JPH06212812A - ホットメルトタイプ接着剤の目止めに依る接着剤注入工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリートのびび割れ等に接着剤を注入す
る工法において、工期の短縮を図る。 【構成】 接着剤注入工法において目止め剤にホットメ
ルトタイプの接着剤を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はコンクリート等のひび割
れ部に接着剤を注入し、水洩れ防止、コンクリートの劣
化防止等の目的の為の接着剤注入工法に関する。

【０００２】

【従来の技術】現在の目止めの方法として例えば溶剤系
のシーラーを使いコーキングガンを用いた工法がある
が、その工法においては工程として通常目止めに１日、
注入に１日、撤去、タッチアップに１日と計３日を要す
る。又、目止めが不完全な為に依る注入時の接着剤の洩
れが発生した場合、注入を中断し、再度目止めを行うか
注入を中止しなければならなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとしている課題】従来工法に対して
の工期の短縮及び注入時の接着剤の洩れによる作業中断
の時間短縮

【０００４】

【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
発明の接着剤注入工法においては、目止めの為にホット
メルトタイプの接着剤を使用する。

【０００５】

【効果】上記の様に目止めの為にホットメルトタイプ接
着剤を使用するとその硬化時間を短縮する事ができる
為、工期を短縮できる。又、接着剤をあらかじめシート
状としたり補強剤を付加する事により、更に作業時間の
短縮が可能となる。本発明の工法に依り、工程として、
目止め、注入に１日、目止剤の撤去、タッチアップに１
日と工期を２日に短縮する事ができる。更に接着剤材料
の選択と、目止めの方法を改良する事に依り、目止剤の
一部撤去作業の廃止が可能となり一層の工期の短縮も可
能となる。

【０００６】

【実施例】目止めの方法として、ホットガンを使用し、
ホットメルトタイプの接着剤を加熱し、目止めや注入用
の座金を取付ける方法と、シート状にしたホットメルト
タイプ接着剤をアイロン等にて加熱圧接し、ひび割れ部
の目止めを行う等の方法がある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンクリート等のひび割れ部等に接着剤
   を注入する工法において、接着剤のひび割れからの洩れ
   防止の為の目止めを、ホットメルトタイプの接着剤を使
   用する事を特徴とした接着剤注入工法。