JPH06195799A - 文字入力予約録画方法及び装置 - Google Patents

文字入力予約録画方法及び装置

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JPH06195799A
JPH06195799A JP5161693A JP16169393A JPH06195799A JP H06195799 A JPH06195799 A JP H06195799A JP 5161693 A JP5161693 A JP 5161693A JP 16169393 A JP16169393 A JP 16169393A JP H06195799 A JPH06195799 A JP H06195799A
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JP
Japan
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data
schedule data
program
broadcast program
character input
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JP5161693A
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Inventor
Hak-Sung Kim
學 成 金
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/08Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
    • H04N7/087Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the vertical blanking interval only
    • H04N7/088Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the vertical blanking interval only the inserted signal being digital
    • H04N7/0887Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the vertical blanking interval only the inserted signal being digital for the transmission of programme or channel identifying signals

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予約した番組の表題を入力して録画予約の設
定を可能にすることにより、予約操作を簡単にした文字
入力録画方法及び装置を提供することを目的とする。 【構成】 録画予約番組を特定する表題を入力するデー
タ入力部10と、チューニング回路を通して受信される
放送信号から放送番組スケジュールデータを分離して記
憶するデータ分離器30、データ検出器40、ラッチ部
50と、データ入力部10より入力される表題をコード
化した後、ラッチ部50に記憶されたコードと比較し、
一致するときに該当する放送番組スケジュールデータを
記憶するマイコン60と、予約プログラムメモリ80に
記憶された放送番組スケジュールデータに基づいて該当
する番組を受信して録画する録画再生部101とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばVCR(Video C
assette Recorder) 等のように、放送されるプログラム
(番組)を予約録画できる装置に関し、特に、予約しよ
うとする番組の表題を直接入力して、その番組を予約録
画できる文字入力予約録画方法及びその装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、VCRなどの如く、放送番組の
予約録画ができる機器における予約録画は下記のように
して行われる。
【0003】まず、ユーザが予約録画をしようとする放
送番組に関する情報を入力した後、そのVCRの電源を
オフさせておく。VCRは、その予約された予約録画開
始時間と現在時間とを常に比較し、予約録画時間と現在
時間とが一致すると、そのVCRの電源をオンにした
後、予約された放送番組の録画を開始する。そして、こ
の予約された番組の録画中に、予約終了時間になったか
を判断し、終了時刻となると録画を終了した後、VCR
の電源をオフさせる。この際、このVCRに別のチュー
ナが設けられていて、TVを通して他の放送番組の視聴
中であっても、前述の予約時間になると録画予約された
番組の録画が開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来は、録画
予約を行うために、予約したい番組に関する多くの情報
を入力しなければならなかった。つまり、放送番組表が
記載されているデータ(新聞又は情報誌)を通して、そ
の番組を放送する放送局のチャンネルと番組の開始時間
(年、月、日、時、分)及び終了時間と繰り返しモード
(NORMAL(通常),DAILY (毎日),WEEKLY(月曜日か
ら金曜日まで))とVCRの速度モード(録画時間:S
P,LP,SLP )等を設定しなければならなかった。
【0005】このような番組に対する情報の入力過程は
極めて複雑であり、チャンネル、日付、開始時間、終了
時間などは数字等で入力しなければならず、ユーザに多
くの不便を与えていた。このような不便を解消するため
に、最近は予約録画を簡単にするためにコードを利用す
る方法などが開発されている。
【0006】特開平1−168173号の“予約録画方
式”には、予約しようとする番組情報を1つのコードと
して形成し、その番組を録画予約する方式が開示されて
いる。しかし、このような方式においては、各放送局よ
り放送される全ての番組をコード化しなければならない
ため、ユーザが入力しなければならない数字の桁数が多
くなり、操作が面倒であるという問題があった。又、ス
ポーツ中継の延長等で、放送時間が変更されたときの対
応が不可能であり、毎日或いは毎週の録画設定が可能で
あるが、シリーズ物(例えば月火ドラマ、水木ドラマ、
土日ドラマ…など)に対応した時間を設定して連続して
録画を行うことができなかった。
【0007】さらに、予約された番組を確認する際、そ
の予約している番組の表題を確かめることができないた
め、その予約されている内容がユーザの希望する番組で
あるかどうかが判別できないという問題点があった。
【0008】特開平3−88159号の“番組予約シス
テム”によれば、CDROMなどの番組を記録した記録
媒体を利用して、ジャンルキーコードにより番組記憶媒
体に記録されたデータベースを検索して、ユーザが録画
したい番組の表題及び予約モードを指定すると、その番
組の予約モードと、チャンネル、番組の開始時間、終了
時間、記録開始日を含む予約設定データを生成し、生成
されたデータが記録手段に伝送されて番組の予約設定を
行う技術が開始されている。このような方式では、CD
ROMの内容を検索するための装置を必要とすることは
もちろんのこと、上記装置を操作しなければならない煩
わしさがあった。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、予約した番組の表題を入力して録画予約の設定を可
能にすることにより、予約操作を簡単にした文字入力録
画方法及び装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の文字入力録画予約方法は以下の様な構成を備
える。即ち、録画予約番組を特定する表題を入力する入
力工程と、入力された前記表題をコード化した後、受信
される放送プログラムスケジュールデータに含まれる表
題に対応するデータと、コード化された表題とを検出し
て比較する比較工程と、前記比較工程において一致する
場合には、該当する放送プログラムスケジュールデータ
を記憶する工程と、記憶された放送番組スケジュールデ
ータに基づいて該当する番組を録画する工程とを有す
る。
【0011】上記目的を達成するために本発明の文字入
力録画予約装置は以下の様な構成を備える。即ち、録画
予約番組を特定する表題を入力するデータ入力手段と、
チューニング手段を通して受信される放送信号から放送
番組スケジュールデータを分離して記憶するスケジュー
ルデータ処理手段と、前記データ入力手段より入力され
る表題をコード化した後、前記スケジュールデータ処理
手段に記憶されたコードと比較し、一致するときに該当
する放送番組スケジュールデータを記憶する制御手段
と、前記制御手段に記憶された放送番組スケジュールデ
ータに基づいて、該当する番組を受信して録画する録画
制御手段とを備える。
【0012】
【作用】以上の構成において、録画予約番組を特定する
表題を入力すると、その入力された表題をコード化した
後、受信される放送プログラムスケジュールデータに含
まれる表題に対応するデータと、コード化された表題と
を検出して比較する。この結果、一致する場合には、該
当する放送プログラムスケジュールデータを記憶し、そ
の記憶された放送番組スケジュールデータに基づいて該
当する番組を録画するように動作する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0014】図1は本実施例の文字入力録画予約装置の
概略構成を示すブロック図である。図1において、録画
予約設定時、番組の表題を入力するデータ入力部10
と、チューニング部20を通して受信される放送信号か
ら放送番組(プログラム)スケジュールデータとを分離
したのち、データ別に一時的に蓄えるスケジュールデー
タ処理手段と、上記データ入力部10を通して入力され
る表題をコード化した後、スケジュールデータ処理手段
に蓄えられているコードと比較し、一致すると該当する
放送番組スケジュールデータを蓄える制御手段と、上記
制御手段に蓄えられた放送番組スケジュールデータと、
スケジュールデータ処理手段で処理される放送番組スケ
ジュールデータとを比較して、該当する番組が受信され
る時間であると判断すると録画制御信号を出力して、そ
の番組を録画する録画制御手段とを備えている。この録
画制御手段は、映像信号の録画及び再生を行う録画再生
部101を有している。
【0015】上記構成において、上記スケジュールデー
タ処理手段は、チューニング部20を通して受信される
放送信号から放送番組スケジュールデータを分離するデ
ータ分離器30と、上記データ分離器30から分離され
た放送番組スケジュールデータを録画予約情報データ別
に認識するデータ検出器40と、上記データ検出器40
から認識された情報により放送番組スケジュールデータ
を一時的に蓄えるラッチ部50とを有している。
【0016】また上記制御手段は、データ入力部10を
通して入力された番組の表題をコード化して出力するマ
イコン60と、上記マイコン60でコード化された番組
の表題と、上記ラッチ部50に一時的に蓄えられた番組
の表題データとを比較する比較器70と、上記比較器7
0における比較の結果、番組の表題が一致すると該当ラ
ッチ部50の放送番組スケジュールデータをマイコン6
0を通して入力して蓄える予約番組メモリ80とを備え
ている。
【0017】更に、上記録画制御手段は、上記スケジュ
ールデータ処理手段のラッチ部50と、制御手段のマイ
コン60から出力される放送番組スケジュールデータと
を比較し、一致すると録画を開始するための録画制御信
号を出力する比較器90とを備えている。ここで、上記
スケジュールデータ処理手段のラッチ部50を通して入
力される放送番組スケジュールデータは、デコーダ10
0によりデコードされて比較器90に出力される。尚、
このマイコン60は時間を計時するタイマを有し、この
タイマよりの信号に基づいて現在時間の計時及び録画時
間の計時等を行うことができる。
【0018】一方、チューニング部10を通して受信さ
れる映像信号は、ディスプレイ制御部110を通してデ
ィスプレイに出力される。また、制御手段のマイコン6
0から出力される放送番組スケジュールデータは、OS
D(On Screen Display) を行うために上記ディスプレイ
制御部110に入力される。上記のごとき構成を有する
装置の動作を以下に説明する。
【0019】ユーザは、録画予約を行うためにデータ入
力部10を利用して番組の表題を入力する。この際、ユ
ーザは録画予約を行うための番組の表題全体を入力する
こともでき、一部を入力することもできるが、一部だけ
を入力するのがより簡便で便利であろう。しかし、表題
の一部だけを入力する場合は、放送局の番組スケジュー
ルを判読できる新聞又は雑誌などの番組表において、予
約番組入力のとき必要な単語又は表題の一部(文字列)
を、例えば太いゴシック体などで表記するのが好まし
い。
【0020】ユーザがデータ入力部10より標題を入力
する時には、TV又はリモコン、VCR自体のOSD機
能を利用する。この場合には、マイコン60でディスプ
レイ制御部110を通して、アルファベット又はハング
ル(韓国文字)の子音及び母音を所定順に画面上に表示
し、カーソルを用いて所望の文字を選択する。即ち、画
面上の文字の基本構成単位(アルファベット又はハング
ルの子音,母音)中、少なくとも1つの文字の基本構成
単位を表示し、所望の基本構成単位を選択して組合せて
文字を構成するようにする。また、画面上で入力される
文字は、少なくとも1つ以上の完成文字、又は単語を表
示し、所望の文字又は単語が選択される。
【0021】もし、リモコン上に文字の基本構成単位を
有する文字盤を別に設ける場合には、その文字盤を用い
て、直接表題を入力することができる。即ち、リモコン
の文字盤を使用する場合には、リモコンにアルファベッ
ト、又はハングル文字の子音及び母音キーを割当て、こ
れら文字を使用してデータを入力する。このような予約
番組のためのスケジュールデータは、映像信号のない垂
直帰線消去期間(垂直ブランキング期間)中に放送局か
ら送出するようになる。
【0022】データ入力部10を通して入力される予約
番組の表題は、マイコン60で所定の変換過程を経てコ
ード化される。この際、入力される文字データをコード
化する方法の一例を図9に示す。尚、図9では、各コー
ドを16進数で示しているが2進数でも良く、また、図
9のハングル文字だけでなく、英文のアルファベット文
字等を用いても、同様にしてコード化できる。
【0023】次に図9を参照して、例えば番組名が“ク
イズアカデミー”の番組を予約する場合を説明する。
【0024】新聞又はガイドブック等に記載されている
テレビジョン放送の番組表示は、既存の他の番組名と比
較して、その番組名の特定部分を他の字体で表記されて
いるものとする。即ち、“クイズアカデミー”といった
名前の番組では“クイズ”が太字体で表記されているも
のとする。尚、英文の場合にも同様であるが、英文の場
合には予約に要する特定部分のみを大文字又は筆記体で
表記することにより、上述の例と同様にできる。
【0025】ユーザは、このような表示状態に基づい
て、OSD又はリモコンを利用して“クイズ”に相当す
る文字列を入力する。即ち、図9の場合では、文字91
→文字92→文字93→文字94→文字95の順に、文
字列「クイズ」に相当する文字を順次指定してデータを
入力する。こうして入力された文字列は、マイコン60
により、図9に基づいてコード化され、“0A 16
19 08 18”に変換される。尚、“クイズアカデ
ミー”の表題全体は、同様にしてコード列“0A16
19 08 18 07 10 0A 10 02 0
4 19”で表される。
【0026】このようにコードに変換された番組名は、
マイコン60内の記憶部に一時的に記憶される。一方、
チューニング部20を通して受信された放送信号など
は、データ分離器30とディスプレイ制御部110に入
力される。
【0027】データ分離器30は、放送信号から垂直帰
線消去期間に入力される放送番組スケジュールデータの
みを分離して出力する。放送番組スケジュールデータ
は、図3に示すように、文字ヘッダと放送スケジュール
データとを含んでいる。
【0028】放送スケジュールデータは、図4のごと
く、放送スケジュール認識データと、文字ヘッダ、デー
タパケット、更新用番組データのサブデータパケットと
を含んでいる。
【0029】データパケットは、図5(A)に示すごと
く、データパケット認識データと放送番組の全体表題デ
ータと、予約番組認識データと、開始時間データと終了
時間データ、及び番組が放送されるチャンネルデータと
放送日付データとを含んでいる。
【0030】サブデータパケットは連続録画に必要な資
料であって、図5(B)に示すように、サブデータパケ
ット認識データと、予約番組の更新時に必要な次の放送
の開始時間データと終了時間データと放送日付データと
を含んでいる。
【0031】このような放送番組スケジュールデータ
は、放送局と受信側間に予め約束された情報であって、
放送局から放送番組スケジュールデータを続けて送出さ
れる。この際、一画面には60個の垂直帰線消去期間が
あるが、この垂直帰線期間中、所定(本実施例では3つ
の垂直帰線期間)の垂直帰線消去期間には、現在放送中
の番組に対する放送番組スケジュールデータを出力し、
放送番組全体の番組スケジュールデータは、上記所定の
垂直帰線消去期間以外の期間(60−3=57個の垂直
帰線消去期間)に送出される。
【0032】ここで、放送スケジュール認識データは、
夫々のスケジュールを区切ることのできる認識コードで
あり、文字ヘッダは予約番組の入力時に使用される番組
の表題であって、他の番組の表題とは区別される文字で
構成されるコードである。このコードは、新聞又はガイ
ドブックなどの番組ガイド欄に、例えば太ゴシック体等
で表示された文字に対応しており、これは放送局から提
供されるもので、他の番組の名称と重複していないこと
はもちろんである。このようなデータがデータ分離器3
0により夫々分離され、データ検出器40から放送スケ
ジュール認識データ、表題認識データ、予約番組認識デ
ータ、サブパケット認識データが検出されると、データ
検出器40はデータの有無に対応する制御信号をラッチ
部50に伝送する。ラッチ部50は、データ分離器30
から分離されたデータをラッチ部50内の夫々のラッチ
回路にラッチする。
【0033】図1における構成は、データ分離器30と
データ検出器40とを個別にして述べたが、入力された
データが分離され該当データの入力可否を判断するデー
タ分離器30及びデータ検出器40を1つの構成として
データを処理することもできる。つまり、本実施例にお
いて用いられるデータ検出器40とラッチ部50の構成
は、図2に示すごとく構成できる。
【0034】データ分離器30から分離されたデータは
順次、データ検出器40内の夫々の検出部41〜44に
入力され、これら検出部のそれぞれより、対応するデー
タが検出されたかどうかが信号として出力される。この
データの有無を示す信号により、データ分離器30より
ラッチ部50に出力されている出力信号が夫々のラッチ
回路51〜54にラッチされる。こうしてラッチされた
データの内、文字データに該当するデータが、データ入
力部10を通して入力され、マイコン60を経てコード
化されたデータと、比較器70において比較される。
【0035】ここで、制御手段のマイコン60から比較
器70に出力されるデータは、ユーザが録画予約しよう
とする放送番組に関するデータである。比較器70にお
ける比較の結果、両データが一致する場合、比較器70
からの出力によりラッチ部50にラッチされたデータが
順次、マイコン60を介して予約番組メモリ80に伝送
される。この際、予約番組メモリ80に伝送されるデー
タは、文字ヘッダを除く残りのデータである。
【0036】このように伝送されて、マイコン60で予
約番組メモリ80に蓄えられている放送開始時間が現在
時間に近くなった時(つまり、放送開始時間が現在時間
に近づいたとき)には、予約番組用メモリ80に蓄えら
れている録画予約データが比較器90に出力される。こ
の録画予約データは、デコーダ100でデコードされた
データと比較器90で比較される。この比較の結果、両
データが一致する場合(録画時間に到達した時)は、比
較器90から録画制御信号を出力して録画を開始するよ
うにする。これ以後、放送信号源から検出される文字ヘ
ッダが一致しないか、録画終了に対するデータを検出す
ると、その録画動作が停止される。
【0037】しかし、放送番組の受信状態が良好でない
ため、データが検出されないときは録画すべき時間を計
算し、その計算された時間だけ録画を行う。つまり、終
了時間から開始時間を差し引いた時間値を求め、その時
間だけ録画を行う。
【0038】こうして録画が終了すると、マイコン60
は更新用番組データのサブデータパケットから各データ
を分離して、開始時間、終了時間、放送日付を、現在録
画が済んだ予約番組の開始時間、終了時間、放送日付の
それぞれを更新する。
【0039】こうして各時間及び日付を更新した後、録
画の済んだ予約番組の文字ヘッダ値と放送信号源にのせ
られた文字ヘッダとを比較し、同一の文字ヘッダを検出
した時は、サブデータパケットのデータを、録画の済ん
だ予約番組のサブデータパケットのデータとして更新す
る。
【0040】従って、連続録画の場合にも自動的に録画
予約データが更新される。さらに、この実施例では、比
較器70,90を個別の構成要素として分離して図示し
ているが、これらはマイコンの機能としても区別でき、
またマイコンとの役割を手分けするために、1つの比較
器によっても十分実現できる。
【0041】次に、このような装置で用いられる本実施
例における文字入力による録画予約方法について述べ
る。
【0042】図6に示すごとく、ユーザはリモコン又は
本体に付されたキーなどを利用してキー入力を開始する
(ステップ110)。データ入力部10より入力された
データは、通常の機能を利用するためのデータである
か、又は録画予約モード設定のためのデータであるのか
を判断する(ステップ120)。入力されたデータが一
般の機能(例えば、録画された情報の再生及び番組の録
画など)を行うためのデータの場合は、ディスプレイ制
御部110または図示しないサーボ制御部などを駆動さ
せて、モニタやデッキ部を駆動させ、該当する入力デー
タに応じた機能を実施する(ステップ130)。
【0043】一方、ステップ120で、入力データが録
画予約モードを設定するデータの場合にはステップ14
0に進み、オンスクリーンディスプレイ機能を利用して
予約過程をより容易にするために、OSD機能をもつデ
ィスプレイ制御部110を駆動させ、画面上のデータを
用いて入力できるように画面を制御して必要な情報を画
面に表示する。ここでは、画面上に「録画予約に対する
情報を入力せよ」との指示が表示され、一定期間キー入
力を待って待機する(ステップ150)。
【0044】キー入力があるとステップ170に進み、
キー入力されたデータをユーザの利便又は確認のため
に、OSD機能を利用して画面に表示する。もし、キー
入力なしに事前に設定されている画面持続時間(例、予
約モードを判断し、予約モードであることを画面にディ
スプレイ(ステップ140)したのち一定期間)が経過
した場合には、それ以上にはデータ入力がないものと判
断し(ステップ160)、OSD画面を取り消して元の
状態に復帰する。この画面の持続時間内に、キーデータ
が入力されるとステップ150に進み、その入力された
データを判断した後ステップ170に進む。
【0045】ステップ170では、ステップ150で入
力されたデータを表示する。更に、表示された録画予約
データを蓄えるべきか否かを問う(ステップ180)。
もちろん、本実施例においては、ユーザにより入力され
たデータと放送信号源から伝送されたデータとを比較
し、一致する場合には蓄えるかどうかを問わず、直に蓄
えるようにもできる。入力されたデータを蓄える場合は
ステップ210に進み、データをマイコン60のメモリ
に蓄えることもでき、別のメモリを設けて予約データを
蓄えることもできる。こうしてデータを蓄えた後、元の
状態に戻る。
【0046】しかし、入力された予約設定データを取り
消そうとする場合には、ステップ180からステップ1
90に進み、該当するデータの予約設定が取り消された
ことを画面上に表示し、一定時間が経過すると、画面上
に表示されているOSD情報を消して(ステップ20
0)元の状態に戻る。
【0047】このような番組予約の設定におけるステッ
プ210の処理を、図7を参照してより詳しく述べる。
【0048】ユーザのキー入力がリモコンとか本体に付
されているキーなどを使用して入力されると、マイコン
では該当するキー入力が録画予約と関連されたものであ
るかを判断する(ステップ410)。もし、キー入力が
録画予約に対するものでない場合には、該当キーと関連
する機能を実施する(ステップ405)。
【0049】入力キーが録画予約に関する場合はステッ
プ420に進み、予約モードの状態に入り、画面にOS
D機能を利用するか、リモコンを利用して録画予約すべ
き番組表題の特徴部を入力し、該当する表題(キーデー
タ)を蓄える。このようにキーデータを蓄えたのち、ス
テップ430で放送番組スケジュールが入力されたどう
かを判断する。
【0050】放送スケジュールが入力されない場合に
は、続けて入力の有無をチェックし、放送スケジュール
が入力されるとステップ440に進む。ステップ440
では、放送スケジュール認識データが入力された場合に
は、ユーザが入力したキーデータと比較される放送スケ
ジュールデータが検出されたかを判断する。即ち、放送
スケジュール認識データが検出されると、ユーザが入力
したキーデータと比較するために、これをまず文字ヘッ
ダに蓄える(ステップ450)。そしてステップ460
において、文字ヘッダに蓄えているデータと、ユーザの
入力したキーデータとを比較する。この比較の結果、相
違する場合には該当バッファのデータを消去した後(ス
テップ455)、ステップ440に戻り、放送スケジュ
ールデータを検出するために、ステップ440ないしス
テップ460を繰り返す。
【0051】ステップ460の比較の結果、両データが
互いに同一の場合にはステップ470に進み、認識され
る各データ、つまり放送番組の表題全体(例、クイズア
カデミー)、番組の開始時間、終了時間、チャンネル、
日付、文字ヘッダコード、更新開始時間、終了時間、日
付、更新用文字ヘッドコードなどをメモリに蓄える。こ
うしてステップ480で録画予約設定を終了する。
【0052】このように、メモリに蓄えられている録画
予約を行う過程を、図8のフローチャートを参照して説
明する。
【0053】放送開始時間と現在時間とが近い時(つま
り、放送時間が現在時間に近づいたとき)には、放送信
号源から伝送されてくる信号を同調し(ステップ51
0)、データ検出器40により文字ヘッダが検出された
かを判断する(ステップ520)。文字ヘッダが検出さ
れるとステップ530に進み、メモリに記憶されている
文字ヘッダと、その検出された文字ヘッダとを比較す
る。この比較結果、互いに不一致の場合にはステップ5
30に戻り、上記ステップを繰り返すが、一致するとス
テップ540に進み、録画再生部101による録画を開
始する。
【0054】録画においても引き続き文字ヘッダの検出
可否をチェックし(ステップ550)、文字ヘッダが検
出されると、該当ラベルが終り表示検出であるかを判断
する(ステップ570)、終表示の場合はステップ58
0に進み、録画を停止する。一方、終表示でない場合に
は再びステップ550に戻り、引き続き録画記録すると
ともに、文字ヘッダの検出有無を判断する。
【0055】文字ヘッダ検出ステップで、文字ヘッダが
検出されない場合(例、放送受信状態が劣るとき)に
は、すでにメモリに記憶されている録画予約データにお
ける番組の開始時間と終了時間を表わす長さと記録長デ
ータとを比較し(ステップ565)、現在までの録画時
間が記録長データより短い時には録画を続行し、文字ヘ
ッダ検出有無を判断するステップ550に戻る。また、
録画時間が記録長データより長いときはステップ580
に進み、その録画を停止する。
【0056】録画の停止後、メモリに蓄えられているデ
ータのサブデータパケットにデータが存在する場合は、
連続録画すべき番組の存在中を表わすため、予約データ
を更新する(ステップ590,600)。つまり、サブ
データパケットで開始時間、終了時間、放送日付及び文
字ヘッドコードに更新させる。
【0057】このように、録画を終えた予約番組を更新
させたのちに、録画を終えた予約番組の文字ヘッダ値と
放送信号源に載置された文字ヘッダとを比較し、同一の
文字ヘッダを検出したとき、サブデータパケットデータ
を録画を終えた予約番組のサブデータパケットデータの
あった位置に更新させ(ステップ610)、録画予約実
行過程を終了する(ステップ620)。
【0058】以上説明したように本実施例によれば、番
組名の表題全体を入力せずに、その表題の一部だけを入
力し、番組予約を行うことができる。
【0059】また、番組予約データには、放送番組の表
題を示すデータが含まれているため、録画予約された番
組名をOSD機能を利用して画面上で確かめられる。
【0060】また、放送時間が変更された場合でも、オ
ペレータの介在なしに、その番組を録画予約できる効果
がある。
【0061】尚、本発明は上述の実施例に限定されるも
のでなく、例えば放送番組スケジュールデータの順序等
はこれに限定されるものではない。
【0062】上述において、より具体的な実施例につい
て述べたが、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々
の変形が実施できることは明らかである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
約した番組の表題を入力して録画予約の設定を可能にす
ることにより、予約操作を簡単にできる効果がある。
【0064】又、放送番組の時間が変更された場合で
も、オペレータの介在無しに適正に予約録画できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の文字入力録画予約装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】図1におけるデータ検出器とラッチ部の詳細を
示すブロック図である。
【図3】本実施例における放送番組スケジュールデータ
のデータフォーマットを示す図である。
【図4】図3における放送スケジュールデータのデータ
フォーマットを示す図である。
【図5】図4におけるデータフォーマットを示す図で、
(A)はデータパケットのデータフォーマットを、
(B)はサブデータパケットのデータフォーマットを示
している。
【図6】本実施例における文字入力録画予約方法を示す
フローチャートである。
【図7】本実施例における文字入力録画予約方法を示す
フローチャートである。
【図8】本実施例における録画予約処理を示すフローチ
ャートである。
【図9】番組予約のための入力文字とコードとの対応を
示す図である。
【符号の説明】
10 データ入力部 20 チューニング部 30 データ分離器 40 データ検出器 50 ラッチ部 60 マイコン 70,90 比較器 80 予約プログラム(番組)メモリ 90 比較器 100 デコーダ 110 ディスプレイ制御部

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 録画予約番組を特定する表題を入力する
    入力工程と、 入力された前記表題をコード化した後、受信される放送
    プログラムスケジュールデータに含まれる表題に対応す
    るデータと、コード化された表題とを検出して比較する
    比較工程と、 前記比較工程において一致する場合には、該当する放送
    プログラムスケジュールデータを記憶する工程と、 記憶された放送番組スケジュールデータに基づいて該当
    する番組を録画する工程と、 を有することを特徴とする文字入力予約録画方法。
  2. 【請求項2】 前記入力工程は、番組名を表す表題全体
    を入力することを特徴とする請求項1に記載の文字入力
    予約録画方法。
  3. 【請求項3】 前記入力工程は番組名を表す表題の一部
    を入力することを特徴とする請求項1に記載の文字入力
    予約録画方法。
  4. 【請求項4】 前記放送プログラムスケジュールデータ
    は、少なくも文字ヘッダデータと、放送番組の表題デー
    タと、番組予約データと、更新用番組データを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の文字入力予約録画方
    法。
  5. 【請求項5】 前記放送番組スケジュールデータは放送
    局から送出されることを特徴とする請求項1に記載の文
    字入力予約録画方法。
  6. 【請求項6】 前記放送番組スケジュールデータは、テ
    レビ信号の垂直帰線消去期間中に放送局より送出される
    ことを特徴とする請求項5に記載の文字入力予約録画方
    法。
  7. 【請求項7】 放送局は、所定垂直帰線消去期間に現在
    放送中の番組に対する放送番組スケジュールデータを送
    出し、全放送番組スケジュールデータは前記所定の垂直
    帰線消去期間以外の期間に送出されることを特徴とする
    請求項6に記載の文字入力予約録画方法。
  8. 【請求項8】 前記放送番組スケジュールデータは、1
    画面の送出される期間を周期として繰り返し送出される
    ことを特徴とする請求項5又は7に記載の文字入力予約
    録画方法。
  9. 【請求項9】 録画予約番組を特定する表題を入力する
    データ入力手段と、 チューニング手段を通して受信される放送信号から放送
    番組スケジュールデータを分離して記憶するスケジュー
    ルデータ処理手段と、 前記データ入力手段より入力される表題をコード化した
    後、前記スケジュールデータ処理手段に記憶されたコー
    ドと比較し、一致するときに該当する放送番組スケジュ
    ールデータを記憶する制御手段と、 前記制御手段に記憶された放送番組スケジュールデータ
    に基づいて、該当する番組を受信して録画する録画制御
    手段と、 を備えることを特徴とする文字入力予約録画装置。
  10. 【請求項10】 前記データ入力手段より入力される表
    題は、番組の名称を表す全文字列であることを特徴とす
    る請求項9に記載の文字入力予約録画装置。
  11. 【請求項11】 前記データ入力手段より入力される表
    題は、番組の名称の一部であることを特徴とする請求項
    9に記載の文字入力予約録画方法。
  12. 【請求項12】 前記放送番組スケジュールデータは、
    少なくとも文字ヘッダデータと、放送番組の表題データ
    と、予約番組データと、更新用番組データとを含むこと
    を特徴とする請求項9に記載の文字入力予約録画装置。
  13. 【請求項13】 前記番組スケジュールデータは放送局
    から送出されることを特徴とする請求項9に記載の文字
    入力予約録画装置。
  14. 【請求項14】 前記放送番組スケジュールデータは、
    テレビ信号の垂直帰線消去期間中に放送局から送出され
    ることを特徴とする請求項13に記載の文字入力予約録
    画装置。
  15. 【請求項15】 放送局は、前記所定垂直帰線消去期間
    に現在放送中の番組に対する放送番組スケジュールデー
    タを送出し、全体放送番組スケジュールデータは前記所
    定の垂直帰線消去期間以外の期間に送出されることを特
    徴とする請求項14に記載の文字入力予約録画装置。
  16. 【請求項16】 前記放送番組スケジュールデータは、
    1画面の送出される期間を周期として繰り返し送出され
    ることを特徴とする請求項14又は15に記載の文字入
    力予約録画装置。
  17. 【請求項17】 前記スケジュールデータ処理手段は、
    チューニング手段を通して受信される放送信号から放送
    番組スケジュールデータを分離するデータ分離器と、前
    記データ分離器により分離された放送番組スケジュール
    データを予約録画情報データ別に認識するデータ検出器
    と、前記データ検出器により認識された情報により、放
    送番組スケジュールデータを一時的に蓄えるラッチ部と
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の文字入力予
    約録画装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、データ入力手段より
    入力された表題をコード化して出力するコード化手段
    と、前記コード化手段でコード化された表題と、前記ラ
    ッチ部にラッチされた表題データとを比較する比較器
    と、前記比較器における比較の結果、これら表題同士が
    一致すると前記放送番組スケジュールデータを記憶する
    予約番組メモリとを備えることを特徴とする請求項9に
    記載の文字入力予約録画装置。
  19. 【請求項19】 前記録画制御手段は、前記スケジュー
    ルデータ処理手段と、前記制御手段から出力される放送
    番組スケジュールデータとを比較し、一致すると録画を
    開始するようにする録画制御信号を出力する比較器とを
    有することを特徴とする請求項9に記載の文字入力予約
    録画装置。
  20. 【請求項20】 前記スケジュールデータ処理手段を通
    して入力される放送番組スケジュールデータをデコーデ
    ィングして前記比較器に出力するデコーダ手段を更に有
    することを特徴とする請求項19に記載の文字入力予約
    録画装置。
  21. 【請求項21】 前記チューニング手段より受信される
    映像信号と、前記制御手段から出力される放送番組スケ
    ジュールデータを表示する表示制御手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の文字入力予約録画装
    置。
  22. 【請求項22】 前記制御手段から出力される放送番組
    スケジュールデータはユーザが録画予約しようとする放
    送番組に関するデータであることを特徴とする請求項2
    1に記載の文字入力予約録画装置。
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