JPH0619541Y2 - 水砕吹製水中の毛状スラグ分級装置 - Google Patents

水砕吹製水中の毛状スラグ分級装置

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JPH0619541Y2
JPH0619541Y2 JP19730387U JP19730387U JPH0619541Y2 JP H0619541 Y2 JPH0619541 Y2 JP H0619541Y2 JP 19730387 U JP19730387 U JP 19730387U JP 19730387 U JP19730387 U JP 19730387U JP H0619541 Y2 JPH0619541 Y2 JP H0619541Y2
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screen
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JP19730387U
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JPH01102132U (ja
Inventor
富美男 柴岡
登 北田
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川崎製鉄株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高炉水砕スラグを製造する際の循環吹製水中
に含有される毛状スラグを分級する分級装置に関する。
〔従来の技術〕
高炉水砕スラグを製造する際の循環吹製水から浮遊スラ
グ(軽量スラグともいう)を回収する技術として、従
来、特開昭54−151589号、特開昭54−105
365号および特開昭55−15606号等が提案され
ている。循環吹製水中には毛状スラグや発泡スラグそし
て微細スラグが浮遊しており、これ等をスクリーンによ
り濾過し浮遊スラグを回収している。濾過水は循環使用
され、回収されたスラグは水砕スラグと共に出荷される
か、または系外に搬出して処理される。循環吹製水の濾
過過程においては、スクリーン上に毛状スラグが捕集さ
れ、これがフィルターとなり、スクリーンの目開き以下
の微細スラグも同時に捕集される。循環吹製水中の浮遊
スラグの回収率を高くするためにスクリーンの目開きを
小さくすれば、それに比例して微細スラグも多く捕集さ
れる。
また浮遊スラグ中には毛状スラグや微細スラグの他、内
部に気泡を多く含む発泡スラグと称されるものがあり、
スクリーンによって毛状スラグや微細スラグと共に捕捉
されるが、この発泡スラグのみを分離するため別途、目
開きを大きくしたスクリーンを用いて捕捉を行なってい
る例もある。
浮遊スラグ中の発泡スラグの粒度構成は0.3〜5.3mmと広
がり、内部に気泡を多く含んでいるため水面に浮き易
い。
粒径の比較的大きなものは、目開きの大きなスクリーン
を設けることで除去できるが、微細スラグについては毛
状スラグとの混在状態が避けられない。従って、回収し
た浮遊スラグ(毛状スラグと微細スラグの混合物)はス
ラリーとして次工程に送られる場合と水分の多い浮遊ス
ラグの固まりとして次工程に送られる場合とがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
毛状スラグは断熱材等としての製品価値があるが、回収
した浮遊スラグには微細スラグが混入しているために分
離する必要がある。回収した浮遊スラグを乾燥し、振動
篩や回転篩によって毛状スラグを分級することは可能で
あるが、混在している微細スラグが非常に軽いため大気
中に飛散して循環を悪化させるので、これを防止する集
塵装置等の設置が必要となるという問題があった。
また、回収した浮遊スラグを乾燥せずに、水中において
振動篩や回転篩によって毛状スラグを分級すれば、環境
問題はなくなるが、スクリーン上において浮遊スラグが
滑り運動を行うのでスクリーンの摩耗が著しく、その
上、毛状スラグと微細スラグとの最適分級点は、スクリ
ーンの目開き寸法が0.2〜0.4mm程度のところであるた
め、スクリーンの線径が0.1〜0.4mmと細いこともあって
頻繁にスクリーンを取替えなければならないという問題
もあった。
さらに、乾燥した後に分級する前記例の場合には、浮遊
スラグの乾燥エネルギーを余分に必要とするという問題
があった。
本考案は上述の問題点を解決する、水砕吹製水中の毛状
スラグ分級装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
スクリーン上のスラグを、スクリーンの回転や振動およ
び振動に伴う水流によって攪拌するので、スラグの滑り
によるスクリーンの摩耗が生じるのであり、濾過水を逆
流させて、スラグをスクリーンから浮上させて攪拌すれ
ば、摩耗を防止することが可能であるという知見を得
た。
本考案はこの知見よりなされたものである。従って、本
考案は次の技術手段を採った。すなわち、 回転ドラムの円周面にスクリーンを周設し下部を濾過
水中に浸漬した回転篩と、 回転篩内に水砕吹製水を供給する配管と、 濾過水中からスクリーンの外面に水又は空気を噴射し
て回転篩内の吹製水を攪拌する攪拌用ノズルと、 回転篩の上部からスクリーン外面に水又は空気を噴射
してスクリーン内面に捕集された毛状スラグをスクリー
ンから剥離落下させる剥離用ノズルと、 落下した毛状スラグを回収シュートを介して回収し回
転篩内から搬出する搬出装置、 を備えた。
〔作用〕
循環吹製水処理装置によって回収された浮遊スラグを含
有したスラリーを、下部を濾過水槽の水中に浸漬させた
回転篩内に投入し、回転篩内の水位と、濾過水槽の水位
との水位差を利用した濾過を行なえば、常に回転篩のス
クリーン上に浮遊スラグの層を形成させることができ
る。この時、濾過水側からスクリーンに水や空気を吹付
ければ、スクリーン上のスラグをスクリーンから浮上さ
せて攪拌することができる。スクリーンの回転方向に一
定の間隔を開け、水中において水または空気を吹付け、
濾過、攪拌を繰返せば、スクリーンを摩耗させることな
く効率的に毛状スラグを分級することができる。水中に
おけるスクリーン上のスラグ層厚を安定させることによ
り効率のよい分級が可能となるが、供給するスラリーの
濃度や水量およびスクリーンの回転数に応じて層厚が変
動する。回転篩内の水位を検出し、その検出値と循環水
濃度に対応して予め設定した設定水位との偏差を零にす
るように、回転篩の回転数を制御すれば、スクリーン上
のスラグ層厚を安定させることができる。水位を検出す
る代わりに回転篩の駆動装置の負荷(例えば電流値等)
を検出して回転数を制御してもよい。
なお、スクリーン上の微細スラグは濾過水側からスクリ
ーンに吹付けられる水や空気によってスクリーンから浮
上し、吹付け箇所以外のスクリーンの網目を通過して濾
過水槽へ流出するので、スクリーン上には毛状スラグの
みが堆積され毛状スラグのみを回収することができる。
〔実施例〕
第1図および第2図に本考案の一実施例を示す。浮遊ス
ラグを含有したスラリー15は、スラリー配管5によっ
て回転篩1に投入され、濾過水中に設けた3本の攪拌用
ノズル13から噴射される水又は空気によって攪拌され
ながらスクリーン2で濾過される。スクリーン2上に捕
集された毛状スラグは剥離用ノズル12から噴射される
水又は空気によってスクリーン2から剥離して落下し、
回収シュート3を介してベルトコンベヤ4により搬出さ
れる。回転篩1は支持ローラ6によって支えられ、駆動
用モータ8および駆動用ギヤー7によって回転する。回
転篩1の水位はレべル計11により検出され、制御器9
に入力される。制御器9は回転篩1内の水位(濾過水槽
10との水位差)が一定になるように駆動用モータ8の
回転数を制御する。濾過水槽10内にはスクリーン2を
通過した微細スラグが浮遊しているので、この濾過水を
ポンプ14で排出処理している。
〔考案の効果〕
本考案は次ぎのような優れた効果を奏する。
毛状スラグの分級を湿式で行うことが可能となるの
で、微細スラグが飛散して環境を悪化させるのを防止す
ることができる。
スラリーを攪拌してスラグをスクリーンから浮上させ
るのでスクリーンの摩耗を防止でき、かつ、毛状スラグ
のみを分級できる。
分級された毛状スラグだけを乾燥して出荷すればよ
く、微細スラグの乾燥エネルギーは不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の毛状スラグ分級装置の説
明図であり、第1図は側断面図、第2図は第1図のA−
A断面図である。 1……回転篩、2……スクリーン 3……回収シュート、4……ベルトコンベヤ 5……配管、6……支持ローラ 7……駆動用ギヤー、8……駆動用モータ 9……制御器、10……濾過水槽 11……レべル計、12……剥離用ノズル 13……攪拌用ノズル、14……ポンプ 15……スラリー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラムの円周面にスクリーンを周設し
    下部を濾過水中に浸漬した回転篩と、該回転篩内に水砕
    吹製水を供給する配管と、前記濾過水中から前記スクリ
    ーンの外面に水又は空気を噴射して該回転篩内の前記吹
    製水を攪拌する攪拌用ノズルと、該回転篩の上部から前
    記スクリーン外面に水又は空気を噴射して前記スクリー
    ン内面に捕集された毛状スラグを該スクリーンから剥離
    落下させる剥離用ノズルと、該落下した毛状スラグを回
    収シュートを介して回収し該回転篩内から搬出する搬出
    装置を備えたことを特徴とする水砕吹製水中の毛状スラ
    グ分級装置。
JP19730387U 1987-12-28 1987-12-28 水砕吹製水中の毛状スラグ分級装置 Expired - Lifetime JPH0619541Y2 (ja)

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JP19730387U JPH0619541Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 水砕吹製水中の毛状スラグ分級装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01102132U JPH01102132U (ja) 1989-07-10
JPH0619541Y2 true JPH0619541Y2 (ja) 1994-05-25

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JP19730387U Expired - Lifetime JPH0619541Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 水砕吹製水中の毛状スラグ分級装置

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