JPH02245399A - 偽造判別用紙 - Google Patents

偽造判別用紙

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JPH02245399A
JPH02245399A JP1068299A JP6829989A JPH02245399A JP H02245399 A JPH02245399 A JP H02245399A JP 1068299 A JP1068299 A JP 1068299A JP 6829989 A JP6829989 A JP 6829989A JP H02245399 A JPH02245399 A JP H02245399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
dye
fluorescent
patterns
ultraviolet light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1068299A
Other languages
English (en)
Inventor
Sugitatsu Tachibana
橘 杉樹
Masayoshi Sasaki
佐々木 正芳
Kazuo Yabe
矢部 一男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINFUJI SEISHI KK
Original Assignee
SHINFUJI SEISHI KK
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Publication date
Application filed by SHINFUJI SEISHI KK filed Critical SHINFUJI SEISHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種証券用紙、商品券1重要fj[など、偽
造されることにより多大な損害を被る恐れのあるもの、
包装容器を偽造され損害を被る恐れのある包装用紙など
に使用される偽造判別用紙に関するものである。
(従来の技術) 従来から紙中に着色繊維や印刷紙片、識別可能な物質を
配合し、特別に抄造した用紙を使用することにより偽造
防止を図ったり、透かし文字、模様を付した紙が広く偽
造防止用紙として用いられて来た。特に透かし文字、模
様を紙に付する方法は、抄紙工程において文字、模様の
設けられたダンデイロールを押圧することにより9紙料
を構成する繊維に厚薄を付けたり、マークロールと弾性
ロール間を通して文字、模様を紙面に付すエンボス法な
どが広く知られており、偽造防止用紙とし使用されて来
た。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたごとく、偽造防止用紙として抄造工程におい
て着色繊維や印刷した紙片、識別可能な物質を配合せる
ものは、その用途によっては需要家を満足させるもので
はなく、抄紙工程で透かしの文字、模様を付する方法は
1文字模様を様々な寸法よりなる最終商品の一定位置に
配置するために、透かし模様を光学的にセンサーで感知
して見当裁断するカッターが一般にはないため、経済的
技術的に廻しいという欠点があるばかりなく、通′I#
紙の抄造ロットが大であり、小ロフト多品種を希望する
需要家の要望と対立するという問題点があった。このよ
うな問題点、即ち、小ロフト多品種及び透かしの文字、
模様を一定位置に配置するという問題点を解決する手段
として、近時、化学薬品溶液による透かし模様の付与法
が開発、使用されているが、かかる方法は、既に多数の
方法が特許、実用新案などにより提案されており、印刷
などによって容易に偽造出来るなどの欠点もあり需要家
のみが識別可能な偽造判別用紙を要望されるようになっ
て来た。
本発明は、従来の偽造防止用紙のごとく、容易に識別さ
れる特別の用紙や、特別に処理されていない一般に使用
されている通常の用紙の何れでも使用することができ、
需要家のみが識別可能な文字、模様を付した偽造判別用
紙を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成するために種々検討の結果
、365ミリミクロンをピークとした紫外線を照射した
時に、青紫色光の可視光線を放射する蛍光染料を用い1
通常の状態においては識別不可能な文字、模様を用紙に
付与することにより本目的を完成するに至ったものであ
る。
すなわち1本発明は、有機溶媒に可溶で水には不溶の合
成樹脂m蛍光増白染料、即ちクマリン系、ピラゾリン系
、チアジアゾール系などの蛍光増白染料を使用する場合
は、長期保存による変色を防止し、しかも染料や顔料で
着色された紙の本来の色に白化や変色などの影響を与え
ず、水に溶出しないため耐水性にも優れているという特
徴を有しまたジアミノスチルベン系に代表される水溶性
蛍光増白染料を使用する場合は、比較的安価であると言
う長所があり、外観上、一般紙と異なる点はないが、波
長300〜400ミリミクロンの紫外線を照射したとき
に可視光線である400〜5゜041ミクロンの蛍光を
発する。いわゆる隠し印刷ヲ施した紙を提供することが
出来るも。であるこのような隠し印刷は1文字、模様を
最終商品の一定位置に配置したいときは、オフセットな
どの平版印刷が、所定位置に配置する必要のない場合は
、一般のロール式グラビヤ印刷を使用するなど、用途、
目的に応じて適宜選択することができる。上記のごとく
、特定した蛍光染料のみを使用して文字、模様などの各
種画像を印刷する場合は外観上は何らの処置も施されて
いない紙に見えるが、紫外線の波長が365ミリミクロ
ンにピークを示す、市販のブラックライトのごとき小型
で安価な紫外線照射装置で照射することにより初めて画
像を発現させ、識別できるものである。
なお、溶媒に溶解した蛍光染料は、低粘度であるためそ
のままでは印刷適性に問題があるので、適当な樹脂やメ
ジウム、レジュウサーなどによって適宜粘度W1411
を行うことが望ましい。
また9紙面に透かし文字、模様を設けることを希望する
場合は、多数提案されている各種透かし模様発現用薬液
中に、本蛍光増白染料を1%以下の少量添加することに
より、透かしの画像と、蛍光反応を兼備した、従来の単
なる透かし印刷に偽造判別機能を付加した用紙を提供す
ることも出来る(作用) 以上のごとく、有機溶媒可溶性の合成樹脂添加用蛍光増
白染料を蛍光反応物質として選択した場合は、耐光性に
優れ1紙を白化したり、変色して本来の色と異なる外観
となったり、水に濡れたときに溶出する恐れがなく、水
溶性蛍光増白剤を使用したものは安価であり、透明化透
かし発現用インキ中に蛍光反応物質を添加すると、透か
し模様と蛍光反応の二重の機能を持つなど、紫外線を照
射した時に予め印刷された所定の画像を蛍光を発して表
示するという作用を適宜選択して使用出来るものである
(実施例) 本発明を実施例に従って説明する。なお、実施例の%は
特に限定しない場合は重量百分率である実施例1 クマリン系の合成樹脂用蛍光増白染料である日本曹達■
の商品名ケイコールCをトルエン、酢酸エチル1:1の
混合溶剤に溶解して0.5%液とする。硝化綿糸のグラ
ビヤ印刷用メジウムに上記ケイコールC溶液を加えて、
N03ザーンカツプにて20℃で16秒の粘度となる様
に調整してロール式グラビヤ印刷用インキとする。米坪
70g/m1の淡黄上質紙に、33ミクロンの深度で文
字が刻印されたグラビヤロールにより、上記インキを用
いて印刷した結果、外観上何らの処置が施されているよ
うには見えないが、365ミリミクロンにピークをもつ
紫外線を発するハントランプを照射すると印刷部分が強
い蛍光を発する偽造判別用紙が得られた。
実施例2 トルエンと酢酸エチルの1:1混合溶剤に、液状ポリイ
ソプレン20%、脱水とマシ油10%、商品名ケイコー
ルC065%を加え、液温20℃においてザーンカップ
NO3で17秒の粘度である蛍光染料入り透明化インキ
を調整する。
米坪100gのライトコート紙に上記インキを用いて実
施例1と同様にグラビヤ印刷することにより、印刷部分
が透明化した透明文字入り用紙が得た。この紙は、透明
化と紫外線を照射すると印刷部分が蛍光を発するという
二重の機能を持った偽造判別用紙である。
実施例3 長油長アルキッド樹脂30%、沸点260〜300’C
のノルマルパラフィン系溶剤40%、アマニ油25%、
ワックス2%、脂肪酸アルミ2%。
ビラグリン系の商品名ケイコールE1%を3本ロールミ
ルにより混線しオフセット用インキを作成した。
オフセット印刷機により、上記インキを用いて文字、模
様を配列した刷版により220 g / m’の白色の
板紙に印刷して、文字が紙の所定部分に配置され、外観
上は印刷した画像が判らないが紫外線を照射することに
より印刷部分より強い蛍光を発する偽造判別用紙を得た
実施例4 実施例2の蛍光染料入り透明化インキを用いてピンク色
に着色された60g/♂の紙に、平版グラビヤ印刷機に
より文字、模様を印刷し、透かし文字が紙の所定部分に
配置され、該文字が紫外線により蛍光を発する偽造判別
用紙を得た。
実施例5 ジアミノスチルベン系の水溶性蛍光増白染料。
商品名ケイコールBXNL、0.3%を、鹸化度98〜
99モル%のPVA5%に溶解し、液温20℃、No3
ザーンカツプで15秒となるように水を稀釈して粘度調
整して、青色上質紙72g/♂に実施例1と同様にグラ
ビヤ印刷して、水溶性蛍光増白染料よりなる偽造判別用
紙を得た。
(発明の効果) 本発明は、実施例1,2.5の場合は、外観上は全く通
常の紙と判別不可能であり、紫外線を照射することによ
り、初めて予め印刷されている文字、模様などを浮き挙
がらせて真偽を判別する効果を有し、実施例3.4の場
合は、透かし印刷用インキに併用することにより、透か
しの文字、模様を有し1社標1社名などを表示して偽造
防止性と、蛍光発色という判別機能を同時に満足する紙
が得られるものであり、しかも文字、模様をエンドレス
方式で配置するロール式グラビヤ印刷と、一定の位置に
配置するオフセット印刷、平版式グラビヤ印刷などが適
宜選択可能であり、更に、水に溶解しない蛍光増白剤を
使用したものは、後加工において水を使用するオフセッ
ト印刷時に、蛍光物質が溶出して蛍光画像を乱したり、
消失したりすることがなく、証券などに使用された時に
、雨や水をかぶっても蛍光画像が消失する恐れがなく、
これまでにない機能を鍔えた偽造判別用紙を提供するこ
とが出来るものである6なお、これらは、証券用紙、馬
券、車券、商品券など金券として使用する用紙ばかりで
なく、一般の包装用紙、ラベル、パッケージ、段ボール
函などに使用すれば、製品の偽造を容易に判別できるな
どの用途に使用される用紙を供給出来るものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙、コート紙、合成紙および板紙などに蛍光反応
    染料を用いて文字、模様などの画像を印刷し、紫外線を
    照射することにより蛍光画像を可視できることを特徴と
    する偽造判別用紙。
  2. (2)透かし発現用透明化インキ中に蛍光反応染料を添
    加した請求項第一項記載の偽造判別用紙。
  3. (3)蛍光反応染料が有機溶媒可溶性の合成樹脂用蛍光
    増白染料である第一項記載の偽造判別用紙(4)蛍光反
    応染料が水溶性の紙、繊維用蛍光増白染料である第一項
    記載の偽造判別用紙。
JP1068299A 1989-03-20 1989-03-20 偽造判別用紙 Pending JPH02245399A (ja)

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JP1068299A JPH02245399A (ja) 1989-03-20 1989-03-20 偽造判別用紙

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JP1068299A Pending JPH02245399A (ja) 1989-03-20 1989-03-20 偽造判別用紙

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JP (1) JPH02245399A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06215177A (ja) * 1990-11-13 1994-08-05 Empire Blue Cross Blue Shield 高速文書確認システム及び確認用文書並びに文書確認方法
JP2008174873A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Dainippon Printing Co Ltd 透かし入り多層紙
WO2006032120A3 (en) * 2004-09-20 2009-05-14 Univ Rio De Janeiro Substituted cumarines, process for the production of said cumarines and composition containing said cumarines

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06215177A (ja) * 1990-11-13 1994-08-05 Empire Blue Cross Blue Shield 高速文書確認システム及び確認用文書並びに文書確認方法
WO2006032120A3 (en) * 2004-09-20 2009-05-14 Univ Rio De Janeiro Substituted cumarines, process for the production of said cumarines and composition containing said cumarines
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