JPH06193558A - 軸方向の剪断力を補償する静水力学的機械 - Google Patents
軸方向の剪断力を補償する静水力学的機械Info
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- JPH06193558A JPH06193558A JP5217593A JP21759393A JPH06193558A JP H06193558 A JPH06193558 A JP H06193558A JP 5217593 A JP5217593 A JP 5217593A JP 21759393 A JP21759393 A JP 21759393A JP H06193558 A JPH06193558 A JP H06193558A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B33/00—Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/04—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
- F04B1/10—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement the cylinders being movable, e.g. rotary
- F04B1/107—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement the cylinders being movable, e.g. rotary with actuating or actuated elements at the outer ends of the cylinders
- F04B1/1071—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement the cylinders being movable, e.g. rotary with actuating or actuated elements at the outer ends of the cylinders with rotary cylinder blocks
- F04B1/1074—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement the cylinders being movable, e.g. rotary with actuating or actuated elements at the outer ends of the cylinders with rotary cylinder blocks with two or more serially arranged radial piston-cylinder units
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 静水力学的負荷から発生する脈動する力を機
械の外側面を介して案内する必要のない、静水力学的機
械を提供する。 【構成】 シリンダスターにはハブリング８，９の内側
に接して滑動する排水部材（ピストン１５と滑り台１
４）を有する、径方向に延びる孔１６，１７が設けられ
ており、それは給送通路と接続されている。シリンダス
ターが互いに距離をおいて取り付けられた２つのロータ
１８，１９からなり、ロータの孔１６，１７に互いに連
通する制御スリット２１，２２が形成されており、２つ
のロータ１８，１９の間にハウジング中間床５が設けら
れており、中間床５には通路２３，２４を有する制御デ
ィスク２５とそれぞれ互いに共役の通路用の接続通路２
７，２８が設けられている。
械の外側面を介して案内する必要のない、静水力学的機
械を提供する。 【構成】 シリンダスターにはハブリング８，９の内側
に接して滑動する排水部材（ピストン１５と滑り台１
４）を有する、径方向に延びる孔１６，１７が設けられ
ており、それは給送通路と接続されている。シリンダス
ターが互いに距離をおいて取り付けられた２つのロータ
１８，１９からなり、ロータの孔１６，１７に互いに連
通する制御スリット２１，２２が形成されており、２つ
のロータ１８，１９の間にハウジング中間床５が設けら
れており、中間床５には通路２３，２４を有する制御デ
ィスク２５とそれぞれ互いに共役の通路用の接続通路２
７，２８が設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項１の前文に記載
の静水力学的機械（ラジアルピストン機械）に関するも
のである。
の静水力学的機械（ラジアルピストン機械）に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】この種の１潮流のいわゆる側方供給され
る静水力学的機械はＤＥ−ＯＳ３９０５９３６から知ら
れている。その場合に、シリンダスター（ロータ）に作
用する軸方向の剪断力を（駆動）軸を介して吸収ないし
は補償する手段が設けられる。しかし、その場合に軸方
向の力は望ましくない大きさであって、かつ脈動する径
方向の力が機械の外側面を介して軸受箇所へ還流され、
その場合に望ましくない大きな騒音が発生することが知
られている。他の問題点は上述の機械の中心軸の軸受箇
所を正確に整合させなければならず、それによって製造
コストが増大することである。
る静水力学的機械はＤＥ−ＯＳ３９０５９３６から知ら
れている。その場合に、シリンダスター（ロータ）に作
用する軸方向の剪断力を（駆動）軸を介して吸収ないし
は補償する手段が設けられる。しかし、その場合に軸方
向の力は望ましくない大きさであって、かつ脈動する径
方向の力が機械の外側面を介して軸受箇所へ還流され、
その場合に望ましくない大きな騒音が発生することが知
られている。他の問題点は上述の機械の中心軸の軸受箇
所を正確に整合させなければならず、それによって製造
コストが増大することである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、静水
力学的負荷から発生する脈動する力を機械の外側面を介
して案内する必要がなく、かつさらに技術的に繁雑な製
造を必要とするハウジング天井部の整合が不要になる冒
頭で述べた種類の静水力学的機械を提供することであ
る。
力学的負荷から発生する脈動する力を機械の外側面を介
して案内する必要がなく、かつさらに技術的に繁雑な製
造を必要とするハウジング天井部の整合が不要になる冒
頭で述べた種類の静水力学的機械を提供することであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は、軸（２０）
上に回転しないように、かつ軸方向に固定されて配置さ
れたシリンダスターを有し、このシリンダスターにはハ
ブリング（８、９）の内側に接して滑動する排水部材
（ピストン１５および滑り台１４）を有する径方向に延
びる多数の孔（１６、１７）が設けられており、前記孔
（１６、１７）は圧力媒体の給送量を制御するために制
御スリット（２１、２２）を介してシリンダスターの側
方に連通する給送通路（高／低圧）と接続されている、
静水力学的機械（ラジアルピストン機械）において、シ
リンダスターが互いに距離をおいて取り付けられた２つ
のロータ（１８、１９）からなり、その孔（１６、１
７）に互いに連通し、特に互いに対向する制御スリット
（２１、２２）が設けられており、２つのロータ（１
８、１９）間にハウジング中間床（５）が設けられてお
り、そのハウジング中間床に制御スリット（２１、２
２）と連通する通路（２３、２４）を備え、ロータ（１
８、１９）と対向する制御ディスク（軸方向ディスク２
５）と、それぞれ互いに共役の通路（２３、２４）を接
続する、給送通路（２７、２８）として用いられる接続
通路とが設けられており、２つのロータ（１８、１９）
のハブリング（８、９）が軸受軸（１０）を介して互い
に固定的に結合され、かつ軸（２０）と軸受軸（１０）
がそれぞれ軸受（軸の軸受３５と軸受３６）を介して中
間床（５）内に軸承されていることを特徴とする静水力
学的機械によって解決される。
上に回転しないように、かつ軸方向に固定されて配置さ
れたシリンダスターを有し、このシリンダスターにはハ
ブリング（８、９）の内側に接して滑動する排水部材
（ピストン１５および滑り台１４）を有する径方向に延
びる多数の孔（１６、１７）が設けられており、前記孔
（１６、１７）は圧力媒体の給送量を制御するために制
御スリット（２１、２２）を介してシリンダスターの側
方に連通する給送通路（高／低圧）と接続されている、
静水力学的機械（ラジアルピストン機械）において、シ
リンダスターが互いに距離をおいて取り付けられた２つ
のロータ（１８、１９）からなり、その孔（１６、１
７）に互いに連通し、特に互いに対向する制御スリット
（２１、２２）が設けられており、２つのロータ（１
８、１９）間にハウジング中間床（５）が設けられてお
り、そのハウジング中間床に制御スリット（２１、２
２）と連通する通路（２３、２４）を備え、ロータ（１
８、１９）と対向する制御ディスク（軸方向ディスク２
５）と、それぞれ互いに共役の通路（２３、２４）を接
続する、給送通路（２７、２８）として用いられる接続
通路とが設けられており、２つのロータ（１８、１９）
のハブリング（８、９）が軸受軸（１０）を介して互い
に固定的に結合され、かつ軸（２０）と軸受軸（１０）
がそれぞれ軸受（軸の軸受３５と軸受３６）を介して中
間床（５）内に軸承されていることを特徴とする静水力
学的機械によって解決される。
【０００５】
【作用】この構成ないし構造の特別な利点は、軸方向の
力も径方向の力もポンプの内部で吸収することができ、
それによって外側面を介して騒音の発生がもたらされな
いことである。
力も径方向の力もポンプの内部で吸収することができ、
それによって外側面を介して騒音の発生がもたらされな
いことである。
【０００６】さらにシリンダスターとハブリングの簡単
な軸受は製造にとって非常に好ましいことである。
な軸受は製造にとって非常に好ましいことである。
【０００７】請求項１で詳細に説明された静水力学的機
械の他の実施例が従属請求項の対象である。
械の他の実施例が従属請求項の対象である。
【０００８】
【実施例】以下、図面を用いて本発明になる静水力学的
機械の詳細を説明する。
機械の詳細を説明する。
【０００９】静水力学的機械を表すラジアルピストン機
械には、中間床５によって分離された２つの内部室６、
７を有するハウジング１が設けられている。内部室６、
７は両側からそれぞれハウジング天井部３を介して閉鎖
されている。２つの部分室（内部室）６、７内にはそれ
ぞれハブリング８、９が軸承されており、２つのハブリ
ングは少なくとも１つの結合軸１１を介して、かつ軸受
軸１０を介して互いに結合されており、かつ軸受３６を
介して中間床５と結合されている。
械には、中間床５によって分離された２つの内部室６、
７を有するハウジング１が設けられている。内部室６、
７は両側からそれぞれハウジング天井部３を介して閉鎖
されている。２つの部分室（内部室）６、７内にはそれ
ぞれハブリング８、９が軸承されており、２つのハブリ
ングは少なくとも１つの結合軸１１を介して、かつ軸受
軸１０を介して互いに結合されており、かつ軸受３６を
介して中間床５と結合されている。
【００１０】ハブリング８、９の内側１２、１３に接し
て、公知のように静水力学的機械としてないしはラジア
ルピストン機械としての機能ないし使用に用いられる排
水部材が滑動し、この排水部材は滑りシューないし滑り
台１４とそれとリンク結合された（排水）ピストン１５
の機能結合から形成される。このピストン１５はそれぞ
れシリンダスターを形成するロータ１８、１９の径方向
の孔１６、１７内に配置されており、ロータ自体は軸受
４内に軸承された駆動スリーブ２６を介して駆動される
軸２０と回転しないように、かつ軸方向に固定されて結
合されている。
て、公知のように静水力学的機械としてないしはラジア
ルピストン機械としての機能ないし使用に用いられる排
水部材が滑動し、この排水部材は滑りシューないし滑り
台１４とそれとリンク結合された（排水）ピストン１５
の機能結合から形成される。このピストン１５はそれぞ
れシリンダスターを形成するロータ１８、１９の径方向
の孔１６、１７内に配置されており、ロータ自体は軸受
４内に軸承された駆動スリーブ２６を介して駆動される
軸２０と回転しないように、かつ軸方向に固定されて結
合されている。
【００１１】上述の構成は、給送流ないしはポンプ機能
に関してまだ説明していないことを除いて、ロータ１
８、１９が公知である限りにおいて、従来技術に相当す
る。しかし特別な構成は、静水力学的機械が１つのロー
タ１８、１９に基づくものではなく、互いに同期してモ
ータないしはポンプユニットとして作用する２つのロー
タに基づくものであり（それによって最終的に径方向の
寸法が等しい場合には二重の給送出力が得られる）、か
つ駆動軸がロータ１８、１９間に軸承され、特に中間床
５内でハブリング８、９間に位置するハブリング軸受と
結合されていることである。
に関してまだ説明していないことを除いて、ロータ１
８、１９が公知である限りにおいて、従来技術に相当す
る。しかし特別な構成は、静水力学的機械が１つのロー
タ１８、１９に基づくものではなく、互いに同期してモ
ータないしはポンプユニットとして作用する２つのロー
タに基づくものであり（それによって最終的に径方向の
寸法が等しい場合には二重の給送出力が得られる）、か
つ駆動軸がロータ１８、１９間に軸承され、特に中間床
５内でハブリング８、９間に位置するハブリング軸受と
結合されていることである。
【００１２】２つのロータ１８、１９はその機能に関し
てはポンプユニットとして後述するように互いに同調し
て結合され、ないしは機能的に結合されている。すなわ
ちロータ１８、１９の径方向の孔１６、１７内には互い
に向き合った軸方向の側方の制御スリット２１、２２が
設けられており、その制御スリットを介して孔１６、１
７は中間床５方向へ開放している。この制御スリット２
１、２２自体は、制御ディスク（軸方向ディスク）２
５、２６に形成された腎臓形状の（図４を参照）通路２
３、２４と連通している。制御ディスク２５、２６は中
間床５の両側の対応する凹部内に挿入されている。中間
床５自体には上述の制御スリット２１、２２と腎臓形状
の通路２３、２４に連通して横方向に貫通する接続通路
２７、２８が形成されているので、２つのロータ１８、
１９はその排水部材を介して互いに接続されており、一
緒になってポンプないし静水力学的機械として作用する
ことができる。それによって２潮流の静水力学的機械な
いしはラジアルピストン機械が形成され、その場合に接
続通路２７、２８が流入ないし流出通路を形成し、かつ
それに従って外側へ向かって開放している。
てはポンプユニットとして後述するように互いに同調し
て結合され、ないしは機能的に結合されている。すなわ
ちロータ１８、１９の径方向の孔１６、１７内には互い
に向き合った軸方向の側方の制御スリット２１、２２が
設けられており、その制御スリットを介して孔１６、１
７は中間床５方向へ開放している。この制御スリット２
１、２２自体は、制御ディスク（軸方向ディスク）２
５、２６に形成された腎臓形状の（図４を参照）通路２
３、２４と連通している。制御ディスク２５、２６は中
間床５の両側の対応する凹部内に挿入されている。中間
床５自体には上述の制御スリット２１、２２と腎臓形状
の通路２３、２４に連通して横方向に貫通する接続通路
２７、２８が形成されているので、２つのロータ１８、
１９はその排水部材を介して互いに接続されており、一
緒になってポンプないし静水力学的機械として作用する
ことができる。それによって２潮流の静水力学的機械な
いしはラジアルピストン機械が形成され、その場合に接
続通路２７、２８が流入ないし流出通路を形成し、かつ
それに従って外側へ向かって開放している。
【００１３】ピストン１５と制御スリット２１、２２の
（側方の）圧力供給により生じる軸方向の剪断力は、制
御ディスク２５、２６内の同一の大きさに形成された通
路２３、２４と、ロータ１８、１９と制御ディスク２
５、２６間の間隙内でこの通路２３、２４を包囲する押
圧ばね２９、３０によって、従って反対方向に作用する
静水力学的力によって補償される。すなわち軸２０を介
してのロータ１８、１９間の力結合Ｂによって、ハウジ
ング１の軸方向に力が加わるのが防止される。
（側方の）圧力供給により生じる軸方向の剪断力は、制
御ディスク２５、２６内の同一の大きさに形成された通
路２３、２４と、ロータ１８、１９と制御ディスク２
５、２６間の間隙内でこの通路２３、２４を包囲する押
圧ばね２９、３０によって、従って反対方向に作用する
静水力学的力によって補償される。すなわち軸２０を介
してのロータ１８、１９間の力結合Ｂによって、ハウジ
ング１の軸方向に力が加わるのが防止される。
【００１４】軸２０を図示のように中間床５に対して適
当に支持し、かつハブリング８、９を軸受軸（揺動軸）
１０を介して中間床５に支持する場合には、さらに図３
に示すような簡単な軸承が得られ、ポンプ内部で径方向
の力結合ＡとＣが案内される。
当に支持し、かつハブリング８、９を軸受軸（揺動軸）
１０を介して中間床５に支持する場合には、さらに図３
に示すような簡単な軸承が得られ、ポンプ内部で径方向
の力結合ＡとＣが案内される。
【００１５】構造的な構成全体に関してさらに、図４に
示すように、２つのハブリング８、９が調節ピストン３
１と相手側ピストン３２からなる調節装置を介して一緒
に位置決めされることが示されている。この調節装置は
中間床５に取り付けられ、ないしは形成されており、か
つ効果的である。中間床５内にはさらに、すでに説明し
たように、通路２７、２８、すなわち流入側の低圧通路
と流出側の高圧通路が形成されている。
示すように、２つのハブリング８、９が調節ピストン３
１と相手側ピストン３２からなる調節装置を介して一緒
に位置決めされることが示されている。この調節装置は
中間床５に取り付けられ、ないしは形成されており、か
つ効果的である。中間床５内にはさらに、すでに説明し
たように、通路２７、２８、すなわち流入側の低圧通路
と流出側の高圧通路が形成されている。
【００１６】ロータ１８、１９は、すでに説明したよう
に、軸２０上に回転しないように、かつ軸方向に固定さ
れて取り付けられている。その場合に、図示のように、
２つのロータは軸２０上に取り外し可能に（締付けナッ
ト３７を参照）取り付けられている。軸２０は結合ジャ
ケット４０を介して駆動スリーブ２側から駆動される。
に、軸２０上に回転しないように、かつ軸方向に固定さ
れて取り付けられている。その場合に、図示のように、
２つのロータは軸２０上に取り外し可能に（締付けナッ
ト３７を参照）取り付けられている。軸２０は結合ジャ
ケット４０を介して駆動スリーブ２側から駆動される。
【００１７】上述のかつ図面に示す構造においては、図
面では各ロータ１８、１９のために軸２０上にそれぞれ
カラー３３、３４が設けられている。取り付ける場合に
は、ロータ１８、１９は締付けナット３７を介してこの
カラー３３ないし３４に対して押圧される。その場合に
カラー３３、３４の距離は中間床５の厚みと制御ディス
ク２５、２６の厚みの合計に相当するものよりもわずか
に大きい。
面では各ロータ１８、１９のために軸２０上にそれぞれ
カラー３３、３４が設けられている。取り付ける場合に
は、ロータ１８、１９は締付けナット３７を介してこの
カラー３３ないし３４に対して押圧される。その場合に
カラー３３、３４の距離は中間床５の厚みと制御ディス
ク２５、２６の厚みの合計に相当するものよりもわずか
に大きい。
【００１８】原則的にはロータ１８、１９は、一方のロ
ータが軸２０と一体的に形成され、かつ他方のロータが
締付けナットを介して固定されるように、軸２０上に固
定することも可能である。
ータが軸２０と一体的に形成され、かつ他方のロータが
締付けナットを介して固定されるように、軸２０上に固
定することも可能である。
【００１９】他の実施例においては、２つのロータ１
８、１９を互いに対して例えば径方向に配置された排水
部材の半分の分割を中心に固定することも可能である。
８、１９を互いに対して例えば径方向に配置された排水
部材の半分の分割を中心に固定することも可能である。
【００２０】
【発明の効果】要約して次のことを再度述べておく。
【００２１】２つのロータ１８、１９を軸２０上で軸方
向に固定することによって、軸方向の力をハウジング天
井部３で支持する必要がなくなる。駆動軸２０を軸受３
５を介して中間床５内に軸承し、かつハブリング８、９
を同一の中間床５内に軸承することによって、全体とし
て機械内部で作用する力結合Ａ、ＢおよびＣが可能にな
る。ロータ１８、１９の確実な回転のために必要な制御
ディスク（軸方向ディスク）２５、２６に対する間隙
は、それに関係する密封性によってできるだけ小さく抑
えることが必要である。このことは最終的に、制御ディ
スク２５、２６の中間床５側に弾性的なシール３８、３
９、例えばＯリングを挿入することによって達成され、
このシールは押圧ばね２９、３０の制限によってそれぞ
れ当接するロータ１８、１９に対して力を発生し、この
力は設計により金属的なシールを介して制御ディスク２
５、２６のロータ側に分配される圧力場によって発生さ
れるものよりわずかに大きく設定される。それによって
ロータ１８、１９と制御ディスク２５、２６間の間隙を
非常に小さく抑えることができる。
向に固定することによって、軸方向の力をハウジング天
井部３で支持する必要がなくなる。駆動軸２０を軸受３
５を介して中間床５内に軸承し、かつハブリング８、９
を同一の中間床５内に軸承することによって、全体とし
て機械内部で作用する力結合Ａ、ＢおよびＣが可能にな
る。ロータ１８、１９の確実な回転のために必要な制御
ディスク（軸方向ディスク）２５、２６に対する間隙
は、それに関係する密封性によってできるだけ小さく抑
えることが必要である。このことは最終的に、制御ディ
スク２５、２６の中間床５側に弾性的なシール３８、３
９、例えばＯリングを挿入することによって達成され、
このシールは押圧ばね２９、３０の制限によってそれぞ
れ当接するロータ１８、１９に対して力を発生し、この
力は設計により金属的なシールを介して制御ディスク２
５、２６のロータ側に分配される圧力場によって発生さ
れるものよりわずかに大きく設定される。それによって
ロータ１８、１９と制御ディスク２５、２６間の間隙を
非常に小さく抑えることができる。
【００２２】すなわち、本発明によれば、静水力学的負
荷から発生する脈動する力を機械の外側面を介して案内
する必要がなく、かつさらに技術的に繁雑な製造を必要
とするハウジング天井部の整合が不要になる静水力学的
機械を提供することができる。
荷から発生する脈動する力を機械の外側面を介して案内
する必要がなく、かつさらに技術的に繁雑な製造を必要
とするハウジング天井部の整合が不要になる静水力学的
機械を提供することができる。
【図１】静水力学的機械の縦断面図である。
【図２】図１に示す静水力学的機械のＩＩ−ＩＩ線に沿
った横断面図である。
った横断面図である。
【図３】図１に示す静水力学的機械の縦断面図で、静水
力学的機械の内部に軸方向および径方向の力の流れが記
載されている。
力学的機械の内部に軸方向および径方向の力の流れが記
載されている。
【図４】図１に示す静水力学的機械のＩＩＩ−ＩＩＩ線
に沿った横断面図である。
に沿った横断面図である。
【符号の説明】 １ ハウジング、 ３ ハウジング天井部、 ４ 軸受、 ５ ハウジング中間床、 ６，７ 内部室 ８，９ ハブリング、 １０ 軸受軸、 １１ 結合軸、 １２，１３ ハブリングの内側、 １４ 滑り台 １５ ピストン、 １６，１７ 孔 １８，１９ ロータ、 ２０ 軸、 ２１，２２ 制御スリット ２３，２４ 通路、 ２５，２６ 制御ディスク、 ２７，２８ 給送通路、 ２９，３０ 押圧ばね、 ３１ 調節ピストン、 ３２ 相手側ピストン、 ３３，３４ カラー、 ３５，３６ 軸受、 ３７ 締付け部材、 ３８，３９ 弾性的なシール、 ４０ 結合ジャケット。
Claims (2)
- 【請求項１】 軸（２０）上に回転しないように、かつ
軸方向に固定されて配置されたシリンダスターを有し、
このシリンダスターにはハブリング（８、９）の内側に
接して滑動する排水部材（ピストン１５および滑り台１
４）を有する径方向に延びる多数の孔（１６、１７）が
設けられており、前記孔（１６、１７）は圧力媒体の給
送量を制御するために制御スリット（２１、２２）を介
してシリンダスターの側方に連通する給送通路（高／低
圧）と接続されている、静水力学的機械（ラジアルピス
トン機械）において、 シリンダスターが互いに距離をおいて取り付けられた２
つのロータ（１８、１９）からなり、その孔（１６、１
７）に互いに連通し、特に互いに対向する制御スリット
（２１、２２）が設けられており、 ２つのロータ（１８、１９）間にハウジング中間床
（５）が設けられており、そのハウジング中間床に制御
スリット（２１、２２）と連通する通路（２３、２４）
を備え、ロータ（１８、１９）と対向する制御ディスク
（軸方向ディスク２５）と、それぞれ互いに共役の通路
（２３、２４）を接続する、給送通路（２７、２８）と
して用いられる接続通路とが設けられており、 ２つのロータ（１８、１９）のハブリング（８、９）が
軸受軸（１０）を介して互いに固定的に結合され、かつ
軸（２０）と軸受軸（１０）がそれぞれ軸受（軸の軸受
３５と軸受３６）を介して中間床（５）内に軸承されて
いることを特徴とする静水力学的機械。 - 【請求項２】 各ロータ（１８、１９）のために軸（２
０）上にカラー（３３、３４）が設けられており、ロー
タ（１８、１９）が締付け部材（３７）によって前記カ
ラーに対して押圧され、かつカラーの距離が中間床
（５）と制御ディスク（２５、２６）の厚みの合計より
幾分大きいことを特徴とする請求項１に記載の静水力学
的機械。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4229656 | 1992-09-04 | ||
| DE4229656-0 | 1992-09-04 |
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|---|---|
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ID=6467288
Family Applications (1)
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| JP5217593A Pending JPH06193558A (ja) | 1992-09-04 | 1993-09-01 | 軸方向の剪断力を補償する静水力学的機械 |
Country Status (8)
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