JPH06196225A - 電気コネクタ組立体 - Google Patents
電気コネクタ組立体Info
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- JPH06196225A JPH06196225A JP5234089A JP23408993A JPH06196225A JP H06196225 A JPH06196225 A JP H06196225A JP 5234089 A JP5234089 A JP 5234089A JP 23408993 A JP23408993 A JP 23408993A JP H06196225 A JPH06196225 A JP H06196225A
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- flange
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- printed board
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/722—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
- H01R12/725—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits containing contact members presenting a contact carrying strip, e.g. edge-like strip
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- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
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- H01R12/7064—Press fitting
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- H01R13/506—Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
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- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
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- H01R24/60—Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
- H01R24/62—Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気コネクタのシールドシェルの継目を側壁
に形成し、また、側壁にフランジを設けた、継目の拡開
しない電気コネクタ組立体を提供すること。 【構成】 電気コネクタ組立体２は、電気コネクタ６を
保持する略筒状のシールドシェル４を有する。シールド
シェル４は１枚の金属板を折曲げて形成し、その継目20
は側壁14に長手方向に延びるように形成される。頂壁８
からは長手方向に延びる平面を有するフランジ46が垂下
し、フランジの下端にはプリント板に取付けられる取付
けポスト54が形成される。フランジ46は外方に撓み可能
で、電気コネクタ６と係合するラッチ開口を有する。
に形成し、また、側壁にフランジを設けた、継目の拡開
しない電気コネクタ組立体を提供すること。 【構成】 電気コネクタ組立体２は、電気コネクタ６を
保持する略筒状のシールドシェル４を有する。シールド
シェル４は１枚の金属板を折曲げて形成し、その継目20
は側壁14に長手方向に延びるように形成される。頂壁８
からは長手方向に延びる平面を有するフランジ46が垂下
し、フランジの下端にはプリント板に取付けられる取付
けポスト54が形成される。フランジ46は外方に撓み可能
で、電気コネクタ６と係合するラッチ開口を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタ（以下単
にコネクタという）を受容してプリント板に表面実装
（ＳＭＴ）される折曲げられたシート状の金属製にシー
ルドシェルを有する電気コネクタ組立体に関し、特にシ
ールドシェルの継目を側面に有し、また、フランジ付き
のシールドシェルを具える電気コネクタ組立体に関す
る。
にコネクタという）を受容してプリント板に表面実装
（ＳＭＴ）される折曲げられたシート状の金属製にシー
ルドシェルを有する電気コネクタ組立体に関し、特にシ
ールドシェルの継目を側面に有し、また、フランジ付き
のシールドシェルを具える電気コネクタ組立体に関す
る。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】金属板から構成されるコ
ネクタ用金属製シールドが米国特許第5,017,156 号公報
に開示されている。その金属板は折曲げられて内側に突
出するシールドの端部によって形成される開口した継目
を有する筺体が形成される。シールドがコネクタに組付
けられプリント板に表面実装されると、継目はプリント
板に対面する。継目はコネクタの端子の突出する嵌合部
に対向する。継目に沿って端部から突出し、且つコネク
タの誘電体ハウジングの開口に係合する爪によりコネク
タはシールド内に保持される。継目はプリント板に面し
ているので嵌合部からの電磁誘導放射はこの継目を通過
してプリント板に直接漏れて、その上の回路に干渉す
る。コネクタが相手方のコネクタと嵌合すると温度変
化、及びシールドの歪みにより継目は拡開する。
ネクタ用金属製シールドが米国特許第5,017,156 号公報
に開示されている。その金属板は折曲げられて内側に突
出するシールドの端部によって形成される開口した継目
を有する筺体が形成される。シールドがコネクタに組付
けられプリント板に表面実装されると、継目はプリント
板に対面する。継目はコネクタの端子の突出する嵌合部
に対向する。継目に沿って端部から突出し、且つコネク
タの誘電体ハウジングの開口に係合する爪によりコネク
タはシールド内に保持される。継目はプリント板に面し
ているので嵌合部からの電磁誘導放射はこの継目を通過
してプリント板に直接漏れて、その上の回路に干渉す
る。コネクタが相手方のコネクタと嵌合すると温度変
化、及びシールドの歪みにより継目は拡開する。
【０００３】米国特許第4,637,669 号公報には、両端で
開口した曲折されたシート状の金属製シールドシェルが
シェルの対向する側壁の内方の突起によりコネクタの周
りに固定され、プリント板に表面実装された構成が開示
されている。その突起はコネクタの端子支持部の爪の
間、且つ端子支持部の壁に接近して係合する。シールド
シェルの底壁はそこから下に折曲げられた取付けポスト
を有する。
開口した曲折されたシート状の金属製シールドシェルが
シェルの対向する側壁の内方の突起によりコネクタの周
りに固定され、プリント板に表面実装された構成が開示
されている。その突起はコネクタの端子支持部の爪の
間、且つ端子支持部の壁に接近して係合する。シールド
シェルの底壁はそこから下に折曲げられた取付けポスト
を有する。
【０００４】米国特許第4,842,555 号公報にはプリント
板に表面実装する為の電気コネクタを受容する折曲げら
れたシート状の金属製シールドシェルが開示されてい
る。コネクタはシールドシェルの頂壁から垂下する内向
きのフランジ及びシールドシェルの側壁の爪によってシ
ールドシェル内に固定されて、コネクタの本体にシール
ドシェルが係止される。取付けポストはシールドシェル
の側壁の底縁から突出する。
板に表面実装する為の電気コネクタを受容する折曲げら
れたシート状の金属製シールドシェルが開示されてい
る。コネクタはシールドシェルの頂壁から垂下する内向
きのフランジ及びシールドシェルの側壁の爪によってシ
ールドシェル内に固定されて、コネクタの本体にシール
ドシェルが係止される。取付けポストはシールドシェル
の側壁の底縁から突出する。
【０００５】本発明は表面実装型のコネクタ用のシール
ドシェルを有する電気コネクタ組立体を提供することを
目的とする。コネクタはシールドシェル内にスナップ操
作により固定されるようにシールドシェルの側壁の変形
を生じることなく容易に挿入することができる。この目
的を達成する為にコネクタのハウジングの変更は最小限
でよい。
ドシェルを有する電気コネクタ組立体を提供することを
目的とする。コネクタはシールドシェル内にスナップ操
作により固定されるようにシールドシェルの側壁の変形
を生じることなく容易に挿入することができる。この目
的を達成する為にコネクタのハウジングの変更は最小限
でよい。
【０００６】本発明は更に表面実装型のコネクタ用の折
曲げられた金属製シールドシェル及び取付けフランジを
提供することを目的とする。取付フランジはコネクタ及
びそのシールドシェルをパネルに取付ける為に用いら
れ、全ての条件下で遮蔽を維持するように包囲してい
る。
曲げられた金属製シールドシェル及び取付けフランジを
提供することを目的とする。取付フランジはコネクタ及
びそのシールドシェルをパネルに取付ける為に用いら
れ、全ての条件下で遮蔽を維持するように包囲してい
る。
【０００７】プリント板に表面実装されるコネクタを受
容する折曲げられたシート状の金属製シールドシェル
は、頂壁、及び底壁を含む。底壁はコネクタがプリント
板に取付けられるとそのプリント板に接近して位置す
る。第１及び第２の側壁は頂壁及び底壁に結合され、そ
れらと協働してコネクタを受容する筒状の筺体を形成す
る。取付けポストはシールドシェルから垂下してプリン
ト板の接地導体に接続される。第２側壁は２部分を有
し、それらは協働してシールドシェルの長手方向に延び
る継目を形成し、底壁は継目なしである。
容する折曲げられたシート状の金属製シールドシェル
は、頂壁、及び底壁を含む。底壁はコネクタがプリント
板に取付けられるとそのプリント板に接近して位置す
る。第１及び第２の側壁は頂壁及び底壁に結合され、そ
れらと協働してコネクタを受容する筒状の筺体を形成す
る。取付けポストはシールドシェルから垂下してプリン
ト板の接地導体に接続される。第２側壁は２部分を有
し、それらは協働してシールドシェルの長手方向に延び
る継目を形成し、底壁は継目なしである。
【０００８】継目は、温度変化又はコネクタが相手方の
コネクタと嵌合する為、ある程度開いていなければなら
ない。コネクタの端子から放射されるいかなる電磁場も
シールドシェルから横方向に射出させるのみであり、プ
リント板には直接放射されない。
コネクタと嵌合する為、ある程度開いていなければなら
ない。コネクタの端子から放射されるいかなる電磁場も
シールドシェルから横方向に射出させるのみであり、プ
リント板には直接放射されない。
【０００９】コネクタ及びそのシールドシェルをパネル
に取付ける取付けフランジは全ての条件下で継目の閉鎖
が維持されるようにシールドシェルを取囲むように配置
される。
に取付ける取付けフランジは全ての条件下で継目の閉鎖
が維持されるようにシールドシェルを取囲むように配置
される。
【００１０】取付けフランジは多数のコネクタの多数の
シールドシェルを取囲んでもよい。従来、多数のシール
ドシェルをパネルに取付けるのに多数の取付具を必要と
した。取付けフランジ自体を、従来必要とされた取付具
の数を減少させる為にパネルに取付けてもよい。取付け
フランジは、シールドシェルを閉じた状態に維持するだ
けでなく、多数のコネクタを小型に集合させて接するよ
うに取付ける為に、更に多数のシールドを取囲む。これ
により従来、取付具の為に必要であったシールドシェル
間の間隙が不要となる。
シールドシェルを取囲んでもよい。従来、多数のシール
ドシェルをパネルに取付けるのに多数の取付具を必要と
した。取付けフランジ自体を、従来必要とされた取付具
の数を減少させる為にパネルに取付けてもよい。取付け
フランジは、シールドシェルを閉じた状態に維持するだ
けでなく、多数のコネクタを小型に集合させて接するよ
うに取付ける為に、更に多数のシールドを取囲む。これ
により従来、取付具の為に必要であったシールドシェル
間の間隙が不要となる。
【００１１】シールドシェル及びコネクタを含む組立体
がパネル取付型でない場合は、シールドシェルの頂壁か
ら垂下し継目を重ねるフランジを設けてもよい。このフ
ランジは下に延びる舌片を有すると共にシールドシェル
の底壁と係合し、継目が外側に開くことに対しある程度
規制して電磁誘導の横方向への漏れを減少させる。
がパネル取付型でない場合は、シールドシェルの頂壁か
ら垂下し継目を重ねるフランジを設けてもよい。このフ
ランジは下に延びる舌片を有すると共にシールドシェル
の底壁と係合し、継目が外側に開くことに対しある程度
規制して電磁誘導の横方向への漏れを減少させる。
【００１２】第１側壁は第２側壁を超えて後方へ延び、
頂壁に結合した片持梁状のフランジは第２側壁の後方延
長部を付与する。この片持梁状フランジはコネクタのラ
ッチ部材内に形成され、第１側壁から離れるように弾性
的に変形する。
頂壁に結合した片持梁状のフランジは第２側壁の後方延
長部を付与する。この片持梁状フランジはコネクタのラ
ッチ部材内に形成され、第１側壁から離れるように弾性
的に変形する。
【００１３】取付けポストはシールドシェルの底壁の下
に片持梁状フランジから垂下し、プリント板の接地導体
と接続する。
に片持梁状フランジから垂下し、プリント板の接地導体
と接続する。
【００１４】片持梁状のフランジに可撓性がある為に、
コネクタが、シールドシェル内に開放した後端から挿入
されると、コネクタのラッチ部材は片持梁状のフランジ
のラッチ開口とスナップ係合することができる。その
際、シールドシェルの側壁は変形せずにコネクタをシー
ルドシェルに容易に挿入することができる。
コネクタが、シールドシェル内に開放した後端から挿入
されると、コネクタのラッチ部材は片持梁状のフランジ
のラッチ開口とスナップ係合することができる。その
際、シールドシェルの側壁は変形せずにコネクタをシー
ルドシェルに容易に挿入することができる。
【００１５】舌片は、シールドシェルの底壁の下に片持
梁状のフランジから延びて、片持梁状のフランジが撓む
間、及びその後の弾性復帰移動を案内する助けとなる。
取付けポストは舌片及びフランジに連結された横材（ク
ロスピース）から垂下してもよい。横材は上に折曲げら
れて片持梁状のフランジの相補的な切欠内に配置され
る。
梁状のフランジから延びて、片持梁状のフランジが撓む
間、及びその後の弾性復帰移動を案内する助けとなる。
取付けポストは舌片及びフランジに連結された横材（ク
ロスピース）から垂下してもよい。横材は上に折曲げら
れて片持梁状のフランジの相補的な切欠内に配置され
る。
【００１６】第２側壁が折畳まれたシールドシェルの継
目を形成する場合、この継目は仮えば、温度変化により
開いて、シールドシェルからの電磁誘導の射出を可能と
する。コネクタが使用されている時は、片持梁状のフラ
ンジは、第２側壁と重なることが望ましく、これにより
継目は舌片と協働して継目が開くことを規制する。
目を形成する場合、この継目は仮えば、温度変化により
開いて、シールドシェルからの電磁誘導の射出を可能と
する。コネクタが使用されている時は、片持梁状のフラ
ンジは、第２側壁と重なることが望ましく、これにより
継目は舌片と協働して継目が開くことを規制する。
【００１７】更に安全度を高める為に、片持梁状のフラ
ンジ及び第１側壁は後方に突出してコネクタの後部に対
して折曲げられるタブを有してもよい。
ンジ及び第１側壁は後方に突出してコネクタの後部に対
して折曲げられるタブを有してもよい。
【００１８】本発明は、他面では、片持梁状のフランジ
及びラッチ部材によりコネクタを内部にラッチ係合した
シールドシェルを含むシールド型の電気コネクタ組立体
に関する。
及びラッチ部材によりコネクタを内部にラッチ係合した
シールドシェルを含むシールド型の電気コネクタ組立体
に関する。
【００１９】以上、説明した如く、本発明の電気コネク
タ組立体は、金属板から折曲げ形成され頂壁、プリント
板に配置される底壁、及び前記プリント板に略垂直な両
側壁を有する略筒状のシールドシェルと、該シールドシ
ェル内に配置され端子を保持するコネクタとを具える電
気コネクタ組立体において、前記シールドシェルの前記
略筒状に折曲げた継目は、前記両側壁の一方で前記シー
ルドシェルの長手方向に延びるように形成されることを
特徴とする。
タ組立体は、金属板から折曲げ形成され頂壁、プリント
板に配置される底壁、及び前記プリント板に略垂直な両
側壁を有する略筒状のシールドシェルと、該シールドシ
ェル内に配置され端子を保持するコネクタとを具える電
気コネクタ組立体において、前記シールドシェルの前記
略筒状に折曲げた継目は、前記両側壁の一方で前記シー
ルドシェルの長手方向に延びるように形成されることを
特徴とする。
【００２０】更に本発明の電気コネクタ組立体は、金属
板から折曲げ形成され頂壁、プリント板に配置される底
壁、及び前記プリント板に略垂直な両側壁を有する略筒
状のシールドシェルと、該シールドシェル内に配置され
端子を保持するコネクタとを具える電気コネクタ組立体
において、前記両側壁の一方には前記シールドシェルを
折曲げた継目を前記シールドシェルの長手方向に形成
し、前記頂壁には前記一方の側壁近傍に前記長手方向に
延びる平面を有する片持梁状のフランジを垂下し、該フ
ランジには前記コネクタと係合するラッチ開口を設ける
と共に、前記プリント板側に該プリント板と係合する取
付けポストを突設することを特徴とする。
板から折曲げ形成され頂壁、プリント板に配置される底
壁、及び前記プリント板に略垂直な両側壁を有する略筒
状のシールドシェルと、該シールドシェル内に配置され
端子を保持するコネクタとを具える電気コネクタ組立体
において、前記両側壁の一方には前記シールドシェルを
折曲げた継目を前記シールドシェルの長手方向に形成
し、前記頂壁には前記一方の側壁近傍に前記長手方向に
延びる平面を有する片持梁状のフランジを垂下し、該フ
ランジには前記コネクタと係合するラッチ開口を設ける
と共に、前記プリント板側に該プリント板と係合する取
付けポストを突設することを特徴とする。
【００２１】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について添付図を
参照して詳細に説明する。
参照して詳細に説明する。
【００２２】本発明の第１実施例について図１乃至図７
を参照して詳細に説明する。プリント板ＰＣＢに取付け
られる電気コネクタ組立体２は電磁妨害（ＥＭＩ）用の
金属製のシールドシェル４及び、シールドシェル４内に
受容される電気コネクタ（以下単にコネクタという）６
を有する。
を参照して詳細に説明する。プリント板ＰＣＢに取付け
られる電気コネクタ組立体２は電磁妨害（ＥＭＩ）用の
金属製のシールドシェル４及び、シールドシェル４内に
受容される電気コネクタ（以下単にコネクタという）６
を有する。
【００２３】単一のシート状の金属ストックから打抜き
形成され、且つ曲げられたシールドシェル４は、四面の
略角形断面のコネクタ６用の筒形筺体に形成される。シ
ールドシェル４は継目のない平面状の頂壁８、底壁10、
平面状の継目のない第１の側壁12及び第２の側壁14を有
する。側壁14は略同一の上の部分16及び下の部分18を夫
々有し、シールドシェル４が組立てられたときに形成さ
れる長手方向の継目20を協働して形成する。側壁14はシ
ールドシェル４の外方に垂れ下がっている。シールドシ
ェル４は開放した前端22及び開放した後端24を有する。
側壁12はシールドシェル４の全長にわたって延び後縁26
を有する。後縁26は頂壁８を超えて後方に延び、そこか
ら下方及び後方に傾斜する。側壁12は後端24の底部且つ
後縁26の下にコネクタ係止タブ（以下単にタブという）
28を有する。タブ28はシールドシェル４とコネクタ６を
組立てる前に、側壁12と同一平面にシールドシェル４の
後方に突出する。側壁12には、後縁26の近傍に略正方形
のラッチ開口30が形成されている。横向きのバーブ（突
起）34を有する取付けポスト32は、側壁12の切欠き35に
受容される個材33から垂下している。横材33は側壁12の
底縁に各端で連結されている。取付けポスト32はタブ28
及びラッチ開口30の間に位置する。シールドシェル４の
底壁10には、頂壁８の後縁38の前方に位置する細長い四
角形の三面の切欠き36が形成される。切欠き36は、部分
18の後縁40に近接して、側壁12から離隔した端部で開放
する。切欠き36は前縁42を有する。頂壁８は側壁14を超
えて横方向に突出する後部44を有する。側壁14からは下
に折曲げられた平面状のフランジ46が頂壁８に直角に垂
下する。フランジ46は側壁14の後方への延長端48と重な
る前端47を有し、それにより、継目20の後端部と重な
る。フランジ46の底端から、それと直角にシールドシェ
ル４の内方に舌片50が延びる。舌片50は、下に延びて側
壁14の部分18と係合する。フランジ46の前端47の後方に
は略正方形のラッチ開口52が形成されており、ラッチ開
口52は側壁12のラッチ開口30と整列している。取付けポ
スト32と同一の取付けポスト54は、フランジ46の切欠き
57に受容される横材55から垂下している。横材55は一端
が舌片50に連結されており、他端がフランジ46の底縁に
連結されている。フランジ46は、側壁12の後縁26に整列
して後部44の上部から下方且つ後方に傾斜する後縁56を
有する。フランジ46から後方且つ後縁56の下に、側壁12
のタブ28と対向するコネクタ係止タブ（以下、単にタブ
という）58が突出する。図１に示す如く、タブ58はシー
ルドシェル４とコネクタ６が組立てられる前に、フラン
ジ46から、それと同一平面に後方に突出する。シールド
シェル４の頂壁８、底壁10、側壁12、14の前端には、夫
々外向きに湾曲したガイドフランジ60、62、64及び66を
有し、相手方のコネクタ（図示せず）の相手方のシール
ドシェル（図示せず）をシールドシェル４に案内する。
継目20はガイドフランジ66を２分割する。シールドシェ
ル４の頂壁８及び10には外方に突出するくぼみ68が形成
され、相手方のコネクタのシールドシェルの相補形のボ
スとラッチ係合する。コネクタ６は略矩形の平坦なブロ
ック状に形成された本体72を有する一体成形の誘電体の
ハウジング70を備える。端子保護耳（以下単に耳とい
う）74は、本体72の対向する横の端部から後方に突出す
る。各耳74は下方に傾斜する後面76を有し、後面76の長
さ及び傾斜は、側壁12の後縁26及びフランジ46の後縁56
と同一である。各耳74の後面76の底端からは垂直な、後
部のタブ当接面78が垂下する。各耳74は平坦な底面を有
し、その底面の後部からは後部スタンドオフスタブ82が
垂下する。ハウジング70の２つの平坦な外面84にはラッ
チ部材86が形成される。ラッチ部材86は外面84に垂直に
延びる当接肩88と、その当接肩88から外面84の方へ前方
に傾斜する前方のカム面90とを有する。本体72は平坦な
頂面92、及び耳74の底面80から僅かに上方に段差のつい
た平坦な底面94を有する。底面94の各端部からは前方の
スタンドオフスタブ96が垂下する。本体72は前面98及び
後面100 を有する。後面100 の底部から後方には、一列
の端子テール受容切欠き104 を形成する、端子テール用
の櫛102 が突設されている。上列及び下列の端子受容貫
通キャビティ（以下単にキャビティという）106 、107
は各々前面98及び後面100 に開放する。前面98から水平
に端子支持プレート108 が延び、その上面は、上列の端
子受容溝110 に形成され、端子支持プレート108 の下面
は下列の端子受容溝112 に形成される。端子受容溝110
は、対応するキャビティ106 と連通し、端子受容溝112
は対応するキャビティ107 と連通する。また、各端子受
容溝110 及び112 は支持プレート108 の前端に開口す
る、対応する溝114 と連通する。
形成され、且つ曲げられたシールドシェル４は、四面の
略角形断面のコネクタ６用の筒形筺体に形成される。シ
ールドシェル４は継目のない平面状の頂壁８、底壁10、
平面状の継目のない第１の側壁12及び第２の側壁14を有
する。側壁14は略同一の上の部分16及び下の部分18を夫
々有し、シールドシェル４が組立てられたときに形成さ
れる長手方向の継目20を協働して形成する。側壁14はシ
ールドシェル４の外方に垂れ下がっている。シールドシ
ェル４は開放した前端22及び開放した後端24を有する。
側壁12はシールドシェル４の全長にわたって延び後縁26
を有する。後縁26は頂壁８を超えて後方に延び、そこか
ら下方及び後方に傾斜する。側壁12は後端24の底部且つ
後縁26の下にコネクタ係止タブ（以下単にタブという）
28を有する。タブ28はシールドシェル４とコネクタ６を
組立てる前に、側壁12と同一平面にシールドシェル４の
後方に突出する。側壁12には、後縁26の近傍に略正方形
のラッチ開口30が形成されている。横向きのバーブ（突
起）34を有する取付けポスト32は、側壁12の切欠き35に
受容される個材33から垂下している。横材33は側壁12の
底縁に各端で連結されている。取付けポスト32はタブ28
及びラッチ開口30の間に位置する。シールドシェル４の
底壁10には、頂壁８の後縁38の前方に位置する細長い四
角形の三面の切欠き36が形成される。切欠き36は、部分
18の後縁40に近接して、側壁12から離隔した端部で開放
する。切欠き36は前縁42を有する。頂壁８は側壁14を超
えて横方向に突出する後部44を有する。側壁14からは下
に折曲げられた平面状のフランジ46が頂壁８に直角に垂
下する。フランジ46は側壁14の後方への延長端48と重な
る前端47を有し、それにより、継目20の後端部と重な
る。フランジ46の底端から、それと直角にシールドシェ
ル４の内方に舌片50が延びる。舌片50は、下に延びて側
壁14の部分18と係合する。フランジ46の前端47の後方に
は略正方形のラッチ開口52が形成されており、ラッチ開
口52は側壁12のラッチ開口30と整列している。取付けポ
スト32と同一の取付けポスト54は、フランジ46の切欠き
57に受容される横材55から垂下している。横材55は一端
が舌片50に連結されており、他端がフランジ46の底縁に
連結されている。フランジ46は、側壁12の後縁26に整列
して後部44の上部から下方且つ後方に傾斜する後縁56を
有する。フランジ46から後方且つ後縁56の下に、側壁12
のタブ28と対向するコネクタ係止タブ（以下、単にタブ
という）58が突出する。図１に示す如く、タブ58はシー
ルドシェル４とコネクタ６が組立てられる前に、フラン
ジ46から、それと同一平面に後方に突出する。シールド
シェル４の頂壁８、底壁10、側壁12、14の前端には、夫
々外向きに湾曲したガイドフランジ60、62、64及び66を
有し、相手方のコネクタ（図示せず）の相手方のシール
ドシェル（図示せず）をシールドシェル４に案内する。
継目20はガイドフランジ66を２分割する。シールドシェ
ル４の頂壁８及び10には外方に突出するくぼみ68が形成
され、相手方のコネクタのシールドシェルの相補形のボ
スとラッチ係合する。コネクタ６は略矩形の平坦なブロ
ック状に形成された本体72を有する一体成形の誘電体の
ハウジング70を備える。端子保護耳（以下単に耳とい
う）74は、本体72の対向する横の端部から後方に突出す
る。各耳74は下方に傾斜する後面76を有し、後面76の長
さ及び傾斜は、側壁12の後縁26及びフランジ46の後縁56
と同一である。各耳74の後面76の底端からは垂直な、後
部のタブ当接面78が垂下する。各耳74は平坦な底面を有
し、その底面の後部からは後部スタンドオフスタブ82が
垂下する。ハウジング70の２つの平坦な外面84にはラッ
チ部材86が形成される。ラッチ部材86は外面84に垂直に
延びる当接肩88と、その当接肩88から外面84の方へ前方
に傾斜する前方のカム面90とを有する。本体72は平坦な
頂面92、及び耳74の底面80から僅かに上方に段差のつい
た平坦な底面94を有する。底面94の各端部からは前方の
スタンドオフスタブ96が垂下する。本体72は前面98及び
後面100 を有する。後面100 の底部から後方には、一列
の端子テール受容切欠き104 を形成する、端子テール用
の櫛102 が突設されている。上列及び下列の端子受容貫
通キャビティ（以下単にキャビティという）106 、107
は各々前面98及び後面100 に開放する。前面98から水平
に端子支持プレート108 が延び、その上面は、上列の端
子受容溝110 に形成され、端子支持プレート108 の下面
は下列の端子受容溝112 に形成される。端子受容溝110
は、対応するキャビティ106 と連通し、端子受容溝112
は対応するキャビティ107 と連通する。また、各端子受
容溝110 及び112 は支持プレート108 の前端に開口す
る、対応する溝114 と連通する。
【００２４】図４に最もよく示す如く、コネクタ６は、
更に上部及び下部の複数の電気端子（以下、単に端子と
いう）116 及び118 を夫々有する。各端子116 及び118
は、その前端にラッチ唇122 を有する直線的な接触部12
0 と、ラッチ舌片126 及び128 を形成した中間部124
と、端子テール130 を備える。端子テール130 は水平部
分131 及び水平部分131 から垂下してはんだ脚132 に連
続する垂直部分133 を有する。図７から明瞭にわかるよ
うに、上部の各端子116 の接触部120 は対応する端子受
容溝110 に配置され、端子116 の中間部124 は、対応す
るキャビティ106に配置される。下部の各端子118 の接
触部120 は対応する端子受容溝112 に配置され、端子11
8 の中間部124 は対応するキャビティ107 に受容されて
いる。各端子116 及び118 はそのラッチ唇112 が対応す
る溝114 に係合し、ラッチ舌片126が本体72の前面98に
係合し、ラッチ舌片128 が本体72の後面100 の直前に位
置する肩に係合して所定の位置に保持される端子116 、
118 の端子テールは、ハウジング70の端子を保護する耳
74の間に配置される。その際、端子テール130 の垂直部
分133 は櫛102 の対応する切欠きの１つに受容され、端
子116 、118 のはんだ脚132 は耳74の底面80の下に位置
する。
更に上部及び下部の複数の電気端子（以下、単に端子と
いう）116 及び118 を夫々有する。各端子116 及び118
は、その前端にラッチ唇122 を有する直線的な接触部12
0 と、ラッチ舌片126 及び128 を形成した中間部124
と、端子テール130 を備える。端子テール130 は水平部
分131 及び水平部分131 から垂下してはんだ脚132 に連
続する垂直部分133 を有する。図７から明瞭にわかるよ
うに、上部の各端子116 の接触部120 は対応する端子受
容溝110 に配置され、端子116 の中間部124 は、対応す
るキャビティ106に配置される。下部の各端子118 の接
触部120 は対応する端子受容溝112 に配置され、端子11
8 の中間部124 は対応するキャビティ107 に受容されて
いる。各端子116 及び118 はそのラッチ唇112 が対応す
る溝114 に係合し、ラッチ舌片126が本体72の前面98に
係合し、ラッチ舌片128 が本体72の後面100 の直前に位
置する肩に係合して所定の位置に保持される端子116 、
118 の端子テールは、ハウジング70の端子を保護する耳
74の間に配置される。その際、端子テール130 の垂直部
分133 は櫛102 の対応する切欠きの１つに受容され、端
子116 、118 のはんだ脚132 は耳74の底面80の下に位置
する。
【００２５】ハウジング70の各ラッチ部材86がシールド
シェル４の対応するラッチ開口30又は52にラッチ係合す
るまでコネクタ６を支持プレート108 を先頭にして開口
した後端24からシールドシェル４内に挿入することによ
りコネクタ６がシールドシェル４に組付けられる。コネ
クタ６をシールドシェル４に挿入する間、ラッチ部材86
のカム面90はシールドシェル４の側壁12の傾斜した後部
から離隔してフランジ46と、カム摺動し、ラッチ部材86
の当接肩88がラッチ開口52の対応する後端と係合する。
その結果、フランジ46及び側壁12の傾斜した後部は初期
位置に復帰し、コネクタ６がシールドシェル４から引抜
かれることが阻止される。図２に示す如く、コネクタ６
がシールドシェル４内を前方に移動することは櫛102 が
舌片50の後端縁及び底壁10の最後端に当接することによ
り規制される。コネクタ６が十分に挿入された位置で
は、ハウジング70の本体72の頂面92及び底面94は、シー
ルドシェル４の頂壁８及び底壁10の内面にぴったり嵌合
する。図３に最もよく示す如く、コネクタ６は、更にタ
ブ28、58を折曲げて耳74の対応する１つのタブ当接面78
に係合させてシールドシェル４内に固定される。
シェル４の対応するラッチ開口30又は52にラッチ係合す
るまでコネクタ６を支持プレート108 を先頭にして開口
した後端24からシールドシェル４内に挿入することによ
りコネクタ６がシールドシェル４に組付けられる。コネ
クタ６をシールドシェル４に挿入する間、ラッチ部材86
のカム面90はシールドシェル４の側壁12の傾斜した後部
から離隔してフランジ46と、カム摺動し、ラッチ部材86
の当接肩88がラッチ開口52の対応する後端と係合する。
その結果、フランジ46及び側壁12の傾斜した後部は初期
位置に復帰し、コネクタ６がシールドシェル４から引抜
かれることが阻止される。図２に示す如く、コネクタ６
がシールドシェル４内を前方に移動することは櫛102 が
舌片50の後端縁及び底壁10の最後端に当接することによ
り規制される。コネクタ６が十分に挿入された位置で
は、ハウジング70の本体72の頂面92及び底面94は、シー
ルドシェル４の頂壁８及び底壁10の内面にぴったり嵌合
する。図３に最もよく示す如く、コネクタ６は、更にタ
ブ28、58を折曲げて耳74の対応する１つのタブ当接面78
に係合させてシールドシェル４内に固定される。
【００２６】以上の如く組立てられた電気コネクタ組立
体２は、図７に示す如くプリント板に表面実装される。
その際、取付けポスト32及び54は、その中の長手方向の
スロットによりプリント板ＰＣＢの孔と弾性的に係合
し、取付けポスト32、54のバーブ32は孔から抜けないよ
うに取付けポスト32、54を固定する。スタンドオフスタ
ブ82、96はプリント板ＰＣＢの上面と当接してそこから
離隔させ、端子116 、118 のはんだ脚132 はプリント板
ＰＣＢの印刷された導体と対応する。電気コネクタ組立
体２をプリント板ＰＣＢにこのように取付けて、はんだ
脚132 は印刷された導体にはんだ付けされてプリント板
ＰＣＢの電子回路に接続され、取付けポスト32、54はプ
リント板ＰＣＢの接地導体Ｇにはんだ付けされる。
体２は、図７に示す如くプリント板に表面実装される。
その際、取付けポスト32及び54は、その中の長手方向の
スロットによりプリント板ＰＣＢの孔と弾性的に係合
し、取付けポスト32、54のバーブ32は孔から抜けないよ
うに取付けポスト32、54を固定する。スタンドオフスタ
ブ82、96はプリント板ＰＣＢの上面と当接してそこから
離隔させ、端子116 、118 のはんだ脚132 はプリント板
ＰＣＢの印刷された導体と対応する。電気コネクタ組立
体２をプリント板ＰＣＢにこのように取付けて、はんだ
脚132 は印刷された導体にはんだ付けされてプリント板
ＰＣＢの電子回路に接続され、取付けポスト32、54はプ
リント板ＰＣＢの接地導体Ｇにはんだ付けされる。
【００２７】このコネクタ６が別のプリント板の相手方
のシールド型のコネクタと嵌合すると、或いは温度変化
により、又は両方の場合、シールドシェル４の継目20は
開く傾向にある。しかし、フランジ46及びその舌片50が
シールドシェル４の側壁と係合してそれをある程度規制
できる。継目20はシールドシェル４の側壁14によって形
成されるので、コネクタ６から放射される電磁誘導はプ
リント板に直接放射されず、プリント板上の電子回路に
干渉しない。
のシールド型のコネクタと嵌合すると、或いは温度変化
により、又は両方の場合、シールドシェル４の継目20は
開く傾向にある。しかし、フランジ46及びその舌片50が
シールドシェル４の側壁と係合してそれをある程度規制
できる。継目20はシールドシェル４の側壁14によって形
成されるので、コネクタ６から放射される電磁誘導はプ
リント板に直接放射されず、プリント板上の電子回路に
干渉しない。
【００２８】本発明の第２実施例について、図８及び図
９を参照して以下詳細に説明する。図中、図１乃至図７
で既に説明した部品については同一引用数字を付し、そ
れらと類似した部品についてはプライム符号を追加した
同一引用数字を付す。
９を参照して以下詳細に説明する。図中、図１乃至図７
で既に説明した部品については同一引用数字を付し、そ
れらと類似した部品についてはプライム符号を追加した
同一引用数字を付す。
【００２９】図８及び図９に示す電気コネクタ組立体20
0 は、金属製のパネルＰに取付ける為のものである点が
電気コネクタ組立体２と相違する。この目的の為に、シ
ールドシェル4'の頂壁8'及び底壁10' には前方に突出す
る１対のタブ204 が形成され、頂壁8'及び底壁10' に
は、また１対の打出された弾性の停止片202 が形成され
ている。タブ204 はシールドシェル4'の縦軸Ｘ−Ｘによ
って２分割されている。各対の停止片202 は、その縦軸
から均等に離隔しており、頂壁8'の各停止片202は底壁1
0' の対応する停止片202 に対向して配置されている。
各停止片202 は、シールドシェル4'から離れるように突
出して、前方に湾曲する当接面206 を有する。図８に示
す如く、各タブ204 は、それが突出しているシールドシ
ェル4'の対応する壁と直線的且つ同一平面にある。本実
施例のコネクタは前述のコネクタ６と同一であり、且つ
シールドシェル4'に同様に組付けられる。
0 は、金属製のパネルＰに取付ける為のものである点が
電気コネクタ組立体２と相違する。この目的の為に、シ
ールドシェル4'の頂壁8'及び底壁10' には前方に突出す
る１対のタブ204 が形成され、頂壁8'及び底壁10' に
は、また１対の打出された弾性の停止片202 が形成され
ている。タブ204 はシールドシェル4'の縦軸Ｘ−Ｘによ
って２分割されている。各対の停止片202 は、その縦軸
から均等に離隔しており、頂壁8'の各停止片202は底壁1
0' の対応する停止片202 に対向して配置されている。
各停止片202 は、シールドシェル4'から離れるように突
出して、前方に湾曲する当接面206 を有する。図８に示
す如く、各タブ204 は、それが突出しているシールドシ
ェル4'の対応する壁と直線的且つ同一平面にある。本実
施例のコネクタは前述のコネクタ６と同一であり、且つ
シールドシェル4'に同様に組付けられる。
【００３０】電気コネクタ組立体２は、そこに取付けら
れる打抜かれた金属製のフランジ208 を備え、電気コネ
クタ組立体２をパネルＰに取付ける。略矩形の平坦な板
状のフランジ208 はシールドシェル4'をぴったり受容す
る様寸法決めされた中央の切欠き210 を有する。フラン
ジ208 は切欠き210 の各側に、ねじ切りされた穴212を
有する。フランジ208 は、またこの上下の端縁部に形成
された１対の対向する凹部214 を有し、各々の凹部214
は切欠き210 及びフランジ208 の対応する端縁に開放す
る。
れる打抜かれた金属製のフランジ208 を備え、電気コネ
クタ組立体２をパネルＰに取付ける。略矩形の平坦な板
状のフランジ208 はシールドシェル4'をぴったり受容す
る様寸法決めされた中央の切欠き210 を有する。フラン
ジ208 は切欠き210 の各側に、ねじ切りされた穴212を
有する。フランジ208 は、またこの上下の端縁部に形成
された１対の対向する凹部214 を有し、各々の凹部214
は切欠き210 及びフランジ208 の対応する端縁に開放す
る。
【００３１】停止片202 の当接面206 がフランジ208 の
後面に接触するまでシールドシェル4'をタブ204 を先に
して切欠き210 に挿入してフランジ208 をシールドシェ
ル4'に組付ける。次に、図９に示す如く、頂壁8'のタブ
204 は上の凹部214 内に上方に折曲げられ、底壁10' の
タブ204 は下の凹部214 内に下方に折曲げられる。それ
により、停止片202 がフランジ208 の後面に弾性的に当
接してフランジ208 がシールドシェル4'に固定される。
シールドシェル4'が切欠き210 に密嵌されるため継目20
は固く閉じた状態に維持される。コネクタ６は、シール
ドシェル4'がフランジ208 に組付けられる前或いは組付
後のいずれでもシールドシェル4'に組付けてよい。
後面に接触するまでシールドシェル4'をタブ204 を先に
して切欠き210 に挿入してフランジ208 をシールドシェ
ル4'に組付ける。次に、図９に示す如く、頂壁8'のタブ
204 は上の凹部214 内に上方に折曲げられ、底壁10' の
タブ204 は下の凹部214 内に下方に折曲げられる。それ
により、停止片202 がフランジ208 の後面に弾性的に当
接してフランジ208 がシールドシェル4'に固定される。
シールドシェル4'が切欠き210 に密嵌されるため継目20
は固く閉じた状態に維持される。コネクタ６は、シール
ドシェル4'がフランジ208 に組付けられる前或いは組付
後のいずれでもシールドシェル4'に組付けてよい。
【００３２】破断して示すパネルＰは、横方向に対向す
る延長部218 を有する切欠き216 を有する。延長部218
は対応するボルト220 を受容する。電気コネクタ組立体
200をパネルＰに取付ける為に、電気コネクタ組立体200
のフランジ208 をパネルＰの後面に当接させる。その
際、フランジ208 のねじ切りされた穴212 はパネルＰの
切欠き216 の対応する延長部218 に整列される。次にボ
ルト220 を穴212 の対応する１個に、ボルト220 の頭が
パネルＰの前面に固く接触するまで十分にねじ込む。フ
ランジ208 により、温度変化によっても、コネクタが相
手方のコネクタと嵌合した時でも継目20は開くことが全
くない。従来のコネクタはパネルＰに取付ける為、及び
共通の取付けフランジ208'に取付ける為に独自の固定具
を必要としたが、図10に示す如く、多数のコネクタを取
付ける為にただ２個のボルト220を必要とするだけであ
る。
る延長部218 を有する切欠き216 を有する。延長部218
は対応するボルト220 を受容する。電気コネクタ組立体
200をパネルＰに取付ける為に、電気コネクタ組立体200
のフランジ208 をパネルＰの後面に当接させる。その
際、フランジ208 のねじ切りされた穴212 はパネルＰの
切欠き216 の対応する延長部218 に整列される。次にボ
ルト220 を穴212 の対応する１個に、ボルト220 の頭が
パネルＰの前面に固く接触するまで十分にねじ込む。フ
ランジ208 により、温度変化によっても、コネクタが相
手方のコネクタと嵌合した時でも継目20は開くことが全
くない。従来のコネクタはパネルＰに取付ける為、及び
共通の取付けフランジ208'に取付ける為に独自の固定具
を必要としたが、図10に示す如く、多数のコネクタを取
付ける為にただ２個のボルト220を必要とするだけであ
る。
【００３３】図10に示す如く、複数の電気コネクタ組立
体200 は、１対の横並びの切欠き216'を有する共通のパ
ネルＰ' に並べて取付けてもよい。各々の切欠き216 は
逆向きの横方向の延長部218'を有する。電気コネクタ組
立体200 をパネルＰ’に取付け可能とする為に、１対の
横並びの切欠き210 を有する共通のフランジ208'に、電
気コネクタ組立体200 を固定する。各電気コネクタ組立
体200 は図９に関して説明した方法でフランジ208'の対
応する切欠き210 に固定される。フランジ208'は、穴21
2'をパネルＰ’の対応する切欠き216'の延長部218 に位
置合せしてパネルＰ’の後面に接触する。次にボルト22
0 を延長部218'に挿通してねじ切りされた穴212'に十分
にねじ込む。
体200 は、１対の横並びの切欠き216'を有する共通のパ
ネルＰ' に並べて取付けてもよい。各々の切欠き216 は
逆向きの横方向の延長部218'を有する。電気コネクタ組
立体200 をパネルＰ’に取付け可能とする為に、１対の
横並びの切欠き210 を有する共通のフランジ208'に、電
気コネクタ組立体200 を固定する。各電気コネクタ組立
体200 は図９に関して説明した方法でフランジ208'の対
応する切欠き210 に固定される。フランジ208'は、穴21
2'をパネルＰ’の対応する切欠き216'の延長部218 に位
置合せしてパネルＰ’の後面に接触する。次にボルト22
0 を延長部218'に挿通してねじ切りされた穴212'に十分
にねじ込む。
【００３４】タブ204 は、シールドシェル4'をフランジ
208 又はフランジ208'に固定するのに供されるだけでな
く、シールドシェル4'から金属製のパネルＰ、Ｐ’へ通
過する電気経路をも付与する。シールドシェル4'を共通
のフランジ208'に固定するタブ204 は対応する切欠き21
0 の側部と重なるが、コネクタ間の側部は重ならずフラ
ンジ208'上に電気コネクタ組立体200 を接近させて配置
可能としている。
208 又はフランジ208'に固定するのに供されるだけでな
く、シールドシェル4'から金属製のパネルＰ、Ｐ’へ通
過する電気経路をも付与する。シールドシェル4'を共通
のフランジ208'に固定するタブ204 は対応する切欠き21
0 の側部と重なるが、コネクタ間の側部は重ならずフラ
ンジ208'上に電気コネクタ組立体200 を接近させて配置
可能としている。
【００３５】
【発明の効果】本発明の電気コネクタ組立体は、シール
ドシェルの略筒状に折曲げた継目が、シールドシェルの
側壁の一方でシールドシェルの長手方向に延びるように
形成されているので電磁誘導が継目から漏れてもプリン
ト板に直接放射せず横に放射される。従って、プリント
板上の電子部品に電磁干渉を生じることがない。
ドシェルの略筒状に折曲げた継目が、シールドシェルの
側壁の一方でシールドシェルの長手方向に延びるように
形成されているので電磁誘導が継目から漏れてもプリン
ト板に直接放射せず横に放射される。従って、プリント
板上の電子部品に電磁干渉を生じることがない。
【００３６】更に本発明の電気コネクタ組立体は、シー
ルドシェルの側壁の一方に継目をシールドシェルの長手
方向に形成し、頂壁には側壁近傍に長手方向に延びる平
面を有する片持梁状のフランジを垂下し、フランジには
コネクタと係合するラッチ開口を設けると共にプリント
板側にプリント板と係合する取付けポストを突設する構
成であるので、コネクタを挿入する際、継目が拡開する
ことがない。従って、電磁誘導の干渉を少なくできる。
コネクタをシールドシェルを変形させずに容易にシール
ドシェルに挿入することができる。
ルドシェルの側壁の一方に継目をシールドシェルの長手
方向に形成し、頂壁には側壁近傍に長手方向に延びる平
面を有する片持梁状のフランジを垂下し、フランジには
コネクタと係合するラッチ開口を設けると共にプリント
板側にプリント板と係合する取付けポストを突設する構
成であるので、コネクタを挿入する際、継目が拡開する
ことがない。従って、電磁誘導の干渉を少なくできる。
コネクタをシールドシェルを変形させずに容易にシール
ドシェルに挿入することができる。
【図１】本発明の第１実施例による、プリント板に表面
実装される電気コネクタ用の金属製のシールドシェルの
斜視図である。
実装される電気コネクタ用の金属製のシールドシェルの
斜視図である。
【図２】シールドシェル付きの電気コネクタを有する本
発明の電気コネクタ組立体を前方からみた斜視図であ
る。
発明の電気コネクタ組立体を前方からみた斜視図であ
る。
【図３】シールドシェル付きの電気コネクタを有する本
発明の電気コネクタ組立体を後方からみた斜視図であ
る。
発明の電気コネクタ組立体を後方からみた斜視図であ
る。
【図４】電気コネクタの２列に重なった端子を示す斜視
図である。
図である。
【図５】電気コネクタの絶縁ハウジングを前方からみた
斜視図である。
斜視図である。
【図６】電気コネクタの絶縁ハウジングを後方からみた
斜視図である。
斜視図である。
【図７】プリント板に取付けられた本発明の電気コネク
タ組立体の縦断面図である。
タ組立体の縦断面図である。
【図８】本発明の第２実施例の電気コネクタ組立体の斜
視図であり、パネルに電気コネクタ組立体を取付けるの
に使用するフランジとの関係を示す。
視図であり、パネルに電気コネクタ組立体を取付けるの
に使用するフランジとの関係を示す。
【図９】フランジに取付けられた、図８の電気コネクタ
組立体の斜視図であり、パネルとの関係を示す。
組立体の斜視図であり、パネルとの関係を示す。
【図１０】共通のフランジに取付けられた、２個の図８
の電気コネクタ組立体を示す斜視図であり、別のパネル
との関係を示す。
の電気コネクタ組立体を示す斜視図であり、別のパネル
との関係を示す。
２、200 電気コネクタ組立体 ４、４’ シールドシェル ６ コネクタ ８、８’ 頂壁 10、10' 底壁 12、14 側壁 20 継目 46 フランジ 52 ラッチ開口 54 取付けボルト ＰＣＢ プリント板
Claims (2)
- 【請求項１】 金属板から折曲げ形成され頂壁、プリン
ト板に配置される底壁、及び前記プリント板に略垂直な
両側壁を有する略筒状のシールドシェルと、該シールド
シェル内に配置され端子を保持するコネクタとを具える
電気コネクタ組立体において、 前記シールドシェルの前記略筒状に折曲げた継目は、前
記両側壁の一方で前記シールドシェルの長手方向に延び
るように形成されることを特徴とする電気コネクタ組立
体。 - 【請求項２】 金属板から折曲げ形成され頂壁、プリン
ト板に配置される底壁、及び前記プリント板に略垂直な
両側壁を有する略筒状のシールドシェルと、該シールド
シェル内に配置され端子を保持するコネクタとを具える
電気コネクタ組立体において、 前記両側壁の一方には前記シールドシェルを折曲げた継
目を前記シールドシェルの長手方向に形成し、 前記頂壁には前記一方の側壁近傍に前記長手方向に延び
る平面を有する片持梁状のフランジを垂下し、該フラン
ジには前記コネクタと係合するラッチ開口を設けると共
に、前記プリント板側に該プリント板と係合する取付け
ポストを突設することを特徴とする電気コネクタ組立
体。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/932,326 US5221212A (en) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | Shielding a surface mount electrical connector |
| US07/945798 | 1992-09-16 | ||
| US07/932326 | 1992-09-16 | ||
| US07/945,798 US5254010A (en) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | Securing a surface mount electrical connector in a metal shielding shell |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06196225A true JPH06196225A (ja) | 1994-07-15 |
| JP3029080B2 JP3029080B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=27130023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234089A Expired - Fee Related JP3029080B2 (ja) | 1992-08-27 | 1993-08-26 | 電気コネクタ組立体 |
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| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0584937B1 (ja) |
| JP (1) | JP3029080B2 (ja) |
| DE (1) | DE69317177T2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6305984B1 (en) | 1999-06-15 | 2001-10-23 | Fujitsu Takamisawa Component Ltd. | Electrical connector |
| KR100360186B1 (ko) * | 1999-02-04 | 2002-11-08 | 몰렉스 인코포레이티드 | 차폐 전기 커넥터 |
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| JP2012532413A (ja) * | 2009-07-01 | 2012-12-13 | モレックス インコーポレイテド | 端子保持を有するコネクタ |
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|---|---|---|---|---|
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| US5865646A (en) * | 1997-03-07 | 1999-02-02 | Berg Technology, Inc. | Connector shield with integral latching and ground structure |
| US6554646B1 (en) * | 1998-12-14 | 2003-04-29 | Berg Electronics Group, Inc. | Electrical connector assembly |
| US5947769A (en) * | 1997-06-03 | 1999-09-07 | Molex Incorporated | Shielded electrical connector |
| EP0924806B1 (en) * | 1997-12-17 | 2004-04-07 | Fci | Connectors with floating terminals and a terminal for such a connector |
| US6439931B1 (en) * | 1998-05-13 | 2002-08-27 | Molex Incorporated | Method and structure for tuning the impedance of electrical terminals |
| JP3425541B2 (ja) * | 1999-08-23 | 2003-07-14 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | シールドコネクタ |
| US6537084B2 (en) | 1999-09-30 | 2003-03-25 | Berg Technology, Inc. | Electrical connector with electrical shield having latch and mounting arms |
| CN201752040U (zh) * | 2010-05-25 | 2011-02-23 | 中兴通讯股份有限公司 | 一种usb连接器 |
| DE102011075209A1 (de) * | 2011-05-04 | 2012-11-08 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Kontaktanordnung |
| US10886668B1 (en) | 2019-10-07 | 2021-01-05 | Aptiv Technologies Limited | Coaxial cable connector assembly |
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|---|---|---|---|---|
| US4842555A (en) * | 1988-06-03 | 1989-06-27 | Amp Incorporated | Circular DIN receptacle cover for latching plug |
| JPH0716312Y2 (ja) * | 1989-02-28 | 1995-04-12 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
| JPH02150682U (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-27 |
-
1993
- 1993-07-22 EP EP93305756A patent/EP0584937B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-22 DE DE69317177T patent/DE69317177T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-26 JP JP5234089A patent/JP3029080B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2011204526A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Mitsumi Electric Co Ltd | コネクタシェル |
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|---|---|
| DE69317177T2 (de) | 1998-06-25 |
| EP0584937A3 (en) | 1994-07-13 |
| EP0584937A2 (en) | 1994-03-02 |
| DE69317177D1 (de) | 1998-04-09 |
| EP0584937B1 (en) | 1998-03-04 |
| JP3029080B2 (ja) | 2000-04-04 |
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