JPH06212103A - 塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜 - Google Patents

塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜

Info

Publication number
JPH06212103A
JPH06212103A JP521593A JP521593A JPH06212103A JP H06212103 A JPH06212103 A JP H06212103A JP 521593 A JP521593 A JP 521593A JP 521593 A JP521593 A JP 521593A JP H06212103 A JPH06212103 A JP H06212103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coating film
coating composition
fine particles
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP521593A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Arakawa
孝 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP521593A priority Critical patent/JPH06212103A/ja
Publication of JPH06212103A publication Critical patent/JPH06212103A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規な宝石調の光沢を有する塗膜を形成する
ことができ、車両などの外観品質および意匠性を向上さ
せることのできる塗料組成物を提供する。 【構成】 樹脂成分と、該樹脂成分を溶解する溶剤と、
平均粒径30μm以下の3次元均一並列微粒子とを含
み、該3次元均一微粒子が構成成分全体に対して0.1
〜20重量%である塗料組成物により達成できる。 【効果】 塗料組成物中に特定量の3次元均一並列微粒
子を含んでいるため、該組成物によって形成される塗膜
の光干渉層中の3次元均一並列微粒子によって、宝石調
として、オパール調などの光沢を有する塗膜を形成で
き、車両などの外観品質および意匠性を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両などに好適に用い
られる塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜に関する
ものである。
【0002】さらに詳しくは、独特の宝石調として、例
えば、オパールの様に見る方向によって色が異なって見
える宝石調の光沢を有する塗膜を形成できる塗料組成物
およびこれを用いてなる塗膜に関する。
【0003】
【従来の技術】車両などの塗装は、車体などの素材であ
る金属板、特に鉄板の表面に塗膜を形成することによっ
て、金属板の腐食を防止し、かつ車両など被塗装物の外
観、意匠性を向上させるために行われる。
【0004】例えば、車両塗装による塗膜は、洗浄およ
びリン酸皮膜形成等の前処理を施した車体表面に形成さ
れ、一般的には、アニオン電着、カチオン電着等の電着
塗装等による下塗り、該下塗り上の中塗り、および最も
表面に形成される上塗りから構成される。そして、下塗
りおよび中塗りは、塗膜に防錆機能を与え、上塗りは外
観品質、意匠性を与える。
【0005】このような塗膜の上塗りには、通常、樹脂
成分と、該樹脂成分を溶解する溶剤を基剤とし、これに
必要に応じて着色顔料等を添加したラッカー系塗料が用
いられ、外観品質、意匠性を向上させるために、塗膜層
構成の改良、あるいは顔料選択等による塗料の改良など
が行われてきた。
【0006】例えば、従来では、着色顔料を含む着色層
と、該着色層上に形成する着色顔料を含まないクリア層
とで上塗りを構成して表面光沢を出したり、該着色層に
アルミ粉を均一に分散させて金属光沢を出したり、ある
いは着色層に雲母片からなるパール顔料を分散させて独
特の真珠光沢を持たせたりしてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来技術においては、宝石調として、例えばオパール
調等の見る方向によって色が4色にも5色にも異なって
見える塗膜は開発されるに至っていない。
【0008】本発明は、このような従来技術の現状に鑑
みてなされたものであり、新規な宝石調の光沢を有する
塗膜を形成することができ、被塗物(例えば車両など)
の外観品質および意匠性を向上させることが可能な塗料
組成物およびこれを用いてなる塗膜を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の塗料組成物は、樹脂成分と、該樹脂成分を溶
解する溶剤と、平均粒径30μm以下の3次元均一並列
微粒子とを含み、該3次元均一並列微粒子が構成成分全
体に対して0.1〜20重量%であることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の塗膜は、着色顔料を含み、
明度L* が20以下の着色層と、上記塗料組成物からな
る光干渉層と、クリア層とを積層したことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明に係る塗料組成物に用いられる樹脂成分
としては、従来公知の樹脂成分の何れを用いてもよく、
例えば、アクリル樹脂、アルキドメラミン樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリウレタン樹脂等が用いられる。
【0012】また、上記樹脂成分としては、その含有量
を特に限定しないが、該塗料組成物の構成成分全体に対
して、通常10〜60重量%、好ましくは10〜40重
量%、より好ましくは20〜30重量%の量で用いられ
る。該樹脂成分が、10重量%未満の場合には、セッテ
ィング時間が長くなることにより好ましくない。また、
該樹脂成分が、60重量%を越える場合には、高粘度に
よる塗装不良により好ましくない。
【0013】次に、本発明の塗料組成物に用いられる溶
剤は、樹脂成分を溶解し得る以上、特に限定されず、従
来公知の溶媒を単独または混合して用いても良い。該溶
媒としては、例えば、メタノール、エタノール、ブタノ
ール、イソプロピルアルコール、ジアセチルアルコール
等のアルコール、トルエン、キシレン、n−ヘキサン等
の芳香族炭化水素、アセトン、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、セロソルブアセテート等のケトン、エステル、また
はエチレルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のグリコー
ルエーテル等を挙げることができる。該溶媒の種類およ
び混合比は、用いる樹脂成分の種類等によって適宜選択
される。
【0014】また、該溶媒は、その含有量を特に限定し
ないが、該塗料組成物の構成成分全体に対して、通常2
0〜60重量%、好ましくは30〜50重量%、より好
ましくは35〜40重量%の量で用いられる。該溶媒
が、20重量%未満の場合には、高粘度による塗装不良
により好ましくない。また、該溶媒が、60重量%を越
える場合には、ワキ発生により好ましくない。
【0015】次に、本発明の塗料組成物に用いられる3
次元均一並列微粒子の拡大模式図を図1に示す。図1よ
り、3次元均一並列微粒子1は、該3次元均一並列微粒
子1の中に、さらに小さな、ポリスチレン樹脂等からな
る平均粒径0.2〜0.3μmの球状粒子2が3次元的
に規則正しく均一に並んだ構造をとっている。このため
該3次元均一並列微粒子1では、該球状粒子2が均一に
並んでいるために、入射した光が該球状粒子2を通過す
る毎に規則正しい屈折を繰り返し、所定の光路差による
干渉によってオパール調などの宝石調の発色を呈するが
できるものである。
【0016】上記3次元均一並列微粒子としては、平均
粒径30μm以下、好ましくは10〜20μm、より好
ましくは15〜20μmである。該3次元均一並列微粒
子の平均粒径が30μmを越えると、該塗料組成物を塗
布し、乾燥させて形成する塗膜の光干渉層の乾燥膜厚が
通常15〜20μmの範囲であることから、該光干渉層
表面に3次元均一並列微粒子の頭出しが発生し、得られ
る塗膜の外観品質を低下させるため好ましくない。
【0017】さらに、上記3次元均一並列微粒子として
は、該塗料組成物の構成成分全体に対して、通常0.1
〜20重量%、好ましくは1〜20重量%、より好まし
くは10〜15重量%の量で用いられる。該3次元均一
並列微粒子が、0.1重量%未満であると、該3次元均
一並列微粒子の絶対量が少なく充分な干渉によるオパー
ル調などの宝石調の発色が得られず、目視では、この輝
きを認識できず好ましくいない。また該3次元均一並列
微粒子が、20重量%を越えると、該3次元均一並列微
粒子の絶対量が多くなり過ぎ、光干渉層表面に3次元均
一並列微粒子の頭出しが発生し、得られた塗膜の外観品
質を低下させため好ましくない。
【0018】以上説明した本発明に係る塗料組成物は、
上記樹脂成分、溶剤および3次元均一並列微粒子の他
に、従来当該分野で公知の他成分を含んでいてもよく、
このような成分としては、例えば、無機または有機着色
顔料、体質顔料、アルミニウム、マイカといった光輝顔
料等を例示することができる。
【0019】続いて、図2に本発明に係る塗膜の一実施
態様の構成を模式的に表わす断面概略図を示す。図2よ
り、本発明に係る塗膜11は、(好ましくは中塗りが形
成された)被塗装物12上に形成されてなる着色顔料を
含む着色層13、光干渉層14およびクリア層15より
なる積層塗膜である。
【0020】本発明の塗膜を構成する着色顔料を含む着
色層は、明度L* が通常20以下、好ましくは15以
下、より好ましくは10以下である。着色層の明度L*
が20を越える場合には、該着色層での反射率が高くな
り過ぎ、光干渉層での干渉色が目視にて認識できなくな
るため好ましくない。
【0021】また、上記着色層に用いることのできる塗
料としては、上記の明度L* を有する着色層が形成でき
れば特に限定されず、例えば、上述の車両用塗装組成物
の構成成分である樹脂成分および溶剤に用いられる成分
を適宜選択して組み合わせて成る基剤に従来公知の着色
顔料を添加してなるラッカー系着色塗料等の従来公知の
何れの着色塗料をも用いることができる。
【0022】また、上記着色層としては、上記着色塗料
等をエアスプレー等で噴霧するなどして車体表面上(よ
り詳しくは中塗りまたは下塗りにより形成された塗膜を
有してなる車体表面上)に塗布し、乾燥焼付することで
得られるものである。
【0023】さらに、上記着色層の乾燥膜厚としては、
通常、20〜40μm、好ましくは25〜35μm、よ
り好ましくは30〜35μmの範囲である。該着色層の
乾燥膜厚が、20μm未満の場合には、隠蔽不良により
好ましくない。また、該着色層の乾燥膜厚が、40μm
を越える場合には、ワキ発生により好ましくない。
【0024】次に、本発明の塗膜を構成する光干渉層に
用いることのできる塗料としては、上述の塗料組成物で
ある。
【0025】また、上記光干渉層としては、上記塗料組
成物からなる塗料をエアスプレー等で噴霧するなどして
車体表面上(より詳しくは上記着色層を形成してなる車
体表面上)に塗布し、乾燥させることで得られるもので
ある。
【0026】さらに、上記光干渉層の乾燥膜厚として
は、通常、10〜30μm、好ましくは10〜20μ
m、より好ましくは15〜20μmの範囲である。該光
干渉層の乾燥膜厚が、10μm未満の場合には、干渉層
の絶対的混入量が少なく宝石の輝きが得られず好ましく
ない。また、該光干渉層の乾燥膜厚が、30μmを越え
る場合には、ワキ発生により好ましくない。
【0027】次に、本発明の塗膜を構成するクリア層に
用いることのできる塗料としては、特に限定されず、例
えば、上述の塗料組成物の構成成分である樹脂成分およ
び溶剤に用いられる成分を適宜選択して組み合わせてな
るラッカー系クリア塗料、2液ウレタンクリア塗料等の
従来公知の何れのクリア塗料であってもよい。
【0028】また、上記クリア層としては、上記クリア
塗料をエアスプレー等で噴霧するなどして車体表面上
(より詳しくは上記光干渉層を形成してなる車体表面
上)に塗布し、乾燥焼付することで得られるものであ
る。
【0029】さらに、上記クリア層の乾燥膜厚として
は、通常、10〜50μm、好ましくは20〜40μ
m、より好ましくは30〜35μmの範囲である。該ク
リア層の乾燥膜厚が、10μm未満の場合には、成膜不
良により好ましくない。また、該クリア層の乾燥膜厚
が、50μmを越える場合には、ワキ発生により好まし
くない。
【0030】また、本発明に係る塗膜は、上記着色層、
光干渉層およびクリア層を有していればよく、下塗り、
中塗りの有無は特に限定しないが、粉体塗装あるいは、
アニオン電着、カチオン電着等の電着塗装等による下塗
り、およびこの下塗り上の中塗りを形成して防錆機能を
向上させることが望ましい。また、塗膜を形成する車体
表面は、塗膜の密着性を向上させるため、洗浄およびリ
ン酸皮膜形成等の前処理が施されていることが望まし
い。
【0031】さらに、本発明に係る塗膜の上塗りとして
は、上記着色層、光干渉層およびクリア層のいずれかが
多層に形成されていても良い。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例について述べる。
【0033】実施例1 鋼板からなる試験片(70×150×0.8mm)をリ
ン酸塩素系皮膜化成処理剤(商品名:グラノジンSD5
000、日本ペインド株式会社製)にて前処理した後、
カチオン電着塗料(商品名:パワートップU−100、
日本ペイント株式会社製)にて乾燥膜厚20μmの下塗
りを形成し、140℃で20分間焼き付けた。
【0034】次に、上記下塗り上に、中塗り塗料(商品
名:ハイエピコNo.1、日本油脂株式会社製)にて乾
燥膜厚35μmの中塗りを形成し、140℃で20分間
焼き付けた。
【0035】次いで、該中塗り上に、ベースコート塗料
(商品名:メラミNo.2000黒、日本油脂株式会社
製)にて、明度L* を10に調整してなる(明度指数L
* はJIS Z−8701またはJIS Z−8728
に規定する三刺激値を用いて求めたものである)乾燥膜
厚35μmの着色層を形成し、140℃で20分間焼き
付けた。
【0036】その後、該着色層上に塗料組成物からなる
塗料として樹脂成分および溶媒からなる透明クリア塗料
(商品名:ベルコートNo.6000、日本油脂株式会
社製)に、平均粒径20μmの3次元均一並列微粒子
(日本光研株式会社製)を該塗料組成物の構成成分全体
に対して0.1重量%添加して形成された塗料を用いて
乾燥膜厚15μmの光干渉層を形成し、140℃で20
分間乾燥した。
【0037】その後、上記光干渉層に透明クリア塗料
(商品名:ベルコートNo.6000、日本油脂株式会
社製)で形成した乾燥膜厚35μmのクリア層を積層
(ウエットオンウエット方式)し、140℃で20分間
焼き付けて上塗りを形成し、塗膜を作製した。
【0038】得られた塗膜を下記の要領で評価した。
【0039】1)塗膜の外観:JIS K−5400
6.1に従った。目視評価(○;良好、△;普通、×;
劣る)。
【0040】2)光沢:JIS K−5400 6.7
に従った。
【0041】3)宝石調の輝き具合:目視評価(○;良
好、△;普通、×;劣る)。
【0042】得られた結果を表1に示す。
【0043】実施例2 光干渉層を構成するための塗料組成物からなる塗料中の
3次元均一並列微粒子の構成成分全体に対する添加量
を、1重量%とした以外は、実施例1と同様にして塗膜
を作製し、かつ評価した。
【0044】得られた結果を表1に示す。
【0045】実施例3 光干渉層を構成するための塗料組成物からなる塗料中の
3次元均一並列微粒子の構成成分全体に対する添加量
を、10重量%とした以外は、実施例1と同様にして塗
膜を作製し、かつ評価した。
【0046】得られた結果を表1に示す。
【0047】実施例4 光干渉層を構成するための塗料組成物からなる塗料中の
3次元均一並列微粒子の構成成分全体に対する添加量
を、20重量%とした以外は、実施例1と同様にして塗
膜を作製し、かつ評価した。
【0048】得られた結果を表1に示す。
【0049】実施例5 着色層の明度L* を20に調整した以外は、実施例1と
同様にして塗膜を作製し、かつ評価した。
【0050】得られた結果を表1に示す。
【0051】実施例6 光干渉層を構成するための塗料組成物からなる塗料中の
3次元均一並列微粒子の平均粒径を、30μmとした以
外は、実施例1と同様にして塗膜を作製し、かつ評価し
た。
【0052】得られた結果を表1に示す。
【0053】比較例1 光干渉層を構成するための塗料組成物からなる塗料中の
3次元均一並列微粒子の平均粒径を、40μmとした以
外は、実施例1と同様にして塗膜を作製し、かつ評価し
た。
【0054】得られた結果を表1に示す。
【0055】比較例2 光干渉層を構成するための塗料組成物からなる塗料中の
3次元均一並列微粒子の構成成分全体に対する添加量
を、0.05重量%とした以外は、実施例1と同様にし
て塗膜を作製し、かつ評価した。
【0056】得られた結果を表1に示す。
【0057】比較例3 光干渉層を構成するための塗料組成物からなる塗料中の
3次元均一並列微粒子の構成成分全体に対する添加量
を、25重量%とした以外は、実施例1と同様にして塗
膜を作製し、かつ評価した。
【0058】得られた結果を表1に示す。
【0059】比較例4 着色層の明度L* を30に調整した以外は、実施例1と
同様にして塗膜を作製し、かつ評価した。
【0060】得られた結果を表1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】
【発明の効果】本発明に係る塗料組成物および塗膜によ
れば、特定量の3次元均一並列微粒子を含んでいるた
め、この組成物によって形成される光干渉層中の3次元
均一並列微粒子によって、干渉色を塗膜に付与すること
ができ、従来にない新規な宝石調として、オパール調等
の光沢を有する塗膜を形成して、車両などの外観品質お
よび意匠性を向上させることが可能である。
【0063】また、着色層、光干渉層を積層することに
より、光干渉効果を有効に働かせると共に、その上にク
リア層を積層することにより、塗膜の保護が図れ、車両
などの外観品質、意匠性を一層向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗料組成物に用いられる3次元均一並
列微粒子を表す拡大模式図である。
【図2】本発明に係る塗膜の一実施態様の構成を模式的
に表わす断面概略図である。
【符号の説明】
1…3次元均一並列微粒子 2…球状粒子 11…塗膜 12…被塗装物 13…着色顔料を含む着色層 14…光干渉層 15…クリア層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成分と、該樹脂成分を溶解する溶剤
    と、平均粒径30μm以下の3次元均一並列微粒子とを
    含み、該3次元均一並列微粒子が構成成分全体に対して
    0.1〜20重量%であることを特徴とする塗料組成
    物。
  2. 【請求項2】 着色顔料を含み、明度L* が20以下の
    着色層と、請求項1の塗料組成物からなる光干渉層と、
    クリア層とを積層したことを特徴とする塗膜。
JP521593A 1993-01-14 1993-01-14 塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜 Pending JPH06212103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP521593A JPH06212103A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP521593A JPH06212103A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06212103A true JPH06212103A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11604970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP521593A Pending JPH06212103A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06212103A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6468554B2 (ja) 複層塗膜形成方法
WO2008059924A1 (fr) Procédé de formation d'un revêtement laminé
JPH1028926A (ja) メタリック塗膜構造及びメタリック塗膜の形成方法
JP5050654B2 (ja) 塗膜の補修方法及び補修塗膜
JPH01108278A (ja) メタリック塗膜
JP4314469B2 (ja) 積層塗膜の形成方法、積層塗膜および塗装物
JPH06212103A (ja) 塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜
NZ236871A (en) Opalescent coating compositions containing foamed metal oxides
JP3370204B2 (ja) 光輝性塗膜形成方法
JP2002205007A (ja) ホワイト系複層塗膜の補修方法
JPH08157753A (ja) 光輝剤含有塗膜の補修用塗料および補修方法
JP2003201445A (ja) ホログラム性メタリック塗料
JP2002301426A (ja) 複層塗膜形成方法
JP4712630B2 (ja) 多層塗膜の補修方法およびそれから得られた被塗物
JPH11262727A (ja) 複層上塗り塗膜形成方法
JPH06212104A (ja) 塗料組成物およびこれを用いてなる塗膜
JPH10202186A (ja) 光輝性塗膜の欠陥を補修する方法
JP2001009364A (ja) メタリック塗膜の補修方法
JP2005007219A (ja) 光輝性塗膜の形成方法
JP2001081407A (ja) 光輝性塗膜の形成方法およびホイール
JP2701888B2 (ja) 被覆用組成物及びそれを用いた複層塗膜形成方法
JP2797702B2 (ja) 光輝顔料とこれを用いた塗料
JP4265473B2 (ja) 複層塗膜形成方法および塗装物
JP2005281601A (ja) 光輝感塗料、塗膜及び塗膜形成方法
JP2005162977A (ja) 塗料組成物、塗膜および塗膜形成方法