JPH0620016Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0620016Y2
JPH0620016Y2 JP1989002840U JP284089U JPH0620016Y2 JP H0620016 Y2 JPH0620016 Y2 JP H0620016Y2 JP 1989002840 U JP1989002840 U JP 1989002840U JP 284089 U JP284089 U JP 284089U JP H0620016 Y2 JPH0620016 Y2 JP H0620016Y2
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JP
Japan
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casing
air
air conditioner
heat exchanger
indoor heat
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JP1989002840U
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English (en)
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JPH0296520U (ja
Inventor
一彦 門脇
幸男 原
英男 野村
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機に関するものであり、特に空気中
の臭気成分をオゾンの分解作用で消臭して空調快適性を
向上し得る空気調和機に関するものである。
(従来の技術) 従来のオゾンの分解作用を利用した消臭装置としては、
昭和62年6月23日付け電波新聞に掲載された冷蔵庫用消
臭装置を挙げることができる。この消臭装置では、冷蔵
庫の内部に箱形のケーシングを設け、ケーシング内には
オゾン発生機と触媒とが収容されており、オゾン発生機
からのオゾンガスで庫内の臭気成分を分解し、オゾン成
分を触媒で除去するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記のように、ケーシング内にオゾン発生
機と触媒を収容した冷蔵庫用の消臭装置を空気調和機に
応用した場合には、流通空気の滞留時間が短いため、オ
ゾンの消臭反応時間が短くなり、消臭効果が不充分にな
ることは否めない。
この考案は上記従来の欠点を解決するためになされたも
のであって、その目的は、オゾンの消臭反応時間を長く
して、消臭効果を向上することができる空気調和機を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) そこでこの考案の空気調和機においては、吸込口2と吹
出口3とを有する空気調和機本体1の内部に室内熱交換
器4と送風機5とを設け、上記吸込口2から吸込まれた
空気を上記室内熱交換器4を経由して上記吹出口3から
吹出するようにした空気調和機において、上記室内熱交
換器4の一端部近傍に細長容器状のケーシング11を室内
熱交換器4に連続して上記空気調和機本体1内の空間を
仕切るように設け、上記ケーシング11の長手方向一端部
の吸込口2の連通する部分に、空気をケーシング11内部
へ導入する導入口13を開口し、ケーシング11の長手方向
他端部の上記吹出口3と連通する部分にケーシング11内
の空気を排出する排出口14を開口し、上記導入口13近
傍に空気中の臭気成分を消臭するためのオゾンガスを供
給するオゾン発生機7を設け、上記ケーシング11内の排
出口14近傍の位置にオゾン成分を除去する触媒部9を設
けるようにしている。
(作用) 上記構成の空気調和機においては、送風機5を回転する
と空気が吸込口2から吹出口3へ流れる。この送風路を
流れる空気の一部がケーシング11の導入口13から導入さ
れ、ケーシング11内の長手方向に排出口14まで流れてケ
ーシング11から排出される。そしてオゾン発生機7から
オゾンガスを導入口13近傍に供給すると、細長いケーシ
ング内をオゾンガスと空気が混合して消臭反応しながら
長い距離にわたって流れ、消臭反応時間が長くなる。し
たがって、消臭反応時間が長くなる分だけ消臭効果がよ
くなる。
(実施例) 次にこの考案の空気調和機の具体的な実施例について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図において、1は空気調和機本体であって、この空
気調和機本体1の前部(同図において左側)及びその下
方にはそれぞれ吸込口2と吹出口3とが形成されてい
る。空気調和機本体1の内部には、上記吸込口2に面し
て室内熱交換器4が配置されており、この室内熱交換器
4の上端部には、後述する消臭システム12が設けられて
いる。これらの室内熱交換器4及び消臭システム12で空
気調和機本体1の内部を2つの空間6、8に仕切ってい
る、なお吸込口2と吹出口3とを結ぶ送風路の空間8部
分には送風機5が配設されている。
第1図のII矢視図である第2図において、消臭システム
12のケーシング11は室内熱交換器4の上端に略全幅にわ
たって連続して固定されている。ケーシング11は横方向
に長い細長状の角形断面の箱形に形成されている。ケー
シング11の前面15(第1図)の左端部(一端部)には空
間6に連通して導入口13が開口している。一方ケーシン
グ11の後面16(第1図)の右端部(他端部)には空間8
に連通して排出口14が開口している。このケーシング11
内には第3図(第2図のIII-III断面図)に示すよう
に、オゾン発生機7と触媒フィルタ9(触媒部)が収容
されている。
オゾン発生機7は、導入口13からケーシング11内に流れ
込む空気中に含まれる臭気成分を分解するためのオゾン
を供給するように、導入口13近傍に配置されている。触
媒フィルタ9は、排出口14の導入口13側近傍に、ケーシ
ング11の空間を仕切るようにケーシング11の全断面にわ
たって形成されている。触媒フィルタ9はオゾン成分を
除去し得る従来から周知の触媒物質(例えばチタン等)
で製造された多孔質状をなしている。この導入口13と触
媒フィルタ9との間の空間が消臭反応を行う反応室17に
なっている。
次に上記空気調和機の作動状態について説明する。空気
調和機を運転すると、送風機5が回転して吸込口2から
空気を吸込み、室内熱交換器4を経て吹出口3から空気
が吹出す、吸込口2に流入する空気には、室内の臭気の
原因になる例えば硫化水素、メチル類、アミン類、アル
デヒド類等の臭気成分が含まれている。このとき吸込口
2から吹出口3までの送風路に流れる空気の一部は、導
入口13からケーシング11内の反応室17に流れ込む。この
反応室17に流れ込んだ空気には、オゾン発生機7からオ
ゾンガスが供給され、反応室17内でオゾンガスと空気が
混合して上記臭気成分を分解、消臭しながら排出口14へ
向かって流れる。反応室17は、比較的その長さLが長い
ので、オゾンガスと空気は、従来と比較して長時間にわ
たって消臭作用を行いながら上記反応室17を流れて、充
分に消臭される。
反応室17で消臭された後の空気は、触媒フィルタ9でオ
ゾン成分が除去されて、清浄な臭気のない吹出空気にな
って排出口14から空間8へ排出し、更に吹出口3から室
内に吹出す。
以上の実施例では消臭システム12を室内熱交換器4の上
方の位置、つまり通常では利用されていない無駄なスペ
ースに配置したので、空気調和機本体1内のスペースを
有効に利用できる利点がある。
以上にこの考案の空気調和機の具体的な実施例について
説明したが、この考案の空気調和機は上記実施例に限定
されるものではなく、この考案の範囲内で種々変更して
実施することが可能である。例えば上記実施例では消臭
システム12を室内熱交換器4の上端に設ける場合に限ら
ず、室内熱交換器4の下端部や左右両端部に配置するこ
ともできる。またケーシング11の形状は、実施例のよう
な角箱形に限らず、細長容器状であれば他の形状でもよ
い。
またケーシング11の導入口13と排出口14との位置につい
ては、ケーシング11の全面15又は後面16に形成する場合
に限らず、少なくともそれぞれが空間6、8に連通して
いれば、第3図に示すケーシング11の両端面に形成して
もよい。さらに触媒部は多孔質の触媒フィルタ9に限ら
ず、少なくともオゾン成分を除去しうるものであれば他
の形状にしてもよい。
〔考案の効果〕
上記したように、この考案の空気調和機においては、細
長いケーシング内をオゾンガスと空気が混合して消臭反
応しながらケーシングの長手方向に長い距離にわたって
流れ、消臭反応時間を長くすることができ、オゾンガス
と空気が混合している消臭反応時間が長くなる分だけ消
臭効果が向上する。
また、ケーシングを室内熱交換器の一端部に連続して空
気調和機本体の空間を仕切るように形成したので、従来
から設けられている送風機によって流れる空気の一部を
ケーシング内に流すことができ、専用の送風機を別途に
設ける必要がなく、構造を簡素にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の空気調和機の一実施例を示す断面
図、第2図は第1図のII矢視図、第3図は第2図のIII-
III断面図である。 1……空気調和機本体、2……吸込口、3……吹出口、
4……室内熱交換器、5……送風機、7……オゾン発生
機、9……触媒フィルタ(触媒部)、11……ケーシン
グ、12……消臭システム、13……導入口、14……排出
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸込口(2)と吹出口(3)とを有する空
    気調和機本体(1)の内部に室内熱交換器(4)と送風
    機(5)とを設け、上記吸込口(2)から吸込まれた空
    気を上記室内熱交換器(4)を経由して上記吹出口
    (3)から吹出すようにした空気調和機において、上記
    室内熱交換器(4)の一端部近傍に細長容器状のケーシ
    ング(11)を室内熱交換器(4)に連続して上記空気調和
    機本体(1)内の空間を仕切るように設け、上記ケーシ
    ング(11)の長手方向一端部の吸込口(2)と連通する部
    分に、空気をケーシング(11)内部へ導入する導入口(13)
    を開口し、ケーシング(11)の長手方向他端部の上記吹出
    口(3)と連通する部分にケーシング(11)内の空気を排
    出する排出口(14)を開口し、上記導入口(13)を近傍に空
    気中の臭気成分を消臭するためのオゾンガスを供給する
    オゾン発生機(7)を設け、上記ケーシング(11)内の排
    出口(14)近傍の位置にオゾン成分を除去する触媒部
    (9)を設けたことを特徴とする空気調和機。
JP1989002840U 1989-01-13 1989-01-13 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0620016Y2 (ja)

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JPH0296520U JPH0296520U (ja) 1990-08-01
JPH0620016Y2 true JPH0620016Y2 (ja) 1994-05-25

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JP2512428Y2 (ja) * 1991-05-17 1996-10-02 株式会社ゼクセル 脱臭機能付空調装置

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JPH0296520U (ja) 1990-08-01

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