JPH06206028A - 糊付装置 - Google Patents

糊付装置

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JPH06206028A
JPH06206028A JP142593A JP142593A JPH06206028A JP H06206028 A JPH06206028 A JP H06206028A JP 142593 A JP142593 A JP 142593A JP 142593 A JP142593 A JP 142593A JP H06206028 A JPH06206028 A JP H06206028A
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JP
Japan
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paste
glue
load
load sensor
amt
Prior art date
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Pending
Application number
JP142593A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Ishii
正人 石井
Shiro Nakamoto
史朗 中本
Yasuaki Matsui
康明 松井
Arata Koroyasu
新 頃安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Sanki Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Sanki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyokuto Sanki Co Ltd filed Critical Kyokuto Sanki Co Ltd
Priority to JP142593A priority Critical patent/JPH06206028A/ja
Publication of JPH06206028A publication Critical patent/JPH06206028A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ローラ塗布による壁紙糊付機において、糊箱
1支持脚部もしくはその近傍に糊箱1内の糊3量を検知
する荷重センサ7を配設する。この荷重センサ7として
は、たとえば上下電極間に導電ゴムおよび絶縁弾性体を
配置し、上部電通の負荷重量に応じて、導電ゴムおよび
上下電極間が導通する構造を有するものを使用する。 【効果】 簡便な構造で、量産性に優れ、従来のように
一台毎のバネ調整を必要とすることなく、適切な糊量検
知が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、糊付装置に関するも
のである。さらに詳しくは、この発明は、簡便な構造
で、適切に糊量の残存とその補充を検知することのでき
る糊量検知装置を備えた新しい糊付装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、原反ロールから引
出した壁紙に糊箱内の糊をロールによって自動的に塗布
することのできる糊付装置が知られている。インテリア
施工を効率化し、糊付の均一化を可能としている。この
糊付装置には、糊箱内の糊量が減ってきたことを検知
し、糊を補充するためのスイッチ装置が装着されてもい
る。従来、このスイッチ装置としては、たとえば図9に
示したように、糊箱(ア)の底部脚部に圧縮バネ(イ)
とともに、リミットスイッチ(ウ)を配置し、圧縮バネ
(イ)のセット長さを調整しておいて、糊残量が少なく
なってきた場合には、このリミットスイッチがOFFと
なり、糊量が補充されて所定量の範囲にある場合にはリ
ミットスイッチがONになるなどの作動によって、ON
/OFF検知するものが使用されていた。
【0003】しかしながら、この従来の検知スイッチを
装着した糊付装置の場合には、装置一台毎に圧縮バネ
(イ)のセット長さを調整しなければならないという不
便さがあり、量産には向いていないことと、また検知の
ためのスイッチ機構は部品点数も多く、コスト面でも難
があった。そこでこの発明は、以上の通りの従来装置の
欠点を解消し、簡便な構造で、量産性にも優れ、糊量の
検知において適切な、改善された糊付装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、ローラ塗布による壁紙糊付機に
おいて、糊箱支持脚部もしくはその近傍に糊箱内の糊量
を検知する荷重センサを配設してなる糊付装置を提供す
る。また、この発明は、上記の荷重センサが上下電極間
に導電ゴムおよび絶縁弾性体を配置し、上部電極の負荷
重量に応じて、導電ゴムおよび上下電極間が導通する構
造を有することを好ましい態様としてもいる。
【0005】
【作用】この発明においては、上記の通り、荷重センサ
を糊量の検知スイッチとすることにおいて、この荷重セ
ンサが受ける荷重により糊箱と糊の合計重量を識別し、
残存糊量が継続して糊付するに適しているのかどうか、
もしくは不足しているので補充すべきかどうかを判別す
るようにしている。このような荷重センサには、導電セ
ンサ型等の各種の圧力センサ、あるいはロードセル(ひ
ずみゲージ)等を適宜に使用することができる。ただ、
上記の通りの導電ゴムを電極間に介在させたものが好ま
しいものとして例示される。
【0006】荷重センサによる検知は以下のような検知
システムとしてある。すなわち、まず、糊箱を四点支持
した場合、糊量が少なくなり、糊切れが生じる時の糊箱
と糊の重量から、検知センサ測定部にかかる荷重を測定
しておく。そしてこの時の検知センサの荷重−通電抵抗
値、あるいはひずみ量との関係から、糊切れをおこす手
前での通電抵抗値、もしくはひずみ量を検知し、ON/
OFFのような電気回路と組合わせて糊量警報の発生
や、自動糊付装置の停止等の信号の発生を可能とする。
【0007】以上の検知手段の構成と作用によって、こ
の発明においては、検知手段の部品点数が従来のリミッ
トスイッチシステムに比べて減少し、一台毎のバネ調整
の必要もなく、取付け、取外しも簡単になり、コスト的
にも有利となる。以下、実施例を示し、さらに詳しくこ
の発明について説明する。
【0008】
【実施例】図1は、この発明の糊付装置の要部断面を例
示したものである。たとえばこの図1に例示したよう
に、この発明では、糊箱(1)に糊供給ローラ(2)を
装着し、糊箱(1)内に装入した糊(3)をこの糊供給
ローラ(2)を介して塗布ローラ(4)から壁紙(5)
に塗布する自動式、あるいは半自動式の糊付装置におい
て、その底面の支持脚部に支点(6)とともに、糊量検
知のための荷重センサ(7)を配置する。この配置構造
を分解斜視図として例示したものが図2である。
【0009】この図2に例示したように、一般的には、
糊箱(1)は支点(6)と荷重センサ(7)等とによっ
て四点で受け、このうちの1ヶ所を糊量検知のための荷
重センサ(7)の配置位置とする。もちろん、荷重セン
サ(7)は2個所、さらには4個所等に配置してもよい
が、壁紙の施工を行う場合には、施工現場に糊付装置を
持込んで行うため、床のレベルは既に出ているため、こ
の程度では糊付装置が傾斜しても検知誤差が生じるとい
う心配はない。このため、少くとも1個所への荷重セン
サ(7)の配置でも充分である。
【0010】糊量検知のための荷重センサ(7)として
は、たとえば図3の平面図・断面図、図4の分解斜視図
に例示したように、電線(71)を接続した上部電極
(72)と下部電極(73)との間に、絶縁弾性体とし
ての絶縁ゴム(74)および導電ゴム(75)を配設し
たものが具体的に例示される。上部電極(72)に荷重
がかかると絶縁ゴム(74)がたわみ、上部電極(7
2)と導電ゴム(75)とが接触して通電される。この
通電時の抵抗値は、上部電極(72)への荷重によって
変化するため、この変化の推移から、糊量の残存程度を
判別し、また、通電そのもののON/OFFとによって
そのための基準を確保する。
【0011】もちろん、この荷重センサ(7)の構成部
材に特に素材的、寸法、形状等の限定はなく、従来公知
のものをはじめとして適宜に使用することができる。ま
た、この荷重センサ(7)には、防水性を確保するため
に、エポキシ樹脂、ビニル樹脂、ナイロン等のコーティ
ング、シリコンポッティング、防水塗装等を施しておく
ことができる。
【0012】この導電ゴム(75)を用いた荷重センサ
(7)としては、図5に例示したように、導電ゴム(7
5)に適宜に段差(76)を設け、導過性を調整しても
よい。図6は、上記の荷重センサ(7)の荷重と抵抗値
との相関性を例示したものである。ライン(A)は荷重
をかけていく場合の変化を、ライン(B)は荷重を減少
させていく場合の変化を例示している。
【0013】このような相関性を有する荷重センサ
(7)を用い、荷重と抵抗値との相関において、変化の
大きい時点での抵抗値を目安として糊補充の必要時を判
定し、糊付機の動作のON/OFF、および/または警
報表示を行うようにすることができる。さらには、糊の
自動供給へ発展させることもできる。この目安とする抵
抗値は、荷重センサ(7)の仕様によって、また糊箱
(1)の重さ等によって適宜に変更する。
【0014】なお、この抵抗値の測定については、糊箱
(1)の支持点全てで行うのが正確であるが、糊量残存
の警報発生のためには、厳密な正確さは要求されない。
実際には、糊切れを生じるかなり前の時点で検知して、
早めに警報を発するようにするからである。このため、
前述の通り、測定は1個所において行うことで対応可能
である。さらに正確さが求められる場合には、複数点の
測定としてもよい。
【0015】また、荷重センサ(7)の設置点について
は、以下のことを考慮することが望ましい。すなわち、
図7に示したように、糊箱(1)には、糊供給ローラ
(2)および塗布ローラ(4)の回転のための歯車機構
(11)と、駆動モータ連結部(12)とを各々片側づ
つに配置している。また、糊箱(1)内の糊(3)の液
面は、停止中には水平になっているものの、運転中は、
ローラの回転によって、糊(3)が壁紙の引出し方向に
片寄ることになる。
【0016】このため、まず、歯車機構(11)側に
は、歯車の回転時の反力によって運転時には糊箱および
糊重量以上の荷重がかかる一方、駆動モータ連結部(1
2)にはこのような反力の影響がないことから、荷重セ
ンサ(7)は、モータ連結部(12)側に設置するのが
好ましい。次に、壁紙の供給側(α)と引出し側(β)
とを考えると、供給側(α)では、運転時、糊量が減る
ため、軽くなり運転中に検知する可能性が高く、引出し
側(β)は、運転時に糊量が増加するため重くなり停止
して、糊が均一になったときでないと検知できないよう
に思える。
【0017】つまり、引出し側(β)では、停止時と運
転時の差が大きすぎるように思うが、実際に測定してみ
ると、糊量がへってくると差が小さくなりそれほど問題
ない。このことは図8によっても示される。引出し側
(β)での負荷荷重は、糊量の減少とともに運転中の最
大荷重との差が小さくなるため、実用的には、この位置
への荷重センサ(7)の設置でも問題は生じない。
【0018】従って、荷重センサ(7)の配置は、糊付
機の形状、構造に応じて、供給側(α)、引出し側
(β)のいずれかとすることができる。いずれにして
も、この発明の糊付装置では、荷重センサの装着によっ
て従来よりもはるかに簡便な構造で、コスト的に有利
な、糊量検知が可能となる。
【0019】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明した通
り、簡便な構造で、量産性に優れ、従来のように一台毎
のバネ調整を必要とすることなく、適切な糊量検知が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の糊付装置の要部断面図である。
【図2】図1に対応する分解斜視図である。
【図3】荷重センサの平面図、断面図である。
【図4】図3に対応する分解斜視図である。
【図5】荷重センサの他の例を示した分解斜視図であ
る。
【図6】荷重センサとしての荷重−抵抗値の関係を例示
した相関図である。
【図7】糊量検知センサの設置位置について説明した斜
視断面図である。
【図8】センサ配置位置に応じた負荷重量の差異を示し
た相関図である。
【図9】従来の検知システムを示した断面図である。
【符号の説明】
1 糊箱 11 歯車機構 12 駆動モータ連結部 2 糊供給ローラ 3 糊 4 塗布ローラ 5 壁紙 6 支点 7 荷重センサ 71 電線 72 上部電極 73 下部電極 74 絶縁ゴム 75 導電ゴム 76 段差

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ塗布による壁紙糊付機において、
    糊箱支持脚部もしくはその近傍に糊箱内の糊量を検知す
    る荷重センサを配設してなる糊付装置。
  2. 【請求項2】 荷重センサが、上下電極間に導電ゴムお
    よび絶縁弾性体を配置し、上部電極の負荷重量に応じ
    て、導電ゴムおよび上下電極間が導通する構造を有する
    請求項1の糊付装置。
JP142593A 1993-01-07 1993-01-07 糊付装置 Pending JPH06206028A (ja)

Priority Applications (1)

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JP142593A JPH06206028A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 糊付装置

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JP142593A JPH06206028A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 糊付装置

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Publication Number Publication Date
JPH06206028A true JPH06206028A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11501105

Family Applications (1)

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JP142593A Pending JPH06206028A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 糊付装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055337A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Kyokuto Sanki Co Ltd 壁紙糊付機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63305218A (ja) * 1987-06-07 1988-12-13 Susumu Ubukata 液量表示器を設けた装置
JPH03248899A (ja) * 1990-02-28 1991-11-06 Yayoi Kagaku Kogyo Kk 壁紙糊付機

Patent Citations (2)

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