な説明と発明の具
体的実施例である図面によりさらに明白になるであろ
う。
【００１７】
【実施例】図１は本発明に従って印刷された文書を示
す。ここに示された小切手１０あるいは確認を必要とす
る他の文書は、それ以外の文書よりも高い反射力を持つ
ように（例えば、高密度のインク、蛍光性のインク、低
い解像度のラインの如く）予め決定されたパターンある
いはアイコンとして印刷されている。ここで、高密度の
部分１２は「VALID」と読むクロスハッチングが付けら
れた部分で示されている。密度の変化は人間の目で見え
る必要がなく、又、図１は実施例のこの領域を示してい
るにすぎないことは明らかであろう。
す。ここに示された小切手１０あるいは確認を必要とす
る他の文書は、それ以外の文書よりも高い反射力を持つ
ように（例えば、高密度のインク、蛍光性のインク、低
い解像度のラインの如く）予め決定されたパターンある
いはアイコンとして印刷されている。ここで、高密度の
部分１２は「VALID」と読むクロスハッチングが付けら
れた部分で示されている。密度の変化は人間の目で見え
る必要がなく、又、図１は実施例のこの領域を示してい
るにすぎないことは明らかであろう。
【００１８】さらに、密度の変化は、図示されたような
言葉である必要はないが、アイコンあるいは高密度イン
ク（あるいは低密度インク）や高解像度ラインの特定の
領域であろう。検出された密度の差異が利用されると
き、その密度変化は、あらゆる便利な方法においても創
られるであろう。この相違を創る１つの方法は、「高密
度」として明示された領域の上に、インク（あるいは他
の適当なプリント）のコートを付加することである。こ
のことは、図２に示されている。即ち、ペーパー１４
は、文字「D 」の形によって限定された高密度領域の内
側において、インク１６の第１の層と、インク１８の第
２の層にて覆われている。これにより、適当な数のコー
トが使われていることが理解されるであろう。
言葉である必要はないが、アイコンあるいは高密度イン
ク（あるいは低密度インク）や高解像度ラインの特定の
領域であろう。検出された密度の差異が利用されると
き、その密度変化は、あらゆる便利な方法においても創
られるであろう。この相違を創る１つの方法は、「高密
度」として明示された領域の上に、インク（あるいは他
の適当なプリント）のコートを付加することである。こ
のことは、図２に示されている。即ち、ペーパー１４
は、文字「D 」の形によって限定された高密度領域の内
側において、インク１６の第１の層と、インク１８の第
２の層にて覆われている。これにより、適当な数のコー
トが使われていることが理解されるであろう。
【００１９】ドットパターンで印刷された文書に高密度
の領域を創る方法は、単位面積あたりにつき、より低い
密度の部分よりも多くのドットで高密度の領域を印刷す
ることである。このことは、図３で見ることができる。
即ち、ペーパー １４ は、低密度領域２２を除いて単位
領域２０については、多くのドットのドットパターンで
覆われており、単位領域２２についてはより少ないドッ
トのドットパターンで覆われている。
の領域を創る方法は、単位面積あたりにつき、より低い
密度の部分よりも多くのドットで高密度の領域を印刷す
ることである。このことは、図３で見ることができる。
即ち、ペーパー １４ は、低密度領域２２を除いて単位
領域２０については、多くのドットのドットパターンで
覆われており、単位領域２２についてはより少ないドッ
トのドットパターンで覆われている。
【００２０】高低の密度部分間において差異を創る第３
の方法は、光学上不活性のフィラーを含むインクで高密
度部分を覆うことである。そのようなフィラーとして
は、炭酸カルシウムや、カオリンのようなフィラーをベ
ースとしたクレイなどがある。図４は、ペーパー１４上
に、低密度インク２３のコーティングと、光学上不活性
のフィラー２４を含む高密度インクの領域とがあること
を示している。図５は、本発明に係る高速文書確認シス
テムを示している。この高速文書確認システム２５
は、高速度文書スキャナ２７と、比較ユニット２９と、
調査用ワークステーション３１及びデータエントリーワ
ークステーション３３とを有している。
の方法は、光学上不活性のフィラーを含むインクで高密
度部分を覆うことである。そのようなフィラーとして
は、炭酸カルシウムや、カオリンのようなフィラーをベ
ースとしたクレイなどがある。図４は、ペーパー１４上
に、低密度インク２３のコーティングと、光学上不活性
のフィラー２４を含む高密度インクの領域とがあること
を示している。図５は、本発明に係る高速文書確認シス
テムを示している。この高速文書確認システム２５
は、高速度文書スキャナ２７と、比較ユニット２９と、
調査用ワークステーション３１及びデータエントリーワ
ークステーション３３とを有している。
【００２１】確認を必要とする文書は、解像能力と密度
識別能力をもつ高速文書スキャナ２７に供給される。Ｉ
ＢＭ３８９８ イメージプロセッサーとユニシス・リー
ダソータＤＴシリーズはこれらの性能を持っている。前
記 リーダソータ１８００および１２００ は、それぞれ
分あたり１８００枚および１２００枚の割合で詳細に調
査することが可能である。 これらのスキャナーは、例
えば、Ｘ−ライト・インク製のモデル ４０８ 密度計で
計測した密度が０．５０〜０．６６の範囲にあるパトン
ＰＭＳ ブルー ３１５ インクにおける密度を識別する
ことができる。
識別能力をもつ高速文書スキャナ２７に供給される。Ｉ
ＢＭ３８９８ イメージプロセッサーとユニシス・リー
ダソータＤＴシリーズはこれらの性能を持っている。前
記 リーダソータ１８００および１２００ は、それぞれ
分あたり１８００枚および１２００枚の割合で詳細に調
査することが可能である。 これらのスキャナーは、例
えば、Ｘ−ライト・インク製のモデル ４０８ 密度計で
計測した密度が０．５０〜０．６６の範囲にあるパトン
ＰＭＳ ブルー ３１５ インクにおける密度を識別する
ことができる。
【００２２】スキャナ２７は、文書に光をあて、その文
書から反謝してきた光を荷電結合素子が受け取る。荷電
結合素子のそれぞれの要素は受け取った光の量に応じて
オン、あるいはオフになる。高密度インクは、密度計の
読み取り値をより高くする。換言すれば、高密度インク
は、より多くの光を反射し、より多数の活性化された荷
電結合素子の要素を引き起こす。
書から反謝してきた光を荷電結合素子が受け取る。荷電
結合素子のそれぞれの要素は受け取った光の量に応じて
オン、あるいはオフになる。高密度インクは、密度計の
読み取り値をより高くする。換言すれば、高密度インク
は、より多くの光を反射し、より多数の活性化された荷
電結合素子の要素を引き起こす。
【００２３】同じことは、高解像度ラインに対しても言
える。特に、幅の狭い高解像度ラインは、より幅の広い
低解像度ラインよりも少ない光しか反射しない。荷電結
合素子要素からの情報は、「グラフィックスイメージフ
ァイル」と呼ばれ記憶装置の中に貯えられる。もし、文
書の一部が蛍光性の性質を持つインクで覆われているな
らば、その蛍光性インクの領域は容易に検出される。こ
のような文書のためのスキャナーは、「グラフィックス
イメージファイル」上にパターンを現すためのスキャニ
ングのプロセスの間、その文書に紫外線あるいは「ブラ
ックライト」をあてていなければなければならない。
える。特に、幅の狭い高解像度ラインは、より幅の広い
低解像度ラインよりも少ない光しか反射しない。荷電結
合素子要素からの情報は、「グラフィックスイメージフ
ァイル」と呼ばれ記憶装置の中に貯えられる。もし、文
書の一部が蛍光性の性質を持つインクで覆われているな
らば、その蛍光性インクの領域は容易に検出される。こ
のような文書のためのスキャナーは、「グラフィックス
イメージファイル」上にパターンを現すためのスキャニ
ングのプロセスの間、その文書に紫外線あるいは「ブラ
ックライト」をあてていなければなければならない。
【００２４】グラフィックスイメージファイルは、比較
ユニット ２９へ送られる。比較ユニット２９ は、特定
の反射率あるいはパターン１２が表示されるかどうかを
判別するために、グラフィックイメージあるいは特別の
部分を検出するようにプログラムされている。比較ユニ
ット２９は文書上に正確なマークが表示されているかど
うかを判別することができる。もし、アイコンあるいは
他の英数字のマークがパターンとしての暗号文とされる
ならば、光学文字認識システムは比較ユニットとして利
用できるであろう。
ユニット ２９へ送られる。比較ユニット２９ は、特定
の反射率あるいはパターン１２が表示されるかどうかを
判別するために、グラフィックイメージあるいは特別の
部分を検出するようにプログラムされている。比較ユニ
ット２９は文書上に正確なマークが表示されているかど
うかを判別することができる。もし、アイコンあるいは
他の英数字のマークがパターンとしての暗号文とされる
ならば、光学文字認識システムは比較ユニットとして利
用できるであろう。
【００２５】正確なマークを持っていないことが判別さ
れ、そして偽造品であると思われる文書イメージは、調
査ステーション３１に送られてそこで手動的に確認され
る。正確なマークが付けられた文書は、データエントリ
ーワークステーション ３３へ送られる。代わりに、グ
ラフィックスイメージファイルは、文書の正確なパター
ンあるいはアイコン１２を視覚的に検査することができ
るデータエントリーワークステーション３３ へ送られ
る。
れ、そして偽造品であると思われる文書イメージは、調
査ステーション３１に送られてそこで手動的に確認され
る。正確なマークが付けられた文書は、データエントリ
ーワークステーション ３３へ送られる。代わりに、グ
ラフィックスイメージファイルは、文書の正確なパター
ンあるいはアイコン１２を視覚的に検査することができ
るデータエントリーワークステーション３３ へ送られ
る。
【００２６】図３は三つの個別構成要素を有するような
システムを示しているが、本発明は単一の構成要素から
なっていてもよいし、また、定められた応用のために実
用的であればどのような構成要素の組合せでもよいこと
は理解されるべきである。さらに、この開示内容は文書
の確認についてのみ述べてきたが、偽造通貨あるいは他
のどのような印刷物を検出するためにも同様に効果的な
ものである。
システムを示しているが、本発明は単一の構成要素から
なっていてもよいし、また、定められた応用のために実
用的であればどのような構成要素の組合せでもよいこと
は理解されるべきである。さらに、この開示内容は文書
の確認についてのみ述べてきたが、偽造通貨あるいは他
のどのような印刷物を検出するためにも同様に効果的な
ものである。
【００２７】パターンあるいはアイコン１２は、人間の
目に見えなくてもよいし、かろうじて見える程度であっ
てもよい。しかしながら、イメージスキャナ２７は高密
度の部分を再生し、低密度の部分を消去し得るものであ
る。このスキャナ２７については、また、反射性の差異
（たとえば、密度、解像度あるいは蛍光の差異による）
に応答して種々の中間調の影を生じるようにプログラム
することができる。
目に見えなくてもよいし、かろうじて見える程度であっ
てもよい。しかしながら、イメージスキャナ２７は高密
度の部分を再生し、低密度の部分を消去し得るものであ
る。このスキャナ２７については、また、反射性の差異
（たとえば、密度、解像度あるいは蛍光の差異による）
に応答して種々の中間調の影を生じるようにプログラム
することができる。
【００２８】文書１０には、それが利用される前にその
文書の有効性を確認するために、グラフィックイメージ
が単語「ＶＡＬＩＤ」を表すように、または、特定の密
度あるいはライン解像度を有する領域の位置が比較され
るように、印刷を施すことができる。さらに、独特のコ
ードを特定の文書あるいは顧客と結び付けるように、こ
のアイコンあるいはパターン１２を文書によって変える
ことができる。これは確認工程の精度を高めるものであ
る。このようにして、比較ユニット２９にどのような数
のマークでも確認することができるようにプログラム
し、単一の文書上の多くのメッセージを蓄えることがで
きるようにすることができる。また、より複雑なマーク
の場合には、比較ユニット２９として、光学的文字認識
システムの使用が必要となる。
文書の有効性を確認するために、グラフィックイメージ
が単語「ＶＡＬＩＤ」を表すように、または、特定の密
度あるいはライン解像度を有する領域の位置が比較され
るように、印刷を施すことができる。さらに、独特のコ
ードを特定の文書あるいは顧客と結び付けるように、こ
のアイコンあるいはパターン１２を文書によって変える
ことができる。これは確認工程の精度を高めるものであ
る。このようにして、比較ユニット２９にどのような数
のマークでも確認することができるようにプログラム
し、単一の文書上の多くのメッセージを蓄えることがで
きるようにすることができる。また、より複雑なマーク
の場合には、比較ユニット２９として、光学的文字認識
システムの使用が必要となる。
【００２９】上述のシステムを、ユニシス・リーダソー
タＤＴあるいはＩＢＭ３８９８イメージプロセッサ等、
従来公知の高速チェックスキャナに取付けることもでき
る。小切手を特別にコード化することもでき、比較ユニ
ットは、この小切手確認用の適切なデータのためのこれ
らスキャナのグラフィックスファイルを捜すようプログ
ラムされる。これは、大量の小切手を扱う大きな組織に
とって特に有用である。この代りに、たとえばパーソナ
ルコンピュータに蓄積されたプログラムにより照合され
る文書のビデオ映像あるいはグラフィックスファイルを
作るため、スピードが不必要であり、容量が小さく、か
つ、小さな手動のスキャナを用いることもできる。もし
もビデオディスプレィ端末が準備されるなら、比較ユニ
ット２９を取り除くことができ、オペレータがスクリー
ンを見ることによって文書を確認することができる。
タＤＴあるいはＩＢＭ３８９８イメージプロセッサ等、
従来公知の高速チェックスキャナに取付けることもでき
る。小切手を特別にコード化することもでき、比較ユニ
ットは、この小切手確認用の適切なデータのためのこれ
らスキャナのグラフィックスファイルを捜すようプログ
ラムされる。これは、大量の小切手を扱う大きな組織に
とって特に有用である。この代りに、たとえばパーソナ
ルコンピュータに蓄積されたプログラムにより照合され
る文書のビデオ映像あるいはグラフィックスファイルを
作るため、スピードが不必要であり、容量が小さく、か
つ、小さな手動のスキャナを用いることもできる。もし
もビデオディスプレィ端末が準備されるなら、比較ユニ
ット２９を取り除くことができ、オペレータがスクリー
ンを見ることによって文書を確認することができる。
【００３０】本発明は、特にその好適な実施例に基づい
て示され記述されているが、当業者であれば、本発明の
精神および範囲から離れることなく、形状および細部に
おける種々の変更をなすことは可能である。特に、文書
のビデオ映像に認められるパターンは、インクの密度の
差異よりも、ある領域におけるパターンのラインの狭い
幅および狭い間隔にかかわるスキャナの解像度の限界に
依存する。また、本発明は、印刷された文書の反射性を
利用するスキャナに関し記述されているが、他の性質、
たとえば光伝達性、透明性などを本発明の実施のために
用いることもできる。
て示され記述されているが、当業者であれば、本発明の
精神および範囲から離れることなく、形状および細部に
おける種々の変更をなすことは可能である。特に、文書
のビデオ映像に認められるパターンは、インクの密度の
差異よりも、ある領域におけるパターンのラインの狭い
幅および狭い間隔にかかわるスキャナの解像度の限界に
依存する。また、本発明は、印刷された文書の反射性を
利用するスキャナに関し記述されているが、他の性質、
たとえば光伝達性、透明性などを本発明の実施のために
用いることもできる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る高速
文書確認システムによれば、 少なくともパターンが印
刷された部分を有する紙からなり、少なくともその一部
には、人間の目によっては容易に検出されないが光学ス
キャナにより容易に検出される差異を持つ領域の所定パ
ターンの印刷があり、かつ、前記差異が文書に関する情
報を表す文書を使用するためのものであるとともに、走
査された文書のグラフィックイメージを作る高速文書ス
キャナと前記グラフィックイメージ上に所定の配列があ
るかどうかを検出するためのプログラムされた比較ユニ
ットとを備えたもので、文書に印刷されたパターンの微
妙な変化を検出するために光学式走査技術を利用してい
るから、印刷されたパターンの反射力における微妙な変
化に対する光学スキャナの異なった反応を利用して自動
的かつ高速で文書の正当性をチェックすることができ、
これによって、従来では確認のための時間的制約から文
書が渡される前の確認は実質的に不可能であったのを、
本発明では文書を渡す前に、その文書の有効性あるいは
無効かを確認することが可能になるという格別な効果を
奏する。
文書確認システムによれば、 少なくともパターンが印
刷された部分を有する紙からなり、少なくともその一部
には、人間の目によっては容易に検出されないが光学ス
キャナにより容易に検出される差異を持つ領域の所定パ
ターンの印刷があり、かつ、前記差異が文書に関する情
報を表す文書を使用するためのものであるとともに、走
査された文書のグラフィックイメージを作る高速文書ス
キャナと前記グラフィックイメージ上に所定の配列があ
るかどうかを検出するためのプログラムされた比較ユニ
ットとを備えたもので、文書に印刷されたパターンの微
妙な変化を検出するために光学式走査技術を利用してい
るから、印刷されたパターンの反射力における微妙な変
化に対する光学スキャナの異なった反応を利用して自動
的かつ高速で文書の正当性をチェックすることができ、
これによって、従来では確認のための時間的制約から文
書が渡される前の確認は実質的に不可能であったのを、
本発明では文書を渡す前に、その文書の有効性あるいは
無効かを確認することが可能になるという格別な効果を
奏する。
【００３２】また、確認されていない文書を高速文書ス
キャナで走査する工程と、前記確認されていない文書の
印刷密度のグラフィックイメージを形成する工程と、前
記グラフィックイメージを印刷密度の所定の配列と比較
する工程とを有する文書確認方法においては、文書の有
効、無効の判断を高速文書スキャナとの組合わせにより
グラフィックイメージとして電気的に行うことができる
ので、より高速化を図ることができる他、比較工程にお
いてはグラフィックイメージであるので、オペレータが
視覚的に行うことも可能になる。
キャナで走査する工程と、前記確認されていない文書の
印刷密度のグラフィックイメージを形成する工程と、前
記グラフィックイメージを印刷密度の所定の配列と比較
する工程とを有する文書確認方法においては、文書の有
効、無効の判断を高速文書スキャナとの組合わせにより
グラフィックイメージとして電気的に行うことができる
ので、より高速化を図ることができる他、比較工程にお
いてはグラフィックイメージであるので、オペレータが
視覚的に行うことも可能になる。
【００３３】
【図１】本発明に係る文書の平面図であり、クロスハッ
チングにより印が付けられた低密度の領域が示されてい
る。
チングにより印が付けられた低密度の領域が示されてい
る。
【図２】図１の２ー２線に沿った断面図である。
【図３】他の実施例を示す第２図同様の断面図である。
【図４】さらに他の実施例を示す第２図同様の断面図で
ある。
ある。
【図５】本発明に係る自動高速文書確認システムの正面
図である。
図である。
１０ 小切手（文書） １４ ペーパー（紙） ２０ 単位領域 ２２ 単位領域 ２３ 低濃度インクのコート ２４ フィラーを含む高濃度インク領域 ２５ 高速文書確認システム ２７ スキャナ ２９ 比較ユニット ３１ 調査ステーション ３３ データエントリーワークステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム エヌ・ストラティゴス アメリカ合衆国・ニューヨーク・10016・ ニューヨーク・アパート・３ジー・イース ト・34ス・ストリート・120 (72)発明者 ステファン アール・ランドウ アメリカ合衆国・ニューヨーク・11375・ フォーレスト・ヒルズ・アパート・４ア イ・クイーンズ・ブールバード・109−20
Claims (39)
- 【請求項１】 少なくともパターンが印刷された部分を
有する紙からなり、前記パターンが、人間の目によって
は容易に検出されないが光学スキャナにより容易に検出
される差異を持つ領域の所定配置を有し、かつ、前記差
異が文書に関する情報を表すことを特徴とする文書確認
システム用文書。 - 【請求項２】 前記領域には解像度の変化するラインが
印刷されている請求項１記載の文書。 - 【請求項３】 前記領域は密度が変化するように印刷さ
れている請求項１記載の文書。 - 【請求項４】 前記領域は蛍光輝度が変化するように印
刷されている請求項１記載の文書。 - 【請求項５】 前記密度が光学不活性のフィラーを有す
るインクにより変化する請求項３記載の文書。 - 【請求項６】 前記光学不活性のフィラーは、本質的に
炭酸カルシウムおよびクレイをベースとしたフィラーと
からなる群より選択される請求項５記載の文書。 - 【請求項７】 前記密度が変化する領域は、より高い密
度を持つように指定された領域に対し印刷のコートを付
加することによって形成される請求項３記載の文書。 - 【請求項８】 前記密度が変化する領域は、ドットパタ
ーンにより印刷を行うことにより形成され、より高い密
度を有するように指定された領域は低密度領域よりも単
位面積当りのドット数が多い請求項３記載の文書。 - 【請求項９】 少なくともパターンが印刷された部分を
有する紙からなり、少なくともその一部には、人間の目
によっては容易に検出されないが光学スキャナにより容
易に検出される差異を持つ領域の所定パターンの印刷が
あり、かつ、前記差異が文書に関する情報を表す文書を
使用するためのものであるとともに、走査された文書の
グラフィックイメージを作る高速文書スキャナと前記グ
ラフィックイメージ上に所定の配列があるかどうかを検
出するためのプログラムされた比較ユニットとからなる
高速文書確認システム。 - 【請求項１０】 前記比較ユニットが光学式文字認識シ
ステムである請求項９記載の高速文書確認システム。 - 【請求項１１】 前記領域内の差異がパターンにおける
ラインの解像度の差異である請求項９記載の高速文書確
認システム。 - 【請求項１２】 前記領域内の差異がパターン密度の差
異である請求項９記載の高速文書確認システム。 - 【請求項１３】 前記密度が光学不活性のフィラーを有
するインクにより変化する請求項１２記載の高速文書確
認システム。 - 【請求項１４】 前記光学不活性のフィラーは、本質的
に炭酸カルシウムおよびクレイをベースとしたフィラー
とからなる群より選択される請求項１３記載の高速文書
確認システム。 - 【請求項１５】 前記領域における差異はパターンの蛍
光による差異である請求項９記載の高速文書確認システ
ム。 - 【請求項１６】 前記比較ユニットはグラフィックイメ
ージのある領域における指示された密度と他の領域にお
けるそれとを比較するものである請求項１２記載の高速
文書確認システム。 - 【請求項１７】 前記比較ユニットはグラフィックイメ
ージにおける形状と所定の文字とを比較するための文字
認識手段を有する請求項１２記載の高速文書確認システ
ム。 - 【請求項１８】 ａ．人間の目によっては容易に検出さ
れないが光学スキャナにより容易に検出される差異を持
つ領域の所定配列を有し、かつ、前記差異が文書に関す
る情報を表すパターンを少なくとも一部に有する少なく
とも一つの有効な文書を印刷する工程と、 ｂ．確認されていない文書を高速文書スキャナで走査
し、そのグラフィックイメージを形成する工程と、 ｃ．前記グラフィックイメージと前記差異の所定配列と
を比較する工程とからなる文書確認方法。 - 【請求項１９】 前記差異がパターンにおけるラインの
解像度の差異である請求項１８記載の文書確認方法。 - 【請求項２０】 前記差異が密度の差異である請求項１
８記載の文書確認方法。 - 【請求項２１】 前記密度が光学不活性のフィラーを有
するインクにより変化する請求項２０記載の文書確認方
法。 - 【請求項２２】 前記光学不活性のフィラーは、本質的
に炭酸カルシウムおよびクレイをベースとしたフィラー
とからなる群より選択される請求項２１記載の文書確認
方法。 - 【請求項２３】 前記差異が蛍光の差異である請求項１
８記載の文書確認方法。 - 【請求項２４】 前記印刷工程が、より高い密度を持つ
領域に印刷のコートを付加することからなる請求項２０
記載の文書確認方法。 - 【請求項２５】 前記印刷工程がドットパターンによる
印刷を行うことからなり、より高い密度の領域は低密度
領域よりも単位面積当りのドット数が多い請求項２０記
載の文書確認方法。 - 【請求項２６】 前記グラフィックイメージを形成する
工程が前記文書スキャナによりなされる請求項１８記載
の文書確認方法。 - 【請求項２７】 前記比較工程はグラフィックイメージ
に所定の配列があるかどうかを検出するためにプログラ
ムされた比較ユニットによりなされる請求項１８記載の
文書確認方法。 - 【請求項２８】 前記比較工程は、グラフィックイメー
ジの一部を選択する工程と、所定の文字がその部分にあ
るかどうかを決定するために光学的文字認識手段を用い
る工程とを含む請求項１８記載の文書確認方法。 - 【請求項２９】 前記比較工程は、グラフィックイメー
ジの第１の部分における密度を決定する工程と、グラフ
ィックイメージの第２の部分における密度を決定する工
程と、これら第１、第２の部分における密度の比率を比
較する工程と、この比率を所定値と比較する工程とを含
む請求項２０記載の文書確認方法。 - 【請求項３０】 人間の目によっては容易に検出されな
いが光学スキャナにより容易に検出される差異を持つ所
定配列の領域を有し、かつ、前記差異が文書に関する情
報を表すパターンを有する文書の確認方法であり、 ａ．確認されていない文書を高速文書スキャナで走査す
る工程と、 ｂ．前記確認されていない文書の印刷密度のグラフィッ
クイメージを形成する工程と、 ｃ．前記グラフィックイメージを印刷密度の所定の配列
と比較する工程とからなる高速文書確認方法。 - 【請求項３１】 前記グラフィックイメージを形成する
工程が前記文書スキャナによりなされる請求項３０記載
の文書確認方法。 - 【請求項３２】 前記比較工程はグラフィックイメージ
に所定の配列があるかどうかを検出するためにプログラ
ムされた比較ユニットによりなされる請求項３０記載の
文書確認方法。 - 【請求項３３】 前記比較工程がオペレータにより視覚
的になされる請求項３０記載の文書確認方法。 - 【請求項３４】 前記差異がパターンにおけるラインの
解像度の差異である請求項３０記載の文書確認方法。 - 【請求項３５】 前記差異が密度の差異である請求項３
０記載の文書確認方法。 - 【請求項３６】 前記密度が光学不活性のフィラーを有
するインクにより変化する請求項３５記載の文書確認方
法。 - 【請求項３７】 前記光学不活性のフィラーは、本質的
に炭酸カルシウムおよびクレイをベースとしたフィラー
とからなる群より選択される請求項３６記載の文書確認
方法。 - 【請求項３８】 前記差異が蛍光の差異である請求項３
０記載の文書確認方法。 - 【請求項３９】 前記比較工程は、グラフィックイメー
ジの一部を選択する工程と、所定の文字がその部分にあ
るかどうかを決定するために光学的文字認識手段を用い
る工程とを含む請求項３０記載の文書確認方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US612,557 | 1990-11-13 | ||
| US07/612,557 US5537486A (en) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | High-speed document verification system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215177A true JPH06215177A (ja) | 1994-08-05 |
| JP3590812B2 JP3590812B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=24453672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32516091A Expired - Fee Related JP3590812B2 (ja) | 1990-11-13 | 1991-11-13 | 高速文書確認システム及び確認用文書並びに文書確認方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5537486A (ja) |
| EP (1) | EP0485694B1 (ja) |
| JP (1) | JP3590812B2 (ja) |
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| AU (1) | AU650063B2 (ja) |
| DE (1) | DE69128457T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4227613A1 (de) * | 1992-08-20 | 1994-02-24 | Gao Ges Automation Org | Verfahren und Vorrichtung zur Erkennung von Druckbildern auf Dokumenten |
| EP0612042B2 (en) * | 1993-02-17 | 2003-06-04 | Kba-Giori S.A. | Apparatus and method for checking printed matter |
| FR2710768B1 (fr) * | 1993-09-27 | 1995-12-22 | Avery Dennison Corp | Document, notamment étiquette, comportant des indications invisibles, notamment un code à barres, révélables par exposition à une lumière ultraviolette. |
| US5607040A (en) * | 1994-03-28 | 1997-03-04 | Mathurin, Sr.; Trevor S. Ives | Currency counter-feit detection device |
| DE19511472C1 (de) * | 1995-03-29 | 1996-10-17 | Siemens Ag | Verfahren zur dynamischen Verifikation eines Schriftzuges anhand eines Referenzschriftzuges |
| US6748101B1 (en) | 1995-05-02 | 2004-06-08 | Cummins-Allison Corp. | Automatic currency processing system |
| US6363164B1 (en) * | 1996-05-13 | 2002-03-26 | Cummins-Allison Corp. | Automated document processing system using full image scanning |
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| US7903863B2 (en) | 2001-09-27 | 2011-03-08 | Cummins-Allison Corp. | Currency bill tracking system |
| US8162125B1 (en) | 1996-05-29 | 2012-04-24 | Cummins-Allison Corp. | Apparatus and system for imaging currency bills and financial documents and method for using the same |
| US7187795B2 (en) | 2001-09-27 | 2007-03-06 | Cummins-Allison Corp. | Document processing system using full image scanning |
| US20050276458A1 (en) | 2004-05-25 | 2005-12-15 | Cummins-Allison Corp. | Automated document processing system and method using image scanning |
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