JPH06196911A - 平面アンテナおよびその製造方法 - Google Patents

平面アンテナおよびその製造方法

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JPH06196911A
JPH06196911A JP34437992A JP34437992A JPH06196911A JP H06196911 A JPH06196911 A JP H06196911A JP 34437992 A JP34437992 A JP 34437992A JP 34437992 A JP34437992 A JP 34437992A JP H06196911 A JPH06196911 A JP H06196911A
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thermoplastic resin
antenna
resin
dielectric layer
mold
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JP34437992A
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Kazuo Kito
和男 鬼頭
Toru Hiratsuka
徹 平塚
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 アンテナ基板17、熱可塑性樹脂発泡体から
なる誘電層18および接地電極基板19を積層したアン
テナ本体の全周囲を熱可塑性樹脂で密封したことを特徴
とする平面アンテナ。 【効果】 アンテナ本体が樹脂で完全に密封されている
ので水の侵入がなく耐久性がすぐれ、また射出圧縮成形
により一挙に成形できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐久性、特に防水性に優
れた平面アンテナおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】平面アンテナは、そのロープロフィルで
フラットであるという性質から、家屋の壁面への取付け
が容易であり、また積雪による受信障害が少ないため、
将来、一般家庭用の衛生放送 (以下BSと略称する) 受
信アンテナとしてパラボラアンテナに取って代わるもの
と期待されている。しかし、現状の平面アンテナは、一
般にアンテナ基板と熱可塑性樹脂発泡体でできた誘電体
および接地電極基板 (リアカバー) からなるアンテナ本
体を風雪や雨から保護するためにレドームと呼ばれる皿
状の熱可塑性樹脂保護カバーで片面を覆っているだけで
あるため、レドームとリアカバーとの間に継目が生じて
いる。この継目からの水の進入を防ぐために、レドーム
とリアカバーの間にパッキンを挟み込み、これ等を固定
するため側面から断面がコの字形をしたモールを嵌合
し、このモールをリアカバーにネジで締め付ける方法が
知られている。
【0003】また、更にアンテナ本体への防水性を向上
させるためにレドームとリアカバーの周囲を複数のクリ
ップで固定後レドームとリアカバーの周囲にモールをネ
ジを使用することなく取付けると共にモールの内面に離
脱防止用リブを設ける方法も提案されている (特開平2
−50602号公報) 。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レドー
ムとリアカバーからの継目からの水の進入を防ぐため
に、レドームとリアカバーの間にパッキンを挟み込み、
これ等を固定するため側面から断面がコの字形をしたモ
ールを嵌合し、モールをリアカバーにネジで締め付ける
方法は、リアカバーに横からネジ用の穴を開けなければ
ならないため、金型構造が複雑になり、生産性が悪く、
コスト的にも高価になる欠点があった。
【0005】また、モールを横方向から止めており、ほ
とんど上下方向の力がレドームとリアカバーの端部に加
わらないため、パッキングの防水性があまり期待できな
い欠点があった。一方、レドームとリアカバーの周囲を
複数のクリップで固定後、レドームとリアカバーの周囲
にモールを、ネジを使用することなく取付けると共にモ
ールの内面に離脱防止用リブを設ける方法 (特開平2−
50602号公報) は、モールの固定にネジを使用しな
いので金型構造がいくらか簡単になるが、アンテナ本体
をレドームとリアカバー間に挟み込まなければならず、
生産性が悪く、コスト的にも高価になる欠点があった。
また、モールは横方向からモール本体に付いているリブ
で固定されているだけであるため、長期間使用すると防
水性が悪くなる欠点があった。
【0006】そこで、上記問題を解決するためにアンテ
ナ本体を損傷することなく、重量も軽く且つ熱可塑性樹
脂が本来有する優れた性質を利用した射出圧縮成型によ
り、量産に適し、低価格で、外観良好、防水性、強度、
剛性、衝撃強度、低歪み性に優れた平面アンテナを得る
べく鋭意検討した結果本発明を完成した。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はアンテ
ナ基板 (A) 、熱可塑性樹脂発泡体からなる誘電層
(B) および接地電極基板 (C) を積層したアンテナ本
体の全周囲を熱可塑性樹脂で密封したことを特徴とする
平面アンテナである。また、上記平面アンテナの製造方
法としては、熱可塑性樹脂製シート状物の上に、アンテ
ナ基板 (A) 、熱可塑性樹脂発泡体からなる誘電層
(B) および接地電極基板 (C) を積層した積層物を射
出圧縮成型機のキャビティ内に置き、型締めが完了する
前に上記積層物の上面に溶融した熱可塑性樹脂を射出
し、直ちに型締めすることにより全周面を熱可塑性樹脂
で密封することを特徴とする平面アンテナの製造方法で
ある。
【0008】まず初めに本発明の平面アンテナの構成に
ついて説明する。本発明の平面アンテナは、アンテナ基
板 (A) 、誘電層 (B) および接地電極基板 (C) を積
層したアンテナ本体の全周囲が熱可塑性樹脂で継目なく
密封されているものである。積層の順はアンテナ基板
(A) の上に誘電層 (B) を重ね、その上に接地電極基
板 (C) を積層するのが基本的であるが、アンテナ基板
(A) の下に緩衝材 (E) を敷くことが好ましく、更
に、最上層の接地電極基板 (C) の上に、誘電層(B)
より融点の高い熱可塑性樹脂フィルム (D) を積層する
ことが好ましい。この場合、アンテナ本体の積層状態は
下から (E) / (A) / (B) / (C) /(D) の順に
なる。
【0009】このようなアンテナ本体が、熱可塑性樹脂
製シート状物の上に置かれ、更に最上面を、蓋をするよ
うに熱可塑性樹脂で覆い、レドームと蓋の熱可塑性樹脂
は完全に融着一体化して、アンテナ本体を密封してい
る。本発明におけるアンテナ基板 (A) とは公知のアン
テナ基板を用いることができ、通常、銅、アルミニウム
等の全層膜をポリエチレンテレフタレート等の樹脂フィ
ルム面に被覆し、これをエッチングしたものが使用され
る。アンテナ基板 (A) の厚みは10μm〜500μm
が好ましい。
【0010】本発明における誘電層 (B) および緩衝材
(E) は熱可塑性樹脂の発泡体からなり、ポリオレフィ
ン系、ポリスチレン系の発泡体が好ましく、特にポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレンの発泡体が好ま
しい。発泡倍率は30倍以下が好ましい。誘電層 (B)
と緩衝材 (E) はそれらの材質および厚みが同じでも、
異なっていてもよい。誘電層 (B) および緩衝材 (E)
の厚みは1mm〜10mmが好ましい。
【0011】本発明において使用する接地電極基板
(C) とは金属シート状物であり、アルミニウム、鉄、
銅、鉛、ステンレススチール、真鍮、ジュラルミン、ト
タン、ブリキなどの金属箔或いは合金の箔やこれらの金
属を蒸着した樹脂フィルム、上記金属繊維或いは合金の
マット、ネットなどが挙げられる。接地電極基板 (C)
の厚みは0.1〜600μmが好ましい。
【0012】本発明における熱可塑性樹脂製シート状物
は皿状に成形されたもの(以下レドームという)が好ま
しく、皿の形状および深さはアンテナ本体の形状、積層
厚みに合わせて作られる。本発明の平面アンテナの上面
部を覆う熱可塑性樹脂はレドームを構成する熱可塑性樹
脂と共通であり、同種でも異種でもよいが、同種のもの
が好ましい。この熱可塑性樹脂は強化繊維、充填剤等を
混入した樹脂組成物も含む概念であり、樹脂としては公
知の熱可塑性樹脂がいずれも使用できる。例えば、オレ
フィン系重合体 (ポリエステル、ポリプロピレン等) 、
アクリレートあるいはメタクリレート系重合体 (ポリメ
チルメタクリレート等) 、ポリスチレン、AS樹脂、A
BS樹脂、飽和ゴムで強化変成された耐候性スチレン樹
脂、ポリアセタール、ポリアミド (ナイロン6,66
等) 、ポリエステル (ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート等) 、ポリカーボネート、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリウレタン等が挙げられ
る。これらの樹脂は、グラフト、架橋又はポリマブレン
ドもしくはアロイ等公知の方法で変成したのものであっ
てもよい。
【0013】また、強化用繊維としては、ガラス繊維、
炭素繊維、アラミド繊維、シリカ繊維、シリカ、アルミ
ナ繊維、硼素繊維、窒化硼素繊維、チタン酸カリ、金属
繊維、耐熱性高分子繊維等公知の繊維がいずれも使用で
き、2種以上を併用することも可能であるが、とくに好
ましいのはガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、耐熱
性高分子繊維等である。
【0014】かかる繊維の含有量は、一般に使用される
強化レベル、 (10〜100重量%) である。また、本
発明で用いられる繊維強化熱可塑性樹脂は、一般に熱可
塑性樹脂に添加される公知の物質、例えば酸化防止剤、
難燃剤、染料や顔料の着色剤、潤滑剤、結晶化促進剤、
結晶核剤、カーボンブラック、ガラスビーズ、ガラス
粉、ガラスフレーク、シリカ、マイカ等の粉粒状あるい
は板状の無機充填剤等を含むものであってもよい。
【0015】次に本発明に使用する熱可塑性樹脂フィル
ム (D) (以下樹脂フィルム (D)と言う) としては、
前記の熱可塑性樹脂と同様に公知の熱可塑性樹脂が使用
できるが誘電層 (B) を構成する樹脂の融点と同等又は
それより高いことが必要である。本発明の樹脂フィルム
(D) の厚みは30〜2500μm未満のものが好まし
い。樹脂フィルム (D) の厚みが30μm未満になると
溶融樹脂供給時に樹脂フィルム (D) を介して供給溶融
樹脂の熱が誘電層 (B) を構成する樹脂発泡体に伝わり
誘電層 (B) が溶けて変形するので好ましくない。ま
た、2500μm以上になると重量や価格アップになる
ので好ましくない。
【0016】本発明の成形方法は、熱可塑性樹脂 (組成
物) が本来有する優れた性質と一体成形による複合化で
量産に適し低価格であり外観良好、防水性、強度、剛
性、衝撃強度、低歪み等の優れた平面アンテナを得ると
言う目的から考えられたものであり、次のような特徴を
有するものである。平面アンテナを射出圧縮成形法で得
る場合には、金型の固定側と可動側を直接インロー構造
にして樹脂が洩れないようにするが、この間隙に樹脂が
入った場合、インロー部でかじりが発生し金型が傷み易
い。この問題を解決する方法として本発明は、金型キャ
ビティの回りにキャビティに接するような形状をした樹
脂洩れ防止駒 (クランプ駒) を用いて樹脂洩れや金型の
かじりを防止した。また、この方法は金型の耐久性のう
えからも好ましい。
【0017】まず初めにアンテナ本体を保護するレドー
ムは一般的に肉厚が1mm程度と薄いために、通常の射出
成形では流動しないことから現在、熱可塑性樹脂シート
を真空成形したものが殆ど使用されている。本発明で使
用するレドームは、上記品を使用してもよいし、予め圧
縮しろ分残して金型を閉じ溶融樹脂をキャビティに供給
し、さらに圧縮しろ分金型を閉じる射出圧縮成形法で得
たものを使用してもよい。以下に成形手順を説明する。
【0018】まず、射出圧縮成型機の金型を開いた状態
でレドーム、緩衝材 (E) 、アンテナ基板 (A) 、誘電
層 (B) 、接地電極基板 (C) 、樹脂フィルム (D) を
可動側に置き、金型を圧縮しろ分残して閉じる。この
時、基材が移動したり金型からの落下を防止するために
可動側の突出しピンの周囲に真空吸引用の穴を設け真空
掃除機等で真空吸引して固定し、溶融樹脂をキャビティ
に供給する前にクランプ駒でキャビティ周囲を密閉する
必要がある。このクランプ駒は、空気、油等のシリンダ
からピストンへつながっており、クランプ力はシリンダ
に供給される空気、油の圧力によって調節される。クラ
ンプ力の発生にはコイルバネを使用することもできる
が、均一、力の微調整の点から空気、油等のシリンダを
使用することが好ましい。また、シリンダに供給される
圧力は、0. 5kgf/cm2〜10kgf/cm2 に制御できる
装置がよい。また、駒は金型の固定側もしくは可動側に
収納できる掘り込みを設けておき、金型が閉じると共に
駒が掘り込みの中に入っていく構造にするのがよい。
【0019】次に溶融樹脂をキャビティ内に供給して圧
縮しろ分だけ金型を閉じる。ここで金型を閉じるタイミ
ングは、樹脂の供給と同時以降に行えばよいが好ましく
は成形品の外観、低歪み等を得るために、樹脂供給開始
から樹脂供給が完了する間に行うほうがよい。その後成
形品を冷却固化し金型を開いて成形品を取り出す。
【0020】
【作用】本発明の平面アンテナは周囲が完全に樹脂で包
囲されているため、水の侵入がなく、耐久性に優れ、外
観も良い。本発明の平面アンテナの製造方法は射出成形
と圧縮成形を同時に行なうため、成形を一挙に行なうこ
とができる。
【0021】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図
1は、本発明の実施例を示し、金型装置1において2は
可動側取付板であり、3は固定側取付板である。可動側
取付板2には、可動側型板4,5,6が取付けられてい
る。一方固定側取付板3には、固定側型板7が取付けら
れている。可動側型板4内には圧空シリンダ8が形成さ
れており該シリンダ内には型締方向に相対的に往復移動
可能な様にピストン体9が収容されており、該ピストン
体9の先端は可動側型板4内にまで延びている。可動側
型板4内には上記ピストン体9の先端部に固定された可
動駒10が配置されており、該可動駒10は可動側型板
4に対し相対的に型締方向に移動可能である。11は固
定側型板7を貫通して形成されたスプールである。な
お、可動駒10と固定側型板7および可動側型板5との
間にキャビティ12が形成される。
【0022】以上の金型装置1は、一般の金型装置と同
様に、図示しない型締め手段により可動側を固定側に対
し相対的に型締方向に往復運動させることができる。図
1において、空気調整器から配管にてシリンダ8内のピ
ストン体9の両側に適宜の圧力の空気を送給することが
でき、これにより可動側型板5,6に対するピストン体
9および可動駒10の型締方向の移動を駆動することが
できる。
【0023】以上の様な射出圧縮成形装置における本発
明方法の1実施例を以下に示す。まず、金型装置1を型
締め状態としておき熱媒およびヒータにより加熱し、温
度が該金型装置1内に射出される樹脂13の流動温度以
下で且つ該樹脂のガラス転移点以上となる様にする。次
に金型を開いて、可動側キャビティ12内に図2で示す
積層物14の具体的構成としてレドーム15、発泡ポリ
エチレンからなる緩衝材 (E) 16、アルミエッチング
PETフィルムからなるアンテナ基板 (A) 17、発泡
ポリエチレンからなる誘電層 (B) 18、アルミ箔から
なる接地電極板 (C) 19、ABSの樹脂フィルム
(E) 20で厚みがそれぞれ1mm、6mm、0.12mm、
3mm、0.05mm、1mmからなるものを置き型締めを開
始し、金型を圧縮しろ分開いた状態まで閉じる。この時
可動駒10のクランプ力を0.5kgf/cm2 〜10kgf/
cm2 に制御する。しかる後に射出成形機のシリンダ内で
加熱溶融された樹脂13をスプール11を通してキャビ
ティ12内に所定量射出する。次に可動10のクランプ
力を0.5kgf/cm2 〜10kgf/cm2 に制御しながら、
キャビティ12内の溶融樹脂を所定の圧縮しろ分圧縮し
て、キャビティ12内にインサートした基材との溶融一
体貼合わせとキャビティ12の形状への成形を同時に行
ない、所定の冷却時間終了後に金型を開いて図3に示し
た構成の成形品を取り出す。
【0024】以上の操作の繰り返しにより成形品を順次
製造することができる。上記で圧縮しろ分圧縮するタイ
ミングは、キャビティ12内に樹脂13を供給する時か
ら所定量樹脂を供給する間で行うことができる。また、
キャビティ12内への樹脂の供給量を正確にするためと
射出装置側への逆流を防ぐためにはロータリバルブ等の
ついた射出装置が好ましい。以上の射出圧縮成形によれ
ば実用性の高い平面アンテナを提供することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明の平面アンテナは周囲が完全に樹
脂で密封されているので水の侵入がなく、耐久性に極め
て優れている。また、アンテナ基板、誘電層、接地電極
基板から成るアンテナ本体と熱可塑性樹脂との複合体を
1工程で行うことができ量産に適し、低価格であり得ら
れた成形品は、継ぎ目、しわ、破れがなく外観良好、防
水性、強度、剛性、衝撃強度、低歪み等の優れた平面ア
ンテナを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面アンテナを射出圧縮成形装置で成
形する状態を示す断面図である。
【図2】本発明の積層物の断面図である。
【図3】本発明の平面アンテナの断面図である。
【符号の説明】
1 金型装置 2,3 取付け板 5,6,7 型板 8 空気シリンダ 9 ピストン体 10 駒 11 スプール 12 キャビティ 13 ABS樹脂 14 積層物 15 レドーム 16 緩衝材 17 アンテナ基板 18 誘電層 19 接地電極基板 20 樹脂フィル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ基板 (A) 、熱可塑性樹脂発泡
    体からなる誘電層 (B) および接地電極基板 (C) を積
    層したアンテナ本体の全周囲を熱可塑性樹脂で密封した
    ことを特徴とする平面アンテナ。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂製シート状物の上に、アン
    テナ基板 (A) 、熱可塑性樹脂発泡体からなる誘電層
    (B) および接地電極基板 (C) を積層した積層物を射
    出圧縮成型機のキャビティ内に置き、型締めが完了する
    前に上記積層物の上面に溶融した熱可塑性樹脂を射出
    し、直ちに型締めすることにより全周面を熱可塑性樹脂
    で密封することを特徴とする平面アンテナの製造方法。
  3. 【請求項3】 アンテナ基板 (A) の下に緩衝材 (E)
    を敷き、接地電極基板 (C) の上に 誘電層 (B) の融
    点以上の融点を有する熱可塑性樹脂フィルム(D) を積
    層した請求項2記載の平面アンテナの製造方法。
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