JPH06209013A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH06209013A JP5180162A JP18016293A JPH06209013A JP H06209013 A JPH06209013 A JP H06209013A JP 5180162 A JP5180162 A JP 5180162A JP 18016293 A JP18016293 A JP 18016293A JP H06209013 A JPH06209013 A JP H06209013A
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Philips Electronics NV
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    • Y10S148/00Metal treatment
    • Y10S148/126Power FETs

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】精密なマスクアライメントを不要にする。 【構成】一主表面5に隣接する一導電型の第一領域4を
有する半導体本体3の上に第一マスク窓から離間した少
なくとも窓を有するマスク層を形成し、それを通して本
体3内に不純物を導入する。マスク層に対し選択的に除
去し得る第2マスク層を設け、これをパターン化して窓
を覆うマスク部分を残存させる。次に半導体本体をエッ
チングして凹部を形成するとともに窓の下の導入不純物
はそのままにして、反対導電型の比較的高ドープの第2
領域7を形成する。マスク、第2層を除去し、ゲート絶
縁層10aを形成するとともにゲート導電領域10bを
設け絶縁ゲート構造10を形成する。第2領域と凹部と
の間を延在する反対導電型の比較的低ドープの導通チャ
ネル領域11aを形成し、領域11と電位壁12aを形
成する第4領域12を形成して領域11aが12及び4
間の可制御導電路を構成するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁ゲート電界効果装置
を具えた半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】US−A−5072266号に、パワー
MOSFETを具える半導体装置の製造方法が記載され
ている。この記載によれば、一主表面に隣接してMOS
FETのドレインドリフト領域を形成する一導電型の第
1領域を有する半導体本体を準備する。複数のマスク窓
を有する第1マスク層を一主表面上に形成し、これらマ
スク窓を通して不純物を添加して反対導電型の比較的高
ドープの第2領域を形成する。第1マスクの除去後に、
複数のマスク窓を有する第2マスク層を形成し、これら
窓を通して不純物を添加して第2領域と同一導電型であ
るがそれより低ドープの第3領域を、各第3領域か隣接
する第2領域により囲まれるように形成すると共に各第
3領域内に一導電型の第4領域を形成する。
【0003】第2マスク層の除去後に、各第4領域の中
心区域に各別のマスク窓を有する第3マスク層を設け
る。次いで露出半導体表面をエッチングして各第4及び
第3領域を貫通して第1領域内まで延在する凹部を形成
する。これら凹部は連続的な格子状トレンチ(溝)を構
成するように形成する。次に、ゲート絶縁層を溝の壁面
上に設け、次いで溝を埋めるゲート導電領域を設けるこ
とにより絶縁ゲート構造を形成する。この絶縁ゲート構
造に隣接する第3領域の部分がこの絶縁ゲート構造によ
り制御し得る第4及び第1領域間の導通チャネル領域を
形成する。
【0004】US−A−6072266号に記載されて
いるように、第2領域はプレーナDMOS(2重拡散M
OS)技術に使用されているのと同様の方法で第3領域
より深く形成し、特に半導体本体内にトレンチより深く
延在させて、動作中にアバランシ降伏を生ずる惧れのあ
る点をトレンチコーナ部から半導体本体のバルク内に移
動させる。これによりトレンチコーナ部におけるアバラ
ンシ降伏の惧れが回避もしくは少なくとも減少し、さも
なければゲート絶縁層へのホットキャリアの注入による
性能劣化やバイポーラ降伏による装置破壊を生ずる惧れ
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した記載から明ら
かなように、バッチごとに再現可能な特性を有する装置
を製造するためには、前記US−A−5072266号
に記載された方法は第2領域、第3及び第4領域及び絶
縁ゲート構造用のトレンチの形成に使用する3個の別個
のマスク層の精密なアライメントを必要とする。更に、
実際には装置の種々の寸法にある程度の公差を許容して
種々のマスク層の任意のミスアライメントを補償して導
通チャネル領域内への第2領域形成不純物の侵入を回避
して装置のしきい値電圧に影響を与えないようにする必
要があること勿論である。このような公差を許容する必
要性は使用し得る最小横方向寸法に制限を課すことにな
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁ゲート電
界効果装置を具えた半導体装置を製造するに当り、絶縁
ゲート電界効果装置を具えた半導体装置を製造するに当
り、一主表面に隣接する一導電型の第1領域を有する半
導体本体を準備し、一主表面上に、第2マスク窓から離
間した少なくとも一つの第1マスク窓を有する第1マス
ク層を形成し、第1マスク層を通して半導体本体内に不
純物を導入して第1領域と反対導電型の領域を形成し、
第1マスク層上に、第1マスク層に対し選択的に除去し
得る第2マスク層を設け、第2マスク層をパターン化し
て第1マスク窓を覆うマスク部分を残存させ、半導体本
体を第2マスク窓を通してエッチングして第2マスク窓
の下方の第1領域内まで延在する凹部を形成すると共に
マスクされた第1マスク窓の下方の半導体本体内の導入
不純物はそのままにして反対導電型の比較的高ドープの
第2領域を形成させ、第1及び第2マスク層を除去し、
凹部表面又は壁面上にゲート絶縁層を形成すると共に絶
縁層上にゲート導電領域を設けることにより絶縁ゲート
構造を形成し、比較的高ドープの第2領域と凹部との間
を延在する反対導電型の比較的低ドープの第3領域を設
けて絶縁ゲート構造に隣接する導通チャネル領域を形成
し、比較的低ドープの第3領域と電位障壁を形成する第
4領域を形成して導通チャネル領域が第4及び第1領域
間にあって絶縁ゲート構造により制御し得る導電路を与
えるようにしたことを特徴とする。
【0007】従って、本発明の方法によれば凹部が第2
領域と自動的にアライメントする。これは、それぞれの
位置が第1マスク層の第1及び第2マスク窓の相対位置
により決まり、アライメント処理を必要とする別個のマ
スク層によらないためである。更に、本発明方法では第
2マスク層のアライメントを、US−A−507226
6号に記載された方法のように精密にする必要がない。
第2マスク層は、第1マスク窓を覆い、凹部を形成する
ための第2マスク窓を覆わないようにする必要があるだ
けである。このように第2領域と凹部が自動的にアライ
メントすることは、製造バッチごとの装置特性の再現性
が一層良くなることを意味する。更に、比較的高ドープ
の第2領域が導通チャネル領域に侵入しないようにする
ために必要とされる公差を小さくすることができるの
で、装置の横方向寸法を小さくすることができる。
【0008】絶縁ゲート電界効果装置は、例えばパワー
半導体装置とする場合には、多数の並列接続絶縁ゲート
電界効果装置セルから成るものとすることができる。こ
の場合には、本発明方法では、第1マスク層を第2マス
ク窓により分離され且つ第2マスク窓から離間した複数
個の第1マスク窓を有するように形成し、この第1マス
ク層を通して不純物を導入して各第1マスク窓の下に各
別の第2領域を形成し、各第2領域に対し各別の第3領
域及び第4領域を設けるようにする。
【0009】第1マスク層は、第2マスク窓が格子状溝
孔を形成し、この格子状溝孔で囲まれた第1マスク層の
島内に第1マスク窓を有するように形成することができ
る。この場合、凹部及び従って絶縁ゲート構造が同様に
格子状パターンになる。逆に、第1マスク層を、格子状
溝孔を形成する第1マスク窓により離間された複数個の
第2マスク窓を有するように形成することもできる。こ
の場合には、連続的な格子状第2領域が複数個の絶縁ゲ
ートを含む凹部を分離し、これらゲートを次の金属化に
より相互接続する。
【0010】第2マスク窓上に、第2領域を形成する不
純物の導入中これをマスクする中間マスクを設けること
ができる。この場合には凹部を形成するための第2マス
ク窓をマスクすることにより第2マスク窓を第1マスク
層を通して導入される不純物から保護することができ、
これにより第2マスク窓を経て注入される不純物の横方
向散乱の可能性を除去し、凹部のエッチングを注意深く
行ってこのような横方向散乱不純物(装置のしきい値電
圧に僅かではあるが影響を及ぼす惧れがある)を除去す
る必要がないようにすることができる。或いは又、第2
マスク窓の大きさを反対導電型不純物の注入後に僅かに
大きくして次の凹部のエッチングにより横方向散乱不純
物が除去されるようにすることもできる。
【0011】第1マスク層を経て導入された反対導電型
不純物は第1領域内に十分深く拡散させて比較的高ドー
プの第2領域を主表面から半導体本体内に凹部の深さよ
り大きい距離に亘って延在させることができる。このよ
うにすると、装置が動作中にアラランシ降伏する点が絶
縁ゲート構造部から半導体本体のバルク内へ移る。これ
により、さもなければ性能劣化をもたらすゲート絶縁層
内へのホット電荷キャリアの注入の惧れが減少する。ア
バランシ降伏の開始点を半導体装置のバルク内へ移すこ
とは、装置を誘導性負荷のスイッチングに用いる場合に
有利である。その理由は、半導体本体のバルク内では大
電流を流すことができ、従って誘導性負荷のスイッチン
グ中に発生し得る装置の端子電圧の急上昇により生ずる
過大エネルギーを、アハランシ降伏が凹状絶縁ゲート構
造に隣接して開始する場合より一層高速に消散させるこ
とができる。よって、装置の回復不能な降伏の可能性が
減少する。第2領域が絶縁ゲート構造に自動的にアライ
メントするということは、多数の装置セルから成る装置
の場合には、第2領域を絶縁ゲート構造に対し中心に位
置させて、このような自動アライメントのない場合にミ
スアライメントにより起こり得るような、装置の一部が
装置の他の部分より弱くなる(即ち、規制バイポーラ作
用を受け易くなる)ことが起こらないようにすることが
できる。
【0012】第4領域は関連する比較的高ドープの第2
領域と一主表面で終るpn接合を形成する一導電型の半
導体領域として形成することができる。或いは又、第4
領域は第3領域とショットキー接点を形成する導電領域
又は一主表面上に設けたドープ半導体層とすることがで
きる。
【0013】第1及び第2マスク層はゲート絶縁層を形
成する前に除去することができる。第1及び第2マスク
層をフォトレジスト層として設け、第1マスク層は、こ
れを加熱し、次いで第2領域を形成する反対導電型不純
物を第1マスクを経て半導体本体内に注入することによ
り、第2マスク層のパターン化処理に耐えるものとする
ことができる。
【0014】本例では、第1及び第2マスク層を両層と
もフォトレジスト材料で形成することができ、これは、
第1マスク層を硬化させて第2マスク層のパターン化処
理に耐えるものとすることにより達成される。フォトレ
ジストの使用は、これら材料は安価であると共に比較的
迅速に容易に被着しパターン化することができるために
有利である。
【0015】本発明方法の変形例では、一主表面上に絶
縁層を設け、その上にマスク窓を有するフォトレジスト
マスク層を形成し、そのマスク窓を通して前記絶縁層を
エッチングしてこの絶縁層に第1及び第2マスク窓を形
成することにより前記第1マスク層を形成する。第1マ
スク層の形成に絶縁層を使用すると、フォトレジストマ
スクよりも凹部エッチング中の腐食を受けにくくなる利
点が得られる。更に、第1マスク層として絶縁層を使用
すると、第2領域を形成する不純物の導入中第2マスク
窓を保護する前述した中間マスクの使用が容易になり、
例えば中間マスクを絶縁層に対し選択的に除去し得るフ
ォトレジスト層で形成することができる。この場合に
は、第2マスク層は比較的安価で比較的迅速且つ容易に
被着しパターン化し得るフォトレジスト層として設ける
ことができる。
【0016】ゲート導電層は、いわゆるトレンチFET
型装置のように凹部内に充填して比較的平坦な表面とな
し、次の金属化層の良好なカバレージが得られるように
することができる。比較的低ドープの第3領域は、第1
マスク層を形成する前に一主表面に隣接する反対導電型
の連続層を形成することにより設けることができる。こ
の場合には、第3領域の形成に如何なるマスク層も必要
なく、第3領域は後に形成される隣接する第2領域及び
凹部により限界される。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
する。各図は正確な寸法比で示してなく、明瞭のために
特に各層又は各領域の厚さのような所定の寸法を大きく
拡大して示してある。また全図を通して対応する部分に
は同一の符号を付してある。
【0018】図面には、絶縁ゲート電界効果装置2を具
えた半導体装置1を製造する本発明の方法が示してあ
り、この方法では一主表面5に隣接する一導電型の第1
領域4を有する半導体本体3を準備し、一主表面5上
に、第2マスク窓6bから離間した少なくとも一つの第
1マスク窓6aを有する第1マスク層6を形成し、第1
マスク層6を通して半導体本体3内に不純物を導入して
第1領域4と反対導電型の領域7a及び7bを形成し、
第1マスク層6上に、第1マスク層6に対し選択的に除
去し得る第2マスク層8を設け、第2マスク層8をパタ
ーン化して第1マスク窓6aを覆うマスク部分8aを残
存させ、半導体本体3を第2マスク窓6bを通してエッ
チングして第2マスク窓6bの下方の第1領域4内まで
延在する凹部9を形成すると共にマスクされた第1マス
ク窓6aの下方の半導体本体内の導入不純物はそのまま
にして反対導電型の比較的高ドープの第2領域7を形成
させ、第1及び第2マスク層6及び8を除去し、凹部表
面又は壁面9a上にゲート絶縁層10aを形成すると共
に絶縁層10a上にゲート導電領域10bを設けること
により絶縁ゲート構造10を形成し、比較的高ドープの
第2領域と凹部9との間を延在する反対導電型の比較的
低ドープの第3領域11を設けて絶縁ゲート構造に隣接
する導通チャネル領域11aを形成し、比較的低ドープ
の第3領域11と電位障壁12aを形成する第4領域1
2を形成して導通チャネル領域11aが第4及び第1領
域12及び4間にあって絶縁ゲート構造10により制御
し得る導電路を与えるようにする。
【0019】このような方法によれば、凹部9が第2領
域7と自動的にアライメントする。その理由は、それぞ
れの位置が単一マスク層6に形成された第1及び第2マ
スク窓6a及び6bの相対位置により決まるためであ
る。更に、第2マスク層8のアライメントは臨界的に行
う必要はない。その理由は、第2マスク8は第1マスク
窓6aを覆い、少なくとも一つの第2マスク窓6bを凹
部9の形成のために露出するようにする必要があるだけ
であるからである。これはアライメント公差の低減を可
能にする。絶縁ゲート電界効果装置が図面につき以下に
記載する実施例のように多数のセルから成る場合には、
このことは実装密度の増大を可とし、オン抵抗値の低下
またはチップサイズの減少を得ることができる。
【0020】図面につき更に詳しく説明する。第1図は
半導体本体3の一部分を示し、本例では半導体本体3は
一導電型、本例ではn導電型の高ドープ単結晶シリコン
基板4aを具え、その上に第1領域4を形成する比較的
低ドープのn導電型エピタキシャル層が設けられてい
る。本例では、比較的低ドープのp導電型単結晶シリコ
ンの層110を半導体本体3の一主表面5に設ける。こ
の層110はエピタキシャル層とすることができ、また
一主表面5内への不純物の全面又は一様導入により形成
することができる。すぐに明らかとなるように、層11
0は比較的低ドープの導通チャネル領域形成用第3領域
11を形成するのに使用する。
【0021】第1マスク層6をp導電型層110上方の
一主表面5上に形成する。図2に示す実施例では、第1
マスク層6を、最初に一主表面5上に絶縁層60を堆積
することにより形成する。絶縁層60は一般に成長又は
スパッタ堆積し、例えば慣例の化学気相成長技術により
体積したシリコン酸化物層とすることができる。単結晶
シリコンに対し選択的にエッチングし得るSiN3 ,T
EOS,LOPOXのような他の適切な絶縁層を用いる
こともできる。次に、補助マスク層13、本例では適当
な慣例のフォトレジスト層を絶縁層60上に設け、慣例
のフォトリソグラフィおよびエッチング技術を用いてパ
ターン化して、第1マスク層の第1及び第2マスク窓の
所望の位置と一致する補助第1及び第2マスク窓13a
及び13b(それぞれの一つのみを示す)を有するマス
クパターンを形成する。次に絶縁層60を適当な慣例の
エッチング処理、代表的には反応イオンエッチング(R
IE)又はプラズマエッチングのような異方性エッチン
グ処理によりエッチングして第1及び第2マスク窓6a
及び6bを有する第1マスク層6を形成する。次の補助
マスク層13を既知の技術で除去して図3に示す構造を
生じさせる。
【0022】次に、第2領域7を形成する不純物を第1
及び第2マスク窓6a及び6bを通して導入する。本例
ではこの不純物はP導電型であり、代表的には45Ke
v〜100Kevの範囲内のエネルギー、例えば70K
ev、及び1×1015イオン/cm2 のドーズでホウ素
イオンを注入することにより導入する。図3は第1及び
第2マスク窓6a及び6b内に注入されたP導電型領域
70a及び70bを示している。
【0023】次に、第2マスク層8を一主表面5上の構
造上に設ける。第2マスク層8は第1マスク層6及び当
然のことながら半導体本体3に対し選択的に除去し得る
材料で形成する。本例では第2マスク層8は適当な既知
のフォトレジスト材料で形成することができる。第2マ
スク層8は慣例のフォトリソグラフ及びエッチング技術
を用いてパターン化して図4に示すように第1マスク窓
6a(その一つのみを示す)のみを覆うマスク部分8a
を残存させる。こうして、第2領域7を形成すべき各第
1マスク窓6aをそれぞれのマスク部分8aで保護する
と共に第2マスク窓6bを露出させる。第1マスク層6
のマスク窓6a及び6bに対する第2マスク8のマスク
部分8aのアライメントは格別精密にする必要はなく、
各第1マスク窓6aを覆い第2マスク窓6bを露出する
ようにすればよいだけである。従って、第2マスク部分
8aが第1マスク層6上に重なる度合は重要なことでは
ない。
【0024】次に、第2マスク窓6b内に露出している
半導体材料をエッチングして図4に示すように凹部9を
形成する。代表的にはこのエッチングにはRIE(反応
イオンエッチング)又はプラズマエッチング処理のよう
な異方性エッチング処理を用い、できればこのエッチン
グ後に短時間の等方性エッチングにより凹部9のコーナ
ー部9bを丸める又はなめらかにする。凹部9のエッチ
ングにより第2マスク窓6b下方の領域70bを形成す
る注入不純物を除去する。凹部9の形成に使用するエッ
チング処理は、既知の技術を用いて、第2マスク窓の真
下の側部を僅かにエッチングして領域70a及び70b
の注入位置からの横方向散乱不純物を除去するように設
計するのが好ましい。
【0025】第1及び第2マスク窓の数は個々の装置構
造により決まる。本例では、絶縁ゲート電界効果装置を
図11及び12につき後に詳細に説明するように大電流
を処理し得るパワーMOSFETに形成する場合には、
装置を第1領域4で与えられる共通ドレイン領域及び共
通のソース及びゲート電極を有する多数(代表的には何
百)の並列接続絶縁ゲート電界効果装置セル20(図1
2参照)で構成する。このような場合には、絶縁ゲート
構造10を一般に連続的な格子又は網目状に形成し、こ
のためには凹部9も同様の構造にして連続的な格子又は
網目状トレンチに形成する必要があること勿論である。
トレンチは平面図で見て任意所望の幾何形状にすること
ができる。例えば、長方形,正方形の網目又は六角形の
ような任意の他の正多角形の網目にすることができる。
図5は凹部又はトレンチ9のエッチング前の半導体本体
3の上面図であり、一つの特定の実施例の第1及び第2
マスク層6及び8のレイアウトを示す。
【0026】トレンチ9の形状を決定するのは第2マス
ク窓6bであり、図5に示す実施例では第2マスク窓6
bは第1マスク層6の、第1マスク窓6aを含む正方形
の島6cにより限界された連続正方形網目状孔の形にす
る。各第1マスク窓6aは、図5に破線で示すように、
それぞれの島6cと同様の形状を有し、それぞれの島の
中心に位置する。
【0027】パワーMOSFETの場合でも、絶縁ゲー
ト構造は規則正しい格子又は網目に形成する必要はな
く、例えば後続の金属化処理により相互接続される多数
の平行絶縁ゲート行の形又は他の任意の適当な形に形成
することができる。一般に、絶縁ゲート構造及び関連す
る領域、従って第1及び第2マスク窓は規則正しい又は
均一なアレイ状に形成するが、必ずしもそうする必要が
あるわけではない。
【0028】図4に示すようにトレンチ9を形成した後
に、第1及び第2マスク層6及び8を、下側シリコンに
対し第1マスク層6を選択的に除去し得る慣例の技術を
用いて除去する。絶縁ゲート電界効果装置を完成させる
後続の製造工程は、上述した製造工程の種々の変更につ
いて以下に説明した後に説明する。
【0029】図1〜5について上に説明した実施例で
は、第1及び第2マスク窓6a及び6bをp導電型不純
物の注入中両方とも露出させて第1及び第2マスク窓6
a及び6bの下に領域70a及び70bを形成する。し
かし、図6に示すように、p導電型不純物の注入前に中
間マスク層14(例えばフォトレジストから成る)を第
1マスク層6上に設け、慣例のフォトリソグラフィ及び
エッチング技術を用いてパターン化して第2マスク窓6
bを覆う補助マスク部分14bを形成することができ
る。この補助マスク部分14bは凹部9を形成すべき半
導体区域41を、第2領域7を形成するために導入され
るp導電型不純物から保護してこれら不純物が区域41
内に注入されないように作用する。このようにすると、
凹部又はトレッチ9のエッチングにより著しい横方向散
乱注入不純物を除去して装置のしきい値電圧への悪影響
を除去する必要がなくなる。このことは、p導電型不純
物の注入ドーズ及びエネルギーの選択を著しい横方向散
乱を生じないように精密に制御する必要がないことを意
味すると共に、凹部又はトレンチのエッチングにより第
2マスク窓6bをアンダエッチする必要がないことを意
味する。
【0030】中間マスク層14を用いる代わりに、第2
マスク窓6bを僅かに小寸法に形成し、第2マスク層8
の形成後に僅かにエッチングして第2マスク窓6bの横
方向寸法を増大させて横方向散乱不純物の問題を除去す
ることもできる。
【0031】他の変形例では、第1及び第2マスク層6
及び8を両方ともフォトレジスト材料で形成することが
できる。この場合には、中間マスク層は不要であり、第
1マスク層16を慣例のフォトリソグラフ及びエッチン
グ技術を用いて直接パターン化して図3に示すような第
1及び第2マスク窓6a及び6bを形成する。次に、こ
のパターン化したレジスト層を大気圧下で代表的には1
20℃に約10分間加熱して焼付け硬化させ、次にp導
電型不純物を、第1〜5図につき述べた実施例のよう
に、所望の深さ及びドーピング濃度の第2領域7を形成
すると共に不純物の横方向散乱を最小にするよう選択し
た注入ドーズ及びエネルギーで注入し、トレンチ9の形
成後にトレンチ9に隣接して多量の横方向散乱不純物が
残存して導通チャネル領域のドーピング濃度及び従って
装置のしきい値電圧が悪影響を受けることがないように
する。
【0032】次に第2フォトレジストマスク層8を第1
マスク層6上に設け、慣例のフォトリソグラフィ及びエ
ッチング技術を用いてパターン化する。第1フォトレジ
ストマスク層6の変形や歪みを生ずることなく第2フォ
トレジストマスク層8を第1マスク層に対し選択的にパ
ターン化し得ると共にトレンチ9の形成に使用するプラ
ズマエッチング処理に耐え得る複合フォトレジストマス
クを得ることは、第1フォトレジストマスク層がは焼付
け処理及び領域70を形成するp導電型不純物の注入に
より硬化される事実により可能になる。
【0033】凹部又はトレンチ9の形成にはフォトレジ
ストマスク層とともに使用するのが好適な任意の慣例の
異方性エッチング処理、例えばプラズマ又はRIEエッ
チングを用いることができ、このエッチングは、上述し
たように、第2マスク窓6bを既知のように僅かにアン
ダーエッチして横方向散乱不純物を除去するように設計
することができる。
【0034】本例でも、第2マスク窓6bの下方の横方
向散乱不純物の影響を減少させるために、第2マスク窓
6bを僅かに小寸法に形成し、不純物注入後であって第
2フォトレジストマスク層8の形成前に第2マスク窓6
bを僅かにエッチングして大きくすることができる。
【0035】本発明者が行なった実験では、慣例のフォ
トリソグラフ及びエッチング技術を用いて薄い(代表的
には50nm)保護酸化層を有する半導体本体3の一主表
面5上に設けた第1フォトレジスト層6に2〜3μm幅
の第1及び第2マスク窓6a及び6bを形成した。次に
半導体本体3に加熱又は焼付け処理を施し、半導体本体
3を空気中で大気圧下で10分間120℃に加熱した。
次に第2領域7を形成する不純物としてホウ素イオンを
第1マスク層6を通して45Kev のエネルギーで1×1
15イオンcm-2のドーズに注入した。
【0036】注入後、第2フォトレジスト層を通常の方
法で第1マスク層6上に被着し、露光し、現像した。次
に第2フォトレジスト層の露光部分を除去して第2マス
ク層8のマスク部分8aを残存させた。第2フォトレジ
スト層の露光部分は第1フォトレジストマスク層6に対
し極めて高い選択度をもって除去でき、第1マスク層6
のパターンの歪みみは極めて僅か(0.1μm以下)で
あった。
【0037】第1及び第2フォトレジストマスク層6及
び8から成る複合マスクをプラズマ及びRIEエッチン
グ処理のマスクとして用いたところ、このマスクは単一
の硬い焼付けフォトレジスト層と少なくとも同程度の強
さであることが確かめられた。
【0038】第1マスク層を経る半導体本体3内への不
純物の注入工程だけで第1マスク層6を、次に形成する
第2マスク層8を第1マスク層に大きな歪みや変形を生
ずることなくパターン化するのに十分な程度に硬化させ
ることができるかもしれない。しかし、この注入工程で
十分であるか否かは注入工程の性質及び特性に依存す
る。本例では先行焼付け処理により注入工程前に第1マ
スク層6を十分に硬化させて次の第2マスク層のパター
ン化に耐えるようにする。第1及び第2マスク層6及び
8を両方ともフォトレジストで形成する方法は、第2フ
ォトレジストマスク層の被着及びパターン化の容易さの
ために第1マスク層6を堆積絶縁層として形成する前述
した実施例と比較してかなり安価で高速になる。
【0039】第1マスク層6として絶縁層又は硬質マス
クの使用は、このような絶縁性の第1マスク層6は凹部
9のエッチング処理により腐食されにくい利点を有し、
更に第2マスク窓6bを第2領域7を形成するために注
入させる不純物から保護するための中間マスク層14
(図6)の使用が容易になる利点を有する。これに対
し、第1及び第2マスク層6及び8を両方ともフォトレ
ジストで形成する場合にはこのような中間マスク層14
の使用が極めて困難になる。この場合には、焼付け第1
マスク層6を変形することなくパターン化し得ると共に
第2領域7を形成する不純物の注入後に第1マスク層6
を損傷することなく第1マスク層から除去し得る中間マ
スク層14の材料を見つけ出し、第1マスク層6を第2
マスク層の形成中も無変形のもとのままの形に維持し得
るようにする必要がある。
【0040】次に、図7〜11に示す製造方法の残りに
ついて説明する。第1及び第2マスク層6及び8の除去
後に、注入不純物を半導体本体内に拡散させて図7に示
すように第2及び第3領域7及び11を形成する。これ
は最初に酸化雰囲気中で行ない、露出半導体表面上に薄
い酸化層10′aを形成させて半導体本体3内に導入さ
れたホウ素の外方拡散を禁止させ、次に不活性雰囲気、
例えば窒素又はアルゴン雰囲気中で所要時間行なって第
2及び第3領域7及び11を所要の深さに形成する。第
2領域7は、本例ではそれらの最深点がトレンチ9の底
9cより深くなるよう形成する。このようにすると、装
置の動作中にアバランシ降伏を生じる惧れのある点がト
レンチコーナ部9bから、第2及び第1領域7及び4間
の湾曲pn接合7aに隣接する半導体本体3のバルク部
分へ移る。これにより少なくともゲート絶縁層10aへ
のホット電荷キャリアの注入の可能性が減少し、性能の
劣化が抑えられる。また、アバランシ降伏の開始点を半
導体装置のバルク内へ移すことは、装置を誘導性負荷の
スイッチングに使用する場合に有利であり、その理由
は、半導体本体のバルク内では大電流を流すことがで
き、従って誘導性負荷のスイッチング中に発生し得る装
置の端子電圧の急上昇による過大エネルギーをアバラン
シ降伏がトレンチ絶縁ゲート構造に隣接した位置で開始
する場合よりも一層高速に消散させることができるため
である。これにより装置の回復不能降伏の可能性が減少
する。
【0041】第3領域11はトレンチ9の壁9aの大部
分に亘って延在させるが、トレンチ9の底9cの少し手
前で終らせて、トレンチ9が第1領域4内に僅かに侵入
するようにする。
【0042】第2領域7は、主表面5の下方のその最深
部が凹部又はトレンチ9より深くなるよう形成すること
により、第2領域7が装置内の電界軽減作用を行ない得
るようにする。しかし、アバランシ降伏点をトレンチコ
ーナ部9bから移す目的を達成しながら第2領域7をト
レンチ9より浅く(例えば第3領域11と同程度の深
さ)又はトレンチ9と同程度の深さに設計することもで
きる。これは、トレンチ−ゲート絶縁層界面における界
面状態の効果によってアバランシ降伏点をトレンチコー
ナ部9bから、最初に考えられたよりも容易に移すこと
ができることが確かめられたためである。
【0043】酸化層10′aを第2及び第3領域7及び
11の形成後もそのまま残すか、或は除去して新しい絶
縁層、一般に熱酸化層と置き替えて図7に示すようなゲ
ート絶縁層10aを形成することができる。
【0044】次に、図8に示すように、一般にn導電型
のリンドープ多結晶シリコンであるゲート導電材料の層
10′bを表面5上及びトレンチ9内に堆積する。次
に、図9に示すように、この層10′bを慣例の技術を
用いてエッチバックし、ゲート絶縁層10aをエッチス
トッパとして用いてトレンチをほぼ完全に埋めるゲート
導電領域10bを残存させる。
【0045】本例では、図9に示すように、次に他のマ
スク層15を形成して各第2領域7の中心部7bを覆う
各別のマスク部分15aを設ける。次に一導電型の不純
物、一般にヒ素イオンを代表的には120KeV〜15
0KeVの範囲内のエネルギー及び代表的には5×10
15イオン/cm2 のドーズで注入し、半導体本体3内に拡
散させて各装置セル12のフレーム状の第4又はソース
領域を形成する。ヒ素イオンの代りに又はこれに加え
て、リンイオンを注入して第4領域12を形成すること
もできる。図10及び13から明らかなように、各ソー
ス領域12の外周縁はトレンチ9で限界されると共に内
周縁がマスク部分15aにより、関連する第2領域7と
のpn接合12aとして限界される。
【0046】ソース領域12の形成により第3領域11
の導通チャネル領域の境界が定まる。導通チャネル領域
11aはトレンチ9に隣接してソース領域12と第1領
域4(ドレインドリフト領域を形成する)との間に延在
してソース及び第1領域12及び4間の制御可能な導電
路を構成する。
【0047】次に、図11に示すように一般に酸化シリ
コンの絶縁層16を一主表面5の絶縁層10′a上に堆
積し、その上に別のマスク層を設けてトレンチ9を覆う
ととにソース領域12の一部分とオーパラップするマス
クパターン17を形成する。次に絶縁層16及び10′
aの露出領域をエッチ除去して図12に示すように絶縁
ゲート構造10を覆う保護絶縁領域16aを残存させ
る。図11又は図12に示してないが、マスクパターン
17を用いて絶縁層16に接点窓を形成して絶縁ゲート
構造10に電気接点を設けることもできる。
【0048】次に、金属化層18、例えばアルミニウム
層を堆積し、パターン化してソース電極S及び絶縁ゲー
ト電極G(図12に模式的にのみ示す)を形成する。同
様に金属化層19を半導体、本体3の他方の主表面4b
上に設けて比較的高ドープの基板4aとオーム接触する
ドレイン電極Dを形成する。
【0049】図13は本発明半導体装置の一部分を、金
属化層18及び保護絶縁領域16aを除去して示す上面
図であって、装置セル20のレイアウトを示すものであ
り、これらセルは破線Xで区分して示してある。
【0050】装置のエッジ終端構造は上述した図1〜1
2に示してないが、当業者であれば、特にパワー装置と
する場合には絶縁ゲート電界効果装置の周縁を電界軽減
エッジ終端構造とするのが好ましいことを理解される。
エッジ終端構造はUS−A−5072266号に記載さ
れたものと同様のものとすることができ、例えば図13
に模式的に示すように絶縁ゲート構造10を含む格子状
トレンチ9の最外側コーナを包囲する比較的深いp導電
型ガードリング21を具えるものとすることができる。
US−A−5072266号に記載された構成と異な
り、ガードリング21は第2領域9と別個に形成し、実
際には能動装置構造の前に形成する。従って、ガードリ
ング21は、必要に応じ、第2領域7と異なるドーパン
ト濃度にすることができ、例えば導通チャネル形成領域
11に近いドーパント濃度にすることができる。ガード
リング21はガードリング21から絶縁ゲート電界効果
装置を取り囲むフィールド酸化物(図示せず)上まで延
在する電界軽減電極を有するものとすることができる。
高降伏電圧装置、例えば800又は1000ボルト以上
の装置の製造に対してはエッジ終端構造は、例えばUS
−A−4573066号(特開昭58−227791
号)、US−A−4774560号(特開昭59−10
358号)又はUS−A−4707719号(特開昭6
0−256814号)に記載されているような電界軽減
半導体リングを有するものとすることができる。
【0051】上述した実施例では第4領域は半導体領域
であるが、これら領域は、US−A−498353号に
記載されているものと同様に、第3領域11とショット
キー接点を形成する電極領域12の形に形成することも
できる。また、上述した実施例では第3領域11を第2
マスク層6の形成前に形成したp導電型層から形成して
いるが、これら領域は後の製造工程において、例えば第
4領域12と一緒にプレーナ領域として形成することも
できる。更に、上述した実施例ではトレンチ型絶縁ゲー
ト構造10を導電材料充填トレンチの形に形成している
が、本発明はゲート導電材料を充填しないいわゆるV又
はU形径溝技術に適用することもできる。しかし、充填
トレンチ型技術は平面構造が一層平坦になるため次の層
のカバレージが一層良好になる。
【0052】上述した方法ではソース領域をプレーナ領
域として形成するが、ソース領域12は、マスク層15
を省略してn導電型不純物の全面導入により形成し、そ
の後ソース金属化の形成前に各セル20の中心部に凹所
をエッチングして第2領域7の一部分を露出させること
ができる。このような凹所エッチング処理を使用してソ
ース領域を周囲の半導体領域に短絡させることはパワー
MOSFETの分野において公知である(例えば、「Si
emens Forschungs und Entwicklungs BerichteBd 9
(1980)」第190〜194頁,EP−A−111
181号又はEP−A−150365号参照)。
【0053】上述の実施例の導電型は逆にすることがで
きること勿論であり、またシリコン以外の種々の材料又
は材料の組合せを用いることもできること勿論である。
上述した実施例では絶縁ゲート構造は規則正しい網目又
は格子構造であるが、これと反対の構造、即ち第1マス
ク窓及び従って第2領域が格子状構造を形成し、各第2
マスク窓及び従って絶縁ゲートが格子状第1マスク窓で
限界された島内に形成された構造にすることもできる。
この場合には、金属化層を、絶縁ゲートを相互接続して
共通絶縁ゲート構造を形成するようにパターン化する。
【0054】上述した装置は主電流路が半導体本体の主
表面間に位置するバーチカルIGFETであるが、本発
明はラテラル装置に適用することもできる。本発明は、
例えば第1領域4を形成するエピタキシヤル層に対し反
対導電型の基板4aを形成することにより、又は基板4
a内に反対導電型の個別の注入領域を形成しこれら領域
を金属化により基板に短絡させることにより絶縁ゲート
バイポーラトランジスタ(IGBT)に適用することも
でき、更に他のMOSゲート装置に適用することもでき
る。
【0055】上述した絶縁ゲート電界効果装置は個別装
置にすることができ、また他の能動装置、例えば論理装
置と一緒に集積することができる。この場合には絶縁ゲ
ート電界効果装置をパワー装置としていわゆるインテリ
ジェントパワースイッチ又はスマート個別装置を製造す
ることができる。本発明は主としてパワー半導体装置に
ついて説明したが、本発明は1個又は数個の絶縁ゲート
電界効果装置セルから成る小信号装置にも適用すること
ができること勿論である。
【0056】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変更や変形を加えることができ
る。例えば、上述した各構成要素と等価の構成要素や、
半導体分野で従来公知の構成要素を用いることができ、
さらに上述した実施例の構成要素の構成の一部を交換し
たり、構成要素を加えることもできる。特許請求の範囲
は構成要素の組み合わせとして記載されているが、本発
明で解決すべき技術的な問題の一部又は全部を解決す
る、しないにかかわらず、本明細書に開示された新規な
構成又は構成要素の組合せも本発明の範囲に含まれるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体本体の一部分の断面図である。
【図2】本発明方法の一製造工程を示す半導体本体の一
部分の断面図である。
【図3】本発明方法の次の製造工程を示す半導体本体の
一部分の断面図である。
【図4】本発明方法の次の製造工程を示す半導体本体の
一部分の断面図である。
【図5】図4に示す工程の直前における半導体本体の上
面図である。
【図6】本発明方法の変形例を示す半導体本体の一部分
の断面図である。
【図7】本発明方法の次の製造工程を示す半導体本体の
一部分の断面図である。
【図8】本発明方法の次の製造工程を示す半導体本体の
一部分の断面図である。
【図9】本発明方法の次の製造工程を示す半導体本体の
一部分の断面図である。
【図10】本発明方法の次の製造工程を示す半導体本体
の一部分の断面図である。
【図11】本発明方法の次の製造工程を示す半導体本体
の一部分の断面図である。
【図12】本発明方法を用いて製造された絶縁電界効果
装置を具えた半導体装置の一部分の断面図である。
【図13】図12に示す半導体装置の一部分を、金属化
層を削除して示す上面図である。
【符号の説明】
3 半導体本体 4a 基板 4 第1領域 5 一主表面 6 第1マスク層 6a,6b 第1,第2マスク窓 7 第2領域 8 第2マスク層 9 凹部(トレンチ) 10a 絶縁ゲート 10b ゲート導電領域 11 第3領域 11a 導通チャネネル領域 12 第4領域 14 中間マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー レナード グッドイヤー イギリス国 サリー レッドヒル リッジ ウエイ コート 19 (72)発明者 アンドリュー マーク ワーウィック イギリス国 チェシャー 5ケイ4 4エ ヌディー ストックポート ヒートン ム ーア ブルームフィールド ロード2

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ゲート電界効果装置を具えた半導体
    装置を製造するに当り、一主表面に隣接する一導電型の
    第1領域を有する半導体本体を準備し、一主表面上に、
    第2マスク窓から離間した少なくとも一つの第1マスク
    窓を有する第1マスク層を形成し、第1マスク層を通し
    て半導体本体内に不純物を導入して第1領域と反対導電
    型の領域を形成し、第1マスク層上に、第1マスク層に
    対し選択的に除去し得る第2マスク層を設け、第2マス
    ク層をパターン化して第1マスク窓を覆うマスク部分を
    残存させ、半導体本体を第2マスク窓を通してエッチン
    グして第2マスク窓の下方の第1領域内まで延在する凹
    部を形成すると共にマスクされた第1マスク窓の下方の
    半導体本体内の導入不純物はそのままにして反対導電型
    の比較的高ドープの第2領域を形成させ、第1及び第2
    マスク層を除去し、凹部表面又は壁面上にゲート絶縁層
    を形成すると共に絶縁層上にゲート導電領域を設けるこ
    とにより絶縁ゲート構造を形成し、比較的高ドープの第
    2領域と凹部との間を延在する反対導電型の比較的低ド
    ープの第3領域を設けて絶縁ゲート構造に隣接する導通
    チャネル領域を形成し、比較的低ドープの第3領域と電
    位障壁を形成する第4領域を形成して導通チャネル領域
    が第4及び第1領域間にあって絶縁ゲート構造により制
    御し得る導電路を与えるようにしたことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1マスク層を第2マスク窓により分離
    され且つ第2マスク窓から離間した複数個の第1マスク
    窓を有するように形成し、この第1マスク層を通して不
    純物を導入して各第1マスク窓の下に各別の第2領域を
    形成し、各第2領域に対し各別の第3領域及び第4領域
    を設けることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 第1マスク層は、第2マスク窓が格子状
    溝孔を形成し、この格子状溝孔で囲まれた第1マスク層
    の島内に第1マスク窓を有するように形成することを特
    徴とする請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 第2マスク窓上に中間マスクを設けて第
    2マスク窓を第2領域形成不純物の導入中マスクするこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 第1マスク層を経て導入された反対導電
    型不純物は第1領域内に十分深く拡散させて比較的高ド
    ープの第2領域を主表面から半導体本体内に凹部の深さ
    より大きい距離に亘って延在させることを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 第4領域は関連する比較的高ドープの第
    2領域と一主表面で終るpn接合を形成する一導電型の
    半導体領域として形成することを特徴とする請求項1〜
    5の何れかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1及び第2マスク層をゲート絶縁層の
    形成前に除去することを特徴とする請求項1〜5の何れ
    かに記載の方法。
  8. 【請求項8】 第1及び第2マスク層をフォトレジスト
    層として設け、第1マスク層は、これを加熱し、次いで
    第2領域を形成する反対導電型不純物を第1マスクを経
    て半導体本体内に注入することにより、第2マスク層の
    パターン化処理に耐えるものとすることを特徴とする請
    求項1〜7の何れかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 一主表面上に絶縁層を設け、その上にマ
    スク窓を有するフォトレジストマスク層を形成し、その
    マスク窓を通して前記絶縁層をエッチングしてこの絶縁
    層に第1及び第2マスク窓を形成することにより前記第
    1マスク層を形成することを特徴とする請求項1〜7の
    何れかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 第2マスク層をフォトレジスト層とし
    て設けることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 ゲート導電層を凹部内に充填すること
    を特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 比較的低ドープの第3領域を、第1マ
    スク層の形成前に一主表面に隣接する反対導電型の連続
    層を形成することにより設けることを特徴とする請求項
    1〜11の何れかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12の何れかの方法を用い
    て製造された絶縁ゲート電界効果装置を具えた半導体装
    置。
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