JPH0619081Y2 - 光沢測定装置 - Google Patents

光沢測定装置

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JPH0619081Y2
JPH0619081Y2 JP1988070881U JP7088188U JPH0619081Y2 JP H0619081 Y2 JPH0619081 Y2 JP H0619081Y2 JP 1988070881 U JP1988070881 U JP 1988070881U JP 7088188 U JP7088188 U JP 7088188U JP H0619081 Y2 JPH0619081 Y2 JP H0619081Y2
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JP
Japan
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measuring device
protective cover
optical system
calibration plate
main body
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JP1988070881U
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唯二 辻岡
良雄 堀井
訓 河野
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光沢測定装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
床表面等の光沢の度合を測定するのに用いられる光沢測
定装置においては、従来、測定装置本体の光学系部分を
形成する投光器と受光器とに塵埃が付着したり或いは他
の物体が当たるのを防止するための保護カバーが測定装
置本体に対して着脱自在に設けられているが、前記光学
系部分を校正するのに用いられる例えばガラス板よりな
る校正板は測定装置本体等とは別に保管されていた。
そして、校正を行うに際しては、保護カバーを測定装置
本体から外して、校正板に対して光学系部分が所定の方
向に位置するように測定装置本体をセットし、測定装置
本体の電源スイッチをオンして投光器から校正板表面に
光を照射し、そのときの反射光を受光器において検出
し、これが所定の値になっているか否かを確認し、も
し、所定の値になっていないときには測定装置本体に設
けた調整ボリュームを操作して、所定の値になるように
校正していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の光沢測定装置においては、非
使用時においては、測定装置本体と校正板とが別体で保
管されるため、校正板が紛失し易いといった欠点がある
と共に、校正板の保管状態によってはその表面が汚損さ
れることがあり、このように校正板の表面が汚損される
と、その光沢度にバラツキが生じ、校正を正確に行えな
いといった不都合があった。
本考案は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、非使用時においては、光学系部分
並びに校正板を汚損したり傷つけることなく測定装置本
体と校正板とを一体的に保管することができ、しかも、
測定装置本体に対して保護カバーが装着した状態で光学
系部分の校正を正確に行うことができる光沢測定装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本考案に係る光沢測定装置
は、測定装置本体の平坦な一側面に開口を設け、この開
口の内部に光学系部分を設け、前記開口を覆う保護カバ
ーの内面側に校正板を取り付けると共に、前記測定装置
本体及び保護カバーのそれぞれに保護カバーの取り付け
方向を規定する取り付け規定部を形成している。
〔作用〕
上記構成によれば、光沢測定装置を保管する等その非使
用時において、内面側に校正板を取り付けた保護カバー
を、光学系部分を覆うように測定装置本体に装着する
と、この保護カバーによって光学系部分を塵埃や他の物
体から保護することができると共に、校正板をも同様に
して保護することができる。そして、このように保護カ
バーの装着状態においては、校正板は保護カバーを介し
て測定装置本体と一体的に保管されることになり、紛失
することがなくなる。又、保護カバーは測定装置本体に
対して常に一定の方向になるように装着されるので、保
護カバーを測定装置本体に装着した状態においては、校
正板が光学系部分に対して正確に所定の状態に位置して
いることとなり、そのままの状態で光学系部分を校正す
ることができ、しかも、校正板が保管中に汚損されるこ
とがないから正確に校正を行うことができる。従って、
上記目的は完全に達成される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係る光沢測定装置の一例を示し、同図
において、1は例えば合成樹脂よりなる測定装置本体
で、略直方体形状に形成されており、Kはその一側面D
に形成される光学系部分である。
即ち、側面Dの略中央には平面視長方形の凹部2が凹設
してあり、この凹部2の長手方向の面2a,2bは、第2図
に示すように、側面Dに垂直な線を中心として互いに対
称なように傾斜させてあり、それぞれの面2a,2bには投
光器3,受光器4が設けてある。
そして、光学系部分Kが形成してある側面Dの反対側の
面Uは、詳細には示してないが、電源スイッチや調整ボ
リューム等の操作部や測定結果や校正状態等を表示する
表示部が設けてあり、ここまでの構成は従来の光沢測定
装置と何ら変わるところがない。
再び、第1図において、5は光学系部分Kを覆う保護カ
バーで、例えば平面視長方形の平面部6とこの平面部6
の長い方の辺に沿って互いに平行になるように立設され
た脚部7,8とからなり、例えば合成樹脂を用いて一体
的にしかも適度な弾性を有するように形成されている。
そして、保護カバー5の内面側(図示例においては平面
部6に脚部7,8を立設した側,以下、カバー内面側5A
と云う)には、校正板としての校正ガラス9が例えば接
着剤によって取り付けてある。この校正ガラス9は投光
器3からの光の照射面積に比べて十分に大きな面積を有
すると共に、その表面が平面部6と面一になるようにし
て設けてある(第2図及び第3図参照)。
又、脚部7,8のそれぞれ先端両端部を内方に折曲して
係止部10,10,10,10に形成してある。これらの係止部
10…は、第1図において仮想線で示すように、光学系部
分Kを覆うようにして保護カバー5を測定装置本体1に
装着したとき、測定装置本体1の面U,Dにそれぞれ隣
接する面S,Sの略中央部12,12(図示例においては、
一方しか示してない)の凹部2側に近い端部に形成した
例えば溝状の係止部11,11と係合し、保護カバー5が容
易に外れないようにしてある。尚、前記中央部12,12に
は若干の抜きテーパが付けてある。
更に、保護カバー5及び測定装置本体1には、保護カバ
ー5の取り付け方向を規定するための取り付け規定部1
3,14が形成してある。即ち、保護カバー5の一方の脚
部7の先端略中央部には係合凹部13が形成してあり(第
1図参照)、他方、測定装置本体1の一方の面Sの略中
央部12に係合突部14が形成してある(第1図及び第2図
参照)。
15は一方の脚部7において係合凹部13の近傍に突設され
る突部で、測定装置本体1に装着された保護カバー5を
外し易くするためのものである。
而して、上記構成よりなる光沢測定装置においては、保
管中等その非使用時において、内面側5Aに校正板9を取
り付けた保護カバー5を、光学系部分Kを覆うように測
定装置本体1に装着すると、この保護カバー5によって
光学系部分Kを塵埃や他の物体から保護することができ
ると共に、校正板9も同様にして保護することができ
る。そして,このように測定装置本体1に保護カバー5
を装着した状態においては、校正板9は保護カバー5を
介して測定装置本体1と一体的に保管されることにな
り、紛失することがなくなる。
又、取り付け規定部13,14によって、保護カバー5は測
定装置本体1に対して常に一定の方向になるように装着
されるので、保護カバー5を測定装置本体1に装着した
状態においては、校正板9が光学系部分Kに対して所定
の状態に位置していることとなり、そのままの状態で光
学系部分Kの校正することができ、しかも、校正板9が
保管中に汚損されてないから正確に校正を行うことがで
きる。
本考案は上記実施例に限られるものではなく、図示しな
いが、例えば測定装置本体に保護カバーをスライド自在
に設け、測定時には保護カバーをスライドさせ、光学系
部分を測定可能状態にしながらも保護カバーが測定装置
本体1から離れないようにしてもよい。又、保護カバー
は、測定時、測定装置本体1の他の部分に装着する構成
にしてあってもよい。
更に、保護カバーの内面側に、相異なる特性を有する校
正板を2枚設け、保護カバーをスライドさせるだけでい
ずれの校正板によっても光学系部分を校正できるように
してもよい。
そして、保護カバー5の取り付け方向を規定する第1図
に示す取り付け規定部13,14は、この実施例のものに限
られるものではなく、又、この取り付け規定部13,14に
保護カバー5の位置ズレ防止機能をもたせるようにして
もよい。更に、校正板9は上記校正ガラスの他、タイル
やセラミック等光沢度が既知のものを用いてもよいこと
は勿論である。
〔考案の効果〕 以上説明したように、本考案に係る光沢測定装置は、測
定装置本体の平坦な一側面に開口を設け、この開口の内
部に光学系部分を設け、前記開口を覆う保護カバーの内
面側に校正板を取り付けると共に、前記測定装置本体及
び保護カバーのそれぞれに保護カバーの取り付け方向を
規定する取り付け規定部を形成しているので、非使用時
においては、光学系部分並びに校正板を汚損したり傷つ
けることなく測定装置本体と校正板とを一体的に保管す
ることができ、しかも、測定装置本体に対して保護カバ
ーを装着した状態で光学系部分の校正を正確に行うこと
ができるので、非使用時の保管並びに校正を確実にしか
も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、第1図は
非装着状態における測定装置本体と保護カバーとを示す
斜視図、第2図は装着状態における部分横断面図、第3
図は装着状態における縦断面図である。 1…測定装置本体、5,…保護カバー、5A…カバー内部
側、9…校正板、13,14…取り付け規定部、K…光学系
部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定装置本体の平坦な一側面に開口を設
    け、この開口の内部に光学系部分を設け、前記開口を覆
    う保護カバーの内面側に校正板を取り付けると共に、前
    記測定装置本体及び保護カバーのそれぞれに保護カバー
    の取り付け方向を規定する取り付け規定部を形成したこ
    とを特徴とする光沢測定装置。
JP1988070881U 1988-05-28 1988-05-28 光沢測定装置 Expired - Lifetime JPH0619081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988070881U JPH0619081Y2 (ja) 1988-05-28 1988-05-28 光沢測定装置

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JP1988070881U JPH0619081Y2 (ja) 1988-05-28 1988-05-28 光沢測定装置

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JPH01173660U JPH01173660U (ja) 1989-12-08
JPH0619081Y2 true JPH0619081Y2 (ja) 1994-05-18

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ID=31296099

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JP1988070881U Expired - Lifetime JPH0619081Y2 (ja) 1988-05-28 1988-05-28 光沢測定装置

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JPS533097U (ja) * 1976-06-26 1978-01-12
JPS61167551U (ja) * 1985-04-08 1986-10-17

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