JPH06194343A - ガス分析装置 - Google Patents

ガス分析装置

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JPH06194343A
JPH06194343A JP5242243A JP24224393A JPH06194343A JP H06194343 A JPH06194343 A JP H06194343A JP 5242243 A JP5242243 A JP 5242243A JP 24224393 A JP24224393 A JP 24224393A JP H06194343 A JPH06194343 A JP H06194343A
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JP
Japan
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gas
frequency
infrared radiation
radiation
gas analyzer
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Application number
JP5242243A
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English (en)
Inventor
Roger M Langdon
マーティン ラングドン ロジャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BAE Systems Electronics Ltd
Original Assignee
GEC Marconi Ltd
Marconi Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/1702Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated with opto-acoustic detection, e.g. for gases or analysing solids
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N2021/1704Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated with opto-acoustic detection, e.g. for gases or analysing solids in gases

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的はガス分析装置、特定的には排
気放出監視のためのガス分析装置を提供することであ
る。 【構成】 本ガス分析装置は排気ガスを通過させる光音
響セルを使用する。複数の被変調赤外放射ビームがセル
に入射し、各ビームの周波数は濃度を検知すべきガスの
吸収帯に対応している。各ビームはその変調周波数の周
波数を有する音響信号を生成し、この音響信号の振幅は
そのビームを吸収するガスの濃度を計算するために使用
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス分析装置に関し、具
体的には排気放出監視のためのガス分析装置に関する。
【0002】
【従来の装置】内燃機関、特に車両に使用される内燃機
関の排気放出監視は、排気放出法規がより厳格になるに
つれて益々重要になってきている。ガス分析装置を排気
放出モニタとして使用する際の主要な2つの問題は、検
出すべき異なるガスのレベルが変動することを予測して
ガス分析装置が多数の異なるガスを同時に監視しなけれ
ばならないこと、及び機関が排気放出を発生したならば
ガス分析装置は迅速にそれらを測定できなければならな
いことである。これらの基準を満足するために排気放出
監視用の殆どのガス分析装置は、分析すべきガスを収容
している室を通して異なる周波数の多数の電磁放射ビー
ムを通過させ、室を通過する前後のこれらのビームの強
度を測定するように動作している。異なるガスの吸収帯
の周波数のビームを使用し、ビームの減衰の程度を測定
することによってサンプル内の異なるガスの濃度を計算
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この型のシステムには
1つの重大な欠陥が存在している。即ち、殆どの関心ガ
スの吸収係数は比較的小さいから、排気放出監視をする
に十分に有用な感度をシステムが呈するように十分な減
衰を発生させるためには、排気ガス混合体を通る経路長
を極めて長くする必要があることである。その結果、こ
の型のシステムは大型になり、かさばり、そして高価に
なり、また複雑な光学系及び長いガス管を含んでいるた
めに壊れ易くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの諸問題
を、少なくとも部分的に、解決するガス分析装置を企図
している。本発明のガス分析装置は、光音響セル、複数
の分離した周波数の被変調赤外放射の源、及びマイクロ
ホンを具備し、光音響セルは分析すべきガスの混合体を
収容し、赤外放射の各周波数は検知すべきガスの吸収帯
に対応し、そして赤外放射を光音響セル内で吸収させて
混合体内のガスの濃度に対応する振幅を有し且つ赤外放
射の変調周波数の周波数を有する音響波を生成させ、こ
の音響信号をマイクロホンによって電気信号に変換す
る。
【0005】
【実施例】以下に添付図面に基づいて本発明を使用する
ガス分析装置を説明する。図1に示す第1のガス分析装
置は、内燃機関排気放出監視を可能にするように計画さ
れている。このガス分析装置は、マイクロホン2に結合
されている円筒形の光音響セル1を具備する。この光音
響セル1の一方の端面は赤外放射透過窓3を含み、また
他方の端面は赤外放射吸収体4を含んでいる。内燃機関
排気管(図示してない)からの排気ガスは、フィルタ5
及び乾燥機6を通過し、光音響セル1に通じているガス
入口管8内へポンプ7によってポンプされる。分析され
た後のガスは光音響セル1から排出され、ガス出口管9
を通ってガス出口へ導かれる。光音響セル1への、及び
光音響セル1からのガスの出入は1対の弁、即ち入口弁
10及び出口弁11によって制御される。弁10及び1
1はそれぞれ電磁サーボ12及び13によって開閉され
る。フィルタ5はシステムの光学成分の汚れを防ぐため
に排気ガスからの固体粒子を除去し、乾燥機6は水蒸気
による赤外放射吸収が他のガスの測定濃度に影響するの
を防ぐために排気ガスから水蒸気を除去する。
【0006】光音響セル1は、濃度が測定されるガスが
吸収する周波数の被変調赤外放射を赤外放射透過窓3を
通して光音響セル1内へ導くことによって動作する。光
音響セル1内で赤外放射の周波数を吸収するガスを含む
ガスを通して赤外放射を通過させると、赤外放射の一部
はそのガスに吸収されて温度が上昇させられる。公知の
ように、もし容積を一定に保ってガスの温度を上昇させ
れば、その圧力が増大する。その結果、入射放射によっ
て光音響セル1内に入射放射の変調周波数の音響波が発
生し、これらの音響波はマイクロホン2によって拾われ
る。光音響セル1の内部は、ガス入口弁10及びガス出
口弁11によってガス入口管8及びガス出口管9から音
響的に絶縁されている。本ガス分析装置はCO、C
2 、HC、N2 、NO及び他の窒素酸化物の濃度を測
定するように計画されている。これを遂行するためには
異なる周波数の複数の赤外放射ビームが必要である。各
赤外放射ビームの周波数は、検知すべきガスの1つの吸
収帯に対応させる。本ガス分析装置が検知しようとして
いる上記全てのガスは、白熱フィラメント電球の出力を
濾過することによって発生させることができる周波数の
赤外放射内に吸収帯を有している。
【0007】白熱フィラメント電球14が反射器15の
近傍に配置され、放射16を生成する。放射16は光音
響セル1の赤外放射透過窓3上に入射する。赤外放射透
過窓3のために適当な材料はフッ化マグネシウムまたは
フッ化カルシウムである。もし少ない数のガスを検知す
るのであればサファイア窓を使用することもできるがサ
ファイアは上述した全てのガスを検知できる程十分な透
過周波数範囲を有していない。放射16のビームは回転
フィルタバンク17、固定コード(またはシャッタ)板
18、及び回転コード(またはシャッタ)ディスク19
を通過して光音響セル1上へ入射する。回転コードディ
スク19及び回転フィルタバンク17は電動機20によ
って駆動され、回転コードディスク19が回転フィルタ
バンク17よりも速く回転するように、回転コードディ
スク19は歯車装置21によって回転フィルタバンク1
7に結合されている。回転コードディスク19及び固定
コード板18は、放射16の連続ビームから被変調放射
ビームを生成するようになっている。これは回転コード
ディスク19及び固定コード板18にそれぞれ複数の開
口19A及び18Aを設け、これらの開口をそれぞれ中
実部分19B及び18Bによって分離し、開口部分と中
実部分の幅を等しくすることによって達成される。回転
コードディスク19の開口19A及び中実部分19Bが
固定コード板18上の対応する開口18A及び中実部分
18Bを通過すると、それらを通過する放射の強度は回
転コードディスク19の開口19Aが固定コード板18
内の開口18Aを通過する周波数で変調され、ビームの
変調周波数はN×コードディスク19の回転周波数にな
る。但し、Nは開口の数である。
【0008】回転フィルタバンク17は、完全な円を形
成するように配列された複数のフィルタからなる。各フ
ィルタは円形の環のセグメントであり、また各フィルタ
は異なる赤外周波数帯を通過させる。従って、回転フィ
ルタバンク17の各セグメントは異なる周波数の赤外放
射を生成する。得られた赤外放射の被変調ビームは赤外
放射透過窓3を通って光音響セル1内を通過し、回転コ
ードディスク19によって発生された変調周波数の周波
数を有する音響波を生成する。音響信号はマイクロホン
2によってアナログ電気信号に変換され、このアナログ
電気信号は同期検出器22へ供給される。同期検出器2
2には、回転コードディスク19付近に配置された回転
センサ23からの信号も供給されている。回転センサ2
3は開口19Aの1つがセンサを通過する度に信号を発
生するのであるが、固定コード板18と回転コードディ
スク19上の開口18A及び19Aとが整列して赤外放
射ビームを光音響セル1へ通過させるのと同時にこの信
号が発生するように回転センサは位置決めされている。
同期検出器22は回転センサ23からのこれらの信号を
使用してマイクロホン2からの出力の中から赤外放射ビ
ームの変調に同期した信号を分離し、この同期した信号
だけの振幅を表す直流信号を生成する。同期検出器22
はこの直流信号をアナログ・ディジタル(A/D)変換
器24へ供給し、A/D変換器24はそれをディジタル
化してマイクロコンピュータ25へ供給する。マイクロ
コンピュータ25はガス分析装置全体のための制御及び
データ処理装置として動作する。
【0009】代替として、回転センサ23からの信号の
経路内に調整可能な移相器を同期検出器22内に組み入
れ、マイクロホン2からの信号に対する回転センサ23
からの信号の位相を調整し、同期検出器22から最大直
流出力を発生させるようにしてもよい。マイクロコンピ
ュータ25には回転フィルタバンク17の回転を検知す
る回転センサ26からの信号が供給されており、この信
号は回転フィルタバンク17内のどのフィルタが赤外放
射ビーム16を通過させているかをマイクロコンピュー
タ25に通報する。マイクロコンピュータ25は、回転
フィルタバンク17内の各フィルタ毎にA/D変換器2
4からのディジタル信号レベルをガス濃度値に変換する
ために使用すべき変換係数を与え且つこのフィルタによ
って濃度が検知されたのはどのガスかを与えるルックア
ップテーブルを含んでいる。動作を説明する。各測定サ
イクルはマイクロコンピュータ25が電磁サーボ12及
び13にガス弁10及び11を開くように命令すること
から開始される。ポンプ7によって新しいガスサンプル
が光音響セル1内に導入され、既存ガスをセル1から排
除してガス出口へ排出させる。次いでマイクロコンピュ
ータ25は電磁サーボ12及び13にガス弁10及び1
1を閉じるように命令し、光音響セル1内のガスを音響
的に絶縁させる。
【0010】次にマイクロコンピュータ25は、回転フ
ィルタバンク17の各フィルタ毎に順番にマイクロホン
2からA/D変換器24を通して印加される信号の値を
メモリ内に記憶し、これらの各値をルックアップテーブ
ル内に記憶されている適切な変換係数を使用してガス濃
度値に変換する。全てのフィルタ17に対応する濃度値
を発生させた後、マイクロコンピュータ25は全てのフ
ィルタ17に関するガス濃度値を表示装置27に表示さ
せる。勿論、マイクロコンピュータ25はこれらの値を
それ自身のメモリ内に同時に記憶するか、またはそれら
をコンピュータディスクのような非揮発性記憶媒体上へ
記憶させるか、または紙に印刷することも可能である。
次いでマイクロコンピュータ25は再度弁10及び11
を開かせ新しいガスサンプルを用いてプロセスを繰り返
す。もし望むならば、マイクロコンピュータ25は一連
のガス濃度値をメモリ内に保持し、複数の測定サイクル
の後にこれら全ての値に基づく出力を発生することもで
きる。この出力は、例えば平均値及び最大値であること
ができる。代替としてマイクロコンピュータ25は、ガ
ス濃度をメモリ内に記憶されている値と比較し、測定さ
れた値がメモリ内に記憶されている値より高いか、また
は低いかを単純に指示することもできる。メモリ内に記
憶されている値が、ガス濃度に関する法規に定められて
いる最大値である場合には、これは車両の排気放出試験
に対する簡単な合格または不合格の指示を与えることに
なる。
【0011】もし白熱電球14の温度が変化すれば、電
球が発生する異なる周波数における赤外放射の相対強度
が変化し、これはガス分析装置に供給される排気ガス内
のガスの濃度の測定を不正確ならしめる。この問題を回
避するために、電球駆動回路28から白熱電球14に印
加される電圧は、赤外放射フィルタ30を通して白熱電
球14を見ている光センサ即ち赤外放射検出器29の出
力に応答して変更される。電球駆動回路28は、赤外放
射検出器29上に入射する強度が一定に保たれるよう
に、白熱電球14に供給される電圧を変更するようにな
っている。このシステムに干渉する考え得る1つの源
は、電動機20の動作に起因するガス分析装置の振動及
び回転部品17及び19の動作が、マイクロホン2によ
って拾われる可能性である。固定コード板18及び回転
コードディスク19が各々複数の開口を有しているため
に、赤外放射ビームの変調の周波数はディスク19の回
転周波数よりも十分に高くなる。しかしながら回転部品
17、19及び電動機20が発生する振動の高調波が赤
外放射ビーム16の変調周波数に近い周波数になること
が考えられるから、回転フィルタバンク17と回転コー
ド板19との間の歯車装置21に加えて、電動機20と
回転フィルタバンク17との間には歯車装置31が設け
られ、これらの部品の相対回転速度をそれらの高調波が
赤外放射ビーム16の振動周波数と一致しないように配
列することができる。ガス濃度の正確な測定が行われる
ようにするために、回転フィルタバンク17内の各フィ
ルタが放射16のビームを通過させる間に被変調赤外放
射ビームの十分なサイクルを発生させるように、歯車装
置21は回転フィルタバンク17の回転速度を赤外放射
ビームの変調周波数よりも十分に低くするようにも機能
する。
【0012】電動機20の回転速度はマイクロコンピュ
ータ25によって制御される。即ち電動機20と回転フ
ィルタバンク17との間の歯車装置31が固定比を有し
ているので、マイクロコンピュータ25は回転センサ2
6が発生する信号から電動機20の速度を推定すること
ができる。マイクロコンピュータ25は電動機20の速
度を一定に保つように動作する。図2に光音響セル41
の代替形状を示す。光音響セル41は実質的に円筒形で
あり、赤外放射透過窓42によって形成されている第1
の端面と、赤外放射吸収体43によって形成されている
第2の端面とを有している。マイクロホン44が光音響
セル41に近接して取付けられている。先行実施例と同
様に光音響セル41はガス入口管8とガス出口管9とに
接続されているが、弁によって絶縁されてはいない。そ
の代わりに、光音響セル41は、ガス入口管8及びガス
出口管9内にそれぞれ設けられている「くびれ」45及
び46によってそれぞれガス入口管8及びガス出口管9
から音響的に絶縁されている。くびれ45及び46のよ
うな管のくびれを通過する音響信号の最高周波数は計算
することができ、くびれの直径及び長さに依存する。こ
の伝送される最高周波数を一般に遮断周波数と呼ぶ。
【0013】遮断周波数が被変調赤外放射ビームの変調
周波数よりも低くなるようにくびれ45及び46の寸法
を決めれば、光音響セル41は吸収される赤外放射ビー
ムが発生する音響信号に対して密封された室として挙動
しながら、同時にガスが入口管8から光音響セル41を
通って出口管9へ通過するのを許容するようになる。も
しこの型の光音響セルを図1に示すガス分析装置に使用
するのであれば、電磁サーボ12、13及びそれらの関
連制御リードを省くことが可能であり、また排気ガスを
ポンプ7によって連続的に光音響セル41を通してポン
プすることができる。図3にガス分析装置の第2の形状
を示す。このガス分析装置は図2に示したものと同じ光
音響セル41を具備し、この光音響セル41には内燃機
関排気管(図示してない)から排気ガスの連続通過流が
供給される。この連続通過流は、排気ガス自体の圧力に
よって発生させてもよいし、または図1のプンプ7のよ
うなポンプを使用して圧力を高めてもよい。何れの場合
も、図1に示すようなフィルタ及び乾燥機は使用されよ
う。先行実施例のように白熱電球14及び反射器15を
使用して放射16のビームを生成する。白熱電球14の
出力を安定させるために図1の要素28乃至30と等価
なセンサ及び駆動システムは必要であろうが、図3では
図を簡略化するためにこれらは省略されている。放射1
6のビームは固定フィルタバンク51、固定コード板5
2、及び回転コードディスク53を通過する。回転コー
ドディスク53は電動機54によって定速回転させられ
ている。
【0014】光音響セル41に複数のガスを同時に検知
させるために、そしてガス分析装置の応答時間を短縮さ
せるために、固定フィルタバンク51、固定コード板5
2、及び回転コードディスク53は、複数の赤外放射ビ
ームを同時に形成し、複数の各赤外放射ビームが異なる
変調周波数を有するように配列されている。これは、固
定コード板52及び回転コードディスク53をそれぞれ
複数の環状トラック52A−E、及び53A−Eに分割
し、各トラックを回転コードディスク53の回転軸から
半径方向に異なる距離に配列することによって達成され
ている。図4に回転コードディスク53の詳細を示す。
各トラック53A−53Eは、円形の環状に配列された
複数の開口47と中実部分48とを有している。各トラ
ック53A−53Eにおいては開口47と中実部分48
とは同一寸法である。対応するトラック52A−Eが固
定コード板52上に配列されており、トラック52Aは
トラック53Aに隣接し、同一寸法の開口及び中実部分
を有している。同様にトラック52Bと53B、52C
と53C、52Dと53D、及び52Eと53Eもこの
ような配列になっている。各トラック53A−53Eは
異なる数の開口を有しており、その結果回転コードディ
スク53が固定コード板52に対して回転すると各トラ
ック53A−53Eは異なる周波数で変調された放射の
ビームを発生する。固定フィルタバンク51は複数の部
分環状トラック51A−51Eに分割され、各トラック
は回転コードディスク53及び固定コード板52上のト
ラック53A−53E及び52A−52Eの部分の1つ
に重なっている。各トラック51A−51Eは1つの周
波数帯内の赤外放射だけを通過させるフィルタである。
全てのフィルタトラック51A−51Eは異なる周波数
通過帯域を有しており、また各周波数通過帯域はガス分
析装置に検知させるガスの1つの吸収帯に対応してい
る。放射16のビームは固定フィルタバンク51、固定
コード板52、及び回転コードディスク53に入射し、
各トラックA−Eは異なる周波数と異なる変調周波数を
有する赤外放射ビーム61A−61Eを生成する。
【0015】5つのトラックA乃至Eを有する図示のシ
ステムは、同時に5つの異なるガスCO、CO2 、H
C、N2 、及びNOの濃度を検知できる。望むならば、
検知できるガスの数を増加させるために、さらなるトラ
ックを追加できることは明白である。全てのビーム61
は赤外放射透過窓42を通して光音響セル41内へ入
り、光音響セル41内のガスによって同時に吸収され、
各ビームはその変調周波数の周波数を有する音響信号を
生成する。これらの全音響信号はマイクロホン44によ
って同時に検出され、マイクロホン44はそれらをアナ
ログ電気信号に変換して増幅器55に供給する。増幅さ
れた信号は、赤外放射ビーム61の全ての変調周波数を
カバーするように設定されている通過帯域を有する帯域
通過フィルタ56に印加される。この増幅され、濾波さ
れた信号は複数の同期検出器57A乃至57Eへ供給さ
れる。各同期検出器57A乃至57Eには、対応する光
検出器58A乃至58Eからの信号も供給されている。
電球59及びレンズ60が生成する光ビームは回転コー
ドディスク53を通して光検出器58A乃至58Eに入
射する。各光検出器58A乃至58Eは、光検出器58
Aがトラック53Aに接してのように、回転コードディ
スク53上のトラック53A−53Eの1つに接して配
置され、また電球59からの光ビームが光検出器58A
乃至58Eに入射する時に生成される信号が赤外放射ビ
ームの変調(これらもまた回転コードディスク53によ
って生成される)と同期して変調されるように、回転コ
ードディスク53に対して取付けられている。
【0016】図1の実施例におけるように、各光検出器
58とその対応同期検出器57との間に可変移相器を配
置することもできる。同期検出器57A乃至57Eは、
マイクロホン44からの増幅され、濾波された信号か
ら、それらに関連した光検出器58A乃至58Eからの
信号と同期した部分を抽出する。つまり各同期検出器5
7A乃至57Eは、対応する赤外放射ビーム61A−6
1Eによって生成された音響信号の振幅に比例する電圧
を有する直流信号を生成するのである。各同期検出器5
7A乃至57Eの出力は、対応する低域通過フィルタ6
2A−62Eに供給される。これらの低域通過フィルタ
62A−62Eは、残留する変調を除去するために数ヘ
ルツの遮断周波数を有している。これらの各濾波された
信号は、対応するA/D変換器63A−63Eに印加さ
れる。ディジタル化された信号は全てマイクロコンピュ
ータ64に供給されマイクロコンピュータ64は適切な
倍率を適用してこれらの値からガス濃度を計算し、表示
装置65上にこれらの濃度を表示させる。マイクロコン
ピュータ64にはA/D変換器66によってディジタル
化された後の光検出器58A−58Eからの信号も供給
されているので、マイクロコンピュータ64は回転コー
ドディスク53の回転速度を決定し、電動機54の速度
を調整して回転コードディスク53の回転速度をほぼ一
定に保つことができる。
【0017】勿論、前述したように、計算されたガス濃
度を表示もしくは記憶するのではなく、ある時間にわた
る異なるガスの濃度の平均値または変動を計算し、表示
することもでき、また印刷することも可能である。若干
の環境においては、上述したガスの他に酸素の濃度も測
定できることが望ましい。これは、図3のシステムに単
純に別のトラックを追加しただけでは達成することはで
きない。何故ならば、ガス状酸素は十分に強い赤外放射
吸収帯を有していないからである。ガス状酸素は複数の
密にグループ化した吸収線を有しているが、たとえこの
吸収線のグループの周波数の赤外放射ビームを発生させ
るために帯域通過フィルタを使用しても、線間の間隙と
は対照的に、吸収線内には赤外放射ビーム内のエネルギ
の極めて僅かな割合が含まれるだけであり、従って吸収
される放射の合計割合は極めて低いことが分かった。そ
の結果、酸素に対するガス分析装置の感度は、他のガス
に対する感度よりも遥かに低くなる。実際には酸素に対
するガス分析装置の感度は、背景雑音から酸素による信
号を拾い上げることが不可能である程度に、他のガスに
対する感度よりも遥かに低いことが分かった。
【0018】しかしながら、酸素は赤外領域内に狭い吸
収線を有しており、これらは光音響セル内において酸素
濃度を測定できる程十分に強いものである。このために
は、吸収線の幅に等しいか、またはそれより狭い周波数
帯域幅を有する被変調レーザビームを使用する必要があ
る。図5に、他のガスの濃度に加えて、酸素の濃度を検
知することができる装置を示す。この装置は、図3に示
した排気ガスを検知するための光音響セル41及び他の
成分を具備しているが、図5では簡略化のためにそれら
の殆どを省略してある。酸素濃度を検知できるようにす
るためにガリウム・アルミニウム・砒素(GAAS)レ
ーザダイオード71を使用している。GAASレーザダ
イオードは 700乃至 780nmの領域内の波長を発生させ
ることができ、またそれらの動作温度を変えることによ
って数nmの範囲にわたって波長を同調させることがで
きる。製造されたGAASレーザダイオードから適当な
ものを選別することによって 760nmの酸素吸収帯付近
の波長を有するGAASレーザダイオードを選択するこ
とができる。前述したように、実際には酸素吸収帯は複
数の密に離間した極めて狭い吸収線であり、レーザダイ
オード71はその温度を調整することによって 760.4n
m吸収線のようなこれらの吸収線の1つに同調させるこ
とができる。このようにするために、レーザダイオード
71をオーブン72内に配置し、オーブン72の温度を
可変電圧電源74からオーブン72内の加熱要素73に
供給される電圧を変えることによってオーブン72の温
度を制御する。レーザダイオード71が放出するレーザ
ビームはレンズ75によって平行化され、ガラス製の光
学平面によって形成されている1対の半透明反射器76
及び77を通過させられる。両半透明反射器76及び7
7を通るレーザビームの一部は赤外放射透過窓42を通
って光音響セル41へ入射して吸収され、音響信号を生
成し、この音響信号はマイクロホン(図示してない)に
よって拾われる。レーザビームはレーザダイオード71
への電源を変調することによって変調される。光音響セ
ル41上に入射する他の全ての赤外放射ビーム61の変
調周波数とは異なるようにこの変調周波数を設定するこ
とによって、光音響セル41内の酸素によるレーザビー
ムの吸収に起因する音響信号を、他の音響信号とは区別
することができる。
【0019】酸素吸収線の1つに同調させたレーザビー
ムを使用したとしても、酸素に対するガス分析装置の感
度は未だ比較的低い。この感度を増加させるために反射
ストリップ78及び79を赤外放射吸収体43及び赤外
放射透過窓42の後面上にそれぞれ配置し、レーザビー
ムをそれらの間で反射させて光音響セル41内を数回に
わたって通過させ、経路長と吸収されるエネルギの量と
を増加させることによって、発生する音響信号の大きさ
を増加させることができるのは明白であろう。平行化さ
れたレーザビームの直径が比較的小さいために、反射ス
トリップ79が他の赤外放射ビーム61に対する光音響
セル41の感度に大きい影響を与えることなく、上記の
如きことがなし得るのである(図6参照)。半透明反射
器76及び77は、レーザダイオード71が放出する放
射の波長を760.4 nmの選択された酸素吸収線上に保つ
フィードバック回路の一部を形成している。2枚の半透
明反射器76及び77から反射された2つのビームはフ
ィルタ80を通って1対の光検出器81及び82上にそ
れぞれ入射する。反射器76からのビームは光検出器8
1上に入射し、反射器77からのビームは光検出器82
上に入射する。2つのビームはフィルタ80においてほ
ぼ2°の角度に収束するように配列されている。
【0020】フィルタ80は丁度 760.4nmを中心とす
る通過帯域を有する薄膜フィルタであり、矢印で示して
あるように、それを通るレーザビームに対して傾斜させ
ることが可能である。フィルタの中心波長はレーザビー
ムに対してフィルタを適切な角度に傾斜させることによ
って微細に同調させることができる。何故ならば、これ
は薄膜フィルタであり、従ってその通過帯域は放射の入
射角に依存して変化するからである。この角度は始めに
設定してしまえば、操作中に再度調整する必要はない。
フィルタ80の通過帯域はレーザ放出のスペクトル幅よ
りも遥かに広いが、2つの光検出器81及び82に衝突
する光の相対強度(フィルタ80が通過させる2つのビ
ームの相対強度に対応する)を測定することによってレ
ーザ出力の波長を精密に測定することができる。光検出
器81及び82にそれぞれ入射するビームの相対強度I
1 及びI2 は、レーザダイオード71が放出する放射の
波長と、フィルタ80への2つのビームの入射角とに依
存する。2つのビームの入射角はそれらがフィルタ80
の透過最大値の両側に位置するように配列されており、
従って強度I1 及びI2 の比はレーザ波長だけに依存し
て変化する(図7参照)。
【0021】光検出器81及び82からの信号は比回路
83内で比較される。回路83は、レーザダイオード7
1の放出波長の 760.4nmに対応する最適値に強度I1
及びI2 の比を戻すようにオーブン72の加熱要素73
への供給電圧を変更することを可変電圧電源74に命令
する。勿論、図3のガス分析装置に付加したのと同じ容
易さで、図1のガス分析装置に付加的な装置を付加して
酸素検知を可能にすることができる。マイクロホン出力
の異なる周波数における強度を見出すためには、同期検
出器を使用する代わりにマイクロホンからの出力を弁別
し、次いで高速フーリエ変換してもよい。音響信号振幅
値からガス濃度を計算するためにマイクロコンピュータ
25及び64が使用する変換係数は、ガスが吸収するエ
ネルギの量がその濃度に対して線形に上昇しないという
事実を斟酌して、単純な乗算係数以上のものとすべきで
ある。必要な変換係数は容易に計算することができる。
回転コードディスクまたはフィルタバンクを使用する代
わりに、振動エンコーダまたはフィルタバンクを使用す
ることもできる。代替として、回転コードディスク及び
固定(静的)コード板を、ブラッグ( Bragg ) セルまた
は液晶シャッタのようなソリッドステート変調器で置換
することもできる。
【0022】適切な周波数帯を有するビームを生成する
ために帯域通過フィルタを使用する代わりに、適切な周
波数のレーザビームを使用して前述したガスの何れかを
検知することもできるが、通常これは不経済である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による排気ガス分析装置の実施例の概要
図である。
【図2】図1の排気ガス分析装置に使用するのに適する
光音響セルの代替形状を示す図である。
【図3】本発明による排気ガス分析装置の別の実施例の
概要図である。
【図4】図3の排気ガス分析装置の変調器及びフィルタ
の詳細図である。
【図5】図3の排気ガス分析装置に付加して酸素を検知
することを可能にする要素を示す図である。
【図6】図5のガス分析装置の光音響セルの一部の拡大
図である。
【図7】図5のガス分析装置の動作を説明するためのグ
ラフである。
【符号の説明】
1 光音響セル 2 マイクロホン 3 赤外放射透過窓 4 赤外放射吸収体 5 フィルタ 6 乾燥機 7 ポンプ 8 ガス入口管 9 ガス出口管 10 入口弁 11 出口弁 12、13 電磁サーボ 14 白熱フィラメント電球 15 反射器 16 (赤外)放射 17 回転フィルタバンク 18 固定コード板 19 回転コードディスク 20 電動機 21 歯車装置 22 同期検出器 23 回転センサ 24 A/D変換器 25 マイクロコンピュータ 26 回転センサ 27 表示装置 28 電球駆動回路 29 赤外放射検出器 30 赤外放射フィルタ 31 歯車装置 41 光音響セル 42 赤外放射透過窓 43 赤外放射吸収体 44 マイクロホン 45、46 管のくびれ 47 開口 48 中実部分 51 フィルタバンク 52 固定コード板 53 回転コードディスク 54 電動機 55 増幅器 56 帯域通過フィルタ 57 同期検出器 58 光検出器 59 電球 60 レンズ 61 赤外放射ビーム 62 低域通過フィルタ 63 A/D変換器 64 マイクロコンピュータ 65 表示装置 71 ガリウム・アルミニウム・砒素レーザダイオード 72 オーブン 73 加熱要素 74 可変電圧電源 75 レンズ 76、77 半透明反射器 78、79 反射ストリップ 80 フィルタ 81、82 光検出器 83 比回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光音響セル、被変調赤外レーザ放射の第
    1の源、及びマイクロホンを具備し、光音響セルは分析
    すべきガスの混合体を収容し、赤外レーザ放射の周波数
    は酸素の吸収帯に対応し、赤外レーザ放射を光音響セル
    内で吸収させて混合体内の酸素の濃度に対応する振幅を
    有し且つ変調周波数の周波数を有する音響波を生成さ
    せ、この音響信号をマイクロホンによって電気信号に変
    換するように配列したことを特徴とするガス分析装置。
  2. 【請求項2】 複数の分離した周波数の被変調赤外放射
    の第2の源をも具備し、各周波数は検知すべきガスの吸
    収帯に対応し、赤外放射を光音響セル内で吸収させ、各
    周波数に混合体内のガスの濃度に対応する振幅を有し且
    つ赤外放射の変調周波数の周波数を有する音響波を生成
    させ、これらの全ての音響信号をマイクロホンによって
    電気信号に変換するように配列した請求項1に記載のガ
    ス分析装置。
  3. 【請求項3】 被変調赤外放射の第2の源は、広スペク
    トル電磁放射源、変調器、及び異なる赤外周波数帯を通
    過させる複数の帯域通過フィルタからなる請求項2に記
    載おガス分析装置。
  4. 【請求項4】 変調器は赤外放射をある一定の周波数で
    変調し、帯域通過フィルタは各々が異なる赤外周波数帯
    を有する複数の赤外放射ビームを順次に生成するように
    運動する請求項3に記載のガス分析装置。
  5. 【請求項5】 変調器及び帯域通過フィルタは複数の赤
    外放射ビームを同時に生成し、各ビームは異なる赤外周
    波数帯及び異なる変調周波数を有している請求項3に記
    載のガス分析装置。
  6. 【請求項6】 ガスの混合体は、内燃機関からの排気で
    ある請求項1乃至5の何れかに記載のガス分析装置。
  7. 【請求項7】 ガスは、光音響セル内のガスを音響的に
    絶縁するくびれを有する管を通して光音響セルに出入す
    る請求項1乃至6の何れかに記載のガス分析装置。
  8. 【請求項8】 広スペクトル電磁放射源は、白熱電球で
    ある請求項3に記載のガス分析装置。
  9. 【請求項9】 第1の源は、ガリウム・アルミニウム・
    砒素(GAAS)レーザである請求項1に記載のガス分
    析装置。
  10. 【請求項10】 レーザは、その温度を変化させること
    によって酸素吸収線の周波数に同調される請求項9に記
    載のガス分析装置。
  11. 【請求項11】 第1及び第2の半透明反射器と、第1
    及び第2の赤外放射センサと、薄膜フィルタと、レーザ
    の温度を制御する制御手段をも含み、光音響セル内に進
    入するレーザビームの他に1対の参照ビームが生成され
    るようにレーザビームの経路内に第1及び第2の半透明
    反射器は配置され、参照レーザビームは非平行であって
    各々が赤外放射センサの1つに入射する前に薄膜フィル
    タを通過し、制御手段は赤外放射センサの出力に依存し
    てレーザ温度を制御するようにした請求項10に記載の
    ガス分析装置。
JP5242243A 1992-09-30 1993-09-29 ガス分析装置 Pending JPH06194343A (ja)

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