JPH06202554A - 模擬視界発生装置におけるダブルイメージ除去回路 - Google Patents
模擬視界発生装置におけるダブルイメージ除去回路Info
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- JPH06202554A JPH06202554A JP35903192A JP35903192A JPH06202554A JP H06202554 A JPH06202554 A JP H06202554A JP 35903192 A JP35903192 A JP 35903192A JP 35903192 A JP35903192 A JP 35903192A JP H06202554 A JPH06202554 A JP H06202554A
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- 230000003278 mimic effect Effects 0.000 title 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 6
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 10
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機体運動に合わせて表示画面を移動すると
き、ライトポイントが2つ並んで見えるような現象、す
なわち、ダブルイメージを除去する。 【構成】 従来の方式では、計算したライトの表示位置
は奇数偶数走査時とも同一であるが、これはライトポイ
ントの時間的移動による位置とは、異なる位置に表示し
ている。このように不自然な動きをしているためダブル
イメージが発生する。このことから、ライトポイントの
不自然な動きをなくすには、偶数走査時にそのフレーム
の奇数走査時で表示したライトポイントの位置の任意時
間後の位置を計算するようにすればよい。
き、ライトポイントが2つ並んで見えるような現象、す
なわち、ダブルイメージを除去する。 【構成】 従来の方式では、計算したライトの表示位置
は奇数偶数走査時とも同一であるが、これはライトポイ
ントの時間的移動による位置とは、異なる位置に表示し
ている。このように不自然な動きをしているためダブル
イメージが発生する。このことから、ライトポイントの
不自然な動きをなくすには、偶数走査時にそのフレーム
の奇数走査時で表示したライトポイントの位置の任意時
間後の位置を計算するようにすればよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機作像方式による
機体運動に合わせて表示画面を移動するとき、ライトポ
イントが2つ並んで見えるような現象(このような現象
をダブルイメージと呼ぶ)を除去する回路を有する模擬
視界発生装置に関するものである。
機体運動に合わせて表示画面を移動するとき、ライトポ
イントが2つ並んで見えるような現象(このような現象
をダブルイメージと呼ぶ)を除去する回路を有する模擬
視界発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機作像方式による模擬視界発
生装置を図2のブロック図に示す。計算機作像方式で
は、地図(地形図)をもとに山、海、町、道路、飛行場
等を平面および点(ライトポイント)で表現した地図を
データベースとしている。例えば、フライトシミュレー
タならば、飛行運動パラメータ(機体運動・姿勢データ
・シーンの選択情報等)を取り込んで時々刻々表示して
いく方式であり、ライトポイントは第2図に示す方式で
表示装置(ラスタ型CRTグラフィック装置、プロジェ
クタ等)に表示している。図2を用いて従来の計算機作
像方式による模擬視界発生装置の動作を説明する。2の
計算機はシミュレータからの飛行運動パラメータ(機体
運動・姿勢データ・シーンの選択情報等)を取り込ん
で、1の外部メモリに格納されているデータベースの中
から該当するシーンデータを3のデータメモリに転送す
る。4は1の中で地球座標系で記述された平面系データ
を3の中から取り込んで、姿勢データを使ってパイロッ
トの目の位置を原点とする視野座標系に変換し、5は4
で求めた視野座標系で表している3次元座標を14の表
示装置に表示するために2次元座標のスクリーン座標系
に変換する。6は5により求まった2次元座標の始点と
終点を結ぶための処理を行い、さらに平面の重なりを考
慮するために、ランダムに送られてくる平面系データ
を、手前にあるものから順に探し出し、並びかえる処理
をする線画作成部、7は線画作成部で処理された平面系
データに付加されている色情報R、G、Bの色データに
もとづきビデオ信号に変換する画像作成部、8は4と同
様に、1の中で地球座標系で記述されたライトポイント
系データを3の中から取り込んで、姿勢データを使って
パイロットの目の位置を原点とする視野座標系に変換
し、9は5と同様に、8で求めた視野座標系で表してい
る3次元座標を14の表示装置に表示するために2次元
座標のスクリーン座標系に変換する。10は視点からラ
イトポイントまでの距離に応じてライトポイントの大き
さを制御しているサイズ(画素数)制御部、11は視点
からライトポイントまでの距離に応じてライトポイント
の明るさを制御している輝度制御部、12は8〜11ま
で順不同で求めたライトポイントを走査線の順番に並べ
かえるために1フレームのすべてのライトポイントを一
担記憶するフレームバッファ、13は7、12からの
R、G、Bを走査線に同期した色信号にするビデオ発生
部、14は風景を表示する表示装置(ラスタ型CRTグ
ラフィック装置)である。
生装置を図2のブロック図に示す。計算機作像方式で
は、地図(地形図)をもとに山、海、町、道路、飛行場
等を平面および点(ライトポイント)で表現した地図を
データベースとしている。例えば、フライトシミュレー
タならば、飛行運動パラメータ(機体運動・姿勢データ
・シーンの選択情報等)を取り込んで時々刻々表示して
いく方式であり、ライトポイントは第2図に示す方式で
表示装置(ラスタ型CRTグラフィック装置、プロジェ
クタ等)に表示している。図2を用いて従来の計算機作
像方式による模擬視界発生装置の動作を説明する。2の
計算機はシミュレータからの飛行運動パラメータ(機体
運動・姿勢データ・シーンの選択情報等)を取り込ん
で、1の外部メモリに格納されているデータベースの中
から該当するシーンデータを3のデータメモリに転送す
る。4は1の中で地球座標系で記述された平面系データ
を3の中から取り込んで、姿勢データを使ってパイロッ
トの目の位置を原点とする視野座標系に変換し、5は4
で求めた視野座標系で表している3次元座標を14の表
示装置に表示するために2次元座標のスクリーン座標系
に変換する。6は5により求まった2次元座標の始点と
終点を結ぶための処理を行い、さらに平面の重なりを考
慮するために、ランダムに送られてくる平面系データ
を、手前にあるものから順に探し出し、並びかえる処理
をする線画作成部、7は線画作成部で処理された平面系
データに付加されている色情報R、G、Bの色データに
もとづきビデオ信号に変換する画像作成部、8は4と同
様に、1の中で地球座標系で記述されたライトポイント
系データを3の中から取り込んで、姿勢データを使って
パイロットの目の位置を原点とする視野座標系に変換
し、9は5と同様に、8で求めた視野座標系で表してい
る3次元座標を14の表示装置に表示するために2次元
座標のスクリーン座標系に変換する。10は視点からラ
イトポイントまでの距離に応じてライトポイントの大き
さを制御しているサイズ(画素数)制御部、11は視点
からライトポイントまでの距離に応じてライトポイント
の明るさを制御している輝度制御部、12は8〜11ま
で順不同で求めたライトポイントを走査線の順番に並べ
かえるために1フレームのすべてのライトポイントを一
担記憶するフレームバッファ、13は7、12からの
R、G、Bを走査線に同期した色信号にするビデオ発生
部、14は風景を表示する表示装置(ラスタ型CRTグ
ラフィック装置)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、機体
の運動に合わせて表示画面を移動するとき、ライトポイ
ントが2つ並んで見えるような現象が起こる。これは、
インタレース表示している計算機作像方式特有の現象で
ある。図2の8と9で計算したライトの表示位置は、奇
数偶数走査時とも同一であるが、ライトポイントの時間
的移動による位置とは、異なる位置に表示している。こ
のように不連続な動きをしているため上記のような現象
が起こる。本発明は、この現象を除去することを目的と
する。
の運動に合わせて表示画面を移動するとき、ライトポイ
ントが2つ並んで見えるような現象が起こる。これは、
インタレース表示している計算機作像方式特有の現象で
ある。図2の8と9で計算したライトの表示位置は、奇
数偶数走査時とも同一であるが、ライトポイントの時間
的移動による位置とは、異なる位置に表示している。こ
のように不連続な動きをしているため上記のような現象
が起こる。本発明は、この現象を除去することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、偶数走査時にそのフレームの奇数走査
時で表示したライトポイントの位置16.6ms後の位
置を計算し、その位置の映像を表示することによりライ
トポイントの不連続性を軽減するようにしたものであ
る。
達成するために、偶数走査時にそのフレームの奇数走査
時で表示したライトポイントの位置16.6ms後の位
置を計算し、その位置の映像を表示することによりライ
トポイントの不連続性を軽減するようにしたものであ
る。
【0005】
【作用】本発明の動作について説明すると、偶数走査時
には前回、前々回、さらにその前の奇数走査時の機体の
位置、姿勢データ等からこの走査時のデータを計算し、
その値を使ってライト系の座標変換部、ライト系の透視
変換部、ライトポイントのサイズ、輝度制御部を経て、
画像を表示する。これにより、ライトポイントが2つ並
んで見えるような現象が除去された画像を得ることがで
きる。
には前回、前々回、さらにその前の奇数走査時の機体の
位置、姿勢データ等からこの走査時のデータを計算し、
その値を使ってライト系の座標変換部、ライト系の透視
変換部、ライトポイントのサイズ、輝度制御部を経て、
画像を表示する。これにより、ライトポイントが2つ並
んで見えるような現象が除去された画像を得ることがで
きる。
【0006】
【実施例】以上この発明の一実施例を図1により説明す
る。1はデータベース、2は計算機、3はデータメモ
リ、4は平面系座標変換部、5は平面系透視変換部、6
は線画作成部、7は画面作成部、8はライト系座標変換
部、9はライト系透視変換部、10はライトポイントの
サイズ制御部、11はライトポイントの輝度制御部、1
2はフレームバッファ、13はビデオ発生部、14は画
像表示部、15はラスタ型CRTグラフィック装置の偶
数走査時の機体の位置、姿勢データ等の補間回路であ
る。以下この動作について説明する。1〜14の基本機
能は、従来の方式と同じである。15の補間回路部であ
るラスタ型CRTグラフィック装置の偶数走査時の各ラ
イトポイントの位置を求めるため機体の位置、姿勢デー
タPn′を下記の(1)から計算する。 Pn′=Pn+{(Pn-2−Pn-1)+(Pn-1−Pn)}/
4 Pn:nフレームの奇数走査時の機体の位置、姿勢データ Pn′:nフレームの偶数走査時の機体の位置、姿勢デー
タ Pn-1:n-1フレームの奇数走査時の機体の位置、姿勢デ
ータ Pn-2:n-2フレームの奇数走査時の機体の位置、姿勢デ
ータ
る。1はデータベース、2は計算機、3はデータメモ
リ、4は平面系座標変換部、5は平面系透視変換部、6
は線画作成部、7は画面作成部、8はライト系座標変換
部、9はライト系透視変換部、10はライトポイントの
サイズ制御部、11はライトポイントの輝度制御部、1
2はフレームバッファ、13はビデオ発生部、14は画
像表示部、15はラスタ型CRTグラフィック装置の偶
数走査時の機体の位置、姿勢データ等の補間回路であ
る。以下この動作について説明する。1〜14の基本機
能は、従来の方式と同じである。15の補間回路部であ
るラスタ型CRTグラフィック装置の偶数走査時の各ラ
イトポイントの位置を求めるため機体の位置、姿勢デー
タPn′を下記の(1)から計算する。 Pn′=Pn+{(Pn-2−Pn-1)+(Pn-1−Pn)}/
4 Pn:nフレームの奇数走査時の機体の位置、姿勢データ Pn′:nフレームの偶数走査時の機体の位置、姿勢デー
タ Pn-1:n-1フレームの奇数走査時の機体の位置、姿勢デ
ータ Pn-2:n-2フレームの奇数走査時の機体の位置、姿勢デ
ータ
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、機体運動に合わせて表
示画面を移動するとき、ライトポイントが2つ並んで見
えるような現象は除去される。
示画面を移動するとき、ライトポイントが2つ並んで見
えるような現象は除去される。
【図1】本発明の全体構成を示すブロック図。
【図2】従来の方式のブロック図。
1 データベース 2 計算機 3 データメモリ 4 平面系座標変換部 5 平面系透視変換部 6 線画作成部 7 画面作成部 8 ライト系座標変換部 9ライト系透視変換部 10 ライトポイントのサイズ制御部 11 ライトポイントの輝度制御部 12 フレームバッファ 13 ビデオ発生部 14 画像表示部 15 ラスタ型CRTグラフィック装置の偶数走査時の
機体の位置、姿勢データの補間回路部
機体の位置、姿勢データの補間回路部
Claims (1)
- 【請求項1】 飛行運動に対応した模擬映像を、インタ
レース表示するラスタ型CRTグラフィック装置のライ
トポイントが2個並んで見えるような現象を除去するた
めに偶数走査時に奇数走査時で表示したライトポイント
の位置から奇数走査表示時間後の位置を計算するための
機体の位置、姿勢データを補間する回路を有することを
特徴とした種々のシミュレーションに対して視界を表示
する計算機作像方式の模擬視界発生装置である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35903192A JPH06202554A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 模擬視界発生装置におけるダブルイメージ除去回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35903192A JPH06202554A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 模擬視界発生装置におけるダブルイメージ除去回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06202554A true JPH06202554A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=18462388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35903192A Pending JPH06202554A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 模擬視界発生装置におけるダブルイメージ除去回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06202554A (ja) |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP35903192A patent/JPH06202554A/ja active Pending
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