JPH0743173A - 測定データ照合装置 - Google Patents

測定データ照合装置

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JPH0743173A
JPH0743173A JP18814993A JP18814993A JPH0743173A JP H0743173 A JPH0743173 A JP H0743173A JP 18814993 A JP18814993 A JP 18814993A JP 18814993 A JP18814993 A JP 18814993A JP H0743173 A JPH0743173 A JP H0743173A
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JP
Japan
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tolerance
value
measurement data
design
file
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18814993A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tomita
豊 富田
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Publication date
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定の都度、オペレータが設計値や公差値な
どを入力しなくても、測定データの照合を行うことがで
きる測定データ照合装置を提供する。 【構成】 予め、公差ファイル12,13,14に複数
の設計値および各設計値に対応する公差値を記憶させて
おく。測定データが与えられると、公差ファイルの中か
ら測定データに近い設計値およびその設計値に対応する
公差値が読み出され、その読み出された設計値および公
差値から求まる公差範囲内に測定データが含まれるか否
かが照合されたのち、その照合結果が出力される。その
ため、測定の都度、オペレータが設計値や公差値などを
入力しなくても測定データの照合を自動的に行うことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定データ照合装置に
関する。詳しくは、測定データが設計値および公差値か
ら求まる公差範囲内に入っているか否かを照合し、その
照合結果を出力する測定データ照合装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来、測定データが予め設定された公差範
囲内に入っているか否かを自動に照合する装置として
は、測定を行う直前、あるいは、直後にオペレータが図
面から設計値や公差値などを読み取ったのち、その設計
値や公差値などをキーボードからキー入力しておくと、
測定データが与えられるごとに、設計値や公差値から求
まる公差範囲に測定データが含まれるか否かを照合し、
この照合結果を出力する構造である。また、自動測定・
自動照合を行える機能を備えた測定装置では、予め、自
動測定用のパートプログラムに設計値や公差値を記述し
ておくと、そのパートプログラムに従って、自動測定が
行われたのち、その測定で得られた測定データが設計値
や公差値から求まる公差範囲に含まれているか否かが自
動照合され、その結果が出力される構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、次の
ような問題があった。 オペレータが図面から設計値や公差値などを読み取っ
たのち、その設計値や公差値などをキーボードからキー
入力する装置では、各測定項目ごとに、設計値や公差値
などをその都度キー入力しなければならないから、手間
がかかり能率が悪い。 しかも、キー入力時に入力ミスが生じやすい。 また、自動測定・自動照合する装置では、自動測定用
のパートプログラムに設計値や公差値(標準的な値で
も)を記憶しておかなければならないから、上記と
同様な問題のほか、プログラム容量も多く必要となるか
らコストアップにつながらる。
【0004】ここに、本発明の目的は、このような従来
の欠点を解消し、オペレータに負担をかけることなく、
自動的かつ経済的に測定データの照合を行うことができ
る測定データの照合装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の測定
データ照合装置は、複数種の設計値および各設計値に対
応する公差値を記憶した公差ファイルと、この公差ファ
イルの中から測定データに近い設計値およびその設計値
に対応する公差値を読み出す読出手段と、この読出手段
によって読み出された設計値および公差値から求まる公
差範囲内に測定データが入っているか否かを照合する照
合手段と、この照合手段の照合結果を出力する出力手段
とを具備したことを特徴とする。
【0006】
【作用】測定データが与えられると、公差ファイルの中
から測定データに近い設計値およびその設計値に対応す
る公差値が読み出される。ついで、その読み出された設
計値および公差値から求まる公差範囲内に測定データが
入っているか否かが照合されたのち、その照合結果が出
力される。従って、予め、公差ファイルに複数の設計値
および各設計値に対応する公差値を記憶させておけば、
測定の都度、オペレータが設計値や公差値などを入力し
なくても、測定データの照合を自動的に行うことができ
るから、オペレータに負担をかけることなく、自動的か
つ経済的に測定データの照合を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の測定データ照合装置を備えた三
次元測定システムを示している。同測定システムは、プ
ローブ1Aと被測定物Wを載置したテーブル1Bとを三
次元方向へ移動可能に構成した三次元測定機本体1と、
この三次元測定機本体1のプローブ1Aとテーブル1B
とを三次元方向へ移動させる駆動ユニット2と、この駆
動ユニット2を介して手動で前記プローブ1Aとテーブ
ル1Bとを三次元方向へ移動させるジョイスティックな
どからなる手動運転指令部3と、前記駆動ユニット2を
介して予め設定したプログラムに従って前記三次元方向
への移動を制御するとともに前プローブ1Aと被測定物
Wとが接触したときのタッチ信号を基に各軸方向の座標
値を取り込み、この座標値から被測定物Wの寸法などを
求める演算制御部4と、キーボード5と、出力手段とし
てのCRT6と、プリンタ7とから構成されてい。
【0008】前記演算制御部4は、読出手段および照合
手段を兼ねるCPU8と、三次元方向への移動を制御す
る駆動プログラムや各種処理プログラムなどを記憶した
ROM9と、測定データなどを格納するRAM10とを
有する。前記CPU8は、ROM9に記憶されたプログ
ラムに従って測定機本体1における三次元方向への移動
を制御するとともにタッチ信号を基に各軸方向の座標値
を取り込み、この座標値から被測定物Wの寸法などを求
める。また、これによって求められた測定データが、予
めRAM10内に記憶された設計値や公差値を基に求ま
る公差範囲内に入っているか否かを自動的に照合し、そ
の照合結果を前記CRT6に出力する。前記RAM10
には、測定データを格納するデータ格納ファイル11の
ほかに、寸法公差ファイル12、角度公差ファイル13
および位置度公差ファイル14などがそれぞれ設けられ
ている。
【0009】前記寸法公差ファイル12には、図2に示
す如く、長さに関する複数種の設計値を記憶するエリア
12Aと、各設計値に対応してその長さの公差範囲を決
める上限公差値および下限公差値をそれぞれ記憶するエ
リア12B,12Cとが設けられている。前記角度公差
ファイル13には、図3に示す如く、角度に関する複数
種の設計値を記憶するエリア13Aと、各設計値に対応
してその角度の公差範囲を決める上限公差値および下限
公差値をそれぞれ記憶するエリア13B,13Cとが設
けられている。位置度公差ファイル14には、図4に示
す如く、長さに関する複数種の設計値(原点からの各軸
方向の距離)を記憶するエリア14Aと、各設計値に対
応してその位置度公差範囲を決める公差値を記憶するエ
リア14Bとが設けられている。
【0010】次に、本実施例の作用を図5のフローチャ
ートを参照しながら説明する。測定に当たっては、ま
ず、測定コマンドを入力したのち(ST1)、測定を行
う(ST2)。例えば、孔の内径を測定するには、内径
測定用コマンドを入力したのち、手動または自動によっ
てプローブ1Aとテーブル1Bとを三次元方向へ移動さ
せながらプローブ1Aを被測定物Wの孔の内周面3点以
上に当接させる。すると、そのときの各軸の座標値が取
り込まれ、これらの座標値から孔の内径が算出される。
【0011】次に、算出された測定データの出力記号を
解析する(ST3)。つまり、その測定データが長さに
関するものか、角度に関するものか、位置度に関するも
のかを解析する。続いて、その解析結果に対応する公差
ファイルをRAM10内から選択したのち(ST4)、
選択した公差ファイルの中から測定データに最も近い
(この場合、測定データを基準として一定範囲内で最も
近い)設計値およびその設計値に対応する公差値を読出
す(ST5)。例えば、測定データの出力記号が直径D
(長さに関するもの)で、かつ、値が「30.005m
m」であったとすると、ST4において、寸法公差ファ
イル12が選択されたのち、ST5において、その寸法
公差ファイル12の中から測定データに最も近い設計値
「30」およびその設計値に対応する上限公差値および
下限公差値「+0.1」「−0.1」が読出される。
【0012】次に、ST5の処理ののち、公差ファイル
の中に測定データに最も近い設計値があるか否かをチェ
ックする(ST6)。該当する設計値があれば、直ち
に、照合処理(ST9)へ進む。該当する設計値がなけ
れば、「照合データなし」あるいは警告の表示をCRT
6に行ったのち(ST7)、照合データのキーインを待
つ(ST8)。照合データ(つまり、設計値および公差
値)がキーインされたたことを条件として照合処理(S
T9)へ進む。
【0013】照合処理(ST9)では、読出した設計値
および公差値またはキーインされた設計値および公差値
を基に求まる公差範囲内に測定データが入っているか否
かをチェックする。測定データが公差範囲内に入ってい
れば合格である旨の表示をCRT6に行う(ST1
0)。測定データが公差範囲内に入っていなければ、不
合格である旨の表示をCRT6に行う(ST11)。
【0014】従って、本実施例によれば、予め、公差フ
ァイル12,13,14に複数の設計値および各設計値
に対応する公差値を記憶させておけば、測定データが与
えられるごとに、公差ファイル12,13,14の中か
ら測定データに最も近い設計値およびその設計値に対応
する公差値が読み出され、その読み出された設計値およ
び公差値から求まる公差範囲内に測定データが入ってい
るか否かが照合されたのち、その照合結果が出力される
から、従来のように、測定の都度、オペレータが設計値
や公差値などをキーボードからキー入力しなくても、測
定データの照合を自動的に行うことができる。そのた
め、測定能率を向上させることができるとともに、キー
入力時に入力ミスを防げる。
【0015】また、公差ファイルとして、寸法公差ファ
イル12、角度公差ファイル13および位置度公差ファ
イル14の3種を備え、まず、測定データの出力記号を
解析し、その出力記号に対応する公差ファイル12,1
3,14を選択するようにしたので、長さ、角度および
位置度についての照合を自動的に行うことができる。
【0016】また、自動測定および自動照合を行うもの
では、自動測定用のパートプログラムに設計値や公差値
を記憶させておかなくてもよいから、パートプログラム
の容量を少なくでき、その分、コストダウンが図れる。
【0017】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は、この実施例に限られるもので
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改
良並びに設計の変更が可能である。例えば、上記実施例
では、3種の公差ファイル、つまり、寸法公差ファイル
12、角度公差ファイル13および位置度公差ファイル
14の3種の公差ファイルを用意したが、公差ファイル
の種類についてはこれに限られるものでなく、他のもの
でもよい。更に、数についても、少なくとも1種以上の
公差ファイルを備えていればよい。
【0018】また、寸法公差ファイル12については、
孔や軸の直径寸法とこれに対応する公差値とを記憶した
直径公差ファイル、任意の二点間を結ぶ直線の長さ寸法
とこれに対応する公差値とを記憶した長さ公差ファイ
ル、原点から任意の位置までの各軸方向の寸法とこれに
対応する公差値とを各軸(X,Y,Z軸)毎に記憶した
位置公差ファルなど、測定項目ごとのファイルに分類
し、測定データの項目に応じて対応するファイルを選択
するようにすれば、より実際の公差値に適した公差値と
の照合を行うことができる。
【0019】また、各設計値に対応して、標準的な公差
値を記憶した標準公差値ファルイのほかに、特別な公差
値(例えば、標準的な公差値よりも狭い範囲の公差値)
を記憶した個別公差値ファイルを用意しておき、測定の
先だって、標準公差値ファルイおよび個別公差値ファイ
ルのいずれかを選択したとき、その選択された標準公差
値ファルイまたは個別公差値ファイルに記憶された設計
値および公差値を基に測定データが自動的に照合される
ように構成することもできる。このようにすれば、被測
定物に要求される加工精度に応じた公差照合を行うこと
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、予め、公
差ファイルに複数の設計値および各設計値に対応する公
差値を記憶させておけば、測定の都度、オペレータが設
計値や公差値などを入力しなくても測定データの照合を
自動的に行うことができるから、オペレータに負担をか
けることなく、自動的かつ経済的に測定データの照合を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同上実施例における寸法公差ファイルの内容を
示す図である。
【図3】同上実施例における角度公差ファイルの内容を
示す図である。
【図4】同上実施例における位置度公差ファイルの内容
を示す図である。
【図5】同上実施例における処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
6 CRT(出力手段) 8 CPU(読出手段、照合手段) 12 寸法公差ファイル 13 角度公差ファイル 14 位置度公差ファイル 12A,13A,14A 設計値を記憶するエリア 12B,12C,13B,13C,14B 公差値を記
憶するエリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種の設計値および各設計値に対応する
    公差値を記憶した公差ファイルと、この公差ファイルの
    中から測定データに近い設計値およびその設計値に対応
    する公差値を読み出す読出手段と、この読出手段によっ
    て読み出された設計値および公差値から求まる公差範囲
    内に測定データが入っているか否かを照合する照合手段
    と、この照合手段の照合結果を出力する出力手段とを具
    備したことを特徴とする測定データ照合装置。
JP18814993A 1993-07-29 1993-07-29 測定データ照合装置 Withdrawn JPH0743173A (ja)

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JP18814993A JPH0743173A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 測定データ照合装置

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JP18814993A JPH0743173A (ja) 1993-07-29 1993-07-29 測定データ照合装置

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JPH0743173A true JPH0743173A (ja) 1995-02-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005031044A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Olympus Corp 三次元誤差測定装置
JP2008292196A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Dainippon Printing Co Ltd 測定システム、測定方法及びプログラム
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