JPH06190430A - 高圧作動バルブ付ノズル - Google Patents
高圧作動バルブ付ノズルInfo
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- JPH06190430A JPH06190430A JP34852892A JP34852892A JPH06190430A JP H06190430 A JPH06190430 A JP H06190430A JP 34852892 A JP34852892 A JP 34852892A JP 34852892 A JP34852892 A JP 34852892A JP H06190430 A JPH06190430 A JP H06190430A
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- nozzle
- hydraulic
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
- B21B45/0209—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
- B21B45/0215—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0233—Spray nozzles, Nozzle headers; Spray systems
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/04—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
- B21B45/08—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing hydraulically
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- Mechanical Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開閉バルブ付きノズルは複雑な構成となり、
かつ耐久性・密封性・メンテナンス性にも問題がある上
噴射チップに向かう水液流に対し良好な整流作用を与え
るには問題が多かった。本発明は上記問題を解決するも
のである。 【構成】 高圧作動開閉ピストンバルブアセンブリーが
連結された該ピストンアセンブリの下流にノズルアセン
ブリを連結し、ノズル先端部に噴出チップを装着した高
圧作動開閉バルブ付きノズルにおいて、開閉ピストンバ
ルブボディのネジによって組み付け並びに分解作業を極
めて容易な構造としたことを特徴としたノズル。
かつ耐久性・密封性・メンテナンス性にも問題がある上
噴射チップに向かう水液流に対し良好な整流作用を与え
るには問題が多かった。本発明は上記問題を解決するも
のである。 【構成】 高圧作動開閉ピストンバルブアセンブリーが
連結された該ピストンアセンブリの下流にノズルアセン
ブリを連結し、ノズル先端部に噴出チップを装着した高
圧作動開閉バルブ付きノズルにおいて、開閉ピストンバ
ルブボディのネジによって組み付け並びに分解作業を極
めて容易な構造としたことを特徴としたノズル。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は開閉ピストンバルブ付ノ
ズルに関する。この種の開閉ピストンバルブ付きノズル
は圧延鋼板上のスケールの除去及び冷却を行うに際し極
めて有利である。
ズルに関する。この種の開閉ピストンバルブ付きノズル
は圧延鋼板上のスケールの除去及び冷却を行うに際し極
めて有利である。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の開閉バルブ付ノズルとして
は例えば図７に示すものが挙げられる。この図に示すノ
ズル５０はノズル本体５１を備えており、ノズル本体５
１内には弁座５２に着座可能に開閉バルブ５３が収容さ
れる。開閉バルブ５３にはノズル本体５１内に収容され
た押圧バネ５４のバネ力が加えられ、弁座５２に対し圧
接される。またノズル本体５１にはその軸線方向に対し
直角方向から水液が流入可能になるような水液導入口５
５が具備される。
は例えば図７に示すものが挙げられる。この図に示すノ
ズル５０はノズル本体５１を備えており、ノズル本体５
１内には弁座５２に着座可能に開閉バルブ５３が収容さ
れる。開閉バルブ５３にはノズル本体５１内に収容され
た押圧バネ５４のバネ力が加えられ、弁座５２に対し圧
接される。またノズル本体５１にはその軸線方向に対し
直角方向から水液が流入可能になるような水液導入口５
５が具備される。
【０００３】しかしていま水液導入口５５から水液の供
給が行われ、液圧が押圧バネ５４のバネ力より勝ったと
き開閉バルブ５３が弁座５２から開離され、水液がノズ
ル本体５１の軸線に対し直角方向から流入する。ノズル
本体５１の軸線に沿い噴出チップ５６に向かって流動し
てこの噴出チップ５６から噴出される。一方水液導入口
５５からの水液の供給が停止され、水液圧より押圧バネ
５４のバネ力が勝ると、開閉バルブ５３が押圧バネ５４
のバネ力を受けて弁座に圧接される。これにより水液の
供給停止後直ちに開閉バルブ５３が閉鎖動作するため、
噴出チップ５６から相対的に、長時間水液が流出するこ
とがなく、水液の切れが良好となる。
給が行われ、液圧が押圧バネ５４のバネ力より勝ったと
き開閉バルブ５３が弁座５２から開離され、水液がノズ
ル本体５１の軸線に対し直角方向から流入する。ノズル
本体５１の軸線に沿い噴出チップ５６に向かって流動し
てこの噴出チップ５６から噴出される。一方水液導入口
５５からの水液の供給が停止され、水液圧より押圧バネ
５４のバネ力が勝ると、開閉バルブ５３が押圧バネ５４
のバネ力を受けて弁座に圧接される。これにより水液の
供給停止後直ちに開閉バルブ５３が閉鎖動作するため、
噴出チップ５６から相対的に、長時間水液が流出するこ
とがなく、水液の切れが良好となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来の開閉バルブ付ノズルにおいては押圧バネ５４に対抗
する液圧の作用に重点を置きノズル本体５１の軸線に対
し直角方向から水液を導入する構成をとるから、構成が
複雑になり且つ耐久性、密封性にも問題がある上、噴出
チップ５６に向かう水液流に対し良好な整流作用を与え
るには問題が多かった。且つまたノズル本体５１の軸線
に対し直角方向から水液を導入する構成をとる場合、既
設の水液供給ヘッダに付設することが困難であり、汎用
性の点でも問題があった。
来の開閉バルブ付ノズルにおいては押圧バネ５４に対抗
する液圧の作用に重点を置きノズル本体５１の軸線に対
し直角方向から水液を導入する構成をとるから、構成が
複雑になり且つ耐久性、密封性にも問題がある上、噴出
チップ５６に向かう水液流に対し良好な整流作用を与え
るには問題が多かった。且つまたノズル本体５１の軸線
に対し直角方向から水液を導入する構成をとる場合、既
設の水液供給ヘッダに付設することが困難であり、汎用
性の点でも問題があった。
【０００５】尚又、従来の開閉バルブ付ノズルにおいて
は、水液の供給停止後開閉バルブが閉鎖して噴出チップ
５７から相対的に長時間水液が流出することなく、水液
の切れを良好としている。しかしながら、ここで高圧の
水液供給を停止することなく、開閉バルブを閉鎖して水
液の切れを良くし且つ又開閉バルブを開放して水液を噴
出することは出来ないものであった。
は、水液の供給停止後開閉バルブが閉鎖して噴出チップ
５７から相対的に長時間水液が流出することなく、水液
の切れを良好としている。しかしながら、ここで高圧の
水液供給を停止することなく、開閉バルブを閉鎖して水
液の切れを良くし且つ又開閉バルブを開放して水液を噴
出することは出来ないものであった。
【０００６】しかして本発明の目的は上述の従来技術の
問題点を克服し、構成が簡潔で、耐久性並びに密封性に
優れる上、ノズル本体内を流動する水液流における整流
効率も良好な高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズルを提
供することにある。又、本発明の他の目的は、上述の高
圧の水液流の高圧はそのまゝで、開閉ピストンバルブを
開閉することにより、必要とする個所のノズルを選択し
て、他は高圧水液流を噴出している間に、ノズル噴射の
開閉を行うことの出来るところの油圧による高圧作動開
閉ピストンバルブ付ノズルを提供することにある。更
に、本発明の他の目的は、各構成部品の組付並びに分解
作業が極めて容易な構造となっているので、部品を必要
に応じて容易に交換可能とし、メンテナンス性の良好な
高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズルを提供することに
ある。
問題点を克服し、構成が簡潔で、耐久性並びに密封性に
優れる上、ノズル本体内を流動する水液流における整流
効率も良好な高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズルを提
供することにある。又、本発明の他の目的は、上述の高
圧の水液流の高圧はそのまゝで、開閉ピストンバルブを
開閉することにより、必要とする個所のノズルを選択し
て、他は高圧水液流を噴出している間に、ノズル噴射の
開閉を行うことの出来るところの油圧による高圧作動開
閉ピストンバルブ付ノズルを提供することにある。更
に、本発明の他の目的は、各構成部品の組付並びに分解
作業が極めて容易な構造となっているので、部品を必要
に応じて容易に交換可能とし、メンテナンス性の良好な
高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズルを提供することに
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記の目
的は、ノズル後端部の水液導入口部１１の下流に高圧作
動開閉ピストンバルブアセンブリー１４が連結され、該
ピストンアセンブリー１４の下流にノズルアセンブリー
２６を連結し、ノズル先端部に噴出チップ２１を装着し
た油圧式高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズル２７にお
いて、該油圧式高圧作動開閉ピストンバルブアセンブリ
ー１４にはノズル軸線上の水液導入口１１の下流側に開
閉ピストンバルブボディ１内に複数の水液流路１２が配
設され、ついで更に下流側のバルブシート２の水液流路
１３を開閉すべく設けられたバルブディスク４をピスト
ン動作可能に支持している油圧ねじシリンダーアセンブ
リー８が設けられ、油圧ねじシリンダー７内には油圧開
閉ピストン５が設けられ、該油圧ねじシリンダー７内の
油圧開閉ピストン５がバルブ開閉用高圧作動油回路１０
より送り込まれた高圧油によるピストン動作でその先端
に設けられたバルブディスク４がバルブシート２に押圧
され水液流路１３を閉鎖する、又バルブ開閉用高圧作動
油の送入を停止した場合には油圧ねじシリンダー７内の
油圧開閉ピストン５がスプリング６のスプリング力で引
張られバルブディスク４はバルブシート２から開離され
て水液流路１３を開くことを特徴とする油圧式高圧作動
開閉ピストンバルブ付ノズルにより達成される。
的は、ノズル後端部の水液導入口部１１の下流に高圧作
動開閉ピストンバルブアセンブリー１４が連結され、該
ピストンアセンブリー１４の下流にノズルアセンブリー
２６を連結し、ノズル先端部に噴出チップ２１を装着し
た油圧式高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズル２７にお
いて、該油圧式高圧作動開閉ピストンバルブアセンブリ
ー１４にはノズル軸線上の水液導入口１１の下流側に開
閉ピストンバルブボディ１内に複数の水液流路１２が配
設され、ついで更に下流側のバルブシート２の水液流路
１３を開閉すべく設けられたバルブディスク４をピスト
ン動作可能に支持している油圧ねじシリンダーアセンブ
リー８が設けられ、油圧ねじシリンダー７内には油圧開
閉ピストン５が設けられ、該油圧ねじシリンダー７内の
油圧開閉ピストン５がバルブ開閉用高圧作動油回路１０
より送り込まれた高圧油によるピストン動作でその先端
に設けられたバルブディスク４がバルブシート２に押圧
され水液流路１３を閉鎖する、又バルブ開閉用高圧作動
油の送入を停止した場合には油圧ねじシリンダー７内の
油圧開閉ピストン５がスプリング６のスプリング力で引
張られバルブディスク４はバルブシート２から開離され
て水液流路１３を開くことを特徴とする油圧式高圧作動
開閉ピストンバルブ付ノズルにより達成される。
【０００８】
【作用】上述の構成をとる本発明の油圧式高圧作動開閉
ピストンバルブ付きノズルによれば、水液の流れ方向に
進退可能に開閉バルブデイスク４が内装されると共に、
バルブディスク４に対し水液の流れ方向において下流側
に位置するバルブシート２へバルブディスク４が高圧油
により作動し押圧、着座する構成をとるから、全体が単
に棒状を呈するような構成にし得る。
ピストンバルブ付きノズルによれば、水液の流れ方向に
進退可能に開閉バルブデイスク４が内装されると共に、
バルブディスク４に対し水液の流れ方向において下流側
に位置するバルブシート２へバルブディスク４が高圧油
により作動し押圧、着座する構成をとるから、全体が単
に棒状を呈するような構成にし得る。
【０００９】
【実施例】図１を参照するに、油圧式高圧作動開閉ピス
トンバルブ付ノズル２７には、水液導入口１１を有する
アダプター３の下流に油圧式高圧作動開閉ピストンバル
ブアセンブリー１４が連結され、該油圧式高圧作動開閉
ピストンバルブアセンブリー１４には、油圧ねじシリン
ダーアセンブリー８が内装され又複数の水液流路１２が
配設され、水液流の下流側に水液流路１３を有するバル
ブシート２が接続される。ついで水液流の下流側にデス
ケーリングノズルアセンブリー２５につづいて噴出チッ
プ２１を有するチップアセンブリー２２が接続され、そ
れぞれキャップ２３並びにキャップ２４によって組立て
られ、油圧式高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズル２７
のノズル本体が形成される。
トンバルブ付ノズル２７には、水液導入口１１を有する
アダプター３の下流に油圧式高圧作動開閉ピストンバル
ブアセンブリー１４が連結され、該油圧式高圧作動開閉
ピストンバルブアセンブリー１４には、油圧ねじシリン
ダーアセンブリー８が内装され又複数の水液流路１２が
配設され、水液流の下流側に水液流路１３を有するバル
ブシート２が接続される。ついで水液流の下流側にデス
ケーリングノズルアセンブリー２５につづいて噴出チッ
プ２１を有するチップアセンブリー２２が接続され、そ
れぞれキャップ２３並びにキャップ２４によって組立て
られ、油圧式高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズル２７
のノズル本体が形成される。
【００１０】一方、油圧ねじシリンダーアセンブリー８
内には油圧ねじシリンダー７、油圧開閉ピストン５、ス
プリング６、並びにバルブディスク４が内装される。油
圧開閉ピストンは油圧ねじシリンダー７にピストン動作
可能に支持され、下流側にバルブディスク４を装着し、
バルブ開閉用高圧作動油回路１０から高圧油が流入する
とバルブディスク４が下流側のバルブシート２を押圧、
着座する構成をとる。高圧油の流入が停止するとバルブ
ディスク４は水液流の高圧力とスプリング６の力でバル
ブシート２から開離して水液流路１３を開く。またノズ
ルアセンブリー２６内にはガイドアダプター１５、１
６、チップホルダー１７、並びに整流部材１８により整
流効果のある水液流路１９が形成される。
内には油圧ねじシリンダー７、油圧開閉ピストン５、ス
プリング６、並びにバルブディスク４が内装される。油
圧開閉ピストンは油圧ねじシリンダー７にピストン動作
可能に支持され、下流側にバルブディスク４を装着し、
バルブ開閉用高圧作動油回路１０から高圧油が流入する
とバルブディスク４が下流側のバルブシート２を押圧、
着座する構成をとる。高圧油の流入が停止するとバルブ
ディスク４は水液流の高圧力とスプリング６の力でバル
ブシート２から開離して水液流路１３を開く。またノズ
ルアセンブリー２６内にはガイドアダプター１５、１
６、チップホルダー１７、並びに整流部材１８により整
流効果のある水液流路１９が形成される。
【００１１】更にチップアセンブリー２２にはチップボ
ディー２０と、このチップボディー２０内に装着された
噴出チップ２１とが含まれており、噴出チップ２１の開
口は水液流路１９を経て整流された水液を所望の噴出パ
ターンで好適に放出可能に設けられている。
ディー２０と、このチップボディー２０内に装着された
噴出チップ２１とが含まれており、噴出チップ２１の開
口は水液流路１９を経て整流された水液を所望の噴出パ
ターンで好適に放出可能に設けられている。
【００１２】しかしていま水液導入口１１より水液の供
給が行なわれ、この水液の圧力と、油圧開閉ピストン５
を作動する高圧油の送入が停止したとき、スプリング６
の力とでバルブディスク４がバルブシート２から開離し
て水液が前進する。ここで水液は水液導入口１１から開
閉ピストンバルブボディ１内の複数の水液流路１２を通
過して水液流路１３、水液流路１９を流動し、その間整
流部材１８を経て整流され、液圧の低下が最小限に抑え
られて噴出チップ２１の開口から好適に噴出される。こ
のとき噴出された水液はデスケーリングノズルアセンブ
リー２６内で良好に整流され、且つ流路１９が充分に長
手に設けられて噴出圧が高められているから、圧延鋼板
に対し所望の衝突圧をもって当たり、有効なデスケーリ
ング作用が実現される。
給が行なわれ、この水液の圧力と、油圧開閉ピストン５
を作動する高圧油の送入が停止したとき、スプリング６
の力とでバルブディスク４がバルブシート２から開離し
て水液が前進する。ここで水液は水液導入口１１から開
閉ピストンバルブボディ１内の複数の水液流路１２を通
過して水液流路１３、水液流路１９を流動し、その間整
流部材１８を経て整流され、液圧の低下が最小限に抑え
られて噴出チップ２１の開口から好適に噴出される。こ
のとき噴出された水液はデスケーリングノズルアセンブ
リー２６内で良好に整流され、且つ流路１９が充分に長
手に設けられて噴出圧が高められているから、圧延鋼板
に対し所望の衝突圧をもって当たり、有効なデスケーリ
ング作用が実現される。
【００１３】一方、バルブディスク４を開閉する油圧式
高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズル２７の油圧開閉ピ
ストン５を作動する高圧油が送入されたとき油圧開閉ピ
ストン５の先端に設けられたバルブディスク４がバルブ
シート２に圧接する。これにより水液の供給が高圧水で
継続されていても、油圧式高圧油の油圧開閉ピストン５
並びにバルブディスク４を押す圧力が高ければバルブデ
ィスク４が閉じて水液を遮断できるから、噴出チップ２
１の開口から継続的な水液の流出が抑止され得る。
高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズル２７の油圧開閉ピ
ストン５を作動する高圧油が送入されたとき油圧開閉ピ
ストン５の先端に設けられたバルブディスク４がバルブ
シート２に圧接する。これにより水液の供給が高圧水で
継続されていても、油圧式高圧油の油圧開閉ピストン５
並びにバルブディスク４を押す圧力が高ければバルブデ
ィスク４が閉じて水液を遮断できるから、噴出チップ２
１の開口から継続的な水液の流出が抑止され得る。
【００１４】上述のように形成された本発明による開閉
ピストンバルブ付きノズル２７によれば図６の線Ｘに示
すように圧延鋼板への衝突圧を増大でき、線Ｙで示す従
来品に比べてデスケーリング作用または冷却作用が大巾
に改善されることが判明している。
ピストンバルブ付きノズル２７によれば図６の線Ｘに示
すように圧延鋼板への衝突圧を増大でき、線Ｙで示す従
来品に比べてデスケーリング作用または冷却作用が大巾
に改善されることが判明している。
【００１５】
【発明の効果】上述のように構成された本発明の油圧式
高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズルによれば水液がそ
の上流端で給水する構成をとるから、構成が簡潔であり
充分な耐久性、密封性が与えられ、且つ水液流に充分長
手の流路を確保するから噴出チップに向かう水液流に対
して良好な整流・圧力増大効果が付与されて圧延鋼板に
対し所望の衝突圧をもって水液流を噴出でき、高度にデ
スケーリング作用または冷却作用を実現できる等々の効
果が達成される。
高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズルによれば水液がそ
の上流端で給水する構成をとるから、構成が簡潔であり
充分な耐久性、密封性が与えられ、且つ水液流に充分長
手の流路を確保するから噴出チップに向かう水液流に対
して良好な整流・圧力増大効果が付与されて圧延鋼板に
対し所望の衝突圧をもって水液流を噴出でき、高度にデ
スケーリング作用または冷却作用を実現できる等々の効
果が達成される。
【００１６】更にまた、開閉ピストンバルブの開閉作動
を油圧式高圧油により作動させるため、水液流の圧力が
デスケーリング作業または冷却作業時の高圧であっても
供給を継続し且つデスケーリングを継続しつづけなが
ら、巾切り等での噴出を停止させたい噴出口を有するノ
ズルの高圧水液流を任意に遮断し停止させることができ
る。水液流の圧力を下降させ又上昇させるという複雑な
装置並びに複雑な操作を除去できるので、デスケーリン
グ作業の効率的運用または高い冷却作業が可能となる。
を油圧式高圧油により作動させるため、水液流の圧力が
デスケーリング作業または冷却作業時の高圧であっても
供給を継続し且つデスケーリングを継続しつづけなが
ら、巾切り等での噴出を停止させたい噴出口を有するノ
ズルの高圧水液流を任意に遮断し停止させることができ
る。水液流の圧力を下降させ又上昇させるという複雑な
装置並びに複雑な操作を除去できるので、デスケーリン
グ作業の効率的運用または高い冷却作業が可能となる。
【図１】本発明による油圧式高圧作動開閉ピストンバル
ブ付ノズルの断面を示す側面図である。
ブ付ノズルの断面を示す側面図である。
【図２】図１のノズルの部分端面図である。
【図３】図１のノズルの部分端面図である。
【図４】図１のノズルの部分端面図である。
【図５】図１のノズルの部分端面図である。
【図６】本発明による油圧式高圧作動開閉ピストンバル
ブ付ノズルと従来品の開閉バルブ型ノズルとの衝突圧を
示すグラフである。
ブ付ノズルと従来品の開閉バルブ型ノズルとの衝突圧を
示すグラフである。
【図７】従来の開閉バルブ内蔵型ノズルの、断面で示す
側面図である。
側面図である。
１ 開閉ピストンバルブボデイ ２ バルブシート ３ アダプター ４ バルブディスク ５ 油圧開閉ピストン ６ スプリング ７ 油圧ねじシリンダー ８ 油圧ねじシリンダーアセンブリー ９ ストレーナー １０ バルブ開閉用高圧作動油回路 １１ 水液導入口 １２，１３，１９ 水液流路 １４ 油圧式高圧作動開閉ピストンバルブアセンブリ
ー １５，１６ ガイドアダプター １７ チップホルダー １８ 整流部材 ２０ チップボディ ２１ 噴出チップ ２２ チップアセンブリー ２３，２４ キャツプ ２５ ノズルボディ ２６ ノズルアセンブリー ２７ 油圧式高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズル
ー １５，１６ ガイドアダプター １７ チップホルダー １８ 整流部材 ２０ チップボディ ２１ 噴出チップ ２２ チップアセンブリー ２３，２４ キャツプ ２５ ノズルボディ ２６ ノズルアセンブリー ２７ 油圧式高圧作動開閉ピストンバルブ付ノズル
フロントページの続き (72)発明者 山本 雅樹 千葉県八日市場市みどり平２−４ スプレ ーイングシステムスジャパン株式会社八日 市場工場内 (72)発明者 明智 康臣 千葉県八日市場市みどり平２−４ スプレ ーイングシステムスジャパン株式会社八日 市場工場内
Claims (2)
- 【請求項１】 ノズル後端部の水液導入口の下流に高圧
作動開閉ピストンバルブアセンブリーが連結され、該ピ
ストンアセンブリーの下流にノズルアセンブリーを連結
し、ノズル先端部に噴出チップを装着した高圧作動バル
ブ付ノズルにおいて、該高圧作動開閉ピストンバルブア
センブリーにはノズル軸線上の水液導入口の下流側の開
閉ピストンバルブボディ内に複数の水液流路が配設さ
れ、ついで更に下流側のバルブシートの水液流路を開閉
すべく設けられたバルブディスクをピストン動作可能に
支持している油圧ねじシリンダーアセンブリーが設けら
れ、油圧ねじシリンダー内には油圧開閉ピストンが設け
られ、該油圧ねじシリンダーの上流側にノズル軸線上に
直角方向に油圧開閉ピストンを作動するバルブ開閉用高
圧作動油回路よりなるもので、前記高圧作動開閉ピスト
ンバルブアセンブリーが、水液導入口を形成するアダプ
ター、該アダプターの下流側に接続する開閉ピストンバ
ルブボディ並びに該開閉ピストンバルブボディに接続す
る水液流路を形成するバルブシートより構成され、キャ
ップ並びに該アダプター、開閉ピストンバルブボディの
ねじによって組付並びに分解されることにより、組付並
びに分解作業を極めて容易な構造とし、かくして部品を
必要に応じて容易に交換することの可能な構造であるこ
とを特徴とする高圧作動バルブ付ノズル。 - 【請求項２】 ノズル後端部の水液導入口の下流に高圧
作動開閉ピストンバルブアセンブリーが連結され、該ピ
ストンアセンブリーの下流にノズルアセンブリーを連結
し、ノズル先端部に噴出チップを装着した高圧作動バル
ブ付ノズルにおいて、該高圧作動開閉ピストンバルブア
センブリーにはノズル軸線上の水液導入口の下流側の開
閉ピストンバルブボディ内に複数の水液流路が配設さ
れ、ついで更に下流側のバルブシートの水液流路を開閉
すべく設けられたバルブディスクをピストン動作可能に
支持している油圧ねじシリンダーアセンブリーが設けら
れ、油圧ねじシリンダー内には油圧開閉ピストンが設け
られ、該油圧ねじシリンダーの上流側にノズル軸線上に
直角方向に油圧開閉ピストンを作動するバルブ開閉用高
圧作動油回路よりなるもので、該油圧開閉ピストンの高
圧作動油によるピストン動作でその先端に設けられたバ
ルブディスクがバルブシートに押圧され水液流路を閉鎖
するが、高圧作動油の圧力が低下すると油圧ねじシリン
ダー内のスプリングが、バルブディスクがバルブシート
に押圧されて水液流路が閉鎖されていた時には伸張状況
にあった該スプリングが高圧作動油の圧力の低下によっ
て短縮することによりバルブディスクがバルブシートか
ら開離されることを特徴とする高圧作動バルブ付ノズ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34852892A JPH06190430A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 高圧作動バルブ付ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34852892A JPH06190430A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 高圧作動バルブ付ノズル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06190430A true JPH06190430A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18397622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34852892A Pending JPH06190430A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 高圧作動バルブ付ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06190430A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100425891C (zh) * | 2006-12-04 | 2008-10-15 | 苏州有色金属加工研究院 | 轧制油变流量喷射阀 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0217642U (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-05 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP34852892A patent/JPH06190430A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0217642U (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-05 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100425891C (zh) * | 2006-12-04 | 2008-10-15 | 苏州有色金属加工研究院 | 轧制油变流量喷射阀 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971021 |