JPH06194059A - 窯 炉 - Google Patents
窯 炉Info
- Publication number
- JPH06194059A JPH06194059A JP35905292A JP35905292A JPH06194059A JP H06194059 A JPH06194059 A JP H06194059A JP 35905292 A JP35905292 A JP 35905292A JP 35905292 A JP35905292 A JP 35905292A JP H06194059 A JPH06194059 A JP H06194059A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- ceiling
- tunnel
- constructed
- arch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トンネル炉、ローラーハース炉等を容易に且
つ安価に短期間で施工できる炉材を提供する。 【構成】 トンネル炉、ローラーハース炉等の窯炉天井
アーチ部2及び天井平板部に予め鋳込み成形法で形成さ
れた大型プレキャストブロック2aを用いて築炉される
ことを特徴としている。 【効果】 トンネル炉、ローラーハース炉等のように長
尺の天井アーチ部、天井平板部を熟練した築炉工を必要
としないで施工できるものであり、従来のセリ形状れん
がを用いて施工する方法に比べ格段に容易に短期間に築
炉ができる。
つ安価に短期間で施工できる炉材を提供する。 【構成】 トンネル炉、ローラーハース炉等の窯炉天井
アーチ部2及び天井平板部に予め鋳込み成形法で形成さ
れた大型プレキャストブロック2aを用いて築炉される
ことを特徴としている。 【効果】 トンネル炉、ローラーハース炉等のように長
尺の天井アーチ部、天井平板部を熟練した築炉工を必要
としないで施工できるものであり、従来のセリ形状れん
がを用いて施工する方法に比べ格段に容易に短期間に築
炉ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネル炉、ローラーハ
ース炉のような長尺の窯炉の炉材を大型にすることによ
って炉の築炉を容易にし、且つ短期間で安価に施工でき
るようにした窯炉に関するものである。
ース炉のような長尺の窯炉の炉材を大型にすることによ
って炉の築炉を容易にし、且つ短期間で安価に施工でき
るようにした窯炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トンネル炉、ローラーハース炉等の窯炉
天井アーチ部及び天井平板部の施工にはセリ形状のれん
がの組合せによってアーチを形成するか、あるいは型枠
を現場合わせで製作しその中へキャスタブルを流し込ん
で施工されているのが実状である。
天井アーチ部及び天井平板部の施工にはセリ形状のれん
がの組合せによってアーチを形成するか、あるいは型枠
を現場合わせで製作しその中へキャスタブルを流し込ん
で施工されているのが実状である。
【0003】ところが、例えば大型の長尺のトンネル炉
の天井アーチ部の築炉施工にあたっては、次のような諸
問題があった。 アーチを形成するためにセリ形状のれんがを組み合わ
せて築炉施工するために熟練した築炉工に頼らざるを得
ない。 セリ形状れんがをモルタルあるいは緩衝材を用いて施
工しなければならず施工に長時間が必要であり、工期が
長くかかる。 従来法で製作された大型のセリ形状れんがでは成形機
や金型に制約があり窯炉材として強度面、コスト面から
見て対応できなかった。 いずれもモルタル、キャスタブルなど水を使用するた
めに長時間乾燥が必要でありこれも工期を長くする原因
となっていた。
の天井アーチ部の築炉施工にあたっては、次のような諸
問題があった。 アーチを形成するためにセリ形状のれんがを組み合わ
せて築炉施工するために熟練した築炉工に頼らざるを得
ない。 セリ形状れんがをモルタルあるいは緩衝材を用いて施
工しなければならず施工に長時間が必要であり、工期が
長くかかる。 従来法で製作された大型のセリ形状れんがでは成形機
や金型に制約があり窯炉材として強度面、コスト面から
見て対応できなかった。 いずれもモルタル、キャスタブルなど水を使用するた
めに長時間乾燥が必要でありこれも工期を長くする原因
となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決してトンネル炉、ローラーハース炉等を
容易に且つ安価に短期間で施工できる炉材を提供するた
めに完成されたものである。
の問題点を解決してトンネル炉、ローラーハース炉等を
容易に且つ安価に短期間で施工できる炉材を提供するた
めに完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明はセリ形状れんがあるいはキャスタブ
ル流し込み施工に代わってアーチ部が一体に形成された
大型プレキャストブロックを用いることにより熟練した
築炉工を必要とせず、容易に且つ、安価に短期間でトン
ネル炉、ローラーハース炉等の天井部を施工することを
特徴とするものである。
になされた本発明はセリ形状れんがあるいはキャスタブ
ル流し込み施工に代わってアーチ部が一体に形成された
大型プレキャストブロックを用いることにより熟練した
築炉工を必要とせず、容易に且つ、安価に短期間でトン
ネル炉、ローラーハース炉等の天井部を施工することを
特徴とするものである。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図示のトンネル炉の実施例に
基ずいて詳細に説明する。図1において、1.はトンネ
ル炉本体 2.は、天井アーチ部 3.は、温度測定器用
孔を示す。また図2において、2a.は、大型プレキャ
ストブロック 3a.は、温度測定器用孔、4.は、ハン
ドリング吊り具用ネジ孔を示す。さらに図3は、トンネ
ル炉の上部を示し、1.は、トンネル炉本体、2.は、天
井部に施工された大型プレキャストブロックを示すもの
である。
基ずいて詳細に説明する。図1において、1.はトンネ
ル炉本体 2.は、天井アーチ部 3.は、温度測定器用
孔を示す。また図2において、2a.は、大型プレキャ
ストブロック 3a.は、温度測定器用孔、4.は、ハン
ドリング吊り具用ネジ孔を示す。さらに図3は、トンネ
ル炉の上部を示し、1.は、トンネル炉本体、2.は、天
井部に施工された大型プレキャストブロックを示すもの
である。
【0007】このようにセリ形状れんがで構成される天
井アーチ部を一体化して一つのユニットにしたもので窯
炉の大きさ、アーチ部の曲率、厚みに自由に対応ができ
るものである。
井アーチ部を一体化して一つのユニットにしたもので窯
炉の大きさ、アーチ部の曲率、厚みに自由に対応ができ
るものである。
【0008】またこの大型プレキャストブロックは予め
設計された金型によって製作され、乾燥されたものであ
るために窯炉の炉材として十分な強度を備えていると共
に形状寸法精度に優れている。従って築炉にあたっては
非常に短期間で施工が可能となった。
設計された金型によって製作され、乾燥されたものであ
るために窯炉の炉材として十分な強度を備えていると共
に形状寸法精度に優れている。従って築炉にあたっては
非常に短期間で施工が可能となった。
【0009】またこの大型プレキャストブロックにはハ
ンドリングに必要な吊り具をセットするためのネジ孔を
備えることが容易にできるために築炉においてはクレー
ン、あるいはホイストを使用することができ、入力によ
る築炉から機械化にすることができるようになった。
ンドリングに必要な吊り具をセットするためのネジ孔を
備えることが容易にできるために築炉においてはクレー
ン、あるいはホイストを使用することができ、入力によ
る築炉から機械化にすることができるようになった。
【0010】なお本発明によって用いられた大型プレキ
ャストブロックは窯炉の焚口アーチ部等天井アーチ部と
同じようにセリ形状れんがを用いて施工される部位、あ
るいは異形状のれんがで組み立てられる部位には自由に
対応ができるものである。
ャストブロックは窯炉の焚口アーチ部等天井アーチ部と
同じようにセリ形状れんがを用いて施工される部位、あ
るいは異形状のれんがで組み立てられる部位には自由に
対応ができるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上に説明したようにトンネル
炉、ローラーハース炉等のように長尺の天井アーチ部、
天井平板部を熟練した築炉工を必要としないで施工でき
るものであり、従来のセリ形状れんがを用いて施工する
方法に比べ格段に容易に短期間に築炉ができるものとし
て産業の発展に寄与するところは極めて大きいものがあ
る。
炉、ローラーハース炉等のように長尺の天井アーチ部、
天井平板部を熟練した築炉工を必要としないで施工でき
るものであり、従来のセリ形状れんがを用いて施工する
方法に比べ格段に容易に短期間に築炉ができるものとし
て産業の発展に寄与するところは極めて大きいものがあ
る。
【図1】本発明トンネル炉の説明図である。
【図2】本発明の天井アーチ部の大型プレキャストブロ
ックの斜視図である。
ックの斜視図である。
【図3】本発明トンネル炉の上部を示す説明図である。
1,1a トンネル炉本体 2 天井アーチ部 2a 大型プレキャストブロック 3,3a 温度測定器用孔 4 ハンドリング吊り具用孔ネジ孔
Claims (1)
- トンネル炉、ローラーハース炉等の窯炉天井アーチ部及
び天井平板部に予め鋳込み成形法で形成された大型プレ
キャストブロックを用いて築炉されることを特徴とする
窯炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35905292A JPH06194059A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 窯 炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35905292A JPH06194059A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 窯 炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06194059A true JPH06194059A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18462492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35905292A Pending JPH06194059A (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 窯 炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06194059A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103307883A (zh) * | 2013-06-25 | 2013-09-18 | 淄博中科达耐火材料有限公司 | 干法水泥窑三次风管用耐火预制件及其制作方法 |
CN103499213A (zh) * | 2013-08-19 | 2014-01-08 | 黄五三 | 一种移动式平顶的轮窑 |
KR20170084281A (ko) * | 2014-11-14 | 2017-07-19 | 포스벨 인크 | 유리 노 축열기를 위한 단일체의 내화 크라운과 라이더 아치, 및 이들을 포함하는 유리 노 축열기 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP35905292A patent/JPH06194059A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103307883A (zh) * | 2013-06-25 | 2013-09-18 | 淄博中科达耐火材料有限公司 | 干法水泥窑三次风管用耐火预制件及其制作方法 |
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