JPH0619441U - 樹木掘取り植替え装置 - Google Patents
樹木掘取り植替え装置Info
- Publication number
- JPH0619441U JPH0619441U JP6542892U JP6542892U JPH0619441U JP H0619441 U JPH0619441 U JP H0619441U JP 6542892 U JP6542892 U JP 6542892U JP 6542892 U JP6542892 U JP 6542892U JP H0619441 U JPH0619441 U JP H0619441U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- digging
- horizontal
- discharge plate
- frame
- tree
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本案は、樹木の根の下部を平坦な状態で掘取
ることができる樹木掘取り植替え装置を提供しようとす
るものである。 【構成】 ブルドーザに昇降自在で、かつ支持角度調整
自在に連結された掘取フレーム３と、この掘取フレーム
３内にブルドーザの進行方向に対して進退自在に配設さ
れた排出板４とから構成されている。
ることができる樹木掘取り植替え装置を提供しようとす
るものである。 【構成】 ブルドーザに昇降自在で、かつ支持角度調整
自在に連結された掘取フレーム３と、この掘取フレーム
３内にブルドーザの進行方向に対して進退自在に配設さ
れた排出板４とから構成されている。
Description
【０００１】
本案は、例えばゴルフ場、公園などで使用するのに好適な樹木掘取り植替え装 置に関するものである。
【０００２】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 すなわち、移植機は樹木の根を掘り支える部分が半円状に構成されている。
【０００３】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 上述のような移植機では、掘り上げられた樹木の根の部分が丸くなる。このた め、掘り上げた樹木を他に移植しようとすると当該樹木が傾いた状態になり、作 業を困難なものとすると共に、根が欠け落ちることもある。
【０００４】 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、上述の問題を解決することのできるものを提供しようと するものである。
【０００５】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本願のものは、ブルドーザに昇降自在で、かつ支持角度調整自在に連 結された掘取フレーム３と、この掘取フレーム３内にブルドーザの進行方向に対 して進退自在に配設された排出板４とから構成され、掘取フレーム３は水平板部 ３Ａと、この水平板部の左右両端に上方に向け連設した左右の側板部３Ｂ，３Ｃ と、これら水平板部３Ａと側板部３Ｂ，３Ｃの先端部に形成したのこ刃部３Ａ１ 、側板部３Ｂ１，３Ｃ１とから構成され、排出板４は部厚い板状体を素材として 掘取フレーム３内に横架した状態で配されている樹木掘取り植替え装置である。
【０００６】
実施例について図面を参照して説明する。 １は本案の樹木掘取り植替え装置である。 ２はこの装置１が装着される公知のブルドーザで、２Ａはロアーアーム、２Ｂ はアッパーアームである。 そこで、樹木掘取り植替え装置１は、ブルドーザにロアーアーム２Ａとアッパ ーアーム２Ｂを介して昇降自在で、かつ支持角度調整自在に連結された掘取フレ ーム３と、この掘取フレーム３内にブルドーザの進行方向に対して進退自在に配 設された排出板４とから構成されている。
【０００７】 掘取フレーム３は水平板部３Ａと、この水平板部の左右両端に上方に向け連設 した左右の側板部３Ｂ，３Ｃと、これら水平板部３Ａと側板部３Ｂ，３Ｃの先端 部に形成したのこ刃部３Ａ１、側板部３Ｂ１，３Ｃ１とから構成されている。 そして、右の側板部３Ｃの内壁には断面Ｌ字状のレール３Ｃ２が前後方向をも って突設され、また、左の側板部３Ｂの内壁には突条状のレール３Ｂ２が前後方 向をもって突設されている。
【０００８】 さらに、左右の側板部３Ｂ，３Ｃの後方上面には側面三角板状のブラケット３ Ｂ３，３Ｃ３が突設され、このブラケットに上述ロアーアーム２Ａとアッパーア ーム２Ｂの先端が枢着して連結されている。
【０００９】 一方、排出板４は部厚い板状体を素材として掘取フレーム３内に横架した状態 で配され、当該排出板４の左右側辺にはレール３Ｂ２とレール３Ｃ２とに遊嵌す る切欠きが形成され、排出板４の背面左右端には水平板部３Ａ上を転動するロー ラ４Ａ，４Ｂが設けられ、排出板４の背面右方端近傍には縦ピン４Ｃを介して排 出板固定アーム４Ｄが連結され、この排出板固定アーム４Ｄの下端にはレール３ Ｃ２の下面において水平板部３Ａ上を転動するローラ４Ｅが設けられている。
【００１０】 さらに、この排出板固定アーム４Ｄの右方面には、断面Ｌ字状のレール３Ｃ２ における上辺部分を左右からスライド自在に挟持する横振れ防止版４Ｆが連設さ れている。 そして、排出板４の背面と掘取フレーム３における水平板部３Ａの後方部分と は左右の排出板作動アーム４Ｇで連結されている。
【００１１】 そこで、この排出板作動アーム４Ｇは、前後の作動アーム単体４Ｇ１，４Ｇ２ は水平ピン４Ｇ３で連結され、先端は水平ピン４Ｇ４で排出板４の背面と連結さ れていると共に、後端は水平ピン４Ｇ５で水平板部３Ａの後方部分と連結されて いる。 左右の排出板作動アーム４Ｇにおける前の作動アーム単体４Ｇ１と、掘取フレ ームの水平板部３Ａの後端に設けた脚３Ａ１間には、前後に作用するシリンダ４ Ｈが設けられている。
【００１２】 本考案のものは下記のように作用する。 １．図５の如く、排出板４を後退させた状態にして前進して、図６の如く樹木 ５の下方位置に掘取フレーム３を突刺した状態にする。 ２．図６を参照して、そのまま持ち上げると、土６は点線６Ａの部分から千切 れ、樹木など全体は掘取フレーム３上に載置された状態になる。 ３．図７を参照して、その状態で所望する箇所に移動して掘取フレーム３を地 上に降ろし、ブルドーザ２を後退させながら排出板４を前進させることにより樹 木などを地上に降ろすことができる。
【００１３】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 すなわち、樹木の根の下部を平坦な状態で掘取ることができるから、他所に移 植する場合、樹木は傾くことなく起立するので、作業を容易かつ確実に行うこと ができる。また、根が欠け落ちると云う弊害を防止することができる。
【提出日】平成４年１２月７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【００１１】 そこで、この排出板作動アーム４Ｇは、前後の作動アーム 単体４Ｇ１，４Ｇ２は水平ピン４Ｇ３で連結され、先端は水平ピン４Ｇ４で排出 板４の背面と連結されていると共に、後端は水平ピン４Ｇ５で水平板部３Ａの後 方部分と連結されている。 左右の排出板作動アーム４Ｇにおける前の作動アーム単体４Ｇ１と、後の作動 アーム単体４Ｇ２に設けたブラケット４Ｇ６との間には 前後に作用するシリンダ ４Ｈが設けられている。
【提出日】平成５年６月７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】追加
【００１１】 そこで、この排出板作動アーム４Ｇは、前後の作動アーム 単体４Ｇ１，４Ｇ２は水平ピン４Ｇ３で連結され、先端は水平ピン４Ｇ４で排出 板４の背面と連結されていると共に、後端は水平ピン４Ｇ５で水平板部３Ａの後 方部分と連結されている。 左右の排出板作動アーム４Ｇにおける前の作動アーム単体４Ｇ１に設けたブラ ケット４Ｇ７ と、後の作動アーム単体４Ｇ２に設けたブラケット４Ｇ６との間に は前後に作用するシリンダ４Ｈが設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体の斜視図である。
【図２】Ａ−Ａ線から見た斜視図である。
【図３】Ｂ矢視拡大図である。
【図４】作用を説明する１部を破断した要部拡大側面図
である。
である。
【図５】作用を説明する１部を破断した側面図である。
【図６】作用を説明する１部を破断した側面図である。
【図７】作用を説明する１部を破断した側面図である。
１ 樹木掘取り植替え装置 ２ ブルドーザ ３ 掘取フレーム ４ 排出板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年１２月７日
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年６月７日
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
Claims (1)
- 【請求項１】 ブルドーザに昇降自在で、かつ支持角度
調整自在に連結された掘取フレーム（３）と、この掘取
フレーム内にブルドーザの進行方向に対して進退自在に
配設された排出板（４）とから構成され、掘取フレーム
（３）は水平板部（３Ａ）と、この水平板部の左右両端
に上方に向け連設した左右の側板部（３Ｂ，３Ｃ）と、
これら水平板部３Ａと側板部（３Ｂ，３Ｃ）の先端部に
形成したのこ刃部（３Ａ１）、側板部（３Ｂ１，３Ｃ
１）とから構成され、排出板（４）は部厚い板状体を素
材として掘取フレーム（３）内に横架した状態で配され
ていることを特徴とする樹木掘取り植替え装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6542892U JPH0619441U (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 樹木掘取り植替え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6542892U JPH0619441U (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 樹木掘取り植替え装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0619441U true JPH0619441U (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=13286812
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6542892U Pending JPH0619441U (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 樹木掘取り植替え装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619441U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006296225A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Hagakure Ryokka Kensetsu:Kk | 樹木移植機 |
| JP2011223947A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Hagakure Ryokka Kensetsu:Kk | 樹木移植機 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02291216A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-12-03 | Yoshimi Furukawa | 樹木の移植工法及びその装置 |
| JPH04135425A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-08 | Yoneo Tsunoda | 樹木移植装置付自走式主動機および樹木移植施工法 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP6542892U patent/JPH0619441U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02291216A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-12-03 | Yoshimi Furukawa | 樹木の移植工法及びその装置 |
| JPH04135425A (ja) * | 1990-09-28 | 1992-05-08 | Yoneo Tsunoda | 樹木移植装置付自走式主動機および樹木移植施工法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006296225A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Hagakure Ryokka Kensetsu:Kk | 樹木移植機 |
| JP4553784B2 (ja) * | 2005-04-18 | 2010-09-29 | 株式会社葉隠緑化建設 | 樹木移植機 |
| JP2011223947A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Hagakure Ryokka Kensetsu:Kk | 樹木移植機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2703044A (en) | Digger apparatus | |
| JPH0619441U (ja) | 樹木掘取り植替え装置 | |
| US4241794A (en) | Angle dozer assembly | |
| US3623245A (en) | Tree balling machine | |
| US3107444A (en) | Grave digging machine | |
| US3377724A (en) | Tree pusher attachment for bulldozers | |
| SE8701742D0 (sv) | Redskap for hogleggning | |
| US4316691A (en) | Round bale handling attachment for a tractor | |
| US3823753A (en) | Tree harvester with supplemental grapple | |
| JPH09264035A (ja) | 圃場整地機 | |
| US2547400A (en) | Tap root cutter | |
| US3744260A (en) | Cable laying apparatus with off-center inclined earth-penetrating blade | |
| GB1339270A (en) | Machine for laying sheet material on a soil bed | |
| JPH077389U (ja) | 方向調整機能付枝払装置 | |
| CN217336394U (zh) | 一种农业种植翻土开沟设备 | |
| US2814891A (en) | Ground leveler | |
| US1017048A (en) | Cultivator. | |
| JPS5952258B2 (ja) | 地下埋設物埋設装置 | |
| JP2538887Y2 (ja) | 根菜掘取機 | |
| JP2571014Y2 (ja) | ロータリ耕耘機 | |
| US3528467A (en) | Tree pushing attachment for a tractor bulldozer blade | |
| US3050882A (en) | Wheel supported ditcher | |
| JPS6235292Y2 (ja) | ||
| JPH0338963Y2 (ja) | ||
| JP3012937U (ja) | 農作業機用のブロック畦畔際処理装置 |