JPH06212813A - 廃品建物ユニットの再利用支援方法 - Google Patents

廃品建物ユニットの再利用支援方法

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Publication number
JPH06212813A
JPH06212813A JP5006692A JP669293A JPH06212813A JP H06212813 A JPH06212813 A JP H06212813A JP 5006692 A JP5006692 A JP 5006692A JP 669293 A JP669293 A JP 669293A JP H06212813 A JPH06212813 A JP H06212813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building unit
waste
assembly
building
article
Prior art date
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Pending
Application number
JP5006692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masako Ichikawa
理子 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5006692A priority Critical patent/JPH06212813A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃品建物ユニットを単に産業廃棄物として処
理するのではなく、資源の有効利用、環境保護の観点か
らその再利用を、工場内のスペースの有効利用、解体作
業工数の低減、搬出作業効率、工場内のレイアウト性の
向上を図りながら支援する廃品建物ユニットの再利用支
援方法を提供することを目的としている。 【構成】 建物ユニット組立ラインの最終点に配置され
る完成品搬出ステージ9に廃品建物ユニットを搬入し、
この廃品建物ユニットを前記建物ユニット組立ラインの
搬送路1に対して逆向きに搬送し、この搬送路1に沿っ
て配置される複数の組立ステージ8、7、6、4、3、
2のそれぞれにて対象とする特定の部材を前記廃品建物
ユニットから順次取り外し、これらの特定の部材をその
組立ステージのそれぞれにて集積することを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃品となった建物ユニ
ットを構成する各種の部材の再利用を支援する廃品建物
ユニットの再利用支援方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物ユニットは、柱、梁等の構造部材、
外壁パネル、内壁パネル、間仕切パネル等の造作部材、
バスコア、各種の建具等の設備部材から大略構成されて
いる。これらは、組立工場内に設置される建物ユニット
組立ラインにて工業化生産されるものである(特開昭6
0−228041号参照)。
【0003】ところで、廃品となった建物ユニットは、
上記の各部材毎に解体され、それぞれ産業廃棄物として
廃棄されているのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、資源の有効利
用、環境保護などが大きな社会問題となっている今日、
上記の産業廃棄物化した建物ユニットの処理についての
方策が必要となってきている。
【0005】本発明は、このような要請を背景としてな
されたもので、廃品建物ユニットを単に産業廃棄物とし
て処理するのではなく、資源の有効利用、環境保護の観
点からその再利用を、工場内のスペースの有効利用、解
体作業工数の低減、搬出作業効率、工場内のレイアウト
性の向上を図りながら支援する廃品建物ユニットの再利
用支援方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る廃品建物ユ
ニットの再利用支援方法は上記の目的を達成するため、
建物ユニット組立ラインの最終点に配置される完成品搬
出ステージに廃品建物ユニットを搬入し、該廃品建物ユ
ニットを前記建物ユニット組立ラインの搬送路に対して
逆向きに搬送し、該搬送路に沿って配置される複数の組
立ステージのそれぞれにて対象とする特定の部材を前記
廃品建物ユニットから順次取り外し、該特定の部材をそ
の組立ステージのそれぞれにて集積することを特徴とし
ている。
【0007】
【作用】本発明に係る廃品建物ユニットの再利用支援方
法によれば、建物ユニット組立ラインを、廃品建物ユニ
ットの解体ラインとして援用するので、工場内に専用の
解体場を確保する必要がなく、工場内のスペースの有効
利用を妨げることがない。
【0008】また、建物ユニット組立ラインの搬送路を
逆向きに利用するので、解体作業が流れ作業的になり、
解体作業工数の低減を図ることができる。しかも、取り
外された各部材は、該当する組立ステージ毎に集積され
るので、各部材の搬出経路を整合することができ、資材
納入業者らの搬出作業の効率、工場内の車両移動の導線
等のレイアウトを良好にすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は建物ユニットの組立ラインを模式的
に示したもので、符号1は搬送路である。この搬送路1
には、不図示のコンベアが設置されている。
【0011】搬送路1の周辺には、始点S側から順に構
造体組立ステージ2、外壁組立ステージ3、間仕切組立
ステージ4、引き込みステージ5、階段組立ステージ
6、バスコア組立ステージ7、屋根パネル組立ステージ
8が配置され、最終点には建物ユニットの完成品が搬出
される完成品搬出ステージ9が配置されている。これら
の各ステージには、専属の要員が配置されている。
【0012】符号10、11は、柱加工ライン、梁加工
ラインで、構造体組立ステージ2に柱及び梁を供給する
ものである。また、符号12は外壁パネル生産ライン
で、外壁組立ステージ3に外壁パネルを供給するもので
ある。このような構成からなる建物ユニットの組立ライ
ンでは、流れ作業によって、仕掛品としての建物ユニッ
トが順次搬送路1に沿って始点Sから完成品搬出ステー
ジ9に向けて搬送されてゆく。
【0013】次に、本発明に係る廃品建物ユニットの再
利用支援方法について説明する。
【0014】まず、廃品建物ユニットが完成品搬出ステ
ージ9に搬入され、荷受けに関する事務処理等が行われ
る。そして、廃品建物ユニットは搬送路1に搭載され、
建物ユニットを組み立てる場合の搬送方向と逆向き(図
中矢印方向)に搬送されてゆく。そして、以下の順序で
廃品建物ユニットの解体作業が進められてゆく。
【0015】すなわち、屋根パネル組立ステージ8にお
ける屋根パネルの取り外し、バスコア組立ステージ7に
おけるバスコアの取り外し、階段組立ステージ6におけ
る階段の取り外し、間仕切組立ステージ4における間仕
切の取り外し、外壁組立ステージ3における外壁パネル
の取り外し、構造体組立ステージ2における柱及び梁の
分解の順で解体される。
【0016】各ステージには、建物ユニットを組み立て
る場合に用いられる部材集積用のストッカーが常設され
ているので、各ステージにて取り外された特定の部材
は、そのストッカーに集積することができる。
【0017】このようにして集積された各部材は、それ
ぞれの納入業者によって、該当するステージにて引き取
られる。このとき、各納入業者は、新部材納入後の帰り
便を利用することによって、輸送コストの低減を図るこ
とができる。
【0018】なお、本発明は本実施例に限定されるもの
ではなく、当業者が行う各種の設計変更等も含まれるも
のである。例えば、各ステージにおいて産業ロボットを
採用するような場合であっても適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
建物ユニット組立ラインを、廃品建物ユニットの解体ラ
インとして援用するので、工場内に専用の解体場を別途
確保する必要がなく、工場内のスペースの有効利用を妨
げることがなくなる。
【0020】また、建物ユニット組立ラインの搬送路を
逆向きに利用するので、解体作業が流れ作業的になり、
解体作業工数の低減を図ることができる。しかも、取り
外された各部材は、該当する組立ステージ毎に集積され
るので、各部材の搬出経路を整合することができ、資材
納入業者らの搬出作業の効率、工場内の車両移動の導線
等のレイアウトを良好にすることができる。
【0021】このような利点を背景として、廃品建物ユ
ニットを単に産業廃棄物として処理するのではなく、資
源の有効利用、環境保護の観点からその再利用を支援す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物ユニットの組立ラインを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1 建物ユニット組立ラインの搬送路 2 構造体組立ステージ 3 外壁組立ステージ 4 間仕切組立ステージ 6 階段組立ステージ 7 バスコア組立ステージ 8 屋根パネル組立ステージ 9 完成品搬出ステージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物ユニット組立ラインの最終点に配置
    される完成品搬出ステージに廃品建物ユニットを搬入
    し、該廃品建物ユニットを前記建物ユニット組立ライン
    の搬送路に対して逆向きに搬送し、該搬送路に沿って配
    置される複数の組立ステージのそれぞれにて対象とする
    特定の部材を前記廃品建物ユニットから順次取り外し、
    該特定の部材をその組立ステージのそれぞれにて集積す
    ることを特徴とする廃品建物ユニットの再利用支援方
    法。
JP5006692A 1993-01-19 1993-01-19 廃品建物ユニットの再利用支援方法 Pending JPH06212813A (ja)

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JP5006692A JPH06212813A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 廃品建物ユニットの再利用支援方法

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JP5006692A JPH06212813A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 廃品建物ユニットの再利用支援方法

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JPH06212813A true JPH06212813A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11645403

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JP5006692A Pending JPH06212813A (ja) 1993-01-19 1993-01-19 廃品建物ユニットの再利用支援方法

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JP (1) JPH06212813A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7858053B2 (en) * 2006-04-28 2010-12-28 Panasonic Corporation Etching apparatus and etching method for substrate bevel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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