JPH06204772A - 過大入力保護回路 - Google Patents
過大入力保護回路Info
- Publication number
- JPH06204772A JPH06204772A JP4360188A JP36018892A JPH06204772A JP H06204772 A JPH06204772 A JP H06204772A JP 4360188 A JP4360188 A JP 4360188A JP 36018892 A JP36018892 A JP 36018892A JP H06204772 A JPH06204772 A JP H06204772A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input
- transistor
- current
- transistors
- differential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、過大入力保護回路において、過大入
力時にも波形歪の少ない出力を得ることができる過大入
力保護回路を得る。 【構成】入力信号が過大入力の場合、負荷に流れる電流
を、入力信号が入力されているトランジスタに代えて電
流補償手段より供給することとし、かつそのとき流れる
電流を一定値に固定する。これにより過大な入力信号が
入力される場合にも入力段に流れる電流をほぼ一定に保
つことができ、出力信号に現れる歪みを従来に比して一
段と低減することができる。
力時にも波形歪の少ない出力を得ることができる過大入
力保護回路を得る。 【構成】入力信号が過大入力の場合、負荷に流れる電流
を、入力信号が入力されているトランジスタに代えて電
流補償手段より供給することとし、かつそのとき流れる
電流を一定値に固定する。これにより過大な入力信号が
入力される場合にも入力段に流れる電流をほぼ一定に保
つことができ、出力信号に現れる歪みを従来に比して一
段と低減することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過大入力保護回路に関
し、特にアクテイブフイルタの過大入力保護回路に適用
して好適なものである。
し、特にアクテイブフイルタの過大入力保護回路に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】プリエンフアシスがかけられている音声
多重信号の場合、高域成分の部分で入力が過大になりや
すい。この高域成分を含む音声多重信号をアクテイブフ
イルタに入力すると、過大な入力によつて電流源を構成
するトランジスタが飽和されてフイルタの出力波形が歪
み、その結果、異音が発生されることがある。このため
過大な信号成分のみ波形を滑らかにつぶすために防止用
のリミツタ回路が入力段に設けられている。
多重信号の場合、高域成分の部分で入力が過大になりや
すい。この高域成分を含む音声多重信号をアクテイブフ
イルタに入力すると、過大な入力によつて電流源を構成
するトランジスタが飽和されてフイルタの出力波形が歪
み、その結果、異音が発生されることがある。このため
過大な信号成分のみ波形を滑らかにつぶすために防止用
のリミツタ回路が入力段に設けられている。
【0003】このリミツタ回路としては図4に示すよう
なものが考えられている。このリミツタ回路1Bは、フ
イルタ段1Aの信号入力用トランジスタQ2のベース電
位がNPN型トランジスタQ15のエミツタ電位以下に
なつたとき、又はPNP型トランジスタP15のエミツ
タ電位以上になつたとき、入力信号レベルを制限するも
のである。
なものが考えられている。このリミツタ回路1Bは、フ
イルタ段1Aの信号入力用トランジスタQ2のベース電
位がNPN型トランジスタQ15のエミツタ電位以下に
なつたとき、又はPNP型トランジスタP15のエミツ
タ電位以上になつたとき、入力信号レベルを制限するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがリミツタ回路
1Bが動作していない間は、トランジスタQ2のベース
電流のために抵抗R10に電圧降下が生じ、雑音や歪率
が劣化する問題があつた。またリミツタ回路1Bが動作
し始める電位から完全にクリツプする電位までの間は、
トランジスタQ15及びP15のベースエミツタ間電圧
と電流との間に非線形の特性が成り立つため歪率が悪化
する問題があつた。
1Bが動作していない間は、トランジスタQ2のベース
電流のために抵抗R10に電圧降下が生じ、雑音や歪率
が劣化する問題があつた。またリミツタ回路1Bが動作
し始める電位から完全にクリツプする電位までの間は、
トランジスタQ15及びP15のベースエミツタ間電圧
と電流との間に非線形の特性が成り立つため歪率が悪化
する問題があつた。
【0005】そこでこの形式のリミツタ回路に代えて、
図5に示すようなリミツタ回路10Bを付け加えること
が考えられる。このリミツタ回路10Bは、トランジス
タQ2のエミツタ電位がトランジスタQ20のエミツタ
電位以下になつたとき信号レベルを制限するものであ
る。ところがこのリミツタ回路20Bの場合、リミツタ
回路20Bの動作中はトランジスタQ2のコレクタ電流
が減少するため(すなわちトランジスタQ2がカツトオ
フ状態になるため)、フイルタ出力が本来の電圧より著
しく下がり、出力波形がリミツタ回路20Bを設けなか
つた場合の出力波形(図3(B))と同様の波形になる
問題があつた。
図5に示すようなリミツタ回路10Bを付け加えること
が考えられる。このリミツタ回路10Bは、トランジス
タQ2のエミツタ電位がトランジスタQ20のエミツタ
電位以下になつたとき信号レベルを制限するものであ
る。ところがこのリミツタ回路20Bの場合、リミツタ
回路20Bの動作中はトランジスタQ2のコレクタ電流
が減少するため(すなわちトランジスタQ2がカツトオ
フ状態になるため)、フイルタ出力が本来の電圧より著
しく下がり、出力波形がリミツタ回路20Bを設けなか
つた場合の出力波形(図3(B))と同様の波形になる
問題があつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、アクテイブフイルタに過大な入力信号が入力される
場合にも波形歪のない出力を得ることができる過大入力
保護回路を提案しようとするものである。
で、アクテイブフイルタに過大な入力信号が入力される
場合にも波形歪のない出力を得ることができる過大入力
保護回路を提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、第1及び第2のトランジスタQ
2、Q6によつて構成される差動対を有し、第1及び第
2のトランジスタQ2、Q6に入力される第1及び第2
の入力信号SIN、SOUT の差動出力を第1及び第2のト
ランジスタQ2、Q6のコレクタに接続された負荷Q
3、Q5より出力する差動入力段と、第1のトランジス
タに対して並列に接続され、第1の入力信号SINが過大
入力である場合、第1及び第2のトランジスタQ2、Q
6の共通エミツタ電位を一定電位に固定し、かつオフ状
態に制御される第1のトランジスタQ2に代えて負荷Q
3に一定電流を供給する電流補償手段30Bとを設ける
ようにする。
め本発明においては、第1及び第2のトランジスタQ
2、Q6によつて構成される差動対を有し、第1及び第
2のトランジスタQ2、Q6に入力される第1及び第2
の入力信号SIN、SOUT の差動出力を第1及び第2のト
ランジスタQ2、Q6のコレクタに接続された負荷Q
3、Q5より出力する差動入力段と、第1のトランジス
タに対して並列に接続され、第1の入力信号SINが過大
入力である場合、第1及び第2のトランジスタQ2、Q
6の共通エミツタ電位を一定電位に固定し、かつオフ状
態に制御される第1のトランジスタQ2に代えて負荷Q
3に一定電流を供給する電流補償手段30Bとを設ける
ようにする。
【0008】また本発明においては、第1及び第2のト
ランジスタQ2、Q6によつて構成される差動対を有
し、第1及び第2のトランジスタQ2、Q6に入力され
る第1及び第2の入力信号SIN及びSOUT の差動出力を
第1及び第2のトランジスタQ2、Q6のコレクタに接
続された負荷Q3、Q5より出力する差動入力段と、第
1のトランジスタQ2に対して並列に接続され、第1の
入力信号SINが過大入力である場合、第1及び第2のト
ランジスタQ2、Q6の共通エミツタ電位を一定電位に
固定し、かつオフ状態に制御される第1のトランジスタ
Q2に代えて負荷Q3に一定電流を供給する電流補償手
段30Bと、差動入力段より出力される差動出力を入力
し、当該差動出力のうち所定周波数帯域の信号成分を出
力信号SOUT として出力し、かつ出力信号SOUT を第2
の入力信号として差動入力段に帰還するアクテイブフイ
ルタ(すなわちQ7〜Q10、P1〜P4、R4〜R
6、C1)とを設けるようにする。
ランジスタQ2、Q6によつて構成される差動対を有
し、第1及び第2のトランジスタQ2、Q6に入力され
る第1及び第2の入力信号SIN及びSOUT の差動出力を
第1及び第2のトランジスタQ2、Q6のコレクタに接
続された負荷Q3、Q5より出力する差動入力段と、第
1のトランジスタQ2に対して並列に接続され、第1の
入力信号SINが過大入力である場合、第1及び第2のト
ランジスタQ2、Q6の共通エミツタ電位を一定電位に
固定し、かつオフ状態に制御される第1のトランジスタ
Q2に代えて負荷Q3に一定電流を供給する電流補償手
段30Bと、差動入力段より出力される差動出力を入力
し、当該差動出力のうち所定周波数帯域の信号成分を出
力信号SOUT として出力し、かつ出力信号SOUT を第2
の入力信号として差動入力段に帰還するアクテイブフイ
ルタ(すなわちQ7〜Q10、P1〜P4、R4〜R
6、C1)とを設けるようにする。
【0009】
【作用】第1の入力信号SINが過大入力の場合、負荷Q
3に流れる電流を、第1の入力信号SINが入力されてい
る第1のトランジスタQ2に代えて電流補償手段30B
より供給することとし、かつそのとき流れる電流を一定
値に固定する。これにより過大な入力信号SINが入力さ
れる場合にも入力段に流れる電流が急変して出力波形が
急変するおそれを有効に回避することができ、出力信号
に現れる歪みを低減することができる。
3に流れる電流を、第1の入力信号SINが入力されてい
る第1のトランジスタQ2に代えて電流補償手段30B
より供給することとし、かつそのとき流れる電流を一定
値に固定する。これにより過大な入力信号SINが入力さ
れる場合にも入力段に流れる電流が急変して出力波形が
急変するおそれを有効に回避することができ、出力信号
に現れる歪みを低減することができる。
【0010】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0011】図5との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、30は全体として1次のアクテイブロー
パスフイルタ30を示し、この実施例の場合、リミツタ
回路30Bは、トランジスタQ2の差動出力端にコレク
タが接続されるベース接地型のトランジスタQ30によ
つて構成されていることを除いて同様の構成を有してい
る。
図1において、30は全体として1次のアクテイブロー
パスフイルタ30を示し、この実施例の場合、リミツタ
回路30Bは、トランジスタQ2の差動出力端にコレク
タが接続されるベース接地型のトランジスタQ30によ
つて構成されていることを除いて同様の構成を有してい
る。
【0012】因にトランジスタQ1と抵抗R1、トラン
ジスタQ4と抵抗R3、トランジスタQ9と抵抗R6は
それぞれ入力段及び出力段の定電流源IINT を構成して
おり、この定電流源IINT は、差動対(Q7、Q8)に
接続される定電流源I1(定電流源IEXT )とは別の独
立した定電流源である。
ジスタQ4と抵抗R3、トランジスタQ9と抵抗R6は
それぞれ入力段及び出力段の定電流源IINT を構成して
おり、この定電流源IINT は、差動対(Q7、Q8)に
接続される定電流源I1(定電流源IEXT )とは別の独
立した定電流源である。
【0013】以上の構成において、アクテイブローパス
フイルタ30の動作を、入力信号SINが過大入力である
場合と設定範囲内の信号である場合とに分けて説明す
る。まず入力信号SINの振幅が設定範囲内において変動
する場合(このことはトランジスタQ2のエミツタ電位
が過大入力制限用のトランジスタQ30のエミツタ電位
に対して大きいことを意味する)、このときリミツタ回
路30BのトランジスタQ30はオフ状態にあるため他
方のトランジスタQ2がオン動作する。
フイルタ30の動作を、入力信号SINが過大入力である
場合と設定範囲内の信号である場合とに分けて説明す
る。まず入力信号SINの振幅が設定範囲内において変動
する場合(このことはトランジスタQ2のエミツタ電位
が過大入力制限用のトランジスタQ30のエミツタ電位
に対して大きいことを意味する)、このときリミツタ回
路30BのトランジスタQ30はオフ状態にあるため他
方のトランジスタQ2がオン動作する。
【0014】従つて、信号入力用のトランジスタQ2に
入力された入力信号SINは、このトランジスタQ2と出
力信号SOUT を帰還するトランジスタQ6によつてなる
差動対を介して後段のローパスフイルタに与えられるこ
とになる。これにより出力段からは入力信号SINの変動
に応じて変動する出力信号SOUT が出力される。
入力された入力信号SINは、このトランジスタQ2と出
力信号SOUT を帰還するトランジスタQ6によつてなる
差動対を介して後段のローパスフイルタに与えられるこ
とになる。これにより出力段からは入力信号SINの変動
に応じて変動する出力信号SOUT が出力される。
【0015】これに対して入力信号SINが過大入力とな
つた場合(このことはトランジスタQ2のエミツタ電位
が過大入力制限用のトランジスタQ30のエミツタ電位
以下になることを意味する)、このときリミツタ回路3
0BのトランジスタQ30がオフ状態からオン状態にな
り、同時にこのトランジスタQ30のエミツタ電位にト
ランジスタQ2のエミツタ電位がクリツプされ、トラン
ジスタQ2がオフ状態となる。
つた場合(このことはトランジスタQ2のエミツタ電位
が過大入力制限用のトランジスタQ30のエミツタ電位
以下になることを意味する)、このときリミツタ回路3
0BのトランジスタQ30がオフ状態からオン状態にな
り、同時にこのトランジスタQ30のエミツタ電位にト
ランジスタQ2のエミツタ電位がクリツプされ、トラン
ジスタQ2がオフ状態となる。
【0016】これによりそれまでトランジスタQ2のコ
レクタに流れていた電流は、過大入力制限用のトランジ
スタQ30を経由して定電流源IINT に流れることにな
る。このためフイルタの帰還ループ内の電流源である定
電流源I1に接続される差動対(Q7、Q8)にはトラ
ンジスタQ30のベース電圧と出力信号SOUT との差電
圧が与えられることになり、定電流源I1に流れる電流
はこの差電圧によつて定まる一定値に固定される。
レクタに流れていた電流は、過大入力制限用のトランジ
スタQ30を経由して定電流源IINT に流れることにな
る。このためフイルタの帰還ループ内の電流源である定
電流源I1に接続される差動対(Q7、Q8)にはトラ
ンジスタQ30のベース電圧と出力信号SOUT との差電
圧が与えられることになり、定電流源I1に流れる電流
はこの差電圧によつて定まる一定値に固定される。
【0017】このため従来の場合(図5)のように、過
大入力制限用のトランジスタQ20にコレクタ電流が切
り換わつたとたんに定電流源I1に流れる電流が急減し
たり、全く流れなくなることはなく、リミツタ機能が動
作する直前までの電流値に固定されるため出力波形に部
分的な強調や折り返し生じることはない。
大入力制限用のトランジスタQ20にコレクタ電流が切
り換わつたとたんに定電流源I1に流れる電流が急減し
たり、全く流れなくなることはなく、リミツタ機能が動
作する直前までの電流値に固定されるため出力波形に部
分的な強調や折り返し生じることはない。
【0018】因にこのリミツタがかかつただけでは、フ
イルタに入力される波形は、図2(B)に示すように、
リミツタが機能し始める電位を境に波形の先端が切り取
られた高周波成分を多く含む波形となるがローパスフイ
ルタを通過するため実際に出力される波形は、図2
(C)に示すように、リミツタ機能の切り換わり部分に
おける接続が滑らかにな波形を得ることができる。
イルタに入力される波形は、図2(B)に示すように、
リミツタが機能し始める電位を境に波形の先端が切り取
られた高周波成分を多く含む波形となるがローパスフイ
ルタを通過するため実際に出力される波形は、図2
(C)に示すように、リミツタ機能の切り換わり部分に
おける接続が滑らかにな波形を得ることができる。
【0019】以上の構成によれば、リミツタ機能の動作
時には、リミツタ機能に切り換わる直前まで流れていた
電流値にフイルタ内の電流を固定し、この電流の急激な
変化を抑えたことにより、リミツタ機能を付けるために
生じていた出力波形のひずみを格段的に低減することが
でる。
時には、リミツタ機能に切り換わる直前まで流れていた
電流値にフイルタ内の電流を固定し、この電流の急激な
変化を抑えたことにより、リミツタ機能を付けるために
生じていた出力波形のひずみを格段的に低減することが
でる。
【0020】なお上述の実施例においては、リミツタ回
路30をローパスフイルタへの過大入力の防止に用いる
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他のア
クテイブフイルタ、例えばバンドパスフイルタへの過大
入力の防止に用いても良い。
路30をローパスフイルタへの過大入力の防止に用いる
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他のア
クテイブフイルタ、例えばバンドパスフイルタへの過大
入力の防止に用いても良い。
【0021】また上述の実施例においては、図1に示す
接続によつてリミツタ回路を構成する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、他の接続の場合にも適用
し得る。
接続によつてリミツタ回路を構成する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、他の接続の場合にも適用
し得る。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1の入
力信号が過大入力の場合、負荷に流れる電流を、第1の
入力信号が入力されている第1のトランジスタに代えて
電流補償手段より供給することとし、かつそのとき流れ
る電流を一定値に固定することにより、過大な入力信号
が入力される場合にも入力段に流れる電流をほぼ一定に
保つことができ、出力信号に現れる歪みを従来に比して
一段と低減することができる過大入力保護回路を用意に
得ることができる。
力信号が過大入力の場合、負荷に流れる電流を、第1の
入力信号が入力されている第1のトランジスタに代えて
電流補償手段より供給することとし、かつそのとき流れ
る電流を一定値に固定することにより、過大な入力信号
が入力される場合にも入力段に流れる電流をほぼ一定に
保つことができ、出力信号に現れる歪みを従来に比して
一段と低減することができる過大入力保護回路を用意に
得ることができる。
【図1】本発明による過大入力保護回路を用いたアクテ
イブフイルタの一実施例を示す接続図である。
イブフイルタの一実施例を示す接続図である。
【図2】その入出力波形の説明に供する特性曲線図であ
る。
る。
【図3】従来回路における波形歪みの説明に供する特性
曲線図である。
曲線図である。
【図4】従来の過大入力保護回路の説明に供する接続図
である。
である。
【図5】従来の過大入力保護回路の説明に供する接続図
である。
である。
1、10、30……アクテイブローパスフイルタ、1
A、10A、30A……フイルタ部、1B、10B、3
0B……リミツタ回路。
A、10A、30A……フイルタ部、1B、10B、3
0B……リミツタ回路。
Claims (3)
- 【請求項1】第1及び第2のトランジスタによつて構成
される差動対を有し、上記第1及び第2のトランジスタ
に入力される第1及び第2の入力信号の差動出力を上記
第1及び第2のトランジスタのコレクタに接続された負
荷より出力する差動入力段と、 上記第1のトランジスタに対して並列に接続され、上記
第1の入力信号が過大入力である場合、上記第1及び第
2のトランジスタの共通エミツタ電位を一定電位に固定
し、かつオフ状態に制御される上記第1のトランジスタ
に代えて上記負荷に一定電流を供給する電流補償手段と
を具えることを特徴とする差動型の過大入力保護回路。 - 【請求項2】上記電流補償手段は、 上記第1のトランジスタに対して並列接続されると共
に、ベースに所定のバイアス電圧が与えられる第3のト
ランジスタでなり、 上記第1の入力信号が過大入力である場合、上記第3の
トランジスタはオフ状態からオン状態に移り、上記第1
のトランジスタのコレクタより一定電流を引き込み、上
記負荷に一定電流を供給することを特徴とする請求項1
に記載の過大入力保護回路。 - 【請求項3】第1及び第2のトランジスタによつて構成
される差動対を有し、上記第1及び第2のトランジスタ
に入力される第1及び第2の入力信号の差動出力を上記
第1及び第2のトランジスタのコレクタに接続された負
荷より出力する差動入力段と、 上記第1のトランジスタに対して並列に接続され、上記
第1の入力信号が過大入力である場合、上記第1及び第
2のトランジスタの共通エミツタ電位を一定電位に固定
し、かつオフ状態に制御される上記第1のトランジスタ
に代えて上記負荷に一定電流を供給する電流補償手段
と、 上記差動入力段より出力される上記差動出力を入力し、
当該差動出力のうち所定周波数帯域の信号成分を出力信
号として出力し、かつ上記出力信号を上記第2の入力信
号として上記差動入力段に帰還するアクテイブフイルタ
とを具えることを特徴とする過大入力保護回路を有する
フイルタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4360188A JPH06204772A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 過大入力保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4360188A JPH06204772A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 過大入力保護回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06204772A true JPH06204772A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18468293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4360188A Pending JPH06204772A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 過大入力保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06204772A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885830B1 (ko) * | 2006-04-14 | 2009-02-26 | 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 리미터 회로 |
-
1992
- 1992-12-30 JP JP4360188A patent/JPH06204772A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100885830B1 (ko) * | 2006-04-14 | 2009-02-26 | 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 리미터 회로 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2856744B2 (ja) | ピーク検出回路 | |
US4704738A (en) | Transistor amplifier and mixer input stage for a radio receiver | |
CA1170730A (en) | Television intermediate frequency amplifier with feedback stabilization | |
JPH06204772A (ja) | 過大入力保護回路 | |
KR100417661B1 (ko) | 키네스코프구동장치 | |
US4945314A (en) | Amplifier arrangement with saturation detection | |
US4366443A (en) | Television intermediate frequency amplifier | |
US5047729A (en) | Transconductance amplifier | |
JPH04233813A (ja) | 広帯域増幅器 | |
US5376900A (en) | Push-pull output stage for amplifier in integrated circuit form | |
US4555676A (en) | Dual-section amplifier arrangement having a protection circuit | |
JPH0677739A (ja) | 利得制御回路 | |
US5166983A (en) | Mute circuit for audio amplifiers | |
JP3718894B2 (ja) | 出力回路 | |
JP3253573B2 (ja) | Btl増幅回路 | |
US5387878A (en) | Amplification circuit | |
JPS5949728B2 (ja) | 可変インピ−ダンス回路 | |
JP3442872B2 (ja) | Btl出力回路 | |
JP3068903B2 (ja) | ゲイン制御回路 | |
JP3338334B2 (ja) | 増幅回路 | |
JP3141892B2 (ja) | 演算増幅器 | |
JP2577946B2 (ja) | 増幅回路 | |
JPH0514078A (ja) | 電圧制御増幅器 | |
JPS6372230A (ja) | 光受信回路 | |
JPH05243858A (ja) | 光通信用前置増幅器 |