JPH06213608A - 測定機のワーク設計値類推方法及びその装置 - Google Patents

測定機のワーク設計値類推方法及びその装置

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JPH06213608A
JPH06213608A JP598193A JP598193A JPH06213608A JP H06213608 A JPH06213608 A JP H06213608A JP 598193 A JP598193 A JP 598193A JP 598193 A JP598193 A JP 598193A JP H06213608 A JPH06213608 A JP H06213608A
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Shigefumi Kume
重文 久米
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定工程を中断せずにワーク形状の検査を可
能にし、かつ、検査時間を短縮して作業効率の向上を図
る。 【構成】 測定機32で測定したワーク形状の実測値デ
ータを実測値データの記憶部34Aに記憶する。設計値
データの類推・記憶部34Bは記憶した実測値データを
ワークの設計値に応じて予め設定されている任意の桁で
四捨五入して、四捨五入した値を類推設計値として記憶
する。この場合、ワークの設計値と類推設計値とが一致
する。従って、比較照合部34Cで実測値データと類推
設計値とを比較照合して、表示部36にその結果を表示
することにより、ワークの加工精度を測定することがで
きる。これにより、測定機でワーク形状を測定するだけ
で、自動的にワークの設計値を類推することができるの
で、設計値のキー入力操作を除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は測定機のワーク設計値
類推方法及びその装置に係り、特に実測値データと設計
値とを比較照合する手段を備えた測定機のワーク設計値
類推方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に生産ラインで加工されたワークは
加工後ワーク形状が測定され、測定データと設計値とを
比較してワークが設計値の公差内で加工されているか否
かを検査する。以下図3に示すブロック図、及び図4に
示すフローチャートに基づいて加工精度の検査方法を説
明する。例えば3次元座標測定機10でワークの形状を
測定して、測定されたワークの測定データを処理装置1
2に入力する(ステップ50)。次に、作業者がキー入
力部14を操作してワークの設計値を処理装置12に入
力する(ステップ52)。そして、検査に必要なワーク
の全ての設計値が処理装置12に入力されると(ステッ
プ54)、処理装置12は入力された測定データと設計
値とを照合して、その結果を出力部16から出力する。
作業者は出力された照合結果でワークが設計値の公差内
で加工されているか否かを検査する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検査方法では作業者がワークの設計値をキー入力するの
で、キー入力時に3次元座標測定機の測定工程が中断す
るという問題がある。また、例えばワークに円が形成さ
れている場合、このワークの円を3次元座標測定機で測
定すると、直径、半径、中心座標、真円度等が実測値デ
ータとして算出される。従って、実測値データと同様に
円の直径、半径、中心座標、真円度等の多数の設計値を
キー入力する必要があるので、入力作業が煩わしくな
り、さらに、入力時間が長くなるので検査時間が長くな
り作業効率が低下するという問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、測定工程を中断せずにワーク形状の検査を可能
にし、かつ、検査時間を短縮して作業効率の向上を図る
ことができる測定機のワーク設計値類推方法及びその装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成する為に、ワーク形状を測定する測定機と、測定機か
ら入力された実測値データを記憶する実測値データの記
憶部と、実測値データの数値を、設計値に応じて予め設
定されている任意の桁で四捨五入して、四捨五入した値
を類推設計値として記憶する設計値データの類推・記憶
部と、実測値データと類推設計値とを比較照合する比較
照合部と、比較照合結果を表示する出力部と、を備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、測定機で測定したワーク形状
の実測値データを実測値データの記憶部に記憶する。設
計値データの類推・記憶部は記憶した実測値データをワ
ークの設計値に応じて予め設定されている任意の桁で四
捨五入して、四捨五入した値を類推設計値として記憶す
る。この場合、ワークの設計値と類推設計値とが一致す
る。従って、比較照合部で実測値データと類推設計値と
を比較照合して、表示部にその結果を表示することによ
り、ワークの加工精度を測定することができる。これに
より、測定機でワーク形状を測定するだけで、自動的に
ワークの設計値を類推することができるので、設計値の
キー入力操作を除去することができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る測定機の
ワーク設計値類推方法及びその装置について詳説する。
図1には測定機のワーク設計値類推装置のブロック図が
示されていている。同図において測定機のワーク設計値
類推装置30は測定機32、処理装置34及び出力部3
6から構成されている。測定機32はワークの形状を測
定して、その測定データを処理装置34に入力する。処
理装置34は実測値データの記憶部34A及び設計値デ
ータの類推・記憶部34Bを備えていて、記憶部34A
は測定機32から入力された実測値データを記憶し、か
つ入力された実測値データを類推・記憶部34Bに出力
する。
【0008】類推・記憶部34Bは入力された実測値デ
ータの数値を任意の桁で四捨五入する。そして、四捨五
入した値を設計値として記憶する。ここで、設計値の求
め方について説明する。一般にワークの設計値には端数
のない切りのよい値(例えば、2.500mm)が採用
されている。そして、ワークを測定して得た実測値は設
計値の近傍の値(例えば、2.497mm、2.503
mm等)になる。従って、設計値が2.500mmの場
合は実測値の少数第2位を四捨五入するように設定すれ
ば、実測値(2.497mm、2.503mm等)から
設計値(2.500mm)を類推することができる。従
って、設計値に応じて実測値データの数値を任意の桁で
四捨五入することにより、設計値を類推することができ
る。
【0009】また、処理装置34の比較照合部34Cは
実測値データと類推された設計値データとを比較照合し
て、その結果を出力部36に入力する。出力部36は入
力された比較照合結果を表示する。前記の如く構成され
た本発明に係る測定機のワーク設計値類推装置の作用を
図2のフローチャートに基づいて説明する。
【0010】先ず、測定機32でワークの形状を測定し
て、その実測値データを処理装置34の実測値データの
記憶部34Aに入力する(ステップ60)。実測値デー
タの記憶部34Aは測定機32から入力された実測値デ
ータを記憶し、かつ入力された実測値データを類推・記
憶部34Bに出力する。設計値データの類推・記憶部3
4Bは入力された実測値データの数値を、設計値に応じ
て任意の桁で四捨五入する。そして、四捨五入した値を
設計値として記憶する(ステップ62)。
【0011】次に、実測値データの記憶部34Aから入
力された実測値データと、設計値データの類推・記憶部
34Bから入力された類推設計値とを比較照合部34C
で比較照合して、その結果を出力部36に入力する。出
力部36は入力された比較照合結果を表示する。従っ
て、作業者は表示された比較照合結果を見てワークの加
工精度を判断する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る測定機
のワーク設計値類推方法及びその装置によれば、測定機
でワーク形状を測定するだけで、自動的にワークの設計
値を類推することができるので、設計値のキー入力操作
を除去することができる。従って、測定工程を中断せず
にワーク形状の検査を可能にし、かつ、検査時間を短縮
して作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測定機のワーク設計値類推装置を
示すブロック図
【図2】本発明に係る測定機のワーク設計値類推方法を
説明するフローチャート
【図3】従来の測定機のワーク設計値類推装置を示すブ
ロック図
【図4】従来の測定機のワーク設計値類推方法を説明す
るフローチャート
【符号の説明】
30…測定機のワーク設計値類推装置 32…測定機 34…処理装置 34A…実測値データの記憶部 34B…設計値データの類推・記憶部 34C…比較照合部 36…出力部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定機でワークの形状を測定してその実
    測値データを記憶する工程と、 記憶された実測値データを前記ワークの設計値に応じて
    予め設定されている任意の桁で四捨五入し、四捨五入し
    た値を類推設計値として記憶する工程と、 前記実測値データと類推設計値とを比較照合し、前記実
    測値データが設計値の許容範囲内にあるか否かを判断す
    る工程と、 から成ることを特徴とする測定機のワーク設計値類推方
    法。
  2. 【請求項2】 ワーク形状を測定する測定機と、 測定機から入力された実測値データを記憶する実測値デ
    ータの記憶部と、 実測値データの数値を、設計値に応じて予め設定されて
    いる任意の桁で四捨五入して、四捨五入した値を類推設
    計値として記憶する設計値データの類推・記憶部と、 実測値データと類推設計値とを比較照合する比較照合部
    と、 比較照合結果を表示する出力部と、 を備えたことを特徴とする測定機のワーク設計値類推装
    置。
JP598193A 1993-01-18 1993-01-18 測定機のワーク設計値類推方法及びその装置 Expired - Fee Related JP2841326B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105806187A (zh) * 2016-05-04 2016-07-27 安徽太阳体育用品有限公司 一种羽毛弯弓度测量装置及其测量方法
GB2580684A (en) * 2019-01-24 2020-07-29 Rolls Royce Plc Coordinate measurement validation

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GB2580684A (en) * 2019-01-24 2020-07-29 Rolls Royce Plc Coordinate measurement validation

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