JPH06214981A - 時刻表データ入力方法及び時刻表データ入力装置 - Google Patents

時刻表データ入力方法及び時刻表データ入力装置

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JPH06214981A
JPH06214981A JP407793A JP407793A JPH06214981A JP H06214981 A JPH06214981 A JP H06214981A JP 407793 A JP407793 A JP 407793A JP 407793 A JP407793 A JP 407793A JP H06214981 A JPH06214981 A JP H06214981A
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train
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timetable
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JP407793A
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Katsunori Murooka
勝則 室岡
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時刻表の版下情報に用いられるデータの入力
を、より能率良く、又、より迅速に行う。 【構成】 まず、ステップ140では、反復利用される
コメントに関する定型コメント情報データを入力してお
く。この後、ステップ150の列車発車時刻データの入
力と、ステップ154の列車毎の列車コメントデータと
は独立して入力する。前記列車発車時刻データは、主に
数字のデータであり、漢字を含む前記列車コメントデー
タとは性質が異なるので、独立して入力することで、そ
の能率を向上することができる。又、前記列車コメント
データの入力の際、前記定型コメント情報データを利用
することで、その能率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時刻表作成方法におい
て、特に、冊子体の各ページに各列車の発・着時刻等が
示される時刻表の版下情報を作成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】駅の売店や一般の書店等で入手される時
刻表は、主に国内の各路線を走る列車(長距離あるいは
中距離列車や通勤電車等)について、各列車の各駅にお
ける発車時刻(必要に応じて到着時刻)等の情報の詳細
を一覧表として各ページに表わした出版物(冊子体に相
当)である。なお、この時刻表は、その需要者の要求に
応じた種々の出版形態で出版される。
【0003】このような時刻表は、版下原稿に基づき印
刷・出版されるものである。
【0004】この版下原稿の作成は、通常、コンピュー
タからなる時刻表版下作成システムを用いて行われてい
る。
【0005】即ち、この版下原稿作成に際しては、ま
ず、時刻表の各ページ上の適切な位置に手入力で罫線を
描く。
【0006】次いで、時刻表に示すべき情報、即ち、駅
名、あるいは、営業キロの表示等の路線に関する情報、
及び、列車番号、列車名、各駅発車到着(発・着)時刻
等の列車に関する情報を個々に取扱い、前記罫線で区切
られた各箇所の適切な位置に個々の情報の割付けを手入
力で行っていた。
【0007】従来は、このような版下原稿の作成を個々
の出版形態毎に個々に行っていた(以下、出版形態毎の
版下情報を版型という)。
【0008】各列車の運行予定(いわゆるダイヤ)は、
一定時期になると見直されて変更される場合がある。こ
れに伴って、時刻表の各ページに記載されている列車情
報等の情報の一部又は全部の変更が必要となるため、版
下原稿の訂正あるいは新たな作成が必要となる。
【0009】従来は、このダイヤ変更に際しては、各出
版形態の時刻表のいずれにおいてもそれらの版型につい
て個々に版下原稿を訂正しあるいは新たに作成する必要
があった。
【0010】しかるに、現状の時刻表版下作成システム
では、版型毎に情報の表現が異なり、且つ、複雑であ
る。従って、前記システムを取扱い版下作成作業を行う
オペレータには、高度の知識を有すること及び熟練して
いることが要求されていた。
【0011】しかしながら、このような知識を有し且つ
熟練したオペレータはその教育に非常に時間がかかるも
のであること、及び、現状では、路線の本数が多く且つ
ダイヤが複雑であることから、時刻表作成の作業量に応
じた人員のオペレータの確保が困難である。
【0012】従って、時刻表版下の迅速な作成が困難で
あるという問題点がある。
【0013】前記従来の問題点を解消すべく、本願発明
者は、本願発明出願時には未公開の特願平3−3039
70及び特願平3−303971において、時刻表の各
情報の入力の簡易化を図って、時刻表の編集作成を簡
易、迅速に行うことができるようにする時刻表作成方法
を提供することを課題とする技術を提案している。
【0014】前記特願平3−303970では、冊子体
の各ページに各列車の発・着時刻等が示される時刻表の
版下情報を作成する方法において、駅名等の路線情報、
列車番号及び各駅発・着時刻等の列車情報、冊子体の各
ページ上の罫線及び駅名の配置等の割付け定型情報、及
び、各ページ上への前記列車情報の配置等のレイアウト
情報の4種類の情報を記憶手段に記憶させる工程と、記
憶された4種類の情報に基づき、各ページの編集を行っ
て版下中間情報を作成する工程と、作成された版下中間
情報を画面に表示する工程と、表示情報に基づき、版下
中間情報に修正が必要か否かを判断する工程と、修正が
必要であるならば版下中間情報又は前記4種類の情報の
うちの適切なものの修正を行い、又、修正が必要でない
ならば版下中間情報を版下情報として出力する工程とを
含むことにより、前記課題を解決するようにしている。
【0015】
【発明が達成しようとする課題】前述の通り、前記特願
平3−303970及び前記特願平3−303971
は、このように従来の課題を解決することができるもの
の、しかしながら、そのデータ入力については、これを
より能率良く、又、より迅速にできることが好ましい。
例えば、前述のように駅の売店などで販売される時刻表
には、総合版やポケット版など、いくつかの種類があ
る。このようないずれの時刻表においても、その内容が
多く、又、その版下情報となるデータも多量のものとな
っている。従って、このように多量の時刻表のデータの
入力の改善は、更に要求されるものとなっている。
【0016】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
く成されたもので、時刻表の版下情報に用いられるデー
タの入力を、より能率良く、又、より迅速に行うことが
できる時刻表データ入力方法及び時刻表データ入力装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を達成するための手段】本願の第1発明の時刻表
データ入力方法は、各列車の発着駅名称及び列車発着時
刻等が示される時刻表の、版下情報に用いられるデータ
を入力するための時刻表データ入力方法において、列車
毎の列車発着時刻データと、該列車発着時刻データとは
別の、列車毎の列車コメントデータとを独立して入力す
るようにし、更に、前記列車コメントデータの入力の際
には、反復利用されるコメントに関する、予め登録され
ている定型コメント情報データを利用して入力すること
により、前記課題を達成したものである。
【0018】又、本願の第2発明の時刻表データ入力装
置は、各列車の発着駅名称及び列車発着時刻等が示され
る時刻表の、版下情報に用いられるデータを入力するた
めの時刻表データ入力装置において、予め入力された列
車の発着駅名称に関する路線データを記憶する路線デー
タ記憶手段と、該路線データを参照しながら、列車毎
に、その各発着駅での列車発着時刻を入力するための時
刻データ入力手段と、予め入力された、反復利用される
コメントに関する定型コメント情報データを記憶する定
型コメント記憶手段と、該定型コメント情報データを利
用しながら、前記列車発着時刻とは別の、列車毎の列車
コメントデータを入力するためのコメントデータ入力手
段とを備えたことにより、同じく前記課題を達成したも
のである。
【0019】
【作用】前記第1発明の時刻表データ入力方法及び前記
第2発明の時刻表データ入力装置は、いずれも、本願出
願時には未公開の、前記特願平3−303970及び前
記特願平3−303971を改良すべく成されたもので
ある。
【0020】このような改良を行うべく、前記特願平3
−303970及び前記特願平3−303971を適用
した時刻表データ入力の作業内容を分析した結果、入力
されるデータを、列車毎の列車発着時刻データの入力
と、該列車発着時刻データとは別の、列車毎の列車コメ
ントデータの入力とに分類できる点に着目している。前
記列車発着時刻データは、ほとんどが数字の入力であ
り、その列車が発着する駅名称を参照等しながら連続的
に入力する方が能率的である。一方、列車毎の前記列車
コメントデータは、必要に応じて適宜入力することとな
る。
【0021】従って、本発明においては、前記列車発着
時刻データと前記列車コメントデータとを独立して入力
することにより、その入力の能率をより向上させると共
に、より迅速に行えるようにしている。
【0022】又、前記第1発明及び前記第2発明は、い
ずれも、前述のような列車毎の前記列車コメントデータ
の入力の際に、同一内容のコメントの入力が比較的頻繁
に発生することに着目して成されたものである。例え
ば、列車毎のコメントとして、「休日運転」や「休日運
休」などは、比較的頻繁に用いられる。
【0023】このような点に着目し、本発明において
は、前記列車コメントデータの入力の際には、反復利用
されるコメントに関する、予め登録されている定型コメ
ント情報データを利用して入力するようにしている。該
定型コメント情報データは、例えば前述のような「休日
運転」や「休日運休」などの頻繁に用いられるコメント
が、比較的容易に参照可能な形態で記憶されたものであ
る。
【0024】従って、このように前記定型コメント情報
データを利用することによって、既に該定型コメント情
報データに登録されたものについては、比較的少ない入
力操作で行うことができ、例えばキー入力操作や、マウ
スなどの他の入力手段を用いた操作の数を減らすことが
できる。これによって、データの入力の能率向上を図る
ことができるだけでなく、入力ミスの低減をも図ること
が可能である。
【0025】図1は、本発明の要旨を示すフローチャー
トである。
【0026】この図1のフローチャートにおいては、前
記第1発明の時刻表データ入力方法の一連の手順が示さ
れている。
【0027】前記第1発明の時刻表データ入力方法を行
うにあたっては、まず、ステップ140にて、所定の記
憶手段へと前記定型コメント情報データを入力してお
く。該定型コメント情報データは、前述の通り、反復利
用されるコメントに関する情報のデータである。
【0028】又、必要に応じてステップ142では、例
えば列車毎の前記列車発着時刻データの入力の際に参照
表示される路線データを入力する。該路線データは、列
車の発着駅名称などに関するデータである。該ステップ
142は必要に応じて行うものであり、例えば前記列車
発着時刻データの入力の際に、これを用いない場合に
は、該路線データの入力は不要となる。又、該ステップ
142の入力や前記ステップ140の入力は、いずれを
先行して行ってもよい。
【0029】このような入力が行われた後、ステップ1
50で示される前記列車発着時刻データの入力と、ステ
ップ154で示される前記列車コメントデータの入力と
は独立して行われる。これらステップ150及びステッ
プ154の入力は、いずれを先行して行ってもよく、あ
るいは、並行して行ってもよい。前記列車発着時刻デー
タの入力と前記列車コメントデータの入力とは、それぞ
れ性質の異なるデータの入力であって、その入力の状況
も異なる。従って、これらを独立して行うことにより、
それぞれの入力に最も適した形態でこれらを行うことが
可能である。例えば、前記列車発着時刻データの入力
は、主として数字の入力であるので、いわゆるテンキー
を用いて能率良く入力することも可能である。
【0030】なお、前記ステップ154での前記列車コ
メントデータの入力の際には、反復利用されるコメント
に関する、前述のように予め登録されている定型コメン
ト情報データを利用する。該列車コメントデータの入力
の際には、数字だけでなく、漢字や特殊文字などを混在
して入力しなければならない。又、1つのコメントに対
する文字数も比較的多い。従って、反復利用されるコメ
ントについては、予め登録されているものを用いること
によって、その入力の能率を向上することができる。
【0031】以上説明した通り、前記第1発明及び前記
第2発明によれば、前記特願平3−303970や前記
特願平3−303971において、時刻表の版下情報に
用いるデータの入力を、より能率良く、又、より迅速に
行うことができる。
【0032】なお、前記第1発明及び前記第2発明は、
前述のように前記特願平3−303970や前記特願平
3−303971を改良すべく成されたものであるが、
これらを前提としたものに限定されるものではない。例
えば、各列車の発着駅名称及び列車発着時刻などが示さ
れる時刻表の、版下情報に用いられるデータの入力であ
って、列車毎の列車発着時刻データを入力したり、列車
毎の列車コメントデータとを入力するものであれば、本
発明を同様に適用することが可能である。
【0033】又、前記第1発明及び前記第2発明は、印
刷及び製本された極一般的な形態の時刻表の、版下情報
に用いられるデータの入力にのみ適用されるものではな
い。近年においては、このような印刷された形態の時刻
表だけでなく、オンラインなどによって提供される時刻
表も見受けられるようになっている。このようなもので
あっても、本発明は同様に適用することが可能である。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0035】まず、本実施例は、前記特願平3−303
970及び前記特願平3−303971と同様に、時刻
表の版下情報の作成についての種々の検討に従って、版
下作成の元となる情報は、4種類に分類できることに基
づいている。
【0036】即ち、その4種類の情報は、駅名等の路線
情報、列車番号及び各駅発・着時刻等の列車情報、冊子
体の各ページ上の罫線及び駅名の配置等の割付け定型情
報、及び、該各ページ上への前記列車情報の配置等のレ
イアウト情報である。又、前記4種類の情報はその性質
から図10に示すように分類される。
【0037】即ち、版型(出版物の形態毎に相違)に依
存して異なる情報となるか否かの面から見て、版下作成
の元となる情報は、版型により異なる情報(割付け定型
情報及びレイアウト情報)と、版型によらず各版型で共
通する情報(路線情報及び列車情報)とに分けられる。
又、頻繁な修正の多少(更新の頻度の大小)の面から見
て、版下作成元情報は、頻繁に修正される情報(レイア
ウト情報及び列車情報)と、あまり修正されない情報
(割付け定型情報及び路線情報)とに分けられる。
【0038】従って、版下作成の元とする情報は前記の
4種類に分類されることになる。前記4種類の分類によ
り版下作成の元となる情報の表現が簡単となり、データ
入力の簡易化、迅速化が図れる。
【0039】よって、これら4種類の情報を記憶手段、
例えばデータベース上に記録することにより、情報の取
扱いが容易になり、時刻表版下情報の作成作業の簡易
化、迅速化が図れる。即ち、4種類の情報を記憶し、記
憶された4種類の情報を用いて所望の型体の時刻表の版
下情報を作成する。従って、時刻表の版下の作成は、記
憶された4種類の情報を所望に応じて用いて行うことが
できる。よって、各情報の表現が簡単となり、データ入
力が簡易化する。
【0040】本実施例では、又、版下中間情報を画面上
に表示し、表示画面を見てオペレータが修正すべきもの
は修正できるようにする。又、版下中間情報が修正の必
要のないものである場合に、それを版下情報として出力
する。
【0041】よって、熟練したオペレータでなくてもデ
ータ入力、編集作業を容易に行うことができるようにな
るため、時刻表作成の作業量に応じた人員のオペレータ
を確保するのが容易となる。
【0042】なお、前記の4種類の情報の各内容は、名
称(路線、列車、割付け定型、レイアウト)に拘泥され
るものではなく、必要に応じて性質の共通する種々の情
報を含むことができる。例えば列車情報には列車運転期
間のコメントを含み、レイアウトデータには、コメント
の位置や文字の色、太さの指定を含むことができる。
【0043】以下、より具体的に、図面を参照して、本
発明の実施例を説明する。
【0044】図2は、本発明が適用された実施例の時刻
表版下作成装置の構成を示すブロック図である。
【0045】この図2に示されるように、本実施例の時
刻表版下作成装置は、特に本発明の適用部分である時刻
表データ入力装置30と、時刻表作成装置44とにより
構成されている。又、前記時刻表データ入力装置30
は、主として、データ入力部本体34と、入力データ記
憶装置36と、データ変換部38と、出力データ記憶装
置40とにより構成されている。
【0046】該時刻表データ入力装置30は、特に列車
毎のデータを入力するものである。該時刻表データ入力
装置30は、例えば、列車毎の列車発着時刻データや、
列車毎の列車コメントデータなどを入力する。該時刻表
データ入力装置30にて入力された諸データは、一旦前
記出力データ記憶装置40に記憶された後、磁気テープ
にて、前記時刻表作成装置44へとオフラインにてデー
タ転送される。
【0047】図3は、本実施例の前記時刻表データ入力
装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0048】この図3に示されるように、前記時刻表デ
ータ入力装置30のハードウェアは、主として、CPU
(central processing unit )50と、主記憶装置52
と、ハードディスク装置54と、磁気テープ装置56
と、フロッピディスク装置58と、入出力装置60と、
キーボード62と、CRT(cathode ray tube)制御装
置64a と、CRT64b と、システムバス70とによ
り構成されている。
【0049】前記CPU50は、前記ハードディスク装
置54から読み込まれた前記主記憶装置52上の本時刻
表データ入力装置30に係るプログラムモジュールなど
を実行する。前記ハードディスク装置54には、本実施
例に係るプログラムモジュールやデータなどが記憶され
ており、必要に応じて前記主記憶装置52へと読み出さ
れるようになっている。前記入力データ記憶装置36や
前記出力データ記憶装置40は、該ハードディスク装置
54上に構成されている。
【0050】前記磁気テープ装置56は、本時刻表デー
タ入力装置30で入力された諸データを、前記時刻表作
成装置44へオフラインにてデータ転送する際に用いら
れる。又、該磁気テープ装置56は、前記ハードディス
ク装置54に記憶されているプログラムモジュールや諸
データなどのバックアップにも用いられる。又、前記フ
ロッピディスク装置58は、前述のような種々のプログ
ラムモジュールやデータは、他のコンピュータシステム
などとの受け渡しに用いられている。
【0051】前記入出力装置60は、本時刻表データ入
力装置30を操作するオペレータに対する種々のマンマ
シンインタフェイス機器が接続されている。該入出力装
置60には、例えば、2次元座標が入力可能な、いわゆ
るマウスと称する入力装置が接続されている。
【0052】前記キーボード62は、前記オペレータが
本時刻表データ入力装置30を操作する際に用いられ
る。又、該キーボード62は、本時刻表データ入力装置
30の種々のデータ設定などの際にも用いられる。該キ
ーボード62は、数値データを能率良く入力することが
できる、いわゆるテンキーを備えている。
【0053】前記CRT制御装置64a は、ビットマッ
プ表示装置であり、数字などの文字だけでなく、グラフ
や画像なども前記CRT64b に表示することができる
ものである。
【0054】なお、前記システムバス70は、前記CP
U50、前記主記憶装置52、前記ハードディスク装置
54、前記磁気テープ装置56、前記フロッピディスク
装置58、前記入出力装置60、前記キーボード62及
び前記CRT制御装置64aの間での、データの受け渡
しの際に用いられている。
【0055】図4は、前記実施例の前記データ入力部本
体34及び前記入力データ記憶装置36の構成を示すブ
ロック図である。
【0056】この図4に示される如く、前記データ入力
部本体34は、主として、時刻データ入力部34a 及び
コメントデータ入力部34b とにより構成されている。
一方、前記入力データ記憶装置36は、主として、路線
データ記憶部36a と、時刻データ記憶部36b と、定
型コメント記憶部36c と、列車コメントデータ記憶部
36d とにより構成されている。
【0057】まず、前記入力データ記憶装置36の前記
路線データ記憶部36a 及び前記定型コメント記憶部3
6c には、それぞれ、予め所定のデータが入力され記憶
されている。即ち、前記路線データ記憶部36a には、
予め、各列車の発着駅名称に関する諸データが入力さ
れ、記憶されている。なお、該路線データ記憶部36a
に記憶されているデータは、以降、路線データと称す
る。一方、前記定型コメント記憶部36c には、列車毎
にそのコメントを入力する際に反復利用されるコメント
に関する諸データが入力され、記憶されている。該定型
コメント記憶部36c に記憶されているデータは、以
降、定型コメント情報データと称する。
【0058】前記データ入力部本体34の前記時刻デー
タ入力部34a は、前記路線データ記憶部36a に記憶
されている前記路線データを前記CRT64b へと参照
表示しながら、列車毎に、その各発着駅での列車発着時
刻を入力する。この入力されたデータは、時刻データと
して、前記時刻データ記憶部36b へと記憶される。該
時刻データ入力部34a は、主として数字のデータであ
る時刻データを、前記テンキーを用いること等によっ
て、能率良く入力することができる。
【0059】又、前記データ入力部本体34の前記コメ
ントデータ入力部34b は、前記定型コメント記憶部3
6c に記憶されている前記定型コメント情報データを利
用しながら、列車毎の列車コメントデータを入力する。
該列車コメントデータは、主として数字データである前
記時刻データとは異なり、漢字などの含まれるものであ
る。該コメントデータ入力部34b にて入力されたデー
タは、前記列車コメントデータ記憶部36d に記憶され
る。
【0060】図5は、本実施例の前記入力データ記憶装
置中の前記定型コメント記憶部及び前記列車コメントデ
ータ記憶部の構成を示すブロック図である。
【0061】この図5に示される如く、前記定型コメン
ト記憶部36c は、主として、コメントテーブル36g
と、シンボルテーブル36h とにより構成されている。
該定型コメント記憶部36c は、反復利用される定型コ
メントを、それぞれの定型コメント毎に付した定型コメ
ント連番CNにて管理しながら、これを記憶している。
【0062】具体的には、それぞれの定型コメントのコ
メント文自体は、前記定型コメント連番CNにて管理し
ながら、前記コメントテーブル36g に記憶される。一
方、それぞれの定型コメントのレイアウト情報データ
は、それぞれの定型コメント毎に前記定型コメント連番
CNにて管理されながら、前記シンボルテーブル36h
に記憶されている。前記コメントデータ入力部34b に
おいて、当該定型コメント記憶部36c 中の各定型コメ
ントを参照する場合には、前記定型コメント連番CNを
用いて参照される。
【0063】又、この図5に示される如く、前記列車コ
メントデータ記憶部36d は、定型コメントファイル3
6m と、例外コメントファイル36n とにより構成され
ている。前記コメントデータ入力部34b にて入力され
たコメントのうち、前記定型コメント記憶部36c に記
憶されている定型コメントを利用しながら入力されたも
のは、定型コメントファイル36m に記憶される。該定
型コメントファイル36m には、入力された定型コメン
トに対応する前記定型コメント連番CNが記憶されてい
る。一方、前記定型コメント以外の前記コメントデータ
入力部34b にて入力されたコメントは、前記例外コメ
ントファイル36n に記憶される。
【0064】図6は、本実施例の時刻データ入力画面の
一部を示すCRTレイアウト図である。
【0065】この図6においては、前記時刻データ入力
部34a にて、前記キーボード62や前記マウスなどを
用いて入力する際に、前記CRT64b に表示される画
面の一部が示されている。この図6に示される如く、主
として、数字データである前記時刻データの入力の際に
は、いわゆるスプレッドシートタイプの表計算汎用プロ
グラムを用いながら、例えば前記キーボード62を用い
ながら、その時刻データを連続して入力する。この図6
において、符号A1〜A5は、スプレッドシート上の各
欄を示している。欄A1は、前記スプレッドシート上の
「行」の番号を示している。欄A2は、入力されるデー
タの種類や、発着駅を示している。欄A3〜欄A5は、
各列車の時刻データが入力される部分である。
【0066】この図6に示されるように、前記時刻デー
タの入力の際には、各列車の発着駅数が数十にもなるだ
けでなく、その列車数自体についても多数になる。この
ように、列車毎に入力される時刻データは非常に多くな
る。しかしながら、本実施例においては、このような時
刻データを前述のようにテンキーなどを用いてまとめて
入力することができ、その能率を向上させ、より迅速に
入力することが可能である。
【0067】図7は、本実施例でのコメントデータ入力
画面のCRTレイアウト図である。
【0068】この図7において、符号Bは、前記時刻デ
ータ入力画面全体を示す。該時刻データ入力画面Bによ
って、前述のような定型コメントの入力や、前述のよう
な例外コメントの入力を行う。特に、前記定型コメント
の入力は、符号B6〜B8の画面領域でなる符号B5の
画面領域を用いて行う。一方、前記例外コメントの入力
は、主として、符号B2及びB3の画面領域でなる符号
B1の画面領域を用いて行う。
【0069】具体的には、前述の定型コメントの入力
は、符号B6の画面領域で上下方向にスクロールしなが
ら表示される定型コメント文を選択しながら行う。該選
択は、前記キーボード62のカーソルキーや前記マウス
などによって、この図7の破線B10にて示されるブロ
ックカーソルを上下方向に移動しながら行う。即ち、入
力しようとする定型コメント文上に前記ブロックカーソ
ルB10を合せることにより、この定型コメントを選択
することができる。
【0070】所望の定型コメント文が選択されると、そ
の前記定型コメント連番CNが前記定型コメントファイ
ル36m に記憶される。この際には、自動的に新たなコ
メント連番SEQが生成される。又、選択された該定型
コメント文は、符号B1の画面領域にも表示される。こ
の際、符号B2に示される画面領域には、生成された前
記コメント連番SEQも表示される。
【0071】なお、符号B7は引数名称表示フィールド
であり、符号B8は引数データ入力フィールドである。
この図7においては、「列車名」の引数名称に対して
は、「スーパービュー踊り子」の引数データとなってい
る。又、「号」の引数名称は、「51」の引数データと
なっている。これら引数名称は、符号B6中の「[列車
名]」に対応するものであり、該「[列車名]」は前述
の「スーパービュー踊り子」に置き換えられる。又、符
号B6での「[号]」は、自動的に前述の「51」に置
き換えられる。
【0072】一方、この図7に示されるコメントデータ
入力画面において、前述の例外コメントの入力は、符号
B2で示される画面領域にまず新しい前記コメント連番
SEQを発生させた後、符号B3で示される画面領域
に、カナ漢字変換機能などを用い、数字だけでなく漢字
なども混在した所望の例外コメントを順次入力してい
く。
【0073】例えば、この図7において、前記コメント
連番SEQが「1」の行には、「5〜7号車にご乗車下
さい・乗車整理券300円(・・・」の入力が成されて
いる。このようにして成された例外コメントは、そのコ
メント連番SEQと共に、前記例外コメントファイル3
6n に記憶される。
【0074】このように、本実施例においては、漢字や
特殊文字などが混在し、その文字数も少なくない列車毎
のコメントについても、反復利用されるものについては
前述のように定型コメントを活用することができ、より
能率良く、又、より迅速に入力することができる。
【0075】図8は、前記出力データ記憶装置の構成を
示すブロック図である。
【0076】この図8においては、前記出力データ記憶
装置40の構成と共に、該出力データ記憶装置40や前
記入力データ記憶装置36や前記データ変換部38の相
互の関係が示されている。即ち、前記入力データ記憶装
置36へと書き込まれたデータは、前記データ変換部3
8にて、前記図2に示される前述の時刻表作成装置44
で利用可能な形式のデータに変換され、前記出力データ
記憶装置40へと書き込まれる。
【0077】この変換後のデータは、共用データ40a
と版型別データ40b とにより構成されている。又、こ
のように共用データ40a と版型別データ40b とによ
り構成される前記出力データ記憶装置40に書き込まれ
たデータは、前記図2や前記図3を用いて前述したよう
に、前記磁気テープ装置56にて所定の磁気テープへと
記録し、オフラインにて前記時刻表作成装置44へとデ
ータ転送する。
【0078】以下、前記図2において前述した前記時刻
表作成装置44について、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0079】まず、図9は、本実施例の前記時刻表作成
装置の構成を示すブロック図である。
【0080】本発明の第1時刻表作成装置例は、図9に
示すような構成の時刻表作成装置である。
【0081】図9に示すように、この時刻表作成装置
は、主に、データ管理部10と、データ入力・検索・修
正部12と、編集修正段(版型別データ変換部14、及
び、各版型別編集部16)19とを有する。
【0082】この時刻表作成装置により、例えば4種類
の出版形態、従って、4種類の版型の時刻表版下情報を
作成することができる。
【0083】前記データ管理部10は、版型によらずに
内容が共通する情報(以下、共用データという)、即
ち、駅名等の路線情報(以下、路線データという)、及
び、列車番号及び各駅発・着時刻、その他列車付加情報
(例えば列車運転期間のコメント)等の列車情報(以
下、列車データという)と、版型により異なる情報(以
下、版型別データという)、即ち、ページ上の罫線及び
駅名の配置等の割付け定型情報(以下、割付け定型デー
タという)、及び、ページ上の前記列車情報の配置等の
レイアウト情報(以下、レイアウトデータという)のデ
ータとを各々ファイル上に記録して、データベースとし
て管理を行うためのものである。
【0084】前記データ管理部10では、共用データは
各々1つのファイル内に格納され、又、版型別データ
は、各々、版型毎のファイル内に格納される。従って、
4種類の版型であれば、路線データ、及び列車データの
ファイルは各々1つであり、割付け定型データ及びレイ
アウトデータのファイルは各々4つである。
【0085】このデータ管理部10には、各ファイルの
記憶手段として例えばハードディスクからなる磁気ディ
スク11が設けられている。又、このデータ管理部10
には、ワークステーションを用いることができる。
【0086】前記データ入力・検索・修正部12は、前
記路線データ、列車データ、割付け定型データ、及び、
レイアウトデータのそれぞれの入力、あるいは必要に応
じてデータ検索や修正を行うものである。このデータ入
力・検索・修正部12は、データ内容を表示するための
例えば陰極線管(CRT)画面、又は、液晶画面からな
る表示部13A、及び例えばキーボードからなる入力部
13Bを有する。又、このデータ入力・検索・修正部1
2は、例えばパーソナルコンピュータにより構成するこ
とができる。又、列車データとレイアウトデータとは、
表計算ソフトを用いて入力することができ、路線データ
と割付け定型データとは、ワードプロセッサソフトを用
いて入力することができる。
【0087】前記版型別データ変換部14は、所定の変
換パラメータを用いて、共用データである路線データ、
及び、列車データを所望する版型に応じて変換するもの
である。
【0088】この変換により所望する版型の版下データ
を得るための4種類のデータ(路線データ、列車デー
タ、割付け定型データ、レイアウトデータ)が揃うこと
になる。
【0089】変換された路線データ及び列車データと、
所望する版型の割付け定型データ及びレイアウトデータ
とのデータは、各版型別編集部16に入力される。
【0090】前記各版型別編集部16は、変換された路
線データ及び列車データと割付け定型データ及びレイア
ウトデータとに基づき、時刻表の各ページのデータの編
集や修正を行って所望版型の時刻表の版下データを生成
して出力するものである。
【0091】これにより、路線データ及び列車データは
割付け定型データで指定される時刻表ページの枠線内に
適正な位置に配置されることになり、所望する版型の時
刻表各ページデータを得ることができるようになる。
【0092】又、前記各版型別編集部16には、各デー
タや編集結果を表示する画面17Aと修正指令やメニュ
ー選択を画面上のピックにより行う入力器17Bとが設
けられている。前記編集部16は、例えば編集を一旦終
えた修正前の中間ファイル内容を表示すると共に、編集
のための列車データ、レイアウトデータ等を画面17A
に表示し、オペレータはその画面内容を見ながら必要な
編集、修正指令を入力器17Bより入力するようになっ
ている。
【0093】なお、画面17Aには例えばCRT画面、
液晶画面を用いることができる。
【0094】又、入力器17Bには例えばマウスを用い
ることができる。
【0095】前記版型別データ変換部14及び版型別編
集部16の編集修正段19には、ワークステーションを
用いることができる。又、この編集修正段19と前記デ
ータ管理部とは一体のワークステーション上に構成する
ことができる。
【0096】なお、前記データ管理部10には、編集さ
れた時刻表の版下データを記憶するための装置例えば磁
気テープ18と、編集中あるいは編集後の版下データを
紙面上にプリント出力するためのプリント手段例えばレ
ーザプリンタ20とが接続されている。前記記憶装置例
えば磁気テープ18は、版下データを記憶して印刷用等
の汎用コンピュータへ当該版下データを渡すことに用い
ることができる。
【0097】図11に本実施例で編集・生成する時刻表
のページの一部例を示す。図11において、符号2Aは
枠線、2Bは路線名、2Cは路線の概略の表示、2Dは
換算km表示(換算キロ)、営業km表示(営業キロ)及び
駅名等を表示する表側部、2Eが各列車毎の時刻データ
を示す表実体部である。この時刻表において、枠線2
A、路線名2B、路線概略表示2C、及び当該ページの
全ての罫線の情報は割付け定形データに含まれる。
【0098】又、表側部2Dには、換算キロ、営業キ
ロ、駅名(漢字)、駅名(ひらがな)、弁当の有無の各
データが表示される。又、各枠の説明する文字、例えば
「営業キロ」、「列車名」、「列車番号」等が表示され
る。これら表側部のデータ内容は、主に路線データに含
まれ、各データの配置位置や前記「営業キロ」等の説明
文字は、前記割付け定型データに含まれる。
【0099】又、前記表実体部2Eには、列車名のデー
タ例えば「富士川1号」、列車番号例えば「4701
M」、他の路線での始発駅があればその駅名及び時間表
示例えば「静岡7.52」、路線中の各駅発車時刻が表
示される。この表実体部中の列車名等のデータ内容は列
車データに含まれる。又、表実体部のデータ内容(列車
番号、発・着時刻等)が表示される位置(どの枠内に配
置されるかの情報)は、レイアウトデータに含まれる。
レイアウトデータとの列車データとの対応付けは、例え
ば、列車番号により、行うことができる。
【0100】実施例の時刻表作成装置においては、編集
中あるいは編集結果を編集修正段19の画面17Aに表
示し、あるいはレーザプリンタ20でプリントアウトし
て、確認することができる。
【0101】従来は、編集結果の版下データをハードコ
ピーにとることしかできず、編集までに時間がかかると
共に、編集結果が出なければ版下データの内容確認がで
きず版下データ作成に非常に時間がかかっていた。これ
に対して、本実施例では編集途中でも画面17Aで内容
を確認でき、又、必要であればプリントアウトして確認
できるため、時刻表版下データの編集、作成の大幅な時
間の削減ができる。
【0102】実施例の時刻表作成装置は、図12に示す
ように、複数のデータ入力・検索・修正部12及び複数
の編集修正段19とデータ管理部10、磁気テープ1
8、及び、レーザプリンタ20とがデータバス(例えば
ローカルエリアネットワーク)24で接続される。
【0103】これにより、共用データの利用度が向上す
るため、データ管理部10のデータの有効な利用を図る
ことができる。
【0104】又、データの修正も一度すれば全ての編集
修正段19で修正済のデータを用いることができるよう
になっているため、迅速な編集作業を行うことができ
る。又、データバス24を介したシステム全体として見
た場合、メモリ容量が、各々の編集修正段19にデータ
を持たせた場合に比較して減少し、システムの小型化を
図ることができる。
【0105】次に、実施例に用いられている時刻表作成
装置の作用を説明する。
【0106】この実施例は、図9に示す時刻表作成装置
により、列車データ、路線データ、割付け定形データ、
レイアウトデータから時刻表の版下データを作成するも
のであり、その処理フローを図13に示す。
【0107】図13に示すように、この処理において
は、予め、列車データ、路線データ、割付け定型データ
及びレイアウトデータを、データ入力・検索・修正部1
2から入力する。又、路線データ及び列車データを各版
型別データ変換部14に入力して、路線データ及び列車
データを所定の変換パラメータにより所望の版型のデー
タに変換する(ステップ101)。なお、定期的なダイ
ヤの編成変え等でレイアウトデータ、路線データ、列車
データの修正の必要が生じた場合には、データ入力・検
索・修正部12からデータ管理部10へ修正データを入
力し、レイアウトデータファイル及び列車データファイ
ル内のデータを修正する。
【0108】ここで、列車データについては、1列車分
のデータ毎に分解する(ステップ102A)。これは、
各列車データが連続してファイル中に格納されているた
め、これを1列車分毎に分けて取扱うためである。次い
で、シンボルで入力されているデータを実際のデータに
戻すマクロ展開を行う(ステップ102B)。次いで、
運転日に関するコメントを展開する(ステップ102
C)。
【0109】次いで、各版型別編集部16は、変換され
た路線データ及び列車データと割付け定型データ及びレ
イアウトデータとにより時刻表の各ページの編集を行う
(ステップ103)。
【0110】次いで、編集されたページ内容の画面17
A上への表示、あるいは、各データ表示等の作業指示の
選択メニューの表示を行う(ステップ104)。オペレ
ータのメニュー選択により各表示の選択ができる。又、
後述するように、修正の指令も画面上で行い得る。
【0111】次いで、ステップ104でページ内容のデ
ータ生成の指示がされたならば、版下データとして出力
される形式にページデータ(版下中間データ;版下中間
情報に相当)を生成し表示する。この場合、表示された
ページの内容を見て必要に応じて修正を加えて版下デー
タを生成する(ステップ105)。即ち、列車データや
レイアウトデータの修正の必要があれば、データ入力・
検索・修正部12でデータ修正を行う。又、割付け定型
データやその他の種々のデータの修正は各版型別編集部
16上で行う。
【0112】次いで、画面を見て、ページの表示データ
中で重なる部分がないかチェックし、重なる部分があれ
ばそれを消去する(ステップ106)。例えば、列車通
過データにコメントが重なった場合にその重なり部分を
消去する。
【0113】以上のようにして、ページの版下中間デー
タの修正が必要なくなったならば、そのデータを当該ペ
ージの版下データとする。
【0114】その後、時刻表の版下データ編集・生成が
各ページについて終わり、修正の必要がなくなったなら
ば、当該時刻表の全ページの版下データについての統合
を行う(ステップ107)。
【0115】統合された時刻表全ページ版下データを、
例えば磁気テープ18へ出力する(ステップ108)。
この磁気テープで記録された時刻表版下データを用いて
汎用コンピュータにより、時刻表の印刷用データ作成等
を行う。
【0116】なお、必要に応じて時刻表版下データから
レーザプリンタ20でプリントアウトとし、あるいはハ
ードコピーを取り、これを時刻表印刷の依頼主等へ送っ
て、内容チェックを受けるようにすることができる。
【0117】前記第1時刻表作成装置例装置の概略を図
14に示す。
【0118】前記第1時刻表作成装置例では、図14に
示すように、まず、データ管理部10から列車データ及
びレイアウトデータと、これらデータを所定版型のフォ
ーマットデータに変換する変換パラメータとを版型別デ
ータ変換部14に入力する。
【0119】次いで、前記変換部14により、入力デー
タの、路線データとレイアウトデータを変換パラメータ
でフォーマット変換して、各版別の編集用のデータを作
成する。
【0120】次いで、各版型別編集部16が、変換列車
データ及びレイアウトデータと、別途入力された路線デ
ータ及び当該版型別の割付け定型データから、出力形式
の版下中間データを編集する。
【0121】次いで、編集された時刻表ページ内容を画
面17A上に表示する(ステップ205)。
【0122】オペレータはこの画面17A上の表示を確
認し、修正部分を判断し、前記路線データ又は列車デー
タの修正が必要であれば、その必要な修正をデータ入力
・検索・修正部12から行う。
【0123】従って、前記第1時刻表作成装置例では、
路線データ等に修正があると、直ぐには編集内容を画面
で見ることはできず、一旦、修正後のデータについて変
換パラメータによる変換を行った後に編集、表示をする
必要がある。
【0124】そこで、前記第1時刻表作成装置例を改良
した第2時刻表作成装置例として、図15に示すよう
に、オペレータが表示画面17Aを見て編集修正段19
の操作入力を行うことにより路線データ、列車データ修
正が可能な時刻表作成装置を構成した。
【0125】第2時刻表作成装置例は図15に示すよう
に、入力列車データ、レイアウトデータを変換パラメー
タでフォーマット変換する等して編集データを作成し、
編集して画面に表示するまで、前記第1時刻表作成装置
例と同様の処理を行うものであるが、第1時刻表作成装
置例と異なり、版型別に変換された列車データ及びレイ
アウトデータと、割付け定型データ及び路線データとに
対する修正の指示を画面17A上で入力できると共に、
その入力に従って各データ中の修正分部を判断し、指示
編集データを表示し、修正が行える機能を有するもので
ある。
【0126】又、変換路線データ等の修正の指示が行わ
れたならば、データ管理部10のファイル内の路線デー
タ及び列車データ(変換前)、割付け定型データ及びレ
イアウトデータの修正が行われる機能も有している。
【0127】従って、時刻表の版下データの編集作業を
編集修正段19のみを操作することにより行うことがで
きる。よって、データ入力、修正が容易であり、第1時
刻表作成装置例に比較して更に迅速且つ簡易に時刻表版
下データの作成ができる。
【0128】次に、第3時刻表作成装置例を説明する。
【0129】第3時刻表作成装置例は、図16の示すよ
うに共通のデータバス(例えばローカルエリアネットワ
ーク)24に1以上のデータ入力・検索・修正部12
と、1以上の編集修正段19を接続したものである。
【0130】この第3時刻表作成装置例では、データ入
力・検索・修正部12で入力したデータ(例えば路線デ
ータと割付け定型データはオペレータがどの編集修正段
19に転送するかを選択し転送する。各編集修正段19
はそれぞれ独自に前記第4種類のデータを持ち、独自に
編集作業を行う。
【0131】次に、第4時刻表作成装置例を説明する。
【0132】第4時刻表作成装置例は、図17に示すよ
うに、1つのデータ管理部10に対して、1以上の編集
修正段191 〜19n 、1以上のデータ入力・検索・修
正部121 〜12n をデータバス24で接続したもので
ある。
【0133】この第4時刻表作成装置例においては、共
用データ及び版型別のデータをデータ管理部10のファ
イルに格納してデータベースとし、該データベース上の
データをデータバスを介して各編集修正段191 〜19
n で共通にアクセスできるようになっている。
【0134】又、文字フォントデータもデータ管理部1
0のファイルとして格納し、各編集修正段191 〜19
n で共通にアクセスできるようになっている。
【0135】従って、所望の編集修正段191 〜19n
で時刻表ページデータの編集ができると共に、文字フォ
ントデータの共用ができるため、データの有効利用がで
き、システム全体としてのメモリ容量の削減が図れ、よ
りシステムの小型化を図ることができる。
【0136】前記実施例においては、図11に示すよう
な時刻表の内容を例示したが、本発明を実施して作成す
る時刻表の内容は、これに限定されるものではなく、他
の時刻表の作成に際して、本発明を実施することができ
る。
【0137】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、時
刻表の版下情報に用いられるデータの入力を、より能率
良く、又、より迅速に行うことができる時刻表データ入
力方法及び時刻表データ入力装置を提供することができ
るという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明の時刻表データ入力方法の要旨
を示すフローチャート
【図2】本願の第1発明及び第2発明が適用された実施
例の時刻表版下作成装置の構成を示すブロック図
【図3】前記実施例の時刻表データ入力装置のハードウ
ェア構成を示すブロック図
【図4】前記時刻表データ入力装置のデータ入力部本体
と入力データ記憶装置の構成を示すブロック図
【図5】前記入力データ記憶装置の定型コメント記憶部
と列車コメントデータ記憶部の構成を示すブロック図
【図6】前記時刻表データ入力装置の時刻データ入力画
面の一部を示すCRTレイアウト図
【図7】前記時刻表データ入力装置のコメントデータ入
力画面を示すCRTレイアウト図
【図8】前記時刻表データ入力装置の出力データ記憶装
置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第1実施例に係る、時刻表作成装置の
全体的な構成を示すブロック線図
【図10】本発明装置の情報の性質を示す線図
【図11】前記第1時刻表作成装置例で編集生成する時
刻表のページ構成例を示す線図
【図12】前記第1時刻表作成装置例の変形例を示すブ
ロック図
【図13】前記第1時刻表作成装置例の編集手順を示す
流れ図
【図14】前記第1時刻表作成装置例の概略構成を示す
ブロック図
【図15】本発明の第2時刻表作成装置例の概略構成を
示すブロック図
【図16】本発明の第3時刻表作成装置例の概略構成を
示すブロック図
【図17】本発明の第4時刻表作成装置例の概略構成を
示すブロック図
【符号の説明】
10…データ管理部 11…磁気ディスク 12、121 〜12n …データ入力・検索・修正部 14…版型別データ変換部 16…各版型別編集部 17A…画面 17B…入力器 18…磁気テープ 19、191 〜19n …編集修正段 20…レーザプリンタ 24…データバス 30…時刻表データ入力装置 34…データ入力部本体 34a …時刻データ入力部 34b …コメントデータ入力部 36…入力データ記憶装置 36a …路線データ記憶部 36b …時刻データ記憶部 36c …定型コメント記憶部 36d …列車コメントデータ記憶部 36g …コメントテーブル 36h …シンボルテーブル 36m …定型コメントファイル 36n …例外コメントファイル 38…データ変換部 40…出力データ記憶装置 40a …共用データ 40b …版型別データ 44…時刻表作成装置 50…CPU 52…主記憶装置 54…ハードディスク装置 56…磁気テープ装置 58…フロッピディスク装置 60…入出力装置 62…キーボード 64a …CRT制御装置 64b …CRT

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各列車の発着駅名称及び列車発着時刻等が
    示される時刻表の、版下情報に用いられるデータを入力
    するための時刻表データ入力方法において、 列車毎の列車発着時刻データと、該列車発着時刻データ
    とは別の、列車毎の列車コメントデータとを独立して入
    力するようにし、 更に、前記列車コメントデータの入力の際には、反復利
    用されるコメントに関する、予め登録されている定型コ
    メント情報データを利用して入力することを特徴とする
    時刻表データ入力方法。
  2. 【請求項2】各列車の発着駅名称及び列車発着時刻等が
    示される時刻表の、版下情報に用いられるデータを入力
    するための時刻表データ入力装置において、 予め入力された列車の発着駅名称に関する路線データを
    記憶する路線データ記憶手段と、 該路線データを参照しながら、列車毎に、その各発着駅
    での列車発着時刻を入力するための時刻データ入力手段
    と、 予め入力された、反復利用されるコメントに関する定型
    コメント情報データを記憶する定型コメント記憶手段
    と、 該定型コメント情報データを利用しながら、前記列車発
    着時刻とは別の、列車毎の列車コメントデータを入力す
    るためのコメントデータ入力手段とを備えたことを特徴
    とする時刻表データ入力装置。
JP407793A 1993-01-13 1993-01-13 時刻表データ入力方法及び時刻表データ入力装置 Pending JPH06214981A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7905216B2 (en) 2006-10-02 2011-03-15 Bosch Corporation Common rail and method of manufacturing common rail

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7905216B2 (en) 2006-10-02 2011-03-15 Bosch Corporation Common rail and method of manufacturing common rail

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