JPH06201436A - 水道メーター指示ユニット回転試験装置 - Google Patents

水道メーター指示ユニット回転試験装置

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JPH06201436A
JPH06201436A JP5000243A JP24393A JPH06201436A JP H06201436 A JPH06201436 A JP H06201436A JP 5000243 A JP5000243 A JP 5000243A JP 24393 A JP24393 A JP 24393A JP H06201436 A JPH06201436 A JP H06201436A
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JP
Japan
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indicating unit
water meter
rotation
magnet
unit
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Pending
Application number
JP5000243A
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English (en)
Inventor
Masaharu Saito
正治 斎藤
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TOKYO RIYOUSUIKI KOGYOSHO KK
Original Assignee
TOKYO RIYOUSUIKI KOGYOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 試験すべき指示ユニットの外部からユニット
の大流量時の回転追従性能を高精度に効率よく検査でき
る試験装置を提供する。 【構成】 水道メーター指示ユニット回転試験装置は、
回転数を連続的かつ規則的に増加及び減少させることが
可能なパルスモータ1と、パルスモータ1の回転軸に取
り付けられた駆動磁石2と、試験すべき水道メーターの
指示ユニット30を所定位置に保持するホルダ3と、指
示ユニット30の減速歯車の一つの回転軸に取り付けら
れたパイロットキャップ34の回転数を検出するフォト
センサ4とパルスモータの回転数の増減に対応して、セ
ンサ4の出力に基づき指示ユニット30内のマグネット
歯車32の回転数の増減状態を記録し解析する演算装置
の役割を果たすパーソナルコンピュータとから構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道メーター指示ユニ
ットの回転追従性能を非接触で高精度に試験する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】乾式水道メーターは、一般に、翼車ユニ
ットと指示ユニットとから構成され、翼車ユニットに
は、配管中を通過する水道水によって回転する翼車が収
容され、指示ユニットには、上記翼車の回転軸の一端に
取り付けたマグネットと非接触状態で磁気結合されたマ
グネットを有するマグネット歯車と、その回転を所定の
減速比で指針及びカウンタに順次伝達する歯車列が収容
されている。
【0003】而して、乾式水道メーターに使用される上
記指示ユニットは、指示機構内部への水の侵入及び結露
を防ぐために気密性の高い構造になっているため、指示
ユニット内部の検査は困難であり、ユニットを開くこと
なくその回転追従性能を試験できる装置の開発が望まれ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、指示ユニットを開くことなくユニット外部から
ユニットの大流量時の回転追従性能を高精度に検査し得
る水道メーター指示ユニット回転試験装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る水道メーター指示ユニット回転試験装
置は、回転数を連続的かつ規則的に増加及び減少させる
ことが可能なモータと、上記モータによって回転せしめ
られる駆動磁石と、試験すべき水道メーターの指示ユニ
ット内のマグネット歯車に取り付けられた従動磁石が、
上記駆動磁石と対向するように、かつ両者間の距離を調
節可能なように上記指示ユニットを支持するホルダと、
指示ユニットの減速歯車の一つの回転軸に取り付けられ
たパイロットキャップの回転数を検出するセンサと、上
記モータの回転数の増減に対応して、上記センサの出力
に基づき指示ユニット内のマグネット歯車の回転数の増
減状態を記録し解析する演算装置と、から構成されたこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の如き構成であると、上記センサにより指
示ユニットのパイロットキャップの回転数を検出しなが
らモータの回転数を次第に増加させてゆくと、或る一定
段階まではパイロットキャップの回転数はモータの回転
数に対応して増加してゆくが、或る段階に達するとモー
タの回転に追従できなくなり、パイロットキャップの回
転数は急激に低下することから、指示ユニットの追従限
界点を知ることができ、次いで、モータの回転数を次第
に減少させてゆくと或る段階で再びパイロットキャップ
が回転し始めその回転数がモータの回転数と対応するよ
うになるので、これから指示ユニットの復活追従点を知
ることができ、これによって指示ユニットの回転追従性
能を非接触で高精度に検査し得るものである。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しつゝ本発明を具体的に説
明する。図1は本発明に係る水道メーター指示ユニット
回転試験装置を具備した試験機の全体構成を示す外観
図、図2は本発明に係る水道メーター指示ユニット回転
試験装置の基本構成を示す説明図、図3は本発明に係る
水道メーター指示ユニット回転試験装置による試験デー
タを示すグラフ、図4は本発明に係る水道メーター指示
ユニット回転試験装置を具備した試験機全体の作動を制
御する回路構成を示すブロック図である。
【0008】而して、図1に示した試験機100は、水
道メーター指示ユニット20の小流量時における回転性
能をテストする試験装置101と、もう一つの水道メー
ター指示ユニット30の大流量時における回転追従能力
をテストする本発明に係る水道メーター指示ユニット回
転試験装置102と、これらの回転試験装置101及び
102の出力データをパーソナルコンピュータ104に
入出力するI/Oモジュール103とから構成され、上
記回転試験装置101及び102の出力データはパーソ
ナルコンピュータ104によって記録、解析されてその
ディスプレイ画面上に表示されると共に、プリンタ10
5によってプリントアウトされ、また必要に応じて磁気
フロッピーディスク106に記録、保存できるようにな
っている。
【0009】本発明は、上記試験機100に設けた大流
量時の回転追従性能をテストする水道メーター指示ユニ
ット回転試験装置102に関するものであり、水道メー
ター指示ユニット中に設けられているマグネット歯車の
大流量時の回転追従性能を非接触方式で高精度に自動検
出し得るように構成したものである。
【0010】図2には、その基本構成と作動原理が示さ
れており、同図に示すように、本発明に係る水道メータ
ー指示ユニット回転試験装置は、回転数を連続的かつ規
則的に増加及び減少させることが可能なパルスモータ1
と、上記パルスモータの回転軸に取り付けられた駆動磁
石2と、試験すべき水道メーターの指示ユニット30を
所定位置に保持するホルダ3と、指示ユニット30の減
速歯車の一つの回転軸に取り付けられたパイロットキャ
ップ34の回転数を検出するフォトセンサ4と、上記パ
ルスモータの回転数の増減に対応して、上記センサ4の
出力に基づき指示ユニット30内のマグネット歯車32
の回転数の増減状態を記録し解析する演算装置の役割を
果たすパーソナルコンピュータ104(図1参照)と、
から構成されている。
【0011】ホルダ3は、外周にネジを刻設した環状の
部材から成り、このネジを基板5の開口部にねじ込むこ
とにより取り付けられ、そのねじ込み量を加減すること
により、ホルダ3の上部から嵌め込まれる試験すべき指
示ユニット30のマグネット歯車32に取り付けた従動
磁石31と本発明の試験装置の駆動磁石2との距離を調
節できるようになっている。
【0012】指示ユニット30のマグネット歯車32に
取り付けた従動磁石31は、現実のメーター使用時にお
いては、前記翼車ユニットの翼車の回転軸に取り付けた
磁石と非接触状態で磁気結合され、翼車の回転に追随し
て回転し、これによってマグネット歯車32が回転し、
所定の減速歯車33その他を介してメーターの指針及び
カウンタを駆動するようになっている。本発明において
は、この翼車の回転軸に取り付けた磁石の代わりに、パ
ルスモータ1によって回転せしめられる駆動磁石2によ
って指示ユニット30のマグネット歯車22を非接触状
態で回転させ、マグネット歯車32や指示ユニット内の
その他の歯車列の回転追従性能をテストしようとするも
のである。
【0013】即ち、指定流量における翼車の回転数と同
じ回転数で駆動磁石2が回転するようパルスモータ1を
駆動させ、このときのフォトセンサ4からの出力パルス
数をカウントすれば、駆動磁石2の回転に対して指示ユ
ニットが正確に追従できているか否かを知ることができ
るものである。
【0014】また、パルスモータ1の回転数を次第に増
大させ、最大値に達したのち再び減少させるように駆動
し、その連続変化中におけるフォトセンサ4からの出力
パルス数をカウントすれば、指示ユニットの追従限界流
量及び復活追従流量を測定できるものである。
【0015】即ち、図3は、パルスモータ1の回転数の
増減に応じた指示ユニットの追従性能の試験結果を示す
グラフであり、その縦軸はパルスモータ1の回転数 rpm
(即ち、駆動磁石2の回転数)及びその回転数に対応
する流量換算値〔リットル/時〕(実際の使用時に翼車
がその回転数で回転した場合の水道水の流量)を示し、
横軸は時間を示している。グラフ中、1点鎖線はパルス
モータ1の回転数(試験流量)、実線は指示ユニット2
0のマグネット歯車32の回転数(有負荷実測流量)を
示している。グラフから判るように、フォトセンサ4に
より指示ユニットのパイロットキャップ34の回転数を
検出しながらパルスモータ1の回転数を次第に増加させ
てゆくと、或る一定段階まではパイロットキャップ34
の回転数はモータの回転数と同じ回転数で増加してゆく
が、或る段階(流量換算値で11361リットル/時)
に達するとモータの回転に追従できなくなり、パイロッ
トキャップ34の回転数は急激に低下し、ついには停止
してしまう。従って、この指示ユニットの追従限界点は
11361リットル/時であることが知られる。引き続
きパルスモータ1の回転数を7351 rpm まで増加さ
せた後、再びその回転数を次第に減少させてゆくと、或
る段階(流量換算値で2350リットル/時)で再びパ
イロットキャップ34が回転し始めその回転数がモータ
の回転数と同一になる。これから指示ユニットの復活追
従点は2350リットル/時であることが知られる。
【0016】図4は、上記の如き本発明に係る水道メー
ター指示ユニット回転試験装置102を具備した試験機
全体(図1参照)の作動を制御する回路構成を示すブロ
ック図であり、図中、101は水道メーター指示ユニッ
ト20の小流量時における回転性能をテストするための
回転試験装置、102はもう一つの水道メーター指示ユ
ニット30の大流量時における回転追従能力をテストす
る図2に示したような本発明に係る水道メーター指示ユ
ニット回転試験装置、103はこれらの回転試験装置1
01及び102の出力データをパーソナルコンピュータ
104に入出力するI/Oモジュール、105は試験デ
ータをプリントアウトするプリンタである。この回路の
作動は、図中の各ブロックの説明文字から明らかである
ので、詳しい説明は省略する。
【0017】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成されるから、本
発明によるときは、試験すべき指示ユニットを開くこと
なくユニット外部からユニットの大流量時の回転追従性
能を高精度に効率よく検査し得る試験装置を提供し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水道メーター指示ユニット回転試
験装置を具備した試験機の全体構成を示す外観図であ
る。
【図2】本発明に係る水道メーター指示ユニット回転試
験装置の基本構成を示す説明図である。
【図3】本発明に係る水道メーター指示ユニット回転試
験装置による試験データを示すグラフである。
【図4】本発明に係る水道メーター指示ユニット回転試
験装置を具備した試験機全体の作動を制御する回路構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パルスモータ 2 駆動磁石 3 ホルダ 4 フォトセンサ 5 基板 30 指示ユニット 31 従動磁石 32 マグネット歯車 33 減速歯車 34 パイロットキャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転数を連続的かつ規則的に増加及び減少
    させることが可能なモータ(1)と、 上記モータ(1)によって回転せしめられる駆動磁石
    (2)と、 試験すべき水道メーターの指示ユニット(30)内のマ
    グネット歯車(32)に取り付けられた従動磁石(3
    1)が、上記駆動磁石(2)と対向するように、かつ両
    者間の距離を調節可能なように上記指示ユニットを支持
    するホルダ(3)と、 指示ユニットの減速歯車の一つ(33)の回転軸に取り
    付けられたパイロットキャップ(34)の回転数を検出
    するセンサ(4)と、 上記モータ(1)の回転数の増減に対応して、上記セン
    サ(4)の出力に基づき指示ユニット(30)内のマグ
    ネット歯車(32)の回転数の増減状態を記録し解析す
    る演算装置(104)と、 から構成されたことを特徴とする水道メーター指示ユニ
    ット回転試験装置。
JP5000243A 1993-01-05 1993-01-05 水道メーター指示ユニット回転試験装置 Pending JPH06201436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5000243A JPH06201436A (ja) 1993-01-05 1993-01-05 水道メーター指示ユニット回転試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5000243A JPH06201436A (ja) 1993-01-05 1993-01-05 水道メーター指示ユニット回転試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06201436A true JPH06201436A (ja) 1994-07-19

Family

ID=11468520

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5000243A Pending JPH06201436A (ja) 1993-01-05 1993-01-05 水道メーター指示ユニット回転試験装置

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JP (1) JPH06201436A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772725B1 (ko) * 2006-06-20 2007-11-02 김도영 계측기용 기어형 아날로그 카운터 검사장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772725B1 (ko) * 2006-06-20 2007-11-02 김도영 계측기용 기어형 아날로그 카운터 검사장치

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