JPH06201142A - 集中暖房システム用変温ユニット - Google Patents
集中暖房システム用変温ユニットInfo
- Publication number
- JPH06201142A JPH06201142A JP36056292A JP36056292A JPH06201142A JP H06201142 A JPH06201142 A JP H06201142A JP 36056292 A JP36056292 A JP 36056292A JP 36056292 A JP36056292 A JP 36056292A JP H06201142 A JPH06201142 A JP H06201142A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- pipe
- heat source
- heating system
- changing unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集中暖房システムにおいて、熱媒の温度を任
意の温度に変換できる変温ユニットを提供する。 【構成】 二対の出入り口を備えた密閉容器よりなるミ
キシングタンクの一対の出入り口に熱源側の往復配管を
接続すると共に、他の一対の出入り口に端末側往復配管
を接続して、端末側配管に設けた温度センサの出力によ
り熱源側配管に設けた制御弁を制御するようにした。 【効果】 例えば低温を要求される床暖房に適した温度
の熱媒を連続的に端末機に供給することができるので、
オンオフ制御による温度変化によって人体に不快感を与
えるおそれがない。
意の温度に変換できる変温ユニットを提供する。 【構成】 二対の出入り口を備えた密閉容器よりなるミ
キシングタンクの一対の出入り口に熱源側の往復配管を
接続すると共に、他の一対の出入り口に端末側往復配管
を接続して、端末側配管に設けた温度センサの出力によ
り熱源側配管に設けた制御弁を制御するようにした。 【効果】 例えば低温を要求される床暖房に適した温度
の熱媒を連続的に端末機に供給することができるので、
オンオフ制御による温度変化によって人体に不快感を与
えるおそれがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱源機から供給される
熱媒の温度を配管途中で任意の温度に下げて端末機に供
給することができる集中暖房システム用の変温ユニット
に関するものである。
熱媒の温度を配管途中で任意の温度に下げて端末機に供
給することができる集中暖房システム用の変温ユニット
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年床面の直下に温水配管を埋設して暖
房を行う温水床暖房方式が開発されている。図４はその
一例を示したもので、１台の熱源機１１からの熱媒（温
水）によって、室内空調１３等と共に床暖房１５をも行
う温水循環式の集中暖房システムにおいては、床暖房１
５の温度制御も空調機１３などと同様に、制御弁６によ
る熱媒のオンオフ制御によって行われている。
房を行う温水床暖房方式が開発されている。図４はその
一例を示したもので、１台の熱源機１１からの熱媒（温
水）によって、室内空調１３等と共に床暖房１５をも行
う温水循環式の集中暖房システムにおいては、床暖房１
５の温度制御も空調機１３などと同様に、制御弁６によ
る熱媒のオンオフ制御によって行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし通常集中暖房シ
ステムでは、熱媒の温度として約８０℃と比較的高い温
度が用いられているために、オン時間とオフ時間におけ
る温度差が大きくなって人に不快感を与え、またこの温
度差を小さくするためにはオンオフを頻繁に繰り返す必
要があって、良質な温度制御が得られないという欠点が
あった。本発明は上記の点に鑑み、床暖房のように比較
的低温を必要とする端末機には、熱媒の温度を切り替え
て供給することができるような集中暖房システムの変温
ユニットを提供することを目的とするものである。
ステムでは、熱媒の温度として約８０℃と比較的高い温
度が用いられているために、オン時間とオフ時間におけ
る温度差が大きくなって人に不快感を与え、またこの温
度差を小さくするためにはオンオフを頻繁に繰り返す必
要があって、良質な温度制御が得られないという欠点が
あった。本発明は上記の点に鑑み、床暖房のように比較
的低温を必要とする端末機には、熱媒の温度を切り替え
て供給することができるような集中暖房システムの変温
ユニットを提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による集中暖房シ
ステムの変温ユニットは、図１に示すように、二対の出
入り口を備えた密閉容器よりなるミキシングタンクの一
対の出入り口に熱源側の往復配管を接続すると共に、他
の一対の出入り口に端末側往復配管を接続して、端末側
配管に設けた温度センサの出力により熱源側配管に設け
た制御弁を制御するようにしたものである。
ステムの変温ユニットは、図１に示すように、二対の出
入り口を備えた密閉容器よりなるミキシングタンクの一
対の出入り口に熱源側の往復配管を接続すると共に、他
の一対の出入り口に端末側往復配管を接続して、端末側
配管に設けた温度センサの出力により熱源側配管に設け
た制御弁を制御するようにしたものである。
【０００５】
【作用】上記の構成によれば、熱源側からミキシングタ
ンクに供給される高温の温水は制御弁によって断続され
るが、この熱源側制御弁のオン時間の割合によって、ミ
キシングタンクから端末側配管に循環供給されている温
水を任意の温度に変換することができるので、例えば比
較的低温（４０〜４５℃）を要する床暖房装置にも適温
の熱媒を連続的に供給することができる。
ンクに供給される高温の温水は制御弁によって断続され
るが、この熱源側制御弁のオン時間の割合によって、ミ
キシングタンクから端末側配管に循環供給されている温
水を任意の温度に変換することができるので、例えば比
較的低温（４０〜４５℃）を要する床暖房装置にも適温
の熱媒を連続的に供給することができる。
【０００６】
【実施例】図１及び図２は本発明による変温ユニットの
一実施例を示したもので、ミキシングタンク１は二対の
入口２ａ，２ｂ及び出口３ａ，３ｂを有する中空の密閉
容器で構成されており、このミキシングタンク１の一対
の出入り口２ａ，３ａに接続された熱源側の往復配管４
ａ，４ｂに制御弁６が設けられ、他の一対の出入り口２
ｂ，３ｂに接続された端末側往復配管５ａ，５ｂにはサ
ーミスタ等の温度センサ７が設けられている。８は制御
装置で、操作部９からの運転開始／終了信号及び温度設
定入力により、それぞれ端末側配管５ｂに設けられた循
環ポンプ１０の起動停止を行うと共に、温度センサ７の
出力を監視して、端末側の温水の温度が設定温度と一致
するように制御弁６をオンオフ制御している。
一実施例を示したもので、ミキシングタンク１は二対の
入口２ａ，２ｂ及び出口３ａ，３ｂを有する中空の密閉
容器で構成されており、このミキシングタンク１の一対
の出入り口２ａ，３ａに接続された熱源側の往復配管４
ａ，４ｂに制御弁６が設けられ、他の一対の出入り口２
ｂ，３ｂに接続された端末側往復配管５ａ，５ｂにはサ
ーミスタ等の温度センサ７が設けられている。８は制御
装置で、操作部９からの運転開始／終了信号及び温度設
定入力により、それぞれ端末側配管５ｂに設けられた循
環ポンプ１０の起動停止を行うと共に、温度センサ７の
出力を監視して、端末側の温水の温度が設定温度と一致
するように制御弁６をオンオフ制御している。
【０００７】図２は上記変温ユニットＡに用いられるミ
キシングタンク１の一例を示したもので、内寸６０ｍｍ
φ×２００ｍｍの銅製の小形円筒容器の両端面にそれぞ
れ２個の管接続用の入口２ａ，３ａと出口２ｂ，３ｂを
設けたものであり、内部で熱源側の高温熱媒と端末側の
低温熱媒とを混合させ、この混合比率を高温側の制御弁
６によって調節することにより、端末側に循環する熱媒
の温度を設定温度に保つように制御されるものである。
キシングタンク１の一例を示したもので、内寸６０ｍｍ
φ×２００ｍｍの銅製の小形円筒容器の両端面にそれぞ
れ２個の管接続用の入口２ａ，３ａと出口２ｂ，３ｂを
設けたものであり、内部で熱源側の高温熱媒と端末側の
低温熱媒とを混合させ、この混合比率を高温側の制御弁
６によって調節することにより、端末側に循環する熱媒
の温度を設定温度に保つように制御されるものである。
【０００８】図３は本発明による変温ユニットを用いた
集中暖房システムを示したもので、熱源機１１に接続さ
れた送り配管１２ａ及び戻り配管１２ｂには、約８０℃
に制御された高温の熱媒（温水）が熱源機１１に内蔵さ
れた循環ポンプによって循環しており、これらの両配管
１２ａ，１２ｂ間に並列に接続された複数の分岐配管に
よって、空調室内機１３、浴室乾燥機１４等の端末機に
高温の熱媒が供給されている。図１に示した変温ユニッ
トＡは、端末機の一つである床暖房装置１５へ熱媒を供
給する分岐配管４ａ，４ｂの途中に挿入して、高温熱媒
の温度をより低い床暖房用の設定温度に変換するもので
ある。
集中暖房システムを示したもので、熱源機１１に接続さ
れた送り配管１２ａ及び戻り配管１２ｂには、約８０℃
に制御された高温の熱媒（温水）が熱源機１１に内蔵さ
れた循環ポンプによって循環しており、これらの両配管
１２ａ，１２ｂ間に並列に接続された複数の分岐配管に
よって、空調室内機１３、浴室乾燥機１４等の端末機に
高温の熱媒が供給されている。図１に示した変温ユニッ
トＡは、端末機の一つである床暖房装置１５へ熱媒を供
給する分岐配管４ａ，４ｂの途中に挿入して、高温熱媒
の温度をより低い床暖房用の設定温度に変換するもので
ある。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、熱媒の温
度を任意の温度に変換することができるという利点があ
り、例えば床暖房に適した温度の熱媒を連続的に端末機
に供給することができるので、オンオフ制御による温度
変化によって人体に不快感を与えるおそれがなく、しか
も図４の従来構成による集中暖房システムの循環配管の
途中に、単にミキシングタンク１と循環ポンプ１０を付
加するという簡単な構成により、安価に実現できるとい
う利点がある。
度を任意の温度に変換することができるという利点があ
り、例えば床暖房に適した温度の熱媒を連続的に端末機
に供給することができるので、オンオフ制御による温度
変化によって人体に不快感を与えるおそれがなく、しか
も図４の従来構成による集中暖房システムの循環配管の
途中に、単にミキシングタンク１と循環ポンプ１０を付
加するという簡単な構成により、安価に実現できるとい
う利点がある。
【図１】本発明による変温ユニットの一実施例の系統
図。
図。
【図２】同上に用いるミキシングタンクの斜視図。
【図３】本発明を用いた集中暖房システムの系統図。
【図４】従来例の系統図。
１ ミキシングタンク ２ａ，２ｂ 熱源側出入り口 ３ａ，３ｂ 端末側出入り口 ４ａ，４ｂ 熱源側往復配管 ５ａ，５ｂ 端末側往復配管 ６ 制御弁 ７ 温度センサ ８ 制御装置 ９ 操作部 １０ 循環ポンプ １１ 熱源機 １２ａ 送り配管 １２ｂ 戻り配管 １３ 空調室内機 １４ 浴室乾燥機 １５ 床暖房装置
Claims (1)
- 【請求項１】 二対の出入り口を備えた密閉容器よりな
るミキシングタンクの一対の出入り口に熱源側の往復配
管を接続すると共に、他の一対の出入り口に端末側往復
配管を接続して、端末側配管に設けた温度センサの出力
により熱源側配管に設けた制御弁を制御するようにして
成る集中暖房システム用変温ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36056292A JPH06201142A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 集中暖房システム用変温ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36056292A JPH06201142A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 集中暖房システム用変温ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06201142A true JPH06201142A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18469943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36056292A Pending JPH06201142A (ja) | 1992-12-29 | 1992-12-29 | 集中暖房システム用変温ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06201142A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101865493A (zh) * | 2010-03-04 | 2010-10-20 | 卓旦春 | 全闭环式地采暖控温系统 |
| CN101865494A (zh) * | 2010-03-04 | 2010-10-20 | 卓旦春 | 半闭环式地采暖控温系统 |
-
1992
- 1992-12-29 JP JP36056292A patent/JPH06201142A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101865493A (zh) * | 2010-03-04 | 2010-10-20 | 卓旦春 | 全闭环式地采暖控温系统 |
| CN101865494A (zh) * | 2010-03-04 | 2010-10-20 | 卓旦春 | 半闭环式地采暖控温系统 |
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