JPH06211278A - 計量分配装置 - Google Patents
計量分配装置Info
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- JPH06211278A JPH06211278A JP5127217A JP12721793A JPH06211278A JP H06211278 A JPH06211278 A JP H06211278A JP 5127217 A JP5127217 A JP 5127217A JP 12721793 A JP12721793 A JP 12721793A JP H06211278 A JPH06211278 A JP H06211278A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D1/00—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught
- B67D1/0001—Apparatus or devices for dispensing beverages on draught by squeezing collapsible or flexible storage containers
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F11/00—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it
- G01F11/02—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement
- G01F11/08—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement of the diaphragm or bellows type
- G01F11/086—Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement of the diaphragm or bellows type using an auxiliary pressure to cooperate with the diaphragm or bellows
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 非常に密度の濃い成分を含んでいるため、通
常は分配供給しにくい食品でも、その少量を正確に供給
することができる、液体または気体、好ましくは圧縮空
気で作動される、計量分配装置を提供する。 【構成】 粘性のある食品から成る易流動性材（２）
を、液体または気体状の加圧媒体により供給するため
に、分配部（10）は、加圧動作が終了した時その通常の
形状（ＮＦ）に戻ることにより、自力で新しい易流動性
材（２）を分配室（５）に吸い込み、次の供給に備える
ことができるような形状と弾性を有している。分配部
（１０）の中央部の壁は、前記分配部（１０）の外側部
分に向かって外方向に連続的に厚さを増して行くように
なっていることから、前記分配部（１０）への加圧時に
おいては、その中央部が先ず変形し始めるようになって
いる。
常は分配供給しにくい食品でも、その少量を正確に供給
することができる、液体または気体、好ましくは圧縮空
気で作動される、計量分配装置を提供する。 【構成】 粘性のある食品から成る易流動性材（２）
を、液体または気体状の加圧媒体により供給するため
に、分配部（10）は、加圧動作が終了した時その通常の
形状（ＮＦ）に戻ることにより、自力で新しい易流動性
材（２）を分配室（５）に吸い込み、次の供給に備える
ことができるような形状と弾性を有している。分配部
（１０）の中央部の壁は、前記分配部（１０）の外側部
分に向かって外方向に連続的に厚さを増して行くように
なっていることから、前記分配部（１０）への加圧時に
おいては、その中央部が先ず変形し始めるようになって
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、計量分配装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】本発
明は、供給時ごとに所定量の易流動性材を供給するため
の計量分配装置に関し、易流動性材は、易流動性食品、
例えばハンバ−ガの上にかけるような粘性のある食品か
ら成っているのが好ましく、その易流動性材の供給は、
液または気体状の加圧媒体、好ましくは圧縮空気により
行なわれ、前記装置の供給部は、加圧動作が終了した
時、元の形状に戻ることにより、自力で新しい易流動性
材を供給室に吸い込み、次の供給に備えることができる
ような形状と弾性を有している。
明は、供給時ごとに所定量の易流動性材を供給するため
の計量分配装置に関し、易流動性材は、易流動性食品、
例えばハンバ−ガの上にかけるような粘性のある食品か
ら成っているのが好ましく、その易流動性材の供給は、
液または気体状の加圧媒体、好ましくは圧縮空気により
行なわれ、前記装置の供給部は、加圧動作が終了した
時、元の形状に戻ることにより、自力で新しい易流動性
材を供給室に吸い込み、次の供給に備えることができる
ような形状と弾性を有している。
【０００３】アメリカ特許第４６０３７９３号は、粘性
材、例えば食品を定量供給するための計量分配装置に関
する。しかしながら、この先行技術の計量分配装置は、
特にその一人前の量が少なく、かつ材料が供給しにくい
場合、例えばマスタ−ドとか、ケチャップとか、ソ−ス
とか、ドレシングとかをハンバ−ガの上に素早くかけよ
うとする場合、所定量の食品を分配するようになってい
ない。
材、例えば食品を定量供給するための計量分配装置に関
する。しかしながら、この先行技術の計量分配装置は、
特にその一人前の量が少なく、かつ材料が供給しにくい
場合、例えばマスタ−ドとか、ケチャップとか、ソ−ス
とか、ドレシングとかをハンバ−ガの上に素早くかけよ
うとする場合、所定量の食品を分配するようになってい
ない。
【０００４】易流動性食品を分配供給するための他の計
量分配装置は、アメリカ特許第４７１７０４７号と、第
５０１６７７９号に開示されているが、これらの装置
は、供給しようとする食品が非常に密度の濃い成分を含
んでおり、従って、通常は供給しにくい場合は、気体状
の、または液状の加圧媒体、例えば圧縮空気によっては
これら食品の少量のものを正確に分配供給することがで
きない。
量分配装置は、アメリカ特許第４７１７０４７号と、第
５０１６７７９号に開示されているが、これらの装置
は、供給しようとする食品が非常に密度の濃い成分を含
んでおり、従って、通常は供給しにくい場合は、気体状
の、または液状の加圧媒体、例えば圧縮空気によっては
これら食品の少量のものを正確に分配供給することがで
きない。
【０００５】本発明の目的は、非常に密度の濃い成分を
含んでいるため、通常は分配供給しにくい食品でも、そ
の少量を正確に供給することができる、液体または気
体、好ましくは圧縮空気で作動される、計量分配装置を
提供することにある。
含んでいるため、通常は分配供給しにくい食品でも、そ
の少量を正確に供給することができる、液体または気
体、好ましくは圧縮空気で作動される、計量分配装置を
提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、易流動性食品、例えばハンバ−ガのような
料理（３）の上にかけるような粘性の食品から成る所定
量の易流動性材（２）を分配時に供給する計量分配装置
であって、その易流動性材の分配は、液または気体状の
加圧媒体、好ましくは圧縮空気により行なわれ、前記装
置の分配部（１０）は、加圧動作が終了した時その通常
の形状（ＮＦ）に戻ることにより、自力で新しい易流動
性材（２）を分配室（５）に吸い込み、次の分配供給に
備えることができるような形状と弾性を有する計量分配
装置において、分配部（１０）の中央部（１１）の壁
は、前記分配部（１０）の外側部分（１３、１４）に向
かって外方向に連続的に厚さが増して行くようになって
おり、前記分配部（１０）への加圧時においては、その
中央部（１１）が先ず変形し始めることを特徴とする計
量分配装置を第一の発明とし、上記第一の発明におい
て、分配手段（６）の分配部（１０）は波形を有してお
り、これによって分配工程（ＰＳ）がスタ−トして圧力
が加えられると、前記分配部は、その頂部（１２）を形
成する中央部（１１）が先ず変形しはじめ、次いで、分
配工程（ＰＳ）が完了するまで、前記中央部（１１）か
ら分配部（１０）の外側部（１３、１４）の方へ外方向
に向って連続的に変形することを特徴とする計量分配装
置を第二の発明とし、上記第一または第二の発明におい
て、その一部を形成する分配部（１０）のまわりに前記
分配手段（６）と密封状態に係合する第１、第２支持手
段（８、９）の間に分配手段（６）を備えていることを
特徴とする計量分配装置を第三の発明とし、上記第三の
発明において、分配部（１０）は、第１支持手段（８）
に対し通常の凹形状（ＮＦ）を有し、かつ易流動性材
（２）を収容するための分配室（５）を形成しており、
また加圧媒体を用いて加圧することにより、分配部（１
０）は、第１支持手段（８）の方へ可動して分配工程
（ＰＳ）を行い、この分配工程の長さは、前記第１支持
手段により制限され、かつこの分配工程によって分配室
（５）に存在する材料の分配供給がなされることを特徴
とする計量分配装置を第四の発明とし、上記第二、第三
または第四の発明において、分配部（１０）の外側部
（１３、１４）は、分配部（１０）のまわりに延びたシ
−ル部（１５）に変形し、それらの対向する側部は、支
持手段（８、９）によって互いに密封状態に係合されて
いることを特徴とする計量分配装置を第五の発明とし、
上記第五の発明において、シ−ル部（１５）は、支持手
段（８、９）の間に、および／または加圧媒体および／
または易流動性材（２）を通すための前記支持手段
（８、９）の一部を形成する通路用の密封用キャップの
間にシ−ルを形成することを特徴とする計量分配装置を
第六の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第五ま
たは第六の発明において、分配部（１０）は、断面が波
形をした細長い部分であることを特徴とする計量分配装
置を第七の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第
五、第六または第七の発明において、分配部（１０）
と、そのまわりに延びたシ−ル部（１５）は、弾性材、
例えば、ゴム材、好ましくはシリコンゴムタイプのゴム
材でできたユニットとして設計されていることを特徴と
する計量分配装置を第八の発明とし、上記第二、第三、
第四、第五または第六の発明において、分配部（１０）
および／または分配部（１０）を支持することのできる
第１支持手段（８）の支持部材（１６）の取付け構成
は、分配部（１０）が分配工程（ＰＳ）の限界点である
外側の位置にある時、分配部（１０）と第１支持手段
（８）との間に易流動性材（２）のためのポケット（１
７）が形成されるようにしたものであることを特徴とす
る計量分配装置を第九の発明とし、上記第九の発明にお
いて、ポケット（１７）は、分配室（５）全体に沿って
延びていることを特徴とする計量分配装置を第十の発明
とし、上記第二、第三、第四、第五、第六、第九または
第十の発明において、第１支持手段（８）は、易流動性
材（２）を通すための１つ、またはそれ以上のチャンネ
ル、または通路（１８、１９）を備えた剛性チャンネル
板として設計され、第２支持手段（９）は、加圧媒体を
通すための１つ、またはそれ以上のチャンネル、または
通路（２０、２１）を備えた剛性チャンネル板として設
計されていることを特徴とする計量分配装置を第十一の
発明とし、上記第二、第三、第四、第五、第六、第九、
第十または第十一の発明において、第１支持手段（８）
には凹部（２２）が設けてあり、この凹部は分配部（１
０）の真向いにあって、分配部（１０）と共に分配室
（５）を形成し、前記凹部（２２）の壁部は、分配部
（１０）の分配工程（ＰＳ）を制限するための支持部材
（１６）を形成するようにしたことを特徴とする計量分
配装置を第十二の発明とし、上記第二、第三、第四、第
五、第六、第九、第十、第十一または第十二の発明にお
いて、第１支持手段（８）は、易流動性材（２）を分配
室（５）に送るための入口通路（１８）と、易流動性材
（２）を前記分配室（５）から供給するための出口通路
（１９）を有しており、第１支持手段（８）には、弁体
（２５、２６）に対しそれぞれ弁座（２３、２４）が設
けられ、その内の弁体（２５）は、易流動性材（２）が
前記分配室（５）から違った方向に排出されることを阻
止するようになっているのに対し、もう一つの弁体（２
６）は、空気が分配ノズル（２７）を介して前記分配室
（５）に吸入されることを阻止するようになっているこ
とを特徴とする計量分配装置を第十三の発明とし、上記
第十三の発明において、弁体（２５、２６）は、分配手
段（６）から延びた弾性材でできた舌部から成り、この
舌部は、好ましくは、分配手段（６）と一体形成され、
かつ分配手段と同じ材料でできていることを特徴とする
計量分配装置を第十四の発明とし、上記第二、第三、第
四、第五、第六、第九、第十、第十一、第十二、第十三
または第十四の発明において、第２支持手段（９）は、
加圧媒体用のチャンネル板として設計されており、チャ
ンネル板には分配部（１０）が通常の形状（ＮＦ）に戻
れるスペ−ス（２１）があり、加圧媒体の供給源（２
８）が前記分配部（１０）に加圧するための前記スペ−
ス（２１）に接続され、このスペ−ス（２１）の縁部
（３０）は前記分配部（１０）のまわりに延びたシ−ル
突起（３１）と密封状態に係合するようになっているこ
とを特徴とする計量分配装置を第十五の発明とし、上記
第十五の発明において、 シ−ル突起（３１）は、弾性
材で作られており、分配手段（６）から延びているが、
好ましくは、分配手段と一体形成され、かつこれと同じ
材料でできていることを特徴とする計量分配装置を第十
六の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第五、第
六、第七、第八、第九、第十、第十一、第十二、第十
三、第十四、第十五または第十六の発明において、分配
部（１０）のまわりの分配手段（６）は、支持手段
（８、９）の間にあって、前記支持手段（８、９）と係
合するシ−ル部（１５）を形成し、支持手段（８、９）
とそれらの間にある分配手段（６）は共に、締付手段
（３２、３３）によって締付けられるサンドイッチ状の
ユニットを形成していることを特徴とする計量分配装置
を第十七の発明とし、上記第十七の発明において、 分
配手段（６）のシール（１５）は、支持手段（８、９）
と、易流動性材（２）および／または前記支持手段
（８、９）内の加圧媒体のための通路（１８、１９、２
０、２１）のキャップとの間をシ−ルすることを特徴と
する計量分配装置を第十八の発明とし、上記第十七また
は第十八の発明において、締付制限手段（３４、３５）
が設けられていることにより、分配手段（６）のシ−ル
部（１５）が、締付手段（３２、３３）によって或る厚
さまでしか締付けられないことを特徴とする計量分配装
置を第十九の発明とし、上記第十七、第十八または第十
九の発明において、各支持手段（８、９）は単一のユニ
ットから成り、分配手段（６）、その分配部（１０）及
びその中の弁体（２５、２６）は、すべて同じ材料でで
きた単一ユニットから成っているのが好ましく、前記ユ
ニットを一緒に締付けるための締付手段（３２、３３）
は、素早く接続を断ち切ることができるため、前記ユニ
ットを素早く３つの別々の部分に分解して洗浄すること
ができることを特徴とする計量分配装置を第二十の発明
とし、上記第一、第二、第三、第四、第五、第六、第
七、第八、第九、第十、第十一、第十二、第十三、第十
四、第十五、第十六、第十七、第十八、第十九または第
二十の発明において、分配部（１０少なくとも２つの分
配部（１０）を備え、その内の１つは或るサイズの分配
室（５ａ）と、他の１つは他のサイズの分配室（５ｂ）
とそれぞれ協働関係にあり、各分配部（１０）は、遠隔
操作手段、すなわち作動弁（３６ａ、３６ｂ）と協働
し、その作動弁によって、選択された分配部（１０）に
圧力を加えて、易流動性材（２）を選択された分配室
（５ａ，５ｂ）から分配供給することができることを特
徴とする計量分配装置を第二十一の発明とし、上記第
一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八、第
九、第十、第十一、第十二、第十三、第十四、第十五、
第十六、第十七、第十八、第十九、第二十または第二十
一の発明において、加圧媒体用導管（４０）は、分配室
（５）から易流動性材（２）を供給するための分配ノズ
ル（２７）に接続されていて、加圧媒体を分配ノズル
（２７）に送ることになっており、所定の分配作業後、
加圧媒体を吹き付けることにより分配ノズル（２７）か
ら該ノズル２７の口（４４）に残っている材料の残留物
を放出することを特徴とする計量分配装置を第二十二の
発明とし、上記第二十二の発明において、加圧媒体を分
配ノズル（２７）へ送るための導管（４０）は、加圧媒
体用出口（４３）に到る支管（４１）に接続されてお
り、この出口から加圧媒体を排出するため、分配部（１
０）は通常の形状（ＮＦ）に戻って、この加圧媒体用出
口（４３）で励起状の加圧媒体を制限することができる
ため、前記励起状の加圧媒体の一部が前記導管（４０）
を通って前記分配ノズル（２７）に流入し、その中に圧
力を吹き込むことを特徴とする計量分配装置を第二十三
の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第五、第
六、第七、第八、第九、第十、第十一、第十二、第十
三、第十四、第十五、第十六、第十七、第十八、第十
九、第二十、第二十一、第二十二または第二十三の発明
において、導管（４６）は分配室（５）に接続され、連
結ユニット（４７）を介しては易流動性材を収容したパ
ッケ−ジ（４）に接続可能であり、連結ユニット（４
７）は、通常の状態では連結ユニット（４７）を閉じて
いて、易流動性材が連結ユニットの中に流入しないよう
にする弁（４８）を備え、連結ユニット（４７）は、さ
らに、破断部（４９）と連結部（５０）を備えており、
破断部（４９）は前記パッケ−ジ（４）を破断させ、連
結部（５０）は連結ユニット（４７）を前記パッケ−ジ
（４）に接続できるようになっており、連結ユニット
（４７）の弁（４８）は、分配室（５）に接続された導
管（４６）により開状態になるため、易流動性材（２）
はパッケ−ジ（４）から流出するが、連結ユニット（４
７）が前記パッケ−ジ（４）に接続され、かつ前記分配
室（５）につながる前記導管（４６）が前記連結ユニッ
ト（４７）に接続している時は、前記連結ユニット（４
７）を介して易流動性材（２）がパッケ−ジ（４）から
流出することを特徴とする計量分配装置を第二十四の発
明とし、上記第二十四の発明において、弁（４８）は、
弾性材でできた通常は半球状の弁体（５１）を備え、こ
の半球状の弁体（５１）には、好ましくは切り目（５
２）がつけられ、この切り目（５２）は前記弁体（５
１）が通常の半球状である時は閉じており、分配室
（５）に接続されている導管（４６）を弁体（５１）に
押し入れると弁体（５１）は開状態になって、前記切り
目（５２）が開き、前記弁（４８）は、その一部が、前
記導管（４６）により、連結ユニット（４７）を介して
易流動性材（２）の流路から完全に折り返しできるよう
に取付けられていることを特徴とする計量分配装置を第
二十五の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第
五、第六、第七、第八、第九、第十、第十一、第十二、
第十三、第十四、第十五、第十六、第十七、第十八、第
十九、第二十、第二十一、第二十二、第二十三、第二十
四または第二十五の発明において、導管（４６）は分配
室（５）に接続され、かつ連結ユニット（４７）を介し
ては易流動性材（２）を収容したパッケ−ジに接続され
ており、パッケ−ジ（４）は、スタンド（５３）上に設
けられており、このスタンドは前記パッケ−ジ（４）と
共に、下敷（５４）上の所定の位置に置かれ、前記パッ
ケ−ジ（４）に設けられている連結部材（５５）は、連
結ユニット（４７）が前記パッケ−ジ（４７）に接続さ
れる時に前記下敷上に支持されることを特徴とする計量
分配装置を第二十六の発明とする
に本発明は、易流動性食品、例えばハンバ−ガのような
料理（３）の上にかけるような粘性の食品から成る所定
量の易流動性材（２）を分配時に供給する計量分配装置
であって、その易流動性材の分配は、液または気体状の
加圧媒体、好ましくは圧縮空気により行なわれ、前記装
置の分配部（１０）は、加圧動作が終了した時その通常
の形状（ＮＦ）に戻ることにより、自力で新しい易流動
性材（２）を分配室（５）に吸い込み、次の分配供給に
備えることができるような形状と弾性を有する計量分配
装置において、分配部（１０）の中央部（１１）の壁
は、前記分配部（１０）の外側部分（１３、１４）に向
かって外方向に連続的に厚さが増して行くようになって
おり、前記分配部（１０）への加圧時においては、その
中央部（１１）が先ず変形し始めることを特徴とする計
量分配装置を第一の発明とし、上記第一の発明におい
て、分配手段（６）の分配部（１０）は波形を有してお
り、これによって分配工程（ＰＳ）がスタ−トして圧力
が加えられると、前記分配部は、その頂部（１２）を形
成する中央部（１１）が先ず変形しはじめ、次いで、分
配工程（ＰＳ）が完了するまで、前記中央部（１１）か
ら分配部（１０）の外側部（１３、１４）の方へ外方向
に向って連続的に変形することを特徴とする計量分配装
置を第二の発明とし、上記第一または第二の発明におい
て、その一部を形成する分配部（１０）のまわりに前記
分配手段（６）と密封状態に係合する第１、第２支持手
段（８、９）の間に分配手段（６）を備えていることを
特徴とする計量分配装置を第三の発明とし、上記第三の
発明において、分配部（１０）は、第１支持手段（８）
に対し通常の凹形状（ＮＦ）を有し、かつ易流動性材
（２）を収容するための分配室（５）を形成しており、
また加圧媒体を用いて加圧することにより、分配部（１
０）は、第１支持手段（８）の方へ可動して分配工程
（ＰＳ）を行い、この分配工程の長さは、前記第１支持
手段により制限され、かつこの分配工程によって分配室
（５）に存在する材料の分配供給がなされることを特徴
とする計量分配装置を第四の発明とし、上記第二、第三
または第四の発明において、分配部（１０）の外側部
（１３、１４）は、分配部（１０）のまわりに延びたシ
−ル部（１５）に変形し、それらの対向する側部は、支
持手段（８、９）によって互いに密封状態に係合されて
いることを特徴とする計量分配装置を第五の発明とし、
上記第五の発明において、シ−ル部（１５）は、支持手
段（８、９）の間に、および／または加圧媒体および／
または易流動性材（２）を通すための前記支持手段
（８、９）の一部を形成する通路用の密封用キャップの
間にシ−ルを形成することを特徴とする計量分配装置を
第六の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第五ま
たは第六の発明において、分配部（１０）は、断面が波
形をした細長い部分であることを特徴とする計量分配装
置を第七の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第
五、第六または第七の発明において、分配部（１０）
と、そのまわりに延びたシ−ル部（１５）は、弾性材、
例えば、ゴム材、好ましくはシリコンゴムタイプのゴム
材でできたユニットとして設計されていることを特徴と
する計量分配装置を第八の発明とし、上記第二、第三、
第四、第五または第六の発明において、分配部（１０）
および／または分配部（１０）を支持することのできる
第１支持手段（８）の支持部材（１６）の取付け構成
は、分配部（１０）が分配工程（ＰＳ）の限界点である
外側の位置にある時、分配部（１０）と第１支持手段
（８）との間に易流動性材（２）のためのポケット（１
７）が形成されるようにしたものであることを特徴とす
る計量分配装置を第九の発明とし、上記第九の発明にお
いて、ポケット（１７）は、分配室（５）全体に沿って
延びていることを特徴とする計量分配装置を第十の発明
とし、上記第二、第三、第四、第五、第六、第九または
第十の発明において、第１支持手段（８）は、易流動性
材（２）を通すための１つ、またはそれ以上のチャンネ
ル、または通路（１８、１９）を備えた剛性チャンネル
板として設計され、第２支持手段（９）は、加圧媒体を
通すための１つ、またはそれ以上のチャンネル、または
通路（２０、２１）を備えた剛性チャンネル板として設
計されていることを特徴とする計量分配装置を第十一の
発明とし、上記第二、第三、第四、第五、第六、第九、
第十または第十一の発明において、第１支持手段（８）
には凹部（２２）が設けてあり、この凹部は分配部（１
０）の真向いにあって、分配部（１０）と共に分配室
（５）を形成し、前記凹部（２２）の壁部は、分配部
（１０）の分配工程（ＰＳ）を制限するための支持部材
（１６）を形成するようにしたことを特徴とする計量分
配装置を第十二の発明とし、上記第二、第三、第四、第
五、第六、第九、第十、第十一または第十二の発明にお
いて、第１支持手段（８）は、易流動性材（２）を分配
室（５）に送るための入口通路（１８）と、易流動性材
（２）を前記分配室（５）から供給するための出口通路
（１９）を有しており、第１支持手段（８）には、弁体
（２５、２６）に対しそれぞれ弁座（２３、２４）が設
けられ、その内の弁体（２５）は、易流動性材（２）が
前記分配室（５）から違った方向に排出されることを阻
止するようになっているのに対し、もう一つの弁体（２
６）は、空気が分配ノズル（２７）を介して前記分配室
（５）に吸入されることを阻止するようになっているこ
とを特徴とする計量分配装置を第十三の発明とし、上記
第十三の発明において、弁体（２５、２６）は、分配手
段（６）から延びた弾性材でできた舌部から成り、この
舌部は、好ましくは、分配手段（６）と一体形成され、
かつ分配手段と同じ材料でできていることを特徴とする
計量分配装置を第十四の発明とし、上記第二、第三、第
四、第五、第六、第九、第十、第十一、第十二、第十三
または第十四の発明において、第２支持手段（９）は、
加圧媒体用のチャンネル板として設計されており、チャ
ンネル板には分配部（１０）が通常の形状（ＮＦ）に戻
れるスペ−ス（２１）があり、加圧媒体の供給源（２
８）が前記分配部（１０）に加圧するための前記スペ−
ス（２１）に接続され、このスペ−ス（２１）の縁部
（３０）は前記分配部（１０）のまわりに延びたシ−ル
突起（３１）と密封状態に係合するようになっているこ
とを特徴とする計量分配装置を第十五の発明とし、上記
第十五の発明において、 シ−ル突起（３１）は、弾性
材で作られており、分配手段（６）から延びているが、
好ましくは、分配手段と一体形成され、かつこれと同じ
材料でできていることを特徴とする計量分配装置を第十
六の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第五、第
六、第七、第八、第九、第十、第十一、第十二、第十
三、第十四、第十五または第十六の発明において、分配
部（１０）のまわりの分配手段（６）は、支持手段
（８、９）の間にあって、前記支持手段（８、９）と係
合するシ−ル部（１５）を形成し、支持手段（８、９）
とそれらの間にある分配手段（６）は共に、締付手段
（３２、３３）によって締付けられるサンドイッチ状の
ユニットを形成していることを特徴とする計量分配装置
を第十七の発明とし、上記第十七の発明において、 分
配手段（６）のシール（１５）は、支持手段（８、９）
と、易流動性材（２）および／または前記支持手段
（８、９）内の加圧媒体のための通路（１８、１９、２
０、２１）のキャップとの間をシ−ルすることを特徴と
する計量分配装置を第十八の発明とし、上記第十七また
は第十八の発明において、締付制限手段（３４、３５）
が設けられていることにより、分配手段（６）のシ−ル
部（１５）が、締付手段（３２、３３）によって或る厚
さまでしか締付けられないことを特徴とする計量分配装
置を第十九の発明とし、上記第十七、第十八または第十
九の発明において、各支持手段（８、９）は単一のユニ
ットから成り、分配手段（６）、その分配部（１０）及
びその中の弁体（２５、２６）は、すべて同じ材料でで
きた単一ユニットから成っているのが好ましく、前記ユ
ニットを一緒に締付けるための締付手段（３２、３３）
は、素早く接続を断ち切ることができるため、前記ユニ
ットを素早く３つの別々の部分に分解して洗浄すること
ができることを特徴とする計量分配装置を第二十の発明
とし、上記第一、第二、第三、第四、第五、第六、第
七、第八、第九、第十、第十一、第十二、第十三、第十
四、第十五、第十六、第十七、第十八、第十九または第
二十の発明において、分配部（１０少なくとも２つの分
配部（１０）を備え、その内の１つは或るサイズの分配
室（５ａ）と、他の１つは他のサイズの分配室（５ｂ）
とそれぞれ協働関係にあり、各分配部（１０）は、遠隔
操作手段、すなわち作動弁（３６ａ、３６ｂ）と協働
し、その作動弁によって、選択された分配部（１０）に
圧力を加えて、易流動性材（２）を選択された分配室
（５ａ，５ｂ）から分配供給することができることを特
徴とする計量分配装置を第二十一の発明とし、上記第
一、第二、第三、第四、第五、第六、第七、第八、第
九、第十、第十一、第十二、第十三、第十四、第十五、
第十六、第十七、第十八、第十九、第二十または第二十
一の発明において、加圧媒体用導管（４０）は、分配室
（５）から易流動性材（２）を供給するための分配ノズ
ル（２７）に接続されていて、加圧媒体を分配ノズル
（２７）に送ることになっており、所定の分配作業後、
加圧媒体を吹き付けることにより分配ノズル（２７）か
ら該ノズル２７の口（４４）に残っている材料の残留物
を放出することを特徴とする計量分配装置を第二十二の
発明とし、上記第二十二の発明において、加圧媒体を分
配ノズル（２７）へ送るための導管（４０）は、加圧媒
体用出口（４３）に到る支管（４１）に接続されてお
り、この出口から加圧媒体を排出するため、分配部（１
０）は通常の形状（ＮＦ）に戻って、この加圧媒体用出
口（４３）で励起状の加圧媒体を制限することができる
ため、前記励起状の加圧媒体の一部が前記導管（４０）
を通って前記分配ノズル（２７）に流入し、その中に圧
力を吹き込むことを特徴とする計量分配装置を第二十三
の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第五、第
六、第七、第八、第九、第十、第十一、第十二、第十
三、第十四、第十五、第十六、第十七、第十八、第十
九、第二十、第二十一、第二十二または第二十三の発明
において、導管（４６）は分配室（５）に接続され、連
結ユニット（４７）を介しては易流動性材を収容したパ
ッケ−ジ（４）に接続可能であり、連結ユニット（４
７）は、通常の状態では連結ユニット（４７）を閉じて
いて、易流動性材が連結ユニットの中に流入しないよう
にする弁（４８）を備え、連結ユニット（４７）は、さ
らに、破断部（４９）と連結部（５０）を備えており、
破断部（４９）は前記パッケ−ジ（４）を破断させ、連
結部（５０）は連結ユニット（４７）を前記パッケ−ジ
（４）に接続できるようになっており、連結ユニット
（４７）の弁（４８）は、分配室（５）に接続された導
管（４６）により開状態になるため、易流動性材（２）
はパッケ−ジ（４）から流出するが、連結ユニット（４
７）が前記パッケ−ジ（４）に接続され、かつ前記分配
室（５）につながる前記導管（４６）が前記連結ユニッ
ト（４７）に接続している時は、前記連結ユニット（４
７）を介して易流動性材（２）がパッケ−ジ（４）から
流出することを特徴とする計量分配装置を第二十四の発
明とし、上記第二十四の発明において、弁（４８）は、
弾性材でできた通常は半球状の弁体（５１）を備え、こ
の半球状の弁体（５１）には、好ましくは切り目（５
２）がつけられ、この切り目（５２）は前記弁体（５
１）が通常の半球状である時は閉じており、分配室
（５）に接続されている導管（４６）を弁体（５１）に
押し入れると弁体（５１）は開状態になって、前記切り
目（５２）が開き、前記弁（４８）は、その一部が、前
記導管（４６）により、連結ユニット（４７）を介して
易流動性材（２）の流路から完全に折り返しできるよう
に取付けられていることを特徴とする計量分配装置を第
二十五の発明とし、上記第一、第二、第三、第四、第
五、第六、第七、第八、第九、第十、第十一、第十二、
第十三、第十四、第十五、第十六、第十七、第十八、第
十九、第二十、第二十一、第二十二、第二十三、第二十
四または第二十五の発明において、導管（４６）は分配
室（５）に接続され、かつ連結ユニット（４７）を介し
ては易流動性材（２）を収容したパッケ−ジに接続され
ており、パッケ−ジ（４）は、スタンド（５３）上に設
けられており、このスタンドは前記パッケ−ジ（４）と
共に、下敷（５４）上の所定の位置に置かれ、前記パッ
ケ−ジ（４）に設けられている連結部材（５５）は、連
結ユニット（４７）が前記パッケ−ジ（４７）に接続さ
れる時に前記下敷上に支持されることを特徴とする計量
分配装置を第二十六の発明とする
【０００７】
【作用および実施例】本発明の作用をその好ましい実施
例とともに図面を参照しながら以下に説明する。図１は
本発明による計量分配装置の側面図、図２は通常の形の
分配部を示す、計量分配装置の一部である部材の長手方
向の断面図、図３は易流動性材を吸収した後の計量分配
装置の一部を示す断面図、図４は易流動性材を分配した
後の計量分配装置の一部を示す断面図、図５は図３の線
Ｖ−Ｖに沿った計量分配装置の断面図、図６は分配工程
開始時における計量分配装置の断面図、図７は分配後に
おける計量分配装置を示す断面図、図８は連結される前
の計量分配装置の一部を形成する連結部材を示す断面を
有する側面図、図９は連結後の図８に示された連結部材
を示す図、図１０乃至１２は、それぞれ、分配後の、ク
リ−ニング中の、そしてクリ−ニング後の計量分配装置
におけるノズルを示す側面図、図１３は本発明による計
量分配装置のもう１つの実施例を示す平面図である。
例とともに図面を参照しながら以下に説明する。図１は
本発明による計量分配装置の側面図、図２は通常の形の
分配部を示す、計量分配装置の一部である部材の長手方
向の断面図、図３は易流動性材を吸収した後の計量分配
装置の一部を示す断面図、図４は易流動性材を分配した
後の計量分配装置の一部を示す断面図、図５は図３の線
Ｖ−Ｖに沿った計量分配装置の断面図、図６は分配工程
開始時における計量分配装置の断面図、図７は分配後に
おける計量分配装置を示す断面図、図８は連結される前
の計量分配装置の一部を形成する連結部材を示す断面を
有する側面図、図９は連結後の図８に示された連結部材
を示す図、図１０乃至１２は、それぞれ、分配後の、ク
リ−ニング中の、そしてクリ−ニング後の計量分配装置
におけるノズルを示す側面図、図１３は本発明による計
量分配装置のもう１つの実施例を示す平面図である。
【０００８】図示の計量分配装置１は、分配時に所定量
の易流動性材２を分配するようになっている。易流動性
材は、易流動性の食品、例えばハンバ−ガのような料理
３にかけようとするマスタ−ド、ケチャップ、ソ−ス、
ドレッシングといったような粘性の食品からなっている
のが好ましい。
の易流動性材２を分配するようになっている。易流動性
材は、易流動性の食品、例えばハンバ−ガのような料理
３にかけようとするマスタ−ド、ケチャップ、ソ−ス、
ドレッシングといったような粘性の食品からなっている
のが好ましい。
【０００９】図１の計量分配装置の実施例では、易流動
性材２をパッケ−ジ４から吸出し、分配室５に送り込
む。分配室５内の易流動性材２は、加圧媒体で作動する
分配手段６によって分配室５から押し出されるようにな
っているため、分配時において易流動性材２は所定部分
７の料理３にかかるようになっている。
性材２をパッケ−ジ４から吸出し、分配室５に送り込
む。分配室５内の易流動性材２は、加圧媒体で作動する
分配手段６によって分配室５から押し出されるようにな
っているため、分配時において易流動性材２は所定部分
７の料理３にかかるようになっている。
【００１０】分配手段６は、第１（下側の）支持手段８
と、第２（上側の）支持手段９の間に位置しており、長
手方向の分配部物１０を保持しているのが好ましい。こ
の分配部１０は、第１支持手段８に対し、通常の形状Ｎ
Ｆ（図２参照）をなす凹状の断面を有しており、第１支
持手段と共に分配室５を形成している。分配部１０は、
分配室５内に向かって分配工程（図４の矢印ＰＳ参照）
を行なうため、前記加圧媒体で圧力を加えることによ
り、その通常の凹形状から第１支持手段８の方向に変形
可能である。この分配工程ＰＳの長さは、第１支持手段
８により制限されており、この分配工程ＰＳが終了する
と、分配部10は、所定量の易流動性材２を分配室５から
分配している。
と、第２（上側の）支持手段９の間に位置しており、長
手方向の分配部物１０を保持しているのが好ましい。こ
の分配部１０は、第１支持手段８に対し、通常の形状Ｎ
Ｆ（図２参照）をなす凹状の断面を有しており、第１支
持手段と共に分配室５を形成している。分配部１０は、
分配室５内に向かって分配工程（図４の矢印ＰＳ参照）
を行なうため、前記加圧媒体で圧力を加えることによ
り、その通常の凹形状から第１支持手段８の方向に変形
可能である。この分配工程ＰＳの長さは、第１支持手段
８により制限されており、この分配工程ＰＳが終了する
と、分配部10は、所定量の易流動性材２を分配室５から
分配している。
【００１１】分配部１０は、加圧が停止するとその通常
の形状ＮＦにもどることにより、自力で吸収工程（図３
参照）を行なうことができるため、新しい易流動性材２
を分配室５に吸い込んで分配するような形状や弾性を備
えている。
の形状ＮＦにもどることにより、自力で吸収工程（図３
参照）を行なうことができるため、新しい易流動性材２
を分配室５に吸い込んで分配するような形状や弾性を備
えている。
【００１２】分配手段６の分配部１０は、分配工程ＰＳ
の開始時に圧力を加えると、先ずその中央部１１が変形
し始め（図６参照）、これによって前記分配部の頂部１
２が形成されるような波形状を有するのが好ましい。そ
の後、分配部１０は、その分配工程ＰＳが終了するま
で、引き続き、前記中央部１１から分配部１０の外側部
１３、１４に向かって外方向に変形する。
の開始時に圧力を加えると、先ずその中央部１１が変形
し始め（図６参照）、これによって前記分配部の頂部１
２が形成されるような波形状を有するのが好ましい。そ
の後、分配部１０は、その分配工程ＰＳが終了するま
で、引き続き、前記中央部１１から分配部１０の外側部
１３、１４に向かって外方向に変形する。
【００１３】分配部１０の中央部１１の壁は、外部分１
３、１４に向かって外方向に連続的に厚さを増していく
のが好ましく、これによって加圧すると、前記中央部１
１は先ず分配部１０が変形し始める。
３、１４に向かって外方向に連続的に厚さを増していく
のが好ましく、これによって加圧すると、前記中央部１
１は先ず分配部１０が変形し始める。
【００１４】分配部１０の外部分１３、１４は、分配部
１０のまわりに延び、かつその両側が支持手段８、９に
より係合してシ−ル状態となっているシ−ル部１５に変
形する。
１０のまわりに延び、かつその両側が支持手段８、９に
より係合してシ−ル状態となっているシ−ル部１５に変
形する。
【００１５】シ−ル部１５は、加圧媒体や易流動性材２
を通すために、支持手段８、９の間に、および／または
封止キャップとの間にシ−ルを形成するのが好ましく、
これが前記支持手段８、９の一部となる。
を通すために、支持手段８、９の間に、および／または
封止キャップとの間にシ−ルを形成するのが好ましく、
これが前記支持手段８、９の一部となる。
【００１６】分配部１０と、そのまわりに延びたシ−ル
部15は、弾性材、例えばゴム、好ましくはシリコンゴム
でできたユニットとして設計されたものがよい。
部15は、弾性材、例えばゴム、好ましくはシリコンゴム
でできたユニットとして設計されたものがよい。
【００１７】分配部１０および／または分配部10を支え
る第１支持手段８の支持部材１６は、易流動性材２を収
納するポケット17（図４の一点鎖線参照）が前記分配部
１０と第１支持手段８との間に形成されるように取り付
けられており、この場合、分配部１０は、その分配工程
ＰＳを制限する外側の位置に存在している。このような
ポケット１７は、例えば分配室５全体に沿って延ばして
もよいし、またはその一部だけに沿って延ばしてもよ
い。
る第１支持手段８の支持部材１６は、易流動性材２を収
納するポケット17（図４の一点鎖線参照）が前記分配部
１０と第１支持手段８との間に形成されるように取り付
けられており、この場合、分配部１０は、その分配工程
ＰＳを制限する外側の位置に存在している。このような
ポケット１７は、例えば分配室５全体に沿って延ばして
もよいし、またはその一部だけに沿って延ばしてもよ
い。
【００１８】第１支持手段８は、易流動性材２を通すた
めの１つ、またはそれ以上のチャンネルまたは通路１
８、１９を有する剛性チャンネル板として設計されてい
るのが好ましく、また第２支持手段９は、加圧媒体を通
すための１つ、またはそれ以上のチャンネルまたは通路
２０、２１を備えた剛性チャンネル板として設計されて
いるのが好ましい。
めの１つ、またはそれ以上のチャンネルまたは通路１
８、１９を有する剛性チャンネル板として設計されてい
るのが好ましく、また第２支持手段９は、加圧媒体を通
すための１つ、またはそれ以上のチャンネルまたは通路
２０、２１を備えた剛性チャンネル板として設計されて
いるのが好ましい。
【００１９】第１支持手段８は、分配部１０とちょうど
向かい合っている凹部２２に設けてあるのが好ましい。
この凹部２２は、前記分配部１０と共に分配室５を形成
するようになっている。凹部２２の壁部は、分配部１０
を支持するための支持部材１６を形成しているのが好ま
しい。
向かい合っている凹部２２に設けてあるのが好ましい。
この凹部２２は、前記分配部１０と共に分配室５を形成
するようになっている。凹部２２の壁部は、分配部１０
を支持するための支持部材１６を形成しているのが好ま
しい。
【００２０】第１支持手段８の通路18は、易流動性材２
を分配室５へ送るための入口通路を形成するのが好まし
く、通路１９は、前記分配室５からの易流動性材２を送
り出すための出口通路を形成するのが好ましい。
を分配室５へ送るための入口通路を形成するのが好まし
く、通路１９は、前記分配室５からの易流動性材２を送
り出すための出口通路を形成するのが好ましい。
【００２１】第１支持手段８に、２つの弁体２５、２６
に対し弁座２３、２４を設けるのが好ましい。弁体２５
は、分配動作が行なわれている時、易流動性材２を前記
分配室５から違った方向に排出しないようにする。弁体
２６は、分配部１０が吸引工程にある時、空気が分配ノ
ズル２７を介して前記分配室５に吸引されないようにす
る。弁体２５、２６は、好ましくは、分配手段６から延
びた、弾性材でできた舌部から成っているが、分配手段
と一体形成され、分配手段と同じ材料でできているのが
好ましい。
に対し弁座２３、２４を設けるのが好ましい。弁体２５
は、分配動作が行なわれている時、易流動性材２を前記
分配室５から違った方向に排出しないようにする。弁体
２６は、分配部１０が吸引工程にある時、空気が分配ノ
ズル２７を介して前記分配室５に吸引されないようにす
る。弁体２５、２６は、好ましくは、分配手段６から延
びた、弾性材でできた舌部から成っているが、分配手段
と一体形成され、分配手段と同じ材料でできているのが
好ましい。
【００２２】第２支持手段９は、加圧媒体を通すチャン
ネル板となっており、ここの通路２１には、分配部１０
が通常の形状ＮＦになることができるほどのスペ−スが
ある。加圧媒体の供給源２８、例えば圧縮空気供給源
は、分配部１０に加圧するための導管２９を介して前記
スペ−ス２１に接続されている。スペ−ス２１の縁部３
０は前記分配部１０のまわりに延びたシ−ル用突起３１
と密封状態に係合するようになっているのが好ましい。
シ−ル用突起３１は弾性材でできたものが好ましく、分
配手段６から延びているが、分配手段と一体形成され、
分配手段と同じ材料でできているのが好ましい。
ネル板となっており、ここの通路２１には、分配部１０
が通常の形状ＮＦになることができるほどのスペ−スが
ある。加圧媒体の供給源２８、例えば圧縮空気供給源
は、分配部１０に加圧するための導管２９を介して前記
スペ−ス２１に接続されている。スペ−ス２１の縁部３
０は前記分配部１０のまわりに延びたシ−ル用突起３１
と密封状態に係合するようになっているのが好ましい。
シ−ル用突起３１は弾性材でできたものが好ましく、分
配手段６から延びているが、分配手段と一体形成され、
分配手段と同じ材料でできているのが好ましい。
【００２３】支持手段８、９と、これらの手段の間に介
在する分配手段６とによって、サンドイッチ状のユニッ
トが形成され、１つ、またはそれ以上の締付手段３２、
３３、例えば蝶ナット付ボルトによって締め付けられて
いる。
在する分配手段６とによって、サンドイッチ状のユニッ
トが形成され、１つ、またはそれ以上の締付手段３２、
３３、例えば蝶ナット付ボルトによって締め付けられて
いる。
【００２４】締付制限手段３４、３５を設けて、分配手
段６のシ−ル部１５を締付手段３２、３３により或る程
度の薄さまでしか締め付けることができないようにする
のが好ましい。
段６のシ−ル部１５を締付手段３２、３３により或る程
度の薄さまでしか締め付けることができないようにする
のが好ましい。
【００２５】図面から明らかなように、支持手段８、９
は、それぞれ単一体から成っているのが好ましい。ま
た、分配手段６と、その分配部１０と、その中の弁体２
５、２６は、単体から成っているのが好ましく、また同
じ材料でできているのが好ましい。これらの単体を共に
締め付けるための締付手段３２、３３は、前記単体を洗
浄するために３つの別々の部分に素早く取り外しできる
ように素早く互いに切り離しできるのが好ましい。
は、それぞれ単一体から成っているのが好ましい。ま
た、分配手段６と、その分配部１０と、その中の弁体２
５、２６は、単体から成っているのが好ましく、また同
じ材料でできているのが好ましい。これらの単体を共に
締め付けるための締付手段３２、３３は、前記単体を洗
浄するために３つの別々の部分に素早く取り外しできる
ように素早く互いに切り離しできるのが好ましい。
【００２６】図１３に示してあるように、計量分配装置
１は、いろいろなサイズの分配室５ａ，５ｂ、５ｃと協
働する３つの分配部１０で構成したものであってもよ
い。各分配部１０は、それぞれそのうちの１つに加圧す
る遠隔操作方式の加圧媒体作動式弁３６ａ、３６ｂ、３
６ｃと協働する。従って、計量分配装置１を３つの異な
るサイズの分配部７に使用することができる。作動弁３
６ａ、３６ｂ、３６ｃは、導管３７を介して加圧媒体源
２８に接続されており、分配ノズル２７に設けられ、か
つ導管３９を介して作動弁３６ａ、３６ｂ、３６ｃに接
続されている押しボタン３８により遠隔操作することが
できる。
１は、いろいろなサイズの分配室５ａ，５ｂ、５ｃと協
働する３つの分配部１０で構成したものであってもよ
い。各分配部１０は、それぞれそのうちの１つに加圧す
る遠隔操作方式の加圧媒体作動式弁３６ａ、３６ｂ、３
６ｃと協働する。従って、計量分配装置１を３つの異な
るサイズの分配部７に使用することができる。作動弁３
６ａ、３６ｂ、３６ｃは、導管３７を介して加圧媒体源
２８に接続されており、分配ノズル２７に設けられ、か
つ導管３９を介して作動弁３６ａ、３６ｂ、３６ｃに接
続されている押しボタン３８により遠隔操作することが
できる。
【００２７】易流動性材２で分配ノズル２７に残ったも
のを除去させるためには、供給源２８からの加圧媒体を
用いる。これを行なうには、加圧媒体を導管４０を介し
て分配ノズル２７に送る。導管４０は、支管４１に接続
され、この支管によって（加圧媒体の供給源２８とスペ
−ス２１の間の導管２９に位置する）３方向弁４２と
（好ましくは消音器を備えている）加圧媒体用出口４３
とが接続しており、この出口４３は、その吸入工程ＳＬ
を行なうよう分配部１０を作動させる時、前記出口４３
を介して加圧媒体を励起、または排出させて作動弁４２
を開状態にすると、加圧媒体の一部が分配ノズル２７に
流れるようになっている。
のを除去させるためには、供給源２８からの加圧媒体を
用いる。これを行なうには、加圧媒体を導管４０を介し
て分配ノズル２７に送る。導管４０は、支管４１に接続
され、この支管によって（加圧媒体の供給源２８とスペ
−ス２１の間の導管２９に位置する）３方向弁４２と
（好ましくは消音器を備えている）加圧媒体用出口４３
とが接続しており、この出口４３は、その吸入工程ＳＬ
を行なうよう分配部１０を作動させる時、前記出口４３
を介して加圧媒体を励起、または排出させて作動弁４２
を開状態にすると、加圧媒体の一部が分配ノズル２７に
流れるようになっている。
【００２８】分配ノズル２７で生じた圧力の吹き込みに
よって、ノズル２７の口４４に残っている易流動性材２
の最後の残留物４５を、該残留物４５が口44から流れな
いように、該ノズルから出すようにする（図１０〜１２
参照）。
よって、ノズル２７の口４４に残っている易流動性材２
の最後の残留物４５を、該残留物４５が口44から流れな
いように、該ノズルから出すようにする（図１０〜１２
参照）。
【００２９】導管４６は分配室５に接続されているが、
連結ユニット４７（図８、図９参照）を介して易流動性
材２を収容したパッケ−ジ４と接続可能であるのが好ま
しい。この連結ユニット４７は、弁４８を備えており、
この弁は、通常の状態では、易流動性材が流れ出ないよ
うに前記連結ユニット４７を閉じている。
連結ユニット４７（図８、図９参照）を介して易流動性
材２を収容したパッケ−ジ４と接続可能であるのが好ま
しい。この連結ユニット４７は、弁４８を備えており、
この弁は、通常の状態では、易流動性材が流れ出ないよ
うに前記連結ユニット４７を閉じている。
【００３０】連結ユニット４７は、さらに、破断部４９
と、連結部５０から成っており、前記破断部４９はパッ
ケ−ジ４を壊すことができ、前記連結部５０は、前記連
結ユニット４７を前記パッケ−ジ４と接続させることが
できるようになっている。
と、連結部５０から成っており、前記破断部４９はパッ
ケ−ジ４を壊すことができ、前記連結部５０は、前記連
結ユニット４７を前記パッケ−ジ４と接続させることが
できるようになっている。
【００３１】さらに、連結ユニット４７の弁４８は、分
配室５に接続されている導管４６によって開状態になる
ことができるため、易流動性材２はパッケ−ジ４から流
れ出て、前記連結ユニット４７が前記パッケ−ジ４に連
結され、また前記導管４６が前記連結ユニット４７に接
続されている時は、前記連結ユニット４７を介して前記
導管４６に流入する。
配室５に接続されている導管４６によって開状態になる
ことができるため、易流動性材２はパッケ−ジ４から流
れ出て、前記連結ユニット４７が前記パッケ−ジ４に連
結され、また前記導管４６が前記連結ユニット４７に接
続されている時は、前記連結ユニット４７を介して前記
導管４６に流入する。
【００３２】弁４８は、弾性材でできた普通の半球状の
弁体51をそなえている。この半球状の弁体５１に、切り
目５２がつけられているのが好ましい。この切り目５２
は、前記弁体５１が通常の形状にあるときは、閉状態に
なっている。
弁体51をそなえている。この半球状の弁体５１に、切り
目５２がつけられているのが好ましい。この切り目５２
は、前記弁体５１が通常の形状にあるときは、閉状態に
なっている。
【００３３】弁体５１は、前記切り目５２が開くよう
に、導管４６を弁体５１に押し込めることにより開状態
にすることができるため、前記弁４８のいくつかの部分
が、前記導管４６によって、易流動性材２の流通路から
連結ユニット４７を介して完全に折り返しできるように
弁４８は取り付けられている。
に、導管４６を弁体５１に押し込めることにより開状態
にすることができるため、前記弁４８のいくつかの部分
が、前記導管４６によって、易流動性材２の流通路から
連結ユニット４７を介して完全に折り返しできるように
弁４８は取り付けられている。
【００３４】パッケ−ジ４は、スタンド５３に設けられ
ているのが好ましい。このスタンドは、パッケ−ジ４と
共に下敷５４上の位置に置くことができるために、パッ
ケ−ジ４に設けられている連結部材５５は、連結ユニッ
ト４７をパッケ−ジ４の壁に押し通してこの壁と接続さ
せる時、前記下敷５４で支持することができる。
ているのが好ましい。このスタンドは、パッケ−ジ４と
共に下敷５４上の位置に置くことができるために、パッ
ケ−ジ４に設けられている連結部材５５は、連結ユニッ
ト４７をパッケ−ジ４の壁に押し通してこの壁と接続さ
せる時、前記下敷５４で支持することができる。
【００３５】作動弁４２は、分配ノズル２７の押しボタ
ン５６により遠隔操作ができ、作動弁４２への制御信号
は、導管５７を介して送ることもできる。他の実施例と
しては、分配部１０は、上記のものとは異なる形状を有
する場合でも、上記機能を果たすことができ、支持手段
８、９内のすべての通路は、シ−ル部１５に向かって開
いており、シ−ル部１５は、そのような場合は、その通
路を気密状に塞ぐキャップとなっている。最後に、締付
制限手段３４、３５は、十分な高さを有し、かつ締付手
段３２、３３の一部でもあるボルト上にねじ山を形成し
たスリ−ブであってもよい。
ン５６により遠隔操作ができ、作動弁４２への制御信号
は、導管５７を介して送ることもできる。他の実施例と
しては、分配部１０は、上記のものとは異なる形状を有
する場合でも、上記機能を果たすことができ、支持手段
８、９内のすべての通路は、シ−ル部１５に向かって開
いており、シ−ル部１５は、そのような場合は、その通
路を気密状に塞ぐキャップとなっている。最後に、締付
制限手段３４、３５は、十分な高さを有し、かつ締付手
段３２、３３の一部でもあるボルト上にねじ山を形成し
たスリ−ブであってもよい。
【００３６】
【発明の効果】本発明に係る計量分配装置によれば、食
品中の中実成分を損なわずに少量だが正確な量の食品を
分配供給、または排出することができる。
品中の中実成分を損なわずに少量だが正確な量の食品を
分配供給、または排出することができる。
【図１】本発明による計量分配装置の側面図である。
【図２】通常の形の分配部を示す、計量分配装置の一部
である部材の長手方向の断面図である。
である部材の長手方向の断面図である。
【図３】易流動性材を吸収した後の計量分配装置の一部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図４】易流動性材を分配した後の計量分配装置の一部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図５】図３の線Ｖ−Ｖに沿った計量分配装置の断面図
である。
である。
【図６】分配工程開始時における計量分配装置の断面図
である。
である。
【図７】分配後における計量分配装置を示す断面図であ
る。
る。
【図８】連結される前の計量分配装置の一部を形成する
連結部材を示す断面を有する側面図である。
連結部材を示す断面を有する側面図である。
【図９】連結後の図８に示された連結部材を示す図であ
る。
る。
【図１０】分配後の計量分配装置におけるノズルを示す
側面図である。
側面図である。
【図１１】クリ−ニング中の計量分配装置におけるノズ
ルを示す側面図である。
ルを示す側面図である。
【図１２】クリ−ニング後の計量分配装置におけるノズ
ルを示す側面図である。
ルを示す側面図である。
【図１３】本発明による計量分配装置のもう１つの実施
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
１…計量分配装置 ２…易流動性材 ３…料理 ４…パッケージ ５…分配室 ６…分配手段 ７…所定部分 ８…第１支持手段 ９…第２支持手段 １０…分配部 １１…中央部 １２…頂部 １３…外側部 １４…外側部 １５…シール部 １６…支持部材 １７…ポケット １８…通路 １９…通路 ２０…通路 ２１…通路 ２２…凹部 ２３…弁座 ２４…弁座 ２５…弁体 ２６…弁体 ２７…分配ノズル ２８…加圧媒体供給源 ２９…導管 ３０…縁部 ３１…シール用突起 ３２…締付手段 ３３…締付手段 ３４…締付制限手段 ３５…締付制限手段 ３６ａ、３６ｂ、３６ｃ…作動弁 ３７…導管 ３８…押しボタン ３９…導管 ４０…導管 ４１…支管 ４２…３方向弁 ４３…出口 ４４…口 ４５…残留物 ４６…導管 ４７…連結ユニット ４８…弁 ４９…破断部 ５０…連結部 ５１…弁体 ５２…切り目 ５３…スタンド ５４…下敷 ５５…連結部材 ５６…押しボタン ５７…導管
Claims (26)
- 【請求項１】 易流動性食品、例えばハンバ−ガのよう
な料理（３）の上にかけるような粘性の食品から成る所
定量の易流動性材（２）を分配時に供給する計量分配装
置であって、その易流動性材の分配は、液または気体状
の加圧媒体、好ましくは圧縮空気により行なわれ、前記
装置の分配部（１０）は、加圧動作が終了した時その通
常の形状（ＮＦ）に戻ることにより、自力で新しい易流
動性材（２）を分配室（５）に吸い込み、次の分配供給
に備えることができるような形状と弾性を有する計量分
配装置において、分配部（１０）の中央部（１１）の壁
は、前記分配部（１０）の外側部分（１３、１４）に向
かって外方向に連続的に厚さが増して行くようになって
おり、前記分配部（１０）への加圧時においては、その
中央部（１１）が先ず変形し始めることを特徴とする計
量分配装置。 - 【請求項２】 分配手段（６）の分配部（１０）は波形
を有しており、これによって分配工程（ＰＳ）がスタ−
トして圧力が加えられると、前記分配部は、その頂部
（１２）を形成する中央部（１１）が先ず変形しはじ
め、次いで、分配工程（ＰＳ）が完了するまで、前記中
央部（１１）から分配部（１０）の外側部（１３、１
４）の方へ外方向に向って連続的に変形することを特徴
とする請求項１記載の計量分配装置。 - 【請求項３】 その一部を形成する分配部（１０）のま
わりに前記分配手段（６）と密封状態に係合する第１、
第２支持手段（８、９）の間に分配手段（６）を備えて
いることを特徴とする請求項１または２記載の計量分配
装置。 - 【請求項４】 分配部（１０）は、第１支持手段（８）
に対し通常の凹形状（ＮＦ）を有し、かつ易流動性材
（２）を収容するための分配室（５）を形成しており、
また加圧媒体を用いて加圧することにより、分配部（１
０）は、第１支持手段（８）の方へ可動して分配工程
（ＰＳ）を行い、この分配工程の長さは、前記第１支持
手段により制限され、かつこの分配工程によって分配室
（５）に存在する材料の分配供給がなされることを特徴
とする請求項３記載の計量分配装置。 - 【請求項５】 分配部（１０）の外側部（１３、１４）
は、分配部（１０）のまわりに延びたシ−ル部（１５）
に変形し、それらの対向する側部は、支持手段（８、
９）によって互いに密封状態に係合されていることを特
徴とする請求項２、３または４記載の計量分配装置。 - 【請求項６】 シ−ル部（１５）は、支持手段（８、
９）の間に、および／または加圧媒体および／または易
流動性材（２）を通すための前記支持手段（８、９）の
一部を形成する通路用の密封用キャップの間にシ−ルを
形成することを特徴とする請求項５記載の計量分配装
置。 - 【請求項７】 分配部（１０）は、断面が波形をした細
長い部分であることを特徴とする請求項１、２、３、
４、５または６記載の計量分配装置。 - 【請求項８】 分配部（１０）と、そのまわりに延びた
シ−ル部（１５）は、弾性材、例えば、ゴム材、好まし
くはシリコンゴムタイプのゴム材でできたユニットとし
て設計されていることを特徴とする請求項１、２、３、
４、５、６または７記載の計量分配装置。 - 【請求項９】 分配部（１０）および／または分配部
（１０）を支持することのできる第１支持手段（８）の
支持部材（１６）の取付け構成は、分配部（１０）が分
配工程（ＰＳ）の限界点である外側の位置にある時、分
配部（１０）と第１支持手段（８）との間に易流動性材
（２）のためのポケット（１７）が形成されるようにし
たものであることを特徴とする請求項２、３、４、５ま
たは６記載の計量分配装置。 - 【請求項１０】 ポケット（１７）は、分配室（５）全
体に沿って延びていることを特徴とする請求項９記載の
計量分配装置。 - 【請求項１１】 第１支持手段（８）は、易流動性材
（２）を通すための１つ、またはそれ以上のチャンネ
ル、または通路（１８、１９）を備えた剛性チャンネル
板として設計され、第２支持手段（９）は、加圧媒体を
通すための１つ、またはそれ以上のチャンネル、または
通路（２０、２１）を備えた剛性チャンネル板として設
計されていることを特徴とする請求項２、３、４、５、
６、９または１０記載の計量分配装置。 - 【請求項１２】 第１支持手段（８）には凹部（２２）
が設けてあり、この凹部は分配部（１０）の真向いにあ
って、分配部（１０）と共に分配室（５）を形成し、前
記凹部（２２）の壁部は、分配部（１０）の分配工程
（ＰＳ）を制限するための支持部材（１６）を形成する
ようにしたことを特徴とする請求項２、３、４、５、
６、９、１０または１１記載の計量分配装置。 - 【請求項１３】 第１支持手段（８）は、易流動性材
（２）を分配室（５）に送るための入口通路（１８）
と、易流動性材（２）を前記分配室（５）から供給する
ための出口通路（１９）を有しており、第１支持手段
（８）には、弁体（２５、２６）に対しそれぞれ弁座
（２３、２４）が設けられ、その内の弁体（２５）は、
易流動性材（２）が前記分配室（５）から違った方向に
排出されることを阻止するようになっているのに対し、
もう一つの弁体（２６）は、空気が分配ノズル（２７）
を介して前記分配室（５）に吸入されることを阻止する
ようになっていることを特徴とする請求項２、３、４、
５、６、９、１０、１１または１２記載の計量分配装
置。 - 【請求項１４】 弁体（２５、２６）は、分配手段
（６）から延びた弾性材でできた舌部から成り、この舌
部は、好ましくは、分配手段（６）と一体形成され、か
つ分配手段と同じ材料でできていることを特徴とする請
求項１３記載の計量分配装置。 - 【請求項１５】 第２支持手段（９）は、加圧媒体用の
チャンネル板として設計されており、チャンネル板には
分配部（１０）が通常の形状（ＮＦ）に戻れるスペ−ス
（２１）があり、加圧媒体の供給源（２８）が前記分配
部（１０）に加圧するための前記スペ−ス（２１）に接
続され、このスペ−ス（２１）の縁部（３０）は前記分
配部（１０）のまわりに延びたシ−ル突起（３１）と密
封状態に係合するようになっていることを特徴とする請
求項２、３、４、５、６、９、１０、１１、１２、１３
または１４記載の計量分配装置。 - 【請求項１６】 シ−ル突起（３１）は、弾性材で作ら
れており、分配手段（６）から延びているが、好ましく
は、分配手段と一体形成され、かつこれと同じ材料でで
きていることを特徴とする請求項１５記載の計量分配装
置。 - 【請求項１７】 分配部（１０）のまわりの分配手段
（６）は、支持手段（８、９）の間にあって、前記支持
手段（８、９）と係合するシ−ル部（１５）を形成し、
支持手段（８、９）とそれらの間にある分配手段（６）
は共に、締付手段（３２、３３）によって締付けられる
サンドイッチ状のユニットを形成していることを特徴と
する請求項１、２、３、４、５、６、７、８、９、１
０、１１、１２、１３、１４、１５または１６記載の計
量分配装置。 - 【請求項１８】 分配手段（６）のシール（１５）は、
支持手段（８、９）と、易流動性材（２）および／また
は前記支持手段（８、９）内の加圧媒体のための通路
（１８、１９、２０、２１）のキャップとの間をシ−ル
することを特徴とする請求項１７記載の計量分配装置。 - 【請求項１９】 締付制限手段（３４、３５）が設けら
れていることにより、分配手段（６）のシ−ル部（１
５）が、締付手段（３２、３３）によって或る厚さまで
しか締付けられないことを特徴とする請求項１７または
１８記載の計量分配装置。 - 【請求項２０】 各支持手段（８、９）は単一のユニッ
トから成り、分配手段（６）、その分配部（１０）及び
その中の弁体（２５、２６）は、すべて同じ材料ででき
た単一ユニットから成っているのが好ましく、前記ユニ
ットを一緒に締付けるための締付手段（３２、３３）
は、素早く接続を断ち切ることができるため、前記ユニ
ットを素早く３つの別々の部分に分解して洗浄すること
ができることを特徴とする請求項１７、１８または１９
記載の計量分配装置。 - 【請求項２１】 少なくとも２つの分配部（１０）を備
え、その内の１つは或るサイズの分配室（５ａ）と、他
の１つは他のサイズの分配室（５ｂ）とそれぞれ協働関
係にあり、各分配部（１０）は、遠隔操作手段、すなわ
ち作動弁（３６ａ、３６ｂ）と協働し、その作動弁によ
って、選択された分配部（１０）に圧力を加えて、易流
動性材（２）を選択された分配室（５ａ，５ｂ）から分
配供給することができることを特徴とする請求項１、
２、３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、
１３、１４、１５、１６、１７、１８、１９または２０
記載の計量分配装置。 - 【請求項２２】 加圧媒体用導管（４０）は、分配室
（５）から易流動性材（２）を供給するための分配ノズ
ル（２７）に接続されていて、加圧媒体を分配ノズル
（２７）に送ることになっており、所定の分配作業後、
加圧媒体を吹き付けることにより分配ノズル（２７）か
ら該ノズル２７の口（４４）に残っている材料の残留物
を放出することを特徴とする請求項１、２、３、４、
５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１３、１４、
１５、１６、１７、１８、１９、２０または２１記載の
計量分配装置。 - 【請求項２３】 加圧媒体を分配ノズル（２７）へ送る
ための導管（４０）は、加圧媒体用出口（４３）に到る
支管（４１）に接続されており、この出口から加圧媒体
を排出するため、分配部（１０）は通常の形状（ＮＦ）
に戻って、この加圧媒体用出口（４３）で励起状の加圧
媒体を制限することができるため、前記励起状の加圧媒
体の一部が前記導管（４０）を通って前記分配ノズル
（２７）に流入し、その中に圧力を吹き込むことを特徴
とする請求項２２記載の計量分配装置。 - 【請求項２４】 導管（４６）は分配室（５）に接続さ
れ、連結ユニット（４７）を介しては易流動性材を収容
したパッケ−ジ（４）に接続可能であり、連結ユニット
（４７）は、通常の状態では連結ユニット（４７）を閉
じていて、易流動性材が連結ユニットの中に流入しない
ようにする弁（４８）を備え、連結ユニット（４７）
は、さらに、破断部（４９）と連結部（５０）を備えて
おり、破断部（４９）は前記パッケ−ジ（４）を破断さ
せ、連結部（５０）は連結ユニット（４７）を前記パッ
ケ−ジ（４）に接続できるようになっており、連結ユニ
ット（４７）の弁（４８）は、分配室（５）に接続され
た導管（４６）により開状態になるため、易流動性材
（２）はパッケ−ジ（４）から流出するが、連結ユニッ
ト（４７）が前記パッケ−ジ（４）に接続され、かつ前
記分配室（５）につながる前記導管（４６）が前記連結
ユニット（４７）に接続している時は、前記連結ユニッ
ト（４７）を介して易流動性材（２）がパッケ−ジ
（４）から流出することを特徴とする請求項１、２、
３、４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１
３、１４、１５、１６、１７、１８、１９、２０、２
１、２２または２３記載の計量分配装置。 - 【請求項２５】 弁（４８）は、弾性材でできた通常は
半球状の弁体（５１）を備え、この半球状の弁体（５
１）には、好ましくは切り目（５２）がつけられ、この
切り目（５２）は前記弁体（５１）が通常の半球状であ
る時は閉じており、分配室（５）に接続されている導管
（４６）を弁体（５１）に押し入れると弁体（５１）は
開状態になって、前記切り目（５２）が開き、前記弁
（４８）は、その一部が、前記導管（４６）により、連
結ユニット（４７）を介して易流動性材（２）の流路か
ら完全に折り返しできるように取付けられていることを
特徴とする請求項２４記載の計量分配装置。 - 【請求項２６】 導管（４６）は分配室（５）に接続さ
れ、かつ連結ユニット（４７）を介しては易流動性材
（２）を収容したパッケ−ジに接続されており、パッケ
−ジ（４）は、スタンド（５３）上に設けられており、
このスタンドは前記パッケ−ジ（４）と共に、下敷（５
４）上の所定の位置に置かれ、前記パッケ−ジ（４）に
設けられている連結部材（５５）は、連結ユニット（４
７）が前記パッケ−ジ（４７）に接続される時に前記下
敷上に支持されることを特徴とする請求項１、２、３、
４、５、６、７、８、９、１０、１１、１２、１３、１
４、１５、１６、１７、１８、１９、２０、２１、２
２、２３、２４または２５記載の計量分配装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9201677-3 | 1992-05-29 | ||
| SE9201677A SE508606C2 (sv) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | Anordning för portionering av flytande material |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06211278A true JPH06211278A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=20386370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5127217A Pending JPH06211278A (ja) | 1992-05-29 | 1993-05-28 | 計量分配装置 |
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| JP (1) | JPH06211278A (ja) |
| AT (1) | ATE137204T1 (ja) |
| DE (1) | DE69302331T2 (ja) |
| SE (1) | SE508606C2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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-
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- 1992-05-29 SE SE9201677A patent/SE508606C2/sv not_active IP Right Cessation
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- 1993-05-17 DE DE69302331T patent/DE69302331T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1993-05-17 AT AT93107962T patent/ATE137204T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-05-28 JP JP5127217A patent/JPH06211278A/ja active Pending
Also Published As
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|---|---|
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| DE69302331T2 (de) | 1996-12-19 |
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| SE9201677L (sv) | 1993-11-30 |
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