JPH062134Y2 - 印刷欠陥検知用センサヘツド - Google Patents

印刷欠陥検知用センサヘツド

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JPH062134Y2
JPH062134Y2 JP1448686U JP1448686U JPH062134Y2 JP H062134 Y2 JPH062134 Y2 JP H062134Y2 JP 1448686 U JP1448686 U JP 1448686U JP 1448686 U JP1448686 U JP 1448686U JP H062134 Y2 JPH062134 Y2 JP H062134Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) この考案は、光ファイバを用いて印刷面の照明及び測光
を行なうことにより、紙,アルミニウム及びプラスチッ
ク等の包装材料等に対し、印刷する際にインキの飛散,
ドクターすじ等の欠陥及びゴミの付着等の印刷欠陥を検
知する印刷欠陥検知用センサヘッドに関する。
(考案の技術的背景とその問題点) 一般に、高速で印刷する際のスポット的に現われる欠陥
に対しては、検知は難しい。このため巻き始め巻き終り
時に機械を停止させて、ごく一部のみの目視検査が行わ
れている。しかし全数検査できないことから、内部には
欠陥品が混入することもあり、しばしば問題が生じてい
たが、最近稼動中に使える高速欠陥検知システムが出現
し始めてきた。
第3図(A)及び(B)は、このような印刷欠陥検知装置の一
例を示すもので、可視光を受光して赤色(R),緑色(G),
青色(B)にそれぞれ色分解し、相当する出力電圧を発生
するカラーセンサ素子60A,60Bの受光面を横1列に複数
個並べて成る2組のセンサヘッド6A,6Bを用いるもので
ある。同ヘッド6A,6Bの一方を、絵柄9A,9B,…が連続し
て印刷されている印刷物9の巻上げ前のシートの流れ方
向と直角の幅方向に配置し、検出ユニットの他方を、シ
ートの流れ方向に上記絵柄の印刷ピッチの1ピッチない
し数ピッチ分ずらし、カラーセンサ素子60A,60Bがシー
ト流れ方向に関して各々一致して対応するように配置
し、印刷物からの反射光を2組のセンサヘッド6A,6Bに
より受光し、2組のセンサヘッド間の対応するカラーセ
ンサ素子の赤色(R),緑色(G),青色(B)についての差電
圧を制御器8で計算し、この差電圧を予め設定してある
設定電圧と比較することにより印刷物の欠陥を検知する
ようにしたものである。
印刷物の内容を電気信号に変換し、印刷欠陥を検知する
場合、このセンサヘッドのカラーセンサ素子として、原
理的には印刷物上にアモルファス光センサなどのフォト
センサを対向させるようにして使用することにより、印
刷面の濃淡が電気信号に変換でき、印刷欠陥を検知する
ことができる。実際面では、印刷物を高分解能で読取る
などの場合、印刷物の近くに多くのフォトセンサを設置
するのは構造上無理があるばかりでなく、フォトセンサ
の外形寸法により、分解能が制限されてしまうことか
ら、最近ではセンサヘッドとして多成分ガラス系ファイ
バなどの光ファイバを用いて印刷物から検知された光量
を距離を隔てた場所まで移送し、その離れた場所で光フ
ァイバの端部にフォトセンサを接続することにより、印
刷物を読取るといった方法が実現されている。しかし、
カラー測光などの場合のように複数本の受光用光ファイ
バを必要とする場合、光ファイバの本数が増えてしま
い、構造上小型化が困難であり、更にはコストアップに
つながるといった欠点がある。
そこで、上述のような欠点を是正した、光ファイバによ
る印刷欠陥用センサヘッド(特願昭60-151096号)が本
出願人により提案されている。
第4図(A)は上述の印刷欠陥検知用センサヘッド1の受
光投光部の外観図を示しており、第4図(B)は第4図(A)
に示す受光投光部のAA-A′A′方向断面部分で印刷物9
の印刷面を検知する様子を示している。第5図は(A)は
この印刷欠陥検知用センサヘッドの概略構造図を示し、
第5図(B)は第5図(A)に示すセンサヘッド1A,1BのDD-
D′D′方向断面図を示し、第5図(C)は第5図(A)に示す
集光部16のCC-C′C′方向断面図を示している。以下、
第4図(A),(B)及び第5図(A)-(C)を参照して説明す
る。
第4図(A)においてセンサヘッド1には後述する投光用
光ファイバ層TT1〜TT4を有した、たとえば直径50μmの
光ファイバから成る投光用光ファイバ14A,14B,14C,14D
をそれぞれ密着させてシートの流れ方向と直角の幅方向
に長く幅250μmの層状に形成されており、後述する受光
用光ファイバ層JR,JG,JBはそれぞれ同径の光ファイバか
ら成る受光用光ファイバ11,12,13を上述のようにして幅
785μmの層状に形成されており、この積層された投受光
部が一体化するように形成されている。そして、このよ
うなセンサヘッド1のシートの流れ方向と直角の幅方向
の長さは、印刷物の寸法にあわせて任意に形成されるよ
うになっている。いま、第4図(B)において、センサヘ
ッド1と印刷物9の間隔LLを約1mmにとると、図に示す
ように緑色(G)用の受光用光ファイバ層JGのG受光域JJG
は、この受光用光ファイバ層JGの両側に接する両隣の投
光用光ファイバ層TT2,TT3の投光域TTGの中に存在する
ようになっており測光できることが分る。同様に他の各
色(R,B)用の受光用光ファイバ層JR,JBの受光域も、それ
ぞれに接する両隣の投光用光ファイバ層(JRではTT1,TT
2又、JBではTT3,TT4)の投光域の中に存在するようにな
っており、これにより測光できる。
このような構成のセンサヘッド1は、第5図(A)に示す
ように2組のセンサヘッド1A及1Bとして、第5図(B)に
示すようにして印刷面側の端面が形成され、シートの流
れ方向と直角の幅方向にその長手方向を配して使用さ
れ、このセンサヘッド1A,1Bの投光用光ファイバ層TT1
〜TT4の終端部は2組のセンサヘッド分同一にまとめて
束ねられ集光部16を形成している。この集光部16は、第
5図(C)に示すように各投光用光ファイバ14A〜14Dが互
いに密着するように円形状に束ねられており、その集光
面にあたる端部は、各光ファイバの端面が均一な平面を
成すようになっている。そして、この集光部16の端面に
相対して発光源であるハロゲンランプ17が熱線遮蔽板18
を介して設けられ、この熱線遮蔽板18により熱線を遮蔽
された光線だけがこの集光部16の端面から入射されて各
センサヘッド1A,1Bの投光用光ファイバ14A〜14Dにより
印刷物(図示せず)に照射されることになる。ここにお
いて、各投光用光ファイバ14A〜14Bには多成分ガラス系
ファイバを使用しているので耐熱性が良く、強力な発光
源であるハロゲンランプ17を使用することができ、印刷
面に十分な光量を送ることができ、微小な印刷欠陥も適
確に判別できるようになっている。
一方、上記2組のセンサヘッド1A,1Bの各色(R,G,B)の受
光用光ファイバ層JR,JG,JBの終端部は、それぞれ各色別
々に測定エリアごとに分割し、2組のセンサヘッド1A,1
B分同一にして複数組にまとめられ、ペア型カラーセン
サ素子(アモルファスシリコン素子)を複数個横1列に
並べた各色(R,G,B)の受光素子10A,10B,10Cにそれぞれ上
記測定エリアごとに接続され、この受光用光ファイバ層
JR,JG,JBで受光した各色の光信号はそれぞれこの受光素
子10A,10B,10Cに送られ、各色につき2組の受光素子の
差電圧が図示しない制御器にて計算され、この差電圧を
予め設定してある設定電圧と比較することにより印刷欠
陥が検知できるようになっている。ここにおいて受光用
光ファイバはシートの流れ方向と直角の幅方向に密着す
るように形成されているため、この受光用光ファイバ層
の測光特性は各色(R,G,B)ごとにシートの流れ方向と直
角の幅方向に連続して光量Qを測光でき、シート流れに
従って印刷物の印刷面の全面に亘って連続して印刷欠陥
を検知できる。
第6図は光源(ハロゲンランプ)電圧(DC-V)及びカラー
センサ(アモルファスシリコン素子)出力電圧(mV)の関
係を示した図であり、図中のR,G,Bで示される曲線は各
々赤色(R),緑色(G),青色(B)に対応したカラーセンサ
(200KΩ負荷の場合)の出力電圧特性を示している。
ところが上述において、色(R,G,B)検出用カラーセンサ
素子にはアモルファスシリコン素子を使用し、又光源に
はハロゲンランプを使用しているので、第6図で示すよ
うにカラーセンサ素子の出力特性はR>G>Bのように
なるためにバランスが悪く、さらにカラーセンサ素子の
バラツキ,特性の劣化や各色の色相関のマッチング問題
があり装置の精度を向上させることにおいては非常に問
題があった。
(考案の目的) この考案は上述のような事情からなされたものであり、
この考案の目的は、カラーセンサ素子の出力特性を向上
させると共に、印刷欠陥検知能力に優れ且つ安価な印刷
欠陥検知用センサヘッドを提供することある。
(考案の概要) この考案は、印刷欠陥検知用センサヘッドに関するもの
で、光ファイバを複数本用いて層状に形成された複数組
の投光用光ファイバ層と、光ファイバを複数本用いて層
状に形成され、且つ上記各投光用光ファイバ層に隣接す
るように交互に配設された複数組の受光用光ファイバ層
と印刷欠陥の色検知をする赤色,緑色,青色に対応した
複数個のカラーセンサ素子と、上記複数組の投光用光フ
ァイバ層に投光する複数組の投光手段と、前段に増幅器
を設けた制御装置とを具え、上記複数組の投光用光ファ
イバ層と、上記複数組の受光用光ファイバ層との間にそ
れぞれ帯状のスペーサを挟着し、上記複数組の受光用光
ファイバ層を赤色,緑色,青色の順で上記複数個のカラ
ーセンサに対応するように接続し、上記複数組の受光手
段をそれぞれ調光し上記複数個のカラーセンサ素子のそ
れぞれの出力を飽和レベル以内になるように調整し、上
記制御装置を動作させるようにし、上記複数組の投光手
段が2つの場合、1つは赤色に対応した上記受光用光フ
ァイバ層の両端に配設された上記投光用光ファイバ層に
投光し、もう1つは青色に対応した上記受光用光ファイ
バ層に投光し、緑色に対応した上記受光用光ファイバ層
の両端には、上記赤色に対応した上記受光用光ファイバ
層の両端に配設された投光用光ファイバ層の1方と、上
記青色に対応した受光用光ファイバ層の1方とから投光
するようにし、上記投光手段の調光で上記複数個のカラ
ーセンサ素子の出力レベルが極端に異なる場合、上記制
御装置に設けられた複数個の増幅器の増幅度をそれぞれ
変化させることで、調整できるようにしたものである。
(考案の実施例) この考案の印刷欠陥検知用センサヘッドは従来1つであ
った投光手段である投光用光源を複数個設け、投光用光
ファイバ層と、受光用光ファイバ層との間に帯状の金属
スペーサを挟着し、受光用光ファイバ層を赤色,緑色,
青色の順にカラーセンサ素子し接続して検知できるよう
にし、投光用光源を調光してカラーセンサ素子の出力レ
ベルを飽和レベル以内になるようにしたものである。以
下に、この考案の一実施例について説明する。
この考案の印刷欠陥検知用センサヘッドではセンサヘッ
ドは第4図に対応させて示す第7図の様な構造の光ファ
イバより構成されており、第7図(A)の受光用光ファイ
バ11〜13及び投光用光ファイバ14A〜14Dがそれぞれ隣接
する部分に金属系の薄い板15A〜15Fをスペーサとして挟
着され、受光部及び投光部を分離して、それぞれ投光用
及び受光用光ファイバが互いに影響を及ぼさないように
すると共に、センサヘッドの製造を容易にしている。
従来、光源は1つのハロゲンランプ17でセンサヘッド16
の照明を行なっていたため、第5図のセンサヘッド16の
断面積は本考案の第1図に示すセンサヘッド16及び21
の断面積の2倍の面積となり光源に対する立体角が拡大
する量だけ、中心部ンと周辺部との光源のシェーディン
グに基づく明るさの差を受けやすくなり、カラーセンサ
の特性がばらつく一因となっていたが、この考案のセン
サヘッドではハロゲンランプを複数個使用し、センサヘ
ッドを分割して、個々のセンサヘッドの断面積を縮小さ
せることにより、光源の中心部の均一な光量だけを取出
すことが可能となり、光源のシェーディングの影響を除
去し、カラーセンサ素子の出力特性を均一化させてい
る。
さらに、受光用光ファイバ11〜13は上述のように赤色,
緑色,青色の検知の順に配列されており光を受光するよ
うになっているが、この考案の場合、投光用光ファイバ
14A〜14Dの光源は複数個使用される(例えば、14A〜14D
についてそれぞれ1個ずつでは4個)ようになってい
る。そして、各々の光源電圧を変化させ、カラーセンサ
素子の出力を飽和レベル以内になるように調整してい
る。このような構成において、印刷物の欠陥は上述のよ
うにして検出することができる。又、複数個の投光用光
源が2個の場合、赤色及び青色の検知にはそれぞれ独立
の光源により投光し、緑色の検知には赤色及び青色の検
知で使用した光源より投光し、さらにカラーセンサ素子
の出力レベルが極端に異なる場合、制御装置に設けられ
た複数個の増幅器の増幅度を変化させ調整できるように
してもよい。
以下に、この詳細について述べる。
以下はこの考案の他の実施例であり、この考案のセンサ
ヘッド2は上述の第7図(A)で説明したものと同様の材
質で構成されており、後述する投光用光ファイバ14A〜1
4Dの光源であるハロゲンランプ17,19はそれぞれ17は14
A,14Bに対応し19は14C,14Dに対応して投光し、さらに14
A,14Bは赤色、14B,14Cは緑色、14C,14Dは青色の検知を
する投光用光ファイバとなっており、上述で説明したよ
うにして色検知を行なうようになっている。
このような構成のセンサヘッド2は第1図(A)に示すよ
うに2組のセンサヘッド2A及び2Bとして、第1図(B)に
示すように印刷面側の端面を形成され、シートの流れ方
向と直角の幅方向にその長手方向を配して使用され、こ
のセンサヘッド2A,2Bの投光用光ファイバ14A〜14Dは14
A,14Bは集光部16に束ねられ、14C,14Dでは集光部21に束
ねられるようになっている。
そして、集光部16,21は第1図(C)に示すようにして各投
光用光ファイバ層が互いに密着するようにして円形状に
束ねられ、その集光面は上述のようにして均一な平面に
構成されている。集光部16の端面には上述のようにして
ハロゲンランプ17及び熱遮蔽板18が設けられ、集光部2
の端面には上述と同様に、ハロゲンランプ19及び熱線遮
蔽板21が設けられている。
投光用光ファイバ14A〜14Dよりの光線は上述のようにし
て印刷物9に照射される。又、各々の受光用光ファイバ
11〜13は上述のような材質から構成され、上述のように
して微小な印刷欠陥も適確に判別できるようになってい
る。一方2組のセンサヘッド2A,2Bの受光用ファイバ層J
R,JG,JBの終端部はそれぞれ上述のようにして受光素子1
0A,10B,10Cに接続され、上述のようにして受光した各色
(R,G,B)の変化が受光素子10A,10B,10C内のカラーセンサ
素子により電気信号に変換され、この電気信号が各色
(R,G,B)に対応した後述の2組のブロック40A,40Bにまと
められて制御装置へ送られるようになっている。
第2図はこの制御装置の電気回路図であり、上述のカラ
ーセンサ素子のブロック40A,40Bには各色毎に増幅部3
の増幅器31〜36が接続され、増幅器31〜36には増幅度を
調整するボリウム31A〜36Aが設けられている。増幅部3
には色変化を検出するための差動増幅部4が接続され、
差動増幅部4には設定値との比較をするためのコンパレ
ータ5が接続されている。このような構成においてこの
印刷欠陥感知用センサヘッドの検知動作を説明する。
印刷物9には絵柄9A,9Bが印刷されておりの上部に設け
られたセンサヘッド2A,2Bよりハロゲンランプ17,19によ
り投光用光ファイバ14A〜14Dを介し、絵柄9A,9Bに光が
照射されると、その反射光が受光用光ファイバ11〜13に
より受光され、上述のようにして受光素子10A〜10C内の
カラーセンサ素子により電気信号に交換され、その信号
が各ブロック40A,40Bごとに制御装置の増幅器31〜36に
送られる。ここにおいて、増幅器へ送られる信号はハロ
ゲンランプ17,19の電流値を調整して各色(R,G,B)に対し
ての出力特性を飽和レベル内になるように調整している
が、この操作でもカラーセンサ素子の出力レベルが極端
に異なる場合、増幅器31〜36に設けられているボリウム
31A〜36Aを可変して増幅器31〜36の増幅度を調整するよ
うになっており、増幅器31〜36で増幅された信号(RA,G
A,BA,RB,GB,BB)は差動増幅部4に入力され、差動増幅部
はこれらの信号電圧の変位差を増幅し(RA-RB),(GA-GB),
(BA-BB)の出力電圧をコンパレータ部5に送る。ここに
おいて、コンパーレータ部5には予め各色の絵柄の印刷
エラーを検知する基準となる設定値、上限では(RCmax,G
Cmax,BCmax)、下限では(RCmin,GCmin,BCmin)が入力され
ているので、上述の信号電圧と比較し、この設定値外の
信号電圧が入力された場合、コンパレータ部5の出力よ
り信号(例えば、GO,NO)を発生させ印刷欠陥の検知出力
をするようになっている。
(考案の効果) 以上のように、この考案によれば投光用光ファイバより
の投光を複数の光源より行ない、さらにカラーセンサ素
子の特性を向上させるために増幅器の増幅度の調整して
微細にマッチングをとることができるため、高価なセン
サの特性が揃えられると共に、装置の欠陥検知能力を飛
躍的に向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(C)はこの考案の一実施例を示す印刷欠陥検
知用センサヘッドの内部構造図、第2図はこの考案の一
実施例を示す制御装置の電気回路図、第3図(A),(B)は
従来の印刷欠陥検知用センサヘッドの概略構成図、第4
図(A),(B)は従来の印刷欠陥検知用センサヘッドの投光
受光部分を説明する図、第5図(A)〜(C)は従来の印刷欠
陥検知用センサヘッドの内部構造図、第6図はカラーセ
ンサ素子と光源との関係を示す図、第7図(A),(B)はこ
の考案の印刷欠陥検出用センサヘッドの投光受光部分の
一例を示す図である。 1…従来のセンサヘッド、2…センサヘッド、3…増幅
部、4…差動増幅部、5…コンパレータ、6A,6B…従来
のセンサヘッド、8…制御装置、9…印刷物、9A,9B…
絵柄、10A〜10C…受光素子、11〜13…受光用光ファイ
バ、JR〜JB…受光用光ファイバ層、14A〜14D…投光用光
ファイバ、15A〜15F…スペーサ、TT1〜TT4…投光用光フ
ァイバ層、16…集光部、17…ハロゲンランプ、18…熱線
遮蔽板、19…ハロゲンランプ、20…熱線遮蔽板、21…集
光部、31〜36…増幅器、31A〜36A…ボリウム、40A,40B
…カラーセンサ素子、60A,60B…カラーセンサ素子。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー測光を行なうことにより印刷物の欠
    陥を検知する印刷欠陥検知用センサヘッドにおいて、光
    ファイバを複数本用いて層状に形成された複数組の投光
    用光ファイバ層と、光ファイバを複数本用いて層状に形
    成され、且つ前記各投光用光ファイバ層に隣接するよう
    に交互に配設された複数組の受光用光ファイバ層と、印
    刷欠陥の色検知のため赤色,緑色,青色に対応した複数
    個のカラーセンサ素子と、前記複数組の投光用光ファイ
    バ層に投光する複数組の投光手段と、前段に増幅器を設
    けた制御装置とを具え、前記複数組の投光用光ファイバ
    層と、前記複数組の受光用光ファイバ層との間にそれぞ
    れ帯状のスペーサを挟着し、前記複数組の受光用光ファ
    イバ層を赤色,緑色,青色の順で前記複数個のカラーセ
    ンサ素子に対応するように接続し、前記複数組の投光手
    段をそれぞれ調光し、前記複数個のカラーセンサ素子の
    それぞれの出力を飽和レベル以内になるようにし、前記
    制御装置を動作させるようにしたことを特徴とする印刷
    欠陥検知用センサヘッド。
  2. 【請求項2】前記投光手段を2つ設け、1つは赤色に対
    応した前記受光用光ファイバ層の両端に配設された前記
    投光用光ファイバ層に投光し、もう1つは青色に対応し
    た前記受光用光ファイバ層の両端に配設された前記投光
    用光ファイバ層に投光し、緑色に対応した受光用光ファ
    イバ層の両端には、前記赤色に対応した受光用光ファイ
    バ層の両端に配設された投光用光ファイバ層の1方と、
    前記青色に対応した受光用光ファイバ層の両端に配設さ
    れた投光用光ファイバ層の1方とから投光するようにし
    た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の印刷欠陥検知
    用センサヘッド。
  3. 【請求項3】前記投光手段の調光で前記複数個のカラー
    センサ素子の出力レベルが極端に異なる場合、前記制御
    装置に設けられた複数個の増幅器の増幅度を変化させる
    ことで調整できるようにした実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の印刷欠陥検知用センサヘッド。
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