JPH06199656A - パイロジエンの除去方法 - Google Patents

パイロジエンの除去方法

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JPH06199656A
JPH06199656A JP35875292A JP35875292A JPH06199656A JP H06199656 A JPH06199656 A JP H06199656A JP 35875292 A JP35875292 A JP 35875292A JP 35875292 A JP35875292 A JP 35875292A JP H06199656 A JPH06199656 A JP H06199656A
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JP
Japan
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solution
pyrodiene
filter
filtration
pyrogen
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Application number
JP35875292A
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English (en)
Inventor
Hirohito Suzuki
洋仁 鈴木
Koichi Ishida
耕一 石田
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 パイロジエンを含有し、37℃において2万
〜6万センチストークスの粘度を有する溶液を、pH6
〜10において溶液中で正に帯電したフィルターに通す
ことにより、前記溶液からパイロジエンを除去する。 【効果】 溶液中に混入したパイロジエンを簡便に且つ
低コストで除去することができる。このパイロジエン除
去効果は、パイロジエンを含有する溶液が高い粘性を有
する場合にも実質的に減殺されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体に混入するパイロ
ジエンを除去する方法に関するものであり、特に、眼科
用剤として用いられるヒアルロン酸ナトリウム、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロース等の粘弾性物質に混入す
るパイロジエン除去に好適なパイロジエン除去方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療用の潤滑剤としてヒアル
ロン酸塩に代表されるムコ多糖類が一般に使用されてい
る。また近年、前眼部手術、例えば白内障手術、緑内障
手術、角膜移植、人工眼内レンズ移植等の手術時に、前
房中に粘弾性を持つヒアルロン酸塩の製剤を注入して手
術操作を実施することによって、組織表面の損傷を防
ぎ、縫合などの手技を安全かつ確実に実施でき、また手
術後の癒着を防ぐことができるため、このような手法が
一般的に利用されている。
【0003】一般に、上記ヒアルロン酸塩は主にニワト
リのトサカや硝子体から抽出しているため、このように
して得られた抽出体には、ヒアルロン酸塩の外にパイロ
ジエン等が含有されている。
【0004】このパイロジエンは、生体に投与すると発
熱を起こす物質の総称であり、発熱物質、発熱因子とも
呼ばれる。パイロジエンの中で最も発熱に関与する物質
は、細菌由来のものであり、一般に外毒素(エクソトキ
シン)、及び内毒素(エンドトキシン)に大別されてい
る。これらの毒素のうち、大腸菌などのグラム陰性菌に
おいて、多糖類と結合した脂質の複合体、リポ多糖体
(リポポリサツカライド:LPS)を主とする内毒素が
最も強い発熱性を持ち、体内投与により発熱の他、ショ
ックや白血球の増加を誘引する。
【0005】したがって、上記ヒアルロン酸塩を生体に
使用する場合は、上記ヒアルロン酸塩抽出体からパイロ
ジエンを除去する必要がある。
【0006】パイロジエンの除去方法としては、膜によ
るろ過(特開昭58−73371号公報)など、分子量
の差を利用する方法、ヒスチジンを結合させた担体(特
開昭57−183712号公報)などを用いて、パイロ
ジエンを吸着させる方法などがある。
【0007】また、特開平2−193913号公報に
は、金属イオンを配位させた担体に生理活性物質を吸着
させ、その後洗浄によりパイロジエンを除去した後、更
に前記生理活性物質を緩衝液で溶出させることにより、
パイロジエンを含まない生理活性物質を緩衝液で溶出さ
せて、パイロジエンを含まない生理活性物質を得る方法
が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た方法は、いずれも繰りかえし操作を行う必要があるた
め工程が複雑となってしまい、低コストで簡便にパイロ
ジエンを除去することが可能な方法ではなかった。
【0009】特に、溶液が高粘性(2万〜6万センチト
ークス)の場合、この高粘性溶液中に混入されているパ
イロジエンは、前記特開昭58−73371号公報の方
法による場合、細かいフィルターでは溶液が通過でき
ず、粗いフィルターでは、パイロジエンも通過するの
で、溶液からのパイロジエンの除去は困難であった。ま
た前述した特開昭57−183712号公報及び特開平
2−193913号公報の方法でも、最終的にフィルタ
ーを通過させることが必要であるが、細かいフィルター
では、溶液が通過できず、粗いフィルターでは、パイロ
ジエンを吸着した物質も通過するので、溶液からのパイ
ロジエンの除去は困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来技術の問題点を解決し、高粘性溶液に対しても
簡便且つ低コストでパイロジエンを除去することができ
る溶液中のパイロジエン除去方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、特定のpH領域で正に帯電したフィルターが上記パ
イロジエンの除去に極めて効果的であることを見出し、
更には、このようなフィルターのパイロジエン除去効果
は、パイロジエンを含有する溶液が高い粘性を有する場
合にも実質的に減殺されないことを見出した。
【0012】本発明のパイロジエン除去方法は上記知見
に基くものであり、より詳しくは、パイロジエンを含有
し、37℃において2万〜6万センチストークスの粘度
を有する溶液を、pH6〜10において溶液中で正に帯
電したフィルターに通すことにより、前記溶液からパイ
ロジエンを除去することを特徴とするものである。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。 (パイロジエン含有溶液)本発明の方法を適用可能なパ
イロジエン含有溶液の種類等は特に制限されないが、本
発明の方法は、粘弾性物質を(例えば主成分として)含
む溶液に、特に好ましく適用される。このような粘弾性
物質の例としては、ヒアルロン酸ナトリウム、セルロー
ス類、コンドロイチン硫酸等が挙げられる。上記セルロ
ース類としては、メチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース等が挙げられる。
【0014】これらの粘弾性物質ないし高分子物質の好
ましい濃度は、用いられる物質によって各々異なるが、
例えばヒアルロン酸ナトリウムは1〜2%程度(特に1
%程度)、メチルセルロース及びヒドロキシプロピルメ
チルセルロースは、2〜5%程度(特に2%程度)、コ
ンドロイチン硫酸は、20〜50%程度である。これら
の粘弾性物質の溶液のpHは、通常は弱酸性か弱塩基性
(より具体的にはpH6〜8)であることが好ましい。
【0015】本発明のパイロジエン除去方法は、パイロ
ジエンを含有する溶液が比較的高粘度、より具体的には
37℃における粘度が2万センチストークス以上(更に
は2万〜6万センチストークス程度)である場合にも、
そのパイロジエン除去効果が実質的に減殺されないの
で、特に効果的に用いられる。
【0016】本発明において、上記粘度の測定は、例え
ばコーン・プレート型回転粘度計を用い回転数0.5,
1,2,5,10,20,50,100rpmの粘度を
測定し、ずり速度−粘度の対数の関係から、見かけ上の
回転粘度として測定することが可能である。
【0017】本発明においては、上記したパイロジエン
含有溶液に、必要に応じて、等張化剤、緩衝化剤等の添
加剤を添加することができる。
【0018】等張化剤としては、例えば、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム等の公知の無機塩類が用いられる。
【0019】緩衝化剤としては、例えば、リン酸一カリ
ウム−リン酸二カリウム、リン酸一ナトリウム−リン酸
二ナトリウム、ホウ酸−ホウ砂等が用いられる。
【0020】(フィルター)本発明のパイロジエン除去
方法において用いられる「pH6〜10で正に帯電した
フィルター」としては、通常はメンブレンフィルターが
好ましく用いられる。本発明において、上記フィルター
がpH6〜10において正に帯電していることは、例え
ば該pH領域において、上記フィルターのゼータ電位を
測定することにより確認することが可能である。このゼ
ータ電位の測定に関しては文献(セラミックス,19
No.1,38〜42p(1984))を参照することが
できる。
【0021】「pH6〜10で正に帯電したフィルタ
ー」を得る方法は特に制限されないが、該フィルターと
しては、ポリアミド樹脂(例えばナイロン−66)を一
成分とする共重合体からなる膜が好ましく用いられる。
一例として、ナイロン−66(ポリアミド樹脂)に少量
のエポキシ樹脂を加えて交叉結合(crosslinking)させて
なる膜(メンブレン)が好ましく用いられる。上記メン
ブレンフィルターとしては市販のフィルターを使用する
ことも可能である。このような市販フィルターとして
は、例えば日本ポール(株)製の「ポジダインフィルタ
ー(商品名)」が挙げられる。
【0022】上述したように、所定のpH領域(pH3
〜10、特にpH6〜10)において溶液中で正に帯電
しているフィルターを用いた場合、その静電吸着力に基
づき、本来のフィルターの定格ろ過精度よりはるかに小
さいパイロジエン(例えば溶液中で負に帯電したパイロ
ジエン)を除去することが可能となると推定される。
【0023】本発明において、pH6〜10で正に帯電
したフィルターの定格ろ過精度(μm)は、0.65〜
3.0であることが好ましい。この定格ろ過精度が0.
65未満では溶液の粘度が比較的高い場合に目づまりを
起こし易く、得られたろ液の粘性が低下するおそれがあ
り、一方、3.0を越えるとパイロジエン除去効率が不
充分となり易い。特に、パイロジエンを含有する溶液が
粘度20,000〜60,000センチストークスの高
粘性溶液の場合には、定格ろ過精度は0.8μm以上
1.2μm以下であることがより好ましい。
【0024】上述したようなpH6〜10で正に帯電し
ているフィルターに代えて、同pH領域で負に帯電した
メンブレンフィルターを用いた場合、負に帯電している
パイロジエンとは静電吸着が起らないので、静電吸着に
よっては該パイロジエンを除去することができない。し
たがって負帯電のメンブレンフィルターを用いて上記パ
イロジエンを除去するには、0.45μm以下の定格ろ
過精度のフィルターを用いることが必要となる。ところ
が、定格ろ過精度が0.45μm以下のメンブレンフィ
ルターを用いた場合は、高粘性溶液をろ過しようとする
と目づまりが極めて生じ易いため、高粘性溶液のろ過は
極めて困難である。
【0025】(フィルターによるろ過)本発明において
は、上記したようなフィルターでパイロジエン含有溶液
をろ過する際、温度を高くすると上記溶液の見かけ上の
粘度が低下するため、目づまりを起こしにくくなりろ過
速度が速くなる。また、本発明者の知見によれば、正に
帯電させたフィルターの有するパイロジエンの除去効果
は、温度を高くすることにより向上する。したがって、
正に帯電させたフィルターを用いる際のろ過温度は、そ
のフィルターの特性の変化及び溶液の主成分(例えば高
分子物質)の特性が変化を生じない範囲内において、で
きるだけ高いことが好ましい。このろ過温度の好ましい
範囲は、用いるフィルターおよび溶液の成分の種類によ
って変動するが、通常は30〜80℃(更には50〜8
0℃)の範囲が好ましい。
【0026】例えば、ヒアルロン酸ナトリウム水溶液
(PHは約7)に混入しているパイロジエンを除去する
ためのろ過温度は、80℃以下で、且つできる限り80
℃に近い温度が好ましい。80℃を超えた温度でろ過し
た場合、ヒアルロン酸ナトリウム水溶液の粘性が低下
し、ヒアルロン酸ナトリウムの物性が変化してしまうお
それがある。
【0027】ろ過速度はろ過時の圧力を高くすることに
より、速くなるので、正に帯電させたフィルターにより
パイロジエンを除去する際の最大ろ過圧力は、上記フィ
ルターの許容耐差圧(kg/cm2 )範囲内で、できる
だけ高いほうが好ましい。この場合、ろ過の初期の段階
においてはろ過圧力をやや低い値(例えば1kg/cm
2)とし、ろ過速度の低下に対応して徐々に(段階的に
あるいは連続的に)ろ過圧力を最大ろ過圧力(許容耐圧
差)に至るまで増大させることが好ましい。より具体的
には、例えば、1kg/cm2→2kg/cm2→3kg
/cm2→最大ろ過圧力のように、ろ過圧力を変化させ
ることが好ましい。例えば、前述した日本ポール(株)
製の「ポジダイン・フィルター」においては、許容耐圧
差は50〜80℃では4.2kg/cm2 であり、50
℃以下では、5.6kg/cm2 である。
【0028】以下、実施例により本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0029】
【実施例】実施例1 粘弾性物質であるヒアルロン酸ナトリウム10gを注射
用水990gに溶解し、高粘性の1%ヒアルロン酸ナト
リウム水溶液(37℃における粘度41,000センチ
ストークス、pH=6.0)を調製した。
【0030】pH6〜10において正に帯電するディス
クメンブレンフィルター(定格ろ過精度0.8μm,直
径142mm、日本ポール(株)製のポジダインフィル
ター(商品名))を用い、ろ過温度(高粘性水溶液の液
温)25℃の条件で上記ヒアルロン酸ナトリウム水溶液
のろ過を行った。この際のろ過圧力は、当初は1kg/
cm2とし、ろ過速度の低下に応じて、徐々に4.2k
g/cm2(最大ろ過圧力)まで変化させた。
【0031】ろ過前後のエンドトキシン量(パイロジエ
ン量)と粘度を下記表1に示す。実施例2 ろ過温度を70℃とした以外は、実施例1と同様の方法
でヒアルロン酸ナトリウム水溶液のろ過を行った。
【0032】実施例3 ろ過温度を80℃とした以外は、実施例1と同様の方法
でヒアルロン酸ナトリウム水溶液のろ過を行った。
【0033】比較例1 実施例1で用いた正帯電のフィルターに代えて、正に帯
電していない通常のディスク・メンブレンフィルター
(日本ポール(株)製のメンブレンディスク(商品
名))を用いた以外は、実施例1と同様の方法でヒアル
ロン酸ナトリウム水溶液のろ過を行った。
【0034】
【表1】
【0035】上記表1から明らかなように、実施例1〜
3で用いた「pH6〜10で正に帯電したフィルター」
は比較例1で用いた通常のフィルターに比べ、パイロジ
エン(エンドトキシン)除去効果が優れている。
【0036】また、上記表1から明らかなように、ろ過
温度を高くすることにより、パイロジエン除去効果は増
大する。
【0037】エンドトキシン量測定方法 上述したヒアルロン酸ナトリウム水溶液中のパイロジエ
ンたるエンドトキシンの量は、市販の血漿中エンドトキ
シン定量試薬キット、エンドトキシンテスト−D(生化
学工業社製)を用いた比色法より測定した。
【0038】より具体的には、実施例1で調製した1%
ヒアルロン酸ナトリウム水溶液を10倍希釈し、検体を
調製した。上記エンドトキシンテスト−Dの反応管(主
剤)に、同キットに付属の緩衝液100μlを加え、直
ちに上記検体100μlを加えて、37℃で30分後イ
ンキュベートした後545nmの吸光度を測定した。上
記と同様の操作はエンドトキシン標準液に対して行な
い、検量線を求めた。エンドトキシン標準液に基づく検
量線を用いて上記検体中のエンドトキシン量を求め、そ
の結果を10倍して、上述した1%ヒアルロン酸ナトリ
ウム水溶液中のエンドトキシン量を算出した。
【0039】
【発明の効果】上述したように本発明のパイロジエン除
去方法によれば、高粘性の溶液中に混入したパイロジエ
ンを簡便に且つ低コストで除去することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイロジエンを含有し、37℃において
    2万〜6万センチストークスの粘度を有する溶液を、p
    H6〜10において溶液中で正に帯電したフィルターに
    通すことにより、前記溶液からパイロジエンを除去する
    ことを特徴とするパイロジエンの除去方法。
  2. 【請求項2】 前記パイロジエンを含有する溶液がヒア
    ルロン酸塩の溶液であることを特徴とする請求項1記載
    のパイロジエンの除去方法。
JP35875292A 1992-12-28 1992-12-28 パイロジエンの除去方法 Pending JPH06199656A (ja)

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Cited By (4)

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