JPH0620000Y2 - 偏平頭部型水中航走体 - Google Patents
偏平頭部型水中航走体Info
- Publication number
- JPH0620000Y2 JPH0620000Y2 JP1986049538U JP4953886U JPH0620000Y2 JP H0620000 Y2 JPH0620000 Y2 JP H0620000Y2 JP 1986049538 U JP1986049538 U JP 1986049538U JP 4953886 U JP4953886 U JP 4953886U JP H0620000 Y2 JPH0620000 Y2 JP H0620000Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underwater vehicle
- head
- sonar
- flat
- plane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、偏平頭部を有する水中航走体に関する。
一般に、水中航走体においては、第２，３図に示すよう
に、航走体１の頭部２に水中音響を検知して水中観測等
を行なうためのソナー３が設けられており、このソナー
３が水流等による雑音を受信しないように、従来、航走
体１の頭部２は偏平面７を有する形状に形成されてい
る。
に、航走体１の頭部２に水中音響を検知して水中観測等
を行なうためのソナー３が設けられており、このソナー
３が水流等による雑音を受信しないように、従来、航走
体１の頭部２は偏平面７を有する形状に形成されてい
る。
しかしながら、上述のような従来の偏平頭部型水中航走
体では航走体１の航走時において一様水流４が頭部２に
向かって流入し、この一様水流４は、偏平面７の中央部
において流れの向きを変え、水流５で示すように偏平面
７に沿う流れとなる。
体では航走体１の航走時において一様水流４が頭部２に
向かって流入し、この一様水流４は、偏平面７の中央部
において流れの向きを変え、水流５で示すように偏平面
７に沿う流れとなる。
このとき、偏平面７の中央部において渦６が発生し、こ
の渦６により頭部２は微小な水圧変動を受けて振動し、
この振動がソナー３に伝達されて、ソナー３本来の送受
波性能が損われるという問題点がある。
の渦６により頭部２は微小な水圧変動を受けて振動し、
この振動がソナー３に伝達されて、ソナー３本来の送受
波性能が損われるという問題点がある。
本考案は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、偏平面の中央部における渦の発生を防止して、ソ
ナーの送受波性能を向上できるようにした、偏平頭部型
水中航走体を提供することを目的とする。
ので、偏平面の中央部における渦の発生を防止して、ソ
ナーの送受波性能を向上できるようにした、偏平頭部型
水中航走体を提供することを目的とする。
このため、本考案の偏平頭部型水中航走体は、水中航走
体の頭部にソナーをそなえるとともに、同頭部の前端に
偏平面をそなえ、同偏平面の中央部に、前方へ向かって
しだいに縮径する円錐状突起が設けられて、同突起の根
元部分が上記偏平面へ滑らかに接続するように凹弯曲面
状に形成されたことを特徴としている。
体の頭部にソナーをそなえるとともに、同頭部の前端に
偏平面をそなえ、同偏平面の中央部に、前方へ向かって
しだいに縮径する円錐状突起が設けられて、同突起の根
元部分が上記偏平面へ滑らかに接続するように凹弯曲面
状に形成されたことを特徴としている。
上述の本考案の偏平頭部型水中航走体では、同水中航走
体の航走時に、前方から頭部前端の偏平面へ向かう一様
水流は、上記偏平面の中央部において円錐状突起に案内
されて整流される。その際、同突起の根元部分が上記偏
平面へ滑らかに接続するように凹弯曲面状に形成されて
いるので、上記偏平面の中央部における渦の発生が十分
に防止される。したがって、その頭部に装備されたソナ
ーは、渦による水圧変動の影響を受けることがなく、正
常に送受波性能を発揮する。
体の航走時に、前方から頭部前端の偏平面へ向かう一様
水流は、上記偏平面の中央部において円錐状突起に案内
されて整流される。その際、同突起の根元部分が上記偏
平面へ滑らかに接続するように凹弯曲面状に形成されて
いるので、上記偏平面の中央部における渦の発生が十分
に防止される。したがって、その頭部に装備されたソナ
ーは、渦による水圧変動の影響を受けることがなく、正
常に送受波性能を発揮する。
以下、図面により本考案の一実施例としての偏平頭部型
水中航走体について説明すると、第１図はその頭部を示
す側面図であり、同図に示すように、本実施例の偏平頭
部型水中航走体では、航走体１の頭部２前端に偏平面７
をそなえ、この偏平面７の中央部には、前方へ向かって
しだいに縮径する円錐状突起８が設けられている。そし
て、同突起８の根元部分が偏平面７へ滑らかに接続する
ように凹弯曲面状に形成されている。
水中航走体について説明すると、第１図はその頭部を示
す側面図であり、同図に示すように、本実施例の偏平頭
部型水中航走体では、航走体１の頭部２前端に偏平面７
をそなえ、この偏平面７の中央部には、前方へ向かって
しだいに縮径する円錐状突起８が設けられている。そし
て、同突起８の根元部分が偏平面７へ滑らかに接続する
ように凹弯曲面状に形成されている。
なお、本実施例では、の円錐状突起８は、その母線が全
体として図示のように凹弯曲したものが用いられてい
る。なお、航走体１の頭部２は、通常、ソナー３を構成
するゴム材等で形成されているが、上記円錐状突起８も
頭部２と同質材で構成するのが送受波性能の面からみて
望ましい。
体として図示のように凹弯曲したものが用いられてい
る。なお、航走体１の頭部２は、通常、ソナー３を構成
するゴム材等で形成されているが、上記円錐状突起８も
頭部２と同質材で構成するのが送受波性能の面からみて
望ましい。
上述の構成により、本実施例の偏平頭部型水中航走体で
は、第１図に示すように、航走体１の航走時に前方から
偏平面７へ向かう一様水流４が、円錐状突起８に沿うよ
うに流れる。
は、第１図に示すように、航走体１の航走時に前方から
偏平面７へ向かう一様水流４が、円錐状突起８に沿うよ
うに流れる。
したがって、一様水流４は、円錐突状起８に案内されて
整流されるようになり、特に突起８の根元部分が偏平面
７へ滑らかに接続する凹弯曲面状に形成されているた
め、偏平面７の中央部に渦を発生させることはなく、水
流５，５で示すように方向を変えて流れる。
整流されるようになり、特に突起８の根元部分が偏平面
７へ滑らかに接続する凹弯曲面状に形成されているた
め、偏平面７の中央部に渦を発生させることはなく、水
流５，５で示すように方向を変えて流れる。
このように、本実施例の偏平頭部型水中航走体によれ
ば、円錐状突起８により、従来偏平面７の中央部で起き
ていた渦（第３図の符号６参照）の発生が十分に防止さ
れるので、従来問題となっていた微小な水圧変動による
振動が、ソナー３に伝わることはなく、このソナー３の
送受波性能が大幅に向上するのである。
ば、円錐状突起８により、従来偏平面７の中央部で起き
ていた渦（第３図の符号６参照）の発生が十分に防止さ
れるので、従来問題となっていた微小な水圧変動による
振動が、ソナー３に伝わることはなく、このソナー３の
送受波性能が大幅に向上するのである。
以上詳述したように、本考案の偏平頭部型水中航走体に
よれば、水中航走体の頭部にソナーをそなえるととも
に、同頭部の前端に偏平面をそなえ、同偏平面の中央部
に、前方へ向かってしだいに縮径する円錐状突起が設け
られて、同突起の根元部分が上記偏平面へ滑らかに接続
するように凹弯曲面状に形成されるという極めて簡素な
構成で、水中航走体の航走時に上記偏平面に向かう一様
水流が、上記円錐状突起により渦を発生することなく整
流されるので、水中航走体の頭部にそなえられたソナー
の送受波性能が飛躍的に向上するようになる利点があ
る。
よれば、水中航走体の頭部にソナーをそなえるととも
に、同頭部の前端に偏平面をそなえ、同偏平面の中央部
に、前方へ向かってしだいに縮径する円錐状突起が設け
られて、同突起の根元部分が上記偏平面へ滑らかに接続
するように凹弯曲面状に形成されるという極めて簡素な
構成で、水中航走体の航走時に上記偏平面に向かう一様
水流が、上記円錐状突起により渦を発生することなく整
流されるので、水中航走体の頭部にそなえられたソナー
の送受波性能が飛躍的に向上するようになる利点があ
る。
第１図は本考案の一実施例としての偏平頭部型水中航走
体の頭部を示す側面図であり、第２，３図は従来の偏平
頭部型水中航走体を示すもので、第２図はその側面図、
第３図はその頭部を示す側面図である。 １……航走体、２……頭部、３……ソナー、４……一様
水流、５……水流、７……偏平面、８……円錐状突起。
体の頭部を示す側面図であり、第２，３図は従来の偏平
頭部型水中航走体を示すもので、第２図はその側面図、
第３図はその頭部を示す側面図である。 １……航走体、２……頭部、３……ソナー、４……一様
水流、５……水流、７……偏平面、８……円錐状突起。
Claims (1)
- 【請求項１】水中航走体の頭部にソナーをそなえるとと
もに、同頭部の前端に偏平面をそなえ、同偏平面の中央
部に、前方へ向かってしだいに縮径する円錐状突起が設
けられて、同突起の根元部分が上記偏平面へ滑らかに接
続するように凹弯曲面状に形成されたことを特徴とす
る、偏平頭部型水中航走体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986049538U JPH0620000Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 | 偏平頭部型水中航走体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986049538U JPH0620000Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 | 偏平頭部型水中航走体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62160199U JPS62160199U (ja) | 1987-10-12 |
| JPH0620000Y2 true JPH0620000Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=30872080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986049538U Expired - Lifetime JPH0620000Y2 (ja) | 1986-04-02 | 1986-04-02 | 偏平頭部型水中航走体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620000Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5347751U (ja) * | 1976-09-02 | 1978-04-22 |
-
1986
- 1986-04-02 JP JP1986049538U patent/JPH0620000Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62160199U (ja) | 1987-10-12 |
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