JPH0619683A - 算術論理演算ユニット - Google Patents

算術論理演算ユニット

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JPH0619683A
JPH0619683A JP4195983A JP19598392A JPH0619683A JP H0619683 A JPH0619683 A JP H0619683A JP 4195983 A JP4195983 A JP 4195983A JP 19598392 A JP19598392 A JP 19598392A JP H0619683 A JPH0619683 A JP H0619683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alu
data
bit
signal
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4195983A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Yajima
征樹 矢島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0619683A publication Critical patent/JPH0619683A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意のビット長のデータを演算可能に構成し
たALU(算術論理演算ユニット)において、ビット長
の短いデータを演算する際のALUの効率を改善する。 【構成】 処理データの最大ビット長に合わせた数だけ
従属接続して用いるALU1〜4に、任意のビットに対
して隣接する上位のビットへの桁上げ信号または桁借り
信号の伝搬を無効にするための端子D0〜D3及び回路
を設けている。この端子に入力する信号のレベルを制御
することで、ALUを任意のビット幅で分割し、分割し
たALUのそれぞれで処理を行うことが可能となる。こ
のため、例えば、ALUを2分割することにより、本来
ならば実行時間が2演算サイクル以上必要な複数組のデ
ータの演算を1演算サイクルで実行することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理のようにビット
長の異なるデータの処理が混在するような分野において
任意のビット長の2つのデータの演算を行う算術論理演
算ユニット(Arithmetic Logic Unit 、以後ALUと呼
ぶ)に関し、特にデータ長に応じて演算の実行時間の短
縮化を図ったALUに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のALUの一例を図6に示
す。ALUユニットALU4とALUユニットALU5
を処理データのビット長の最大のものに合わせた数、こ
こでは4ビットであるため4つのALUユニット101
〜104を従属接続している。ALUユニットALU4
は、図7に示すように、CMOSトランスファーゲート
105〜114,116,117,122,123と、
PMOSトランジスタ115,118,119と、NM
OSトランジスタ120,121と、インバータ124
〜129とで構成される。同様にALUユニットALU
5は、図8に示すように、CMOSトランスファーゲー
ト130〜139,141,142,147,148
と、PMOSトランジスタ140,143,144と、
NMOSトランジスタ145,146と、インバータ1
49〜155とで構成される。
【0003】そして、A及びB端子に演算データA0〜
A3,B0〜B3を、またF(5:0)端子には所定の
演算コードを、さらにCi端子あるいはCix端子には
隣接する下位のビットのALUユニットのCoあるいは
Cox端子を接続して下位のビットからの桁上げ信号ま
たは桁借り信号を与えるように構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のAL
Uでは、ALUユニットの個数、即ちビット幅は処理さ
れるデータのうちビット長の最大のものに合わせて設定
されていて、処理データのビット長にあわせて柔軟的に
その幅を変更することは不可能であった。したがって、
画像処理のようにビット長の異なるデータの処理が混在
するような分野における演算を行うような場合には、A
LUのビット幅よりもビット長の短いデータを処理する
こともあるが、このようなときにはデータの上位に例え
ば“0”のような見せかけのデータを不足分だけ追加し
てデータのビット長をALUのビット幅に合わせ込んで
演算を実行していた。
【0005】したがって、1回の演算時にALUの全て
のビットを使用してしまうため、1演算サイクルで1回
の演算しか実行することができない。さらに“0”とい
う見せかけのデータの入った上位のビットの演算という
のは実行されるものの実質上無意味であり、結果的にビ
ット長の短いデータの演算のときには、1演算サイクル
でALUが効率よく使用されていないという問題が生じ
る。本発明の目的は、ビット長の短いデータを演算する
際のALUの効率を改善したALUを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理データの
最大ビット長に合わせた数だけ従属接続して用いるAL
Uに、任意のビットに対して隣接する上位のビットへの
桁上げ信号または桁借り信号の伝搬を無効にするための
端子及び回路を設けている。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1実施例のブロック図であり、4
ビット構成の例である。符号1〜4はそれぞれALUユ
ニットを示し、1及び3はALUユニットALU1で構
成され、2及び4はALUユニットALU2で構成され
る。ALUユニットALU1は図2に示す構成とされ、
ALUユニットALU2は図3に示す構成とされる。即
ち、ALUユニットALU1は、CMOSトランジスタ
ゲート5〜14,16,17,24,25と、PMOS
トランジスタゲート15,18〜20,156,157
と、NMOSトランジスタゲート21〜23と、インバ
ータ26〜33と、2NORゲート34とでスタティッ
ク構成の回路から構成されており、1つのユニットで1
ビットの演算を行う。同様に、ALUユニットALU2
は、CMOSトランジスタゲート35〜44,46,4
7,54,55と、PMOSトランジスタゲート45,
48〜50と、NMOSトランジスタゲート51〜5
3,158,159と、インバータ56〜62と、2N
ORゲート63とで構成される。
【0008】そして、1〜4の各ALUユニットを従属
接続し、それぞれのALUユニットのA及びB端子に演
算データA0〜A3,B0〜B3を、またF(5:0)
端子には表1に示すような演算コードを、さらにCi端
子あるいはCix端子には隣接する下位のビットのAL
UユニットのCoあるいはCox端子を接続して下位の
ビットからの桁上げ信号または桁借り信号を与えるよう
に構成している。これにより、最上位のビット桁上げま
たは桁借り信号Cout及び和信号Sを得ることができ
る。D端子は隣接する上位のビットへの桁上げ信号ある
いは桁借り信号の伝搬を制御するための端子で、低レベ
ルを入力することによって隣接する上位のビットへの桁
上げ信号あるいは桁借り信号の伝搬を有効とし、高レベ
ルを入力することによって隣接する上位のビットへの桁
上げ信号あるいは桁借り信号の伝搬を無効とする。
【0009】
【表1】
【0010】この構成によれば、ALUのビット幅と処
理するデータのビット長が一致する通常の演算のときに
はD端子には低レベルが入力されているが、画像処理の
ようにビット長の異なるデータの処理が混在するような
分野における演算を行う場合には、D端子に高レベルを
入力する。例えば、本実施例のようにALUのビット幅
が4ビットで、処理するデータのデータ長が2ビットの
ような場合には、ALUユニット2へ入力されるD1信
号のみを高レベルに設定することにより、ALUユニッ
ト2からALUユニット3への桁上げ信号あるいは桁借
り信号の伝搬を無効にして2組のデータをそれぞれ同時
にALUの上位側2ビット及び下位側2ビットに与えて
やれば、上位側の2ビットと下位側の2ビットでそれぞ
れ独立した演算を行うことができ、本来ならば実行時間
が2演算サイクル必要な2組のデータの演算を1演算サ
イクルで実行することが可能となる。
【0011】次に本発明の第2実施例を図4及び図5を
参照して説明する。図4は第2実施例のブロック図であ
り、4ビット構成の例である。ALUユニット64〜6
7はそれぞれ図5に示すようなダイナミック構成の回路
から構成されており、1つのユニットで1ビットの演算
を行う。図5において、68〜85,91,92はCM
OSトランスファーゲート、86〜88はPMOSトラ
ンジスタ、89,90はNMOSトランジスタ、93〜
98はインバータ、99,100は2入力NORゲート
である。
【0012】そして、それぞれのALUユニットのA及
びB端子に演算データを、またF(5:0)端子には表
1に示すような演算コードを、Cix端子には隣接する
下位のビットからの桁上げ信号または桁借り信号をさら
にCLKB端子にはクロック信号を与えることにより、
最上位のビットの桁上げまたは桁借り信号Coutb及
び和信号Sを得ることができる。D端子は隣接する上位
のビットへの桁上げ信号あるいは桁借り信号の伝搬を制
御するための端子で、低レベルを入力することによって
隣接する上位のビットへの桁上げ信号あるいは桁借り信
号の伝搬を有効とし、高レベルを入力することによって
隣接する上位のビットへの桁上げ信号あるいは桁借り信
号の伝搬を無効とする。
【0013】したがって、処理するデータのビット長が
ALUのビット幅と一致する通常時にはD端子への入力
を低レベルとしておき、画像処理のようにビット長の異
なるデータの処理が混在するような分野における演算を
行う場合には、第1実施例と同様に任意のビットのD端
子に入力する信号を高レベルにすることによってALU
を論理的に任意のビット幅で分割し、本来ならば実行時
間が2演算サイクル以上必要な複数組のデータの演算を
1演算サイクルで実行することが可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ALUに
任意のビットに対して隣接する上位のビットへの桁上げ
信号または桁借り信号の伝搬を無効にするための端子及
び回路を設けることにより、任意のビット長でALUを
論理的に分割してALUのビット幅を効率よく使用し、
本来ならば実行時間が2演算サイクル以上必要な複数組
のデータの演算を1演算サイクルで実行できる等、演算
効率を高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の算術論理演算ユニットの第1実施例の
ブロック図である。
【図2】ALU1の等価回路図である。
【図3】ALU2の等価回路図である。
【図4】本発明の第2実施例のブロック図である。
【図5】ALU3の等価回路図である。
【図6】従来の算術論理演算ユニットの従来例のブロッ
ク図である。
【図7】ALU4の等価回路図である。
【図8】ALU5の等価回路図である。
【符号の説明】
ALU1〜ALU5 算術論理演算ユニット A0〜A3 演算データ信号 B0〜B3 演算データ信号 D0〜D3 桁上げ,桁借り信号伝搬制御信号 S0〜S3 和信号 F(5:0) 演算コード信号 Cout 最上位ビット桁上げ,桁借り信号 Coutb 最上位ビット桁上げ,桁借り反転信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理データの最大ビット長に合わせた数
    だけ従属接続し、この最大ビット長よりも少ない任意の
    ビット長のデータの演算を行うようにした算術論理演算
    ユニットにおいて、任意のビットに対して隣接する上位
    のビットへの桁上げ信号または桁借り信号の伝搬を無効
    にするための端子及び回路を有することを特徴とする算
    術論理演算ユニット。
JP4195983A 1992-06-30 1992-06-30 算術論理演算ユニット Pending JPH0619683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195983A JPH0619683A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 算術論理演算ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195983A JPH0619683A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 算術論理演算ユニット

Publications (1)

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JPH0619683A true JPH0619683A (ja) 1994-01-28

Family

ID=16350264

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4195983A Pending JPH0619683A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 算術論理演算ユニット

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