JPH0619849A - 携帯型電子機器、および位置検出装置で用いる位置指示器 - Google Patents
携帯型電子機器、および位置検出装置で用いる位置指示器Info
- Publication number
- JPH0619849A JPH0619849A JP19594292A JP19594292A JPH0619849A JP H0619849 A JPH0619849 A JP H0619849A JP 19594292 A JP19594292 A JP 19594292A JP 19594292 A JP19594292 A JP 19594292A JP H0619849 A JPH0619849 A JP H0619849A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen
- position indicator
- portable electronic
- protective cover
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2200/00—Indexing scheme relating to G06F1/04 - G06F1/32
- G06F2200/16—Indexing scheme relating to G06F1/16 - G06F1/18
- G06F2200/163—Indexing scheme relating to constructional details of the computer
- G06F2200/1634—Integrated protective display lid, e.g. for touch-sensitive display in handheld computer
Landscapes
- Position Input By Displaying (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明によれば、パネル表面をペン型位置指示器でタッ
チすることにより、該パネル表面上のタッチ位置検出を
行うデジタイザをディスプレイ表面に配置した携帯型電
子機器において、携帯時にディスプレイ表示面を保護す
る保護カバーを有し、該保護カバーの前記ディスプレイ
表示面と対向した位置にキースイッチ形状から成る位置
指示器を配置することにより、多数桁の数字からなる多
量のデータを入力する場合でも、操作性を損なうことな
く入力が容易となる。また、本発明に係わる位置検出装
置における位置指示器は、ペン状筐体に導電物質から成
るペン先部と軸部とを納め、それらを絶縁部材を介して
接続して指示ペンとし、これを位置検出装置のパネル表
面に押圧することによりペン先部と軸部が電気的に導通
するようにしたので、従来のようにミス入力防止用のタ
ッチ時間を設定する必要がなく、位置指示作業の作業性
が向上する。
チすることにより、該パネル表面上のタッチ位置検出を
行うデジタイザをディスプレイ表面に配置した携帯型電
子機器において、携帯時にディスプレイ表示面を保護す
る保護カバーを有し、該保護カバーの前記ディスプレイ
表示面と対向した位置にキースイッチ形状から成る位置
指示器を配置することにより、多数桁の数字からなる多
量のデータを入力する場合でも、操作性を損なうことな
く入力が容易となる。また、本発明に係わる位置検出装
置における位置指示器は、ペン状筐体に導電物質から成
るペン先部と軸部とを納め、それらを絶縁部材を介して
接続して指示ペンとし、これを位置検出装置のパネル表
面に押圧することによりペン先部と軸部が電気的に導通
するようにしたので、従来のようにミス入力防止用のタ
ッチ時間を設定する必要がなく、位置指示作業の作業性
が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型電子機器、特に入
力用ペンを用いてディスプレイ上のデジタイザ表面に、
手書入力する方式の携帯可能なコンピュータ等の携帯型
電子機器に関するものである。また、本発明は前記携帯
型電子機器に設けられた位置検出装置における位置指示
器に関するものであって、詳しくは非接続形の位置指示
器に関するものである。
力用ペンを用いてディスプレイ上のデジタイザ表面に、
手書入力する方式の携帯可能なコンピュータ等の携帯型
電子機器に関するものである。また、本発明は前記携帯
型電子機器に設けられた位置検出装置における位置指示
器に関するものであって、詳しくは非接続形の位置指示
器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の一般的な手書入力方式のコンピュ
ータは、軽量、小型化する必要があるため、キーボード
等のデータ入力用スイッチ類を省略し、入力の全てを入
力用ペンによってデジタイザ面上に行っているものが多
い。また、位置検出装置の面から見ると、従来この種の
装置はパネル表面を指で直接タッチするか、あるいは位
置検出の分解能を上げるために先端を細くしたペン状の
導電部材を指で支持し、パネル表面をタッチする方法が
とられていた。
ータは、軽量、小型化する必要があるため、キーボード
等のデータ入力用スイッチ類を省略し、入力の全てを入
力用ペンによってデジタイザ面上に行っているものが多
い。また、位置検出装置の面から見ると、従来この種の
装置はパネル表面を指で直接タッチするか、あるいは位
置検出の分解能を上げるために先端を細くしたペン状の
導電部材を指で支持し、パネル表面をタッチする方法が
とられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では多数桁
の数字から成る多量のデータを入力する場合、該携帯型
コンピュータの文字認識速度に合わせて、デジタイザ面
上で一桁づつ入力するか、あるいはデジタイザ面下のデ
ィスプレイ画面上に表示したテンキーに、デジタイザ面
上から入力ペンでタッチすることにより入力する必要が
あり、通常のキーボード入力にくらべて時間がかかり、
また操作性にも問題があった。また、前述の従来の位置
検出装置では、ミス入力を防止するために所定のタッチ
時間を設定し、該タッチ時間の経過後に位置検出装置が
指あるいは位置指示器による入力を受け付ける方式をと
っているため、入力のための待ち時間が発生する等によ
り位置指示作業時の作業性が良くないという問題があっ
た。
の数字から成る多量のデータを入力する場合、該携帯型
コンピュータの文字認識速度に合わせて、デジタイザ面
上で一桁づつ入力するか、あるいはデジタイザ面下のデ
ィスプレイ画面上に表示したテンキーに、デジタイザ面
上から入力ペンでタッチすることにより入力する必要が
あり、通常のキーボード入力にくらべて時間がかかり、
また操作性にも問題があった。また、前述の従来の位置
検出装置では、ミス入力を防止するために所定のタッチ
時間を設定し、該タッチ時間の経過後に位置検出装置が
指あるいは位置指示器による入力を受け付ける方式をと
っているため、入力のための待ち時間が発生する等によ
り位置指示作業時の作業性が良くないという問題があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれ
ば、パネル表面をペン型位置指示器でタッチすることに
より、該パネル表面上のタッチ位置検出を行うデジタイ
ザをディスプレイ表面に配置した携帯型電子機器におい
て、携帯時にディスプレイ表示面を保護する保護カバー
を有し、該保護カバーの前記ディスプレイ表示面と対向
した位置にキースイッチ形状から成る位置指示器を配置
することにより、多数桁の数字から成る多量のデータを
入力する場合でも、操作性を損なうことなく入力が可能
となる。
ば、パネル表面をペン型位置指示器でタッチすることに
より、該パネル表面上のタッチ位置検出を行うデジタイ
ザをディスプレイ表面に配置した携帯型電子機器におい
て、携帯時にディスプレイ表示面を保護する保護カバー
を有し、該保護カバーの前記ディスプレイ表示面と対向
した位置にキースイッチ形状から成る位置指示器を配置
することにより、多数桁の数字から成る多量のデータを
入力する場合でも、操作性を損なうことなく入力が可能
となる。
【０００５】また、本発明によれば、表面全体に導電膜
を有するパネル表面を、指あるいは指で支持したペン状
筐体から成る位置指示器でタッチすることにより、前記
パネル表面上のタッチ位置検出を行う静電容量式の位置
検出装置において、前記ペン状筐体は、それぞれ導電物
質のペン先部と指で支持する軸部を有するとともに、更
に該ペン先部と該軸部との間を電気的に絶縁する絶縁部
を有し、前記ペン状筐体を前記パネル表面で押圧するこ
とにより前記ペン先部と前記軸部間が電気的に導通する
ような構成としたものである。
を有するパネル表面を、指あるいは指で支持したペン状
筐体から成る位置指示器でタッチすることにより、前記
パネル表面上のタッチ位置検出を行う静電容量式の位置
検出装置において、前記ペン状筐体は、それぞれ導電物
質のペン先部と指で支持する軸部を有するとともに、更
に該ペン先部と該軸部との間を電気的に絶縁する絶縁部
を有し、前記ペン状筐体を前記パネル表面で押圧するこ
とにより前記ペン先部と前記軸部間が電気的に導通する
ような構成としたものである。
【０００６】
【実施例】図１は、本発明に係る携帯型電子機器である
手書入力用コンピュータの外観を示す図である。
手書入力用コンピュータの外観を示す図である。
【０００７】携帯型コンピュータ１は、本体部２、手書
入力用ペン型位置指示器３及び保護カバー４から構成さ
れている。
入力用ペン型位置指示器３及び保護カバー４から構成さ
れている。
【０００８】図２は携帯型コンピュータ１のペン型位置
指示器３による入力作業の様子を示す図で保護カバー４
はデジタイザ面５から外されている。
指示器３による入力作業の様子を示す図で保護カバー４
はデジタイザ面５から外されている。
【０００９】図３は、携帯型コンピュータ１の断面を表
す図である。
す図である。
【００１０】図において５ａは、液晶から成る表示部５
ｂの上に重ねて取付けられた位置検出装置であるデジタ
イザのパネル部でその表面に透明の導電膜がコーティン
グされたガラス基板から成る。
ｂの上に重ねて取付けられた位置検出装置であるデジタ
イザのパネル部でその表面に透明の導電膜がコーティン
グされたガラス基板から成る。
【００１１】ペン型位置指示器３は、導電物質から成る
ペン先部３ａをパネル部５ａ表面にタッチすることによ
り導電６を介し、本体回路部（不図示）と導通される。
ペン先部３ａをパネル部５ａ表面にタッチすることによ
り導電６を介し、本体回路部（不図示）と導通される。
【００１２】図４は、本発明を適用した静電容量式の位
置検出装置であるデジタイザの原理を示す図である。図
において、７，８，９，１０はそれぞれパネル部５ａの
四辺に取り付けられた配線のための電極である。ここ
で、ペン型位置指示器３によって、パネル部５ａの表面
にタッチされたポイント１１のＸ方向、Ｙ方向の位置は
インピーダンズＺとは無関係に、Ｘ，Ｙ方向それぞれの
両端から流れる電流値だけで表され、次式によって求め
ることができる。
置検出装置であるデジタイザの原理を示す図である。図
において、７，８，９，１０はそれぞれパネル部５ａの
四辺に取り付けられた配線のための電極である。ここ
で、ペン型位置指示器３によって、パネル部５ａの表面
にタッチされたポイント１１のＸ方向、Ｙ方向の位置は
インピーダンズＺとは無関係に、Ｘ，Ｙ方向それぞれの
両端から流れる電流値だけで表され、次式によって求め
ることができる。
【００１３】Ｘ軸方向の検出位置は、ｒａ／ＲＸ＝ｉｂ
／（ｉａ＋ｉｂ） Ｙ軸方向の検出位置は、ｒｄ／ＲＹ＝ｉｄ／（ｉｃ＋ｉ
ｄ） 図３において、保護カバー４はゴム等の軟質部材から成
り、本体部２に形成されたフック部１２に係合、固定さ
れる。保護カバー４に凸形状に成型された、複数のスイ
ッチ部１３は、その裏面の、各スイッチ部に対応した位
置に突起部１４ａを有する導電ゴムシートが貼り付けら
れており、操作者がスイッチ部１３を矢印１６方向に押
すことにより、突起部１４ａがパネル部５ａと接触し導
線１５により本体回路部（不図示）と導通される。スイ
ッチ部１３の各内容（数字０〜９，符号等）を位置検出
装置の座標値と対応させることにより、多数桁の数字か
ら成る多量のデータも、高速に入力することが出来る。
／（ｉａ＋ｉｂ） Ｙ軸方向の検出位置は、ｒｄ／ＲＹ＝ｉｄ／（ｉｃ＋ｉ
ｄ） 図３において、保護カバー４はゴム等の軟質部材から成
り、本体部２に形成されたフック部１２に係合、固定さ
れる。保護カバー４に凸形状に成型された、複数のスイ
ッチ部１３は、その裏面の、各スイッチ部に対応した位
置に突起部１４ａを有する導電ゴムシートが貼り付けら
れており、操作者がスイッチ部１３を矢印１６方向に押
すことにより、突起部１４ａがパネル部５ａと接触し導
線１５により本体回路部（不図示）と導通される。スイ
ッチ部１３の各内容（数字０〜９，符号等）を位置検出
装置の座標値と対応させることにより、多数桁の数字か
ら成る多量のデータも、高速に入力することが出来る。
【００１４】［他の実施例］前途説明した様に、本発明
に適用した、静電容量式の位置検出装置は、透明の導電
膜をコーティングしたガラス基板を使用しているため、
導電膜の厚さムラにより、検出座標値に誤差が発生する
場合があり、個々のデバイス毎に、検出座標値の補正を
必要としていたが、本発明により、補正も簡単に行なう
ことが出来る。
に適用した、静電容量式の位置検出装置は、透明の導電
膜をコーティングしたガラス基板を使用しているため、
導電膜の厚さムラにより、検出座標値に誤差が発生する
場合があり、個々のデバイス毎に、検出座標値の補正を
必要としていたが、本発明により、補正も簡単に行なう
ことが出来る。
【００１５】図５において、各スイッチ部Ａ，Ｂ，９ｃ
は、直線１７上に配置されている。即ち操作者が、各ス
イッチ部Ａ，Ｂ，９ｃ３点の入力を行なうことにより、
直線１７からの各点の出力座標値のズレを検出し、検出
座標値の補正を行なうことが出来る。
は、直線１７上に配置されている。即ち操作者が、各ス
イッチ部Ａ，Ｂ，９ｃ３点の入力を行なうことにより、
直線１７からの各点の出力座標値のズレを検出し、検出
座標値の補正を行なうことが出来る。
【００１６】図６は、検出座標の位置補正方式を説明す
るためのブロック部である。
るためのブロック部である。
【００１７】保護カバー４に設けられた各スイッチＡ，
Ｂ，９ｃを操作者が押すと、制御装置２０は、表示部５
に設けられた位置検出装置のパネル部からの各座標位置
信号を入力し（Ａ1 ，Ｂ1 ，Ｃ1 ）、あらかじめ設定さ
れた各座標位置（Ａ2 ，Ｂ2Ｃ2 ）からのズレ量を検出
し、以後入力される座標位置信号の補正係数を算出し、
メモリーに記憶する。
Ｂ，９ｃを操作者が押すと、制御装置２０は、表示部５
に設けられた位置検出装置のパネル部からの各座標位置
信号を入力し（Ａ1 ，Ｂ1 ，Ｃ1 ）、あらかじめ設定さ
れた各座標位置（Ａ2 ，Ｂ2Ｃ2 ）からのズレ量を検出
し、以後入力される座標位置信号の補正係数を算出し、
メモリーに記憶する。
【００１８】更に、図７に示す様に保護カバーを４ａ、
４ｂの２分割とすることにより、ペン型位置指示器及び
タッチスイッチ型位置指示器を並行して使用することが
可能となり、文字入力及び数値入力が効率良く行なうこ
とができる。
４ｂの２分割とすることにより、ペン型位置指示器及び
タッチスイッチ型位置指示器を並行して使用することが
可能となり、文字入力及び数値入力が効率良く行なうこ
とができる。
【００１９】尚、上記実施例では携帯型電子機器とし
て、コンピュータを例にあげたが、これに限られるもの
ではない。
て、コンピュータを例にあげたが、これに限られるもの
ではない。
【００２０】次に、位置指示器の実施例について説明す
ると、図８は本発明の位置検出装置における位置指示器
の一実施例で、ペン状筐体から成る位置指示器１０１を
示すものである。図において、１０２は本発明を適用し
た静電容量方式の位置検出装置のパネル部で、ガラス基
板１０３から成り、その表面には導電膜１０３ａがコー
ティングされている。１０４は導電物質から成るペン先
部で、ねじ部１０９によって結合されたプラスチック等
の絶縁部材１０７及び１０８により、摺動可能に保持さ
れており、通常、コイルばね１０５により、矢印１０６
で示す方向に付勢されている。１１０は導電物質から成
る軸部で、ねじ部１１１によって絶縁部材１０７に結合
されている。
ると、図８は本発明の位置検出装置における位置指示器
の一実施例で、ペン状筐体から成る位置指示器１０１を
示すものである。図において、１０２は本発明を適用し
た静電容量方式の位置検出装置のパネル部で、ガラス基
板１０３から成り、その表面には導電膜１０３ａがコー
ティングされている。１０４は導電物質から成るペン先
部で、ねじ部１０９によって結合されたプラスチック等
の絶縁部材１０７及び１０８により、摺動可能に保持さ
れており、通常、コイルばね１０５により、矢印１０６
で示す方向に付勢されている。１１０は導電物質から成
る軸部で、ねじ部１１１によって絶縁部材１０７に結合
されている。
【００２１】ここで、位置指示器１０１を指で支持し、
矢印１０６方向に押圧するとペン先部及び軸部の接触面
１１２、１１３が密着し電気的に導通される。
矢印１０６方向に押圧するとペン先部及び軸部の接触面
１１２、１１３が密着し電気的に導通される。
【００２２】図９は位置指示器１０１をパネル部１０２
に押圧した状態を示す図で、ペン先部１０４及び軸部１
１０が電気的に導通され、指を介してアースされてい
る。ここでＺは人体等によるインピューダンス成分を表
す。
に押圧した状態を示す図で、ペン先部１０４及び軸部１
１０が電気的に導通され、指を介してアースされてい
る。ここでＺは人体等によるインピューダンス成分を表
す。
【００２３】また、ペン先部１０４及び軸部１１０はそ
れぞれの質量を極力小さくし、各々の電気的容量を最小
とすることにより、より効果的となる。
れぞれの質量を極力小さくし、各々の電気的容量を最小
とすることにより、より効果的となる。
【００２４】図１０は本発明を適用した位置検出装置の
原理を示す図である。
原理を示す図である。
【００２５】図において、１１４、１１５、１１６、１
１７はそれぞれパネル部２の四辺に取り付けられた配線
のための電極である。ここで、位置指示器１０１によっ
てパネル部１０２の表面に押圧されたポイント１１８の
Ｘ方向、Ｙ方向の位置はインピーダンスＺとは無関係に
Ｘ、Ｙ方向それぞれの両端から流れる電流値だけで表さ
れ、次式によって求めることができる。
１７はそれぞれパネル部２の四辺に取り付けられた配線
のための電極である。ここで、位置指示器１０１によっ
てパネル部１０２の表面に押圧されたポイント１１８の
Ｘ方向、Ｙ方向の位置はインピーダンスＺとは無関係に
Ｘ、Ｙ方向それぞれの両端から流れる電流値だけで表さ
れ、次式によって求めることができる。
【００２６】Ｘ軸方向の検出位置は、ｒa ／ＲX ＝ｉb
／（ｉa ＋ｉb ） Ｙ軸方向の検出位置は、ｒd ／ＲY ＝ｉd ／（ｉc ＋ｉ
d ）
／（ｉa ＋ｉb ） Ｙ軸方向の検出位置は、ｒd ／ＲY ＝ｉd ／（ｉc ＋ｉ
d ）
【００２７】上記のように位置検出装置の位置指示器を
構成することにより、位置指示器が確実に押下された状
態で、位置指示器を行えば確実な入力が可能となるの
で、位置検出装置において所定のタッチ時間を設定する
必要がなくなり、位置指示操作時の作業性が向上する。
構成することにより、位置指示器が確実に押下された状
態で、位置指示器を行えば確実な入力が可能となるの
で、位置検出装置において所定のタッチ時間を設定する
必要がなくなり、位置指示操作時の作業性が向上する。
【００２８】（他の実施例）前述実施例に於いては、コ
イルばねによりペン先部材を付勢しているが、コイルば
ねに限らずゴム等の弾性部材を用いても良い。
イルばねによりペン先部材を付勢しているが、コイルば
ねに限らずゴム等の弾性部材を用いても良い。
【００２９】また、図１１に示す様に導電物質から成る
ペン先部１００と軸部１０１の導通のオンオフに電気的
スイッチ１０２を用いても良い。ここで１０３は軸部１
０１に接続されたスイッチ１０２の端子、１０４はその
先端がペン先部１００に摺動可能に接触したもう一方の
端子であり、絶縁部材１０５に支持されたペン先部１０
０が矢印１０６で示す方向に押されることにより、ペン
先部１００と軸部１０１が電気的に導通される。
ペン先部１００と軸部１０１の導通のオンオフに電気的
スイッチ１０２を用いても良い。ここで１０３は軸部１
０１に接続されたスイッチ１０２の端子、１０４はその
先端がペン先部１００に摺動可能に接触したもう一方の
端子であり、絶縁部材１０５に支持されたペン先部１０
０が矢印１０６で示す方向に押されることにより、ペン
先部１００と軸部１０１が電気的に導通される。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように携帯型電子機器にお
いて、保護カバーを設けタッチスイッチ形状から成る位
置指示器を配置することにより、多数桁の数字から成る
多量のデータを入力する場合でも操作性を損なうことな
く入力が可能となる。
いて、保護カバーを設けタッチスイッチ形状から成る位
置指示器を配置することにより、多数桁の数字から成る
多量のデータを入力する場合でも操作性を損なうことな
く入力が可能となる。
【００３１】また、検出座標値の補正も簡単に行うこと
ができ、入力精度を向上することが可能となった。ま
た、本発明によれば、ペン状筐体から成る位置指示器に
於いて、導電物質から成るペン先部と軸部を、絶縁部材
を介して接続し、位置検出装置のパネル表面上で位置指
示器を押圧することにより、ペン先部と軸部間が電気的
に導通するような構成とすることにより、次の様な効果
がある。 （１）従来装置のように、ミス入力防止用のタッチ時間
を設定する必要が無いため、位置指示作業の作業性が著
しく向上する。 （２）ケーブル類を必要としない（無線）ため、作業性
も良く、且つ、コスト的にも安価となる。
ができ、入力精度を向上することが可能となった。ま
た、本発明によれば、ペン状筐体から成る位置指示器に
於いて、導電物質から成るペン先部と軸部を、絶縁部材
を介して接続し、位置検出装置のパネル表面上で位置指
示器を押圧することにより、ペン先部と軸部間が電気的
に導通するような構成とすることにより、次の様な効果
がある。 （１）従来装置のように、ミス入力防止用のタッチ時間
を設定する必要が無いため、位置指示作業の作業性が著
しく向上する。 （２）ケーブル類を必要としない（無線）ため、作業性
も良く、且つ、コスト的にも安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による携帯型電子機器である手書き入力
用コンピュータの外観を示す図。
用コンピュータの外観を示す図。
【図２】図１のコンピュータにおける手書入力の様子を
示す図。
示す図。
【図３】図１の手書き入力用コンピュータの断面図。
【図４】本発明に適用した静電容量方式のデジタイザの
原理を示す図。
原理を示す図。
【図５】他の一実施例を示す図。
【図６】図５に係る他の一実施例のブロック回路を示す
図。
図。
【図７】保護カバーの形態を異ならせた、されに他の一
実施例を示す図。
実施例を示す図。
【図８】本実施例のペン上筐体から成る位置指示器の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図９】本実施例の位置指示器をパネル表面で押圧した
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図１０】本発明を適用した位置検出装置の原理を示す
図である。
図である。
【図１１】本発明による位置指示器の他の実施例を示す
図である。
図である。
１ 手書入力用コンピュータ ３ 手書入力用ペン型位置指示器 ４ 保護カバー １３ スイッチ部 １０４ ペン先部 １１０ 軸部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年２月１８日
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１１
【補正方法】追加
【補正内容】
【図１１】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 3/033 ３５０ Ａ 7165−5Ｂ
Claims (5)
- 【請求項１】 パネル表面を、ペン型位置指示器でタッ
チすることにより、前記パネル表面上のタッチ位置検出
を行うデジタイザをディスプレイ表面に配置した携帯型
電子機器において、携帯時にディスプレイ表示面を保護
する保護カバーを有し、該保護カバーの上記ディスプレ
イ表示面と対向した位置にキースイッチ形状から成る位
置指示器を配置したことを特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項２】 前記保護カバー上に配置した複数の位置
指示器は、数値入力用のテンキーとして機能することを
特徴とする請求項１記載の携帯型電子機器。 - 【請求項３】 前記保護カバー上に配置した複数の位置
指示器は、デジタイザの出力値補正用入力キーとして機
能することを特徴とする請求項１記載の携帯型電子機
器。 - 【請求項４】 前記保護カバーを２分割とすることによ
りペン型位置指示器及びキースイッチ型位置指示器を並
行して使用することを可能とした請求項１記載の携帯型
電子機器。 - 【請求項５】 表面全体に導電膜を有するパネル表面
を、指あるいは指で指示したペン状筐体から成る位置指
示器でタッチすることにより、前記パネル表面上のタッ
チ位置検出を行う静電容量式の位置検出装置において、
前記ペン状筐体は、それぞれ導電物質のペン先部と指で
指示する軸部を有するとともに、更に該ペン先部と該軸
部との間を電気的に絶縁する絶縁部を有し、前記ペン状
筐体を前記パネル表面で押圧することにより前記ペン先
部と前記軸部間が電気的に導通するような構成としたこ
とを特徴とする位置検出装置における位置指示器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19594292A JPH0619849A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 携帯型電子機器、および位置検出装置で用いる位置指示器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19594292A JPH0619849A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 携帯型電子機器、および位置検出装置で用いる位置指示器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0619849A true JPH0619849A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16349538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19594292A Pending JPH0619849A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 携帯型電子機器、および位置検出装置で用いる位置指示器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619849A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004364295A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-24 | Microsoft Corp | 改良されたメディアプレーヤに関する装置、システムおよび方法 |
| US6972751B2 (en) | 2003-04-11 | 2005-12-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Lid-mounted monitor |
| JP2008071161A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Casio Comput Co Ltd | 電子機器 |
| JP2008235326A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Fujitsu Ltd | 筐体保護カバーおよび電子機器システム |
| JP2012014500A (ja) * | 2010-07-01 | 2012-01-19 | Alpine Electronics Inc | 電子機器及びタッチパネルの校正方法 |
| CN102830835A (zh) * | 2011-06-17 | 2012-12-19 | 聚合物视象有限公司 | 电子装置以及校正电子装置的触控感应面板的方法 |
| US8482539B2 (en) | 2010-01-12 | 2013-07-09 | Panasonic Corporation | Electronic pen system |
| WO2014042194A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | シャープ株式会社 | タッチペン、タッチパネルシステムおよびタッチパネル付き表示装置 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19594292A patent/JPH0619849A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6972751B2 (en) | 2003-04-11 | 2005-12-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Lid-mounted monitor |
| JP2004364295A (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-24 | Microsoft Corp | 改良されたメディアプレーヤに関する装置、システムおよび方法 |
| JP2008071161A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Casio Comput Co Ltd | 電子機器 |
| JP2008235326A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Fujitsu Ltd | 筐体保護カバーおよび電子機器システム |
| US8482539B2 (en) | 2010-01-12 | 2013-07-09 | Panasonic Corporation | Electronic pen system |
| JP2012014500A (ja) * | 2010-07-01 | 2012-01-19 | Alpine Electronics Inc | 電子機器及びタッチパネルの校正方法 |
| CN102830835A (zh) * | 2011-06-17 | 2012-12-19 | 聚合物视象有限公司 | 电子装置以及校正电子装置的触控感应面板的方法 |
| JP2013004100A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Polymer Vision B V | 接触感知パネルを備える電子装置、電子装置を動作するための方法、およびディスプレイシステム |
| EP2535791A3 (en) * | 2011-06-17 | 2015-10-07 | Creator Technology B.V. | Electronic device with a touch sensitive panel, method for operating the electronic device, and display system |
| WO2014042194A1 (ja) * | 2012-09-14 | 2014-03-20 | シャープ株式会社 | タッチペン、タッチパネルシステムおよびタッチパネル付き表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7236159B1 (en) | Handheld or pocketsized electronic apparatus and hand-controlled input device | |
| US8106324B2 (en) | Touch panel and driving method of touch panel | |
| US6628269B2 (en) | Touch panel input device capable of sensing input operation using a pen and a fingertip and method therefore | |
| US7030860B1 (en) | Flexible transparent touch sensing system for electronic devices | |
| US8278571B2 (en) | Capacitive touchscreen or touchpad for finger and active stylus | |
| US20090073134A1 (en) | Dual-mode touch screen of a portable apparatus | |
| US20120013573A1 (en) | Pressure sensitive touch control device | |
| CN100399118C (zh) | 显示装置的触摸面板 | |
| GB2139762A (en) | An input device and a method of inputting data to a computer system | |
| JP3069949B2 (ja) | 射出成形機の入力装置 | |
| JPH07295723A (ja) | タッチパネル及びディジタイザ機能を兼ね備えた情報入力装置及びその駆動方法 | |
| JP2006004453A (ja) | タッチ操作型コンピュータ | |
| US20090079708A1 (en) | Three-wire resistive touch panel and display device using same | |
| JPH08179871A (ja) | タッチパネル兼用透明デジタイザ | |
| JPH08137607A (ja) | 座標入力装置 | |
| JP2005084982A (ja) | 静電容量型タッチパネル装置 | |
| US20100039407A1 (en) | Sensory structure of capacitive touch panel with predetermined sensing areas | |
| JPH0619849A (ja) | 携帯型電子機器、および位置検出装置で用いる位置指示器 | |
| JPS59119621A (ja) | タツチ入力装置 | |
| JP2013167949A (ja) | 端末装置、コンピュータプログラム及びタイピング支援ボード | |
| JP3063626B2 (ja) | ポインティング入力装置 | |
| US8947393B2 (en) | Touch screen panel in resistive type | |
| JP2000250710A (ja) | タッチパネル装置 | |
| EP0193177A2 (en) | A touch input device | |
| JP2001043003A (ja) | タッチパネル入力装置 |