JPH06189376A - アナログ・ディジタル通信装置 - Google Patents

アナログ・ディジタル通信装置

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Publication number
JPH06189376A
JPH06189376A JP33612892A JP33612892A JPH06189376A JP H06189376 A JPH06189376 A JP H06189376A JP 33612892 A JP33612892 A JP 33612892A JP 33612892 A JP33612892 A JP 33612892A JP H06189376 A JPH06189376 A JP H06189376A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission line
analog
transmission
transmitter
Prior art date
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Pending
Application number
JP33612892A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuji Akiyama
忠次 秋山
Kenji Yamaguchi
賢治 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP33612892A priority Critical patent/JPH06189376A/ja
Publication of JPH06189376A publication Critical patent/JPH06189376A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】伝送路の数を少なくして配線費用を節約すると
共に、信頼性が高く、フィールドバスへの移行を容易と
する。 【構成】制御装置側に、伝送路L0に電磁結合し、その
伝送路に交流信号を重畳させる低周波交流電源手段12
と、伝送路に結合し高周波パルス信号のディジタル送受
信を行う通信手段13とを設け、伝送器TR1,2に、
伝送路に電磁結合する電磁結合手段21と、この電磁結
合手段を介して高周波パルス信号のディジタル送受信を
行う通信手段と、電磁結合手段を介して伝送路に重畳さ
れている低周波交流信号を取り出しその伝送器の動作電
力を得る電源手段23とを設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業計測などにおい
て、アナログ信号とディジタル信号とを同一の伝送路に
より伝送するようにしたアナログ・ディジタル通信装置
に関し、更に詳しくは、アナログ制御信号を出力する制
御装置と、この制御装置からの制御出力を伝送路を介し
て受けるアクチュエータと、伝送路に任意の位置で結合
する伝送器とを備えたアナログ・ディジタル通信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば分散形制御装置(DC
S)やシングルループ・コントローラ等の制御装置と、
これに接続されている各種フィールド機器(温度・圧力
・差圧等の伝送器やバルブ等のアクチュエータ)との間
で行われる信号伝送装置の構成概念図である。
【0003】フィールドに設置されている伝送器TRか
らは、例えば2線伝送路L1を介して、温度・圧力・差
圧等の測定信号PVが制御装置CNTに送られる。制御
装置CNTは、入力した測定信号に基づき、例えば、P
ID制御演算を行い、その演算結果を制御出力MVとし
て、もう一つの伝送路L2を介してバルブ等のアクチュ
エータATに送るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のシステ
ムによれば、制御装置と1台のフィールド機器との間で
それぞれ伝送路が必要となり、分散形制御システムのよ
うに多数の入出力信号を扱うような場合、その施設工事
を含む配線費用が問題となる。この様な問題を解決する
ために、マルチドロップ方式の伝送路(フィールドバ
ス)が検討されているが、これには以下のような問題点
がある。 (a)全てディジタル通信とする必要があり、在来のア
クチュエータやフィールド機器を使用することができな
い上に、1台のフィールド機器が故障すると、バスに接
続されている他のフィールド機器との間での通信に支障
が生ずる。 (b)バルブ等のアクチュエータの通信機能が故障する
と、制御が不可能となる。 (c)異常時のバックアップ機器の接続が困難である。
【0005】本発明は、この様な点に鑑みてなされたも
ので、在来のフィールド機器を使用しながら配線費用を
大幅に節約できるようにするとともに、信頼性の高いア
ナログ・ディジタル通信装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本発明は、アナログ制御信号を出力する制御装置と、こ
の制御装置からの制御出力を伝送路を介して受けるアク
チュエータと、前記伝送路に結合する伝送器とを備えた
通信装置であって、前記制御装置側に、前記伝送路に電
磁結合し当該伝送路に交流信号を重畳させる低周波交流
電源手段と、伝送路に結合し高周波パルス信号のディジ
タル送受信を行う通信手段とを設け、前記伝送器に、伝
送路に電磁結合する電磁結合手段と、この電磁結合手段
を介して高周波パルス信号のディジタル送受信を行う通
信手段と、電磁結合手段を介して伝送路に重畳されてい
る低周波交流信号を取り出し当該伝送器の動作電力を得
る電源手段とを設けたことを特徴とするアナログ・ディ
ジタル通信装置である。
【0007】
【作用】伝送路上には、制御装置からアクチュエータ側
へ送られるアナログ信号と、制御装置と伝送器との間で
行われるディジタル通信のための高周波パルス信号と、
各伝送器側への電力となる低周波交流信号とが乗る。各
伝送器は、伝送路に対して任意の位置で電磁結合し、低
周波交流信号を取り出して自身の動作電力を得るととも
に、高周波パルス信号を用いて例えば測定信号の伝送な
ど制御装置側との間でディジタル通信を実行する。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて本発明の一実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成概念図
である。図において、CNTは制御装置で、分散形制御
システムあるいはシングルループ・コントローラであ
り、内部には例えばPID制御演算部11を有してい
る。L0はこの制御装置CNTとフィールド機器とを結
ぶ一つの伝送路、ATはバルブ等のアクチュエータで、
伝送路L0を介して、例えば、4〜20mAのアナログ
電流信号の制御出力MVを受ける。TR1,TR2は伝
送路L0に結合する各種フィールド機器(温度・圧力・
差圧等の伝送器)で、伝送路L0に対して任意の位置で
結合できるように、電磁結合手段21を備えている。電
磁結合手段21としては、例えばトランスが用いられ、
伝送線路に対してクリップオン形式で結合するような構
成となっている。
【0009】制御装置CNTにおいて、12は伝送路L
0に電磁結合し例えば14KHz程度の低周波数の交流
信号を重畳させる低周波交流電源手段、13は伝送路L
0に結合し、例えば、1Mbit/s程度の高周波パル
ス信号のディジタル送受信を行う通信手段である。ここ
では、通信手段13はコンデンサを介して伝送路L0に
結合した例であるが、電磁結合する構成であってもよ
い。
【0010】各伝送路TR1,TR2において、22は
電磁結合手段21を介して高周波パルス信号のディジタ
ル送受信を行う通信手段、23は電磁結合手段21を介
して伝送路L0に重畳されている低周波交流信号を取り
出し、伝送器の動作電力を得る電源手段である。図2
は、伝送器TRの更に詳細を示す構成ブロック図であ
る。この図において、31は温度や流量を検出するセン
サであり、32はこのセンサからの信号をディジタル信
号に変換するA/D変換器、33はメモリ、34はマイ
クロプロセッサである。このマイクロプロセッサは、セ
ンサ31からの信号に対して所定の演算を行ったり、通
信手段22を含む各種部分の制御動作を行うものであ
る。35は入出力インターフェース、36はマイクロプ
ロセッサ34での信号処理結果をアナログ信号に変換す
るD/A変換器、37は信号処理結果をアナログ値で指
示する指示計である。
【0011】通信手段22は、マイクロプロセッサ34
に内部バスを介して接続されており、インターフェース
35を介して出力される信号処理結果を、高周波パルス
信号のディジタル信号とし、電磁結合手段21を介して
伝送路L0に出力したり、電磁結合手段21を介して伝
送された高周波パルス信号のディジタル信号を受信した
りする。ここで、38は必要な高周波パルス信号成分だ
けを抽出するフィルタ回路であり、39は受信パルス信
号の振幅を所定の電圧値E1と比較する比較手段であ
る。
【0012】このように構成した装置の動作を次に説明
する。図3は、伝送路L0上に乗る信号の変化状況を示
す信号波形図である。制御装置CNTにおいて、制御演
算部11は、PID演算結果(制御出力MV)を伝送路
L0に、例えば4〜20mAの範囲で変化するアナログ
電流信号ILとしてアクチュエータAT側に送る。アク
チュエータATは、アナログ電流信号ILだけを例えば
ローパスフィルターを介して取り出し、このアナログ信
号に基づいて動作する。この様な制御出力(操作量)M
Vの伝送は、従来の伝送方式と同様であり、アクチュエ
ータATは既存のものが使用可能となっている。
【0013】制御装置CNTの低周波交流電源手段12
は、伝送路L0に電磁結合手段を介して、例えば14K
Hz程度の低周波数の交流信号ACを出力しており、こ
の交流信号ACは前述したアナログ電流信号ILに重畳
したものとなる。各伝送器TRは、フィールドの任意の
場所に設置され、伝送路L0に電磁結合手段21を介し
て結合している。各伝送器の電源手段23は、電磁結合
手段21を介して低周波数の交流信号AC取り出し、そ
れを整流・平滑すると共に、安定化して自身の動作電圧
EOを得、その電圧をA/D変換器32、マイクロプロ
セッサ34、D/A変換器35、通信手段22等に供給
する。ここで、A/D変換器32は、センサ31からの
測定信号PVをディジタル信号に変換し、マイクロプロ
セッサ34はこのディジタル信号を用いて、例えば、リ
ニアライズ等の信号処理を行うと共に、通信手段22を
制御する。
【0014】マイクロプロセッサ34で信号処理された
測定信号は、インターフェース35を介して通信手段2
2に出力され、ここから、例えば、パルス状に正負方向
に電流値が変化する高周波パルス信号DAがコンデンサ
を介して伝送路L0に送り出される。高周波パルス信号
DAの形態としては、例えば、フラグビットBF、スタ
ートビットBS、送信元を示すアドレスビットBA、測
定値PVを示すデータ(第1ビットB1から第8ビッ
ト)で形成される。データを示しているビットB1〜B
8は、ここでは、論理値「1」のときは正負の方向に電
流値が変化し、論理値「0」のときは、無変化となるよ
うにして、8ビットで1バイトのデータを送信できるよ
うにしている。なお、必要に応じて、所定数のバイトが
ディジタル信号として伝送されるものとする。
【0015】制御装置CNTにおいて、伝送路L0を介
して送られたこの様なディジタル信号は、通信手段13
により取り出され、必要に応じて制御演算部11で利用
される。制御装置CNT側から伝送器TRにコマンドや
データを送信するような場合は、制御装置から送信され
るディジタル信号には、送信先を示すアドレス等が付加
されることとなる。制御装置CNT側から伝送器TRに
コマンドあるいはデータを送信する必要があるケースと
しては、伝送器側にデータの送信を要請するコマンドを
送ったり、伝送器で用いるパラメータを送るような場合
等である。
【0016】この様に制御装置CNTと伝送器との間で
行われるディジタル通信は、パルス状に正負方向に電流
値が変化する高周波パルス信号を用いることで、その平
均値が零となり、低周波数の交流信号ACやアナログ電
流信号ILの伝送には影響のないものとしている。な
お、上記の実施例では、伝送路L0には伝送器が結合さ
れることを想定したが、この様なフィールド機器以外
に、例えばハンドヘルドターミナルと呼ばれるような通
信機器を結合させ、この通信機器と伝送器との間あるい
は制御装置との間でディジタル通信を行うようにしても
よい。また、動作電力を得るための交流信号ACや、デ
ィジタル信号DAの周波数は、互いに識別できるような
周波数を選定すればよく、上記に説明した周波数に限定
されない。また、ディジタル信号の形態も他の規格をと
るようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、制御装置からアクチュエータ側に制御出力を伝送
するのに設けられている伝送路を用いて、電力の供給を
行うとともに、ディジタル通信を行うようにしたもの
で、伝送路の数を少なくでき配線費用を大幅に節約でき
る。また、アクチュエータは4〜20mAの範囲で変化
するようなアナログ直流信号で動作するもので、在来の
アクチュエータを利用することができると共に、伝送路
に結合する機器に故障が生じた場合でも、DC信号を出
力する手動調節器を接続して操作を行うことができる。
【0018】また、伝送器は伝送路に対して電磁結合す
る構成としたことにより、任意の場所で伝送器を伝送路
に結合することができると共に、アクチュエータ等伝送
路に結合する他のフィールド機器との間で多点接地の問
題が起きることはない。従って、信頼性が高く、フィー
ルドバスへの移行が容易なアナログ・ディジタル通信装
置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成概念図である。
【図2】伝送器TRの更に詳細を示す構成ブロック図で
ある。
【図3】伝送路L0上に乗る信号の変化状況を示す信号
波形図である。
【図4】制御装置とこれに接続されている各種フィール
ド機器との間で行われる信号伝送装置の構成概念図であ
る。
【符号の説明】
CNT 制御装置 AT アクチュエータ L0 伝送路 TR1,TR2 伝送器 11 制御演算部 12 低周波交流電源手段 13 通信手段 21 電磁結合手段 22 通信手段 23 電源手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ制御信号を出力する制御装置と、
    この制御装置からの制御出力を伝送路を介して受けるア
    クチュエータと、前記伝送路に結合する伝送器とを備え
    た通信装置であって、 前記制御装置側に、前記伝送路に電磁結合し当該伝送路
    に交流信号を重畳させる低周波交流電源手段と、 伝送路に結合し高周波パルス信号のディジタル送受信を
    行う通信手段とを設け、 前記伝送器に、伝送路に電磁結合する電磁結合手段と、 この電磁結合手段を介して高周波パルス信号のディジタ
    ル送受信を行う通信手段と、 電磁結合手段を介して伝送路に重畳されている低周波交
    流信号を取り出し当該伝送器の動作電力を得る電源手段
    とを設けたことを特徴とするアナログ・ディジタル通信
    装置。
JP33612892A 1992-12-16 1992-12-16 アナログ・ディジタル通信装置 Pending JPH06189376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33612892A JPH06189376A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 アナログ・ディジタル通信装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33612892A JPH06189376A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 アナログ・ディジタル通信装置

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JPH06189376A true JPH06189376A (ja) 1994-07-08

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ID=18295990

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JP33612892A Pending JPH06189376A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 アナログ・ディジタル通信装置

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JP (1) JPH06189376A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6992850B2 (en) 2003-02-24 2006-01-31 Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. Magnetic disk drive reducing influence of rigidity of transmission lines on suspension
JP2019204158A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 横河電機株式会社 可搬型端末装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6992850B2 (en) 2003-02-24 2006-01-31 Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. Magnetic disk drive reducing influence of rigidity of transmission lines on suspension
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