JPH0620158Y2 - 装飾時計の礼動作機構 - Google Patents
装飾時計の礼動作機構Info
- Publication number
- JPH0620158Y2 JPH0620158Y2 JP1989022805U JP2280589U JPH0620158Y2 JP H0620158 Y2 JPH0620158 Y2 JP H0620158Y2 JP 1989022805 U JP1989022805 U JP 1989022805U JP 2280589 U JP2280589 U JP 2280589U JP H0620158 Y2 JPH0620158 Y2 JP H0620158Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push
- mounting plate
- rotary table
- rod
- doll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 4
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は装飾時計における人間や動物等の形状を有する
装飾体に礼動作を行わせる為の礼動作機構に関する。
装飾体に礼動作を行わせる為の礼動作機構に関する。
(従来技術) 近年屋外に設置する設備時計において、人形や動物の形
状をした装飾体が楽器の演奏をしているように動作した
り、音楽に合わせて動作するものが数多く設置されてい
る。人形等の装飾体に礼動作させる手段として、従来、
人形内部に駆動モータを収納し、人形の要部に回動軸を
設け、歯車伝達機構によって人形上半身を前方に若干傾
けて停止させ、次に駆動モータを逆転させて人形の姿勢
を立設状態に戻すものがある。
状をした装飾体が楽器の演奏をしているように動作した
り、音楽に合わせて動作するものが数多く設置されてい
る。人形等の装飾体に礼動作させる手段として、従来、
人形内部に駆動モータを収納し、人形の要部に回動軸を
設け、歯車伝達機構によって人形上半身を前方に若干傾
けて停止させ、次に駆動モータを逆転させて人形の姿勢
を立設状態に戻すものがある。
(考案が解決しようとする課題) 人形体内に礼動作機構を収納したものでは、人形上半身
の重量が大きくなると人形体が頭を下げた状態から元の
姿勢に戻す際の駆動力を大きくしなければならないの
で、大型モータが必要となりモータ収納スペースが大き
くなってしまう。その為、長身でスマートな人形体を提
供することが難しかった。また、駆動モータや伝達歯車
を人形体内に組込まなければならず組立てが面倒であっ
た。
の重量が大きくなると人形体が頭を下げた状態から元の
姿勢に戻す際の駆動力を大きくしなければならないの
で、大型モータが必要となりモータ収納スペースが大き
くなってしまう。その為、長身でスマートな人形体を提
供することが難しかった。また、駆動モータや伝達歯車
を人形体内に組込まなければならず組立てが面倒であっ
た。
本考案の目的は体外に礼動作機構を設けることによって
組立てが簡単であり、正面以外の方向にも向かって礼動
作可能な機構を提供することである。
組立てが簡単であり、正面以外の方向にも向かって礼動
作可能な機構を提供することである。
(課題を解決する為の手段) 本考案は上記目的を達成する為に、所定の回転角度内を
往復回動可能に軸支された回転台と、該回転台上面に上
下方向回動自在に軸支された載置板と、 該載置板の下方に設けられたガイド部に上下動可能に案
内される突き上げ杆と、前記回転台上に設けられ、前記
突き上げ杆の下方端が摺動するカム面を有し、突き上げ
杆を上方向に押し上げ可能なカム体と、前記載置板と、
回転台のいずれか一方に設けられ、礼動作前後に載置板
と回転台の他方に係合して載置板を略水平状態位置に保
持する水平保持部と、前記載置板上に該載置板の回動軸
の径方向に向いて立設された人間や動物の形状をした装
飾体と、から構成されたことを特徴とする (実施例) 第1〜3図には本考案に係る一実施例が示されており、
第1図において、床2に設けた固定台4には回転台6が
往復回転可能に軸支されている。回転台6は固定台4に
設けられた第1モータ8の回転力が周知な減速機構(図
示省略)及び伝達軸11を介して伝達されることによっ
て往復回動する。回転台6の上面には支持柱10.10
が立設され、該支持柱10.10には載置板12が上下
方向へ回動自在に軸支されている。載置板12の下方に
は回転台6と係合した時に載置板12自体を水平に保持
する為の水平保持部14が設けられ、付勢バネ16の一
端は水平保持部14に係合し、他端は載置板12に係合
している。これによって載置板12は常に水平に支えら
れる。
往復回動可能に軸支された回転台と、該回転台上面に上
下方向回動自在に軸支された載置板と、 該載置板の下方に設けられたガイド部に上下動可能に案
内される突き上げ杆と、前記回転台上に設けられ、前記
突き上げ杆の下方端が摺動するカム面を有し、突き上げ
杆を上方向に押し上げ可能なカム体と、前記載置板と、
回転台のいずれか一方に設けられ、礼動作前後に載置板
と回転台の他方に係合して載置板を略水平状態位置に保
持する水平保持部と、前記載置板上に該載置板の回動軸
の径方向に向いて立設された人間や動物の形状をした装
飾体と、から構成されたことを特徴とする (実施例) 第1〜3図には本考案に係る一実施例が示されており、
第1図において、床2に設けた固定台4には回転台6が
往復回転可能に軸支されている。回転台6は固定台4に
設けられた第1モータ8の回転力が周知な減速機構(図
示省略)及び伝達軸11を介して伝達されることによっ
て往復回動する。回転台6の上面には支持柱10.10
が立設され、該支持柱10.10には載置板12が上下
方向へ回動自在に軸支されている。載置板12の下方に
は回転台6と係合した時に載置板12自体を水平に保持
する為の水平保持部14が設けられ、付勢バネ16の一
端は水平保持部14に係合し、他端は載置板12に係合
している。これによって載置板12は常に水平に支えら
れる。
一方回転台6上面には突き上げ杆20がガイド部18に
沿って上下動するように設けられ、突き上げ杆20の下
端は偏心カム体22の周面に摺動している。偏心カム体
22は第2モータ24によって一方向に約2秒で一回転
する場合と、約1秒で半回転し、一時停止した直後に約
1秒で半回転する場合がある。偏心カム体22の通常位
置は第1図の位置、即ち突き上げ杆20先端が最下位置
に停止している位置である。載置板12上面には第1図
のように人形体26が設けられており、偏心カム体22
が半回転すると第2図の様に突き上げ杆18が載置板1
2下面を突き上げることによって載置板12を人形体2
6の前方に傾け、これによって人形体26も前方に傾く
ので人形体26が礼動作している様に見える。偏心カム
体22を連続して1回転させると、人形体26は直ぐに
元の垂直姿勢に戻るので、人形体26が会釈している様
に見える。
沿って上下動するように設けられ、突き上げ杆20の下
端は偏心カム体22の周面に摺動している。偏心カム体
22は第2モータ24によって一方向に約2秒で一回転
する場合と、約1秒で半回転し、一時停止した直後に約
1秒で半回転する場合がある。偏心カム体22の通常位
置は第1図の位置、即ち突き上げ杆20先端が最下位置
に停止している位置である。載置板12上面には第1図
のように人形体26が設けられており、偏心カム体22
が半回転すると第2図の様に突き上げ杆18が載置板1
2下面を突き上げることによって載置板12を人形体2
6の前方に傾け、これによって人形体26も前方に傾く
ので人形体26が礼動作している様に見える。偏心カム
体22を連続して1回転させると、人形体26は直ぐに
元の垂直姿勢に戻るので、人形体26が会釈している様
に見える。
偏心カム体22の下面には回転台6上面に設けたマイク
ロスイッチ等からなるカム位置検出器28が設けられて
おり、突き上げ杆20が最下位置に下がったことを検出
して第2モータ24の制御部(図示省略)に停止信号を
出力する。
ロスイッチ等からなるカム位置検出器28が設けられて
おり、突き上げ杆20が最下位置に下がったことを検出
して第2モータ24の制御部(図示省略)に停止信号を
出力する。
また、回転台6の縁部下面には回転位置検出装置32・
33・34・35・36が設けられており、回転台6が
各回転位置まで回転すると第1モータ8が停止する様に
設定されている。通常回転台6は回転位置検出装置33
〜35に検出されて停止した後は、第2モータ24が作
動して前述した人形体26の礼動作が行われる様に設定
されている。そして、回転位置検出装置32・36は回
転位置検出装置33・35の検出ミスによって回転台6
が過回転しないように設けてある。
33・34・35・36が設けられており、回転台6が
各回転位置まで回転すると第1モータ8が停止する様に
設定されている。通常回転台6は回転位置検出装置33
〜35に検出されて停止した後は、第2モータ24が作
動して前述した人形体26の礼動作が行われる様に設定
されている。そして、回転位置検出装置32・36は回
転位置検出装置33・35の検出ミスによって回転台6
が過回転しないように設けてある。
なお、第1モータ8・第2モータ24の制御は図示省略
したがタイマーにて行われている。
したがタイマーにて行われている。
また、突き上げ杆20の下端にはころがり車38が設け
てあるので突き上げ杆20の上下動はスムーズに行われ
る。
てあるので突き上げ杆20の上下動はスムーズに行われ
る。
(考案の効果) 人形や動物の形状をした装飾体の体内に礼動作機構を設
けなくてよいので、細身の装飾体でも礼動作させること
ができ、組立ても簡単である。
けなくてよいので、細身の装飾体でも礼動作させること
ができ、組立ても簡単である。
装飾体は左右方向に往復回動する回転台上に設けたの
で、装飾体の礼動作は正面方向に限定されないので、動
作のバリエーションが高まる。装飾体が前方に傾くだけ
の動作にて礼動作している様に見えるので構造が簡単で
ある。
で、装飾体の礼動作は正面方向に限定されないので、動
作のバリエーションが高まる。装飾体が前方に傾くだけ
の動作にて礼動作している様に見えるので構造が簡単で
ある。
第1図は本考案に係る礼動作機構の要部断面側面図。 第2図は礼動作状態の要部断面側面図。 第3図はモータおよび回動位置検出装置の配置説明図で
ある。 6……回転台、12……載置板、 14……水平保持部、18……ガイド部、 20……突き上げ杆、22……カム体、 26……装飾体。
ある。 6……回転台、12……載置板、 14……水平保持部、18……ガイド部、 20……突き上げ杆、22……カム体、 26……装飾体。
Claims (1)
- 【請求項1】所定の回転角度内を往復回動可能に軸支さ
れた回転台と、 該回転台上面に上下方向回動自在に軸支された載置板
と、 該載置板の下方に設けられたガイド部に上下動可能の案
内され、前記載置板を回動させる突き上げ杆と、 前記回転台上に設けられ、前記突き上げ杆の下方端が摺
動するカム面を有し、突き上げ杆を上方向に押し上げ可
能なカム体と、 前記載置板と回転台のいずれか一方に設けられ、礼動作
前後に載置板と回転台の他方に係合して載置板を略水平
状態に保持する水平保持部と、 前記載置板上に該載置板の回動軸の径方向に向いて立設
された人間や動物の形状をした装飾体と、から構成され
たことを特徴とする装飾時計の礼動作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989022805U JPH0620158Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 装飾時計の礼動作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989022805U JPH0620158Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 装飾時計の礼動作機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02113191U JPH02113191U (ja) | 1990-09-11 |
JPH0620158Y2 true JPH0620158Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31241245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989022805U Expired - Lifetime JPH0620158Y2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 装飾時計の礼動作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620158Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62158484U (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-08 | ||
JPS6384597U (ja) * | 1986-11-25 | 1988-06-02 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1989022805U patent/JPH0620158Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02113191U (ja) | 1990-09-11 |
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