JPH06190708A - 研磨盤 - Google Patents

研磨盤

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Publication number
JPH06190708A
JPH06190708A JP34910992A JP34910992A JPH06190708A JP H06190708 A JPH06190708 A JP H06190708A JP 34910992 A JP34910992 A JP 34910992A JP 34910992 A JP34910992 A JP 34910992A JP H06190708 A JPH06190708 A JP H06190708A
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JP
Japan
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drive shaft
drive
roller
sander
gear
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Application number
JP34910992A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Wada
達也 和田
Mitsumasa Sato
光政 佐藤
Shoji Takahashi
省次 高橋
Koichi Miyamoto
功一 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ベルトサンダとスピンドルサンダを選択的に
使用でき、設定角度も任意に設定でき、使用時駆動軸を
軸線方向に往復移動できるようにする。 【構成】 固定テーブル2に保持板4,4を揺動可能に
設け、これに、モータ7を取付けたブラケット5を固定
する。保持板4,4間にはハンドル軸10をハウジング
1の円弧状のガイド孔を貫通して架設し、一端にはハン
ドル11を螺着する。ブラケット5には駆動軸18を設
け、モータ7との間にベルト20,25を張設する。プ
ーリ保持体21にはプーリ19とは若干径の異なるプー
リ24を回転可能に設け、カム部24aを形成し、プー
リ19にはこれとの当接部19aを形成する。駆動ロー
ラ27と、従動ローラ50との間にベルトサンダ38を
張設する。スピンドルサンダを使用する際には駆動ロー
ラ27に代えて、スピンドルサンダを駆動軸18に固定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は研磨盤に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、サンダを回転させ、このサンダ
に被研磨材を当てて、研磨作業を行なう研磨盤が広く知
られている。
【0003】このような研磨盤においては種々のものが
提案されている。例えばプーリとカムを使用して駆動軸
を回転させるとともに、軸方向に往復移動させ、スピン
ドルサンダを回転させるといったものがある(USP2
426028号)。また、歯車を使用して駆動軸を回転
させ、カムとカム溝とを利用して駆動軸を軸方向に往復
移動させるといったものがある(USP1849868
号)。さらに、ベルトサンダとスピンドルサンダとの両
サンダを選択的に使用することができ、駆動軸を傾斜す
ることができるものがある(USP4939870
号)。また、ベルトサンダ専用の研磨盤において、ベル
トをテーブル面に対して垂直な位置から平行な位置まで
傾斜させることができるものがある(METABO社製
製品)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、USP24
26028号記載のものにあっては、スピンドルサンダ
専用であってベルトサンダについては使用することがで
きない。また、USP1849868号記載のものにあ
っては、駆動軸の回転機構、軸方向への往復移動機構は
部品点数が多くなり、構造が複雑となる。さらに、US
P4939870号記載のものにあっては、ベルトサン
ダの使用時にのみ、従動ローラが軸方向に移動するもの
であり、スピンドルサンダの使用時には軸方向に往復移
動しない。また、ベルトの傾斜量は最大45°までであ
る。また、METABO社製製品については、スピンド
ルサンダを使用することはできない。
【0005】本発明は上述のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、ベルトサンダとスピンドルサンダの両
サンダを選択的に使用することができ、どちらのサンダ
を使用している場合にあっても軸方向への移動が可能な
研磨盤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング
と、このハウジングの上面部に設けられるとともに被加
工材を載置可能なテーブルと、上記ハウジング内に収納
された駆動装置と、この駆動装置によって回転される駆
動軸とを有する研磨盤において、上記駆動軸は上記テー
ブルのテーブル面に対する傾斜角度が位置調節可能に設
けられ、研磨作業時に上記駆動軸を軸線方向に移動させ
る移動機構部が設けられ、上記駆動軸には駆動ローラ又
はスピンドルサンダとが所望により交換可能に設けら
れ、上記駆動ローラを取付けた際には、この駆動ローラ
と軸線方向が平行な従動ローラが着脱可能に設けられ、
この従動ローラと上記駆動ローラとの間にベルトサンダ
が張設されること;移動機構部は、駆動軸に設けられ、
この駆動軸と一体に回転可能な第一回転部材と、この第
一回転部材と相対向して上記第一回転部材とは回転数が
相違するように回転可能に設けられた第二回転部材とを
有し、この第一回転部材と第二回転部材のそれぞれ相対
向する面部の一方にはカム部が形成され、他方にはこの
カム部に当接可能な当接部が形成されていることを特徴
とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の研磨盤にあって、スピンドルサ
ンダを使用する場合には、駆動軸にスピンドルサンダを
取付ける。そして、スピンドルサンダを取付けた駆動軸
を所望角度に傾斜させる。駆動装置を作動させ、駆動軸
およびスピンドルサンダを回転させる。また、このとき
移動機構部によって駆動軸ひいてはスピンドルサンダが
軸線方向に往復移動する。
【0008】また、ベルトサンダを使用する場合には、
駆動軸に駆動ローラを取付ける。また、従動ローラを設
け、この従動ローラと駆動ローラとの間にベルトサンダ
を張設する。そして、駆動軸を所望角度に傾斜させる。
駆動装置を作動させ、駆動軸を回転させると駆動ローラ
を介してベルトサンダが回転する。また、このとき移動
機構部によって駆動軸ひいては駆動ローラが軸線方向に
往復移動し、ベルトサンダは駆動ローラ側で揺動する。
【0009】請求項2記載の研磨盤にあって、駆動軸の
軸線方向への往復移動は、駆動軸に設けられた第一回転
部材と、この第一回転部材と相対向して設けられ、回転
数の相違する第二回転部材との間隔が、それぞれに形成
されたカム部と当接部とによって変化するため駆動軸が
軸線方向に往復移動する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明における研磨盤の正面
断面図、図2は側面断面図である。図1において、図中
符号1はハウジングであり、このハウジング1の上部に
はテーブル2が固定されている。このテーブル2には開
口部2aが形成され、この開口部2aの相対向する側
(図1中左右両側)に回転ピン3,3を介して保持板
4,4が回転ピン3を中心として揺動可能に設けられて
いる。この保持板4,4間にブラケット5がねじ6,6
によって固定されている。このブラケット5にはモータ
7が固定されており、このモータ7のモータ軸7aには
プーリ8,9が固定されている。さらに、上記保持板
4,4間にはハンドル軸10が架設されており、このハ
ンドル軸10はハウジング1に形成された円弧状のガイ
ド孔1a(図2参照)を貫通している。このハンドル軸
10の図1中右端側にはハンドル11が螺着されてい
る。このハンドル11を締付けることにより保持板4の
揺動が規制されるように構成されている。一方、ブラケ
ット5の図1中右側には図中上下方向に長い横断面半円
形状を呈する凹部5aが形成されている。
【0011】図3はこの凹部5a近傍部の部分拡大断面
図である。凹部5aの内部には軸受12,12を介して
中空部材13が収納されている。この中空部材13は図
中上下方向に移動可能である。また、この中空部材13
の外周適所にはリング部材14が設けられ、このリング
部材14と凹部5aの内周部に形成されたフランジ部5
bとの間にばね15が介在せしめられている。このばね
15の付勢力により中空部材13は図中下方に付勢され
ている。さらに、中空部材13には図中上下方向に延び
る縦孔13aが形成されており、この縦孔13a内にブ
ラケット5に固定されたロックプレート16が係合する
ことにより、中空部材13の回転が規制される。また、
中空部材13の内部には軸受17,17を介して駆動軸
18が回転可能に設けられている。この駆動軸18の図
中下端部にはプーリ19が固定されており、図1におい
て、このプーリ19とモータ軸2aに固定されたプーリ
8との間にベルト20が張設されている。また、図3に
おいて、凹部5aの下端部にはプーリ保持体21が固定
されており、このプーリ保持体21に固定されたシャフ
ト22に軸受23を介してプーリ24が回転可能に設け
られている。図1において、このプーリ24とモータ軸
2aに固定されたプーリ9との間にベルト25が張設さ
れている。ここで、プーリ19とプーリ24との外径は
若干異なっている。また、図3においてプーリ24のプ
ーリ19と対向する側にはカム24aが形成されてお
り、プーリ19にはこのカム24aに当接される当接部
19aが形成されている。このとき、プーリ19とプー
リ24との外径が異なっていることから、プーリ19,
24の回転に伴ない、当接部19aとカム24aとの当
接位置が変化し、プーリ19ひいては駆動軸18が図3
中上下方向に往復動する。一方、駆動軸18の図中上方
にはスペーサ26を介して駆動ローラ27が嵌め込ま
れ、ナット28によって固定されている。また、駆動軸
18の中間部にはロックリング29が固定されており、
このロックリング29に係脱可能なロックピン30が凹
部5aに左右方向移動可能に設けられている。このロッ
クピン30にはボタン31が接続され、このボタン31
のON−OFF操作により、ロックピン30がロックリ
ング29に係脱しうる。このロックピン30がロックリ
ング29に係合することにより、駆動軸18の回転が規
制される。また、凹部5aの下部には軸受カバー32が
設けられており、軸受12を覆っている。一方、テーブ
ル2の外側部には係合部材33が配設され、この係合部
材33に形成されたねじ部(図示せず)がテーブル2の
側板部を貫通し、固定ハンドル34に埋設されたナット
35に螺合している。この係合部材33に前後レール3
6に形成された溝部36aが係合され、固定ハンドル3
4を締付けることにより、前後レール36がテーブル2
の側面部に設定されている。この前後レール36が、他
の工作機械のテーブル等に上述と同様の構成により形成
された係合部材(図示せず)と連結されることにより、
他の工作機械と本発明における研磨盤とを一体化させる
ことができ、システムの組合せの自由度が拡がり、汎用
性を持たせることができる。なお、図1において、図中
左側にも同様の構成により、前後レール36が保持され
る。
【0012】図1において、ブラケット5の上面部には
定盤37が着脱可能に設けられている。この定盤37は
エンドレス状のベルトサンダ38の移動をガイドするも
のであり、被研磨材(図示せず)をベルトサンダ38に
押し付けた際に、ベルトサンダ38が撓んで研磨作業が
十分に行なわれないといったことを防止するためのもの
である。この定盤37には定盤位置決め用のピン39が
設けられており、このピン39が挿入可能な挿入穴5c
がブラケット5の適所に形成されている。そして、この
定盤37は定盤固定機構部40によってブラケット5に
固定されている。
【0013】図4は図1中左上部の部分拡大図である。
定盤37にはローラブラケット44がねじ(図示せず)
によって固定されている。図中符号44aは、このねじ
挿入用のねじ穴である。また、ローラブラケット44に
はローラ保持用の保持体45が図中左右方向に移動可能
に設けられている。この保持体45の図中右端部にはレ
バー46の端部に形成された支点部46bが枢着されて
おり、この支点部46bを中心として回動可能に設けら
れている。また、保持体45とローラブラケット44の
図中右側板との間にはばね47が保持体45の突出部4
5aに巻装された状態で設けられている。そして、この
ばね47により保持体45が図中左方に付勢されてい
る。さらに、保持体45の図中左側には上板部45bと
底板部45cとが形成されており、この上板部45bと
底板部45cとの間にはシャフト48が固定されてい
る。このシャフト48には軸受49,49を介して従動
ローラ50が回転可能に設けられている。また、ローラ
ブラケット44の上板部44bにはローラ傾斜ねじ51
が螺着されており、保持体45の上板部45bに当接さ
れている。ここで、このローラ傾斜ねじ51の軸線位置
は上記シャフト48の軸線位置とはずれている。これ
は、シャフト48に設けられた従動ローラ50をローラ
傾斜ねじ51の調節により傾斜させるためである。さら
に、保持体45の本体部45dとローラブラケット44
の上板部44bとの間にはばね52が介在されており、
保持体45を常時図中上方に付勢せしめることにより、
保持体45の上板部45bがローラ傾斜ねじ51の先端
に当接されるように構成されている。そして、このよう
に設けられた従動ローラ50と、図1において駆動ロー
ラ27との間にベルトサンダ38が張設されている。
【0014】図6は本発明における研磨盤の部分平面図
である。ブラケット5の図中右側には突部5e,5eが
形成されており、この突部5e,5eにベルトカバー5
3が載置され、ピン54,54によって固定されてい
る。このベルトカバー53はベルトサンダ38の背面側
(図6中右側)を覆うものであり、ピン54,54によ
ってブラケット5とは容易に着脱しうるように構成され
ている。さらに、駆動ローラ27の近傍には切粉を集塵
するためのダスト集塵装置(図示せず)に接続された接
続管55が配設されている。
【0015】一方、図2において、テーブル2にはガイ
ド板固定ねじ56が取付けられており、このガイド板固
定ねじ56には被研磨材をガイドするガイド板57が設
けられている。このガイド板57はガイド板固定ねじ5
6の軸線を中心として回動可能であり、被研磨材のベル
トサンダ38等への当接角度の調節ができるように構成
されている。また、ガイド板57は図2中左右方向への
位置調節も可能なように構成されている。一方、中空部
材13の中央部にはこの中空部材13の昇降移動を規制
する中空部材昇降規制機構部58が配設されている。
【0016】図7乃至図9は駆動軸18の駆動機構の他
の実施例を示す図である。なお、図8は図7中VIII−VI
II矢視図、図9は図7中IX−IX矢視図である。図8中符
号71はモータであり、このモータ71のモータ軸71
aには歯部71bが形成されている。なお、このモータ
軸71aはブラケット5に設けられた軸受72に軸支さ
れている。また、モータ軸71aの歯部71bにはブラ
ケット5に保持された第一歯車73が噛合され、この第
一歯車73には第二歯車74が噛合されている。この第
二歯車74には駆動軸18に固定された第三歯車75が
噛合されている。また、駆動軸18の先端部(図8中右
端部)には第四歯車76が固定されている。一方、図9
において、ブラケット5には歯車保持体77がねじ78
によって固定されており、この歯車保持体77とブラケ
ット5との間にはシャフト79が設けられている。この
シャフト79には第五歯車80が回転可能に保持され、
第四歯車76に噛合している。また、この第五歯車80
には第六歯車81が噛合されている。この第六歯車81
は歯車保持体77に軸受82を介して設けられており、
第四歯車76の歯数よりも若干多くの歯数を有してい
る。この第六歯車81の図中上面部にはカム81aが形
成されており、第四歯車76の図中下面部には上記カム
81aに当接する当接部76aが形成されている。この
とき、駆動軸18の回転に伴ない、第四歯車76が回転
すると、第五歯車80を介して第六歯車81も回転す
る。ところが、第四歯車76と第六歯車81の歯数が若
干異なることにより、第四歯車76と第六歯車81とは
位相差を生じることとなる。このため、カム81aに当
接する当接部81aの位置が異なることにより、駆動軸
18は図3中上下方向に上下動することとなる。
【0017】このように構成された研磨盤の作用につい
て以下に詳述する。まず、図10に示すようにベルトサ
ンダ38を立てた状態で使用する際について説明する。
図2において、ハンドル11を緩め、ガイド孔1aに沿
って移動せしめ、適当な位置に位置せしめ、締結させる
ことにより、図3においてハンドル11に取付けられた
ハンドル軸10を介して保持板4もまた回転ピン3を中
心として回転し、ブラケット5も回転する。これによ
り、駆動ローラ27および従動ローラ50(図1参照)
を立設させることができる。その後、ローラブラケット
44を備えた定盤37をブラケット5に固定する。この
定盤37の固定手段は図1において、定盤37に固定さ
れたピン39をブラケット5の挿入穴5cに挿入し、定
盤固定機構部40によってブラケット5に固定される。
そして、図5のように、レバー46の側面46cがロー
ラブラケット44の図中右側面に当接する立てた状態で
駆動ローラ27(図1参照)と従動ローラ50との間に
ベルトサンダ38を架けわたし、レバー46を支点部4
6bを中心として図5中時計方向に回動させる。する
と、保持体45が図中左方に移動し、ひいては従動ロー
ラ50が図中左方に移動することにより、ベルトサンダ
38が緊張される(図4)。さらに、ベルトサンダ38
の張設後、図5において、ベルトカバー53をピン5
4,54によってブラケット5に固定する。その後、図
1において、モータ7を駆動させ、モータ軸7aを介し
てプーリ8,9を回転させる。このプーリ8,9の回転
に伴ない、ベルト20,25を介してプーリ19,24
が回転する。このプーリ19の回転に伴ない、駆動軸1
8も回転し、さらには駆動ローラ27も回転する。この
駆動ローラ27の回転により、ベルトサンダ38が従動
ローラ50との間で移動する。一方、上記プーリ19と
プーリ24とではその外径が若干異なっていることか
ら、2つのプーリ19,24の回転数は異なるものとな
る。そのため、図3において、プーリ19の当接部19
aと、プーリ24のカム24aとの当接位置が変わるた
め、プーリ19が図3中上下方向に移動することとな
る。これに伴ない駆動軸18を介して駆動ローラ27も
が上下動する。このため、ベルトサンダ38の一方側が
上下動し、研磨効率を向上させることができる。この状
態で、被研磨材(図示せず)をガイド板57(図2参
照)でガイドさせながらベルトサンダ38に当接させる
ことにより、ベルトサンダ38による研磨作業を行なう
ことができる。
【0018】なお、駆動ローラ27の上下動に伴ない、
中空部材13もが上下動する。そのため、この中空部材
13の上下動を規制することにより駆動ローラ27の上
下動をも規制することができる。すなわち、駆動ローラ
27の上下動を所望しない場合には中空部材昇降規制機
構部58(図2参照)を操作し、中空部材13の上下動
を規制し、ひいては駆動ローラ27の上下動を規制す
る。
【0019】また、図2においてハンドル11を操作し
てブラケット5(図1参照)を適宜、傾斜させることに
より、図11に示すように、ベルトサンダ38の作業面
をテーブル2の面と平行にすることができる。このよう
にした場合には平面の研磨に特に有効である。
【0020】さらに、図12に示すようなスピンドルサ
ンダ91を使用して研磨する場合には、上述したベルト
カバー53(図6参照)、ベルトサンダ38(図6参
照)、定盤37(図6参照)を上述とは逆の順序で取外
す。さらに、図3においてナット28を外し、駆動ロー
ラ27を駆動軸18から外す。その後、駆動軸18にス
ピンドルサンダ91を挿入し、ナット28で締付け固定
する(図13)。この状態で、モータ7(図1参照)を
作動させ、上述のベルトサンダ38の場合と同様の機構
においてスピンドルサンダ91を回転、上下動させる。
なお、スピンドルサンダ91の上下動を所望しない場合
にあっては、上述した中空部材昇降規制機構部58(図
2参照)によって、中空部材13の昇降を規制し、ひい
てはスピンドルサンダ91の上下動を規制することがで
きる。
【0021】このように本発明における研磨盤ではベル
トサンダ38と、スピンドルサンダ91の両方のサンダ
を使用することができ、研磨盤に汎用性をもたせること
ができる。
【0022】次に、図7乃至図9に示した歯車伝達機構
によって、駆動軸18を回転させる際の作用について説
明する。図8において、モータ71を駆動させると、モ
ータ軸71aが回転し、このモータ軸71aの歯部71
bに噛合された第一歯車73が回転する。この第一歯車
73の回転により、第二歯車74を介して第三歯車75
が回転する。この第三歯車75の回転により駆動軸18
に固定されていることから、第三歯車75の回転により
駆動軸18が回転する。一方、この駆動軸18に伴な
い、第四歯車76が回転し、この第四歯車76に噛合さ
れた第五歯車80(図9)も回転する。この図9におい
て、第五歯車80が回転すると、第六歯車81が回転す
る。このとき、第四歯車76と第六歯車81とでは歯数
が若干異なっていることから、2つの歯車の回転数は異
なることとなる。そのため、第四歯車76の当接部76
aが第六歯車81のカム81aに当接する位置が異なる
ものとなり、第四歯車76が図9中上下方向に移動す
る。この第四歯車76の上下動に伴ない、駆動軸18も
上下動し、この駆動軸18の移動に伴ない駆動ローラ2
7(図1参照)も上下動する。
【0023】この場合においても、上述した中空部材昇
降規制機構部58(図2参照)により駆動軸18の上下
動を規制することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したことによ
り、ベルトサンダとスピンドルサンダの両方のサンダを
選択的に使用することができる。また、サンダの傾斜角
度も任意に設定することができる。さらに、どちらのサ
ンダの場合であっても駆動軸を簡易な構造で軸線方向に
往復移動させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における研磨盤の正面断面図である。
【図2】本発明における研磨盤の側面断面図である。
【図3】本発明における研磨盤の凹部近傍の部分拡大断
面図である。
【図4】本発明における研磨盤の従動ローラ近傍の部分
拡大断面図である。
【図5】本発明における研磨盤の従動ローラ近傍の部分
拡大断面図である。
【図6】本発明における研磨盤の部分平面図である。
【図7】本発明における研磨盤の駆動軸の駆動機構の他
の実施例を示す図である。
【図8】本発明における研磨盤の駆動軸の駆動機構の他
の実施例を示す図である。
【図9】本発明における研磨盤の駆動軸の駆動機構の他
の実施例を示す図である。
【図10】本発明における研磨盤の斜視図である。
【図11】本発明における研磨盤の斜視図である。
【図12】本発明における研磨盤に使用されるスピンド
ルサンダの正面図である。
【図13】本発明における研磨盤の斜視図である。
【符号の説明】
1…ハウジング 2…テーブル 7…モータ(駆動装置) 18…駆動軸 19…プーリ(第一回転部材) 19a…当接部(移動機構部) 24…プーリ(第二回転部材) 24a…カム部(移動機構部) 27…駆動ローラ 38…ベルトサンダ 50…従動ローラ 71…モータ 76…第四歯車(第一回転部材) 76a…当接部(移動機構部) 81…第六歯車(第二回転部材) 81a…カム部(移動機構部) 91…スピンドルサンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 功一 東京都千代田区外神田3丁目15番1号 リ ョービ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングの上面部
    に設けられるとともに被加工材を載置可能なテーブル
    と、上記ハウジング内に収納された駆動装置と、この駆
    動装置によって回転される駆動軸とを有する研磨盤にお
    いて、上記駆動軸は上記テーブルのテーブル面に対する
    傾斜角度が位置調節可能に設けられ、研磨作業時に上記
    駆動軸を軸線方向に移動させる移動機構部が設けられ、
    上記駆動軸には駆動ローラ又はスピンドルサンダとが所
    望により交換可能に設けられ、上記駆動ローラを取付け
    た際には、この駆動ローラと軸線方向が平行な従動ロー
    ラが着脱可能に設けられ、この従動ローラと上記駆動ロ
    ーラとの間にベルトサンダが張設されることを特徴とす
    る研磨盤。
  2. 【請求項2】 移動機構部は、駆動軸に設けられ、この
    駆動軸と一体に回転可能な第一回転部材と、この第一回
    転部材と相対向して上記第一回転部材とは回転数が相違
    するように回転可能に設けられた第二回転部材とを有
    し、この第一回転部材と第二回転部材のそれぞれ相対向
    する面部の一方にはカム部が形成され、他方にはこのカ
    ム部に当接可能な当接部が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の研磨盤。
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