JPH06197905A - 外科用切除器具 - Google Patents
外科用切除器具Info
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- JPH06197905A JPH06197905A JP5241342A JP24134293A JPH06197905A JP H06197905 A JPH06197905 A JP H06197905A JP 5241342 A JP5241342 A JP 5241342A JP 24134293 A JP24134293 A JP 24134293A JP H06197905 A JPH06197905 A JP H06197905A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/32—Surgical cutting instruments
- A61B17/320016—Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes
- A61B17/32002—Endoscopic cutting instruments, e.g. arthroscopes, resectoscopes with continuously rotating, oscillating or reciprocating cutting instruments
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- Surgical Instruments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 内側及び外側管状部材を備え、内側管状部材
の外表面及び／又は外側管状部材の内表面にスズ−ニッ
ケル合金の被膜を有し、その被膜が管状部材間の細長い
軸受表面をもたらす外科用器具。 【効果】 内側管状部材の外表面及び／又は外側管状部
材の内表面の一部にスズ−ニッケル合金被膜を形成する
ことによって、高速での外科用切除器具の性能を改善す
る。
の外表面及び／又は外側管状部材の内表面にスズ−ニッ
ケル合金の被膜を有し、その被膜が管状部材間の細長い
軸受表面をもたらす外科用器具。 【効果】 内側管状部材の外表面及び／又は外側管状部
材の内表面の一部にスズ−ニッケル合金被膜を形成する
ことによって、高速での外科用切除器具の性能を改善す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は外科用切除器具に関し、
より詳細には、細長い内側及び外側管状部材を具備し、
両遠位端で共働して体組織を切り取り又は切除し、切り
取られた体組織が内側管状部材を通して吸い出される外
科用切除器具に関する。
より詳細には、細長い内側及び外側管状部材を具備し、
両遠位端で共働して体組織を切り取り又は切除し、切り
取られた体組織が内側管状部材を通して吸い出される外
科用切除器具に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】細長い
外科用切除器具の使用は、内視鏡的外科手術、例えば、
関節鏡的外科手術のような非観血的手術によく受け入れ
られている。非観血的手術における使用のための外科用
切除器具は、一般に、側壁及び／又は末端壁に、カッテ
ィングポート又は窓を形成するための開口を有する、遠
位端で末端となる細長い外側管状部材と、外側管状部材
と同軸上に配置され、外側管状部材の遠位端において、
開口に隣接して配置された遠位端を有する細長い内側管
状部材とを具備している。内側管状部材の遠位端は、外
側管状部材の遠位端における開口を通して組織と係合す
るための表面又は端部を具備し、多くの場合、組織を剪
断又は切除するための開口と共働する。内側管状部材は
その近位端で、通常、ハンドピースを通して回転可能に
駆動される。ハンドピースは、ハンドピース上の指始動
式のスイッチ、フットスイッチ又は制御卓上のスイッチ
によって制御され、ハンドピースに電力を供給する小さ
な電気モータを備えている。
外科用切除器具の使用は、内視鏡的外科手術、例えば、
関節鏡的外科手術のような非観血的手術によく受け入れ
られている。非観血的手術における使用のための外科用
切除器具は、一般に、側壁及び／又は末端壁に、カッテ
ィングポート又は窓を形成するための開口を有する、遠
位端で末端となる細長い外側管状部材と、外側管状部材
と同軸上に配置され、外側管状部材の遠位端において、
開口に隣接して配置された遠位端を有する細長い内側管
状部材とを具備している。内側管状部材の遠位端は、外
側管状部材の遠位端における開口を通して組織と係合す
るための表面又は端部を具備し、多くの場合、組織を剪
断又は切除するための開口と共働する。内側管状部材は
その近位端で、通常、ハンドピースを通して回転可能に
駆動される。ハンドピースは、ハンドピース上の指始動
式のスイッチ、フットスイッチ又は制御卓上のスイッチ
によって制御され、ハンドピースに電力を供給する小さ
な電気モータを備えている。
【０００３】内側管状部材の遠位端は、施される外科的
処置に応じて種々の形状を有することができ、外側管状
部材の遠位端における開口は、内側管状部材の遠位端の
特別な形状に共働する形状を有する。例えば、内側及び
外側管状部材は、ウィスカーカッティング、滑膜切除、
関節形成埋め込み又は剥離、側部切除、半月切除、トリ
ミング、全半径切除、末端切除等を生じさせるために形
作ることができ、種々の形状が「カッティングブレード
又は端部」として一般的に言及されている。切り取られ
た組織は、ハンドピースと接続している管を経由して集
めるため内側管状部材の管腔を通して吸い出される。
処置に応じて種々の形状を有することができ、外側管状
部材の遠位端における開口は、内側管状部材の遠位端の
特別な形状に共働する形状を有する。例えば、内側及び
外側管状部材は、ウィスカーカッティング、滑膜切除、
関節形成埋め込み又は剥離、側部切除、半月切除、トリ
ミング、全半径切除、末端切除等を生じさせるために形
作ることができ、種々の形状が「カッティングブレード
又は端部」として一般的に言及されている。切り取られ
た組織は、ハンドピースと接続している管を経由して集
めるため内側管状部材の管腔を通して吸い出される。
【０００４】このタイプの外科用器具は商業的に有効
で、内側管状部材の外径は、実質的に外側管状部材の内
径と同じであり、内側及び外側管状部材は、電解研磨さ
れたステンレススチールによって形成されている。スミ
ス アンド ネフュー ダイオニクス インコーポレー
テッドは、電解研磨されたステンレスチール製の内側及
び外側管状部材を有する外科用切除器具を販売してお
り、電解研磨されたステンレスチール製の内側管状部材
の外表面は、高速での性能を最大にするため、電気メッ
キされた銀の薄膜で被覆されている。
で、内側管状部材の外径は、実質的に外側管状部材の内
径と同じであり、内側及び外側管状部材は、電解研磨さ
れたステンレススチールによって形成されている。スミ
ス アンド ネフュー ダイオニクス インコーポレー
テッドは、電解研磨されたステンレスチール製の内側及
び外側管状部材を有する外科用切除器具を販売してお
り、電解研磨されたステンレスチール製の内側管状部材
の外表面は、高速での性能を最大にするため、電気メッ
キされた銀の薄膜で被覆されている。
【０００５】本発明の発明者は、外科用切除器具の内側
管状部材の外表面及び／又は外側管状部材の内表面にお
ける電気メッキされたスズ−ニッケル合金の被膜が、高
速でのその性能を非常に改善することを見出し、本発明
を完成するに至ったものである。
管状部材の外表面及び／又は外側管状部材の内表面にお
ける電気メッキされたスズ−ニッケル合金の被膜が、高
速でのその性能を非常に改善することを見出し、本発明
を完成するに至ったものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の外科用
切除器具によれば、内表面、外表面、近位端、遠位端及
び遠位端に配置されている開口を有する細長い外側管状
部材と、内表面、外表面、近位端、遠位端及び遠位端に
配置されているカッティング部（切欠部）を有する細長
い内側管状部材と、内側管状部材の外表面及び／又は前
記外側管状部材の内表面の少なくとも一部に電気メッキ
されたスズ−ニッケル合金の被膜とからなり、内側管状
部材は、外側管状部材の近位端及び遠位端に隣接して内
側管状部材の近位端及び遠位端が位置するように、外側
管状部材内に可動に収納されており、また、内側管状部
材の遠位端は、外側管状部材の遠位端に隣接しており、
外側管状部材の遠位端及びカッティング部は、開口に隣
接し、その開口を通してカッティング部が体組織に係合
することを許容し、スズ−ニッケル合金被膜は、外科用
切除器具の管状部材間の細長い軸受表面（又はベアリン
グ面）を提供すべく作動可能である外科用切除器具が提
供される。
切除器具によれば、内表面、外表面、近位端、遠位端及
び遠位端に配置されている開口を有する細長い外側管状
部材と、内表面、外表面、近位端、遠位端及び遠位端に
配置されているカッティング部（切欠部）を有する細長
い内側管状部材と、内側管状部材の外表面及び／又は前
記外側管状部材の内表面の少なくとも一部に電気メッキ
されたスズ−ニッケル合金の被膜とからなり、内側管状
部材は、外側管状部材の近位端及び遠位端に隣接して内
側管状部材の近位端及び遠位端が位置するように、外側
管状部材内に可動に収納されており、また、内側管状部
材の遠位端は、外側管状部材の遠位端に隣接しており、
外側管状部材の遠位端及びカッティング部は、開口に隣
接し、その開口を通してカッティング部が体組織に係合
することを許容し、スズ−ニッケル合金被膜は、外科用
切除器具の管状部材間の細長い軸受表面（又はベアリン
グ面）を提供すべく作動可能である外科用切除器具が提
供される。
【０００７】本発明は多くの利点を有する。つまり、ズ
ス−ニッケル合金被膜の使用は、高速での外科用切除器
具の性能を改善する。スズ−ニッケル合金は、約６０％
から約７０％のスズ、約４０％〜約３０％のニッケルか
らなっていてもよい。さらに、スズ−ニッケル被膜は、
経済的な方法で、公知の電気メッキ法によって被覆され
ていてもよい。また、スズ−ニッケル合金被膜は、公知
の方法により殺菌することができる。もちろん、スズ−
ニッケル合金被膜は細胞毒性がなく、つまり、外科用切
除器具としてその使用が許される。スズ−ニッケル合金
被膜は内側管状部材の外表面上に電気メッキされるのが
好ましい。
ス−ニッケル合金被膜の使用は、高速での外科用切除器
具の性能を改善する。スズ−ニッケル合金は、約６０％
から約７０％のスズ、約４０％〜約３０％のニッケルか
らなっていてもよい。さらに、スズ−ニッケル被膜は、
経済的な方法で、公知の電気メッキ法によって被覆され
ていてもよい。また、スズ−ニッケル合金被膜は、公知
の方法により殺菌することができる。もちろん、スズ−
ニッケル合金被膜は細胞毒性がなく、つまり、外科用切
除器具としてその使用が許される。スズ−ニッケル合金
被膜は内側管状部材の外表面上に電気メッキされるのが
好ましい。
【０００８】図１に示したように、本発明の外科用切除
器具１０は、プラスチック製ハブ１６に固定された近位
端１４と、窓の切除部を形成する開口２０を有する遠位
端１８とを有する電気研磨されたステンレススチール製
の細長い外側管状部材１２を具備する。電気研磨された
ステンレススチール製の細長い内側管状部材２２（図
２）は、回転可能に外側管状部材１２内に収納され、図
２に示したように、プラスチック製のハブ１６内の凹部
（図示せず）に収納される形状を有するプラスチック製
のハブ２６に固定された近位端２４と、体組織と係合す
るように、開口２０に隣接して配置されたカッティング
端部３０を有する遠位端２８とを具備している。ハブ２
６は、横方向に広がった出入口３４を有する中央部３２
と、出入口３４と接続されたハブ２６内の軸穴を通って
延長している内側管状部材２２とを有している。部材３
８内に嵌入された先端３６は、公知のように、ハンドピ
ースにおいて電気モータの溝が形成されたドライブシャ
フトを回転することによって駆動可能に適合している。
器具１０は、プラスチック製ハブ１６に固定された近位
端１４と、窓の切除部を形成する開口２０を有する遠位
端１８とを有する電気研磨されたステンレススチール製
の細長い外側管状部材１２を具備する。電気研磨された
ステンレススチール製の細長い内側管状部材２２（図
２）は、回転可能に外側管状部材１２内に収納され、図
２に示したように、プラスチック製のハブ１６内の凹部
（図示せず）に収納される形状を有するプラスチック製
のハブ２６に固定された近位端２４と、体組織と係合す
るように、開口２０に隣接して配置されたカッティング
端部３０を有する遠位端２８とを具備している。ハブ２
６は、横方向に広がった出入口３４を有する中央部３２
と、出入口３４と接続されたハブ２６内の軸穴を通って
延長している内側管状部材２２とを有している。部材３
８内に嵌入された先端３６は、公知のように、ハンドピ
ースにおいて電気モータの溝が形成されたドライブシャ
フトを回転することによって駆動可能に適合している。
【０００９】外側管状部材１２の遠位端１８における開
口２０は、内側管状部材２２の遠位端２８上に形成され
たカッティング端部３０に共同する端部を形成するため
に側壁及び端部壁を貫いて延びて、全半径カッターを形
成している。開口２０は、例えば、トリマー、メニスカ
スカッター、端部切除、側部切除、全半径カッター、滑
膜切除、ウィスカー、開口端部カッター、関節形成埋め
込み、溝つきウィスカー、テーパー状突起、楕円形突
起、パンチ鉗子等を形成するための、内側管状部材の遠
位端２８におけるカッティング端部３０又は端部の形状
と共同した所望の形状を有することができる。本発明の
外科用切除器具は、遠位端において体組織を切除するほ
か、体組織と係合し、内側管状部材の管腔を通して切除
した組織を吸い出すために、細長い外側管状部材内にお
いて細長い内側管状部材を、回転又は往復運動可能であ
る駆動システムやハンドピースとともに利用することが
できる所望のハブ形状を有する。
口２０は、内側管状部材２２の遠位端２８上に形成され
たカッティング端部３０に共同する端部を形成するため
に側壁及び端部壁を貫いて延びて、全半径カッターを形
成している。開口２０は、例えば、トリマー、メニスカ
スカッター、端部切除、側部切除、全半径カッター、滑
膜切除、ウィスカー、開口端部カッター、関節形成埋め
込み、溝つきウィスカー、テーパー状突起、楕円形突
起、パンチ鉗子等を形成するための、内側管状部材の遠
位端２８におけるカッティング端部３０又は端部の形状
と共同した所望の形状を有することができる。本発明の
外科用切除器具は、遠位端において体組織を切除するほ
か、体組織と係合し、内側管状部材の管腔を通して切除
した組織を吸い出すために、細長い外側管状部材内にお
いて細長い内側管状部材を、回転又は往復運動可能であ
る駆動システムやハンドピースとともに利用することが
できる所望のハブ形状を有する。
【００１０】作動（操作）において、内側管状部材２２
は、外側管状部材１２内で回転可能に駆動される。カッ
ティング端部３０は、カッティング部位又は開口２０に
よって形成された窓を通して体組織と係合し、切り取ら
れた組織は、内側管状部材２２の管腔を通して吸い出さ
れ、ハンドピースで吸入口と接続している出入口３４を
通って、外科用切除器具から取り出される。
は、外側管状部材１２内で回転可能に駆動される。カッ
ティング端部３０は、カッティング部位又は開口２０に
よって形成された窓を通して体組織と係合し、切り取ら
れた組織は、内側管状部材２２の管腔を通して吸い出さ
れ、ハンドピースで吸入口と接続している出入口３４を
通って、外科用切除器具から取り出される。
【００１１】本発明によれば、図３に示したように、内
側管状部材２２は、電気研磨された外表面上に電気メッ
キされたスズ−ニッケル合金被膜４０を有している。外
側及び内側管状部材１２、２２の遠位端１８、２８は、
最適の切除作用を供給するために、ともに近接して配置
している。よって、被膜４０は、外側及び内側管状部材
１２、２２のこれら近接して配置された部位の間の細長
いベアリング表面を供給するために、十分な長さ遠位端
２８から延長されるだろう。通常、被膜４０は、カッテ
ィング３０端部を含む遠位端２８から近位端２４まで、
内側管状部材２２の外表面に十分な長さを実質的に施さ
れている。しかし、被膜４０は、もし、外側及び内側管
状部材１２、２２が、自由に動き回るように、部材の残
部に沿って十分な隙間を有しているならば、遠位端２８
に隣接して配置された部材近傍のみに施すのみで十分で
あるかもしれない。スズ−ニッケル合金被膜４０は、ベ
アリングを形成するために外側管状部材１２の内径に、
好ましくは外科用切除器具の長さに沿って施され、内側
管状部材２２の外径が実質的に外側管状部材１２の内径
と同一となるように、約０．００００５〜約０．０００
０１インチの膜厚を有しているのが好ましい。所望によ
り、被膜４０は、外側管状部材１２（図４）の内表面
に、又は外側管状部材１２の内表面と内側管状部材２２
の外表面との両方に被膜することができる。スズ−ニッ
ケル合金被膜４０は、非常に薄く、図面内に実際の大き
さで示すことができないため、図３及び４において、誇
張した厚さで示している。
側管状部材２２は、電気研磨された外表面上に電気メッ
キされたスズ−ニッケル合金被膜４０を有している。外
側及び内側管状部材１２、２２の遠位端１８、２８は、
最適の切除作用を供給するために、ともに近接して配置
している。よって、被膜４０は、外側及び内側管状部材
１２、２２のこれら近接して配置された部位の間の細長
いベアリング表面を供給するために、十分な長さ遠位端
２８から延長されるだろう。通常、被膜４０は、カッテ
ィング３０端部を含む遠位端２８から近位端２４まで、
内側管状部材２２の外表面に十分な長さを実質的に施さ
れている。しかし、被膜４０は、もし、外側及び内側管
状部材１２、２２が、自由に動き回るように、部材の残
部に沿って十分な隙間を有しているならば、遠位端２８
に隣接して配置された部材近傍のみに施すのみで十分で
あるかもしれない。スズ−ニッケル合金被膜４０は、ベ
アリングを形成するために外側管状部材１２の内径に、
好ましくは外科用切除器具の長さに沿って施され、内側
管状部材２２の外径が実質的に外側管状部材１２の内径
と同一となるように、約０．００００５〜約０．０００
０１インチの膜厚を有しているのが好ましい。所望によ
り、被膜４０は、外側管状部材１２（図４）の内表面
に、又は外側管状部材１２の内表面と内側管状部材２２
の外表面との両方に被膜することができる。スズ−ニッ
ケル合金被膜４０は、非常に薄く、図面内に実際の大き
さで示すことができないため、図３及び４において、誇
張した厚さで示している。
【００１２】スズ−ニッケル合金の電着された被膜の標
準説明書であるＡＳＴＭ Ｂ６０５−７５において述べ
られているように、電着スズ−ニッケル合金被膜は、単
相で、ほぼ式ＳｎＮｉに対応する準安定性化合物ある。
ＡＳＴＭ Ｂ６０５−７５は、６５＋５％スズとその残
りのニッケルを含有するスズ−ニッケル合金の堆積を必
要としている。本発明に使用される好適なスズ−ニッケ
ル合金の被膜は、約６０〜約７０％のスズと約４０〜約
３０％のニッケルの、この標準に適合するものが好まし
いであろう。しかし、ズス−ニッケル合金被膜は、これ
以上又は以下のスズを含有していても使用することがで
きる。
準説明書であるＡＳＴＭ Ｂ６０５−７５において述べ
られているように、電着スズ−ニッケル合金被膜は、単
相で、ほぼ式ＳｎＮｉに対応する準安定性化合物ある。
ＡＳＴＭ Ｂ６０５−７５は、６５＋５％スズとその残
りのニッケルを含有するスズ−ニッケル合金の堆積を必
要としている。本発明に使用される好適なスズ−ニッケ
ル合金の被膜は、約６０〜約７０％のスズと約４０〜約
３０％のニッケルの、この標準に適合するものが好まし
いであろう。しかし、ズス−ニッケル合金被膜は、これ
以上又は以下のスズを含有していても使用することがで
きる。
【００１３】本発明における使用のための好適なスズ−
ニッケル合金被膜を得るための技術は、この分野での公
知の方法が用いられ、商業的な電気メッキによって実現
される。例えば、電気メッキエンジニアリングハンドブ
ック（Electroplating Engineering Handbook),［第３
版、編集者：エイ ケネス グラハム(A Kenneth Graha
m)、ヴァン ノストランド レインホールド カンパニ
イ(Van Nostrand Reinhold Company), 1971］の２３１
−２３５頁及び２５１頁における表面被膜組成物及び操
作条件の議論、並びに２５７頁に挙げられたスズ−ニッ
ケル合金表面被膜に関連する参考文献、また、英国特許
出願GB-2,108,154を参照として挙げることができる。
ニッケル合金被膜を得るための技術は、この分野での公
知の方法が用いられ、商業的な電気メッキによって実現
される。例えば、電気メッキエンジニアリングハンドブ
ック（Electroplating Engineering Handbook),［第３
版、編集者：エイ ケネス グラハム(A Kenneth Graha
m)、ヴァン ノストランド レインホールド カンパニ
イ(Van Nostrand Reinhold Company), 1971］の２３１
−２３５頁及び２５１頁における表面被膜組成物及び操
作条件の議論、並びに２５７頁に挙げられたスズ−ニッ
ケル合金表面被膜に関連する参考文献、また、英国特許
出願GB-2,108,154を参照として挙げることができる。
【００１４】管状部材の表面に被覆されるスズ−ニッケ
ルを電気メッキするするために、上記参考文献に記載さ
れているような、所望の方法を用いることができる。一
般に、電気メッキされる表面は、周知のように電気メッ
キする前に、脱脂され、洗浄され、脱酸化される。表面
は、蒸気脱脂してもよく、４〜６ボルトで５〜１０分間
の重質スチールクリーナーで洗浄した後、リンスしても
よい。洗浄された表面は、スズ−ニッケル合金が電気メ
ッキされる前に、アルカリ脱酸化剤、５０ amp/square
footで５〜１０分間脱酸化し、リンスした後、酸活性化
剤で処理してもよい。
ルを電気メッキするするために、上記参考文献に記載さ
れているような、所望の方法を用いることができる。一
般に、電気メッキされる表面は、周知のように電気メッ
キする前に、脱脂され、洗浄され、脱酸化される。表面
は、蒸気脱脂してもよく、４〜６ボルトで５〜１０分間
の重質スチールクリーナーで洗浄した後、リンスしても
よい。洗浄された表面は、スズ−ニッケル合金が電気メ
ッキされる前に、アルカリ脱酸化剤、５０ amp/square
footで５〜１０分間脱酸化し、リンスした後、酸活性化
剤で処理してもよい。
【００１５】
【実施例】本発明に係る外科用切除器具の実施例を説明
する。 実施例１ スミス アンド ネフュー ダイオニクス インコーポ
レーテッド製の全半径４．５ｍｍのカッターの電解研磨
された内側管状部材の試料は、その電解研磨された３０
４ステンレススチール製内側管状部材の外面上に直接ズ
スーニッケル（６５＋５％スズ、３５＋５％ニッケル）
を電着させた被膜のベアリング面を備えた。内側管状部
材の外径（被膜前）は０．１３５インチ、スズーニッケ
ル合金電着被膜の厚さは約０．００００５〜０．０００
１インチとし、同時に３０４ステンレススチール外側管
状部材の内径は０．１３６イントとした。スズーニッケ
ル合金電着被膜を、内側管状部材の電解研磨された外面
の全長にわたって電気メッキした。それゆえ、得られた
外科用切除器具は、スズ−ニッケル合金被膜なしの同種
の外科用切除器具と比較して高速度で優れた性能を示し
た。
する。 実施例１ スミス アンド ネフュー ダイオニクス インコーポ
レーテッド製の全半径４．５ｍｍのカッターの電解研磨
された内側管状部材の試料は、その電解研磨された３０
４ステンレススチール製内側管状部材の外面上に直接ズ
スーニッケル（６５＋５％スズ、３５＋５％ニッケル）
を電着させた被膜のベアリング面を備えた。内側管状部
材の外径（被膜前）は０．１３５インチ、スズーニッケ
ル合金電着被膜の厚さは約０．００００５〜０．０００
１インチとし、同時に３０４ステンレススチール外側管
状部材の内径は０．１３６イントとした。スズーニッケ
ル合金電着被膜を、内側管状部材の電解研磨された外面
の全長にわたって電気メッキした。それゆえ、得られた
外科用切除器具は、スズ−ニッケル合金被膜なしの同種
の外科用切除器具と比較して高速度で優れた性能を示し
た。
【００１６】スズ−ニッケル合金で電気メッキされた内
側管状部材の試料２セットが、一方がエチレンオキシド
で、他方が５．００〜６．００Ｍ．ｒａｄ．のガンマ線
照射によって十分殺菌された。
側管状部材の試料２セットが、一方がエチレンオキシド
で、他方が５．００〜６．００Ｍ．ｒａｄ．のガンマ線
照射によって十分殺菌された。
【００１７】実施例２ ３０４ステンレススチール製の内側及び外側管状部材か
らなる外科用切除器具は、米国のスミスアンドネフュー
ダイオニクスから入手可能であり、内側管状部材の外表
面が電解研磨され、銀の薄膜で被覆されている。電解研
磨されたカッターの６０個の試料が銀で被覆される前に
得られ、グループＡとＢとのそれぞれ３０個づつのカッ
ターに分割された。６０個の試料すべてが４．５ｍｍの
全半径のカッターであった。
らなる外科用切除器具は、米国のスミスアンドネフュー
ダイオニクスから入手可能であり、内側管状部材の外表
面が電解研磨され、銀の薄膜で被覆されている。電解研
磨されたカッターの６０個の試料が銀で被覆される前に
得られ、グループＡとＢとのそれぞれ３０個づつのカッ
ターに分割された。６０個の試料すべてが４．５ｍｍの
全半径のカッターであった。
【００１８】グループＡとＢとのカッターの内側ブレー
ドの個々の外表面を、それぞれスズ−ニッケル合金ある
いは窒化チタンで被覆した。特に、グループＡの内側ブ
レードは、０．００００５〜０．０００１インチのスズ
−ニッケル合金（６５＋５％スズ、３５＋５％ニッケ
ル）の電着させた被膜で被覆され、同時にグループＢの
内側ブレードは０．０００１２〜０．０００１５インチ
の窒化チタンの物理的蒸着（ｐｈｙｓｉｃａｌ ｖａｐ
ｏｒ ｄｅｐｏｓｉｔｉｏｎ）の被膜で被覆された。内
側ブレードの被膜のほかは、グループＡとＢとのカッタ
ーは全く同一とした。
ドの個々の外表面を、それぞれスズ−ニッケル合金ある
いは窒化チタンで被覆した。特に、グループＡの内側ブ
レードは、０．００００５〜０．０００１インチのスズ
−ニッケル合金（６５＋５％スズ、３５＋５％ニッケ
ル）の電着させた被膜で被覆され、同時にグループＢの
内側ブレードは０．０００１２〜０．０００１５インチ
の窒化チタンの物理的蒸着（ｐｈｙｓｉｃａｌ ｖａｐ
ｏｒ ｄｅｐｏｓｉｔｉｏｎ）の被膜で被覆された。内
側ブレードの被膜のほかは、グループＡとＢとのカッタ
ーは全く同一とした。
【００１９】次に、グループＡとＢとのカッターを刃こ
ぼれ試験にかけた。カッターは、固定物の近位端に装備
させることにより、６個の重直懸垂カッターによる試験
のために準備される。個々のカッターは、水の供給にそ
の近位端で接続され、その水は内側ブレードを通って重
力により流れ、内側と外側ブレードの遠位端で開口から
外部へ出る。試験集合を完全にするために、ろ紙でつつ
んだ円錐形管状ろ過ホルダーを個々のカッターの遠位端
の上に配置し、試験中に歯にはげおちる粒子をろ紙で捕
獲する。
ぼれ試験にかけた。カッターは、固定物の近位端に装備
させることにより、６個の重直懸垂カッターによる試験
のために準備される。個々のカッターは、水の供給にそ
の近位端で接続され、その水は内側ブレードを通って重
力により流れ、内側と外側ブレードの遠位端で開口から
外部へ出る。試験集合を完全にするために、ろ紙でつつ
んだ円錐形管状ろ過ホルダーを個々のカッターの遠位端
の上に配置し、試験中に歯にはげおちる粒子をろ紙で捕
獲する。
【００２０】カッターに水が流れているあいだ、個々の
カッターを電気モータ手段によって前もって選択された
速度で回転させ、合計６分間モータ制御ユニットで制御
する。グループＡとＢとの場合、速度を３０００ｒｐｍ
とした。６分間経過後、モータ回転を止め、ろ過ホルダ
ーに装着されたカッターを取付具から一度にとりはず
し、カッターをろ紙が乾燥するまで、手動で直立させる
ことによって吸引をろ過ホルダーの底部に行う。その
後、ろ紙は以下の標準順位表と比較される。 刃こぼれ評価による限界試料 順位 解説 １ 刃こぼれ存在しない ２ 最小刃こぼれ ３ 可視刃こぼれ、わずかな粒子が存在する ４ 刃こぼれ可視、試料の粒子をたやすく検出で
きる ５ 多量の刃こぼれ、多量の粒子が存在する 平均順位と標準偏差は計算されている。
カッターを電気モータ手段によって前もって選択された
速度で回転させ、合計６分間モータ制御ユニットで制御
する。グループＡとＢとの場合、速度を３０００ｒｐｍ
とした。６分間経過後、モータ回転を止め、ろ過ホルダ
ーに装着されたカッターを取付具から一度にとりはず
し、カッターをろ紙が乾燥するまで、手動で直立させる
ことによって吸引をろ過ホルダーの底部に行う。その
後、ろ紙は以下の標準順位表と比較される。 刃こぼれ評価による限界試料 順位 解説 １ 刃こぼれ存在しない ２ 最小刃こぼれ ３ 可視刃こぼれ、わずかな粒子が存在する ４ 刃こぼれ可視、試料の粒子をたやすく検出で
きる ５ 多量の刃こぼれ、多量の粒子が存在する 平均順位と標準偏差は計算されている。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、内側管状部材の外表面
及び／又は外側管状部材の内表面の一部にスズ−ニッケ
ル合金被膜を形成することによって、高速での外科用切
除器具の性能を改善する。
及び／又は外側管状部材の内表面の一部にスズ−ニッケ
ル合金被膜を形成することによって、高速での外科用切
除器具の性能を改善する。
【図１】本発明に係る外科用切除器具の側面図である。
【図２】本発明に係る外科用切除器具の内側管状部材の
側面図である。
側面図である。
【図３】図２における３−３断面の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図４】本発明に係る他の外科用切除器具の図３担当図
である。
である。
１０ 外科用切除器具 １２ 外側管状部材 １４、２４ 近位端 １６、２６ ハブ １８、２８ 遠位端 ２０ 開口 ２２ 内側管状部材 ３４ 出入口 ３６ 被駆動タング ３８ 部材 ４０ 被膜
Claims (5)
- 【請求項１】 外表面、内表面、近位端、遠位端及び遠
位端に配置された開口を有する細長い内側管状部材と、 外表面、内表面、近位端、遠位端及び遠位端に配置され
たカッティング部を有する細長い外側管状部材と、 前記内側管状部材の外表面及び／又は前記外側管状部材
の内表面の少なくとも一部に電気メッキされたスズ−ニ
ッケル合金の被膜とからなり、 前記内側管状部材は、前記外側管状部材の近位端及び遠
位端に隣接して、前記内側管状部材の近位端及び遠位端
が位置するように、外側管状部材内に可動に収納されて
おり、また、内側管状部材の遠位端は、外側管状部材の
遠位端に隣接しており、外側管状部材の遠位端及びカッ
ティング部は、開口に隣接し、その開口を通してカッテ
ィング部が体組織に係合することを許容し、前記スズ−
ニッケル合金被膜は、前記管状部材間の細長い軸受表面
を提供すべく作動可能であることを特徴とする外科用切
除器具。 - 【請求項２】 スズ−ニッケル合金が、約６０〜約７０
％のスズと、約４０〜約３０％のニッケルからなる請求
項１記載の外科用切除器具。 - 【請求項３】 内側及び外側管状部材が、電気メッキさ
れたステンレススチール製である請求項１記載の外科用
切除器具。 - 【請求項４】 スズ−ニッケル合金被膜が、内側管状部
材の外表面上に電気メッキされている請求項１記載の外
科用切除器具。 - 【請求項５】 スズ−ニッケル合金が、約６０〜約７０
％のスズと、約４０〜約３０％のニッケルからなる請求
項４記載の外科用切除器具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/951,808 US5324301A (en) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | Surgical cutting instrument with tin-nickle alloy coating as an elongate bearing surface |
| US951808 | 1992-09-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06197905A true JPH06197905A (ja) | 1994-07-19 |
| JP3408589B2 JP3408589B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=25492180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24134293A Expired - Fee Related JP3408589B2 (ja) | 1992-09-28 | 1993-09-28 | 外科用切除器具 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5324301A (ja) |
| EP (1) | EP0590887B1 (ja) |
| JP (1) | JP3408589B2 (ja) |
| AT (1) | ATE174492T1 (ja) |
| AU (1) | AU658352B2 (ja) |
| CA (1) | CA2107059C (ja) |
| DE (1) | DE69322576T2 (ja) |
| ES (1) | ES2127792T3 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5569284A (en) * | 1994-09-23 | 1996-10-29 | United States Surgical Corporation | Morcellator |
| US5562694A (en) * | 1994-10-11 | 1996-10-08 | Lasersurge, Inc. | Morcellator |
| US5873886A (en) * | 1995-04-04 | 1999-02-23 | United States Surgical Corporation | Surgical cutting apparatus |
| US5879365A (en) * | 1995-04-04 | 1999-03-09 | United States Surgical Corporation | Surgical cutting apparatus |
| US5685838A (en) | 1995-04-17 | 1997-11-11 | Xomed-Treace, Inc. | Sinus debrider apparatus |
| US5674235A (en) * | 1995-05-10 | 1997-10-07 | Ultralase Technologies International | Ultrasonic surgical cutting instrument |
| US5571129A (en) * | 1995-05-15 | 1996-11-05 | Portlyn Corporation | Surgical cutting instrument with improved cleaning capability and ease of use |
| US5782795A (en) * | 1995-06-30 | 1998-07-21 | Xomed Surgical Products, Inc. | Surgical suction cutting instrument with internal irrigation |
| US5676012A (en) * | 1995-12-05 | 1997-10-14 | Spectrum Manufacturing, Inc. | Process for forming endoscopic shaver blade from elongate tube |
| WO1997038635A1 (en) * | 1996-04-12 | 1997-10-23 | Surgical Dynamics, Inc. | Surgical cutting device removably connected to a rotary drive element |
| US5989262A (en) * | 1996-04-15 | 1999-11-23 | Josephberg; Robert Gary | Sutureless pars plana vitrectomy tool |
| US5733297A (en) * | 1996-09-10 | 1998-03-31 | Medical Instrument Development Laboratories, Inc. | Cutter for surgical probe |
| US6342061B1 (en) | 1996-09-13 | 2002-01-29 | Barry J. Kauker | Surgical tool with integrated channel for irrigation |
| US5792167A (en) * | 1996-09-13 | 1998-08-11 | Stryker Corporation | Surgical irrigation pump and tool system |
| DK35198A (da) * | 1998-03-12 | 1999-10-07 | Voss Fabrik As | En komfuryderdel |
| US6387110B1 (en) | 1999-06-23 | 2002-05-14 | Smith & Nephew, Inc. | Coating for surgical blades |
| JP2005185427A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Takashima Sangyo Kk | 硝子体カッター及び該硝子体カッターを備える硝子体手術装置、硝子体カッター製造方法 |
| US20100211180A1 (en) * | 2006-03-21 | 2010-08-19 | Jet Engineering, Inc. | Tetrahedral Amorphous Carbon Coated Medical Devices |
| US7857827B2 (en) * | 2006-04-14 | 2010-12-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Endoscopic device |
| US20070244513A1 (en) * | 2006-04-14 | 2007-10-18 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Endoscopic device |
| US20070244511A1 (en) * | 2006-04-14 | 2007-10-18 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Endoscopic device and method of assembly |
| US7998167B2 (en) * | 2006-04-14 | 2011-08-16 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | End effector and method of manufacture |
| EP2241273A1 (de) | 2009-04-15 | 2010-10-20 | EFS - Eberle-Feinwerktechnische Systeme GmbH & Co. KG | Zerlegbares chirurgisches Instrument |
| WO2015038549A2 (en) | 2013-09-11 | 2015-03-19 | Gimmi Gmbh | Endoscopic surgical instruments and related methods |
| USD753826S1 (en) * | 2013-11-20 | 2016-04-12 | Karl Storz Gmbh & Co. Kg | Bipolar cutting instrument |
| WO2016109481A2 (en) | 2014-12-30 | 2016-07-07 | DePuy Synthes Products, Inc. | Coatings for surgical instruments |
| USD782026S1 (en) * | 2015-08-04 | 2017-03-21 | Covidien Lp | Endoscope sheath with oblique tip |
Family Cites Families (6)
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|---|---|---|---|---|
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| US4429020A (en) * | 1980-05-22 | 1984-01-31 | Daniel Luch | Metal-polymer composite and method of making said composite |
| DE3142747C2 (de) * | 1981-10-28 | 1985-06-27 | Maxs Ag, Sachseln | Perforierte, mit einer metallenen Schicht überzogene Metallfolie aus einem Schwermetall als Filter |
| FR2589484A1 (fr) * | 1985-11-04 | 1987-05-07 | Asulab Sa | Objet pourvu d'un revetement en metal precieux resistant a l'usure |
| US4923441A (en) * | 1989-02-23 | 1990-05-08 | Concept, Inc. | Surgical cutting instrument with titanium nitride coating on an inner tubular member |
| CA2089810C (en) * | 1990-08-20 | 1998-12-29 | Suri A. Sastri | Tubular surgical cutting instruments |
-
1992
- 1992-09-28 US US07/951,808 patent/US5324301A/en not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-09-23 EP EP93307561A patent/EP0590887B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-23 AT AT93307561T patent/ATE174492T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-09-23 ES ES93307561T patent/ES2127792T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-23 DE DE69322576T patent/DE69322576T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-27 AU AU48607/93A patent/AU658352B2/en not_active Expired
- 1993-09-27 CA CA002107059A patent/CA2107059C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-09-28 JP JP24134293A patent/JP3408589B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| EP0590887A2 (en) | 1994-04-06 |
| DE69322576T2 (de) | 1999-07-01 |
| EP0590887A3 (en) | 1994-10-19 |
| US5324301A (en) | 1994-06-28 |
| ES2127792T3 (es) | 1999-05-01 |
| DE69322576D1 (de) | 1999-01-28 |
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| AU658352B2 (en) | 1995-04-06 |
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