JPH061948B2 - 無効電力補償システム - Google Patents

無効電力補償システム

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JPH061948B2
JPH061948B2 JP60126235A JP12623585A JPH061948B2 JP H061948 B2 JPH061948 B2 JP H061948B2 JP 60126235 A JP60126235 A JP 60126235A JP 12623585 A JP12623585 A JP 12623585A JP H061948 B2 JPH061948 B2 JP H061948B2
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JP
Japan
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reactive power
capacitor
transformer
voltage
load
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JP60126235A
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JPS61288731A (ja
Inventor
勉 久保田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、進相無効電力を補償するコンデンサと、遅相
無効電力を補償するリアクトルと、遅相無効電力量を制
御する制御装置とを備え、負荷側に発生する無効電力を
補償する無効電力補償システムに関する。
〔従来の技術〕
第3図は負荷として製鋼アーク炉が使用されるこの種の
無効電力補償システムの従来例を示す(例えば、198
3年(昭和58年)10月に発行された富士時報(Vo
l.56)に掲載された論文『無効電力補償装置の制御
方式』(第652頁〜第666頁)参照)。この第3図
において、10は変圧器、2は無効電力Qを発生する
製鋼アーク炉の如き変動の大きな負荷、3は遅れ無効電
力Qを補償するリアクトル、4は遅れ無効電力量を制
御するサイリスタスイッチ(制御装置)、5は進み無効
電力Qを補償するコンデンサである。リアクトル3、
サイリスタスイッチ4およびコンデンサ5によって良く
知られているように無効電力補償装置が構成され、負荷
2に発生する無効電力Qが補償される。
第2図はかかるシステムにおける無効電力補償動作を説
明するための動作原理図である。
すなわち、負荷の無効電力Q(一般に、遅れ無効電力
と考える。)の時間的変化が同図(イ)の如く示されるも
のとすると、可変リアクトルのとる無効電力Q(遅
れ)は同図(ロ)の如く、Qが増大するときはQを減
少させ、Qが減少するときはQを増大させるように
する。つまり、同図(ハ)の如く、負荷の無効電力の如何
にかゝわらず、 Q+Q一定 となるようにQを制御することにより、系統の無効電
力Qを同図(ホ)の如く、 Q=Q+Q−Q一定 となるようにするものである、なお、Qはコンデンサ
5のとる無効電力(進み)であり、同図(ニ)に示す如く
一定である。このとき、系統の電圧変動ΔVは系統リア
クタンスをXとし単位量で表わすと、 ΔVQ・X一定 となって、電圧変動(いわゆるフリッカ現象)が抑制さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記の如きシステムにおいては、負荷の無効
電力またはその変動が零の場合は、 Q=0、またはQ=一定 となって、Qは最大となる。このとき、一般には、 Q=Q となってリアクトル3の電流は最大となり、これによっ
て損失(電圧の2乗に比例する)も最大となる。すなわ
ち、負荷が製鋼アーク炉2の如く、1回の溶解が終る毎
に溶鋼を取り出し、炉を補修した後次の原料スクラップ
を投入すべく、20〜30分程度の停止期間が1〜2時
間毎に生ずるような負荷において、この停止期間中に無
効電力補修装置のリアクトル3を最大出力にしてその損
失を大きくすることは、電力を無駄に消費し電力料金も
増大することから好ましくない。なお、その対策とし
て、しゃ断器を用いて開閉する方式が考えられるが、遮
断器の寿命や起動時に発生するコンデンサの突入電流に
よって系統電圧に擾乱が生じる等の問題がある。
従って、本発明は、このようなコンデンサの突入電流を
低減し得る婿電力補償システムを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明は、冒頭で述
べた種類の無効電力補償システムにおいて、 コンデンサの上位に降圧可能な変圧器を設け、 負荷側の無効電力またはその変動分が零になったときそ
のことを検出する検出手段を設け、 該検出手段によりそのことが検出されたときは変圧器の
二次側電圧を下げる、 ことを特徴とする。
〔作用〕
上記検出器により負荷の無効電力またはその変動が零に
なったことが検出されたときは、上記変圧器によって2
次側電圧を下げ、コンデンサに流れる電流を低減させ
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す概要図である。
なお、第1図において、第3図と同一部分には同一符号
が付されている。しかして、この実施例は負荷時タップ
切換変圧器の如く降圧可能な変圧器1、および無効電力
検出器6を設けた点が特徴である。なお、同図におい
て、7は電圧検出器、8は電流検出器、9はタップ切換
器駆動装置である。
すなわち、無効電力検出器6は電圧検出器7および電流
検出器8によって検出される電圧、電流値から負荷2の
無効電力Qを求め、この無効電力またはその変動が零
か否かを検出する。そして、これが零のときはその旨の
信号を送出するので、これによってタップ切換器駆動装
置9が動作し、変圧器1のタップ電圧を降下させる。こ
れにより、当然のことながらコンデンサ5に流れる電流
が低減され、これによってコンデンサ5による損失が低
減される。このとき、リアクトル3に流れる電流も低減
して、その損失も現象する。なお、変圧器1のタップ電
圧は、例えば1/2程度に低下できるようにしておき、コ
ンデンサ5を投入するとき、降圧変圧器1のタップ電圧
をこの最低タップ迄下げて投入するようにする。つま
り、コンデンサ起動時の投入電流1m(過渡最大値)
は、 で表わされる。ここに、Emは定常電圧、Zは回路イン
ピーダンス、Xは回路リアクタンス、Xはコンデン
サリアクタンス、ωは角周波数(=2πf)、αは係数
である。したがって、定常電圧Emを降圧変圧器1の最
低タップで投入することにより、コンデンサの投入電流
を比例的に低減させることができ、これによって系統の
電圧降下を減少させることが可能となる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、製鋼アーク炉や電鉄負荷の如く、停
止期間が頻繁におきかつその時間が比較的長い負荷にお
いて、電力および電力料金の節約が可能になる利点がも
たらされるばかりでなく、電源系統が弱くてコンデンサ
の投入時に系統電圧降下も問題となるような場合にも、
これを減少させることができる効果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概要図、第2図は無効
電力補償動作を説明するための一般的な動作原理図、第
3図は従来の無効電力補償システムを示す概要図、であ
る。 符号の説明 1…降圧変圧器、2…負荷、3…リアクトル、4…サイ
リスタスイッチ、5…コンデンサ、6…無効電力検出
器、7…電圧検出器、8…電流検出器、9…タップ切換
器駆動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】進み無効電力(Q)を補償するコンデン
    サ(5)と、遅れ無効電力(Q()を補償するリアク
    トル(3)と、遅れ無効電力量を制御する制御装置
    (4)とを備え、負荷側に発生する無効電力(Q)を
    補償する無効電力補償システムにおいて、 前記コンデンサの上位に降圧可能な変圧器(1)を設
    け、 前記負荷側の無効電力またはその変動分が零になったと
    きそのことを検出する検出手段(6)を設け、 該検出手段によりそのことが検出されたときは前記変圧
    器の二次側電圧を下げる、 ことを特徴とする無効電力補償システム。
JP60126235A 1985-06-12 1985-06-12 無効電力補償システム Expired - Lifetime JPH061948B2 (ja)

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JP60126235A JPH061948B2 (ja) 1985-06-12 1985-06-12 無効電力補償システム

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Publication Number Publication Date
JPS61288731A JPS61288731A (ja) 1986-12-18
JPH061948B2 true JPH061948B2 (ja) 1994-01-05

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