JPH06204542A - 窓用材料 - Google Patents

窓用材料

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Publication number
JPH06204542A
JPH06204542A JP43A JP36199492A JPH06204542A JP H06204542 A JPH06204542 A JP H06204542A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 36199492 A JP36199492 A JP 36199492A JP H06204542 A JPH06204542 A JP H06204542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
window material
window
light
power source
Prior art date
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Pending
Application number
JP43A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Tanaka
清隆 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP43A priority Critical patent/JPH06204542A/ja
Publication of JPH06204542A publication Critical patent/JPH06204542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば、公衆トイレ室内の温度上昇が抑えら
れるとともに衛生状態を保つことができ、照明器具や機
能部品等に必要な電源にもなって維持費の面から有利な
窓用材料を提供する。 【構成】 短波長透過材料である透光層2を基板とし
て、光起電力を発生させる半導体層3の薄膜を形成し、
さらに、この光起電力を例えば公衆トイレ5の超音波セ
ンサー21、電磁弁20等の機能部品を駆動する電源と
して供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓用材料に関し、例え
ばトイレ室内の衛生状態や明るさ等の使用感の改善を図
るとともにトイレ用の各種の機能部品に対する電源用と
して利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば公園内に設置される公衆ト
イレ等は使用者が不特定多数にわたり、しかもその使用
頻度も高いので、トイレ室内を清潔に保つのは難しい。
また、明かり取りのために窓が設けられるが、その窓は
通常一般のガラス材で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の一般のガラス
材で構成された公衆トイレ等の窓は、波長が500nm
以下の光を透過しないので、トイレ室内に紫外線が通ら
ず、紫外線の有する殺菌効果を奏することができなかっ
た。また、公衆トイレ等では、照明器具やトイレ用とし
て用いられる超音波センサー、電磁弁等の機能部品への
電源配線が必要であるが、この種の公衆トイレでは電気
代等の維持費用を十分にかけれない場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の窓用材料は、短波長透過材料を基板として、光起電
力を発生させる半導体層を形成したものである。
【0005】本発明に係る請求項2記載の窓用材料は、
請求項1記載の窓用材料によって発生される光起電力を
トイレ用のセンサ、電磁弁等の機能部品を駆動する電源
として供したものである。
【0006】
【作用】窓用材料が、短波長透過材料の基板上に、光起
電力を発生させる半導体層を形成したものであるので、
可視光領域及び紫外線を透過せしめて室内へ通すことが
できるので、可視光領域による採光効果が得られるとと
もに、紫外線による殺菌効果も得られる。さらに、半導
体層により、主に可視光領域の光が吸収され、光起電力
に変換され、Ni−Cd電池等に貯えられるので、電源
として利用できる。従って、例えばトイレにおける衛生
状態や明るさ等の使用感の改善を図るとともにトイレ内
に使用される人体検出用の超音波センサーや電磁弁等を
駆動する電源用として供される。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る窓用材料の実施例につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る窓用
材料を示す断面図である。窓用材料1は、透光層2上に
光起電力素子である半導体層3の薄膜が形成された構造
である。透光層2は、可視領域のみならず紫外線領域の
短波長の光線をも透過させることができる、いわゆる短
波長透過材料であり、例えばSiOエアロゲルやSi
ガラス等が用いられる。この透光層2として、例え
ば波長が254nm付近の殺菌作用が強い紫外線を室内
へ透過させると、特に室内の殺菌効果を高くできる。よ
って、この種の透光層2を有する窓用材料1を、後述す
る公衆トイレ5用として用いると(図3参照)、トイレ
内の衛生状態を良好に維持することが可能となる。
【0008】半導体層3は、可視光及び紫外線に対して
は透光性を有し、主に可視光〜近赤外領域の光を吸収し
て光起電力を発生する層であり、例えばアモルファスシ
リコンを材料として作成される。この半導体層3は、種
類、厚み等により透光性を有しない場合は、例えば図2
に示すような島状に形成されている。
【0009】なお、図示はしないが、透光層2及び半導
体層3を被覆してフィルタ層を設け、このフィルタ層に
よって半導体層3に吸収されない赤外(熱線)成分を反
射するようにすると、トイレ等の内部の温度上昇を抑え
ることができるので、本発明の窓用材料としては一層好
ましい。例えば、この種のフィルター層としては、例え
ば酸化スズ等の金属酸化物の被膜からなる誘電体膜が用
いられる。
【0010】上記構成からなる窓用材料を屋外に設置す
る公衆トイレに適用した場合の構造を図3に示してい
る。図3に示す公衆トイレ5は、全体が移動可能なブー
スで構成され、ドア6によって内外が区画され、内部に
は、便器7、トイレットペーパー8、手洗器9等が備え
られている。さらに、照明器具10が取り付けられ、夜
間や曇天時の使用にも好適なようになされている。
【0011】公衆トイレ5の屋根11には、その中央に
開口12が形成され、該開口12を覆蓋するように半球
状の採光部13が設けられている。この採光部13に上
述した窓用材料1が用いられる。ここで、採光部13を
図3に示すように半球状に構成することにより、塵や埃
が表面に堆積しにくくなるので、採光能力が長期間良好
に維持されることになる。
【0012】図4は前記公衆トイレ5の電気配線の概略
を示すブロック図であり、同図では機能本体部15と吐
水部16の2つの回路が結線されている。機能本体部1
5は、電源系を含んだブロックで、例えばニッカド電池
で構成される蓄電型の主電源部17には、前記窓用材料
1の半導体層3からの光起電力及びバックアップ用電源
(例えば乾電池)18から電圧が供給され、この電圧は
各種の機能部品の駆動を制御する制御回路19に供給さ
れている。ここでの機能部品とは、図4においては、フ
ラッシュバルブ等からなる電磁弁20の他に、吐水部1
6を構成するするもので、便器への接近や座位置を検出
するための超音波センサー21及び吐水等のコントロー
ル操作を行うための手動制御盤22に配置された表示用
LED23と手動スイッチ24である。この手動スイッ
チ24としては、例えば前記電磁弁20を作動させるた
めのものである。
【0013】しかして、紫外線及び可視光線は、この窓
用材料1を透過してトイレ室内へ至るので、紫外線によ
る殺菌効果を奏することができ、しかも可視光線による
採光効果を奏することができる。さらに、可視光〜近赤
外領域の光は、半導体層3で吸収されて光起電力を発生
して、超音波センサー21の駆動や電磁弁20の駆動用
の電源として供給される。このとき赤外線領域の光を上
記したフィルター層によって反射するようにしておく
と、トイレ室内の温度上昇を、さらに良好に抑えること
ができる。
【0014】なお、採光部13の形状は、上記したよう
に半球状としたが、他の形状も勿論可能であり、さらに
屋根の全部を採光部とすることも可能である。また、上
記したように公衆トイレの他に屋根に日光が照射される
ように設置されたトイレであれば、一般家庭などのもの
にも適用できる。また、トイレ用の窓用材料だけでなく
他の建屋等の窓用材料として適用できるのは勿論であ
る。さらに採光部13の素材についても、可視光線及び
紫外線を通過させる材料であれば、前述のものに限定さ
れない。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、可
視光による採光効果を奏し、紫外線による殺菌力を利用
できる上に可視光〜近赤外領域の光は光起電力に変換さ
れ、照明器具や機能部品等に必要な電源を供給すること
ができるので、電気代等の維持管理費の問題がない。よ
って、例えば公衆トイレに利用すると衛生面、機能面、
効率面で特に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窓用材料の構成を示す断面図であ
る。
【図2】本発明に係る窓用材料の構成を示す平面図であ
る。
【図3】本発明に係る窓用材料を公衆トイレに適用した
場合を示す縦断面図である。
【図4】本発明に係る窓用材料を公衆トイレに利用した
場合の電気配線図の概略を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…窓用材料 2…透光層 3…半導体層 5…公衆トイレ 13…採光部 17…主電源部 19…制御回路 20…電磁弁 21…超音波センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短波長透過材料を基板として、光起電力
    を発生させる半導体層を形成したことを特徴とする窓用
    材料。
  2. 【請求項2】 前記光起電力がトイレ用のセンサー、電
    磁弁等の機能部品を駆動する電源として供されることを
    特徴とする請求項1記載の窓用材料。
JP43A 1992-12-26 1992-12-26 窓用材料 Pending JPH06204542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP43A JPH06204542A (ja) 1992-12-26 1992-12-26 窓用材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP43A JPH06204542A (ja) 1992-12-26 1992-12-26 窓用材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06204542A true JPH06204542A (ja) 1994-07-22

Family

ID=18475550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP43A Pending JPH06204542A (ja) 1992-12-26 1992-12-26 窓用材料

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JP (1) JPH06204542A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0222196B2 (ja) * 1981-06-17 1990-05-17 Nippon Cable Kk

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0222196B2 (ja) * 1981-06-17 1990-05-17 Nippon Cable Kk

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