JPH06203527A - 光ディスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】目の不自由な人や、夜間、照明の無いところ、
例えは車の運転中に、表裏や品番の判定が、皮膚の感触
で出来る光ディスクを提供する。 【構成】光ディスクの内周部４或いは外周部５の非記録
部に識別凹凸表示を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は光ディスク、即ちコンパ
クトディスクやビデオディスク等の光記録媒体の識別表
示に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、光ディスクの内周部に社名を刻印
したものはあった。しかし、この表示はあくまで、視覚
で見て、判別するためのもので、本発明の光ディスクの
識別凹凸表示とはその解決しようとする課題及び作用、
効果が異なる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、目の不自由
な人や、夜間、照明の無いところ、例えば車の運転中
に、表裏や品番の判定が、皮膚の感触で出来る光ディス
クを提供することを課題にしている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクの
内周部或いは外周部の非記録部や機械装置へのチャック
に使用しない部分に、凹凸表示或いは点文字表示のよう
な識別凹凸表示を設けることを特徴とする。

【０００５】

【作用】このように、識別凹凸表示を設けることによっ
て、皮膚の感触により、光ディスクの表裏や品番の判別
が出来る。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の一実施例として、コンパクト
ディスクの例を図１を参照して説明する。図１は本発明
の一実施例の斜視図である。コンパクトディスクは、図
１に示すように、録音の始まり部１から光記録がされて
おり、録音の終わり部２で記録が終わっている。再生は
この間を光学ピックアップが移動し、ディスクの回転と
共に、光信号の授受により、音を再生出来る。３はディ
スクを機械装置にチャックするときに、チャックにより
挟まれるプレーヤーのホールド部である。４はディスク
の内周部、５はディスクの外周部であり、ディスクの内
周部４は、プレーヤーのホールド部３を挟む２重4a、4b
になっている。これらのディスクの内周部４や外周部５
は、記録やチャックに使用しない部分である。図示は表
面であるが、裏面も略同様である。

【０００７】本発明の特徴は、ディスクの内周部４或い
は外周部５の非記録部や機械装置へのチャックに使用し
ない部分に、凹凸表示或いは点文字表示のような識別凹
凸表示を設ける点にある。このように、識別凹凸表示を
設けることによって、皮膚の感触により、光ディスクの
表裏や品番の判別が出来る。表示を入れる方法につい
て、原盤或いは金型表面へ堀り込み後、ディスクを成形
する方法を取る。又別の表示を入れる方法として、成形
後の基盤或いはディスクへ堀り込み、盛り上げする方法
でも可能である。

【０００８】以上、コンパクトディスクの例で説明した
がビデオディスク等、他の光ディスクの識別表示にも応
用可能である。

【０００９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
クは、その内周部或いは外周部の非記録部に識別凹凸表
示を設け、目の不自由な人や、夜間、照明の無いとこ
ろ、例えば車の運転中に、表裏や品番の判定が、皮膚の
感触で出来る光ディスクを提供出来る効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１ 録音の始まり部 ２ 録音の終わり部 ３ プレーヤーのホールド部 ４ ディスクの内周部 ５ ディスクの外周部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 内周部或いは外周部の非記録部に識別凹
   凸表示を設けることを特徴とする光ディスク。