JPH06198455A - 抵抗溶接方法 - Google Patents

抵抗溶接方法

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JPH06198455A
JPH06198455A JP5002556A JP255693A JPH06198455A JP H06198455 A JPH06198455 A JP H06198455A JP 5002556 A JP5002556 A JP 5002556A JP 255693 A JP255693 A JP 255693A JP H06198455 A JPH06198455 A JP H06198455A
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龍一 奈良
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靖雄 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極チップに対して行うドレッシング作業の
必要回数を少なくできる抵抗溶接方法を提供する。 【構成】 被溶接材料を溶接する一対の電極チップ8の
うち、少なくとも一方を被溶接材料に対する直角方向か
ら傾けかつ電極チップ中心軸を中心に間欠回転させて溶
接作業を行うに際し、間欠回転により電極チップ先端8
Aの中央部8Bの回りを被溶接材料との接触部17が1
回転した時、接触部17の位置が最初の位置からずれる
ように、間欠回転の回転角度αを、360をαで除した
時の値が小数点以下の端数を有するものとし、または、
この回転角度を乱数制御で決定されたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被溶接材料を挟圧する
一対の電極チップ間の通電によってこの被溶接材料を溶
接する抵抗溶接方法に関する。
【0002】
【背景技術】一対の電極チップ間に通電して被溶接材料
を溶接する抵抗溶接作業は、従来、被溶接材料の両側に
配設される各電極チップを被溶接材料に対して直角と
し、球面状となっている電極チップ先端の中央部を被溶
接材料に接触させることにより行われていた。この従来
の抵抗溶接作業によると、電極チップの材料である銅系
金属と被溶接材料の例えば亜鉛等によるメッキ材料との
合金が、溶接作業が行われるたびに、電極チップ先端の
接触部に溜り、溶接作業回数が多くなると、この合金は
電極チップ先端の接触部の外側へ次第に隆起状となって
拡大成長する。この結果、電極チップと被溶接材料との
接触面積が大きくなって電気抵抗が低下することにな
り、このため、電極チップ先端をもとの形状に整形する
ドレッシング作業を頻繁に行わなければならないという
問題があった。
【0003】このような問題を解決するため、特開平2
−220784号では、電極チップを被溶接材料に対す
る直角方向から傾斜させ、かつ、所定回数の溶接作業が
終了するたびに電極チップを電極チップ中心軸を中心に
一定角度ずつ間欠回転させている。図4は、この従来技
術における電極チップ31の球面状の先端31Aを示す
平面図である。被溶接材料との接触部32は、電極チッ
プ31が被溶接材料に対する直角方向から傾斜している
ため、中央部31Bからずれており、また、電極チップ
31の角度βずつの間欠回転により、接触部32は中央
部31Bを中心に等角度間隔で複数個できる。電極チッ
プ31の一回の間欠回転のたびに行われる所定回数の溶
接作業のため、各接触部32の円状の内側部分には前記
合金の層ができるとともに、各接触部32の周辺には前
記合金による隆起部33が生ずる。
【0004】この従来技術によると、中央部31Bを中
心とした円周方向に互いに隣接する接触部32におい
て、次回の所定回数の溶接作業時における接触部32が
前回の所定回数の溶接作業時に生じた隆起部33の一部
33Aと重なり合うため、この一部33Aにおいて隆起
部33が接触部32で押し潰されることになり、すなわ
ち、この一部33Aにおいて電極チップ31のドレッシ
ング作業を行いながら溶接作業を行っているのと同じに
なり、作業者が行わなければならない電極チップ31の
ドレッシング作業の回数を減少させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
において、電極チップ31の間欠回転の角度βは30
度,45度,60度であった。これによると、電極チッ
プ31の間欠回転が所定回数(図4ではβは60度であ
るため、6回)に達すると、次の回転では接触部32の
位置は最初の位置に戻り、この後、各接触部32の位置
は前と同じ位置を順次移動する。
【0006】このため、この従来技術では、各接触部3
2の隆起部33において押し潰される部分は常に同じ部
分33Aであり、電極チップ31のドレッシング作業と
同じ作業を期待できる箇所は同じで、各接触部32の内
側部分、および隆起部33の一部33A以外の部分では
ドレッシング作業を期待できないため、これらの部分で
前記合金が次第に溜まることになり、このため、電極チ
ップ31に行わなければならないドレッシング作業の回
数をそれほど多く減らすことはできないという問題があ
った。
【0007】本発明の目的は、電極チップの間欠回転に
より電極チップ先端の中央部の回りを接触部が1回転し
たとき、接触部の位置を最初の位置からずらせることが
でき、このため、各接触部の内側部分や隆起部の新たな
部分についてドレッシング作業と同様な作業が行われ、
このドレッシング作業と同様な作業を広い範囲に亘って
行いながら溶接作業を行え、従来技術よりもドレッシン
グ作業の回数を少なくできる抵抗溶接方法を提供すると
ころにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、一
対の電極チップを被溶接材料の両側に配設し、これらの
電極チップのうち少なくとも一方を被溶接材料に対する
直角方向から傾斜させ、一対の電極チップ間に通電して
被溶接材料を抵抗溶接するとともに、所定回数の溶接作
業が終了するたびに、被溶接材料に対する直角方向から
傾斜させた電極チップを電極チップ中心軸を中心に間欠
回転させる抵抗溶接方法において、この間欠回転の回転
角度を、この回転角度で360を除したときの値が小数
点以下の端数を有するものとしたことを特徴とするもの
である。
【0009】すなわち、第1発明では、電極チップの間
欠回転の回転角度は、例えば63度のように、この回転
角度で360を除したときの値が整数とならずに小数点
以下の端数を有するものとされ、この回転角度は例えば
66度,48度,33度等でもよい。
【0010】本発明の第2発明は、一対の電極チップを
被溶接材料の両側に配設し、これらの電極チップのうち
少なくとも一方を被溶接材料に対する直角方向から傾斜
させ、一対の電極チップ間に通電して被溶接材料を抵抗
溶接するとともに、所定回数の溶接作業が終了するたび
に、被溶接材料に対する直角方向から傾斜させた電極チ
ップを電極チップ中心軸を中心に間欠回転させる抵抗溶
接方法において、この間欠回転の回転角度を乱数制御に
より順次決定されたものとしたことを特徴とするもので
ある。
【0011】この第2発明において、電極チップの間欠
回転の回転角度を順次決定する乱数制御装置は電極チッ
プを間欠回転させる制御装置の内部に設けてもよく、あ
るいはこの制御装置の外部のコンピュータ等によるコン
トローラとして設けてもよい。
【0012】
【作用】第1発明では、電極チップの間欠回転の回転角
度は、この回転角度で360を除したときの値が整数と
小数点以下の端数との和となるため、電極チップの一定
角度ずつの間欠回転により電極チップ先端の中央部の回
りを接触部が1回転したとき、接触部の位置が最初の位
置と同じにならず、この位置からずれるため、接触部の
1回転後は各接触部の内側部分や隆起部の新たな部分に
ついてドレッシング作業と同様な作業が行われ、このド
レッシング作業と同様な作業が広い範囲にわたって行わ
れるため、ドレッシング作業の回数を従来技術よりも少
なくできる。
【0013】第2発明では、電極チップの間欠回転の回
転角度は乱数制御により順次決定されたものとなるた
め、この第2発明でも電極チップの間欠回転により電極
チップ先端の中央部の回りを接触部が1回転したとき、
接触部の位置が最初の位置と同じにならないことにな
り、第1発明と同じ作用効果を期待できる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は本実施例に係る抵抗溶接方法を実施
するために使用する抵抗溶接装置1を示す。装置本体2
には水平方向に延びるアーム部3,4が設けられ、上側
のアーム部3の先端には上下方向に伸縮動するシリンダ
5を介して電極チップ保持具6が取り付けられ、下側の
アーム部4の先端には電極チップ保持具7が直接取り付
けられている。各電極チップ保持具6,7には上下の電
極チップ8が保持され、これらの電極チップ8は図示し
ない保持装置で保持されて順次供給される被溶接材料9
の上下両側に設けられている。
【0015】図2の通り、アルミニウムなどの軽金属材
料あるいは鋼板製の被溶接材料9は上下に2枚重ねら
れ、上側の電極チップ8がシリンダ5の伸縮動で上下動
することにより、これらの被溶接材料9が上下一対の電
極チップ8で挟圧され、この挟圧時に一対の電極チップ
8間に通電することにより、被溶接材料9同士は抵抗溶
接される。
【0016】図2に示されている通り、電極チップ保持
具6,7による電極チップ8の保持は、保持具6,7に
取り付けられた筒状のホルダ部材10に電極チップ8を
回転自在に挿入することにより行われ、このため、電極
チップ8は電極チップ中心軸Nを中心に回転自在となっ
ている。ホルダ部材10の端部には電極チップ8を中心
軸Nを中心に回転させるための例えばベベルギヤによる
回転機構11が設けられ、この回転機構11には図1で
示したサーボモータ12の駆動力がフレキシブルワイヤ
13を介して伝達されるようになっている。サーボモー
タ12にはモータ駆動回路14を介して制御装置15が
接続され、さらに、制御装置15には入力装置16が接
続されている。
【0017】入力装置16から電極チップ8を一定角度
α(例えば63度)ずつ間欠回転させるための信号が制
御装置15の記憶部に入力され、制御装置15はこの記
憶部に記憶された信号に基づいてモータ駆動回路14を
介してサーボモータ12を駆動させる。このため、電極
チップ8は一定角度αずつ中心軸Nを中心に間欠回転す
るようになっている。
【0018】図2の通り、電極チップ8を回転自在に保
持するホルダ部材10は被溶接材料9に対する直角方向
から角度θ傾いており、このため、電極チップ8も角度
θ傾いている。
【0019】以上において電極チップ8の間欠回転の回
転角度αは、この回転角度αで360を除したときの値
が整数と小数点以下の端数との和となるように設定され
ている。
【0020】電極チップ8の一定角度αずつの間欠回転
は非溶接時、すなわち、上側の電極チップ8がシリンダ
5で被溶接材料9から離れている時に行われ、電極チッ
プ8が一定角度αの間欠回転を行った後、上側の電極チ
ップ8はシリンダ5で下降して下側の電極チップ8と共
に被溶接材料9を溶接する。そして、シリンダ5の伸縮
動の繰り返しによって上下一対の電極チップ8による所
定回数の溶接作業が終了した後、上側の電極チップ8は
シリンダ5で上昇し、次いで、再び一定角度αの間欠回
転を行う。
【0021】図3は、以上のように溶接作業が繰り返さ
れた後における電極チップ8の先端8Aの平面図であ
る。電極チップ8は、前述の通り、被溶接材料9に対す
る直角方向から角度θ傾いているため、先端8Aには被
溶接材料9との接触部17が先端8Aの中央部8Bから
ずれて生じ、かつ、この接触部17は電極チップ8の一
定角度αずつの間欠回転により中央部8Bの回りに等角
度間隔でできる。図3において、A1,A2,3,…は、一
定角度αずつの間欠回転により先端8Aに生ずる各接触
部17の中心を示す。
【0022】電極チップ7の一定角度αずつの間欠回転
の間に行われる所定回数の溶接作業により、各接触部1
7の円状の内側部分には、電極チップ8の材料である銅
系金属と被溶接材料9の例えば亜鉛等によるメッキ材料
との合金による層ができ、また、各接触部17の周辺に
はこの合金による隆起部18ができる。
【0023】中央部8Bを中心とした円周方向に互いに
隣接する接触部17において、A1〜A6 を中心とする
初めの各接触部17では、前回の所定回数の溶接作業時
に接触部17の周囲に生じた隆起部18の一部が次回の
所定回数の溶接作業時における接触部17で押し潰され
る。すなわち図3では、B1 は、A1 を中心とする接触
部17の周囲の隆起部18がA2 を中心とする接触部1
7で押し潰される部分であり、B2 は、A2 を中心とす
る接触部17の周囲の隆起部18がA3 を中心とする接
触部17で押し潰される部分であり、溶接作業がA6
中心とする接触部17まで行われることにより、この押
し潰し部分はB5 まで生ずる。このため、溶接作業はド
レッシング作業と同様な作業をB1 〜B5 について行い
ながら実施されることになり、これらのB1 〜B5 にお
ける前記合金による盛上りをなくすことができる。
【0024】A6 を中心とする接触部17による所定回
数の溶接作業後、電極チップ8に一定角度αの間欠回転
を行わせ、そして、次のA7 を中心とする接触部17に
よる所定回数の溶接作業を行った時には、間欠回転の回
転角度αは、この回転角度αで360を除したときの値
が整数と小数点以下の端数との和となるように設定され
ているため、この時の接触部17の中心A7 は最初の所
定回数の溶接作業時での接触部17の中心A1 からずれ
ることになる。このため、A7 を中心とする接触部17
による所定回数の溶接作業を行った時には、このA7
中心とする接触部17によってA6 を中心とする接触部
17の周囲の隆起部18の一部B6 が押し潰されるとと
もに、A1 を中心とする接触部17の内側部分およびA
1 を中心とする接触部17の周囲の隆起部18の一部C
1 も押し潰される。
【0025】これらの内側部分およびC1 は、A2 を中
心とする接触部17がA1 を中心とする接触部17の周
囲の隆起部18を押し潰した部分B1 と異なっており、
すなわち、一定角度αずつの間欠回転により電極チップ
先端8Aの中央部8Bの回りを接触部17が1回転する
と、新たな部分の押し潰しが行われ、次のA8 を中心と
する接触部17による所定回数の溶接作業が行われる
と、A2 を中心とする接触部17の内側部分およびC1
と同様な部分C2 が押し潰される。
【0026】以上のように本実施例によれば、電極チッ
プ8の一定角度αずつの間欠回転によって電極チップ先
端8Aの中央部8Bの回りを接触部17が1回転した後
は、接触部17の中心位置が最初の所定回数の溶接作業
時における接触部17の中心位置と一致せず、この位置
からずれるため、引き続いて一定角度αの間欠回転を行
って所定回数の溶接作業を始めると、新たな部分の押し
潰しを行うことができ、ドレッシング作業と同様な作業
を広い範囲に亘って行いながら溶接作業を行えるため、
従来技術よりもドレッシング作業の必要回数を少なくで
きる。
【0027】以上説明した実施例では電極チップ8の間
欠回転の回転角度は一定角度αであったが、この回転角
度を乱数制御により順次決定される回転角度としてもよ
い。すなわち、電極チップ8による所定回数の溶接作業
のたびに溶接チップ8の回転角度を乱数制御によってラ
ンダムに決定する。これによっても、電極チップ8の間
欠回転で電極チップ先端8Aの中央部8Bの回りを接触
部17が1回転した後は、接触部17の中心位置を最初
の所定回数の溶接作業等における接触部17の中心位置
からずらせることができ、そして、これ以後、引き続い
て新たな部分の押し潰しを行うことができ、前記実施例
と同じ作用効果を期待できる。
【0028】なお、電極チップ8の間欠回転の回転角度
を順次決定する乱数制御装置は、電極チップを間欠回転
させるための制御装置の内部に設けてもよく、また、こ
の制御装置の外部に設けて制御装置と接続してもよい。
【0029】以上説明した各実施例では、被溶接材料9
の上下両側に配設される一対の電極チップ8の両方を被
溶接材料9に対する直角方向から傾け、かつ、これらを
間欠回転させたが、これを一対の電極チップの一方だけ
に行わせてもよい。
【0030】また、電極チップを一定角度ずつ間欠回転
させる機構は前記実施例のものに限定されず、例えば電
極チップ自体、あるいはこれと接続された部材にウォー
ムホイールを設け、このウォームホイールで電極チップ
を回転させるようにしてもよく、この電極回転機構は公
知のものを採用できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、電極チップの間欠回転
によって電極チップ先端の中央部の回りを接触部が1回
転したとき、接触部の中心位置が最初の所定回数の溶接
作業時における接触部の中心位置からずれるため、この
後、引き続いて行う溶接作業によって新たな部分の押し
潰しを行うことができ、ドレッシング作業と同様な作業
を広い範囲に亘って行いながら溶接作業を行えるため、
従来技術よりもドレッシング作業の必要回数を少なくで
き、溶接作業全体の作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る抵抗溶接方法の一実施例を実施す
るために使用する抵抗溶接装置及びその電極チップの駆
動装置を示した図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】溶接作業が行われた電極チップの先端の平面図
である。
【図4】従来技術における電極チップの先端を示す図3
と同様な図である。
【符号の説明】
1 抵抗溶接装置 5 シリンダ 6,7 電極チップ保持具 8 電極チップ 8A 先端 8B 中央部 9 被溶接材料 11 回転機構 17 接触部 18 電極チップの材料と被溶接材料のメッキ材料との
合金による隆起部 α 電極チップの間欠回転の回転角度 θ 被溶接材料に対する直角方向からの電極チップの傾
斜角度 N 電極チップ中心軸
フロントページの続き (72)発明者 高橋 靖雄 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 斉藤 享 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被溶接材料の両側に配設された一対の電
    極チップのうち少なくとも一方を前記被溶接材料に対す
    る直角方向から傾斜させ、前記一対の電極チップ間に通
    電して前記被溶接材料を抵抗溶接するとともに、所定回
    数の溶接作業が終了するたびに、前記被溶接材料に対す
    る直角方向から傾斜させた前記電極チップを電極チップ
    中心軸を中心に間欠回転させる抵抗溶接方法において、
    前記間欠回転の回転角度を、この回転角度で360を除
    したときの値が小数点以下の端数を有するものとしたこ
    とを特徴とする抵抗溶接方法。
  2. 【請求項2】 被溶接部材の両側に配設された一対の電
    極チップのうち少なくとも一方を前記被溶接部材に対す
    る直角方向から傾斜させ、前記一対の電極チップ間に通
    電して前記被溶接材料を抵抗溶接するとともに、所定回
    数の溶接作業が終了するたびに、前記被溶接材料に対す
    る直角方向から傾斜させた前記電極チップを電極チップ
    中心軸を中心に間欠回転させる抵抗溶接方法において、
    前記間欠回転の回転角度を乱数制御により順次決定され
    たものとしたことを特徴とする抵抗溶接方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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