JPH06214814A - イリーガルメモリアクセス検出方式 - Google Patents

イリーガルメモリアクセス検出方式

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JPH06214814A
JPH06214814A JP5007398A JP739893A JPH06214814A JP H06214814 A JPH06214814 A JP H06214814A JP 5007398 A JP5007398 A JP 5007398A JP 739893 A JP739893 A JP 739893A JP H06214814 A JPH06214814 A JP H06214814A
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真一 内田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記憶装置の未使用メモリ領域に対するイリー
ガルリードアクセスを検出し得る。 【構成】 未使用メモリエリアに対して最初にあるワー
ドデータと、このデータに対応する奇数パリティビット
データPとを書き込む(S1〜S2)。次に再び同じ未
使用メモリエリアに対して無意味なワードデータと読出
し時にデータ誤りを出力させるための奇数パリティビッ
トデータとして、前記S2で得たPとを書き込む(S
4)。この様に未使用メモリエリアに対して書き込むこ
とによって、リードアクセスしたときに、未使用メモリ
エリアに対するデータ誤りを検出し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はイリーガルメモリアク
セス検出方式に関し、例えば記憶装置に対するリードア
クセス要求がイリーガル(不当、Illegal)か否
かを検出し得るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に汎用計算機システムにおいては、
記憶装置にCPUや入出力装置などからライトアクセス
やリードアクセスなどが行われる。
【0003】そして、例えば、記憶装置によっては、メ
モリライト系アクセスのガード機能を備えているものが
ある。このガード機能とは、例えば、メモリプロテクト
機能などと呼ばれる機能がある。このメモリプロテクト
機能を使用することで、CPUからの未使用メモリ領域
に対するライトアクセスの検出は可能である。
【0004】しかしながら、CPUからの未使用メモリ
領域(エリア)に対するリードアクセスについては、特
別なガード機能は一般にない。しかも、未使用メモリ領
域に対してもメモリパリティ除去を目的に初期設定を行
うため、誤ったリードアクセスによっても正常にデータ
リードが実行されてしまう。
【0005】この初期設定とは、例えば、未使用メモリ
エリア(領域)に対して、1アドレスごとに1ワードデ
ータとして、全ビット0を書込み、これに対応したパリ
ティビットデータを書込んでいた。
【0006】例えば、奇数パリティ方式でワードデータ
に対してパリティビットを付加する場合を想定する。こ
の奇数パリティ方式で例えば、4ビットワードデータが
「0000」の場合、この4ビットワードデータの1の
数が奇数になる様にパリティビットを付加するので、こ
のワードデータ「0000」に対して奇数1ビットパリ
ティビットデータは「1」となる。
【0007】そして、この様な未使用メモリエリア(領
域)に対するリードアクセスをリードアクセスエラーと
して検出することは出来なかった。
【0008】そして、上述の様な未使用メモリ領域(エ
リア)に対するリードアクセスを、イリーガルメモリア
クセスと呼ぶ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な未使用メモ
リ領域(エリア)に対するリードアクセスを、アクセス
エラーとすることなく、計算機システムの動作を継続さ
せると、目的とするデータでない、不確定なデータに基
づくリードデータをCPUや入出力装置に与えることに
なる。
【0010】この様な不確定なリードデータを使用する
ことによって、この計算機システムの誤った処理が行わ
れたり、誤動作が生じたり、また、重度故障などの発生
の可能性があり、この計算機システムの信頼性を低下さ
せるという問題があった。
【0011】しかも、上述の様な未使用メモリ領域(エ
リア)からの不確定なリードデータを用いて、CPUや
入出力装置が処理することによって、この計算機システ
ムの動作が停止などした場合には故障解析を行う。この
故障解析で動作履歴などを解析して故障原因などを探求
する。しかしながら、この故障原因がイリーガルメモリ
アクセスによる故障であるのか、その他の原因(ハード
ウエアの故障や、プログラムの異常など)によるものな
のかを判別することは非常に困難である。つまり、正確
に故障原因を知ることができないという問題が生じる。
【0012】従って、上述の様なイリーガルメモリリー
ドアクセスを検出でき、しかも、このイリーガルメモリ
リードアクセスが起きても計算機システムにおける処理
において障害を生じにくくさせるものが要請されてい
た。
【0013】この発明は、以上の課題に鑑み為されたも
のであり、その目的とするところは、例えば、記憶装置
の未使用メモリ領域(エリア)に対するイリーガルリー
ドアクセスを検出し得るイリーガルメモリアクセス検出
方式を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明のイリーガルメ
モリアクセス検出方式は、以上の目的を達成するため
に、データとデータ誤り検出用情報とが書込まれている
メモリ手段と、リードアクセス要求の供給によって指定
されるアドレスの上記書込みデータとデータ誤り検出用
情報とからデータ誤りか否かを判断する判断手段とを備
え、上記リードアクセス要求がイリーガルメモリアクセ
スか否かを検出するイリーガルメモリアクセス検出方式
において、以下の様な特徴的な構成で実現した。
【0015】つまり、上記メモリ手段には、使用メモリ
エリアに対して、書込みデータとこのデータに応じた上
記データ誤り検出用情報とが書込まれていて、未使用メ
モリエリアに対して、無意味なデータと読出し時にデー
タ誤りを出力させるデータ誤り検出用情報とを格納して
いて、上記判断手段は、上記リードアクセス要求によっ
て指定される上記メモリ手段のアドレスのデータとデー
タ誤り検出用情報とからデータ誤りか否かの判断を行
い、データ誤りと判断されるとイリーガルメモリアクセ
スと検出することを特徴とする。
【0016】
【作用】この発明のイリーガルメモリアクセス検出方式
によれば、使用メモリエリアに対するリードアクセス要
求に対してはデータに応じたデータ誤り検出用情報が格
納されているので、上記判断手段(例えば、パリティ検
査など)によってデータ誤りと検出することはない。
【0017】従って、使用メモリエリアに対するリード
アクセス要求に対しては、イリーガル(不当な)アクセ
スとしては判断されず、リーガル(正当な)アクセスと
して検出し得る。
【0018】一方、未使用メモリエリアに対するリード
アクセス要求に対しては、無意味なデータと読出し時に
データ誤りを出力させるデータ誤り検出用情報(パリテ
ィビットデータ)とが書込まれているので、上記判断手
段(例えば、パリティ検査など)によってデータ誤りと
して検出することができる。
【0019】従って、この様に未使用メモリエリアに対
するリードアクセス要求に対しては、イリーガルなアク
セスとして検出することができる。
【0020】
【実施例】次にこの発明のイリーガルメモリアクセス検
出方式を一般的な構成の計算機システムに適用した場合
の好適な一実施例を図面を用いて説明する。
【0021】図2はこの一実施例の計算機システムの構
成図である。
【0022】この図2において、この計算機システム
は、一般的な計算機システムの構成であって、CPU2
1とメモリ装置22と入出力装置23とから構成されて
いる。そして、メモリ装置22にはプログラムやデータ
などが格納されており、CPU21や入出力装置23な
どからライトアクセスやリードアクセスなどが行われ
る。しかも、このメモリ装置22にはメモリ使用領域と
未使用領域とが存在する。
【0023】図3はこの一実施例のメモリ装置22の説
明図である。
【0024】この図3のメモリ装置22の説明図におい
て、このメモリ装置22は未使用メモリ管理表Aによっ
て、未使用エリアA12と、A34とが管理されてい
る。そして、この未使用エリア12は、先頭アドレスA
1から最終アドレスA2で指定されるエリアである。更
に、未使用エリアA34は、先頭アドレスA3から最終
アドレスA4で指定されるエリアである。
【0025】従って、このメモリ装置22においては、
CPU21や入出力装置23からの上記の未使用エリア
に対するリードアクセス要求が供給された場合は、イリ
ーガルアクセス要求として検出する。
【0026】次にこのメモリ装置22の基本的な使用メ
モリエリアと未使用メモリエリアに対するデータ書込み
の機能について説明する。
【0027】図4はメモリ装置22に対するデータ書込
みの概要を表すフローチャートである。
【0028】この図4のデータ書込みのフローチャート
において、未使用メモリエリアに対するイリーガルメモ
リアクセスをパリティビットエラーとして検出させるた
めに、プログラムの要求によってメモリ装置22で未使
用メモリエリアのワードデータDに対するパリティビッ
トPのロック要求が生起される。このロック要求によっ
てメモリ装置22はチェックビット(パリティビット)
のロック表示をONとする。
【0029】また、使用メモリエリアに対しては、通常
に書込みデータに応じたチェックビット(パリティビッ
ト)データを書込むために、チェックビット(パリティ
ビット)をロックさせないので、上記ロック表示をOF
Fにさせる。この様な一例の条件に基づき未使用メモリ
エリアに対するワードデータとパリティビットデータと
を書き込むものとする。
【0030】まず、使用メモリエリアに対するデータ書
込みにおいて、メモリ装置22において、チェックビッ
ト(パリティビット)に対するロック表示がOFFにさ
れると(S41)、書込みデータD1(ワードデータ)
に応じて所定のパリティ検出方法によるパリティビット
データP1(チェックビットデータ)が決定される(S
42)。そして、次に得られたチェックビットデータP
1とワードデータD1とを使用メモリエリアのアドレス
に書き込む(S43)。
【0031】一方、チェックビットP(パリティビッ
ト)をロックさせるためのロック表示がONにされると
(S41)、書込みデータDn(ワードデータ)に対し
て、チェックビットデータPは、書込みデータDnの直
前の書込みデータDn−1に対応するチェックビットデ
ータPn−1を未使用メモリエリアに書き込む(S4
4)。次にロック表示をOFFに設定して(S45)、
書込み動作を終了する。
【0032】次に上述の図3のメモリ装置22の構成に
おける未使用メモリエリアA12及びA34に対するイ
リーガルメモリ検出のためのデータ書込みの方法につい
て詳細を説明する。
【0033】図1は未使用メモリエリアに対するデータ
書込み処理のフローチャートである。
【0034】この図1のフローチャートにおいて、未使
用メモリエリアA12に対する先頭アドレスA1をAに
設定する(S1)。そして、このA番地にある1ワード
データとして、16進数8桁で「00010001」
(4×8=32ビット)と、このワードデータに対する
8ビット奇数パリティビットデータPとして、「111
01110」を付加して格納する(S2)。つまり、奇
数パリティ(Odd Parity)の場合は、論理1
のビット数が奇数になる様に、パリティビットを付加す
る。
【0035】次にチェックビットロック表示をOFFか
らONにする(S3)。そして、再びA番地にあるワー
ドデータとして、16進数で「00000000」と、
これに無関係な8ビット奇数パリティビットデータPと
して、上記「11101110」を付加して格納する
(S4)。
【0036】つまり、このS4の書込みによって、ワー
ドデータ(各16進数)「00000000」と、S2
においてワードデータ(16進数)「0001000
1」に対応した8ビット奇数パリティビットデータP
「11101110」を書込むことによって、S4の書
込みワードデータと全く無関係なパリティビットデータ
を書き込むことができる。
【0037】次に上記A番地と未使用メモリエリアA1
2の最終アドレスA2が一致するか否かを判断する(S
5)。ここで最終アドレスA2まで書込まれていなけれ
ば、アドレスAをA+1して(S7)、再びS2に戻り
書込み処理する。そして、S5において、ある未使用メ
モリエリアA12の最終アドレスA2まで書込みが終了
したと判断されると、次に全未使用メモリエリアに対し
て書込み処理が終了したか否かを判断する(S6)。
【0038】一例の図3に示す様に未使用メモリエリア
A34が残されていると、再び上記S1〜S5、S7の
処理を繰り返して、未使用メモリエリアA34に対して
もワードデータ(16進数)「00000000」に対
して無関係な8ビット奇数パリティビットデータP「1
1101110」を書込む。
【0039】次に以上の様にしてワードデータとパリテ
ィビットデータが書込まれたメモリ装置22に対するイ
リーガルメモリアクセス検出のための動作について説明
する。
【0040】図5は一実施例のイリーガルメモリアクセ
ス検出のフローチャートを示す。
【0041】この図5のフローチャートにおいて、メモ
リ装置22は供給されるアクセス要求がリードアクセス
要求であると判断すると(S51)、次にこのリードア
クセス要求によって指定されるアドレスのワードデータ
とパリティビットデータとからパリティチェック(パリ
ティ検査)を行う(S52)。
【0042】次にS52のパリティ検査結果にデータ誤
り(データエラー)であるか否かを判断する(S5
3)。データ誤りと判断されると、このリードアクセス
はイリーガルメモリアクセスと判断する。つまり、未使
用メモリエリアに対するリードアクセスと判断する。
【0043】そして、このデータエラーとなったリード
アクセス要求によって指定されていたアドレス情報を保
持出力する(S54)。このデータエラーのときの出力
アドレス情報は、後述する図6における、エラー分析処
理に利用される。
【0044】一方、上記S53のデータエラーの判断に
おいて、データ正常と判断されると、上記リード要求に
よって指定されるアドレスのデータを読み出す(S5
5)。そして、再び上記S51におけるリードアクセス
要求の待ち状態にはいる。
【0045】以上が一例のイリーガルメモリアクセス検
出の流れである。
【0046】次に未使用メモリエリアに対するイリーガ
ルメモリアクセス検出情報が出力された場合のエラー分
析処理について説明する。
【0047】図6は一実施例のエラー(故障)分析処理
のフローチャートである。
【0048】この図6のフローチャートは、イリーガル
メモリアクセスが検出された場合の原因がどこにあるか
を分析するためのフローチャートである。
【0049】例えば、メモリ装置22の未使用メモリエ
リアに対するリードアクセスに対して、上述の図1の場
合の無意味な16進数8桁(32ビット)のワードデー
タ「00000000」に対するデータ誤りを出力させ
る2進数8桁のパリティビットデータ「1110111
0」との奇数パリティ検査によって、2ビットエラーが
検出されることになる。
【0050】尚、例えば、上記16進数8桁のワードデ
ータ「00000000」に対して正常に2進数8桁で
奇数パリティビットデータを求めると、「111111
11」となる。従って、上記データ誤りを出力させる2
進数8桁のパリティビットデータ「11101110」
は2ビット誤りを起こしていることが解る。
【0051】そして、エラー検出に伴ってメモリ装置2
2は、このデータエラーのときのアドレス情報を出力す
る(S61)。
【0052】次にこのエラーのときのアドレス情報をプ
ログラム内容に従って判断する。つまり、未使用メモリ
A12又はA34(図3に図示)の領域のアドレスであ
るか、それとも使用メモリエリアB01又はB23(図
3に図示)に対するものであるか否かを判断する(S6
2)。
【0053】そして、もし使用メモリ領域に対するアド
レス情報である場合は、メモリ装置22の故障(S6
3)によるデータエラーの発生と判断することができ
る。
【0054】一方、上記S62のアドレス情報の判断に
よって、未使用メモリ領域に対するアドレス情報である
場合は、次にプログラム内容に従ってインターラプト
ソース(Interrupt Source、割り込み
原因)の判定(確認)を行う(S64)。つまり、リー
ドアクセス要求がCPU21からのアクセス要求による
ものか、それとも入出力装置(IO装置)23からの要
求によるものであるかを判断する。
【0055】そして、CPU21からの要求によるもの
である場合は、上記データエラーは、プログラムの故障
などによるものと判断される(S65)。
【0056】一方、上記S64のインターラプト ソー
ス(IS)の判定(確認)において、入出力装置(IO
装置)からのリードアクセス要求によるものと判定(確
認)されると、次に入出力装置(IO装置)23からメ
モリ装置22に対するリードアクセスのオーダ情報が正
常であったか否かを判断(分析)する(S66)。
【0057】つまり、未使用メモリエリアに対するリー
ドアクセスのオーダ情報である場合は、オーダ情報の異
常であって、この原因はプログラムの故障(S65)と
判断する。一方、上記S66のオーダ分析によって、入
出力装置(IO装置)23からメモリ装置22に対する
オーダ情報が正常であると判断される場合は、入出力装
置(IO装置)23の故障と判断する(S67)。
【0058】以上の様な処理フローによって、データエ
ラーの原因を分析することができる。
【0059】以上の一実施例の計算機システムによれ
ば、メモリ装置22の使用メモリエリアには書き込むワ
ードデータに応じた奇数パリティビットデータが書き込
まれているので、この使用メモリエリアに対してリード
アクセス要求が供給されると、正当にデータは読み出さ
れる。
【0060】しかしながら、未使用メモリエリアに対し
ては無意味なワードデータに対して読出し時にデータ誤
りを出力させる奇数パリティビットデータが書き込まれ
ているので、この未使用メモリエリアに対するリードア
クセス要求が供給されると、データエラーを発生させ、
イリーガルメモリアクセスとして検出させることができ
る。
【0061】しかも、このイリーガルメモリアクセスを
検出した時のアドレス情報がメモリ装置22から出力さ
れるので、このイリーガルメモリアクセスの検出がどの
様な原因で起きたかを分析して、故障箇所を明確にさせ
ることができる。
【0062】従って、信頼性の高い計算機システムを実
現することができる。
【0063】尚、以上の一実施例において、メモリ装置
の種類は特に限定するものではなく、例えば、ROMメ
モリ装置や、RAMメモリ装置や、磁気ディスク装置
や、磁気テープ装置や、その他の固体記憶素子(例え
ば、バブルメモリ)を使った記憶装置などであってもよ
い。
【0064】また、図2の計算機システムの構成につい
ては、この構成に限定するものではない。
【0065】更に、以上の一実施例においては、イリー
ガルメモリアクセス検出方式を計算機システムに適用し
た一例を説明したが、これに限定するものではない。例
えば、電子交換機内のメモリ部と処理部と通信制御部な
どから構成される部分においても同じ様に適用すること
ができる。
【0066】更にまた、以上の一実施例のメモリ装置2
2において、書き込むワードデータを32ビットとし、
パリティビットデータを8ビットとしたが、このビット
数に限定するものではない。
【0067】しかも、データ誤り検出用情報として、奇
数パリティ検出用のパリティビットデータを一例として
説明したが、これに限定するものではない。他の例えば
CRC(Cyclic Redundancy Che
ck)データ誤り検査方式などによるものであってもよ
い。
【0068】また、以上の一実施例のメモリ装置におい
ては、データとパリティビットデータとを格納するメモ
リ部分と、データ誤りを判断する判断部分とを同じメモ
リ装置内に備える一例を示したが、これに限定するもの
ではない。例えば、メモリ部分と、判断部分は、別々の
装置などで備える構成であってもよい。
【0069】更に、未使用メモリエリアに対する無意味
なワードデータの書き込みと、読み出し時にデータ誤り
出力させる奇数パリティビットデータの書き込みの手順
についても、図1のフローチャートの手順に限定される
ものではない。
【0070】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明のイリーガルメ
モリアクセス検出方式によれば、メモリ手段には、使用
メモリエリアに対して、書込みデータとこのデータに応
じた上記データ誤り検出用情報とが書込まれていて、未
使用メモリエリアに対して、無意味なデータと読出し時
にデータ誤りを出力させるデータ誤り検出用情報とを格
納していて、判断手段は、上記リードアクセス要求によ
って指定される上記メモリ手段のアドレスのデータとデ
ータ誤り検出用情報とからデータ誤りか否かの判別を行
い、データ誤りと判断されるとイリーガルメモリアクセ
スと検出するので、使用メモリエリアに対するリードア
クセス要求はリーガル(正当な)メモリアクセスとして
判断でき、一方、未使用メモリエリアに対するリードア
クセスはイリーガル(不当な)メモリアクセスとして検
出することができる。
【0071】従って、この発明によれば信頼性の高い装
置の実現に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の未使用メモリ領域へのデ
ータ書込み処理のフローチャートである。
【図2】一実施例の計算機システムのハードウエア構成
図である。
【図3】一実施例のメモリ装置の説明図である。
【図4】一実施例のメモリ装置のデータ書込みのフロー
チャートである。
【図5】一実施例のイリーガルメモリアクセス検出のフ
ローチャートである。
【図6】一実施例のエラー分析処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
22…メモリ装置、A12、A34…未使用(メモリ)
エリア、B01、B23…使用(メモリ)エリア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 信一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データとデータ誤り検出用情報とが書込
    まれているメモリ手段と、リードアクセス要求の供給に
    よって指定されるアドレスの上記書込みデータとデータ
    誤り検出用情報とからデータ誤りか否かを判断する判断
    手段とを備え、上記リードアクセス要求がイリーガルメ
    モリアクセスか否かを検出するイリーガルメモリアクセ
    ス検出方式において、 上記メモリ手段には、使用メモリエリアに対して、書込
    みデータとこのデータに応じた上記データ誤り検出用情
    報とが書込まれていて、未使用メモリエリアに対して、
    無意味なデータと読出し時にデータ誤りを出力させるデ
    ータ誤り検出用情報とを格納していて、 上記判断手段は、上記リードアクセス要求によって指定
    される上記メモリ手段のアドレスのデータとデータ誤り
    検出用情報とからデータ誤りか否かの判断を行い、デー
    タ誤りと判断されるとイリーガルメモリアクセスと検出
    することを特徴とするイリーガルメモリアクセス検出方
    式。
JP00739893A 1993-01-20 1993-01-20 イリーガルメモリアクセス検出方式 Expired - Lifetime JP3154853B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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