JPH0619744Y2 - 空調機付き出窓 - Google Patents

空調機付き出窓

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JPH0619744Y2
JPH0619744Y2 JP1989032141U JP3214189U JPH0619744Y2 JP H0619744 Y2 JPH0619744 Y2 JP H0619744Y2 JP 1989032141 U JP1989032141 U JP 1989032141U JP 3214189 U JP3214189 U JP 3214189U JP H0619744 Y2 JPH0619744 Y2 JP H0619744Y2
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JP
Japan
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bay window
air conditioner
plant
air
plant cultivation
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Application number
JP1989032141U
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JPH02123579U (ja
Inventor
一俊 小暮
Original Assignee
日立冷熱株式会社
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Publication date
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、空調機付き出窓に係り、人の居住室内の空調
の一部を利用し、植物栽培環境をつくるのに好適な空調
機付き出窓に関するものである。
[従来の技術] 建築面積を増やさずに室内空間を広げられる出窓が、外
観の向上とあいまって急速に人気を集めているが、今ま
で、その出窓の空間を利用しての植物の育成などの活用
はあったものの、空調機を取り付け、室内を空調すると
ともに植物栽培を行なうといったものは見られなかっ
た。
[考案が解決しようとする課題] 従来の出窓は、単に植物の鉢植えなどを並べて育成する
のに用いられていたが、人工的な植物栽培環境を構成す
るまでには至っていなかった。
また、空調機の室内ユニットは壁面等に設置されている
ものが多く、人の居住室内の有効空間を確保する上で妨
げとなっていた。
本考案は、従来技術における課題を解決するためになさ
れたもので、人の居住室内の空調の一部を利用して植物
栽培の好適環境をつくるとともに、出窓の有効活用をは
かって室内の有効空間を確保する空調機付き出窓の提供
を、その目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案に係る空調機付き出
窓の構成は、人の居住室内から屋外に張り出す出窓であ
って、この出窓の一部に、空調機と植物栽培装置とを設
け、その空調機の吹出し空気が植物栽培装置内外を通過
して室内に吹き出されるように構成したものである。
より詳しくは、植物栽培装置は、芳香植物を栽培するも
のである。
また、出窓のガラスは、赤外線反射体を用いたものであ
る。
[作用] 上記の技術的手段によれば、人の居住空間を空調する調
和空気が植物栽培環境を通過するので、植物自体が適温
に保たれた好適環境下に置かれ、また人も、植物の色、
形、香りを楽しむことができ、室内の有効空間確保と合
わせて快適な居住空間が得られる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
図面は、本考案の一実施例に係る空調機付き出窓の略示
構成図である。
図面において、1は、室内6から屋外に張り出す出窓、
2は、出窓1の一部に据付けた空調機、3は、空調機2
の吹出し側に設けた植物栽培装置、4は、植物自体香り
のする芳香植物、5は、出窓のガラスに用いた赤外線反
射体に係る熱線反射フイルム、6は、人の居住する室内
である。図中矢印は空気の流れを示す。
図面に示すように、出窓1の下部に空調機2を組み込
み、その上部には植物栽培装置3を設置する。この空調
機2は、室内空気を全面から吸い込み調和空気を上方へ
吹き出す形式となっている。
植物栽培装置3は、例えば透明断熱壁体で囲まれ、栽培
すべき植物の鉢等を載置する棚が設けてあり、調和空気
を導入すべき流路を有している。
また、出窓1のガラスには、例えば熱線反射フイルム5
を貼付してある。これによって、赤外線を反射し、植物
に有効な可視光を透過し、夜間の反射を防ぐことがで
き、省エネルギー効果が図られている。
植物栽培装置3内の棚には、例えば芳香植物4の鉢が載
置されている。
空調された空気、すなわち調和空気は、植物栽培装置3
まわり(図では背部および上部)の通過空間を経て室内
6へ吹き出されるとともに、調和空気の一部は、植物栽
培装置3内を通過したのち室内6へ送り出される。室内
6へ送り出された空気は芳香植物4の香りをともなって
おり、室内に芳香をもたらす。
調和空気は室内6を快適にしたのち空調機2の空気吸込
み部へ吸込まれ、以下同様に循環する。
本実施例によれば、植物栽培装置3内の植物は、適温に
保たれ、熱線反射フイルム5を貼付したガラスによって
有効な可視光の透過を得て、栽培育成に好適な環境下に
置かれる。また、人の居住する室内には芳香をともなう
快適な調和空気が吹出される。したがって、室内6にい
る人にとっては、植物の色、形、香りを楽しむことがで
き、室内6はより快適な空間となる。
なお、上記の実施例では、植物栽培装置3内に芳香植物
4を栽培する例を示したが、芳香植物に限らず装置内栽
培に適した植物であれば、いかなる植物でも差支えな
い。また、室内に芳香をもたらす手段としては、香料を
植物栽培装置3内に備えるようにしてもよい。
さらに、出窓1のガラスには、赤外線反射体として熱線
反射フイルム5を貼付する例を説明したが、ブロンズガ
ラスにして省エネルギー化を図っても差支えない。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案によれば、人の居住
室内の空調の一部を利用して植物栽培の好適環境をつく
るとともに、出窓の有効活用をはかって室内の有効空間
を確保しうる空調機付き出窓を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の一実施例に係る空調機付き出窓の略示
構成図である。 1…出窓、2…空調機、3…植物栽培装置、4…芳香植
物、5…熱線反射フイルム、6…室内。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】人の居住室内から屋外に張り出す出窓であ
    って、この出窓の一部に、空調機と植物栽培装置とを設
    け、その空調機の吹出し空気が植物栽培装置内外を通過
    して室内に吹き出されるように構成したことを特徴とす
    る空調機付き出窓。
  2. 【請求項2】植物栽培装置は、芳香植物を栽培すること
    を特徴とする請求項1記載の空調機付き出窓。
  3. 【請求項3】出窓のガラスは、赤外線反射体を用いたこ
    とを特徴とする請求項1記載の空調機付き出窓。
JP1989032141U 1989-03-23 1989-03-23 空調機付き出窓 Expired - Lifetime JPH0619744Y2 (ja)

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JPH02123579U JPH02123579U (ja) 1990-10-11
JPH0619744Y2 true JPH0619744Y2 (ja) 1994-05-25

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