JPH0620892Y2 - リニアガイド装置 - Google Patents

リニアガイド装置

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JPH0620892Y2
JPH0620892Y2 JP1987156847U JP15684787U JPH0620892Y2 JP H0620892 Y2 JPH0620892 Y2 JP H0620892Y2 JP 1987156847 U JP1987156847 U JP 1987156847U JP 15684787 U JP15684787 U JP 15684787U JP H0620892 Y2 JPH0620892 Y2 JP H0620892Y2
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ball
circulation path
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hole
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信行 大沢
総一郎 加藤
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NSK Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガイドレールと、その上を自在に走行する
スライダとの間に介在されたボールを循環させる循環路
を備えたリニアガイド装置に関し、特にそのボールの循
環作動の円滑化を図ったものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のリニアガイド装置としては、例えば実開
昭58−155426号公報に示されるものがある。
このものは、第8図ないし第10図に示すように、両側
面に軸方向のボール転動溝50を有する長尺のガイドレ
ール(軌道軸)51と、そのガイドレール51上に移動
可能に跨架されると共にガイドレールのボール転動溝5
0に対向するボール転動溝52を内側面に、及びこれに
平行するボール通路としての軸方向の貫通孔53を肉厚
内に形成したスライダ(摺動台)本体54Aと、そのス
ライダ本体54Aの両端面にそれぞれ固定される部材で
あって、スライダ本体のボール転動溝52と該ボール転
動溝52に対応する貫通孔53とにまたがる半ドーナツ
状のボール通路である湾曲したボール循環路55が凹部
として形成されているエンドキャップ(側板)56と、
前記ガイドレール51及びスライダ本体54Aのボール
転動溝50及び52、貫通孔53、半ドーナツ状のボー
ル循環路55内に転動自在に満たされた多数のボールB
とを備えている。
そして、スライダ54がガイドレール51上を軸方向に
相対移動するとき、ボールBが上記貫通孔53,ボール
循環路55を通り、ボール転動溝50及び52内を転動
循環するから、スライダ54はボールBの転動を介して
軸方向に移動する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
近時、リニアガイド装置に対する負荷容量の増強の要求
が高まりつつある。その対応策としては、スライダ54
の軸方向の長さを延長してスライダ54とガイドレール
51間に介在するボールBの数を増やすことが考えられ
るが、これはスライダ54の寸法が大きくなり、スライ
ダ54の互換性の点で好ましくない。そこで、ボールB
の直径を大きくすることで対応する方法が考えられる。
その場合ボール直径(D)と同時にボール循環路55の
湾曲した通路の曲率半径(R)を増やすと、リニアガイ
ド装置の大型化を来すので、従来との互換性の点から同
一のスペースのままでボール径Dのみを大きくすること
が望まれる。
しかし、ボール循環路55の曲率半径(R)とボール直
径(D)との比(D/R)値が一定の限度以下になる
と、ボール循環路55の外方周壁面55AとボールBと
の間に作用する摩擦力が大きくなり、又摩擦力の変動も
大きく、ボールBの流れが悪くなることが実験的に確認
されている。
ところで、ボール循環路55内を通過するボールBは、
通常、転動することなく循環路の外周壁面を滑って移動
しつつ方向転換する。すなわちボール循環路55の外方
周壁面55Aはボールにより押圧され、ボールBとの間
にはすべり摩擦力が生じ、これが摺動抵抗として作用す
る。
また、ボール循環路55内でのボールBの挙動を詳細に
みると、半ドーナツ状のボール循環路55の外方周壁面
55AとボールBとの間に滑りとともに、ボール同士で
の押圧力が作用することにより、ボールBは第11図に
矢符号イで示すように、垂直方向へ移動することが認め
られる。
すなわち、従来のリニガガイド装置のエンドキャップ5
6に形成された半ドーナツ状のボール循環路55は、そ
の外方周壁面55Aが滑らかな半円状曲線を以て構成さ
れている。また、ボール循環路55の天井面55Bとボ
ールBとの間には幾らかの隙間Cがあり、後方からの推
力Pに押されて進行するボールBは、ボール循環路55
の半円状外周壁面55Aに沿って乗り上げる傾向があ
る。この乗り上げたボールB1は、外方周壁面55Aの
接点位置が上方に移り、このボールを押圧する力Pと反
力がバランスする所まで乗り上げる。この反力の方向
は、ボールBには重さWがあるので、ボールを押圧する
力Pの合力方向とは若干方向が異なったものとなる。こ
のため、その前後のボールBに対して下方への押圧力を
負荷するから、いわばクサビ作用が発現して、ボールの
進行に対する抵抗力を部分的に増大させる。
すなわち、従来のリニアガイド装置にあっては、ボール
循環路55におけるボールBの乗り上げ現象に基づく抵
抗の変動生じて、ボールの摺動抵抗が息継ぎ的に絶えず
変動することとなり、その結果ボール循環路55内を移
動するボールBの安定した滑らかな移動が損なわれる点
に問題があった。
また、従来のリニアガイド装置のスライダ本体54Aに
形成されるボール通路としての貫通孔53は、その横断
面が角形に形成されているため、この直線部分を通るボ
ールBは一方の壁面に押圧される拘束力を受けて千鳥状
となり、くさび作用により円滑な循環が阻害されるとい
う問題があった。
この考案は、ボール循環路55の外方周壁面54Aとボ
ールBとの間の摩擦力の変動を軽減せしめるとともに、
ボール通路としての貫通孔53においてボールBが受け
るくさび作用を除去し、ひいてはリニアガイド装置の作
動性を向上させることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するこの考案のリニアガイド装置
は、両側面に軸方向のボール転動溝を有して延長された
ガイドレールと、ガイドレール上に移動可能に跨架され
ると共にガイドレールのボール転動溝に対向するボール
転動溝を内側面に及びこれに平行するボール通路として
の貫通孔を肉厚内に有するスライダ本体と、前記ボール
通路とボール転動溝とを連通せしめる半円弧状に湾曲し
たボール循環路を有してスライダ本体の端部に接合され
たエンドキャップと、上記対向する両ボール転動溝、ボ
ール通路及びボール循環路内に転動自在に挿入された多
数のボールとを備えたリニアガイド装置において、前記
エンドキャップのボール循環路の外周側案内面が前記ボ
ールから受ける押圧力をほぼ垂直に支持する横断面形状
とされ、前記スライダ本体のボール通路としての貫通孔
が横断面円形状とされている。
〔作用〕
エンドキャップのボール循環路の外周側案内面が、ボー
ルから受ける押圧力をほぼ垂直に支持する横断面形状と
されているから、所定の推進力に押されてボール循環路
内進行するボールは、垂直方向には滑らない。すなわ
ち、ボールは循環路の湾曲カーブに沿って単にその周面
上を水平方向にのみ滑り移動し、乗り上がり現象は生じ
ない。したがって循環路内での摩擦抵抗の息継ぎ的変動
はなく、ボールの進行は極めて円滑に行われる。
また、スライダ本体のボール通路としての貫通孔が横断
面円形状とされているから、この貫通孔を進行するボー
ルは、横方向の分力によって一方の壁面に押圧されるよ
うな拘束を受けることなく、円滑に進行する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示すもので
あり、ガイドレール1上に、横断面形状がほぼコ字形を
なす摺動台としてのスライダ2が相対移動可能に跨架さ
れている。ガイドレール1には、その両側面に、軸方向
に長い横断面円弧形のボール転動溝3Aと、横断面ほぼ
半円形のボール転動溝3Bとが設けられている。ボール
転動溝3Bの溝底には、ボールBの脱落を防ぐワイヤー
状保持器W用の逃げ溝Waが軸方向に沿って併設されて
いる。
一方、スライダ2の本体2Aの両袖部4の内面側に、上
記ボール転動溝3Aに対向させたボール転動溝5Aと、
ボール転動溝3Bに対応させたボール転動溝5Bとがそ
れぞれ形成され、これらの両対向溝によりボール転動路
6Aと6Bとが構成されている。スライダ本体2Aの両
袖部4の肉厚内には、更にそのボール転動路6Aに平行
して軸方向に貫通させた断面円形のボール通路孔として
の貫通孔7Aとボール転動路6Bに平行したボール通路
孔としての貫通孔7Bとが形成されている。
これに対して、スライダ本体2Aの前後両端にそれぞれ
接合されるエンドキャップ8は、合成樹脂材の射出成形
品であって、スライダ本体2Aと同様に横断面がほぼコ
字状をなし、その両袖部9には、スライダ本体2Aの端
面Sと当接する端面8a側に、それぞれ半円弧状に湾曲
した凹部をなすボール循環路9Aと9Bとが形成されて
いる。ボール循環路9Aは、上記ボール転動路6Aとボ
ール通路孔としての貫通孔7Aとを連通させ、ボール循
環路9Bは、上記ボール転動路6Bとボール通路孔とし
ての貫通孔7Bとを連通させるものである。
エンドキャップ8の両袖部9には更に、上記の各半円弧
状に湾曲した角形断面の凹部をなすボール循環路9A,
9Bの中央部を横断する半円柱状の凹溝10が形成され
ている。そしてエンドキャップ8の端面8aの凹溝10
には、半円柱凸状のリターンガイド11が嵌合されてお
り、リターンガイド11が前記凹溝10に嵌合すること
により、ボール循環路9A,9Bは水平断面が略半リン
グ状に形成される。
而して本実施例にあっては、そのボール循環路9A,9
Bの横断面形状は、従来のように円弧状ではなく、少な
くとも通路底面S1に対して通路の外周側案内面S2が
垂直面となるようにしてある(第3図a)。即ち、ボー
ル循環路9A,9Bの外周側案内面S2がボールBから
受ける押圧力Pを、略垂直に支持するようにされてい
る。もっとも、上記2面S1,S2の間の交叉角は必ず
しも厳格に垂直である必要はない。第3図(b)に示すよ
うに、外周側案内面S2が角度φ傾いていたとすると、
ボールBが循環する際、外周側案内面S2を押すことに
よりボールBを上方に変位させようとする力が働く。一
方、ボールBと通路の外周側案内面S2の押圧により、
ボールBが上方に移動しようとするのを妨げる摩擦力が
ボールBに働く。接触部での摩擦係数をμとすると、こ
の角φにつき、tanφ=μなる係数の摩擦角φまでは
ボールBが浮き上がることはない。角φが垂直に対して
ボール側に傾いた場合、即ちボール循環路9A,9Bの
底面S1と外周側案内面S2とのなす角が鋭角となるよ
うに傾いた場合は、ボールBの浮き上がりはないが、ボ
ールBに対する見掛けの摩擦力が増加することになる。
しかし、角φが摩擦角程度の範囲迄は影響を及ぼさな
い。要は、押圧されたボールBが外周側案内面S2に乗
り上がる力、又は摺動抵抗が増加することによりボール
Bの運動が阻害されることがない範囲の垂直(90°±
摩擦角、以下準垂直という)を保つように形成される。
12は上記凹溝10,10に連通された給油溝で、エン
ドキャップ8の接合側端面8aに形成されており、その
給油溝12は給油ニップル13の取付け用孔14に連通
している。15はエンドキャップ8をスライダ本体2A
へ取付けるための取付けねじ、16はその取付けねじ1
5の挿通孔である。
また、エンドキャップ8のボール循環路9A,9Bにお
いて、ボールBの外方を案内する部分、即ち外周側案内
面S2の内方端部には、半円状に突出させたボール掬い
あげ突部21A、21Bが形成され、その鋭角をなす先
端がガイドレール1のボール転動溝3A、3Bにそれぞ
れ遊嵌するようにしている。更に、上記のボール掬いあ
げ突部21A、21Bの基部には軸方向にワイヤー保持
器Wの端部を挿通して支持するワイヤ保持穴22を設け
ると共に、ボール掬いあげ突部21A,21Bの先端か
らそのワイヤー保持穴22に連通するワイヤー逃げ溝2
3が併設されている。
また、第4図,第5図において、30はリニアガイド装
置の使用にあたってガイドレール1を図外の基台等に固
定するためのボルトの挿通孔、31はスライダ2にテー
ブル等の被駆動体を固定するボルト用のねじ穴である。
また、32はガイドレール1のボール転動溝3A、3B
を払拭して異物の侵入を阻害するべくエンドキャップ8
に取付けられた合成ゴム製ワイパーシールである。
次に、上記実施例の作用を説明する。
エンドキャップ8は、その接合端面8aをスライダ本体
2Aの接合端面Sに向かい合わせて、ねじ挿通孔16に
挿通した取付け用小ねじ15を締め付けることにより取
付けられている。
ガイドレール1上のスライダ2を軸方向に移動させる
と、ボール転動路6A(6B)に挿入されたボールBは
スライダ2の移動に伴って転動し、スライダ2に対して
スライダ2の移動方向と逆方向に移動する。そしてスラ
イダ2の端部において、エンドキャップ8に設けたボー
ル掬いあげ突部21A(21B)に導かれて方向を変更
され、ボール循環路9A(9B)に沿ってUターンす
る。
続いてスライダ本体2Aのボール通路7A(7B)を通
って反対側のエンドキャップ8のボール循環路9A(9
B)により再度Uターンされてボール転動路(6A)6
Bに戻り転動を続行しつつ移動する循環を繰り返す。
上記のボール循環作動の際、ボールBに作用する摩擦力
の変動幅をボール循環路9Aの断面形状をパラメータと
して測定した結果を第7図に示す。同図の縦軸は摩擦力
Fの変動幅Fmの値(単位はグラム,g)、横軸はボー
ル循環路9Aの通路幅dとボール直径Dとの比(d/
D)であり、直径の異なる3種のボール(D=6.29,6.
00,5.565mm)を使用してd/Dを変化させたものであ
る。
図中の曲線X1は断面形状が矩形のもの(第3図参照)
を表し、X2は横断面形状が従来どおり円弧形のものを
表す。
ボールの駆動は一軸テーブルを用いて定速送り(18.7mm
/min)とし、摩擦力Fはロードセルを装着して測定し
た。また、この実験では、第6図に示すように一軸テー
ブルの1往復ストロークLで得られた摩擦力の変動デー
タのうち、最大値と最小値から各3番目迄のピーク値
(f1〜f3、f1〜f3)から次式によって
代表値fmを決定し、この代表値fmの往復5回の単純
平均値をもって摩擦力Fの変動幅Fmとした。
なお、図のデータはボール循環を特別な潤滑をせずに行
った場合のものである。
図の結果から、ボール循環路9Aの断面形状による摩擦
力の変動幅Fmの差異は明らかで、従来の断面形状が円
弧形のものX2に比し、この考案によるものの摩擦力の
変動幅Fmは小さく、したがってボールの作動は極めて
円滑であった。
上記実施例ではスライダ本体2Aのボール通路孔として
の貫通孔7A(7B)が横断面形状の貫通孔である。こ
の貫通孔7A(7B)の部分ではボールBが一方の壁面
に押圧されるような拘束を受けていないので、従来の横
断面が角形のものに比し、ボールBが千鳥状となること
がなく、したがって、くさび作用によりボールBの循環
が阻害されることもなく、極めて円滑に作動する。
なお、本考案におけるボール循環路の構成技術は、上記
の実施例のリニアガイド装置に限らず、例えばリニアボ
ールベアリングなど、上記に準ずるボール循環回路を備
えたその他の軸受形式に対しても応用可能と考えられ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、リニアガイド
装置において、ボールが外方の周壁面に押圧されるボー
ル循環路を、ボール循環路の外周側案内面がボールから
受ける押圧力をほぼ垂直に支持する準垂直面とし、貫通
孔部を円形断面としたため、循環路におけるボールの乗
り上げ現象又は見掛け上の摩擦力の増加現象に基づく摩
擦抵抗の息継ぎ的変動が防止されるとともに、貫通孔部
においてボールが一方の壁面に押圧されることによるく
さび作用が防止されて、ボールの摺動が滑らかとなっ
た。その結果、コンパクトで負荷容量が大きくできて、
しかも極めて安定した円滑な作動性能を有するリニアガ
イド装置を提供することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の一実施例を示す図であ
り、第1図はエンドキャップの背面図、第2図は第1図
のII−II断面図、第3図(a)は第2図のIII−III断面
図、同図(b)は作用の説明図、第4図は一部を断面で示
すリニアガイド装置の要部の平面図、第5図はエンドキ
ャップの右半分を削除して示すリニアガイド装置の正面
図、第6図は摩擦力の変動の態様を示す模式図、第7図
は従来のリニアガイド装置とこの考案のものにおけるボ
ール循環時の摩擦力の変動幅を比較して表すグラフ、第
8図ないし第12図は従来のリニアガイド装置を示すも
ので、第8図はエンドキャップの右半分を削除して示す
正面図、第9図は第8図のIX−IX断面図、第10図は第
8図のX−X断面図、第11図はボール循環路における
ボールの挙動を説明する模式側面図、第12図は第11
図のXII矢視図である。 1はガイドレール、2はスライダ、2Aはスライダ本
体、3A,3Bは(ガイドレールの)ボール転動溝、5
A,5Bは(スライダの)ボール転動溝、7A,7Bは
ボール通路、8はエンドキャップ、9A,9Bはボール
循環路、S2は(ボール循環路の)外周側案内面、Bは
ボールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両側面に軸方向のボール転動溝を有して延
    長されたガイドレールと、該ガイドレール上に移動可能
    に跨架されると共にガイドレールのボール転動溝に対向
    するボール転動溝を内側面に及びこれに平行するボール
    通路としての貫通孔を肉厚内に有するスライダ本体と、
    前記ボール通路とボール転動溝とを連通せしめる半円弧
    状に湾曲したボール循環路を有してスライダ本体の端部
    に接合されたエンドキャップと、上記対向する両ボール
    転動溝、ボール通路及びボール循環路内に転動自在に挿
    入された多数のボールとを備えたリニアガイド装置にお
    いて、前記エンドキャップのボール循環路の外周側案内
    面が前記ボールから受ける押圧力をほぼ垂直に支持する
    横断面形状とされ、前記スライダ本体のボール通路とし
    ての貫通孔が横断面円形状とされていることを特徴とす
    るリニアガイド装置
JP1987156847U 1987-10-14 1987-10-14 リニアガイド装置 Expired - Lifetime JPH0620892Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPH0160020U JPH0160020U (ja) 1989-04-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6069338A (ja) * 1983-09-26 1985-04-20 Showa Mfg Co Ltd ロツドガイド
JPS61136018A (ja) * 1984-12-03 1986-06-23 Nippon Thompson Co Ltd 軽量形無限直線運動用玉軸受

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