JPH06198586A - 移動ロボット - Google Patents

移動ロボット

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JPH06198586A
JPH06198586A JP5001395A JP139593A JPH06198586A JP H06198586 A JPH06198586 A JP H06198586A JP 5001395 A JP5001395 A JP 5001395A JP 139593 A JP139593 A JP 139593A JP H06198586 A JPH06198586 A JP H06198586A
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JP
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mobile robot
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JP5001395A
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Satoshi Okada
敏 岡田
Akira Abe
朗 阿部
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】人体への危害を防止して省力化するとともに、
点検・監視の信頼性を高め、効率的で定量的な診断を行
う。 【構成】前後進,旋回を行う移動機構を備えた移動台車
23と、この移動台車23に搭載され、変形・変色,異
音,異臭,異常振動・異常加熱のいずれかを検出する機
能を有し機器や配管などの点検対象物2の点検・監視を
行う複数種の点検・監視用センサ3と、この点検・監視
用センサ3を点検対象物2の方向へ向ける駆動機構4
と、点検・監視用センサ3で検出したデータを画像デー
タに変換し且つ画像処理による特徴抽出処理を行う信号
処理装置10と、この信号処理装置10で作成したデー
タとデータベースのデータとを照合し点検箇所が正常時
と異なっているか否かを判断する異常診断装置11とを
備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は悪環境下の各種プラント
内に設置された機器や配管などが健全であるか否かを確
認するための移動ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントやその他悪環境下の各種
プラントでは、プラント内に設置されている機器や配管
に加熱や漏洩などの異常事態が発生した場合、早期に発
見できるように監視員(オペレータ)が上記機器や配管
が設置されている場所を移動して点検(巡視点検)作業
を行っている。
【0003】この巡視点検作業は、人体への危害やコス
トの面で問題があり、監視員に代わって行う点検装置を
使用する要求が強い。この要求に応えるため、現在各方
面において、種々の点検装置が開発されている。特に、
最近では雲台にテレビジョンカメラやマイクロフォンを
取付け、これらを遠隔操作で任意の方向に向け、プラン
ト内に設置された機器や配管などの被点検物(点検対象
物)を映像と音声で監視する固定式の点検・監視装置が
商品化され、多くのプラントに導入される傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記固
定式の点検・監視装置は、1台で行える点検範囲と点検
方向が限定されており、これを複数台用いるには、点検
対象物周囲の環境条件や経済的な面で制約を受ける。
【0005】特に、固定式の点検・監視装置は、点検対
象以外の機器や配管、また物の影に位置する機器や配管
の点検・監視ができないため、異常事態が発生した場
合、監視員が巡視点検を行っていれば、早期に発見でき
るものの、巡視点検を行っていない場合には見落として
しまうことがある。
【0006】また、監視員は定量的ではないが、常にど
こかが違うという感じをつかむと、近付いてみたり、視
点方向を変えてみたり、触ってみたりして詳細な点検チ
ェックを行い、異常か否かを明確にすることができる。
しかし、固定式の点検・監視装置では定量的な比較はで
きるが、上記のような詳細な点検チェックが不可能であ
り、検出データとしての信頼性に欠けるという問題点が
ある。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、人体への危害を防止して省力化するとともに、
点検・監視の信頼性を高め、効率的で定量的な診断を行
う移動ロボットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移動ロボッ
トは、上述した課題を解決するために、前後進,旋回を
行う移動機構を備えた移動台車と、この移動台車に搭載
され、変形・変色,異音,異臭,異常振動・異常加熱の
いずれかを検出する機能を有し機器や配管などの点検対
象物の点検・監視を行う複数種の点検・監視用センサ
と、この点検・監視用センサを上記点検対象物の方向へ
向ける駆動機構と、上記点検・監視用センサで検出した
データを画像データに変換し且つ画像処理による特徴抽
出処理を行う信号処理装置と、この信号処理装置で作成
したデータとデータベースのデータとを照合し点検箇所
が正常時と異なっているか否かを判断する異常診断装置
とを備えたものである。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、機器や
配管などの点検対象物を点検・監視用センサを用いて監
視員の行っているのに相当する点検・監視を行う。上記
点検・監視用センサで得られたデータは信号処理装置に
送出され、この信号処理装置では検出したデータから画
像データに変換するとともに、画像処理による特徴抽出
処理を行い、その結果から蓄積されたデータベースと比
較できるデータを作成する。そして、異常診断装置では
このデータとデータベースのデータとを照合し点検箇所
が正常時と異なっているか否かを判断する。
【0010】これにより、点検・監視の信頼性を高め、
監視員の行う詳細点検に相当する点検を可能にするとと
もに、データベース化した定量的データで判断するた
め、確実に診断することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は本発明に係る移動ロボットの第1実
施例を示す概略図、図2は図1の移動ロボットの内部構
成を示すブロック図である。
【0013】図1に示すように、移動ロボット1には人
間の各種感覚(味覚を除く)に相当する機能を有し機器
や配管などの点検対象物2の点検・監視を行う点検・監
視用センサ3と、この点検・監視用センサ3を点検対象
物2の方向へ向ける駆動機構としての多関節マニピュレ
ータ4と、無線伝送機5aとが搭載されている。
【0014】そして、移動ロボット1は地上局に設置さ
れた操作卓6からの遠隔制御により、原子力プラントや
その他悪環境下の各種プラント内に設置された点検対象
物2まで移動して点検を行う。
【0015】操作卓6には、インターフェース用のマン
・マシーン制御装置7と、CRTディスプレイを用いた
表示装置8と、キーボード、ジョイスティックからなる
入力装置9とが備え付けられている。また、地上局には
操作卓6の他に、無線伝送機5b、信号処理装置10、
異常診断装置11、自律給充電装置12が配備されてい
る。
【0016】また、移動ロボット1のマニピュレータ4
に取り付けられた点検・監視用センサ3は、図2に示す
ように変形、変色を検出するテレビジョンカメラ13
と、異音を検出するマイクロフォン14と、異常加熱、
燃焼で発生する異臭を検出する臭いセンサ15の他に、
異常振動、異常加熱を検出するレーザ振動計16、赤外
線カメラ17、ワイヤレス加速度センサ18、測温抵抗
体や熱電対などの温度計19とから構成され、ワイヤレ
ス加速度センサ18を除く各検出信号はセンサ信号処理
回路20により処理され、広い範囲を監視員が行ってい
るのに相当する点検・監視を行う。
【0017】レーザ振動計16は、任意の周波数で励起
し、レーザ光を発信させ照射ポイントから反射されるレ
ーザ光を受信するレーザ光発受信部と、レーザ光の発信
と受信との位相差から照射ポイントの振動検出信号を検
出する位相差検出部とを備えており、この位相差検出部
とレーザ光発受信部とは分離構成され、これらは光ファ
イバで光学的に接続されている。
【0018】マニピュレータ4の先端にはハンマー21
が取り付けられ、このハンマー21はマニピュレータ4
にて任意の力で点検ポイントを打ち、レーザ振動計16
およびワイヤレス加速度センサ18によりその時の振動
を検出することで、点検ポイントの健全状態および各種
センサの校正を行う。ここで、マニピュレータ4の姿勢
はコントローラ22により駆動制御される。
【0019】移動ロボット1は、前後進、旋回を行う移
動台車としての走行機構23を有するとともに、走行用
コントローラ24と、エンコーダ、テレビジョンカメ
ラ、レーザレンジファインダ、超音波センサからなる走
行制御用センサ25とを有していることにより、構造物
に衝突することなく、自律して確実且つ容易に移動操作
できる。
【0020】また、移動ロボット1は、広い範囲の移動
を可能にするため、地上局側から電力ケーブルや信号ケ
ーブルを無くす方式を用いており、そのためバッテリー
26と無線伝送機5aとを備えている。なお、移動ロボ
ット1は移動中や点検中に供給電力が消耗し、正常に機
能しなくなる恐れがあるため、その前にバッテリー26
にプラント内に設置された自律給充電装置12から充電
する。
【0021】さらに、移動ロボット1は点検箇所の点検
ポイントを高速且つ確実に確認できるように、テレビジ
ョンカメラ13と組み合わせて位置同定を行うための位
置同定用のレーザビーム発信器27を備えている。
【0022】一方、地上局側の無線伝送機5bは、点検
・監視用センサ3により検出されたデータや移動ロボッ
ト1の制御信号を確実に通信するため、点検箇所や移動
通路など、移動ロボット1の移動範囲内に散在して複数
設けられている。
【0023】地上局側に装備された信号処理装置10
は、点検データの平均、標準偏差などの演算処理機能、
座標変換機能、画像処理機能を備えており、点検・監視
用センサ3で検出したデータから点検ポイントの確認、
正規化、テレビジョン画像に対応した画像データへの変
換、画像処理による強度分布の大きさや形、変動モード
などの特徴抽出処理を行い、その結果から蓄積されたデ
ータベースと比較できるデータを作成する。
【0024】また、異常診断装置11は、巡視する点検
ポイントでの正常時、異常時の点検データの特徴、巡視
点検毎に得られる点検データのトレンド特性などの異常
診断用のデータベースを備えており、信号処理装置10
で作成したデータと上記データベースのデータとを照合
し、信号レベル変動、経時変化を検出し、点検箇所が正
常時と異なっているか否かを判断する。
【0025】この判断は点検箇所の点検・監視データの
みではなく、周囲の温度分布、振動分布、音の周波数ス
ペクトル分布、臭い強度分布データと組合わせ、信頼性
の高い比較処理を行う。
【0026】次に、本実施例の作用について説明する。
【0027】移動ロボット1は図3に示す順序で点検箇
所へ移動し、所定の点検・監視を実施する。まず、ステ
ップS1で移動ロボット1は、オペレータからの点検・
監視指示を操作卓6の入力装置9を通して受取り、点検
箇所へ移動する。
【0028】この点検箇所への移動が終了すると、ステ
ップS2で点検ポイントを確認した後、ステップS3で
点検・監視を開始する。上記点検ポイントの確認は点検
ポイントと思われる方向にレーザビーム発信器27から
図4に示すような基準パターンのレーザ光を照射し、そ
の投影された映像をテレビジョンカメラ13から入力
し、画像処理して線分の長さ、間隔、曲り具合などの特
徴を抽出し、基準パターンとの位置関係から位置ずれを
算出する方法で行う。
【0029】上記点検ポイントの確認が終了すると、点
検・監視用センサ3からのデータを収集した後、無線伝
送機5a,5bを介して信号処理装置10へ送信する。
この信号処理装置10では移動ロボット1から送信され
てくる点検・監視データから平均化、標準偏差の算出、
正規化、座標変換、ずれ補正の信号処理を行う(ステッ
プS4)。
【0030】ここで、信号処理装置10がレーザ振動計
16からの検出信号を信号処理するフローチャートを図
5に示す。図5に示すように、信号処理装置10はスキ
ャンニングして得るレーザ振動計16からの検出信号が
どこの点検ポイントに相当するか、基準となるレーザ光
と組合わせ、テレビジョンカメラ13からの映像を画像
処理し同定を行う。そして、ずれている場合には補正処
理を施す。
【0031】また、信号処理装置10では、図6に示す
ように各センサの検出信号から平均化、標準偏差の算
出、正常化などの処理を行った後、画像データと同じフ
ォーマットにデータ変換し、データベース用のデータと
して図示しない記憶装置へ保存する。信号処理装置10
で処理されたデータは、異常診断装置11で正常か否か
一次診断される。
【0032】この異常診断装置11での一次診断は、点
検・監視データと正常時データとのレベル比較、同レベ
ルの分布範囲や重心位置、変動モードなどの特徴比較、
経時的変化具合を調べ、正常時と異なっている確率が高
いか否かで異常/正常の判断を行う(ステップS5,S
6)。
【0033】異常診断装置11で一次診断された結果
は、マン・マシーン制御装置7へ送信される。このマン
・マシーン制御装置7では点検・監視結果を監視員(オ
ペレータ)が判断し易い表示になるようにデータ変換処
理を行う。そして、データ変換処理されたデータは表示
装置8に送信され、画像表示される。
【0034】マン・マシーン制御装置7は異常診断装置
11の一次診断で、異常という結果を受信すると、詳細
点検を計画する。図7にマン・マシーン制御装置7で計
画する詳細点検のフローチャートを示す。なお、詳細点
検の計画時にオペレータの介入があれば、オペレータの
遠隔操作で移動ロボットを移動、点検、監視できる状態
にする。
【0035】さらに、ステップS7の詳細点検では、移
動ロボット1を移動させ、あるいは点検・監視用センサ
3の取付けられたマニピュレータ4を移動させて、点検
する位置や距離を変更させて点検・監視を行う。
【0036】そして、振動計測については、点検箇所に
対してマニピュレータ4でワイヤレス加速度計センサ1
8を取り付け、レーザ振動計16と組合わせた計測を行
ったり、点検箇所をハンマー21にてハンマーリングし
て計測および校正を行う。
【0037】また、温度計測については、赤外線カメラ
17の感度を高めて計測を行うとともに、マニピュレー
タ4で温度計19を点検箇所に接触させて表面温度の計
測を行い、赤外線カメラ17の放射率の校正を行う。
【0038】次いで、ステップS8にて異常ありと判断
すると、異常処理が実行される一方、異常なしと判断す
ると、移動ロボット1は次の点検箇所へ移動する。
【0039】このように本実施例によれば、移動ロボッ
ト1に人間の目、耳、鼻、触覚などの感覚に変わる点検
・監視用センサ3やマニピュレータ4を搭載したので、
プラント内に設置されている機器や配管などの点検対象
物の異常を早期に発見することができる。
【0040】また、テレビジョンカメラ13、レーザ振
動計16、赤外線カメラ17および画像処理装置とを組
合わせた点検装置を付加することにより、機器や配管な
どの点検対象物の状態を非接触に、定量的に点検、記録
することができる。したがって、正常な場合との比較が
容易になり、確実で信頼性の高い点検・診断を迅速に行
うことができる。
【0041】さらに、前点検したデータが正常な場合と
の比較で異常と思われる場合には、搭載したマニピュレ
ータ4を用いて、無線伝送機を内蔵した複数の半固定式
の加速度センサで、任意の点検場所に固定し、レーザ振
動計16を組合わせて振動検出信号を得て、振動位置、
振動周波数および振動振幅から振動モードを解析するた
め、一段と正確な点検・診断が可能となる。
【0042】図8は本発明に係る移動ロボットの第2実
施例を示し、前記第1実施例と同一の部分には同一の符
号を付して説明する。図8に示すように、本実施例の移
動ロボット1には、レーザ振動計16およびマニピュレ
ータ4が複数台搭載されている。
【0043】したがって、本実施例では各レーザ振動計
16および各マニピュレータ4により互いに被点検物2
へ照射するレーザ光の向きと距離を変更すると同時に、
被点検物2の複数点からの振動状態を検出することによ
り、被点検物2の振動モードを一段と正確に点検するこ
とができる。その他の構成および作用は前記第1実施例
と同一であるのでその説明を省略する。
【0044】図9(A),(B)は本発明に係る移動ロ
ボットの第3実施例を示し、前記第1実施例と同一の部
分には同一の符号を付して説明する。第3実施例ではレ
ーザ振動計16の先端に反射板28が取付けられ、この
反射板28は遠隔にてレーザ光を反射させたり、通過さ
せたりする向きに切り替えるための切替機構に取付けら
れている。
【0045】そして、図9(B)に示すように、レーザ
光を反射させる向きに反射板28を切り替えれば、マニ
ピュレータ4自体の振動状態、反射板28までの距離の
検出データが得られ、このデータに基づいてレーザ振動
計16の校正を行うことができる。これにより、レーザ
振動計16の信頼性を向上させることができる。その他
の構成および作用は前記第1実施例と同一であるのでそ
の説明を省略する。
【0046】なお、本発明は上記実施例に限らず種々の
変更が可能である。例えば、上記実施例の点検・監視用
センサ3は、テレビジョンカメラ13、マイクロフォン
14の他に、臭いセンサ15、レーザ振動計16、赤外
線カメラ17、ワイヤレス加速度センサ18、測温抵抗
体や熱電対などの温度計19から構成したが、これに限
らず、プラントの環境や点検対象となる機器に対応し、
その点検に適した種類や取付数に変更してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る移動
ロボットによれば、前後進,旋回を行う移動機構を備え
た移動台車と、この移動台車に搭載され、変形・変色,
異音,異臭,異常振動・異常加熱のいずれかを検出する
機能を有し機器や配管などの点検対象物の点検・監視を
行う複数種の点検・監視用センサと、この点検・監視用
センサを上記点検対象物の方向へ向ける駆動機構と、上
記点検・監視用センサで検出したデータを画像データに
変換し且つ画像処理による特徴抽出処理を行う信号処理
装置と、この信号処理装置で作成したデータとデータベ
ースのデータとを照合し点検箇所が正常時と異なってい
るか否かを判断する異常診断装置とを備えたことによ
り、点検・監視の信頼性を高め、監視員が行う詳細点検
に相当する点検を行うことができる。しかも、データベ
ース化した定量的データで判断するため、確実に診断す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動ロボットの第1実施例を示す
概略図。
【図2】図1の移動ロボットの内部構成を示すブロック
図。
【図3】図1の移動ロボットを点検箇所に移動して所定
の点検・監視を実施する手順を示すフローチャート図。
【図4】第1実施例の点検ポイントの確認方法を示す説
明図。
【図5】レーザ振動計からの検出信号を信号処理する流
れを示すフローチャート図。
【図6】図2の信号処理装置を処理を示す説明図。
【図7】図1のマン・マシーン制御装置で計画する詳細
点検の流れを示すフローチャート図。
【図8】本発明に係る移動ロボットの第2実施例を示す
概略図。
【図9】(A),(B)は本発明に係る移動ロボットの
第3実施例を示す概略図。
【符号の説明】
1 移動ロボット 2 点検対象物 3 点検・監視用センサ 4 多関節マニピュレータ(駆動機構) 5a 無線伝送機 5b 無線伝送機 6 操作卓 7 マン・マシーン制御装置 8 表示装置 9 入力装置 10 信号処理装置 11 異常診断装置 12 自律給充電装置 13 テレビジョンカメラ 14 マイクロフォン 15 臭いセンサ 16 レーザ振動計 17 赤外線カメラ 18 ワイヤレス加速度センサ 19 温度計 23 走行機構(移動台車)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後進,旋回を行う移動機構を備えた移
    動台車と、この移動台車に搭載され、変形・変色,異
    音,異臭,異常振動・異常加熱のいずれかを検出する機
    能を有し機器や配管などの点検対象物の点検・監視を行
    う複数種の点検・監視用センサと、この点検・監視用セ
    ンサを上記点検対象物の方向へ向ける駆動機構と、上記
    点検・監視用センサで検出したデータを画像データに変
    換し且つ画像処理による特徴抽出処理を行う信号処理装
    置と、この信号処理装置で作成したデータとデータベー
    スのデータとを照合し点検箇所が正常時と異なっている
    か否かを判断する異常診断装置とを備えたことを特徴と
    する移動ロボット。
JP5001395A 1993-01-07 1993-01-07 移動ロボット Pending JPH06198586A (ja)

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JP5001395A JPH06198586A (ja) 1993-01-07 1993-01-07 移動ロボット

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