JPH062133U - 測量機の音量調節装置 - Google Patents
測量機の音量調節装置Info
- Publication number
- JPH062133U JPH062133U JP3822392U JP3822392U JPH062133U JP H062133 U JPH062133 U JP H062133U JP 3822392 U JP3822392 U JP 3822392U JP 3822392 U JP3822392 U JP 3822392U JP H062133 U JPH062133 U JP H062133U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 用途場所に応じた音量調節を行えるようにす
る。 【構成】 測量機1の内部に配置されたブザー2の音を
外部に出力するために設けられた開口部5に遮音板4を
取り付け、その遮音板4には、遮音板4の移動方向に徐
々に小さくなる連続若しくは不連続の穴が形成されたも
のである。
る。 【構成】 測量機1の内部に配置されたブザー2の音を
外部に出力するために設けられた開口部5に遮音板4を
取り付け、その遮音板4には、遮音板4の移動方向に徐
々に小さくなる連続若しくは不連続の穴が形成されたも
のである。
Description
【0001】
本考案は、測量機の音量調節装置に関する。
【0002】
従来の測量機には、ボタンやスイッチを押したことを知らせる確認音や操作に 間違いがあったことを知らせる警告音等を発するブザーが備えられていた。 ブザーは、測量機に設けられた開口部を測量機の内部から塞ぐように配置され 、その開口部からブザーの音を直に測量機の外部に出力していた。
【0003】 その為、ブザーから出力される音は、大きくも小さくもない、人が聞き取るの に適当な音を出力するものが使用されていた。
【0004】
上記の如く従来の技術において、ブザーの音量を調節することができなく、し かも適当な音を発するものを使用していた為に、騒音の激しい工事現場ではブザ ーの音が小さい場合があり、測量機の用途場所に応じた音量を得ることができな かった。
【0005】 また、一般に測量機以外(例えば、電話等)で行われるブザーの音量調節は、 ブザーを可変抵抗器を有する電気回路に接続し、その可変抵抗器にツマミ若しく はレバーを取り付け、ツマミ若しくはレバーを操作して行われた。 しかし、可変抵抗器は、水、ガス、ホコリ等の影響で可変抵抗器としての機能 が破壊されてしまうという欠点があり、主に室外で使用する測量機に可変抵抗器 を使用することは不向きであった。
【0006】 本考案は、この様な問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、しかも測 量機の用途場所に応じた音量調節が行えるようにすることを目的とする。
【0007】
請求項1に記載の本考案は、測量機本体(1)の底面に形成された本体開口部 (5)を塞ぐように、測量機本体(1)の内部底面に発音体(2)を配置し、本 体開口部(5)を発音体(2)と挟むように測量機本体(1)の外部底面に遮音 板(4)を備え、遮音板(4)は、外部底面に沿って移動し、かつ本体開口部( 1)と同程度の大きさから遮音板(4)の移動方向に徐々に小さくなる連続若し くは不連続に形成された開口領域部(10、11、12、13、14、15)と 、遮音板(4)を測量機の外部底面に沿って移動させる操作部(17)とを有し ており、遮音板(4)を操作部(17)で移動させた際、本体開口部(5)と開 口領域部(10、11、12、13、14、15)とが常に対向するように外部 底面に遮音板(4)を取り付けた。
【0008】
本考案における測量機の音量調節装置は、測量機本体の外部底面に遮音板を設 け、その遮音板に本体開口部と同程度の大きさから遮音板の移動方向に徐々に小 さくなる連続若しくは不連続の開口領域部を形成し、本体開口部と遮音板の開口 領域部とが遮音板を移動させても常に対向するようにしたので、本体開口部に対 して順次開口領域部を移動させるという簡単な構成でブザーの音量調節を行うこ とができる。
【0009】 さらに、測量機本体の底面に遮音板を設けたので、測量機本体の内部への水、 ホコリ等の侵入を防ぐことができ、また、測量機を使用する際、邪魔にならない 。
【0010】
図1は本考案の実施例を示し、図2の要部断面のA部を拡大したものである。 図1に示す様に、測量機本体1の底面には、開口部5と、回転軸3が挿入され る取り付け用開口部6とが形成されている。 そして、開口部5を塞ぐように、測量機本体1の内部底面にブザー2が配置さ れ、また、開口部5をブザー2と挟むように測量機本体1の外部底面に遮音板4 を設けたものである。
【0011】 図3は遮音板4を示している。図3に示す様に、遮音板4は、円板状のもので あり、遮音板4の略中心に回転軸3が通る孔16が形成されている。さらに、開 口部5の開口径と略同一径の穴10と、穴10の径より小さく、それぞれの径が 異なる複数の穴11、12、13、14、15とが順に円周方向に小さくなると 同時に、各穴10、11、12、13、14、15の中心が全て同心円の円周上 に等間隔置きに形成されたものである。
【0012】 そして、遮音板4の外周に切欠き17を各穴10、11、12、13、14、 15の中心と遮音板4の中心との延長線上と、遮音板4の外周とが一致した位置 にそれぞれ形成したものである。 再び図1に示す様に、取り付け用開口部6は、回転軸3を中心に遮音板4を回 転させた時、開口部5と複数の穴10、11、12、13、14、15とがそれ ぞれ対向する位置に形成されたものである。
【0013】 そして、前述したように、取り付け用開口部6に回転軸3を挿入し、その回転 軸3に遮音板4を回転可能に取り付けて構成したものである。 上記のように構成された音量調節装置は、ブザー2の音量を開口部5に遮音板 4の穴10、11、12、13、14、15の各々を対向させることによって出 力される音量を調節できるようにしたものである。
【0014】 従って、遮音板4を回転させ、開口部5と対向する遮音板4の穴を変えること によって、開口部5から出力される音量を変化させることができる。 即ち、開口部5と同程度の穴10では、ブザー2が発する音量をそのまま得る ことができ、また、穴の中でも一番小さい穴15では、ブザー2が発する音量を 極めて小さく得ることができる。
【0015】 従って、測量機本体に配置するブザー2は、あらかじめ大音量を発するものを 使用することが望ましい。なぜなら、本考案における音量調節装置を利用すれば ブザー2の音を大音量にも低音量にも変化させることができるようになるからで ある。 尚、本実施例において、フェルト若しくはスポンジ等の吸音性の高い物質に、 開口部5と同程度の穴をあけて、開口部5と穴とが一致するように測量機本体1 とブザー2との間に挟みこめば、音漏れが少なくなり効率的な音量調節が行える ようになる。
【0016】 また、上記の吸音性の高い物質を、遮音板4に形成された各穿孔10、11、 12、13、14、15を含めて略同形状のものにし、各穿孔と吸音性の高い物 質に設けられた各穴とが一致するように遮音板5に固定すれば、音漏れが少なく なり効率的な音量調節が行えるようになる。 さらに、遮音板4を、プラスチック、硬質のゴム、制振鋼板等の吸音効果の高 い材質のもので形成すれば、より効率的な音量調節を行える。
【0017】 また、本考案は、開口部を通してブザーの音を出力する既存の音量調節装置を 有していない測量機に、後付けで取り付けることも可能である。 本実施例では、遮音板4に、開口部5の開口径と略同一径の穴10と、穴10 より小さく、それぞれの径が異なる不連続の独立した複数の穴11、12、13 、14、15とが円周方向に形成したものを用いているが、図4に示すように、 測量機本体1に形成された開口部5と同程度の穴19から円周方向に徐々に小さ くなっていくような先細の穴20(開口部5の開口径と略同一径の穴10と、穴 10より小さく、それぞれの径が異なる不連続の独立した複数の穴11、12、 13、14、15を連続に形成したもの)が形成されたものでも良く、この遮音 板を使用すればブザーの音量を無段階に調節することができる。
【0018】 また、図5に示すように開口部5と同程度の穴30と、穴30より小さい穴3 1、32とが形成されており、各穴30、31、32の形成されていない部分に レバー33を形成したレバー方式のものでもよい。
【0019】
以上の様に本考案によれば、遮音板に形成された連続若しくは不連続の開口領 域部を本体開口部に順次対向させることによって、本体開口部から出力されるブ ザーの音量を変えることができる。 従って、用途場所に応じた音量を得ることができる。
【0020】 そして、その遮音板を測量機本体の底面に備えたので、測量機本体内部へのホ コリや水等の侵入を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例を示す測量機本体の要部断
面図である。
面図である。
【図2】本考案による実施例の測量機本体を示す図であ
る。
る。
【図3】本考案の遮音板を示す正面図である。
【図4】本考案の遮音板を示す正面図である。
【図5】本考案の遮音板を示す正面図である。
1 測量機本体 2 ブザー 3 回転軸 4 遮音板 5 開口部 6 取り付け用開口部
Claims (1)
- 【請求項1】測量機本体の底面に形成された本体開口部
を塞ぐように、前記測量機本体の内部底面に発音体を配
置し、前記本体開口部を前記発音体と挟むように前記測
量機本体の外部底面に遮音板を備え、 前記遮音板は、前記外部底面に沿って移動し、かつ前記
開口部と同程度の大きさから前記遮音板の移動方向に徐
々に小さくなる連続若しくは不連続に形成された開口領
域部と、前記遮音板を前記測量機の外部底面に沿って移
動させる操作部とを有しており、 前記遮音板を前記操作部で移動させた際、前記本体開口
部と前記開口領域部とが常に対向するように前記外部底
面に前記遮音板を取り付けたことを特徴とする測量機の
音量調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3822392U JPH062133U (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 測量機の音量調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3822392U JPH062133U (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 測量機の音量調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062133U true JPH062133U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12519311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3822392U Pending JPH062133U (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 測量機の音量調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062133U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6297496A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Honda Motor Co Ltd | 音量調節装置 |
JPH01209315A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-08-23 | Sokkisha Co Ltd | 音声合成機能を有する測量機 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP3822392U patent/JPH062133U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6297496A (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-06 | Honda Motor Co Ltd | 音量調節装置 |
JPH01209315A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-08-23 | Sokkisha Co Ltd | 音声合成機能を有する測量機 |
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