JPH062135U - 受光標尺 - Google Patents

受光標尺

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JPH062135U
JPH062135U JP4376992U JP4376992U JPH062135U JP H062135 U JPH062135 U JP H062135U JP 4376992 U JP4376992 U JP 4376992U JP 4376992 U JP4376992 U JP 4376992U JP H062135 U JPH062135 U JP H062135U
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JP
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rod
light
rod body
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light receiver
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JP4376992U
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幸男 宮内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光標尺を受光器の受光角度をはずれた位置
に立てても受光できるようにする。 【構成】 標尺棒本体に受光器を該棒本体長手方向の任
意位置に位置替え自在に取付けると共に、棒本体適所に
該棒本体の鉛直を検知すべき水準器を取付けた構成にお
いて、上記標尺棒本体が棒上部と棒下部とで構成され、
上記棒上部が、棒下部を鉛直に立てた状態で、上記受光
器を水平面上で回転できるように棒下部と回転自在に連
結された、受光標尺。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、建築等のコンクリート基礎造形におけるコンクリート基礎上面の予定 仕上げ面の高さの測定、土地区画のため張りめぐらすヌキ板の高さの測定等に使 用される投光式高さ測定方式における受光標尺に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の受光標尺として、直線状の標尺棒本体の上端に水準器を取付け ると共に、棒本体の中間部に受光器をクランプにより該棒本体の長手方向の所望 位置に移動自在に取付けた構造のもので、これを例えば建物のコンクリート基礎 上面の最終仕上げ面を予め測定する例に使用する場合は、まず敷地の一隅に水平 光を発射する赤外線発光器を三脚により水平に設置しておき、次に2枚のコンク リート型枠板の間に造形されたコンクリート基礎について、その延長方向に沿っ て順次適宜間隔をあけた各位置で、上記受光標尺を鉛直に立てつつ上記発光器か ら投射される水平光を受光器で受光できる高さにそれぞれセットすることにより 、上記各位置における予定仕上げ面の高さを均等に定めるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の受光標尺は、受光器の受光角度が水平面上で90度であるため 、標尺を立てる位置によっては受光器の受光角度をはずれて受光できず、測定不 能となる欠点があった。 本案は、いかなる位置に立てようとも発光器からの光を受光することができる 受光標尺を得ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として、本案は、 標尺棒本体に受光器を該棒本体長手方向の任意位置に位置替え自在に取付ける と共に、棒本体適所に該棒本体の鉛直を検知すべき水準器を取付けた構成におい て、 上記標尺棒本体が棒上部と棒下部とで構成され、上記棒上部が、棒下部を鉛直 に立てた状態で、上記受光器を水平面上で回転できるように棒下部と回転自在に 連結された、 受光標尺を提案する。
【0005】 本案における上記「標尺棒本体」は、棒上部及び棒下部が直線状のもので一直 線上に連結されたもののほか、棒上部及び棒下部の一方または両方がカギ形等に 屈曲されて屈曲線上に連結されたものも含む。 以下図面を参照して本案の実施例について説明する。
【0006】
【実施例】
図1(イ)、(ロ)において、本例の標尺棒本体(1)は横断面正方形の中空 四角パイプからなる直線状の棒上部(1a)及び棒下部(1b)を一直線上に延 長させて回転自在に連結したもので、その連結構造は、図2に示すように棒上部 及び下部(1a)、(1b)の連結すべき各端部内に、軸孔(4)、(5)をそ れぞれ有する軸受ブロック(2)、(3)を同心的に嵌合固定し、両軸受ブロッ ク(2)、(3)の各軸孔(4)、(5)にヘッドつき軸(6)を回転自在に挿 入すると共に、棒下部(1b)の端部外側から固定ネジ(7)を軸受ブロック( 2)を経て上記軸(6)に螺着して該軸(6)を抜け止め状態に固定してある。
【0007】 上記のような標尺棒本体(1)の棒上部(1a)上端に、該棒本体(1)の鉛 直を検知するための水準器(8)を固定すると共に、図では棒上部(1a)に受 光器ボックス(9)を該棒本体(1)の長手方向の任意位置に位置替え自在に取 付けてある。
【0008】 上記受光器ボックス(9)には赤外線受光器(10)を収納すると共にその水 平赤外線受光面(11)をボックス(9)の前面に配置すると共に、一例として 受光を点灯により報知する受光報知器(12)を取付けてあり、このような受光 器ボックス(9)の一側部からL字形に屈曲したクランプ板(13)を延出する と共に該クランプ板先端部にクランプネジ(14)を螺合し、このクランプ板( 13)と受光器ボックス(9)との間に上記棒本体(1)を挿入し、クランプネ ジ(14)を螺入してネジ先端を棒本体(1)外側面に圧着させることにより棒 本体の任意位置に取付けてある。
【0009】 (15)は棒本体(1)の下端部に、棒本体の一側面と同一面上で両翼に突出 した当接板である。なお、本例では棒本体(1)の一側面全長に長さ目盛(16 )を設けてある。
【0010】 上例の作用を使用例と共に説明する。図4に示すように敷地の一隅に水平赤外 線を投射する発光器(a)を水平に設置すると共に、予めコンクリート基礎全長 の各測定位置において、一方の型枠板(b)内側面に磁石(d)…を仮吸着させ ておく。次に、左右の鉄製型枠板(b)、(b)の間に造形されたコンクリート 基礎(c)において、まず一方の型枠板(b)の内側面に、磁石(d)を、上記 コンクリート基礎(c)上面に施すべき仕上げセメント上面の高さ位置に吸着さ せ、ついで受光標尺を、その下端面を上記磁石(d)に接すると共に当接板(1 5)を型枠板(b)内側面に当接した状態で、水準器(8)により標尺棒本体( 1)を鉛直に保つ。その状態で、クランプネジ(14)をゆるめて受光器ボック ス(9)を昇降させ、発光器(a)からの水平光を受光する高さ位置で再びクラ ンプネジ(14)を締着する。このように所定高さに受光器(10)を固定され た受光標尺を、第2の測定位置で同様に型枠板(b)内側面に下端部を当接して 鉛直を保ちつつ上下動させ、発光器(a)からの水平光を受光した位置に受光標 尺を保持しつつ、予め型枠板(b)内側面に仮吸着させてある第1の磁石と同形 同寸法の第2の磁石(d)を上記受光標尺の下端面に接した状態で型枠板(b) 内面に吸着させ、以下第3、第4、…の測定位置に同様に第3、第4、…の磁石 (d)…を吸着させていく。
【0011】 測定位置によって受光器(10)の受光角度内に発光器(a)の水平光が投射 できないときは、標尺棒下部(1b)を鉛直に保持したまま棒上部(1a)を軸 (6)について適宜角度回転させ、それに伴い受光器ボックス(9)を水平面上 で旋回させて、その受光面(11)を発光器(a)がわへ向けて受光可能にする 。
【0012】 コンクリート基礎(c)の全長について型枠板(b)内側面に磁石(d)…を 吸着させたら、これら磁石(d)…の高さまで仕上げセメントを施してコンクリ ート基礎の上面を均一の高さに仕上げる。
【0013】 回転連結構造の他の例として、上記軸(6)を例えば棒上部(1a)端部に固 定し、該軸(6)を棒下部(1b)の軸受ブロック(3)に回転自在かつ挿脱自 在に挿入したものも得られる。
【0014】
【考案の効果】
本案の受光標尺によれば、投光式測定において該標尺を受光器の受光角度をは ずれた位置に立てても、標尺棒上部を回転させて受光器を発光器がわへ向けるこ とにより受光することができるようになり、使用上きわめて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)受光標尺の一部切欠正面図である。 (ロ)同上側面図である。
【図2】連結部の拡大縦断面図である。
【図3】受光器ボックスの拡大斜面図である。
【図4】使用状態の略線図である。
【符号の説明】
1 標尺棒本体 1a 標尺棒上部 1b 標尺棒下部 6 軸 8 水準器 10 受光器 13 クランプ板 14 クランプネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標尺棒本体に受光器を該棒本体長手方向
    の任意位置に位置替え自在に取付けると共に、棒本体適
    所に該棒本体の鉛直を検知すべき水準器を取付けた構成
    において、 上記標尺棒本体が棒上部と棒下部とで構成され、上記棒
    上部が、棒下部を鉛直に立てた状態で、上記受光器を水
    平面上で回転できるように棒下部と回転自在に連結され
    た、 受光標尺。
JP4376992U 1992-06-02 1992-06-02 受光標尺 Pending JPH062135U (ja)

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JP4376992U JPH062135U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 受光標尺

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4376992U JPH062135U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 受光標尺

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062135U true JPH062135U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12672962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4376992U Pending JPH062135U (ja) 1992-06-02 1992-06-02 受光標尺

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JP (1) JPH062135U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155713A (ja) * 1983-02-24 1984-09-04 Kenichi Taoka 照明付き標尺
JPS6152695A (ja) * 1984-08-22 1986-03-15 株式会社日立製作所 駆動装置およびこれを用いた蛍光表示装置
JPS6217681A (ja) * 1985-07-17 1987-01-26 Nippon Atom Ind Group Co Ltd 放射能汚染検査装置

Patent Citations (3)

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